インスピレーションとイマジネーション
アメリカ人とかイギリス人とテクニカルなことを話していて、いつも思うことは、チャートのラインひとつをとっても、フリーハンドで引いていて、こんなんでいいのという大雑把さです。
几帳面な日本人だったら、少しのラインのズレにも神経を尖らせているのに、彼らのフニャフニャなラインを見ていると、これじゃあ当たるものも当たらんわと思ってしまいます。
しかし、彼らのすごさを感じるところは、はたと思いつく斬新さ(インスピレーション)と、それを大きく膨らませる(イマジネーション)ところだと思います。
ですから、彼らは、チャートはコンピュータにお任せで、そのチャートから何を思いつき、それがどうなるかというストーリーの膨らませ方には、確かに勉強になるところがあります。