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2017/05/20

基本に忠実

私がディーラーになる以前ですから随分昔に読んだ雑誌で、F1レーサーが一般道を運転するのが怖いと語っていて、プロというのはそういうものなのかと思ったことがありました。

そして、曲がりなりにも34年間のディーラー人生を経るにつれ、ああこれがあの時のレーサーが言いたかったことなのかとわかってきました。

それは、車の運転にたとえて言えば、四つ角で車をしっかり停止して道の左右を十分確認しているかとか、突然走行中に道に何かが飛び込んできたら現在の速度でそれより手前で停止できるかあるいはそれを避けられるかとか、走行車線を走っている車を追い越し車線で十分追い越して走行車線に入っているかといった運転の基本が、一般道を走ってみると基本どおりに行われていない場合があって怖いと感じるのだろうということです。

どの分野でも、経験度が増すに連れ、こうした基本に対して忠実になっていくものだと、私は思います。

トレーディングにおける基本とは、相場につきもののリスクをいかにうまく回避するかということだと思います。

私なりに思うリスク回避の基本を以下箇条書きにしてみました。

1.ポジションは、自分の体力相応の大きさにとどめる

2.ストップロスは、遠くても構わないので必ず入れる

3.上げか下げか判断がつかないときはやらない

4.逸る気持ちや儲け損なう恐怖から相場に飛び込まない

5.見方が実際の相場と違っていたら、潔く現実を認めて手仕舞う

6.利食いでも損切りでもひとたび実行したら、相場に未練を残さず休む

7.おかしいと気になったら、気のせいにしない

8.不測の事態発生時には、可及的速やかにその場で取れる最善の策を、まどわず実行に移す

こんなところでしょうか。

要は、相場に対する自分自身の欲望や恐怖といった感情をいかにセルフコントロールできるかが、リスク回避の基本だと言えるのではないかと思います。

2017/05/13

ストロング・フィーリングが湧く  

霞んでよく見えない相場の先が、ある時サーっと霧が晴れて一望に相場を見渡せるようになった時、「ストロング・フィーリングが湧いた」と、よくディーラー同士の会話の中に出てきます。

私が、たまに体験するのは、いろいろな材料があるのに、パズルのピースがうまくはまらないようなじれったい状態が続いていると、ある時なにかをきっかけに、突然、ガチャンガチャンとすべてのピースがはまって、すべてが見渡せるようになる瞬間で、1年に何回かあります。

思わず「ああ、そうだったのか」と言葉に洩らしてしまうほどの感動の瞬間で、気持ちが晴れ晴れとします。

これを、インスピレーションというのかもしれません。

しかし、そういう時に思うことは、やはり日々地道に材料を追いかけていなければ、たぶんこのストロング・フィーリングは湧いてこなかったのだろうということです。

いったんストロング・フィーリングが湧いたなら、それを行動に移す、つまりポジションを持つべきだと思います。

なぜなら、考え尽くしているだけに、あまり負けないように記憶しているからです。

2017/05/06

「投機をなす者、楽悲を戒む」

この言葉を書いた紙ペラが、昔から私のディーリングデスクの上にちょこんと置かれています。

もともとこの言葉を知ったのは、「酒田五法は風林火山」(日本証券新聞社編著)からですが、相場をやる以上は、勝った負けたと、はしゃいだりしょげたりせず常にポーカーフェースであるべきだという戒めと捉え、相場に向かう時々に、チラッとこの言葉を書いた紙ペラを見るようにしています。

勝てば気が大きくなってもっと儲けようという欲望が膨らんで利食わず、折角の儲けを飛ばしたり、また負ければ悔しさのあまりにまた突撃して、物も言えないほどやられてしょげ返る。これを繰り返していては、成長がありません。

勝てば勝つほど浮き立つ気持ちを自制し、負ければ悔しさで熱くなる気持ちをグッと抑えこの負け決して忘れまいと思うことが、次へのステップアップにつながるのではないかと、個人的には思います。

相場の世界、宵越しの金は持たない的な考え方もありだとは思いますし、それはその人ご自身の考え方ですから、とやかく言う問題ではないと思います。

しかし、もし投資としてお考えであれば、ご自分の大切なお金を投資される以上、リターンがあってこその投機だと思いますので、言うは易く行なうは難しの言葉ではありますが、この「投機をなす者、楽悲を戒む」という言葉を、局面局面で、是非思い出して頂ければと思います。

2017/04/22

「彼の後ろに立つな」

昔、ドイツのフランクフルトにある銀行のディーリングルームを訪ねたことがあります。

その理由は簡単で、その銀行がマーケットで激しくディーリングをしていることで有名で、どんな人がやっているのか会ってみたかったからです。

そして、そのディーリングルームで、その激しくディーリングをしている本人に会うことが出来ました。ただし、紹介される前に、彼の部下から、「今から彼を紹介するが、絶対に彼の座っているディーリングデスクの後ろに立たないでくれ。彼は、彼のポジションを他人に見られることに非常に神経質だ。」と説明がありました。

そして、実際に彼に会うことになったわけですが、ギョロ目のおじさんでした。

しかし、いったん相場の話になるとさすがに鋭く、ビシビシと相場はこうだと語ってくれました。

チラッと彼のディーリングデスクをみましたが、ポジションが表示されているらしいPCがあり、正直どんなポジションを持っているのか興味がそそられましたが、彼の部下から厳しく釘をさされていましたので見ませんでした。

ディーラーは、それぞれに癖があります。

私の同僚のディーラーのように、まだブローカー(外為仲介業者)とのやりとりがスピーカーとマイクだった頃、ロックでも聞くようにボリュームを全開にしているのがいると思えば、逆にドイツのデュッセルドルフのディーラーのようにささやきにしか聞こえないほどボリュームを絞っている人もいました。

また、米西海岸のディーラーのように、自宅のベッドの脇にもブローカーからのプライシングが流れるスピーカーを置いて寝ているのもいたりして、離婚しはしないかとこちらが心配するほどでした。

こういったエキセントリック(変人的)な連中が、マーケットには五万といますので、いろいろなことが相場で起きて当り前かもしれません。

2017/04/15

悪夢を乗り越えて

相場に潜むリスクを、たとえば私のようなストラテジストが口酸っぱく言うのと、ご自身が実体験されるのとでは全く違います。

経験された事に恐れるばかりでなく、次のトレーディングに生かしていくこと、今後いつまた起こるかも知れない有事にどう対応するかを考えておくことが大切です。

また、たとえば、相場の激落によって、相場は上げだけでなく下げの相場もあることをご理解いただけると思います。

リスクをとることは、大きな利益を生む可能性と大きな損失を生む可能性との表裏の関係にあります。

但し、大きな利益を残し、小さな損失で済ませることは、ご自身をコントロールすることによって可能です。

一言で申し上げるなら、利益も損失もほどほどにすることを良しとし未練を残さないことが利益を残すコツだと思います。

このコツは、自分自身の欲望と恐怖との闘いとなりますので、なかなか難しいものがありますが、相場を乗り切るには大変重要ですので、どうぞご記憶にとどめておいてください。

2017/04/01

マーケットポジションの読み方

日頃のマーケットコメントで、その時のマーケットポジションがどうなっているという話をよくしますが、具体的にどのようにマーケットポジションを私なりに読んでいるのかをお話し、皆さんのトレーディングに役立てて頂ければと思います。

私は、基本的にプライスリアクション(値動き)つまりマーケットプライスの動きによって、マーケットのポジションを読んでいます。

よくあるケースは、マーケットセンチメントがベア(弱気)であるにもかかわらす、値動きは下がるに下がりきれず、自然と上がってきてしまうような状況で、これは明らかに、マーケットがショートになってしまっており、下がりたくても既に売りすぎて下がれなくなっている状況です。

また逆に、マーケットセンチメントがブル(強気)であるにもかかわらず、高値が更新できずあるいは更新できても一時的で緩んできてしまうような場合は、マーケットポジションは明らかにロングになってしまっていて、上がるに上がれなくなっている状況です。

また、相場の中で最もパワフルな状態であるロスカットが出ている時は、ただただこれ以上損失を出したくないため何でもいいから投げるという状況で、値動きはワンウェイ(一方通行)になりますので、ある意味非常にわかりやすい局面です。

私は、値動きのリズムから、相場を読むことは非常に大事だと思っています。なぜなら、テクニカル分析でも、ファンダメンタルズ分析でもつかみ切れないマーケットセンチメント(市場心理)をよく教えてくれると思うからです。

2017/03/25

ホットポテト

ホカホカのホットポテトはアツアツで手で持ちきれないので、他の人に投げ渡す。受け取った人は、やっぱりアツアツなので、さらに別の人に投げ渡す。

これは、マーケットでポジションが受け渡されていく様子を表現したたとえで、ロンドンのディーラーあたりは、結構、このたとえを使います。

つまり、まず企業や個人投資家といった、いわゆる顧客が、電話やネットを通じて、銀行やFX業者に、たとえばドル買いの注文を出して取引が成立すると、顧客はドルを買いましたから、ドルのロングのポジション(買い持ち)を持ったことになります。

一方、顧客と取引をした相手の銀行やFX業者は顧客にドルを買われたため、ドルのショートのポジション(売り持ち)を持ったことになります。

通常、顧客にドルを買われてショートのポジションの出来た銀行あるいはFX業者は、即刻他の銀行にドルのプライスを聞き、ポジションに見合うドルを買ってショートのポジションを解消します。

ドルを買われた他の銀行は、やはり即刻別の銀行にプライスを聞き取引を成立させ、ドルショートのポジションを解消します。

尚、銀行間では、現在電子ブローキング(電子仲介業者)を通じて電子取引するのがほとんどですので、直接他の銀行を呼ぶことは、ほとんどありません。

この連鎖が、ホットポテトを、1人目から次の人へ、次の人からまた別の人へと受け渡していくのと同じだということです。

それでは、いつまでも尽きることなく、この連鎖が続くのかというと、最終的には輸出企業のようにドルの売り切りの相手や機関投資家のようないったん売ったら当分買わないという半売り切り的な相手が、需給によって彼らが売ってもいいと思う価格になれば、売って連鎖は終了します。

2017/03/18

大振りスイング

損失を出してしまった後、気をつけなければならないことは、どうにか早くかついっぺんに取り戻そうと思う気持ちを、いかに抑えるかということだと思います。

損失を出すと、悔しさも100倍となりますので、細かく利食いを重ねて行けば良いものを、どうにか一気に取り戻したいという気持ちがどうしても働き、トレーディングが荒くなり、これが災いして、さらに損失を膨らませてしまう結果を生みがちです。

それは、野球の負け試合を、この打席で勝ちにひっくり返してやろうと長打を狙い、力一杯の大振りスイングをするのに相通ずるものがあります。

負けるのは簡単です。しかし、負けの試合であればこそ、まずはあきらめず、そして丹念に取り戻していく地道さが実は大切です。

個人的にこのような状況に陥った場合は、まずは、休むことにしています。なぜなら、どうにかして、取り戻そうという気持ちが強く働いている間は、なかなかうまくいきません。欲がなくなってこそ、道は拓けると思っています。

2017/03/11

Mr. Friday

翌週初の相場展開を自分に有利に持っていくことを意図して、金曜の引け値を作ろうと投機筋がニューヨーク時間の午後4時台、特にニューヨーククローズ直前の午後4時台後半に、直接銀行に大口のプライスを聞いてきて、プライスを叩いてきました。

その注文に対して毎回プライスを出す同僚の台湾系アメリカ人ディーラーが、そのお客さんのことを、「Mr. Friday(ミスター フライデー)」と呼んでいました。

よくあの時間帯に、嫌な顔もせずにプライスを出してくれたものです。

私達のチームは、実にニューヨークらしく、”Melting Pot”(人種のるつぼ)で、WASP(※ワスプ)、アイルランド系、ドイツ系、ルーマニア系、ユダヤ系、ベネズエラ系、中国本土系、香港系、台湾系、韓国系のアメリカ人達と日本人で構成されていました。

WASPのやつは、海軍一家の出で、親戚から、「おまえ、(為替ディーラーなんてわけの分からないものやっていて)大丈夫か?」とよく聞かれると言っていました。

彼の曾お爺さんは、ペリー提督とともに日本に来航したそうで、実家には江戸幕府から曾お爺さんに送られた品が家宝としてあるそうでした。

この話を聞いて、とんだところで日本史に触れたもんだと思いました。

どれも懐かしい思い出です。

(※)WASP(ワスプ):ホワイト(W)、アングロ(A)・サクソン(S)、プロテスタント(P)の略で、英国系白人で宗教はプロテスタントという米国の保守本流エリート層を呼びます。

2017/03/04

国境を越えた戦友

私は、ロンドンでの4年間の駐在を終えて、東京のディーリングルームに着任して最初の仕事は、ロンドン時代と同じスワップディーラーでした。

皆さんも、毎日スワップで何ポイント入るとかご関心のあるあのスワップですが、私は、そのスワップでポジションを張っていました。もちろん、オーバーナイト(O/N)と言われる1日物のスワップではなく、期間はもっと長い6ヶ月物とか1年物で張っていました。

スワップディールは、やり方は、ちょっとややこしいので、ここでは省略しますが、要は2国間の金利差が拡大するか、縮小するかを予測して、ポジションを張るトレーディングです。

スワップは、スポットと言われる、いわゆるFXよりも、値動きが小さい分、張る額が何十倍も大きく、かなり大きなポジションを、スポットよりも長期に張ります。

東京のディーリングルームに戻り、リスク許容度がロンドン支店よりもはるかに大きくなったため、私も相当大きなポジションを張っていました。

そうこうしているうちに、最近、ニューヨークから大玉が出ているという話が耳に入り、たちまち、その相手とマーケットでぶつかり合うことになりました。

たしかに、パワフルで、切れるディールをするやつだと感じました。

そんなある夜、今までキャリーしていたポジションを手仕舞おうとした時、彼とブローカー(仲介業者)を通じてぶつかりました。

こちらも、相当大きなポジションを持っていて、いくらでもやる気でいましたし、対する相手もいくらでも受けるぜという感じがひしひしと伝わり、がぶりよつの状態となりました。

結局、金額の下の下までつけて、全額ポジションを閉め、ディールを終えました。

それから、何日かして、国際電話があり、「オレだよ。今香港にいる。明日東京に行くんだけど、会えないか」、やつからでした。

そして、翌日、初めて会いました。パワーを感じるイタリア系のアメリカ人でした。彼は、当時、バンカーズ・トラスト(後にドイツ銀行と合併)、ニューヨークにいたジョー・メモーニというディーラーです。

旧知のように話は盛り上がり、その後、ニューヨークでも再会しました。

アメリカ人は残業しないと言いますが、彼の場合、確かに彼も午後4時には帰りますが、朝オフィスに入るのが午前4時というハードワーカーです。家族思いのいいやつです。

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