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2024/10/05

慎重さと大胆さ(予測不能な相場)

不確実な相場では、手持ちのポジションは全部閉じることが鉄則です。

どれぐらいのリスクがあるか、ある程度予測可能な時と全く予測できない時があります。

トレーディングというものは、そもそも、リスクがある程度予測でき、確率的に勝算があると思えばこそできるもので、こうした状況であれば、大胆であって良いと思います。

しかし、ある程度予測ができても、なお思惑がはずれて損失を出すことさえあるわけですから、全く予測不可能な状況の中でポジションを持つことは、ギャンブルと変わりません。

従い、少なくとも言えることは、全く予測がつかない時は、ポジションへの未練は捨てて、ポジションをスクエア(ポジションなし)にすることが賢明です。

結局、当初考えていた方向に相場が動いたという結果になることももちろんありますが、それよりも、損失を出さなかったことに感謝すべきです。

相場はこれ一回限りではありません。

次のチャンスは、いくらでもあります。

儲け損なう恐怖から、予測不可能の相場でポジションを持ち続けることは、大変危険です。

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2024/10/04

リスク感覚を養う(あわてず冷静に)

常に最悪を考えるということが、リスク感覚を養うと思います。

過去にいろいろな不測の事態を経験しました。

プラザ合意、ブラックマンデー、ゴルバチョフソ連大統領誘拐事件、LTCM、バブルの崩壊、米同時多発テロ、リーマンショック、ロシアのウクライナ侵攻(順不同)など、とてもここでは上げきれないぐらいのリスクの発生を経験しました。

今上げた中で、一番煽りを食ったのは、ゴルバチョフ大統領の誘拐事件です。

ニューヨークにいた頃でした。

ドル/独マルクで5千万ドルのショートを持っていて、確か車で帰宅途中、大きな湾の向こうにはロングアイランドが見える海岸線を走っていた時に、携帯電話が鳴り、電話を取ると、相手が東京のディーリングルームのアシスタントで、「ゴルバチョフ大統領が誘拐されました」という連絡でした。

全く唐突な知らせで、これはヤバい!と思いました。

「(ドル/独マルク)相場はどうなっている?」と聞けば、1000ポイント急騰しました」との返事でした。

「それで、私のストップロスはどうなった?」と聞き返すと、「持ち値の200ポイント上でストップロスがつきました」との答えに、正直ホッとしたことがあります。

瞬間1000ポイント飛んだ相場で、200ポイント上で損切れたことは、御の字でした。

上記に上げた他の不測の事態では、正直申し上げて、幸運にもやられていません。

それだけにゴルバチョフ大統領誘拐事件は、私にとっては貴重な経験でした。

たぶん、早めに経験したことで、リスク感覚を早めに身に着けられたからだと思います。

リスク対する対応法を煎じ詰めれば、要は、油断せず、身構える、ポジションを持っているならある一定の緊張感は常に持つ、そしてストップロスは常に入れるということに尽きると思います。

ストップロスがついたら、とりあえず、様子を見ることです。

常に冷静でいることが大変大事です。

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素直でない相場(ひと相場の終わり)

ひとつの相場の材料に対して、マーケットが素直に反応する時と反応しない時があることは、たぶん皆さんも経験されていることと思います。

特に、絶好の売り材料が出たにも関わらず、中途半端なところまでしか下がらなくて、逆に反動の方が大きくなってしまうことが結構あります。

こうした素直に反応しない相場から、マーケットの状況が読み取ることができます。

まず、言えることは、ひと相場が終わりに近づいているということです。

素直でない相場では、それまでの相場のテーマに従って、一方向にマーケットのポジションが大きく積み上がってしまい、いわば飽和状態になっている状況にあります。

そうなると、順張り方向には、相場は思うように進まなくなり、たわいもないような理由で意外なほど反発してしまったりします。

こうなったら、手仕舞いのタイミングと心得て、今までキャリーしてきた順張り方向のポジションを決済することが肝心です。

しかし、この時点で、心の中では、ここで手仕舞ってしまって、相場がそのまま進んでしまったら、馬鹿を見ることになると、手仕舞いに踏ん切りがつかないこともあると思います。

ただ、そう思うこと自体が、ひと相場の終わりが近づいているサインであることは多いと言えます。

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2024/10/03

地下鉄が怖い(レートが確認できない間の不安)

私のインターバンクディーラー時代の話です。

当時、今のようにスマホでレートチェックできる時代ではなく、ロイター社が貸与するポケベル大のポケットロイターという情報端末を各ディーラーが所持していました。

結構、持ち運びも便利で、レートだけでなく情報も見られて重宝していました。

しかし、最大の欠点は、地下鉄、トンネル内では、電波が通じず、リアルタイムのレートが見られませんでした。

そこで、今日のタイトルとなる「地下鉄が怖い」と漏らすディーラーが現れたわけです。
特に、帰宅時が、ロンドンタイムと重なることが多く、当時のロンドンは、今に比べるとはるかに活発で、毎日のように、今よりももっと激しいショートスクイズやロンドン・ホラー劇場(LHT)をやってきました。

そのため、本当に、地下鉄に乗るため地上から地下に降りる前と地下鉄が地上に出る時の間に、レートが大幅に変ることがよくあり、ある意味、ドキドキものでした。

でも、現在でも、寝る前と起きる時は、もちろん寝ている間は、レートは見られませんので、ある意味、ドキドキすることはあると思います。

ともすると寝つきが悪くなってしまうのも、トレーダーにありがちなことだと思います。
あるいは、食事に行ったり、飲みに行ったときも、気になって、たびたびレートチェックすることもおありになるのではないでしょうか。

私も、そうでしたが、最近は、食事に行くなどの場面では、ほとんど見なくなりました。
なぜなら、食事に集中したいからです。

その代わり、相場観は持っていて、食後レートをチェックして見て、自分がイメージするレートと実際のレートの違いをチェックするようにしています。

これは、相場観を養うためには、結構役に立つと思っています。

また、就寝前と起きた時のレートチェックも、然りです。

そういった日頃のトレーニングが相場観を養うと思っています。

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コストが悪い(持ち値が悪い)

コストとは持ち値のことを言います。

「コストが悪い」とは、「持ち値が悪い」ことを言い、ディーラー間の会話ではよく出てくる言葉です。

高値掴み(高値を買ってしまう)とか、底値を叩いてしまう(安値で売ってしまう)とか、売り上がったらさらに上がってしまったとか、買い下がったらさらに下がってしまったということが、コストを悪くする原因になります。

高値掴みや底値叩きは、高値から反落したり、安値から反発した場合、コストが悪くなりますが、ダメだったかと踏ん切りをつけてやめることもそれほど難しいことではありません。

それに対して、コストを改善しようと、売り上がったり、買い下がったりしますと、ポジションがどんどん増えていくことになります。

もしも相場がさらに上がってしまったり、下がってしまったりすると、損失が雪だるま式に大きくなるばかりとなり、大変危険です。

こうしたリスクを避けるためには、思惑と実際の相場展開が異なってくれば、躊躇せずやめることが大事だと思います。

儲かったポジションは、実はそれほどアゲンスト(不利)にはならないものです。

それだけに、ナンピン(売り上がり、買い下がりによるコスト改善)は、避けた方が良いと思います。

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2024/10/02

トレンドとレンジ(それぞれの特性を知る)

私は、レンジ相場では、非常に苦い経験をしています。

トレンド相場からレンジ相場に転換していたことに気づかず、たった3円のレンジ幅の中で、トレンド相場のように、方向感を持って、売り買いしたところ、上がりきらない、下がりきらない相場の中で。暴れまわった挙句に巨額の損失を出し、物も言えないぐらいやられたことがありました。

そして、2カ月間、自主的にペナルティーボックスに入り、頭を冷やしました。

この間、時間だけはたっぷりありましたので、トレンド相場とレンジ相場の違いと特徴について、徹底的に分析しました。

わかったことは、ごく当たり前のことですが、トレンド相場はトレンド方向に一方的に向かうのに対して、レンジ相場は往ったり来たりを繰り返すということでした。

そして、その違いが出るのは、資金のフロー(流れ)が一方向に向けてあるのかないのかによって決まってくることでした。

この資金のフローは、機関投資家、個人投資家、実需などによって作られており、そうしたフローが発生しているかどうかは、常日頃から観察する必要があります。

従って、トレード法も違い、フローのあるトレンド相場では順張り、フローのない相場では、ある程度のレンジ幅を想定して、その中での売り買いに徹することが必要です。

また。トレンド相場にも、レンジ相場にも、終わりがあり、トレンド相場であれば、極端にアップダウンを繰り返すようになると、トレンド相場が終焉を迎えた可能性が高く、そうなると、とりあえず、トレンド相場でキャリーしてきたポジションは、速やかに手仕舞うことが必要です。

一方、レンジ相場では、値幅が極端に狭くなり、その状態が5~6日ぐらい続くと、突然一方向に相場が大きく動き出すことが多く、こうなるともしも動き出した方向と逆のポジションを持っていたら、出来るだけ速やかに手仕舞う必要があります。

こうした、トレンドとレンジの特性を知っているといないとでは、もちろん成績に大きく響きますので、十分な注意が必要です。

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相場を大掴みで見る(スケール大きく見る)

相場を、大掴みで見ることは大切です。

ともすると、目先の値動きに翻弄され、今の相場がどちらに向かおうとしているかがわからなくなることがあります。

そういう時に、あえて日足、週足、月足といった長い期間のチャートを見てみると、相場の全容が見えてきます。

日足、週足、月足のチャートのどれかひとつだけ見るのではなく、すべてを見比べてみると、さらに相場への理解が深まります。

長い期間のチャートを見ると、相場の方向性がわかるだけでなく、その方向に向かう過程におけるレジスタンスやサポートが、どこにあるのかを知ることができます。

その場合は、5、10、25、90、120、200といった移動平均線を見てみたり、過去に安値になったり、高値となったようなひっかかったレベルを確認したりすることが大切です。

複雑な分析手法をあまり使わずに、単純なものを使うほうが役に立つと、過去の経験から思っています。

そして、忘れてはならないことは、相場をスケール大きく見ることを心掛けることです。

あまり、一部の動きだけを集中して見るのではなく、大きな流れがどちらを向いているかを見ることを優先することが大事です。

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2024/10/01

自分を信じること(誰よりも)

初級者の場合は、まだまだ知識不足や経験不足で、「自分を信じる」という域まで達することは難しいかと思います。

しかし、中上級者は、知識もあって経験も十分積んでいるわけですから、あと必要なことは、「自分を信じること」だと思います。

チャートから見ても、過去の経験に照らしてみても、この相場は動くとわかっていても、自分自身が出した結論を信じきれないために相場に入りきれない、もしくはここはいったん撤退と決断しきれないことがあります。

もちろん、自分が下したが結論が絶対に正しいかどうかの保証はありません。

しかし、そこを、あえて「自分を信じること」が、大変重要だと個人的には思っています。

私自身、自分を信じきれない時期がありました。

心の惑いから、マーケットにエントリーしなかったり、損切りを思い止まったりしたことがありましたが、その結果は、「やっぱりあの時の考えで良かったのに」と後悔することがよくありました。

そうした数え切れないほどの経験を経て、「自分を信じること」に決めました。

もちろん、これで良いのかという気持ちは持ちますが、そういう時は、必ず、「自分を信じろ」と自分自身に繰り返し言い聞かせ、エントリーするなり、損切るなりしました。

その結果、うまく行くことが多く、いろいろな知識・経験があっても、最後は「自分自身を信じること」が出来なくてはならないということの大切さを知りました。

「自分を信じること」は、決してたやすいことではありません。

しかし、誰よりも自分自身を信じてあげることが大切です。

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over-sold、over-bought (売り過ぎ、買い過ぎ) 

over-sold(オーバーソールド)は、売り過ぎ、over-bought(オーバーボート)は、買い過ぎのことです。

マーケットが下落を続けると、下げに確信を持つマーケット参加者が増え、そのため、売り過ぎてしまい、反発力が出てきます。

一方、マーケットが上昇を続けると、上げに確信を持つマーケット参加者が増え、そのため、買い過ぎてしまい反落しやすくなります。

つまり、相場が反転するためには、こうした売り過ぎ買い過ぎの状態にならなければなりません。

そのためには、マーケットが売り過ぎるほど、あるいは買い過ぎてしまうほどの説得力のある理由が必要です。

その説得力のある理由があってこそ、簡単には信じないマーケット参加者ものめりこんでいきます。

しかし、そうして、多くのマーケット参加者が、一方向に大きくポジションを傾ければ、相場は反発力を持つようになり、たわいもない理由で、大きく相場は反転するのが一般的です。

したがって、マーケットの何が何でも、売りあるいは買いというムードが高まり、もしもマーケットの大勢と同じ方向のポジションを持っていたら、早々に手仕舞うことが賢明です。

マーケットの大多数が儲かる相場は、そうはありません。

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2024/09/30

追撃的なトレード(順張りトレード)  

「(相場の)天底は、人智では推し量れないもの」と言います。

確かにそうだと思います。

下手に、ここは天井、ここは底と決めて、戻り売りや押し目買いをすると、相場は売ったレベルよりさらに上がってしまったり。買ったレベルよりもさらに下がってしまい、苦しい思いをするものです。

ただし、今までの経験から言えることは、どこまで上がるか天井が見えなくなったとき、あるいはどこまで下がるか底が見えなくなったときが、概して相場の天底になることが多かったと言えます。

しかし、だからと言って、戻り売り、押し目買いを推奨しているわけではなく、実際にその後相場が反落を始めたら追撃的に売り、相場が反発を始めたら追撃的に買うことが、相場への入り方(つまり、順張り)としては、安全だと思います。

たとえば、押し目買いは、下げれば買い下がるわけですが、どこまで下がるかは誰にもわからないことで、ナンピン(買い下がり、売り上がりで平均レートの改善を狙った手法)を続ければ、一見持ち値は改善します。

しかし、下がり続けている限り、常にポジションは改善したように見えながら実勢値よりアゲンスト(不利)であり、買い下がる分アゲンストのポジションは増えるわけで、非常に危険です。

それよりも、下げから反発に転じたら追撃的に買い、さらに次のポイントを超えてきたらさらに買い、そしてまた上がれば買うという、追撃的な買い上げ方式の方が、平均の持ち値は上がっていきますが、実勢値よりは低い持ち値で基本的にはキープできます。

ただし、利が乗れば、段階的に利食っていくということも忘れてはならないと思います。

つまり、受け身的なナンピンよりも、能動的な追撃買いあるいは売りの方が、健全だと私は思います。

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