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2009/06/30

下半期スタートは様子見から

ニューヨークダウは、発表された6月の米消費者信頼感指数(予想55.2)が49.3と4ヶ月ぶりに悪化したことから、景気に対する先行き不透明感が強まって反落し、前日比82.38ドル安の8,447.00ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、前日比やや反発し、暫定値ながら前日比0.05%上げて3.53%で引けました。

原油価格は、米消費者信頼感指数の悪化が原油需要の回復期待を後退させ反落し、前日比1.60ドル安の69.89ドルで引けました。

金価格は、為替市場でドル買いが進んだことでドルの代替資産としての魅力が低下し、前日比13.30ドル安の927.40ドルで取引を終えました。

為替市場ですが、全体的にドル高となりましたが、予想を下回る米消費者信頼感指数の結果にドル買いも一服しました。

中間期末を終え、今週これからは、本日は、日銀短観、米ADP雇用統計、米ISM製造業景況指数。

明日はECB定例理事会、注目の米雇用統計と、イベント・重要経済指標が続きます。

そして、3日(金)には、サマーバケーションの始まりを告げる米独立記念日でニューヨークは休場となります。

イベント・重要指標があっても、夏休みを控えてマーケットは前向きに攻めるという時期ではないように個人的には見ており、しばし様子を見たいと思います。

2009/06/29

ドル安円安トライか

ニューヨークダウは、中国の上海総合株価指数が、4営業日連続で上昇し、1年ぶり高値を更新したことから、新興国主導で世界経済が回復に向かうとの期待が膨らみ、買いが広がり、前週末比90.99ドル高の8,529.38ドルで取引を終えました。

尚、東京時間に出た周小川中国人民銀行総裁の「中国が準備通貨の方針を突然変更することはない」との発言も、ドル建て資産に対する買い安心感を誘い、米株式相場を下支えしました。

また、中間期末を翌日に控え、株価水準の押し上げを目的としたお化粧買い(ドレッシング)が入ったとの見方もありました。

米国債10年物利回りは、先週末よりさらに下げましたが、中国人民銀行総裁が外貨準備政策を当面維持する方針を示したことで下げ止まり、暫定値ながら先週末比0.061%下げて3.475%で引けました。

原油価格は、石油大手シェルがナイジェリア南部の石油施設を閉鎖すると発表したため、供給不安が浮上したほか、ニューヨークダウの上昇で需要不安が後退したこともあり、前週末比2.33ドル高の71.49ドルで取引を終えました。

金価格は、方向性を欠き、前週末比0.30ドル安の940.70ドル安で取引を終えました。

為替市場は、ニューヨークダウが上昇し、これを受けて米国債利回りの下げも一服したことから、ドル/円、クロス円の買戻しが中心となりました。

また、原油価格の上昇から、相関性のあるEUR/USDも買われ、全体としては、ドル安円安となりました。

目先、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルも、ドル/円、クロス円も上値を試さないと収まらないようです。

ただし、本日は、欧米勢の中間期末日当日となりますので、マーケットは薄く荒っぽい動きになる可能性がありますので、十分な注意が必要です。

2009/06/28

まずは全体的にドル売りからか

日足で見ると、各通貨ペアは対ドルで、まずは買い(ドル売り)で試す可能性が高そうです。

このドル安にドル/円がどこまで追随し、さらには上回って下落できるかによって、クロス円の方向性が決まって来るものと見ています。

ドル/円は、目先95.00近辺がサポートになっています。

これからの展開は ~見方を変更~

昨日、「来週もあまり多くは期待しないほうが良いのではないかと見ています」と申し上げましたが、見方を変更します。

ドル/円の下落が相場を先導する可能性が高くなっていると現在見ています。

ドル/円の週足で見てみますと、今年の2月後半以降サポートとなっていた25週移動平均線が先週95.70近辺にありましたが、先週金曜のニューヨーククローズが95.21となったことで下に抜けて週を終えており、サポートが下にブレイクしています。

また、ドル/円の月足ベースで見てみましても、今年1月21日に87.10の安値をつけた後反発に転じ、4月6日には101.45の高値をつけましたが、そこからまた、下落に転じており、これから二番底を試す可能性が出てきています。

尚、89円前後が今回の二番底テストの目安ではないかと考えています。

ドル/円は、2月末頃から今まで4ヶ月間、ざっくり言って、94円~101円のレンジ相場が続きましたが、そろそろこのレンジから下に離れる時がきたように思われます。

ドル/円の動き出すタイミングは唐突なことが多く、出遅れがちになりやすいと言えますので、今週のドル/円、そしてクロス円の下落には、十分な警戒が必要です。

2009/06/26

おなじみの顔ぶればかりのマーケット

ニューヨークダウは、発表された5月の米個人消費支出が前月比0.3%増(予想0.3%)と3ヶ月ぶりにプラスに転じたものの、個人貯蓄率が6.9%と約15年半ぶりの高水準となったことから、本格的な個人消費の回復には時間がかかるとの見方が強まったほか、原油価格下落で軟調となったエネルギー株主導で売り優勢となり、結局前日比34.01ドル安の8,438.39ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された5月のPCEコアデフレータが前月比+0.1%(予想0.1%)、前年比+1.8%(予想1.8%)といずれも前回から伸びが鈍化したほか、貯蓄率が高水準となったことで、所得の伸びが消費に波及していないとの見方が広がって利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.011%下げて3.529%で引けました。

原油価格は、高水準の貯蓄率から、所得の伸びが消費ではなく貯蓄へ回されて、個人消費を鈍らせることで原油市況のマイナス材料と捉えられて、前日比1.07ドル安の69.16ドルで引けました。

金価格は、一時売られるも、再び底堅く推移して、前日比1.50ドル高の941.00ドルで取引を終えました。

為替相場は、ロンドン時間にGBP/USDで、中東筋の買い仕掛けが大きく入り急騰したものの、6月始めからのレンジ相場の上限を上抜くまでも至らず、そのうち、ドル売りで出遅れていたドル/円が下落し、クロス円が重たくなるという展開でした。

マーケットでは、米系ファンドや、中東、ロシア、中国などの政府系といったおなじみの投機筋の顔ぶればかりが目立っており、やはり短期売買中心の投機マーケットだけに、トレンド性の相場は長続きしないようです。

来週もあまり多くは期待しないほうが良いのではないかと見ています。

ミズラン(Mizlin) Part.71

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。

三五十屋(みごとや) 本店
住所:長野県茅野市蓼科高原4035
TEL:0266-67-2116

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

諏訪のインターからお店に向かう沿線は、おそば屋さんが連なり、その多さには驚きました。

軽井沢界隈もそば屋さんは、そこそこありますが、茅野近辺のお店の数には到底かないません。

まさに、そば激戦区だと言えそうです。

今回お邪魔した三五十屋さんは、街からは離れ蓼科高原を走るビーナスライン沿いにあり、高原らしい空気と日差しに包まれていました。

お店ご自慢のわさび菜ざるそばと、山菜てんぷらざるそば、それにモツ煮を頂きました。

わさび菜はもちろんピリッとしますがさっぱりしていておいしく、山菜天ぷらはカラッと揚がっていて美味でした。

そして、そば自体ですが、田舎風のやや太めで腰があり、よくそばの味がするおそばでした。

ボリューム的にも、並でも十分でしたが、お隣の席の方が頼んだ大盛りざるそばは、まさにそばの山でした。

中盛りもあるそうです。

それから、モツ煮ですが、さすがは長野、信州みそでモツを煮込んであって、やわらかくて旨味があって実においしい一品でした。

お汁もすべて頂きました。

2009/06/25

目先は横這いか

ニューヨークダウは、4営業日続落の後を受けて上げやすかったことに加え、米国債の7年債の入札が好調で、長期金利が急低下したことから、前日比172.54ドル高の8,472.40ドルで取引を終えました。

発表された米第1四半期GDP・確定値が-5.5%と0.2ポイント上方修正されたことも、好感されました。

米国債10年物は、7年債入札好調で、長期債の利回りは低下し、前日比0.153%下げて3.532%で引けました。

これで、今週の一連の米国債入札はすべて好調に終わり、改めて米国債需要の強さが確認された形となりました。

原油価格は、ニューヨークダウが堅調だったことで、景気回復期待から石油需要増との見方が広がり、約1週間ぶりの70ドル台乗せて引けました。

金価格は、前日の米FOMCで当面低金利政策を維持するとの声明内容だったことが好感されて、代替資産としての需要が根強く、前日比5.10ドル高の939.50ドルで取引を終えました。

為替市場は、ドル高円高になりかけましたが、特にGBP/USDやEUR/USDなどが下げきれず戻し(ドル安)、一方、ドル/円は下げて横這いとなったため、クロス円はやや買い気となりました。

欧米勢の中間決算期末を来週30日(火)に控えて、急速に動きが鈍ってきているように思われます。

いずれ動きは出るものと思われますが、目先は横這いになるのかもしれません。

2009/06/24

明確な方向感なし

ニューヨークダウは、米FOMCで、実質ゼロ金利や長期国債買い切りなど現行の金融政策の維持を決定し、声明文では景気の足取りの弱さを改めて指摘したことから、米経済の早期回復期待が後退し、売り優勢なり、前日比23.05ドル安の8,299.86ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、5年債入札は好調で利回りは低下しましたが、FOMCで国債購入増額は見送られたことから利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.072%上げて3.693%で引けました。

原油価格は、スイスフランの急落のあおりを受けてドル高となったことや、FOMCの声明文で国債購入増額が見送られたことでニューヨークダウが下げ、米国債が売られた(利回り上昇)ことから、前日比0.57ドル安の68.67ドルで引けました。

金価格は、FOMCの声明文で市場が期待してきた国債購入増額が盛り込まれなかったことから、売りが強まりましたが、結局前日比10.10ドル高の934.40ドルで取引を終えました。

為替市場は、FOMCの結果には金利先高感からドル買いで反応し、クロス円は下落しました。

しかし,実際のところは、前日ドルを売りすぎた反動が出たというところだと思います。

これからですが、はっきりとした方向感はなく、目先は保ち合い状態ではないかと思われます。

尚、昨日、SNB(スイス中銀)は、スイスフラン(CHF)高を牽制して、スイス・バーゼルに本部を置く「中央銀行の中央銀行」と呼ばれるBIS(国際決済銀行)に委託して、主にEUR/CHFとUSD/CHFでスイスフラン売り介入を実施し、一時スイスフランは急落しました。

2009/06/23

EUR/USD、大反発

ニューヨークダウは、発表された5月の中古住宅販売件数は477万件と予想の482万件を下回り、足元の米景気に対する懸念が強まり、前日比16.10ドル安の8,322.91ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、2年債の入札が好調だったことから、利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.050%下げて3.631%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの上昇を受け、前日比1.74ドル高の69.24ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが強かった上に、米FOMCの金融政策の決定を翌日に控えて安全資産としての需要もあり、前日比3.30ドル高の924.40ドルで取引を終えました。

為替相場ですが、EUR/USDの大反発を受け全体的にドル売りとなる一方、クロス円は上昇しました。

欧州株や原油価格が堅調に推移したことがEUR/USDの反発理由として上げられていますが、実際のところは、短期間のうちにEUR/USDのショートが積み上がってしまったことが大幅な買戻しを呼んだものと思われます。

個人的には、EUR/USDの昨日の反発の理由も今ひとつ説得力に欠け、再び下落するものと見ています。

ドル/円は、上値が重たくなっています。

93.90-94.00前後が、日足の実体(ロウソク足で寄り付きと引け値の間の太い部分)で割れてくると、要注意です。

2009/06/22

欧米中間決算前のポジション調整始動

ニューヨークダウは、世界銀行が2009年の世界経済の実質成長率についてマイナス2.9%に落ち込むとの見通しを発表し、世界的な景気回復には時間がかかるとの懸念から売りが優勢となり、前週末比200.72ドル安の8,339.01ドルと大幅続落して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウの下落に伴い、質への逃避買いで買いが集まり、利回りは低下し、前週末比0.106%下げて3.675%で引けました。

原油価格は、世界銀行が世界経済の成長率見通しを下方修正したことで、石油需要の伸びも予想以上に鈍化するとの見方が広がり、前週末比2.62ドル安の66.93ドルで引けました。

金価格は、安全資産としての一面より、景気低迷による需要減や、ドル代替資産やインフレヘッジ需要の後退などの面から売られ、前週末比15.20ドル安の921.00ドルで取引を終えました。

為替市場は、世銀の成長見通しの下方修正をきっかけに、これまでホールド(保有)してきたポジションの調整が本格化しました。

つまり、EUR/USDなど円以外通貨の対ドルのロング(ドル売り)やクロス円のロングの解消の動きとなり、これらが売られました。

ドル/円は、あくまでも、クロス円での売りに押されて若干緩んだに過ぎないと見ています。

6月末の欧米の中間決算を控えて、半期のポジション調整は、まだ続くものと思われます。

2009/06/21

今週は、欧米の6月末の中間決算を前に手仕舞い中心か

現状、先週金曜のニューヨーククローズよりは、若干ですがドル安気味に推移しています。

クロス円は、まちまちです。

今週は、欧米の6月末の中間決算を前に、結構動く週になりそうです。

ポイントは、ここ半年間でトレンド性を持って大きく動いた通貨ペアで、中間決算を前に手仕舞いからの反対取引が活発になるということだと見ています。

これからの展開は

今週は、欧米の金融機関・ファンドの6月末の中間決算を控えて、今までの半年間のポジションの手仕舞いが最も本格化する週だと思われます。

この半年間で顕著だったのは、2月前後からのクロス円の上値トライ(円売り)と、3月からのEUR/USDなど円以外の通貨の対ドルでの上値トライ(ドル売り)ということだったと思われます。

もちろん、ドル/円も1月末から買われましたが、3月始めからは、ざっくり言って93.50-101.50近辺のレンジに終始しました。

したがい、現段階で未だにホールド(保有)していて損益確定をするポジションとすれば、クロス円のロングポジションとEUR/USDなど円以外の通貨の対ドルのロングポジションが中心となるのではないかと思われます。

さらには、ドル/円がレンジ相場から大きくはずれられないのであれば、EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで大きく売られることになるのではないかと見ています。

来週7月3日(金)には、米国は独立記念日を迎え、本格的な夏休みシーズンに入ります。

その前にトレーダーが考えることは、新規にポジションを持つことよりも、既に持っているポジションの手仕舞いだと思います。

6月末に中間決算が控えているのならば、なおさらではないでしょうか。

2009/06/19

下げて上げて、やや緩んでの一週間

ニューヨークダウは、米経済指標の発表もなく、材料難の中、引けにかけて弱含み、前日比15.87ドル安の8,539.73ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウがマイナスに転じたため、安全資産として国債が買われ、利回りは3.769%まで低下し、暫定値ながら前日比0.055%下げて3.773%で引けました。

原油価格は、71ドル台を割り込み急速にポジションの巻き返しが強まり、一時69ドル割れまで下落し、前日比1.82ドル安の69.55ドルで引けました。

金価格は、ほぼ前日終値レベルを中心とした揉み合い相場に終始し、前日比1.60ドル高の936.20ドルで取引を終えました。

為替市場は、EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで上値を試した(ドル売り)ものの上げきらず反落する一方、ドル/円もEUR/USDなどと同様にドル売りになった後は、安値圏に張りつきました。

このため、クロス円が下落しましたが、結局、全体的には下げて上げてやや緩んでの一週間でした。

来週ですが、個人的には、ドル/円は、日足で上は4月10日の実体の高値100.67からの上値を下げているラインと、下は5月22日の実体の安値93.90からの下値を切り上げているラインからできているペナントフォーメーション(三角保ち合い)の中にあって、動きづらい展開が続くものと見ています。

EUR/USDは、直近、日足で上値を切り下げ、下値を切り下げており下落トレンドにある一方、GBP/USDは、まだ上げ余力はありそうですが、結局は下がるのではないかと見ています。

その結果、クロス円は、動きづらいドル/円と下落リスクのあるEUR/USDなどを合わせてみると、やや目先上げても結局下がるのではないかと見ています。

ミズラン(Mizlin) Part.70

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。

桂花ラーメン 新宿東口駅前店
住所:東京都新宿区新宿3丁目25-6
TEL:03-3352-4836

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

学生時代、まだ東京にとんこつラーメンのお店が少なかった頃から、すでに存在していた老舗です。

総本店は熊本にありますが、昭和43年に新宿末広店が東京進出1号店となり、それから4年後の昭和47年に新宿東口駅前店が開店しました。

こちらの私の一押しは、太肉麺(ターローメン)です。

豚骨ラーメンに、大きな角煮、メンマ、玉子、茎わかめ、そして結構な量の生キャベツがトッピングされています。

初めて太肉麺を食べた時は、生キャベツの食べ方がわからず、ちょっと邪魔な存在に思えたのですが、とろっとした濃い目の味の角煮と生キャベツを合わせて食べるとうまさが増すことを知って、なんと取り合わせがいいものかと感動ものでした。

また、豚骨スープが結構しっかりした味ですが、飲み干しても後にしつこさが残りません。

熊本の友人に、太肉麺の評価を聞きましたが、「熊本のラーメンではない」という応えでした。

長年、熊本とは別に新宿の地で進化を遂げたのが、東口駅前店の「太肉麺」ということのようです。

2009/06/18

目先、ドル/円、クロス円は買戻しか

ニューヨークダウは、発表された週次の新規失業保険申請件数発表は、60.8万件と予想の60.4万件より多少増加でしたが、同時に発表された受給者総数が約5ヶ月ぶりに減少に転じたことから、雇用情勢の悪化に歯止めが掛かりつつあると好感されました。

さらに発表された5月の景気先行指標総合指数は、前月比1.2%上昇(予想1.0%)、そして6月のフィラデルフィア連銀景況指数は-2.2%と(予想-17.4%)大幅な改善となったため、一段高となり、前日比58.42ドル高の8,555.60ドルと4営業日ぶりに反発して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、強い経済指標やニューヨークダウの上昇に、利回りは上昇し、暫定値ながら0.124%上げて3.812%で引けました。

原油価格は、ナイジェリアで武装勢力がパイプラインを攻撃したとの報道や、フィラデルフィア連銀景況指数の改善でニューヨークダウが上昇したことから、前日比0.34ドル高の71.37ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウの上昇により、安全資産としての金の需要が減少したことから、前日比1.40ドル安の934.60ドルで取引を終えました。

為替市場では、ドル/円、クロス円が、経済指標の好結果に反応し、しかも相関性を強めている、ニューヨークダウや米国債10年物利回りの上昇に呼応した格好です。

結局ドル/円は、95.54近辺にある25週移動平均線が、現在サポートしてワークしており、過去2日間この水準のブレイクを狙って、ショートが積み上がり、主にニューヨークダウの上昇によって買い戻されたものと思われます。

しばらく、ドル/円は、96円台でのレンジになるのではないかと見ています。

クロス円については、目先は、上値を試すものと思われます。

2009/06/17

ドル/円に、依然下げ止まり感なし

ニューヨークダウは、景気の回復ペースが予想していたよりも鈍いとの見方が強まり、上値の重たい展開が続き、前日比7.49ドル安の8,497.18ドルで取引を終えました。

尚、オバマ大統領が発表した、米FRBが大手金融機関を一元的に監督することなどを柱とした包括的な金融規制改革案は、市場では、前向きに受け止められたもようです。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウや原油価格の上昇を受け、暫定値ながら前日比0.027%上げて3.686%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの買い(ドル売り)が強まったことで、前日比0.56ドル高の71.03ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウが一時プラス圏を回復したことや為替市場で急速にドル売りが進行したことから上昇し、前日比3.80ドル高の936.00ドルで、取引を終えた。

為替市場では、EUR/USDなどについては、ここのところの下げ(ドル高)の反動としての上げ(ドル安)でしたが、ドル/円は、その反動としてのドル安に乗っかった格好です。

そのため、EUR/USDの反発の方が、ドル/円の下げよりも早まったことから、クロス円は上昇しており、ドル主導の相場であったことがわかります。

EUR/USDなどの反発は、あくまでも下落途中の調整的な戻しと見ており、調整が一巡すれば、再び下落を再開するものと思われます。

ドル/円は、目先は、95.54近辺に25週移動平均線がありサポートとなっていますが、これをしっかり割り込んでくると、5月22日の東京寄り付き水準である93.90近辺を目指すことになるものと思われます。

クロス円も、EUR/USDなどの調整上げにやや戻しているものの、依然下落リスクは高いものと見ています。

2009/06/16

ドル/円、ニューヨーククローズで新たに売りサイン

ニューヨークダウは、発表された5月の米住宅着工件数が前月比17.2%増と3ヶ月ぶりに前月を上回り、米住宅市場の回復の兆しを示す内容となりました。

しかし、その後発表された5月の米鉱工業生産は、前月比1.1%の低下と、7ヶ月連続の落ち込みを記録したため、今年後半の景気回復に対して懐疑的な見方が広がったことから、売りが優勢となり、結局前日比107.46ドル安の8,504.67ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが軟調だったことや、さらにBRICs会談の共同声明でドルの役割についての言及が避けられたことで低下し、暫定値ながら前日比0.054%下げて3.657%で引けました。

原油価格は、ニューヨークダウの下落に連れ値を下げ、前日比0.15ドル安の70.47ドルで引けました。尚、EUR/USDとの相関性が再び出てきているもようです。

金価格は、ドルが軟調だったことで、ドル代替資産としての魅力が増し、3営業日ぶりに反発し、前日比4.70ドル高の932.20ドルで取引を終えました。

為替相場は、米住宅着工件数の良い内容で全体的に買われ、米鉱工業生産の悪い内容で全体的に売られるという展開でした。

ドル/円は、ニューヨークの引け値で、97-98円台のレンジを下に割れ、日足ベースで新たに売りサインが出ています。

96.30近辺にある25日移動平均線と95.57近辺にある25週移動平均線でかろうじてサポートされていますが、特に95.57近辺が割れてくると94.00前後までの下落の可能性が出てきます。

ドル/円が下落するようであれば、クロス円の下落も否めないと思われます。

尚、ドル/円、クロス円は、ニューヨークダウや米国債10年物利回りとの相関性を強めています。

2009/06/15

とりあえず、ドル高円高

ニューヨークダウは、発表された6月のニューヨーク連銀製造業景気指数が-9.41と予想の-4.6よりかなり悪く、同指数がマイナス圏で推移するのは14ヶ月連続となり、地域経済に依然として底打ち感がないことが改めて裏付けました。

また、原油価格が大幅安となったこともあり売りが膨らみ、前週末比187.13ドル安の8,612.13ドルと約2週間ぶりの安値での引けとなりました。

尚、1日の下げ幅としては4月20日(289ドル)以来、約2ヶ月ぶりの大きさとなりました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが崩れたことから安全資産としての債券買い(利回り低下)となり、暫定値ながら前週末比0.082%下げて3.709%で引けました。

原油価格は、ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を下回ったことで景気回復が遅れるとの見方が強まり、一時69.58ドルと6月9日以来の70ドル割れ水準まで下落し、前週末比1.42ドル安の70.62ドルで引けました。

金価格は、世界的に株式市場が軟化したことで、為替市場でのドル買いの動きが強まったことや、ドルの代替資産としての金価格にも低下圧力が強まり、前週末比13.20ドル安の927.50ドルで取引を終えました。

為替相場は、昨日のところは、ドル高円高相場に終始しました。

ドル/円、クロス円では、やはりニューヨークダウが大幅安になったことが円高を加速させました。

ただし、先週まで上昇基調にあったEUR/USDなど円以外の通貨の対ドルやクロス円は、下げ方向とは見ていますが、まだ上に引っ張られる力も残していますので、あまり突っ込み売りは危険だと思われます。

ドル/円に関しては、97-98円台のレンジの呪縛から開放されるには、まだまだ時間が掛かりそうです。

2009/06/14

ドル高基調で週をスタート

全体的に、ドル高基調で、週がスタートしています。

特に、AUD/USDとNZD/USDの下落幅(ドル高)が大きく、AUD/JPY、NZD/JPYが下げています。

その他のクロス円は、小動きです。

これからの展開は

ドルの総合的な強弱を示すU.S. Dollar Indexに注目してみたいと思います。

先週の金曜段階の同Indexの週足を見てみますと、これはあくまでも私見ですが、三山の三つ目の山を作りに行く可能性、つまりドル高に大きく向かう可能性が出てきていると見ています。

http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
縦軸の数値が大きいほどドル高、低いほどドル安であることを示しています。

したがって、ここのところのEUR/USDやGBP/USDなどの上昇(ドル安)に大きな転機がくるように考えています。

きっかけは、6月末の欧米の金融機関・ファンドの中間決算前のポジションの手仕舞いかも知れませんし、または他の理由になるのかは、今の段階では定かではありませんが、ドル高への転換ではないかと見ています。

ドル/円に関しては、先週97-98円台のレンジ相場に陥りましたが、下は97.35近辺にある10日移動平均線をはじめ、いろいろな移動平均線が集まってきてサポートとなっており、下げるよりは上げる、つまりゆっくりかもしれませんが、ドル高になる可能性が高いと見ています。

つまり、全体的にドル高になる可能性が高いと見ています。

ドル主導の相場になるため、クロス円は、基本的に高値圏での横這い推移になるのではないかと考えています。

2009/06/12

結局、高値圏維持

ニューヨークダウは、前日、約8ヶ月ぶりに4%台に乗せた米長期金利が、約3.8%まで低下し、金利上昇で景気回復の芽が摘まれるとの懸念が後退したことや、最近急騰していた原油相場も反落し、インフレに対する警戒感も和らいだことから、前日比28.34ドル高の8,799.26ドルと、1月6日以来約5ヶ月ぶりに昨年末の終値である8,776.39ドルを上回って取引を終えました。

米国債10年物利回りは、調整色強く、暫定値ながら0.053%下げて3.799%で引けました。

原油価格は、ロンドンでドル高が進行したため、一時70.80ドルまで下落しましたが、その後のNY市場ではドル高の動きは一巡したことから持ち直して、前日比0.64ドル安の72.04ドルで引けました。

金価格は、調整色が強かったため上値が重く、戻りは945ドル水準までに限定され、前日比21.30ドル安の940.70ドルで取引を終えました。

為替相場は、ロンドンタイムからEUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで売られ(ドル高)、ドル/円はジリ高を続け、クロス円は下げました。

しかし、発表された6月のミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が69.0と前月の68.7から僅かながら改善したことが好感され、EUR/USDなどやクロス円は買戻しとなりました。

ドル/円に関しては、そのまま上昇を続けました。

今の相場は、昨年9月の金融危機による暴落相場の後売り込まれた通貨ペアの買戻し相場であって、買戻しが一巡すれば、反落する可能性があると見ています。

これから6月末の欧米金融機関・ファンドの中間決算を前にして、そうした反落のリスクには注意する必要があると見ています。

ミズラン(Mizlin) Part.69

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。

ぶどうの丘展望ワインレストラン
住所:山梨県甲州市勝沼町菱山5093
TEL:0553-44-2111

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

Part.59でご紹介しました「勝沼 ぶどうの丘」のレストランに先日行ってきました。

レストランで食事するのは初めてでしたが、甲州市の市営のレストランと侮るなかれ、こちらはお勧めです。

こちらで頂く甲州ワインビーフは、地元でワインを作る際に出る、ポリフェノールをたっぷり含んだぶどう粕を飼料に混ぜていて、そのためサシが少ないけれども、その赤身自体が柔らかです。

お肉に掛けられたソースもおいしく、ワインも頂きたかったのですが、車で来ていたため飲めず残念でした。

また、魚介類のお料理も用意され、あわびのステーキを頂きましたが、これもまた柔らかくそしてソースもよくできていて感心しました。

こちらであわびがメニューにあるのも、いずれお話しますが、甲州の煮貝という伝統のあわびの名産品に因んでいるからではと思います。

レストランの窓外は、甲府盆地が一望でき、素晴らしい景色でした。

2009/06/11

ドル全面安

ニューヨークダウは、発表された5月の米小売売上高が前月比0.5%増加し、3ヶ月ぶりに前月実績を上回ったことや、週次の米新規失業保険申請件数が、60.1万件となり、前週から2.4万件減少するなど、堅調な米経済指標の発表が相次いだことや、30年債入札が好調だったことから、長期金利が低下したため上伸しました。

一時8,800ドル台に乗せましたが、米30年債入札をきっかけにドル売りが強まったことで原油価格が73ドル台へ乗せたため、引けにかけて軟化し、前日比31.90ドル高の8,770.92ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米30年債入札が好調だったため利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.093%下げて3.852%で引けました。

原油価格は、国際エネルギー機関(IEA)が10ヵ月ぶりに2009年度の世界石油需要見通しを上方修正したことで買われ、さらに米30年債入札をきっかけにドル売りが強まったことで、一時73ドル台に乗せ、前日比1.35ドル高の72.68ドルで引けました。

金価格は、ドル売りの流れが強まったことや、原油価格が上昇したこともあり、前日比7.30ドル高の962.00ドルで取引を終えました。

為替相場ですが、米30年債入札好調による長期金利の低下で、EUR/USDやGBP/USDを中心にドル安となりました。

特に、GBP/USDが、6月3日につけた高値1.6662近辺を上抜いて行けるかがポイントだと思われます。

ドル/円は、今週に入ってからの97-98円台のレンジの下限近くまで下げましたが、レンジがブレイクアウトしたわけではありません。

そのせいもあり、GBP/JPY、AUD/JPY、NZD/JPYが、日足ベースでステディーに上げているのが印象的です。

2009/06/10

米国債利回りに一喜一憂

ニューヨークダウは、ロシア中央銀行が同国外貨準備のうち米国債を削減するとの報道に、債券売りが殺到して長期金利が急上昇する一方ダウは下落しました。

また、FRBが公表したベージュブック(地区連銀景況報告)で、経済情勢の弱さが強調されたため、景気の早期回復期待が後退したほか、原油価格が71ドル台へ続伸したことも嫌気され、前日比24.04ドル安の8,739.02ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、英紙にロシア政府高官が米国債の保有率を次第に引き下げてIMF債を購入する方針と表明し、またブラジル財務相もIMF債購入を表明したことが利回り上昇の一因となったほか、ラッカー・リッチモンド連銀総裁が早期の利上げを示唆したことや、また10年債入札結果が不調に終わったことで、利回りはさらに上昇し、暫定値ながら前日比0.084%上げて3.940%で引けました。

原油価格は、EIA週間石油在庫統計で、原油在庫が増加予想に反して438万バレルの大幅減となったことで、一気に71.79ドルまで急伸し、前日比1.32ドル高の71.33ドルで引けました。

金価格は、ドル高が進行したことから、ドル代替資産としての金の魅力は薄れ、その後EUR/USDの200ポイント近い下落に連動して一時947.50ドルまで下げた後、前日比変わらずの954.70ドルで取引を終えました。

為替市場は、ロシアが保有米国債比率を引き下げIMF債購入の意思を表明した上、10年債入札結果が不調に終わり、米国債利回り上昇に連れドル高となりました。

今や、米国債利回りに一喜一憂の相場になっています。

為替だけ純粋に見れば、対ドル相場は目先レンジ相場になりそうです。

しかし、クロス円に関しては、EUR/JPYはそれほどでないにしても、その他のクロス円は上昇するのではないかと見ています。

2009/06/09

ドル/円、ロングが調整されれば、再び上昇か

ニューヨークダウは、米金融大手10社の資本増強策や一部金融機関に対し公的資金の返済が承認されたことを受け、材料出尽くし感が広がり、前日比1.43ドル安の8,763.06ドルとほぼ横ばいで、取引を終えました。

米国債10年物利回りは、入札を控えていることから需給警戒感から高止まり、暫定値ながら前日比-0.018%下げて3.856%で引けました。

原油価格は、ドル安圧力で押し上げられ、70ドル台に乗せ、前日比1.92ドル高の70.01ドルで引けました。

金価格は、950ドルから1000ドルのエリアでは利益確定の売りが先行しやすくなったが、原油などその他の商品市況が強いことや、ニューヨークダウが底堅く推移したことで、景気回復期待もあり、インフレヘッジ商品として下支えされ、前日比2.20ドル高の954.70ドルで引けました。

為替市場は、全体的にドル高一服という感じです。

ドル/円も、昨日の東京タイム中心に、98.00前後での新規の押し目買いがなされたもようで、そこでできたロングポジションが、97円前半まで下げる原動力になったように思われます。

今回の場合で言えば、先週金曜のドル/円の急騰という結果が見てから、下げたところを買おうとするため、結局、ポジションが急速にロングに偏り、下げるエネルギーとなっていることがわかります。

個人的には、ここから、ドル/円はさらに下押しされる可能性はありますが、ロングのしこりが解消されれば、また98円方向に戻すように見ています。

2009/06/08

ドル/円にポジションの偏りを感じず

ニューヨークダウは、主だった米経済指標の発表がなかったため、手掛かりとなる材料に乏しく、前週末比1.36ドル高の8,764.49ドルと、ほぼ横ばいで引けました。

米国債10年物利回りは、今週は長期債の入札が相次ぐことから需給の悪化を懸念する見方もあり、債券価格が圧迫される(利回りの上昇)面もあり、暫定値ながら前週末比0.071%上げて3.899%で引けました。

原油価格は、ロンドンタイムでは、EUR/USDの下落に歩調を合わせて軟化しましたが、ニューヨークに入り、GBP/USD主導でドルが軟調となったことから上昇し、68ドル台後半まで買い戻され、前週末比0.35ドル安の68.09ドルで引けました。

金価格は、序盤に、5月26日以来の安値水準となる943.80ドルまで一時下落しましたが、その後、ドル高が一服したことで950ドル台を回復し、前週末比10.10ドル安の952.50ドルで取引を終えました。

為替相場は、ロンドンタイム、S&Pがアイルランドの格下げを発表したことから、一時EUR/USDが売られましたが、その後は、ニューヨークに入り、GBP/USDが反発したことから、全体的にも、各通貨ペアの買戻しとなりました。

そんな中、ドル/円は、横這い推移を続けました。

つまり、強いレジスタンスゾーンである99円台を目前にして、いかにロングポジションができていないかがうかがえるのと同時に、先週末急上昇したという経緯もあってか、ショートポジションもできていない、つまり現状のマーケットは、ロング、ショートどちらにもポジションが偏っていないことがわかります。

ドル/円が、次の展開になるまでには、ポジションがどちらかに偏ることで、やっと逆方向へ動くエネルギーを得ることになると思いますが、それにはまだ時間が必要のようです。

2009/06/07

GBP/USDに下落リスク

EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで下げ、またドル/円が下げているため、クロス円が下げてきています。

ちょっと、EUR/USDなどの下げが気になります。

特に、GBP/USDに下落リスクがあるように思われます。

ドル/円に関しては、ストップロスで上げた相場ですので、それほどポジションがロングに偏っているとは思えず、下げは程ほどのように見ています。

これからの展開は

ドル/円という通貨ペアは、独特の動き方をします。

他の通貨ペアが金融危機後の大暴落で売られた後の買戻し相場となって大騒ぎしていた間は、ドル/円はレンジ相場に終始していました。

しかし、他の通貨ペアの買戻し相場が一巡すると、全く突然金融危機後やはり急落したドル/円がドル買いで動き出すという、この唐突さはドル/円独特の特性と言って良いように思います。

当面、ドル/円は、ざっくりと言って、96.00-100.00近辺のレンジ相場の中で、高値圏を形成するのではないかと考えています。

ただし、上値をテストして、場合によっては、上抜けする可能性も完全には否定できないとも見ています。

しかし、そのためには、再びマーケットが相当ショートにならないことには難しいと思います。

それから、6月末の欧米の金融機関・ファンドの中間決算は、季節要因として無視できません。

6月中旬前後から、手持ちのポジションの利益確定の動きが例年活発になります。

つまり、ここのところのトレンドに逆行する手仕舞いの動きが出やすくなりますので、くれぐれも注意する必要があります。

過去の好例としては、ドル/円は、2007年6月22日に124.14のその年の高値をつけた後、下落に相場が転じています。

2009/06/05

突然変貌するのがドル/円

ニューヨークダウは、発表された5月の米雇用統計のうち、非農業部門就業者数が-34.5万人と予想の-52万人を大幅に上回ったため、雇用情勢の悪化ペースが鈍化してきたことを好感した買いが先行しました。

しかし、同時に発表された失業率は9.4%(予想9.2%)と25年9ヶ月ぶりの高水準に達し、雇用減少も17ヶ月連続で戦後最長記録に並んだことから警戒感が強まり、買い一巡後は売り買いが交錯し、結局前日比12.89ドル高の8,763.13ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米雇用統計の非農業部門就業者数の減少幅が予想以上に少なかったことを受けて利回りが急上昇し、暫定値ながら前日比0.122%上げて3.832%で引けました。

原油価格は、同じく非農業部門就業者数の減少幅が予想以上に少なかったことを受けて、一時2008年11月5日以来となる70.32ドルまで買われましたが、その後は利益確定の動きが強まり反落し、前日比0.37ドル安の68.44ドルで引けました。

金価格は、同じく非農業部門就業者数の減少幅が予想以上に少なかったことから、いったん980ドル台まで買われましたが、米国債利回りの上昇を受けてドルが大きく反発したことから下落に転じ、前日比19.70ドル安の962.60ドルで取引を終えました。

為替市場では、これまでレンジ相場にくすぶっていたドル/円が、97.00を超えて爆発的に上昇したことから、他の通貨ペアは混乱しましたが、結局、ドルの全面高という形で終えました。

しかし、本来、ドル高に弱いはずのクロス円ですが、着実に上昇しており、それを考えますと、EUR/USDなど円以外の通貨は対ドルで再び強くなる(ドル安)可能性がある一方、金曜の主役であったドル/円は、まだまだここから上、99~100円近辺という手強いレベルを控えており、そうすんなりと続騰するのは難しいものと思われます。

言えることは、上げたという結果が出てから買っても遅いのがレンジ相場ですから、ドル/円はここから急にブル(強気)になるのも、少々考えものだと見ています。

ミズラン(Mizlin) Part.68

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。

翠園(すいえん)
住所:東京都港区西麻布3-24-24
電話:03-3470-4081

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

港区に多い、家族ぐるみでやっている中華料理屋さんのひとつで、明るいおばさんが迎えてくれます。

まずは、餃子から頂きました。

水餃子もとてもおいしいですが、焼き餃子がさらにおいしく、お肉が香ばしく焼けた皮に包まれニクニクしていて肉汁もたっぷりです。

また、青椒牛肉絲(チンジャオロース)のピーマンが緑も鮮やかに炒められ、見た目にもおいしそうで実際にも美味でした。

その他、エビチリ、酢豚、高菜そばなど、どれもおいしく、最後に炒飯(チャーハン)を頂きました。

炒飯の塩加減が絶妙で、このお店の実力がよくわかりました。

西麻布にもかかわらず、実に手頃なお値段に、またびっくりでした。

2009/06/04

決戦、米雇用統計発表

ニューヨークダウは、発表された週次の米新規失業保険申請件数が62.1万件と3週連続で前週を下回り、金曜に発表される5月の雇用統計も予想以上に良好な内容になるのではないかとの期待感が広がり堅調に推移し、前日比74.96ドル高の8,750.24ドルで取引を終えました。

米国債10年物は、米新規失業保険申請件数が3週連続で改善したことからの景気回復期待や原油価格上昇によるインフレリスクから利回りを押し上げられ、暫定値ながら前日比0.166%上げて3.706%で引けました。

原油価格は、米ゴールドマン・サックスが上値目標を85ドルに引き上げたことが好感され、一時69.60ドルと2008年11月上旬以来の高値を付け、前日比2.69ドル高の68.81ドルで引けました。

金価格は、原油先物が70ドルに迫る上昇となったことやプラチナなど貴金属市況の高騰したこともあり、前日比16.70ドル高の982.30ドルで取引を終えました。

為替市場では、ブラウン英首相の辞任のうわさに、ポンド売りが加速しましたが、あくまでも先週末以来のポンドの急騰の調整に過ぎないと思われます。

本日は、月間最注目の米雇用統計の発表です。上記の各種プロダクツ(投資対象)も、発表を前に、それぞれに上昇方向に動きたがっていることを感じます。

為替では、昨年の金融危機によっていろいろな通貨ペアが大暴落しましたが、その後、今度は売り先行で積み上がったショートポジションができているもようで、このショートポジションの買戻しの相場が今の相場だと見ており、やはり全体的に上昇の方向で見ています。

また、レンジ相場と個人的には見ているドル/円の買いが、意外に執拗で気に掛かります。

2009/06/03

大き目の調整だが、相場に反発力は残る

ニューヨークダウは、発表された5月の米ADP雇用統計が-53.2万人と予想の-52.5万人よりも若干悪く、また5月の米ISM非製造業景況指数は44.0と予想の45とはほぼ僅差でしたが、好不況を判断する節目となる50を8ヶ月連続で下回りました。

一方、バーナンキFRB議長は議会証言で、米経済は消費や住宅需要の安定を背景に年内には回復に向かうとの見通しを示しながらも、回復の勢いは緩慢との見方を示したことなどもあり、前日比65.63ドル安の8,675.24ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが売られたことや弱めの米経済指標を受けて利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.075%下げて3.538%で引けました。

原油価格は、為替市場でこれまでのドル安の流れに大きく調整が入ったことで利益確定売りが強まり、前日比2.43ドル安の66.12ドルで引けました。

金価格は、最近連動性が高まっているEUR/USDに大きな調整が入り下落したことを受けて、前日比18.80ドル安の965.60ドルで取引を終えました。

為替相場は、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルとクロス円で大き目の調整が入り、通貨ペアにもよりますが、大体各通貨ペアの5日移動平均線あたりまで下げています。

さらに10日移動平均線あたりまで下げる可能性もありますが、短期線である5日移動平均線にしても、10日移動平均線にしても、まだ上を向いており、相場に反発力はあるものと思われますので、ここからのさらなる大きな調整下げはあまり期待しないほうが良いように思います。

ドル/円に関しては、狭いレンジ相場が、継続するものと見ています。

2009/06/02

一見、押し待ちに押し目なし

ニューヨークダウは、米自動車大手GMが連邦破産法11条適用を申請した前日1日は、悪材料出尽くし感から急騰しましたが、2日は利益確定の売りに押されました。

しかしその後、4月の米中古住宅販売保留が3ヶ月連続で上昇し、昨年9月以来7ヶ月ぶりの高水準を記録し、住宅不況底打ちの兆候と好感されて相場は反発し、前日比19.43ドル高の8,740.87ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、4月の米中古住宅販売保留の大幅改善に、一時3.7%台に乗せましたが、強い抵抗線の水準であったことから、3.7%台は維持できず、結局、暫定値ながら前日比0.062%下げて3.611%で引けました。

原油価格は、過去6営業日続伸したものの、この日は上昇は一服し、前日比0.03ドル安の68.55ドルで引けました。

金価格は、ドル安が強まったことから買われ、前日比4.40ドル高の984.40ドルで取引を終えました。

為替市場は、特に、EUR/USDやGBP/USDそしてクロス円は、5日移動平均線や10日移動平均線といった短期線と現状レベルとの間の乖離幅が大きくなっており、一時的にせよ調整の可能性を見ましたが、マーケットは、金融危機の大暴落後にできたいろいろな通貨ペアでのショートポジションの買戻しが優先され、続伸となりました。

ただし、引き続き、調整が入るリスクはありますので、利が乗れば着実に利食うというスタンスは継続すべきではないかと見ています。

ドル/円に関しては、狭いレンジでの往ったり来たりの相場が続くものと思われます。

2009/06/01

ドル/円は結局はレンジか

ニューヨークダウは、発表された4月の米個人所得が0.5%(予想-0.2%)だったことや、5月の米ISM製造業景気指数 が42.8(予想42.3)と5ヶ月連続で上昇するなど良い結果が相次ぎました。

また、経営難の米自動車最大手GMが裁判所の管理下での再建に向け手続きを開始したことも好感され、前週末比221.11ドル高の8,721.44ドルと、約5ヶ月ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、5月の米ISM製造業景気指数や4月建設支出が予想以上に強い結果だったことや、これを受けてニューヨークダウが大幅高となったことなどから、暫定値ながら前週末比0.215%上げて3.675%で引けました。

原油価格は、堅調なニューヨークダウを受けて、前週末比2.27ドル高の68.58ドルで引けました。

金価格は、ニューヨーク後半、ドル安が一服したことで小反落し、前週末比0.30ドル安の980.00ドルで取引を終えました。

為替相場は、昨年の金融危機の大暴落後にできたショートポジションの買戻しが、ロンドンタイムまでは、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルが中心(ドル売り)でしたが、ニューヨークに入り、今度は、ドル/円、クロス円での買い戻しが中心となりました。

つまりは、順繰りに買戻しが起きていることを示していると言えます。

そんな中、ドル/円は、往ったり来たりをしているだけですので、今度は強くなったと思って買うと、振り落とされますので、あくまでもレンジと割り切ることが大事だと思います。

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