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2008/07/31

警戒、クロス円動向

新規失業保険申請件数は前週比44,000件増の448,000件に拡大し、過去4週間平均も393,000件と40万件の大台に迫り雇用情勢が一段と悪化した上に、7月の米第2四半期GDP・速報値は1.9%と所得税還付による個人消費増があったにもかかわらず予想の2.3%下回ったことから、米景気の先行きに対する懸念が強まり、ニューヨークダウは前日比205.67ドル安の11,378.02ドルに反落しました。

為替は、上記指標発表後一時ドル売りになりましたが、結局クロス円の売りになり、クロス円でのロングポジションがまだまだ解消されていないことが印象として残りました。

また、ドル/円と相関関係にある、米国債10年物利回りが、暫定値ながら3.98%と4.0%を割り込み(ドル安円高)、また、EUR/USDと相関関係にある原油価格が再び下落し124.08ドルで引けており(ユーロ安ドル高)、この二つのプロダクツ(投資対象)から導き出されるドルを相殺して合成した為替の方向性は、ユーロ安円高ではないかと見ています。

相場のテーマは、米景気後退懸念ではありますが、為替の世界ではクロス円のロングポジション解消に向かうのではと、個人的には見ています。

2008/07/30

明日の米雇用統計をにらんで様子見方針

7月の米ADP雇用統計が発表され、予想-6.0万人対して+0.9万人という結果に、金曜に発表される7月の米雇用統計が好転するのではという期待感が膨らみ、ドル買い、そしてニューヨークダウの上昇となりました。

また、FRBが信用収縮に対処するために導入した流動性供給策について、貸出期間や適用期間の延長を決めたことも、株価を下支え要因となりましたが、一方で、原油価格が急伸し株の上昇を圧迫しました。しかし、結局、前日比186.13ドル高の11,583.69ドルと大幅続伸してニューヨークダウは取引を終えました。

個別には、ドル/円は、108円台の本邦輸出企業の売りオーダーをこなしきれず、また相関関係にある米国債10年物利回りが横這いだったこともあり、108円台前半の揉み合いに終始し、EUR/USDは、相関関係にある原油価格の上昇に、安値から反発、EUR/JPYは、ニューヨークダウの続伸に買いが強まって引けました。

金価格は、昼頃まで下落したのち反発し、逆相関関係にあるUSD/CHF(ドル/スイスフラン)は上げて下げてという動きでした。

本日は、米第2四半期GDP・速報値(予想2.3%)がありますが、やはり今週の最大イベントは、明日の米雇用統計と思われ、それまでは様子見で行きたいと思います。

2008/07/29

ドル/円の上昇に出遅れ感?

原油価格が急落し前日比2.54ドル安となったことや、7月の米消費者信頼感指数が51.9と予想外(予想50.1)に上昇したことから、ニューヨークダウは前日比266.48ドル高の11,397.56ドルと急反発して引けました。

原油価格はサポートを割り込み、EUR/USDは下落したものの、ニューヨークダウの反発にも関わらず、EUR/JPYは上がっておらず。ドル/円と相関関係にある米国債10年物の利回りの上昇傾向も考えますと、ドル/円の上げが出遅れている可能性があり、今後108.60のレジスタンスを試す可能性があるのではないかと見ています。

2008/07/28

EUR/JPY、170.00は近くて遠いレベル

サブプライム・ローン問題に加え、景気低迷による銀行の資産悪化から、米地域金融機関の破綻が相次いでおり、先週25日(金)に新たに2行が業務停止命令を受け、今年だけで計7行が事実上の倒産に追い込まれたことや、国際通貨基金(IMF)が昨日、損失処理の拡大で金融機関は増資が必要になっているにもかかわらず、調達が難しいという現状を世界金融安定性報告に盛り込んだこともあって、金融機関の信用リスク不安が再燃し、ニューヨークダウは、前週末比239.61ドル安の11,131.08ドルと約2週間ぶりの安値で引けました。

これにより、ドル/円、クロス円は下落して引け、特にEUR/JPYの170.00が、近くて遠いレベルであることを印象付けました。

また、ドル/円の107円台後半から108円前後での滞空時間が長くなってきており、徐々に下落リスクが高まってきているように思われます。

2008/07/27

EUR/JPYに注目

やはり、ドル/円、EUR/JPYを中心とした円売りとなるものと見ています。

特に、個人的にはEUR/JPYに注目しており、170.00の強いレジスタンスが上抜けられるかがポイントだと思います。

これからの展開は

先週がそうであったように、夏休み期間中で、売り切り買い切りの実需的なフロー(流れ)があまりない中で、投機的な売買が中心となっており、上げれば下がる、下げれば上がるを繰り返す相場が今週も続くものと思われます。

したがい、短期的にどんどん利が乗れば利食うというスタンスが良いのではないかと思われます。

2008/07/25

投機筋の泥仕合

経済指標が良かったとはいえ、発表前からドル/円、クロス円の急反発は始まっており、要はポジションが短期間にショートに大きく傾いてしまっていたことがわかります。

また、ニューヨークの午後に入り、スタンダード・アンド・プアーズが、米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)を格下げする可能性を示唆したにもかかわらず、ドル/円、クロス円は高止まりしており、ショートポジションは切れたけれども、ロングにはなっていないことを示していると思われます。

投機ではない本当の資金の流れ(投資資金や外貨準備の国際間での移動)がない薄い夏休み期間のマーケットで投機筋同士の泥仕合が繰り広げられていることを物語っています。

しかし、ドル/円、クロス円は売られても売られても、底堅いという印象が残りました。

ミズラン(Mizlin) Part.23

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

佐久の草笛 
長野県佐久市佐久平駅東21-3
0267-66-3939

意地が悪いようですが、おいしいところを教える以上、この情報をもとにご自分で探してみてください。

長野県の軽井沢から群馬県の北軽井沢のあたりによく行きます。

特に信州は蕎麦どころということで、いろいろなお蕎麦屋さんを巡りましたが、意外とうまい!と思うところがなくて、どうしてかなあと思っていました。

知り合いになったある地元の方が言うのには、信州では蕎麦は家で打つもので食べに行くものではないそうで、さすが、蕎麦の本場です。

その地元の方が、食べに行くならばと教えて下さったのが、このお店でした。

お勧めは、「もり蕎麦」で、普通の1.5倍ぐらいのボリュームがありながら、喉ごしもよく、それこそツルッと食べてしまいました。

しかも、580円ですから、大変お得です。

合わせて頼んだ「かき揚げてんぷら」は、なんと190円ですが、ボリューム感があってしかもカリッとしてうまい!

そして、こちらのお店が商標登録している「雷電蕎麦」(630円)も、試してみたい一品です。

次に、訪ねるのが楽しみなお店です。

2008/07/24

本日のニューヨーククローズに注目

6月の米中古住宅販売件数が486万件(予想494万件)へと大きく減少したことから、ニューヨークダウは反落、前日比283.10ドル安の11,1349.28ドルと約1週間ぶりの安値で引けました。

また、米国債10年物利回りも、暫定値ながら4.02%と大幅に低下しての引けとなり、結果として、ドル/円やEUR/JPYをはじめとするクロス円の下落につながりました。

ニューヨークダウが再び下落リスクが出てきており、そして、今日は金曜日と来週への方向性が出てきますので、本日のニューヨーククローズの水準は、大変重要です。

2008/07/23

クロス円、熾烈な上値抵抗に遭遇

ニューヨークダウは、米政府系住宅金融2社の支援策を盛り込んだ住宅関連法案が週内にもスピード成立する見通しとなったことや、前日に引き続き原油相場が下落基調となったことから、前日比29.88ドル高と多少の上げではありましたが、上昇して11,632.38ドルでの引けとなりました。

米国債10年物利回りは、暫定値ながら4.15%へさらに上昇し、ドル/円も上昇。

原油価格は、3.98ドル安の124.44ドルへ下落で、EUR/USDは下落。

そして金価格は、25.70ドル安の922.80ドルでの引けとなり、逆相関のUSD/CHF(ドル/スイスフラン)は上昇となりました。

一方、ニューヨークダウの上昇にもかかわらず、GBP/JPYを除いてその他EUR/JPYなどのクロス円は上げを試したものの、失敗に終わっています。

しかし、個人的には、クロス円の上値の抵抗が強ければ強いほど、上抜けた時の上昇力は強まるのではないかと見ています。

2008/07/22

各通貨ペア、関連プロダクツと呼応した動き

ニューヨークダウは、朝方、低調な米銀大手ワコビアの2008年第2四半期決算発表を受けて売られる局面もありましたが、その後は、原油相場が下げ幅を拡大させたことをきっかけに反発し、加えてポールソン米財務長官が、政府系住宅金融への支援策の法制化作業が今週中にもまとまるとの見通しを示したことも押し上げ要因となり、前日比135.16ドル高の11,602.50ドルでの引けとなりました。

昨日は、各通貨ペアが相関・逆相関の関係にあるプロダクツ(投資対象)と呼応する動きをしました。

米国債10年物利回りが、暫定値ながら4.10%と上昇して引け、これと相関関係にあるドル/円が上昇。

原油価格が、前日比3.09ドル安の127.95ドルで引けて、相関関係にあるEUR/USDが下落。

ニューヨークダウが、135.16ドル高で引けて、相関関係にEUR/JPYはじめクロス円は強含み。

金価格が、前日比15.20ドル安の948.50ドルで引けて、逆相関にあるUSD/CHF(ドル/スイスフラン)が上昇。

サマーバケーションの時期の調整相場だと思いますが、まだこの調整は続くのではないかと見ています。

2008/07/21

再びクロス円の上値トライ再開か

米銀大手バンク・オブ・アメリカの第2四期決算は前年同期比41%減益でしたが、利益水準は市場予想を上回ったことで、金融機関の経営不安感が後退し、ニューヨークダウは上昇しましたが、その後6月の米景気先行指数が2カ月連続で悪化したことや、メキシコ湾内への熱帯低気圧侵入で石油関連施設に被害が出るとの懸念が強まったことから原油価格が反発し、ニューヨークダウは下落に転じ、結局、前週末比29.23ドル安の11,467.34ドルで終了し、4営業日ぶりに反落しました。

ドル/円、クロス円は、このニューヨークダウの動きをなぞるような展開となりました。

ドル/円で言えば、200日移動平均線が強力なレジスタンスになっていますが、EUR/USDなどその他の通貨ではドル売りが強まっており、クロス円は再び上値を試すことになるのではないかと見ています。

意外に静かな投機筋

東京不在でもっと暗躍するかと思った投機筋は、意外におとなしいです。

ロンドンも、今のところ(15時半頃)小動きで、やはりニューヨークダウ次第のようです。

2008/07/19

これからの展開は

EUR/USDは揉み合いとなる中、ドル/円、EUR/JPYなどクロス円は上値トライとなりそうで、ドル/円は再び108.20近辺を試すことになりそうですし、EUR/JPYは、再び170.00の心理的レジスタンスを試し、抜ければ長期的には182.50近辺を目指す展開となるのではないかと見ています。

結論的には、EUR/JPY、AUD/JPYのような強いクロス円を中心にクロス円の上値トライが主流となるのではないかと考えています。

2008/07/18

来週月曜の祝日は要注意

金曜のニューヨークは、米経済指標の発表がなかったことに加え、前日がニューヨークダウが大商いとなった反動もあり、様子見気分が強かったものの、注目の米銀大手シティグループの決算は3四半期連続の赤字と不振ながら赤字幅が予想を下回ったことが好感され金融株を下支えし、ニューヨークダウは、前日比49.91ドル高の11,496.57ドルと3営業日続伸して引けました。

その他のプロダクツ(投資対象)では、ドル/円と相関関係にある米国債10年物利回りは、暫定値ながら4.08%へさらに上昇しての引け、EUR/USDと相関関係にある原油は、前日比0.41ドル安の128.88ドルとほぼ横這いで引け、CHF(スイスフラン)と相関関係にある金価格は、前日比12.70ドル安の958.00ドルとなりました。

これらを受け、ドル/円、クロス円が、高値引けとなりました。

来週月曜日は、「海の日」で東京市場が休場となりますが、それを良いことに、海外勢がさらにドル/円、クロス円の買いで仕掛けてくる可能性がかなり高そうです。

それが一巡してから、本当の来週の相場になるように思われます。

ミズラン(Mizlin) Part.22

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

とんかつ 勝漫(かつまん)
千代田区神田須田町1-6-1 堀谷ビル1F
03-3256-5504

意地が悪いようですが、おいしいところを教える以上、この情報をもとにご自分で探してみてください。

ここのとんかつは、東京で一番と評価する人がいるほど、おいしいとんかつ屋さんです。

実にこじんんまりとした店構えに、いつもお客さんが一杯です。

とんかつが揚がるまでの時間、ご主人の所作を観察していますと、妥協を許さない鋭い眼光で、調理だけでなく、店全体へも目配りを欠かさず、本当にプロだと感じます。

そして、ヒレ党の私が頼んだ特ヒレかつ定食が、運ばれてきました。

厚手のヒレかつに定番の刻みキャベツが添えられ、赤だしのお味噌汁に、ご飯と香の物という至ってオーソドックスな定食です。

とんかつにつけるものには、特製とんかつソースのほか、塩、おろしポン酢などがありますが、個人的な好みとしては、やはり特製とんかつソースでいただきます。

ソースをかけ、からしを塗り、一口がぶりと食べ、ご飯をほおばり、刻みキャベツを口に運べば、まさに至福のひとときです。うまい!

定食には、ヒレかつのほか、もちろんロースかつもありますし、海老フライ、盛り合わせ、一口かつ、メンチカツなど、冬場には、これまたおいしい蛎フライもあります。

そして、名物なのが大かつ丼で、まさにうまくてボリュームたっぷりの丼で、一度は試したい一品です。

一品料理も充実しており、夜はそれをつまみに一杯という楽しみ方も可能です。

2008/07/17

メリルリンチ格下げ

ニューヨークの遅い時間に、第2四半期で赤字決算を発表した証券大手メリルリンチの格付けを格付け会社ムーディーズが引き下げたことが報道されたことで、ドル/円、クロス円が反落しています。

下げすぎたニューヨークダウの調整続く

米銀大手JP モルガン・チェースの四半期決算が、純利益は前年同期比で半減しましたが、利益水準が市場予想を上回ったことで、ニューヨークダウは上昇を始め、そして午後に入り、原油相場が急続落したことで、ニューヨークダウの上げに弾みがつき、ドル/円、クロス円のショート筋のロスカットが集中し、ドル/円は一時107円台に乗せる場面もありました。

結局、ニューヨークダウは、前日比207.38ドル安の11,446.66と3週間ぶりの高値で引け、原油は、129.29ドルと130ドルを割り込んでの引け、米国債10年物利回りは暫定値ながら4.04%と4%台を回復、そして意外と気になるのは、金価格は970.70ドルと前日比8.00ドル高で引けています。

ドル/円と相関関係にある米国債10年物利回りと、EUR/JPYと依然として相関関係の強いニューヨークダウは呼応した動きをしていましたが、EUR/USDと相関関係にある原油と、USD/CHF(ドル/スイスフラン)と逆相関にある金が、その関係どおりの動きをしておらず、気に止めておきたいと思います。

ドル/円、クロス円については、にわかにできたショートが一掃されたものの、マーケットポジションがロングに傾いているわけではないので、目先保ち合い状態となるのではないかと見ています。

2008/07/16

しばし、一服

ニューヨークダウは、米銀大手ウェルズ・ファーゴの決算内容が良かったことや、原油価格が原油在庫の予想外の増加が嫌気され、一時132ドル割れ寸前まで売られたことなどを好感し、前日比276.74ドル高の11,239.28ドルと1万1000ドルの節目を回復して引けました。

これに加えて、バーナンキ米FRB議長が、為替相場への介入が正当化される状況になりつつあるとの認識を示したことでドル/円、クロス円のショートカバーが出た上に、ドルの全体的な買戻しに拍車が掛かりました。

ドルは、ニューヨークダウの回復に大きく助けられたところはありますが、そのニューヨークダウにしても、売られ続けた調整の範囲と思われますし、FRB議長が為替介入をにおわせたことは、打つ手のほとんどない米当局が、またしても市場にカンフル注射を打って一時しのぎをしたのに過ぎず、その効果は限定的と思われます。

米国のかかえている根本的な問題は、未解決のままです。決して、一夜にして、世の中はばら色には変わりません。

2008/07/15

不安定なマーケット続く

政府系住宅金融会社の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)に対する政府支援策への不信感は消えず、両社株は引き続き売られ、さらに中堅・中小金融機関の経営破綻懸念が一段と増し、ダウの下げ幅は一時227ドルまで拡大し、結局前日比92.65ドル安の10,962.54ドルと、終値ベースでは2006年7月以来2年ぶりの安値で引けました。

米国債10年物利回りは暫定値ながら、3.84%と軟化し、ドル/円の下落と呼応しています。

また、バーナンキ議長は議会証言で、米国経済の成長とインフレ動向について不透明感を強調したことで、株価の下押し材料になりましたが、一方この議長発言を受けて、エネルギー需要の減退観測が広がり原油価格が急反落し、6.44ドル安の138.74ドルでの引けとなり、EUR/USDはこれに連動して反落しています。

しかし逃避先となる金の価格は堅調で、5.00ドル高の978.70ドルでの引けとなり、相関関係にあるCHF(スイスフラン)も対ドルでは基本的には堅調です。

ニューヨークダウは、引き続きもろく、基本的なドル安の流れは変わっていないものと思われます。

また、昨日の東京時間に、渡辺喜美金融担当相がファニーメイとフレディーマックが発行している債券に関して触れて「官民でも(保有残高が)かなりあるので、対岸の火事というわけにはいかない。警戒水準を高くして注視していく」とする発言をしたことで、日経平均が13,000円を割り込んでおり、昨日から円買いが強まっています。

2008/07/14

不安心理は払拭されず

注目されていたフレディマックによる30億ドル(約3200億円)相当の短期債券の入札結果は、昨日米政府・金融当局が政府系住宅金融会社への支援策を発表したことから、順調に消化されたもようで、ニューヨークダウも一時138ドル高まで上昇しました。

ところが、今度は地方金融機関に対する経営不安が広がり、結局ニューヨークダウは、先週末比45.35ドル安の11,055.19ドルで引け、地合いのもろさを示しています。

米国債10年物利回りは、暫定値ながら3.88%と先週末に比べ軟化し、ドル/円の下落と呼応しています。

気になるところは、原油と金で、原油は高止まり、さらに有事の逃避先とされる金は続伸して引けています。

先週金曜逃避的に対ドルで買われたCHF(スイスフラン)は、いったん、ロンドン時間に売られましたが、結局再びニューヨークで買われて引けています。

つまりは、マーケットの不安心理は、未だに払拭されていないことをニューヨーククローズは示しており、神経質な展開がこれからも予想されます。

2008/07/13

7/15(火)日経CNBC出演

明日7月15日(火)、午後5時からの日経CNBC「デリバティブ・マーケット」(再放送午後8時06分~)に出演する予定です。
どうぞ、お楽しみに。

ドル/円、変形ダブルトップを形成中

ドル/円は、現在、日足ベースでドル/円特有の変形ダブルトップができかけきています。

変形ダブルトップとは、ひとつ目の山が高く、ふたつ目の山がひとつ目の山の高さまで行ききれない上に、ひとつ目の山よりふたつ目の山の方が、形状がか細いという特徴があり、ドル/円によく出現します。

現在のネックラインが105.85近辺にあり、東京の寄り付き、あるいはニューヨーククローズで、このネックラインを切った時、ネックラインからひとつ目の山までの高さ分、もしくはそれ以上、つまり、現在の相場で言えば、少なくとも104.00近辺まで下落するリスクが出てきますので、警戒が必要です。

これからの展開は

米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の経営不安問題による米国からの逃避の資金は特に原油、金に走っていもようで、これらと相関関係にあるEURやCHF(スイスフラン)は強くなるものと思われます。

さらに、今回の問題の深刻なところは、これら米政府系住宅金融機関(GSE)が発行する債券は、米国債とならぶほどに信用度の高いものとされてきたことです。

つまり、米国内だけでなく、海外の多くの投資家がこれらの債券に投資していたということです。

これが意味することは、サブプライムローンという民間の金融機関が仕組んだ証券化商品が破綻したことよって起きた問題よりも、グローバルに与えるマグニチュードは大きいと言えるのではないかと思われます。

従い、為替相場で言えば、結局は全体的にドル安が進行する可能性があると見ています。

2008/07/11

米、信用不安さらに深まる

東京時間に、米政府が米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の国有化を検討しているとの米紙報道が、東京市場ではいったんはドル買い要因となったものの、ニューヨークでは信用不安の再燃と受け止められ、ニューヨークダウは寄り付き直後から売りが殺到しました。

さらにポールソン米財務長官が声明で、両社の国有化を事実上否定したことや、また、イランのミサイル発射実験からの中東地域の地政学的リスクの増大に原油相場が1週間ぶりに史上最高値を更新ししたことなどから、米株、ドルはさらに急落となりました。

ニューヨークダウは、一時2006年7月25日以来約2年ぶりに11,000ドルの大台を割り込み、結局、前日比128.48ドル安の11,100.54ドルでにの引けとなりました。

為替は、引き続き来週もドル安傾向が続くものと思われます。

さて、注目のEUR/JPYの週足の引けは、169.43-47近辺となり、週足のポイントであった168.25を大きく超えて引け、フラッグフォーメーション(旗形)を上に抜けて、強い買いサインが点灯しました。

ミズラン(Mizlin) Part.21

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

麦とろ童子(わらべ)
静岡県熱海市伊豆山郷清水210
0557-88-5433

意地が悪いようですが、おいしいところを教える以上、この情報をもとにご自分で探してみてください。

国道135号線を湯河原から熱海に向かう途中左手にあるお店で、元々、作家の志賀直哉の山荘を一部移築して旅館にしていたところを利用しているとのことです。

玄関から立派で、客間に通されると、高台の窓越しに相模湾が一望にできます。

さて、こちらは、とろろめしのお店ですが、ご主人もユニークな方なら、出てくるものもユニークです。

「ビーとろ」というのが際目付けで、とろろ汁をはったお皿の真中に麦めしを和牛のローストビーフで包んで乗せたもので、見た目には、とろろ汁に浮いたひっくり返したトマトのようです。

その他には、人気ナンバーワンのしらすを豪快に盛った「釜上げ しらすとろろ丼」、とろろにマグロのづけが乗った「ぶっかけ麦めし」、大和芋と自然薯の2種類が楽しめる「麦めし二色とろろ」、夏季限定の「うなとろろ」、冬季限定の「北海道生いくらとろろ」、そして「とろろそば」など、多彩でかつうまいです。

また、ごはんものには、蟹の半身がどーんと入った蟹汁がついてきます。

このお店には、ギャラリーまであって、どこまでもユニークです。

2008/07/10

EUR/JPYの週の引け値に注目

米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)をめぐる懸念が根強く、ニューヨークダウが売られましたが、ポールソン米財務長官が議会証言で、不安を否定したことから、株価は戻し、前日比81.58ドル高の11,229.02ドルで引けました。

しかし、政府要人が間髪入れずに、否定発言をするところなど、かえって火のないところに煙は立たないと疑心暗鬼になります。

今日は、金曜日で、来週へ向けての方向性が決まってきますが、特に、EUR/JPYが、週足のポイント168.25を超えて引けるかどうかに注目しています。

この水準が抜けて引けると、来週以降大幅上昇の可能性が出てきます。

2008/07/09

ドル/円、まだまだレンジ

ニューヨークダウは、1年10カ月ぶりの安値となる前日比236.77ドル安の11,147.44ドルと急反落して引けました。

急落のきっかけは、米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)に対する財務不安が再燃したためで、住宅ローンの焦げ付きで悪化した財務を立て直すために資本増強が必要になるとの見方が広まったためです。

また、米国債10年物利回りも、暫定値ながら、前日比0.05%低下の3.83%で引け、相関関係にあるドル/円が主導的に下落したため、クロス円も下げています。

しかし、要はレンジの上限近くで、ドル/円のロングが既にできてしまっていたのが、上記のようなことをきっかけにして投げたに過ぎず、まだ、レンジ相場が崩れたわけではないと見ています。

2008/07/08

ドル買い材料が盛りだくさんだが...

いろいろ盛りだくさんなニューヨークでした。

・原油相場は続急落し、過去2日間で6%超の下げを記録

・バーナンキ米FRB議長が講演で、大手証券会社向け資金供給枠を当面維持する方向で検討していると述べ、金融機関が資金繰り難で破綻する懸念が後退

・政府系住宅金融会社を監督する連邦住宅貸付機関監督局(OFHEO)のロッカート局長は、政府系金融の自己資本に問題はないと発言し、政府系金融の財務不安が緩和

こうしたことから、ニューヨークダウは、前日終値比152.25ドル高の11,384.21ドルでの引けとなり、為替もドル高となりました。

ただ、ドル/円に関しては、相関関係にある米国債10年物利回りが、暫定値ながら3.88%と3.90%を割って低下していることから、それほどドル高にはならないのではないかと見ています。

2008/07/07

レンジの上限、下限を確認

ドル/円は、107.60-65近辺の強いレジスタンスを一時超えたものの、米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が大規模増資を迫られるとの一部金融機関レポートをきっかけに、米金融機関の経営不安が一気に強まり、米株式相場は急反落したことで、下落に転じました。

また、EUR/USDは、1.5600-10の強いサポートに跳ね返され、ドル/円、EUR/USDはとりあえず、それぞれのレンジの上限、下限を確認した格好となりました。

そして、米株式との連動性が薄れてきているEUR/JPYは、週足のポイントである168.25を上抜けてきている点が、注目です。

個人的には、クロス円は、やはり強まると見ています。

2008/07/06

やはりクロス円が気になります

今のところ、どれも狭いレンジの中で上げ下げをしており、方向感はありません。

ただし、レンジ相場的な色彩の中で対ドル相場が推移すればするほど、クロス円の買いが強まるのではないか見ています。

これからの展開は

ある意味で、ひとつのストーリーが終わり、次のストーリーに移る前の踊り場、言い換えれば移行期のような局面になるのではないかと考えています。つまりは、特に主要通貨が対ドルでレンジ相場になるのではないかと見ています。

対ドル相場がレンジになれば、金利差稼ぎのクロス円の買いは出やすくなると思われますので、今週はクロス円は堅調な推移となるのではないかと考えています。

夏休みの感覚

7月3日のコメントで、サマーバケーションの開幕を告げる米独立記念日と申し上げましたが、日本では一般に夏休みは8月ですが、欧米、特に欧州は夏休みは7月というイメージが強いです。

ロンドンにいた頃気づいたのですが、それは気候のためで、6月~7月は天候が安定して暑い日もありますが、8月になるとセーターがいる日もあるという、既に秋の始まりの時期だということです。

2008/07/04

根強いクロス円の買い

結局、EUR/USD、EUR/JPYの売りトライは続かず買い戻されて、往って来いになりました。

EUR/JPYの買戻しにドル/円がやや強含み、日足ベースのレジスタンスである106.77近辺に絡んでの引けになっています。

また、AUD/JPY、NZD/JPYが堅調な推移であったこともあり、来週は、クロス円の買いに絡んで、ドル/円が再度107.00近辺を試すことになるのではないかと見ています。

ミズラン(Mizlin) Part.20

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

チャイナハウス龍口酒家
東京都渋谷区幡ヶ谷1-3-1ゴールデンセンターB1
03-5388-8178

意地が悪いようですが、おいしいところを教える以上、この情報をもとにご自分で探してみてください。

ミズラン第20回目を飾るのは、幡ヶ谷の中国漢方料理 チャイナハウス龍口酒家です。

ここは、京王新線幡ヶ谷駅からつながる地下の食堂街にあります。

このお店の、おもしろいところは、おまかせ料理しかないことで、座って飲み物を頼めば、後は食の進み具合を見て、適当に次の料理を出してくれます。

最初に必ず出るのが、ローストチキンで、これが甘辛くて実に美味です。そして、医食同源中華と言うだけあって、体に良さそうなお料理が続きます。しかも、どれもうまい!

おなかが一杯になれば、もうこれで結構ですと言えば、お料理はストップします。

それからお好みで、炒飯や、里麺(リーメン、つゆ無しそば)や、体に大変良さそうなスープ八宝湯(ハッポウタン)などで締めくくるというのがお勧めです。

カンフーが似合いそうな熱血オーナーシェフの石橋さんは、3000種類以上の料理が作れるとのことで、「言ってくれれば、なんでも作りますよ」のひとことが実に頼もしく、また次に来るのが楽しみになります。.

2008/07/03

今日は、メリハリつけて休息日

二大イベントの結果は、まず、ECBは、事前予想通りの0.25%の利上げを決定しましたが、その後トリシェ総裁は追加利上げの意向を示しませんでした。そして、6月の米雇用統計の結果も予想の範囲内だったということで、翌金曜が米国が独立記念日の祝日となることから、ドルショートポジションの全面的な調整に終始しました。

ニューヨークダウは、現地時間午後1時で終了し、引けは前日比73.03ドル高の11,288.54ドルと、やや値を戻しましたが、依然として戻りは弱い印象です。

いずれにしましても、新たな展開は来週からと割り切って、今日は休息の日ということで良いのではないかと見ています。

2008/07/02

二大イベントと米独立記念日

ロンドン時間、ドル/円でのショートカバー(買戻し)が進んだものの、ニューヨークに入り予想外に悪い6月の米ADP雇用統計(-7.9万人、予想-2万人)がきっかけとなりドルは下落。

その後、原油価格が一時144ドル台に乗せ143.57ドルでの引け、ニューヨークダウも前日比166.75ドル安の11,215.51ドルでの引けとなりました。

そして、今日は日本時間午後8時45分にECB理事会での政策金利決定、午後9時30分に6月の米雇用統計の発表と二大イベントが続きます。

ただし、個人的には、明日4日(金)は、サマーバケーションの開幕を告げる米独立記念日であり、それを控えて新規にポジションを作るというよりも、既に手持ちのポジションを手仕舞う動きの方が優勢になるのではないかと見ています。

2008/07/01

ベア(弱気)に傾いてしまったマーケット

それまで売られ続けていたドル/円、クロス円は、日本時間午後11時発表の6月の米ISM製造業景況指数が前月の49.6から50.2(予想48.5)へと改善し、好不況の目安である50を5カ月ぶりに上回ったことをきっかけに買い戻しに入りました。

ここのところ、マーケットの思考回路が、ドル/円、クロス円の売りに急速に偏ってきていたことわかります。

ただし、木曜にECB理事会、米雇用統計を控えていますので、戻りにもまだ限りがあるものと思われます。

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