ドル/円、長めには新たに売りサイン
ニューヨークダウは、日銀が約7年ぶりの利下げに踏み切り、ECBも追加利下げを示唆していることから、日米欧の金融緩和が協調していると見られることや、インターバンクの短期金利が低下傾向となり短期金融市場の緊張が和らいだことを好感して続伸し、前日比144.32ドル高の9,325.01ドルで引け、9月26日以来約1ヶ月ぶりとなる2日連続での上昇となりました。
原油価格は、買戻しが圧力が強まり、暫定値ながら前日比1.85ドル高の67.81ドルで引けました。
為替も、ポジション調整的な色彩が強い引けとなりました。
ニューヨークダウと原油価格の回復基調を見ると、来週はさらに値を戻す可能性が出てきており、為替では、特にドル/円が、短期的には、上値を再度試す可能性があるのではないかと現在見ています。
ただし、ドル/円は、月足の引け値となる昨日のニューヨーククローズが98.45-48近辺となり、月足のサポートであった99.70近辺を割り込んでおり、中長期的には、新たに売りサインが出たことを忘れてはならないと考えています。
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