消費者物価0.8%上昇
昨年の12月の前年同月比のわが国の消費者物価指数です。かなり高いインフレ率です。
エネルギー価格が上がり、食料品が上がる一方、賃金が伸び悩むというまことに消費者、つまりは労働者にとってつらい状況になっています。
個人的には、やはり働いたら働いたなりの対価を得るということがこの八方塞の状態を打破する道だと思っています。
そんなことをすれば、さらに賃金インフレになるという意見も、もちろんあるでしょう。
しかし、コストカット重視で、人件費を削るのは、やっぱりおかしいです。
働いたことに対するインセンティブ(やる気を起こさせるような刺激)を働く人たちに与えてこそ、初めて働く人たちに更なるやる気を生み、そして良好な企業業績が生まれると思います。
社員の貢献に対しては、相応の対価を払う、それがあたり前だと思いますし、それにより何倍もやる気が増せば、企業にとっても結果良しと思っています。
問題は、社員にどうやる気を出させるかということではないでしょうか。
卑近なたとえではありますが、「豚も褒めれば木に登る」がキーワードだと思っています。