おあずけ
FRBは、予想通り0.25%の引き下げを決定しましたが、FOMC終了後に発表した声明文では、利下げを打ち止めにするかどうか、明確な言及はありませんでした。
しかし、ニューヨークマーケットでは、利下げ余地は残されたというのが、引け前後の見方のようです。
FOMCから確たる今後の方向性を得られなかったことで、マーケットの関心は、明日2日(金)の米雇用統計に移ったものと思われます。
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FRBは、予想通り0.25%の引き下げを決定しましたが、FOMC終了後に発表した声明文では、利下げを打ち止めにするかどうか、明確な言及はありませんでした。
しかし、ニューヨークマーケットでは、利下げ余地は残されたというのが、引け前後の見方のようです。
FOMCから確たる今後の方向性を得られなかったことで、マーケットの関心は、明日2日(金)の米雇用統計に移ったものと思われます。
ドル/円、クロス円は、2003年3月以来の最低に落ち込んだ4月の消費者信頼感指数を受けて、投機の市場であるニューヨークで突っ込んでしまったため、反発のエネルギーが出来てしまいました。
ただ、これでドル/円、クロス円の下げが終わったとは思っていません。
いずれにしても、日本時間1日(木)午前3時15分頃発表の米FOMCの決定内容と声明文待ちです。
29日(火)、30日(水)の米FOMCを控えて、利下げ休止観測から、先週買い過ぎたドルロングポジションを落とす動きとなりました。
日本時間5月1日(木)午前3時15分頃発表されるFOMCの金融政策の決定内容とその後公表される声明文が出るまでは、動きづらい展開になるものと思われます。
27日(日)に行われた衆議院山口2区補欠選挙での民主党の勝利、自民党の敗北が、少しは円売りにつながるかと見ていましたが、今のところ、あまり相場には影響がなく、静かです。
それよりも、米金融機関の信用リスク後退からのドル高見通しは、かなり台頭しているもようです。
当面、ドルの上げ余地があることは確かです。
ただし、先々週後半ぐらいから、急速に米金融機関の信用リスクの後退、それに伴う米FRBによる米利下げ休止観測が強まっていますが、個人的には、どうも楽観的過ぎるのではないかとどうしても思われ、今のドル相場にしても、単に下がるために必要なドルロングポジションの積み上げのために上がっているように思えてなりません。
そのあたりのことは、今週の米FOMCの結果と声明でクリアとなるものと思われますので注目です。
ドルの買戻しも、とりあえずは一服しました。
ただ、来週に向けて、さらにドルの上値を試そうとする意志は感じられます。
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。
小堀屋本店
千葉県佐原市佐原イ505
0478-52-4128
意地が悪いようですが、おいしいところを教える以上、この情報をもとにご自分で探してみてください。
佐原は、今から200年前の江戸時代中期に、初めて実測による正確な日本地図 を作製するという大事業を達成した伊能忠敬(いのう ただたか)の出身地として有名なところです。
また、佐原自体、利根川水運を利用して商業の町として栄え、江戸時代そして明治時代の名残をとどめる建物がたくさん残っていて、はじめて行った時には、自分の無知を恥じるほど、本当に感激したところです。
運河を船で周遊するツアーがあったり、みりんの専門店があったりで是非お時間があれば訪ねてみることをお勧めします。
さて、そんな佐原の中央にある小堀屋本店ですが、1782年創業のお蕎麦屋さんです。
ここの名物は、黒切りそばです。その名の通りそばが真っ黒です。これは、日高産の昆布を混ぜ込んでいるためで、食べてみると艶やかで実に美味です。
お店自体、かなり時代掛かっていて風情があり、こんな東京から近いところに、こんなに時間が止まったようなところがあるのかと、改めて思った次第です。
ドル/円と相関関係にある米国債10年物利回りは、先週末以来、引け値ベースで3.70%前後で推移していましたが、昨日、暫定値ながら3.83%で引け、一段の上昇を見せました。
EUR/USDと相関関係にある原油価格は、昨日下落に転じ、USD/CHF(ドル/スイスフラン)と逆相関にある金価格は昨日大幅下落して引けています。
ドルとの関連プロダクツの動きを総合すれば、ドルの上昇を示して昨日のニューヨークを終えており、当面ドルの上値を模索することになると思われます。
ドル/円で言えば、105.00近辺、EUR/USDで言えば1.5600近辺、USD/CHFで言えば1.0400近辺が目先のドルのレジスタンスとなると見ています。
来週のFOMCを控えて、ドル相場の転換点となる可能性が出てきています。
EUR/USDは、一昨日、1.6000を突破しても1.6020で頭打ちになったことから、昨日はユーロロングのポジション調整となり、ドル/円もそれに連れて、103円台後半に上昇したもようです。
しかし、この一事をとって、ドル安が終わったと見るのは早計に思われます。
EUR/USDは、原油価格が続伸したことから、一時1.6000台に乗せ、今(午前7時前)も1.6000に絡んでおり、まだまだ上げは一服していません。
ドル/円も、EUR/USDの上げ(ドル安)に出遅れてはいますが、やや頭が重くなっており、少なくとも、大きく上昇するのには、無理がきているものと思われます。ゆっくり反落していくのではないかと見ています。
米バンク・オブ・アメリカの決算内容が予想より悪かったことから、米金融機関の業績悪化懸念が再燃したことが、昨日のドル売りの理由とされていますが、あくまでも後付けの理由だと思われます。
ドルのショートカバー(買戻し)が一巡すれば、再びドルは下落するという弱い地合いが続いていること示していると見ています。
原油価格が高値を更新していることもあり、引き続きEUR/USDは、1.6000が照準内に入っています。
先週金曜の流れを汲んで、ドル/円、クロス円の買いになってきています。
とりあえず、買うだけ買うのだと思いますが、ドル/円に関しては、104.00以上は、輸出企業からのドル売りも多いでしょうから、そう簡単には上がらないものと見ています。
週足のU.S.Dollar Indexを見ますと、これだけ派手にドル/円でドル買いが入ったように見えますが、依然ドルは総合的にはレンジ相場が続いています。
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
尚かつIndexの値幅が収斂してきており、もしかすると本当の意味でドルがレンジ相場からトレンド相場への変わり目が近づいていること示している可能性があり、十分注意しておく必要があります。
4月初めから積み上がっていたドル/円、クロス円のショートが一掃される展開となりました。
しかし、たとえば、ドル/円の週足でみると、依然としてあくまでも下げの調整に過ぎず、ショートカバーの一巡とロングポジションの造成が進めば、再び下落に転ずるものと思われますので、来週はじっくりと売り場探しの週になるのではないかと見ています。
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。
とんかつとんき
東京都目黒区下目黒1-1-2
03-3491-9928
意地が悪いようですが、おいしいところを教える以上、この情報をもとにご自分で探してみてください。
行列に並ぶのが嫌いな私でも、ここの行列に並ぶことは厭いません。
とんかつは、ヒレ党、ロース党に分かれます。ロース党に言わせれば、あの脂の味がなければ本当のとんかつの旨味はわからないと言いますが、私は、その人その人の好みでいいじゃないかと思っています。かく言う私は、ヒレ党です。
さて、このお店のかつは、本当にカラッと揚がっていて、衣は少し堅いぐらいで肉と分離していることも多いですが、ソースをかけからしを塗り肉と共に食べると、やっぱりうまい!
おかわり自由のキャベツもおいしく、ご飯が進みます。
そして、ここの魅力は、とんかつ自体も去ることながら、店内の清潔さです。
1階は広い調理場を囲むようにしてカウンター席がコの字に囲み、そのカウンターは磨き上げられた白木、そして真中の調理場の床板もよく磨かれています。調理場に立つ人々は、白い調理帽に白い調理服、そして白い長靴と、清潔感にあふれています。彼らの動きは、テキパキとして無駄がなく活気に溢れています。
この雰囲気にさらに食欲が湧いてくる、そんなお店です。
長らくの揉み合いから上方に抜け出してきているEUR/USDに引き換え、ドル/円は100.00-103.00近辺のレンジの中で、単にクロス円の片割れ通貨として買われているのに過ぎないと思われます。
EUR/USDは、依然1.6000手前のオプション絡みの防戦売りにプロテクトされていますが、いずれにしても、このままで上値トライが済むとは思えず、1.6000が突破してくると、ドル/円も売りに転ずるのではないかと見ています。
原油価格は続伸しましたが、原油と相関関係にあるEUR/USDは、結局1.6000手前のオプション絡みの防戦売りをこなしきれませんでした。
しかし、ドル/円と相関関係にある米10年物国債利回りが上昇し、しかもクロス円と相関関係にあるニューヨークダウが上昇したことから、ドル/円、EUR/JPYを始めとしたクロス円の上昇となりました。
ただ、最終的には、ドル売りの相場になるものと、個人的には見方は変えていません。
ドル/円は、101.06近辺にあった日足の一目均衡表の雲の下限を上抜いて雲の中でのニューヨークの引けとなり、レンジ相場に変わりはありませんが、102.92近辺にある雲の上限あたりまでの上げ余地が出てきています。
従い、中途半端なところで売り上がると、苦しい目に遭いますので、売るにしても良く引きつけて売るように心掛けるべきでしょう。
ニューヨークダウの底堅さに、クロス円が上昇し、ドル/円は反発する一方、EUR/USDなど円以外の通貨は対ドルで上昇(ドル安)しました。
まだまだレンジ相場の中での動きにとどまっています。焦らずいきましょう。
今のところ(午前7時前)、先週末のG7の共同声明からのインパクトは、EUR/USD、USD/CHF(ドルスイスフラン)といったこれまでのドル安のリーディングカレンシーでドル買いとして出ていますが、総じて言えば、限定的です。
特に、ドル/円も上げたとは言え、上げが限られている印象です。
そのため、EUR/JPY、CHF/JPYが下落しています。
11日(金)ワシントンで開催されたG7後採択された共同声明では、為替相場に関して「主要通貨において時として急激な変動があり、我々はこれらが経済及び金融の安定へ与えうる影響について懸念している」と表明し、従来の「為替相場は、各国のファンダメンタルズに基づく」とする表現から変わっています。
この表現の変化は急激なドル安をけん制するもので、月曜のマーケットでは、一時的かもしれませんが、ドル買いとなって反応する可能性がありますので、昨日の翌週初の見方はいったん棚上げし、月曜のマーケットの展開を見たいと思います。
ドル/円、クロス円の重さを確認した形でのニューヨークの引けとなりました。
来週は、さらに下値を試していくものと見ています。
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。
餃子会館
長野県軽井沢町旧道812
0267-42-5869
意地が悪いようですが、おいしいところを教える以上、この情報をもとにご自分で探してみてください。
軽井沢の旧軽銀座入り口手前右手の路地にあるお店です。
観光地だけに、観光バスで来た観光客の皆さんを自由時間で送り出した後、バスの運転手さんやバスガイドさんが来るお店と聞けば、おいしいお店なのがおわかりいただけるのではないかと思います。
お店の名前どおり、餃子がとてもおいしく、それにけんかしないボリュームのラーメン、チャーハンなど、とてもバランスが良い感じです。
私は、ここの(醤油)ラーメンが好きですが、塩ラーメン、味噌ラーメン、チャーハンどれもおいしいです。
ここの(醤油)ラーメンは、麺は縮れ麺で、スープはいわゆるあっさり系ですが、すするほどにコクを感じます。
軽井沢と言えば気取ったイメージがありますが、このお店のように実質的でおいしいお店も元気に頑張っています。
ドルは、東京、ロンドンと売り込まれ、ニューヨークにも更なる下落を期待したものの、米株式の反発に遭い、あえなくショートカバーとなりました。
これだけ簡単に戻してしまうところに、マーケットが依然としてレンジ相場の中にあり、レンジを上でも下でも、いずれにしても抜けていくだけのパワーがまだ足りないことを示しているものと思われます。
昨日のニューヨークで、米国10年債利回りの低下にドル/円が下落、原油価格の上昇にEUR/USDが上昇、金価格の上昇に逆相関の関係にあるUSD/CHF(ドル/スイスフラン)が下落といった動きになりました。
徐々にドル下げ方向に舵が切られてきたように思われます。
ニューヨークは、最終的に米株式が値を戻したことから、クロス円が買われ、ドル/円も押し上げられました。
いずれにしても、レンジ相場の範囲内の動きに終始しています。
ドル/円と相関関係にある米国債10年物利回りも、クロス円と相関関係にあるニューヨークダウも、レンジ的な動きに終始しており、ドル/円、クロス円のレンジ相場は引き続きそうです。
ただ気になるのは、EUR/USDとの相関関係にある原油価格が再び上昇に転じ始めており、今後のEUR/USDの展開を占う上で、原油価格の動向には注意が必要です。
ドル/円、クロス円とも、目先は下げやすくなってはいますが、あくまでもレンジ相場の範囲内での下げであって、下落トレンドが再開するような地合いではないものと見ています。
今週ですが、当面レンジ相場です。
ここはじっくり相場の動く時を待つ時だと思います。
結局、米雇用統計の悪い結果には抗しきれず、一番ポジション的に出来上がっていた、ドル/円、クロス円のロングの調整が入り、軟化しての引けとなりました。
来週は、これらドル/円、クロス円の新しいレンジが形成されるものと思われます。
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。
龍水楼
東京都千代田区神田錦町1-8
03-3292-1001
意地が悪いようですが、おいしいところを教える以上、この情報をもとにご自分で探してみてください。
まさに街の中華屋さんという店構えに、大丈夫かとお店には失礼ながら思ってしまいますが、ここは、はっきり言ってすごいです。
なにがすごいかというと、料理そのものと主(あるじ)の自分の料理への誇りと愛情がフツフツとにじむ口上です。
料理の中でも特筆すべきは、こちらの名物の子羊のしゃぶしゃぶ「シャンワンヤロウ」とデザートの三不粘(サンプチャン)です。
子羊のしゃぶしゃぶ「シャンワンヤロウ」は、現在の日本のしゃぶしゃぶの原型となる本場中華料理です。子羊肉(ラム)を炭火で沸かした大きなしゃぶしゃぶ鍋でしゃぶしゃぶして、10種類の薬味や調味料を好みで混ぜたものにつけて食べますが、主のお勧めどおり全部入れたものが一番おいしいと個人的にも思います。
デザートの三不粘(サンプチャン)は、歯につかない、箸につかない、皿につかないという意味で、卵、砂糖、ラード、でんぷんを材料にしていますが、これは不思議でしかもおいしいです。
さて、主の口上ですが、滔々(とうとう)と流れる長江の流れの如く、愛する「シャンワンヤロウ」そして「サンプチャン」について、由来やこれらの料理を扱う北京の有名店事情など熱くしかもおもしろおかしく語ってくれます。今まで何度聞いたかわかりませんが、何度聞いてもまた聞きたくなり、思わず誰かに聞かせたくなる口上です。
一般的には、ご紹介した料理が入った5000円か8000円のコースを選ぶことになりますが、予約は5名からとなっていまして、たとえば4名で5人前は受け付けてもらえます。非常に予約が取りづらくなっており、日によっては、3ヶ月先でも取れないことがあります。
また、材料を準備する関係で人数変更、キャンセル等は不可ということになっているようで、絶対行ってやるぞという確固たる決意を持って予約する必要がありますので、その点はご注意ください。
4月1日(火)以来のドル高パニック相場も一服しましたが、本日は3月の米雇用統計の発表が控えており、これが終わってこそ、本当の意味での一服感が出てくるのではないかと見ています。
現在、トレーダー中心の相場なだけに、雇用統計の内容次第で、上げも下げもするでしょうが、結局はもとに戻るようなレンジ的な相場展開になるのではないかと見ています。
ドル/円は、ニューヨークでも、上値を試しましたが、バーナンキ米FRB議長が議会証言でリセッション(景気後退)入りの可能性に言及したことから、上げも一服しました。
一昨日から始まったパニック的なドル買いも、3日目に当たる本日には、落ち着いてくるものと見ています。
ドル/円は上がるとは思いましたが、まさか1日で一時的とは言え102.15近辺をつけるまで上がるとは、正直思ってもみませんでした。
ドルが上がる時には、いろいろそれなりのドル買いの理由が後からついてくるものだと改めて思います。
今日は、輸出企業からの売りも出るでしょうが、下げもほどほどで高値圏での揉み合いになるものと見ています。
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