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2025/06/21

頭としっぽはくれてやれ(トレンド相場は出遅れても問題なし)

限られた値幅の中での上下する相場がレンジ相場であることは、すでにご存知のことと思います。

レンジ相場は、一方向に力強く動いたトレンド相場がエネルギーを放出しきってしまい、エネルギー補給のために、限られた値幅の中で充電しているというイメージで見ています。

充電のレンジ相場から放電のトレンド相場に、再び移行するには、結構な時間を要します。

レンジ相場は、動き出しそうな思わせぶりな動きをよくします。

その思わせぶりに惑われ、思わずポジションを持ってしまい、結局やられてしまうこともよくあることです。

しかし、実際に一方向へ動き出すには、自分で思っている以上に時間が掛かると見ておくべかと思います。

本当にレンジ相場が熟して、新たなトレンド相場に移行するかを見極めるには、日足で、日々の値幅が収束してきているかをチェックすることが大事です。

値幅の収束が進み、さらに上下にヒゲを出しながらも、寄り付きと引け値の幅が狭くなる、いわゆる寄せ線(よせせん)が出現すると、レンジを上下のいずれか一方向に動きだすレンジブレイクのタイミングが近づいている可能性が高まります。

レンジブレイクがダマシである場合もありますので、少しぐらい相場に乗り遅れても良いと思っています。

なぜなら、トレンド相場は、多少のエントリーの遅れがあっても、それを補って余るほどの値幅で動くためです。


トレンド相場は、「頭としっぽはくれてやれ」という気持ちで対応するのが良いと思います。

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2025/06/20

トレーダーにとってのファンダメンタルズ分析(実は心理戦)

私もそうでしたが、テクニカル分析は、ファンダメンタルズ分析よりとっつきが良くまたわかりやすいことから、一般に普及していますが、相場を総合的に分析する上では、やはりファンダメンタルズ分析からのアプローチも大変重要です。

為替における一般的なファンダメンタルズ分析とは、発表される対象国の経済指標から、その国の景気動向や雇用情勢、物価の状況、あるいはもっと広義では金融政策や政治状況を分析することで、対象国通貨が今後どのように推移するかを予測することです。

こう聞けば確かに、ファンダメンタルズ分析に面倒で難解な印象受けることと思います。

しかし、上記のファンダメンタルズ分析のアプローチの仕方は、エコノミストとしての分析法であって、トレーディングによって利益を追求するトレーダーにとしての分析法とは違います。

トレーダーにとってのファンダメンタルズ分析は、各種経済指標や金融政策の発表などに向けて、事前にマーケットがどのような結果を求めていて、そのためにその時点でどのようなポジションをマーケットの大勢が持っているかということを推測することに力点が置かれます。

発表された経済指標や金融政策の内容を深く分析することよりも、たとえば、米雇用統計の非農業部門就業者数の予想値と実際値の違いはどれぐらいあって、それはマーケットの大勢の期待に応えるものだったのかあるいはマーケットを失望させるものだったのかを判断し、売るか買うか様子見するかを決定します。

また、その国の中央銀行の金融政策決定会合において、金融政策を変更したか据置いたかという決定を確認することで、マーケットがどのような反応をするかを予測し、売るか買うか様子見するかを決定します。

つまり、経済指標等の発表によって、マーケットの大勢が、どのような行動に出るかを事前に予測し利益につなげることが、トレーダーにとってのファンダメンタルズ分析です。

知的推理ゲームと思えば、なかなかおもしろいものですし、またテクニカル分析によって予測される相場見通しをファンダメンタルズ分析によって補強することが可能です。

ファンダメンタルズ分析への取っ掛かりは、まずは、新聞やネットで、今、なにがマーケットで話題になっているのかを知ることから始めることをお勧めします。

そして、次の段階で、経済指標の予想に対して結果がどうで、それに対して、マーケットがどのように反応したかをチェックする習慣をつけ、さらに自分なりにマーケットの反応を予測し、実際にトレーディングしてみることです。

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マーケットの大勢の見方を知る(少数派でいる)

恐る恐る相場について行く時は、うまく波に乗れることが多いように思います。

それはなぜかと、私なりに考えてみますと、恐る恐るの相場とは、まだ不確実な要素が多いため、あまり多くのマーケット参加者が同じ方向のポジションを張ってこないためではないかと思われます。

言い換えれば、大勢派の動きに先んじて動いたことによる先行者利益を得られやすいということなのだと思います。

それに対して、マーケットの大勢が確信を抱いてきた相場は、多くのマーケット参加者が同じ方向に集中してポジションを張ってくるために、短期間に売り過ぎ買い過ぎになり、そのために相場が思うように動かなくなり、むしろ反転してしまうことが多いと言えます。

このように、見方の多数派になることは、相場の世界では、決して良いことではなく、少数派であることが、チャンスを掴む秘訣です。

相場を他より先んじて張る、あるいはマーケットの大勢意見となったら潮時と手仕舞いに入ることが、スマートでクレバー(賢い)なトレーディングスタイルだと思います。

そのためには、マーケットの多数派は、今どういう考え方をしていて、どういうポジションを持っているか、常に探っておくことが大切です。

そういう意味から、新聞やネットでの複数の専門家による予想レンジを知るなり、シカゴIMMポジションを見るなりすることは、マーケットのすべてが分かるわけではありませんが、ある程度、大勢の見方が分かり、参考になるものだと思います。

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2025/06/19

ダマシ(フェイク)

相場の世界では、フェイク(fake)とも呼んでいます。

たとえば、タイトなレンジ相場が上に抜けて、レンジが上にブレイクアウトしたと思い、その流れにのって買ったところが、実はダマシで、相場は再びレンジ内に引きずり戻され、投げさせられるということがあります。

こうしたダマシが起きる原因は、相場自体がレンジブレイクするほどには十分にエネルギーがたまっていないことから起きると見ています。

相場の方向性は、結構多くの方が正しく見ていますが、エネルギーがたまり、そして動くタイミングが到来しているかを判断するのは、結構難しく、このタイミングを読み違えることで、損失を被ることはよくあります。

一般的には、動くタイミングは、自分が思っているのよりも遅いこと多いと言えます。

そして、投げさせられた後に、皮肉にも、当初考えていた方向に相場が動き出すことは、珍しくありません。

そうした動くタイミングを見出す上で、ボリンジャーファイブ(期間5、偏差2のボリンジャーバンド)が、完全にとは申しませんが、そこそこ役に立ちます。

上下のバンドがギュッと収斂してきて、平行になると動くタイミングが近づいていることを、結構な確率で示します。

特に、前日に、寄り付きと引け値が接近していて、上下にひげを出す、いわゆる寄せ線が出ると、さらに動く確率が高まります。

また、バンドが収斂しきれていないのに、レンジブレイクしようとするダマシに遭いやすいこともわかります。

私も、かれこれ30年以上、ボリンジャーファイブを見ていますが、動くタイミングを知る上で、結構役に立ちますので、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

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求められる瞬時で的確な判断(トレーダーの必要要件)

過去、お目にかかった著名ディーラーと呼ばれる方々に、共通して言えることは、自分の相場観に固執しないということです。

「この相場、上げだ」と断言していたかと思うと、その舌の根も乾かぬうちに売りに回るなど、日常茶飯事です。

信じてついていくと、彼の相場観の転換に置いてきぼりを食うことも、よくあります。

しかし、相場観に固執しないということは、これぐらいのスピード感を持って相場を見ているということです。

トレーディングの経験が浅いと、見方を変えることが良いことか悪いことか即断する思い切りがまだ身についておらず、どうしても決断が遅れがちです。

その結果、相場の波に乗り遅れることになりますし、下手をすると大きな損失につながることにもなりかねません。

したがい、トレーディングには、瞬時で的確な判断が要求されます。

瞬時で的確な判断をトレーニングするには、日常生活でも、意識的に即断するようにすることが大切です。

日常生活の中には、着る服はどれにするか、昼食は何を食べるか、どちらの商品を買うかなど、判断が必要なことはいくらでもあります。

そうしたもろもろのことを、意識して判断を早め、また的確であったかを見直してみることをお勧めします。

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2025/06/18

トレーディングと効率性(メリハリつけて)

トレーディングに、四六時中関わらなくても良いと思っています。

ただし、1日24時間の中でも、自分の得意な時間帯やマーケットセンター、そして相性の良い通貨ペアを見出すことが、大切です。

時間帯、マーケットセンター、通貨ペアを絞り込めれば、効率良く収益を上げることも可能だと思います。

月間でも、大きなチャンスは2度あると考えています。

その月に2回のビッグチャンスに乗るためにも、四六時中マーケットに関わることで神経が散漫になることを避け、その時を待てるようになることが大事です。

そうした一連の絞込みをすると、実際にトレーディングしている時間はそれほど長くなく、言い換えれば、集中してトレーディングすることで、効率が上がると見ています。

逆にアゲンスト(不利)のポジションを持って、徹夜をするということは、非常に効率が悪いことになります。

フェーバー(有利)なポジションは、利食えてラッキーとどんどん利食う一方、アゲンストのポジションもダメだと思ったら、どんどん止めていき、いったんポジション・スクエア(ポジションなし)にして、頭を冷やすことは、結局、自らを守りながら収益チャンスを広げることになると思います。

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経済指標をどう解釈するか(トレーダーとしての読み方)

経済指標は、毎日のように発表されています。

最近では、ユーロ圏や中国あるいは豪州のような指標にも反応する場面も増えましたが、それでもやはり米経済指標に今のところ最も反応していると言えます。

しかし、米国の指標だからと言って、出る指標、出る指標、それぞれに素直に反応するばかりではなく、マーケット自体の状況に応じて、反応はいろいろです。

それは、その時点でのマーケットのセンチメント、つまり上げるか下げるかの期待感や、そしてポジション状況に応じて、反応が違ってきます。

マーケットセンチメントがブル(強気)だと、上昇期待が強く、決して強くない指標が出たとしても、それでも、買ってくることもありますし、たとえ強い結果だったとしても、既にポジションがロングになっている場合は、上がりきれません。

特に、上昇期待からロングのポジションが溜まっている時の予想外の悪い結果には、パニック的な失望売りとなります。

このように、経済指標を解釈するには、字面(じづら)を鵜呑みするのではなく、発表前にマーケットがどういう結果が出ることを期待し、またどういう結果が出ると失望するか、またその時点のマーケットポジションがどうなっているのかを読んでおくことが大事になります。

それが、エコノミストではなく、トレーダーとしての経済指標の読み方だと思います。

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2025/06/17

思い込み(反動も大きくなる)

マーケットの参加者は、余程のことがない限り、「この相場、上がるしかない」とか、あるいは「下がるしかない」と思い込むことはありません。

しかし、いったんマーケットの多くの参加者が、「上がるしかない」、あるいは「下がるしかない」と思い込むと、相場は猪突猛進することがあります。

たとえば、米雇用統計のような重要な経済指標が、予想より大きく上ぶれたり、下ぶれたりした時や、米FRB議長や日銀総裁が予想外の見解を示した時などは、急速に思い込みが強まり、あっという間に、ポジションは一方向に偏ります。

ただし、思い込みが投機筋中心であった場合は、思い込みの反動も大きくなります。

過去にこんなことがありました。

ニューヨーク時代のことですが、ある日、なにも前触れもなく、突然、ニューヨーク連銀がドル/円の売り介入を実施したことがありました。

虚を衝かれたマーケットはパニックとなり、ドル/円は売られ、次に始まった東京までには、介入時点の水準から5円も急落しました。

マーケットは、突然のことに売り遅れたと見え、その後、戻り売りとなりましたが、それによって、急速にポジションはドルショートに傾き、相場は下がらなくなって、逆にジリ高となりました。

その結果、段階的に買戻しが出ることとなり、ショートの損切りに一時介入のスタート点を上回るまで戻してしまいました。

このように、投機筋が思い込んでしまった時は、その反動の方が大きくなることがありますので、注意する必要があります。

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相場のリスクマネージメント’(ロスカット)

相場のリスクとは、価格変動リスクや、流動性リスクなどいろいろありますが、要は損失を被るリスクであり、いかに損失を軽微に抑えるかがリスクマネージメント(リスク管理)ということになります。

そして、具体的な相場でのリスクマネージメントとは、ロスカットです。

ロスカットを、いかにうまく出来るかによって、大きな損失を被ることなく、損失を最小限に留め、逆に収益チャンスに変えることも、状況によっては可能です。

大損につながるロスカットとは、ポジションがアゲンスト(不利)になり、ロスカットレベルに相場が迫ると、当初置いたレベルからさらにアゲンスト方向にオーダーレベルをずらし、ロスカットの執行を避けようとすることによって発生することが多いと言えます。

誰でも、損失を確定することは嫌なものです。

しかし、だからと言って、ロスカットレベルをずらすことは、解決にはつながりません。

ロスカットは、次のトレーディングができるように体力を温存するためにあります。

考えがあって決めたロスカットレベルだと思いますので、基本的には変更せず、ロスカットがついたら、悔しさや焦りによる再エントリーは避け、いったん休むことが大事だと思います。

さらに、中上級者向けには、ロスカットオーダーに頼らず、自らの判断によって、自主的にポジションクローズあるいは倍返しができるようになることが大切です。

倍返しは、勇気がいりますが、損失から利益に切り返すチャンスとなりますので、相場に勢いがあるようであれば試してみるのも一考です。

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2025/06/16

フロー(相場の本質)

相場の本質を突き詰めて行くと、フロー(流れ)なのではないかと考えています。

実際のフローがないのに、精神論的に上げだ下げだと言っても、確かに気合で短期間に相場が動くことはありますが、長続きはせず、無理に売ったり買ったりしたことによる反動のほうが大きくなるものです。

つまり、気合だけの相場は、レンジ相場になることが多いと言えます。

それに対して、とうとうと流れる大河のように、フローが一方向へ流れていくと、トレンド相場となっていきます。

この大河のような流れは、投資家による資金移動の一貫であり、投資妙味のある国・地域へ資金が向かうことによっても生じますが、それ以上に、今資金を置いている国・地域になんらかのリスクが生じて、資金をそのリスクから逃避させようとするために生じることのほうが多いと言えます。

リスクの規模や内容によっては、このフローは、2001年9月11日の米同時多発テロ以降6年に及ぶことも過去にありました。

したがって、今の相場を動かしているフローが、短期的な気合の相場によるものか、あるいは実際に長期にわたる一方向の相場になる可能性があるのかを、見極めることが大事です。

その時点での相場の構造を把握することにより、レンジ相場ならレンジ相場に対応した守りのトレーディングスタイルに、トレンド相場であればトレンド相場に対応した攻めのトレーディングスタイルに、柔軟に切り替えていくことが大切です。

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