習うより慣れろ(日頃から経験を積み重ねる)
国際線のパイロットと国内線のパイロットのどちらが腕が上かという、質問がありました。
もちろん、パイロットにもよると思いますが、傾向的には、国内線のパイロットに軍配が上がるそうです。
何故かと申しますと、国内線のパイロットの方が、国際線パイロットよりも、もっとも危険とされる離着陸の回数が多いためだそうです。
つまり、離着陸の回数が多いほど、操縦の熟練度が上がるということです。
これは、相場の世界でも言えることです。
「習うよりも慣れろ」という言葉もありますが、トレーディングの回数をこなすことで、いろいろな状況を経験し、自分のものにすることは大変大事です。
チャートを見る上でも同様で、チャートを見る回数を増やし、いろいろな局面を頭に刷り込んでいくと、直面する新たな局面をどう解釈すれば良いか、チャートを見るだけでわかってくるものです。
トレーディングも、飛行機の操縦と同じで、刻々と変化する状況に対して、反射的に対応しなくてはならない局面があります。
そうした反射的に対応をするためには、日頃から経験を積み重ねることが大切です。