下半期スタートは様子見から
ニューヨークダウは、発表された6月の米消費者信頼感指数(予想55.2)が49.3と4ヶ月ぶりに悪化したことから、景気に対する先行き不透明感が強まって反落し、前日比82.38ドル安の8,447.00ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、前日比やや反発し、暫定値ながら前日比0.05%上げて3.53%で引けました。
原油価格は、米消費者信頼感指数の悪化が原油需要の回復期待を後退させ反落し、前日比1.60ドル安の69.89ドルで引けました。
金価格は、為替市場でドル買いが進んだことでドルの代替資産としての魅力が低下し、前日比13.30ドル安の927.40ドルで取引を終えました。
為替市場ですが、全体的にドル高となりましたが、予想を下回る米消費者信頼感指数の結果にドル買いも一服しました。
中間期末を終え、今週これからは、本日は、日銀短観、米ADP雇用統計、米ISM製造業景況指数。
明日はECB定例理事会、注目の米雇用統計と、イベント・重要経済指標が続きます。
そして、3日(金)には、サマーバケーションの始まりを告げる米独立記念日でニューヨークは休場となります。
イベント・重要指標があっても、夏休みを控えてマーケットは前向きに攻めるという時期ではないように個人的には見ており、しばし様子を見たいと思います。