休むも相場
ニューヨークダウは、9月の米住宅着工件数は、81.7万件(予想87.2万人)と約18年ぶりの低水準に下落し、また、10月のミシガン大学消費者景況感指数・速報値は57.5(予想65)と過去最大の下げを記録し、個人消費の先行き懸念が強まり売られました。
一時、著名投資家のウォーレン・バフェット氏が、米紙に寄稿し、「株価は現在の水準から大幅に上昇するだろう」と強気の見方を表明し、300ドルを超える上昇を見せる場面もありましたが、結局、米景気の急速な冷え込みを示唆する景気指標に売りが優勢となり反落し、前日比127.04ドル安の8,852.22ドルで引けました。
原油価格は、OPECの減産観測が買い戻しを誘い反発し、2.00ドル高の71.85ドルで引けました。
(※昨日の引け値は、暫定値で、正式には69.85ドルでしたので、訂正致します。)
為替は、レンジ内の往来相場(往ったり来たり)に終始、最近の大荒れの週末とは打って変わって、静かなマーケットで終了しました。
米景気後退という新しいテーマは出てきていますが、ここしばらくはレンジ相場に終始するものと思われます。
マーケットも、休息を必要としているように思われます。