気になるクロス円動向
ニューヨークダウは、発表された米第4四半期GDP・改定値が、-6.2%(予想-5.4%)と速報値-3.8%から大きく下向きに改定され27年ぶりの低水準になったことに加え、米政府が保有する米銀大手シティグループの優先株を普通株に転換し、事実上の政府管理下で再建を進めることになり、普通株への転換で既存の株主価値の希薄化が進むとの警戒感が高まって下落し、前日比119.15ドル安の7,062.93ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、経済指標およびニューヨークダウの動向で振れる展開でしたが、暫定値ながら前日比0.032%上げて3.022%と、3.0%の大台乗せでの引けとなりました。
原油価格は、第4四半期GDPが大幅な下方改定となったことをうけて、景気減速の加速が原油需要を減退させるとの見方が広まりましたが、ニューヨークダウが下げ渋り、前日比0.46ドル安の44.76ドルで引けました。
金価格は、日中取引は振れが大きかったですが、結局前日比0.10ドル安の942.50ドルで取引を終えました。
為替市場は、第4四半期GDP発表後、いったんドル/円、クロス円は売られたものの下げきれず反発しました。
しかし、再びクロス円が重たくなって下げたこともあり、ドル/円も緩みました。
ドル/円は、先週の金曜も日足が陰線となり、今週に入り木曜まで陽線が続いて金曜が陰線と、単に週のポジション調整を金曜にしている可能性もあり、週末が陰線引けだから、上げもおしまいと見るのも早計かと思います。
クロス円の動向が、ドル/円の趨勢の鍵を握っているように思われますので、この点には注意が必要です。






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