ニューヨークを終えて
ニューヨークダウは、来週にFOMCを控え慎重姿勢となり、前日比140.82ドル安の44,424.25ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.018%下げて4.619%で引けました。
原油価格は、横ばいで、前日比0.03ドル高の74.65ドルで引けました。
金価格は、小動きに終始し、前日比15.0ドル高の2780.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、ロンドン・ホラー劇場(※)となり154.94近辺まで売り込まれる場面もありましたが、大きな買い戻しの動きが、本格化し、ニューヨークオープン時には、156.57近辺をつけ、高止まりしました。その後相次いで発表された、米PMIの非製造業、そしてミシガン大学消費者信頼感指数がそれぞれ予想より悪く、155.51近辺まで急落した後、156.02まで反発しました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
EUR/USDは、1.0464近辺から1.0521近辺まで反発後、1.0488近辺まで緩みました。
EUR/JPYは、163.49~164.07近辺でもみ合いでした。