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2009/05/14

自律的反発

ニューヨークダウは、米銀大手が金融監督当局によるストレステストで資本不足を指摘された影響で、値ごろ感の出ていた金融株が物色され、相場全体を押し上げました。

また、米政府が、住宅ローン滞納者の自宅売却をスムーズに進めることなどを柱とする住宅対策の拡充を決めたことも好感され、前日比46.43ドル高の8,331.32ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウは反発したものの利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.029%下げて3.090%で終えました。

原油価格は、ニューヨークダウが反発したことから、買いが強まり、前日比0.60ドル高の58.62ドルで引けました。

金価格は、実需に対する期待からの買いもあり、前日比2.50ドル高の928.40ドルと3日続伸して、取引を終えました。

為替市場は、今週、ドル/円、クロス円、そしてEUR/USDなど円以外の通貨を対ドルで売り込み過ぎた反動から、自律的な反発となりました。

昨年の金融危機で大きな損失を被った投資家の動きがグローバルに鈍っていることから、一方向への資本移動が細り、長期の持続的なトレンド相場が形成できなくなっています。

マーケットに残っているのは、短期売買の投機筋が中心ですので、トレンド性に見える相場も長続きはせず、大きな意味でのレンジ相場の中で、買い過ぎれば反落するし、売りすぎれば反発するということに終始しているということだと見ています。

こうした往って来いの相場は、まだまだ続くと思われます。

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