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2009/07/31

マーケットが求める方向は、ドル安円安か

ニューヨークダウは、発表された米第2四半期GDP・速報値が-1.0%と、予想の-1.5%よりも減少率が低かったことや、前期の-6.4%に比べて大きく改善したことから、景気底打ち期待が広がって続伸し、前日比17.15ドル高の9,171.61ドルと、前日に続き年初来高値を更新し、昨年11月4日以来、約9ヶ月ぶりの高水準となって取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された米GDPで米個人消費の低迷(-1.2%、予想 -0.5%) が示され、逃避的な買いが入り利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.128%下げて3.480%で引けました。

原油価格は、EUR/USDなど対主要通貨でドル安が進展したことを受けて大幅に続伸し、前日比2.51ドル高の69.45ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDなどでドル売りが加速したことを背景に買われ、前日比18.50ドル高の955.80ドルで取引を終えました。

為替相場は、米GDP発表後の唐突とも見えたドル/円の急落も、ドル/円自体のロングのストップ狙いに加わえて、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルが急騰(ドル急落)したためと思われます。

クロス円も、ドル/円の急落に一時的に下げたものの、再び堅調となりました。

要するに、今マーケットが求めている相場の方向性は、ドル安円安であることを確認した格好での、月末の大引けとなったと見ています。

8月相場も、このドル安円安相場で始まるものと思われます。

ミズラン(Mizlin) Part.76 

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。

コカレストラン日比谷
住所:東京都千代田区有楽町2-1-11
TEL:03-3507-5489

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

現在の有楽町マリオン一帯の再開発の前は、裏手に上海租界と見紛うレトロな建物がありました。(現在も建物自体はあるという話もありますが、未確認です。)

その建物を、おしゃれなタイ料理の店「コカレストラン」としてオープンし、大変な人気でした。

しかし、再開発に伴って閉店しましたが、こちらは、その流れを汲むタイスキのお店です。

後になって知りましたが、コカレストランは、水産大手マルハの関連のお店だそうで、水産会社もいろいろなことをしているなあと驚きました。

お店の空間は、JRのガード下のカマボコ型で、オリエンタルな雰囲気を醸し出しながら、しかもおしゃれで好みです。

タイスキは、好きな具材を好きなだけ自由に入れて秘伝のコカソースで頂くタイの鍋料理です。

魚介や野菜が豊富で、とてもヘルシーな上に、おいしいです。

このタイスキは、本場タイのコカレストランの創始者である先代の華僑系のオーナーが、日本のしゃぶしゃぶにヒントを得て始めたものですが、なにぶん開業当初は暑い国の辛い鍋料理ということで、集客にも大変苦労したそうです。

しかし、エアコンが普及しはじめて、涼しい環境が提供されると、バンコクの人々を中心に爆発的に流行し、定着したという意外なエピソ-ドがあるとのことです。

また、タイスキのみならず、トムヤムクンやマッドクラブのカレー炒めなど他のタイ料理も、もちろん頂くことができます。

2009/07/30

目先は、ドル/円、クロス円は、上値テストか

ニューヨークダウは、発表された週次の米新規失業保険申請件数は58.4万件と予想の57万件を上回りましたが、1週間遅れで発表される失業保険受給者総数は予想に反して前週から減少し、受給者総数の減少は3週連続となり、買い材料となりました。

また、発表された企業の四半期決算もまずまずの内容であったことも好感され、結局前日比83.74ドル高の9,154.46ドルと、終値ベースでは昨年11月4日以来約9ヶ月ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、7年債入札が無難に消化されたことで利回りは低下し、前日比0.045%下げて3.613%で引けました。

原油価格は、ニューヨークダウが業績回復期待から堅調だったほか、発表された米失業保険継続受給者数の予想外の改善を受けて買われ、前日比3.57ドル高の66.92ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDなどでのドル安や原油高を手掛かりに買い戻され、前日比7.70ドル高の834.90ドルで引けました。

為替相場は、米失業保険継続受給者数が減少し、ニューヨークダウも堅調に推移したことから、ドル/円、クロス円が堅調に推移しましたが、後半7年債の入札が順調に消化されたため利回りが低下したことから、最後は小緩みました。

ドル/円は、95.09近辺にあった200日移動平均線をしっかりと上抜いて、ニューヨークが引けたのが、7月3日以来と、ほぼ1ヶ月ぶりとなり、なにか下値を試した7月相場の終わりを告げているようにも思われます。

8月に入ると、米国債の償還(返済)と利金(利息)の支払い伴う円転(ドル売り円買い)もありますが、目先はドル/円、クロス円は、上値を試すのではないかと見ています。

尚、「米国債の償還と利金の円転」については、本日以下に掲載しておりますので、ご参考にしてください。
http://www.gci-klug.jp/mizukami/2009/07/31/006236.php

2009/07/29

一見、ドル高相場

ニューヨークダウは、マイクロソフトとヤフーがインターネット広告事業での提携を正式発表されましたが、その直後に発表された6月の米耐久財受注-2.5%と、市場予想の-0.6%を大きく上回る減少率となりました。

さらに、FRBの地区連銀景況報告(ベージュブック)も、景気悪化ペースの鈍化を指摘しながら、夏にかけて経済活動の弱さが継続しているとの慎重な見方を示しました。

また、米国の原油在庫の大幅積み増しが原油価格の急落の要因となり、景気回復期待の後退につながり、前日比26.00ドル安の9,070.72ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、5年債入札が不調だったため、2年債利回りが上昇しましたが、10年債利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.023%下げて3.662%で引けました。

原油価格は、米原油在庫は予想の150万バレル減に対して510万バレル増だったなどの米週間石油在庫統計の結果を受けて売りが加速し、前日比3.88ドル安の63.35ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDなどでドルが対主要通貨で堅調に推移したことや原油の大幅安で売られ、前日比11.90ドル安の927.20ドルで取引を終えました。

為替相場は、ドル/円は、東京でよくありがちな、下げてからベア(弱気)になって、戻り売りをしてショートになってしまったため、下がりきらず買戻しとなった一方、EUR/USDやGBP/USDなどは、ここのところの上値のテスト(試し)に失敗し、ロングのポジション調整となりました。

その結果、全体的に、ドル高相場という格好になっています。

ドル/円は、基本的には、レンジ相場と思われますが、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルや、クロス円はまだロングポジションが解消しきれていないものと思われ、下げ余地はまだあるものと思われます。

2009/07/28

相場転換の可能性に警戒

ニューヨークダウは、発表された5月のケース・シラー住宅価格指数は、全米10都市圏、20都市圏いずれも約3年ぶりに前月比で上昇を記録し、住宅市場の底入れ期待が高まりました。

しかし、7月の米消費者信頼感指数が46.6と予想の49.3を大きく下回り、2ヶ月連続で前月実績を下回ったことから、雇用情勢の悪化が続く中で景気に対する先行き懸念が再燃し、一時大幅に下げ、結局前日比11.79ドル安の9,096.72ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウの下落や米消費者信頼感指数の低下を受けて利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.037%下げて3.682%で引けました。

原油価格は、米消費者信頼感指数が予想を下回ったほか、ニューヨークダウが低調だったことから、利益確定の売りに押され、前日比1.15ドル安の67.23ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDなど対主要通貨でドルが上昇したことで軟調に推移し、前日比14.60ドル安の941.70ドルで引けました。

為替相場は、ロンドンタイムでのドル/円、クロス円、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルが、ドル/円の下げをきっかけに下落しましたが、ニューヨークでは、予想を大幅に下回る米消費者信頼感指数にさらに下落しました。

しかし、その後、ニューヨークダウがマイナス圏ながら、持ち直したことから、買い戻しが強まりました。

ニューヨーククローズを見る限り、ドル/円は、目先、94.00-95.20近辺での方向感のはっきりしない動きとなりそうですが、ここまでドル安を試してきたEUR/USDなど円以外の通貨の対ドルは、まだ強いAUD/USDもありますが、EUR/USDやGBP/USDなど主要通貨を見る限りでは、下落に転ずる可能性が徐々に出てきています。

したがって、クロス円は、目先は強弱はあるものの、総じて言えば、下落リスクには警戒が必要になってきているものと見ています。

2009/07/27

「うさぎとかめ」ような相場

ニューヨークダウは、発表された防衛・電子機器大手ハネウエル・インターナショナルと保険大手エトナの第2四半期月期決算はいずれも減益だったことに加えて、両社は2009年通年の業績予想も大幅に下方修正したため、企業収益の先行き不安が強まり、売りが先行しました。

しかし、発表された6月の米新築住宅販売件数が8年半ぶりの大幅増となる38.4万件(予想35万件)となった上に、前月実績を上回るのが3ヶ月連続となり、それを好感して買いが強まり、前週末比15.27ドル高の9,108.51ドルで小幅ながら年初来高値を更新して、取引を終えました。

米国債10年物利回りは、続伸し、暫定値ながら、前週末比0.07%上げて3.72%で引けました。

原油価格は、ニューヨークダウが底堅く推移したため買われ、前週末比0.33ドル高の68.33ドル高と9連騰となりました。

金価格は、EUR/USDなどでドルが下げ渋ったことで上値が抑えられ、前週末比0.40ドル高の956.30ドルで取引を終えました。

為替相場ですが、「うさぎとかめ」の話を思い出します。

EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルは、けたたましく上値を試しましたが、攻めきれないとなるとその反動も大きく、その一方で、ドル/円、クロス円はゆっくりながらの上昇基調となっています。

しかし、EUR/USDなども、依然として、買い意欲は旺盛なとことから、再び上値を試すものと思われます。

2009/07/26

前週末比、上げてスタート

ドル/円も多少上げていますが、EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルでそれ以上に上げており、この結果クロス円が強くなっています。

EUR/USDなどが、上げの主役となるものと見ています。

EUR/USDの場合、6月3日の高値1.4339が、上に抜けられるか、注目しています。

ドル/円は、200日移動平均線のある95.15-20近辺がポイントです。

これからの展開は

先週の相場を通しての印象は、どの通貨ペアも上げきれてはいないものの底堅く、買いが引かない状態が続き、個人的には今まで反落を見ていましたが、上もレジスタンスはあるものの上値を試さないことには、この買いはどうも収まりそうもないと現在考えています。

また、そのような考えに影響を与えたのは、ニューヨークダウや米国債10年物利回り、原油価格など他のプドダクツがいずれもレジスタンスはあるものの上値を試そうとしているからです。

U.S.Dollar Indexを見ると、ドルは下値を試そうとしていますが、他のプロダクツの上昇を背景に、リスクが回避されたと見なされ安全資産であるドルがEUR/USDなど円以外の通貨で売られることを示しているものと思われます。

U.S.Dollar Indexの週足(上はドル高、下はドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W

一方、上げてきているニューヨークダウや米国債10年物利回りと相関性の高いドル/円、クロス円は、上昇する可能性が出てきているものと思われます。

気掛かりなのは、他の通貨ではドル売りが進行する可能性がある中で、ドル/円がどこまで他の通貨に逆行してドル高になるのかこのあたりが判断の難しいところです。

2009/07/24

来週は、上値トライ再開か

ニューヨークダウは、前日引け後に発表されたマイクロソフトやインターネット小売り大手アマゾン・ドット・コム、クレジットカード大手アメリカン・エキスプレスの第2四半期期決算はいずれも減益だったことが嫌気され、売りが先行しました。

しかし、企業業績や景気の持ち直し期待が強く、下値では買いが入り、結局前日比23.95ドル高の9,093.24ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、横這い推移で、暫定値ながら前日比変わらずの3.66%で引けました。

原油価格は、ニューヨークダウが上昇に転じたことを受け続伸し、前日比0.89ドル高の68.05ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDでのドル高で代替投資需要が後退したことから反落し、前日比1.70ドル安の953.10ドルで取引を終えました。

為替市場は、GBP/USDの売りに押され、ドル/円、EUR/USD、クロス円なども下押しされましたが、GBP/USD自体が下げ渋ると、他も一時反発しましたが、結局全体的にやや緩んでの引けとなりました。

しかし、方向感がないようでいて、まだ全体的に上値を試しきれてはいないもようで、来週も再度上値を試すことになりそうです。

気になるとすれば、GBP/USDの動向で、他の通貨にも影響を及ぼす可能性があり注意が必要です。

尚、発表された7月のミシガン大学消費者信頼感指数は、66.0と予想65.0を上回りましたが、反応薄でした。

ミズラン(Mizlin) Part.75  

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。

ブルーパブレストラン ロック
住所:山梨県北杜市高根町清里3545 萌木の村
TEL:0551-48-2521

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

中央道・須玉ICから清里に向かうと、清里のちょうど入り口に萌木の村があり、そこにロックはあります。

ロックは、1971年に清里で最初に誕生した喫茶店でした。

その後、1997年にブルーパブレストランとして生まれ変わりました。

ブルーパブとは、ブルワリー(ビール醸造所)とパブが複合し、できたてのビールがその場で飲める施設のことだそうです。

こちらは、キリンビールの開発部門責任者として「キリンラガー」「一番搾り」「ハートランド」などを世に送り出した、日本で5本の指に入るビール職人である山田一巳マイスターが、こちらのブルワリーで造る八ヶ岳地ビール「タッチダウンビール」が味わえます。

「タッチダウンビール」の名の由来は、清里開拓の父として知られているポール・ラッシュ博士が、アメリカンフットボールを日本に初めて紹介した人だったことによります。

ロックは、大きなホールのようなお店で、ドイツにありそうな店構えです。

車ですので、ビールは購入して持ち帰り、こちらでは、食事だけ頂きました。

開店以来変わらぬ味が自慢のビーフカレーに、ソーセージとアスパラのグリル、隠れた人気メニューのガーリックトースト、そして高原野菜のグリーンサラダを頂きました。

まず、サラダのドレッシングのおいしさにはビックリしました。

ビーフカレーも、名物になるだけのことはあるコクのある味でした。

そして、焼きソーセージにガーリックトースト、思わずビールがほしくなりました。

持ち帰ったビールは、冷やして早速頂きました。

1本目は、2006年春季全国酒類コンテスト・ビール部門総合第1位のプレミアム ロック・ボック、コクのある苦味があって、うまい!

2本目は、2006年秋季全国酒類コンテスト・ビール部門総合第1位のデュンケル、これもコクがあって、うまい!

今度は、ロックのお隣のホテル「ハット・ウォールデン」にでも泊まって、お料理とビールを一緒に楽しみたいものです。

2009/07/23

下げきれなかったEUR/USDの下げに注目

ニューヨークダウは、発表された6月の米中古住宅販売件数が489万件(予想483万件)と、昨年10月以来8ヶ月ぶりの高水準で、しかも3ヶ月連続で前月実績を上回ったのは5年ぶりとなり、住宅不況の底打ち期待が高まりました。

加えて、比較的好調な米主要企業決算を眺めて急伸し、前日比188.03ドル高の9,069.29ドルと9,000ドルの大台を回復して取引を終えました。

終値ベースでは、昨年11月5日の9,139.27ドル以来、約8ヶ月ぶりの高水準となりました。

米国債10年物利回りは、6月の米中古住宅販売の好調を受け上昇し、前日比0.11%上げて3.66%で引けました。

原油価格は、6月の米中古住宅販売の好調だったため、景気回復に伴ってエネルギー需要が増加するとの見方が強まり、前日比1.76ドル高の67.16ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDがドル安に振れたことや原油高が下支えしましたが、EUR/USDが調整に転じてドル高に振れたことで上げ幅は小幅にとどまり、前日比1.50ドル高の954.80ドルで取引を終えました。

為替相場は、ドル安円安相場で始まったものの、その後EUR/USDなど円以外の通貨でもドル高に転じ、結局、それがそれまで円安で進行していたドル/円、クロス円が円高に転ずるきっかけとなり、結局ドル安円安からドル高円高に往って来いの相場となりました。

一番、印象深いのは、今まで下げきれなかった、EUR/USDが下げてきていることで、これが本日も継続するか、注目です。

2009/07/22

ドル/円の下落リスクに注意

ニューヨークダウは、米主要企業の第2四半期決算発表がピークを迎える中、強弱まちまちな業績を眺めて売り買いが交錯しました。

しかし、米銀4位ウェルズ・ファーゴや地域銀行大手USバンコープなど、金融機関の決算では、景気後退に伴う融資焦げ付きの増加で、不良資産が急速に拡大していることが明らかになり、前日比34.68ドル安の8,881.26ドルと、8営業日ぶりに反落して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、反発し、暫定値ながら前日比0.06%上げて3.54%で引けました。

原油価格は、EUR/USDがドル高方向に振れたことで売りが先行し63.76ドルまで値を崩しましたが、その後、EUR/USDがドル安方向に振れたことで買い戻され、前日比0.21ドル安の65.40ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDがドル安方向に振れたことで代替投資需要が高まったほか、原油先物が買い戻されたこともあって、前日比6.40ドル高の953.30ドルと終値で、6月11日以来約1ヶ月ぶりに950ドル台回復しました。

為替相場は、ドル/円、クロス円、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドル、すべてが下値を試しましたが、下げきれず反発となりました。

かと言って、先日までのようななりふり構わないような買いにもなっていません。

そんな中で、ドル/円を日足で見ると、潜在的には下落リスクが出てきているように思われます。

2009/07/21

ロングの利食いは、買いが強いうちに

ニューヨークダウは、市場の予想ほど悪くない内容の企業決算発表などを好感して上伸しました。

しかし、バーナンキFRB議長が議会証言で、金融面でのさまざまな緩和策を将来的に正常な状態に戻す「出口戦略」について触れたことなどを嫌気して一時下落したものの、引けにかけて再び回復し、前日比67.79ドル高の8,915.94ドルと、1月6日以来約6ヶ月半ぶりに8,900ドル台の大台に乗せて取引を終えました。

米国債10年物利回りは、バーナンキ米FRB議長が緩和的金融政策について長期化を示唆したことで低下し、暫定値ながら前日比0.124%下げて3.482%で引けました。

原油価格は、米主要企業の好決算が相次いだことで世界景気が底打ち、原油需要が安定化するとの期待感が膨らみ、前日比0.74ドル高の64.72ドルで引けました。

金価格は、バーナンキFRB議長の議会証言の前にEUR/USDなどでドル安に振れたことから強含みましたが、その後EUR/USDが反落しドル高に振れたことで代替投資需要が後退し、前日比1.90ドル安の946.90ドルで取引を終えました。

為替相場は、バーナンキFRB議長が議会証言で、米景気の下振れリスクに言及しまた緩和的金融政策について長期化を示唆したことで、米国債利回りが低下し、ドル/円をはじめ、クロス円、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルが、すべて下落に転じましたが、その後ニューヨークダウが再び強まり反発しました。

しかし、たとえば、EUR/USDを例にとると、1.39台前後でロングにした投機筋が、一昨日あたりから、1.4200近辺や1.4250近辺で静かに利食い売りに回ってきているもようです。

マーケットが買い気になって買いが厚いうちに、ロングポジションを売り抜こうとしてしているものと思われますので、十分な警戒が必要です。

2009/07/20

ひとつのテーマが長続きしないのが、今の相場

ニューヨークダウは、経営難に陥っていた米ノンバンク大手CITに対し、債権団が融資に応じることで暫定合意したとの報道を受け信用不安が和らいだことや、6月の景気先行指数が0.7%(予想0.5%)と3ヶ月連続で上昇したことや、そして米ゴールドマン・サックスによるS&P500種株価指数の目標引き上げも支援材料となり、前週末比104.21ドル高の8,848.15ドルと、1月6日以来約半年ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、翌日のバーナンキFRB議長の議会証言を意識したポジション調整が先行し、議長が議会証言で金融緩和の出口戦略に言及するとの警戒感から低下し、暫定値ながら前週末比0.037%下げて3.606%で引けました。

原油価格は、EUR/USDなどでのドル安で代替投資資産として買われたほか、景気回復に伴う需要増加期待も強まり、前週末比0.42ドル高の63.98ドルで引けました。

金価格は、ドル安で代替資産として買われたほか、原油高が相場を支援し、前週末比11.30ドル高の948.80ドルで取引を終えました。

為替市場は、米景気回復期待からのドル売り円売りとなりましたが、ドル/円は94円台後半の本邦輸出企業の売りオーダーをマーケットが買ってしまったためにロングになり、加えて米国債利回りが低下したことから、94円台前半に緩んだもようで、この結果、全体的にドル安の格好となりました。

米景気回復期待というテーマで、特に円以外の通貨の対ドルとクロス円が買われており、まだまだ、この買い圧力は収まりそうもありません。

ただし、ひとつのテーマが長続きしないのが、今の相場ですから、あまり今の相場の流れにのめりこまないことが賢明ではないかと見ています。

2009/07/19

全体的に売りでスタート

ドル/円はそれほどではありませんが、クロス円、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドル、いずれも売り気でスタートしています。

特に、EUR/USDは、日足で先週の木曜の陽線と金曜の陰線がほぼ同じ長さで高値圏で出現しており、天井確認の可能性があるところに、本日の寄り付きがさらに安値ですので、天井確認の可能性がさらに強まっています。

非常にボラタイルな(値動きの激しい)相場ですが、この点も気にとめておくべきかと思います。

これからの展開は

先週前半は、米企業・金融機関の第2四半期決算の結果が、いずれも予想より良かったことからの、ドル売り円売り相場となりました。

しかし、週後半になると、引き続き良い決算の発表が出ても、上げも限界的で、高値圏での揉み合いとなり、個人的には、買われているわりには上がらないという印象を強く感じています。

尚、米金融機関の決算が良かったと言っても、たとえば、バンク・オブ・アメリカの場合、134億ドルもの貸倒引当金を計上し、中国建設銀行株とクレジットカードの事務処理部門の売却益がなければ赤字だったという内情もあり、あまり黒字だ黒字だと手放しでは喜べないことも確かです。

今週も、20日(月)にテキサス・インスツルメント、21日(火)にヤフー、そして22日(水)にはモルガン・スタンレーといったところの第2四半期決算の発表が続きますが、結果が良くても、もしドル/円、クロス円や、EUR/USなど円以外の通貨の対ドルの上げが限られれば、反落する可能性が高まると見ています。

尚、20日(月)は、「海の日」の祝日で東京が休場ですので、それを良いことに、ドル/円、クロス円で仕掛けてくる可能性がありますので注意する必要があります。

仕掛ける方向は、再び買いなのか、それとも上も限られたと判断して売りなのかですが、個人的には、上値試して上げきれなければ、下げるのではないかと見ています。

現在、全体的に方向が定まっておらず、非常に難しい相場だと思います。

決して無理をなさらず、体力温存を心掛けること大事だと思います。

2009/07/17

良くわからない時の短期売買

ニューヨークダウは、発表された米銀大手シティグループとバンク・オブ・アメリカの決算が、いずれも黒字を確保したほか、6月の米住宅着工件数が58.2万件(予想53万件)と2ヶ月連続の増加を示したことで底堅く推移し、前日比31.74ドル高の8,743.56ドルと5日続伸して取引を終えました。

尚、取引終了後に、IBMが好決算を発表しました。

米国債10年物利回りは、住宅着工件数が予想外の増加を示したことで再び上昇に転じ、暫定値ながら前日比0.076%上げて3.645%で引けました。

原油価格は、米住宅着工件数が予想外の増加を示し、エネルギー需要の回復期待が高まり、前日比1.54ドル高の63.56ドルで引けました。

金価格は、原油価格が7月7日以来の63ドル台を回復するなど商品市況に連動し、前日比2.10ドル高の937.50ドルで取引を終えました。

為替相場は、米銀大手が黒字決算、米住宅着工件数も良い数字ということで、ドル安円安相場となり、ドル/円やクロス円、そしてEUR/USDやGBP/USDが買われましたが、ニューヨーククローズが近づくとしっかり利食いの売りが入り反落しました。

要は、一見強そうなニュース・指標が出ていろいろなプロダクツが強含んでも上げ幅は大したことはなく、結局長めの方向性がはっきりしないため、短期のトレーディングが中心になっていることがわかります。

来週も、相場の先行きへの不透明感は変わらないものと思われ、こうした短期売買が中心になりそうです。

ミズラン(Mizlin) Part.74   

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。

熊本馬肉料理 はる屋
住所:東京都新宿区四谷1-20 岩井第一ビル2F
TEL:03-5577-5475

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

こじんまりしたお店ですが、人気を呼んでお客さんで一杯です。

ここでは、なんと言っても、馬刺しです。

大とろ霜降り・ロース赤身・ふたえご・たてがみなど、いろいろな馬刺しがあり、それぞれに風味が違って美味です。

珍しいところでは、ふたえごは馬のお腹の周りにあるお肉で、歯ごたえがあり、甘みも豊富です。

また、たてがみは馬の首筋のお肉で、一見真っ白で脂だらけのようですが、口に入れた瞬間甘くそしてサッパリとした後味で、なかなかの一品です。

その他、自家製さつま揚や辛子れんこんといった熊本らしいお料理も頂けます。

あと、熊本の地鶏、大阿蘇鶏(おおあそどり)の唐揚を頂きましたが、実に鶏に味があって、おいしいかったです。

もちろん、焼酎の種類も豊富で、楽しめます。

〆には、天草あおさ茶漬けや阿蘇高菜炒飯、そして天草あおさの味噌汁が頂けます。

2009/07/16

ブル(強気)なムードに包まれてはいるが...

ニューヨークダウは、オープン前に発表された中国の第2四半期GDPが前年同期比7.9%上昇したことから、中国経済の急回復で、資源やインフラ需要が再び高まるとの見方が広がり買い優勢となりました。

その後、発表された7月のフィラデルフィア連銀景況指数は-7.5と予想の-5.0より悪く売られはしたものの、ノンバンク大手CITの経営危機には反応薄でした。

その後、米経済に厳しい見方を示してきたルービニ・ニューヨーク大学教授が米国の景気後退終了に言及したことで景気悲観論が後退し急上昇し、結局前日比95.61ドル高の8,711.82ドルと6月12日以来となる8,700ドル台を回復して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや軟化し、前日比0.03%下げて3.57%で引けました。

原油価格は、景気回復期待でニューヨークダウが騰勢を強めたことで続伸し、前日比0.48ドル高の62.02ドルで引けました。

金価格は、3日続伸の反動で下落し、前日比4.00ドル安の935.40ドルで引けました。

為替相場は、7月のフィラデルフィア連銀景況指数が悪くドル高円高気味になりましたが、米経済悲観論者として知られるルービニ・ニューヨーク大学教授が米国の景気後退終了に言及したことで再びドル安円安となりました。

基本的に、マーケットはブルセンチメント(強気心理)の熱気に包まれ、何が何でも、ドル/円、クロス円、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルを、事あるごとに買おうとしています。

それは、あたかも牛の大群の暴走のようです。

しかし、日足などで見る限り、買い気が強いわりには上げておらず、ここは、ブルな熱気に振り回されず、冷静にマーケットを見ておく必要があると考えています。

2009/07/15

サマーラリーか

ニューヨークダウは、前日引け後に発表された半導体世界最大手インテルの第2四半期決算が予想を超える好内容だったため、企業業績の回復期待が膨らみ、大幅に続伸しました。

また、-0.4%と下げ止まりの兆候を見せた6月の米鉱工業生産指数(予想-0.6%)や、-0.55とマイナス幅を縮小した7月のニューヨーク連銀製造業景気指数(予想-5.0)なども好感されたのに加えて、FRBが米経済の成長見通しを上方修正したことも重なり、引けにかけてさらに上値を目指す展開となり、前日比256.72ドル高の8,616.21ドルと約1ヶ月ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、景気回復期待でニューヨークダウが急伸し、逃避的な債券買いの巻き戻し(利回りの上昇)、前日比0.14%上げて3.60%で引けました。

原油価格は、米景気回復期待でニューヨークダウが急伸し、これに連動する形で買いが強まり、前日比2.02ドル高の61.54ドルで引けました。発表された週間石油在庫統計では、原油在庫の減少は予想を上回る水準だった一方、ガソリン在庫の増加は予想を上回る水準となるなどまちまちでした。

金価格は、EUR/USDが急伸するなど為替がドル安方向に振れたことで代替投資需要が高まったほか、米消費者物価指数の伸びや原油高に反応する形でインフレヘッジとしての買いも入り、前日比16.60ドル高の939.40ドル高で取引を終えました。

為替市場は、EUR/USDは買いトライの結果、1.4105-07近辺でニューヨークが引けており、6月3日頃からのペナントフォーメーション(三角保ち合い)の実体(ロウソク足の寄付きと引け値の間の太い部分)の高値を結んだラインが昨日1.4085近辺にありましたが、これを上抜いて引けており、買いサインが出ています。

ドル/円、クロス円は、米国債10年物利回りがさらに上昇し、ドル/円で言えば、93.85-94.00近辺の強いレジスタンスゾーンを上抜いて上昇しました。

つまり、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルも、ドル/円、クロス円もすべて上昇し、さながらサマーラリー(夏の上昇相場)の様相となっています。

いずれの通貨ペアも、上値を試すだけ試すのではないかと見ています。

2009/07/14

ドル/円、クロス円、上値トライか

ニューヨークダウは、発表された金融大手ゴールドマン・サックスの第2四半期決算は2四半期連続の黒字を確保し、予想を大幅に上回る内容となりましたが、昨日の著名アナリストによる投資判断の引き上げにより、既に織り込まれておりあまり影響はありませんでした。

6月の米小売売上高は0.6%(予想0.4%)と2ヶ月連続の増加を記録しましたが、ガソリン価格の上昇と自動車の在庫処分による販売増加が寄与した形で、個人消費の本格回復を示すものではなかったことから、買い材料にはならず、前日比27.81ドル高の8,359.49ドルで取引を終えました。

尚、引け後発表された米半導体大手インテルの決算は、市場予想は上回りました。

米国債10年物利回りは、6月の米生産者物価指数が前月比1.8%と予想比0.9%を大きく上回ってことから、前日比0.12%上げて3.47%で引けました。

原油価格は、翌日発表される週間石油在庫統計を見極めたいとの見方から続落し、前日比0.17ドル安の59.52ドルで引けました。

金価格は、前日とほぼ変わらず、前日比0.30ドル高の922.80ドルで取引を終えました。

為替市場は、既に米国債利回り上昇によるドル/円でのドル高の土壌はできていたところに、ニューヨークダウ引け後に発表されたインテルの第2四半期決算が市場予想は上回ったことから、一気にドル/円、クロス円の上昇となりました。

これから円主導の東京が開くことですし、ドル/円でも、クロス円でも、円安方向をテスト(試す)することになりそうです。

ドル/円は、先週8日(水)に大きく割り込んだそれまでの強いサポート水準93.85-94.00近辺が、今度は強いレジスタンスになっており、これを上抜くことができるかがポイントだと思われます。

2009/07/13

ビッグ・ウェーブ待ち

ニューヨークダウは、原油価格が軟調でオープン当初売られましたが、著名アナリストが金融大手ゴールドマン・サックスの投資判断を引き上げたことが好感されて急反発し、前週末比185.16ドル高の8,331.68ドルと、5営業日ぶりに8,300ドル台に回復して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウの騰勢とともに上昇し、暫定値ながら前週末比0.05%上げて3.35%で引けました。

原油価格は、景気後退の長期化で原油需要が低迷するとの見方から売りが先行し58ドル台前半まで下落しましたが、ニューヨークダウが騰勢を強めたことで買い戻しが進み、前週末比0.20ドル安の59.69ドルで引けました。

金価格は、売られて始まりましたが、EUR/USDなど為替がドル安に振れると買戻しが進み、前週末比10.00ドル高の922.50ドルで取引を終えました。

為替市場は、金融大手ゴールドマン・サックスの投資判断の引き上げでニューヨークダウが上昇したのを受け、ロンドンタイムまでのドル高円高ポジションを巻戻す動きが中心となりました。

ただ、これで、急に米国企業の決算が良くなって景気急回復となり、相場が反転してドル安円安相場になるとは、個人的には見ていません。

相場は、あくまでも、次の大きな展開の始まり、個人的にはドル高円高相場と見ていますが、今は、そのビッグ・ウェーブ(大きな波)をじっくりと待つ時だと思っています。

2009/07/12

EUR/USD、EUR/JPYに下落の可能性

EUR/USDは、1.3948近辺にある10週移動平均線近辺で、シドニーで寄付き、サポートが切れるかどうかの、非常に微妙なところにあります。

また、EUR/JPYは、129.19近辺にある25週移動平均線を下に割って、シドニーで寄り付いています。

いずれにしましても、個人的には、下落方向で見ています。

これからの展開は

ニューヨークダウや原油や金といったプロダクツ(投資対象)、つまりこれらリスク資産を売って、安全資産である米国債を買う(利回りの低下)動きが起きています。

ファンダメンタルズ的には、米景気の回復期待が剥げ落ち、先行き懸念が高まっています。

それに加えて、米政府は製油所など実需以外に対する原油や石油製品の持ち高規制の導入を目指しています。

農産物は既にシカゴ商品取引所が独自規制を導入し、貴金属についても同様の規制が導入される可能性があると言われています。

つまり、投機資金が行き場を失って、米国債にとりあえず流れ込んでいるものと思われます。

今後の可能性として、依然として自由な市場である外国為替市場に投機資金が、これまで以上に流入してくる可能性もあるのではないかと個人的には、見ています。

相場的には、ニューヨークダウと米国債の利回りの低下は、ドル/円、クロス円の下落、つまり円高となるものと思われます。

問題は、原油価格と相関性のあるとされてきたEUR/USDで、EUR/USDが規制で下落する原油価格と今までどおりパラレルに動くものかについては、少し注意して見ておく必要があると考えます。

投機筋について言えば、投機筋にとっては、「動けば、(プロダクツは)何でもいい」わけで、規制というやっかいな問題で動きづらくなったプロダクツから他に乗り換えることなど、なんのこだわりもないことですので、ここは彼らの動向に警戒しておくべきではないかと思います。

もうひとつ言えることは、「動けば、何でもいい」ということは、そのプロダクツ自体の知識をあまり持ち合わせていないため、テクニカル重視でトレードするものと思われます。

2009/07/10

ドル高円高テストは来週に継続か

ニューヨークダウは、来週以降本格化する第2四半期の米企業決算発表に対する警戒感があった上に、発表された7月のミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が64.6と、予想の70.6を大きく下回り、一時90ドル近くまで下落し、結局前日比36.65ドル安の8,146.52ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、安全資産の位置づけとしての買いが優勢となり、利回りは大幅に低下し、暫定値ながら前日比0.106%下げて3.297%で引けました。

原油価格は、当局による原油取引への規制の動きもある中、リスクマネーの流出が続き、前日比0.52ドル安の59.89ドルで引けました。

金価格は、売り圧力も強かったものの、EUR/USDが上昇したこともあり、下げ幅を縮小し、前日比3.70ドル安の912.50ドルで引けました。

為替市場は、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルも、ドル/円、クロス円も下値を試したものの、決定的に下値を潰しきれず、その後は、買戻しとなりました。

しかし、これでドル高円高の流れが終わったわけではなく、下値テストは来週に引き継がれるものと思われます。

ドル/円は、日足の実体が切り下げてきており、特に注意を要するように見ています。

ミズラン(Mizlin) Part.73  

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。

鳥勝(とりかつ)
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢旧軽井沢557
TEL:0267-42-2602 

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

旧軽井沢銀座の入り口から程なく行った左手にある昔ながらの鳥屋さんですが、ここの若鶏の丸焼き(ローストチキン)はおいしいです。

ロースターの中で、塩コショウだけで味付けした若鶏が何羽もローストされていて、表面は飴色で食欲をそそります。

鳥屋さんですので、当然持ち帰りなるのですが、初めて買った時は、持ち帰ったらオーブンで温めなおしたほうがいいのか店員さんに尋ねましたところ、「いや、そのままで十分おいしいですよ」と返事が返ってきましたので、以来、そのまま食べることにしています。

厳重な包装を開くと、確かにさめても表面は香ばしく中はしっとりして塩加減も良く、実に美味です。

このお店は、基本的には、5月頃~10月頃の金土日と祝日のみの営業ですので、あらかじめ、開店の有無などは確認しておかれることをお勧めします。

2009/07/09

ドル/円の上値の重さが印象的

ニューヨークダウは、発表された週次の米新規失業保険申請件数が56.5万件と予想の60.3万件を大幅に下回り、雇用情勢は最悪期を脱しつつあるとの見方が強まりました。また、前日発表されたアルミ大手アルコアの第2四半期決算は、赤字幅が予想よりも小幅にとどまったことも好感されました。

しかし、米有力チェーン店の6月の既存店売上高は前年同月比5.1%減と11ヶ月連続でマイナスを記録し、個人消費は低迷を続け、景気回復の足取りの弱さが改めて示され、相場の上値を抑え、結局前日比4.76ドル高の8,183.17ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米新規失業保険申請件数が予想を大幅に下回ったことや、ニューヨークダウも底堅く推移、為替市場でも、EURUSDなどが前日の巻き返しの動きだったことで大幅に上昇し、暫定値ながら前日比0.101%上げて3.409%で引けました。

原油価格は、EUR/USDでドル安が優勢となったことや、値ごろ感からの買い戻しが強まり、結局、7日ぶりに反発し、前日比0.27ドル高の60.41ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDでドル安が優勢になったことで、底堅い動きを見せ、前日比6.90ドル高の916.20ドルで取引を終えました。

為替市場は、ここのところのドル高円高相場の調整となりました。

きっかけは、英BOEが、大方の予想に反して量的緩和の規模拡大を見送ったことから、ポンドでの買戻しが強まり、それを追って、EUR/USDなど円以外の通貨も対ドルで上昇しました。

その中にあって、ドル/円は、横這いを続け、上値の重さを、かえって印象づける結果となっています。

全体的にも、あくまでもドル高円高相場の一時的な調整であって、再び本来の方向への動きを再開するものと見ています。

2009/07/08

リスク資産からの資金引き上げ相場

ニューヨークダウは、IMFが来年の世界成長率見通しを大幅上昇修正したことを好感して堅調に推移していたものの、米企業業績に対する不安や原油価格が急落したことで、一時8,100ドルを割り込みましたが、引けにかけて値ごろ感から買い戻しが入り、前日比14.81ドル高の8,178.41ドルで取引を終えました。

尚、取引終了後に発表されたアルコアの決算は、予想ほど悪くなかったもようです。

米国債10年物利回りは、利回りはさらに低下し、暫定値ながら、前日比0.15%下げて3.31%で引けました。

原油価格は、米国の先物協会によって規制が強化される見通しが嫌気されてリスク資産圧縮から急落し、前日に2.79ドル安の60.14ドルで引けました。

金価格は、安全資産として買いも出たものの、原油急落からリスク回避の売りが強まり、前日比19.80ドル安の909.30ドルで取引を終えました。

為替市場は、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルも、ドル/円、クロス円もすべて売りとなりなましたが、ニューヨーククローズ後発表されたアルコアの決算が予想ほど悪くなかったことから、全体的にやや買戻しとなっています。

ドル/円は、5月22日の安値93.85を割り込んでおり、90円前後を目指すことになると見ています。

EUR/USDやGBP/USDなどや、またクロス円はまだサポートがクリアに切れてはいませんが、現状リスク資産からの資金引き上げ相場である以上、ドル高円高は進行するものと思われます。

ただし、今日の東京では、大きくドル/円が下げていますので、輸入企業からのドル買いが入る可能性はあります。

2009/07/07

ドル高円高地合いながら、サミットに警戒

ニューヨークダウは、景気の早期回復期待の後退が引き続いたことや、原油価格が軟調な地合いであったこと、加えて米企業の第2四半期決算発表の事実上のスタートとなる非鉄大手アルコアの決算発表を翌8日に控え警戒感が強まり、終始売り優勢となり、結局前日比161.27ドル安の8,163.60ドルと、4月28日以来約2ヶ月ぶりの安値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、市場全体にリスク回避の動きが強まり安全資産としての買い(利回り低下)に支えられ、暫定値ながら前日比0.058%下げて3.449%で引けました。

原油価格は、景気回復期待が後退し投機筋のロングポジションの解消に下落し、前日比1.12ドル安の62.93ドルで引けました。

金価格は、原油価格の下落に下押しされたものの、安全資産として買い需要もあり、前日比4.80ドル高の929.10ドルで取引を終えました。

為替市場は、ニューヨークダウの下落、米国債10年物利回りの低下、原油価格の下落などに素直に反応し、ドル/円、クロス円は下落し、EUR/USDをはじめ円以外の通貨も対ドルで下落しました。

中でも、GBP/USD、GBP/JPYの着実な下落が目立っています。

全体的にも、ドル高円高の流れは続くものと思われますが、ただし、本日から伊ラクイラで開催されるサミットにおいて、外貨準備の通貨配分に関する中国の発言には、警戒をしておくべきかと思われます。

2009/07/06

たくり線が出たものの

ニューヨークダウは、発表された6月の米ISM非製造業景況指数(予想46.0)が47.0と、3ヶ月連続で上昇し、昨年9月以来9ヶ月ぶりの高水準を記録し、米経済の大半を占めるサービス業の回復傾向が示されたことで、買い安心感が広がりました。

ただし、第2四半期決算発表が8日(水)から本格化するのを控え、決算内容を見極めたいとのムードも強く、相場の上値を抑え、結局前営業日比44.13ドル高の8,324.87ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米10年物価連動債の入札が波乱なく通過し、暫定値ながら前営業日比0.010%上げて3.508%で引けました。

原油価格は、先週発表になった米雇用統計が弱い内容となったこと受け、米個人消費への懸念が強く、投機筋のロスカットが加速し、前営業日比2.68ドル安の64.05ドルで引けました。

金価格は、下落したEUR/USDに連れて売りが強まりましたが、その後EUR/USDが反発したことから下げ渋り、前営業日比6.70ドル安の924.30ドルで取引を終えました。

為替市場は、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルはニューヨークオープン前後から、そしてドル/円、クロス円は米ISM非製造業景況指数の発表あたりからショートカバーとなりました。

この結果、いろいろな通貨ペアで、底値確認を示すとされる「たくり線」が出ていますが、これで底を見たとは個人的には見ていません。

本日、再び下値を試す可能性は十分にあると考えています。

7/7(火)日経CNBCに出演

明日7月7日(火)、午後5時からの日経CNBC「デリバティブ・マーケット」(再放送午後8時06分~)に出演致します。
テーマは「金融危機で変化するユーロ」です。どうぞ、お楽しみに

2009/07/05

全体的に、今週は下落リスクが高そう

EUR/USDやGBP/USDなど円以外の通貨が対ドルで前週末比下げて始まり、クロス円も全般に下げています。

また、週足で見るドル/円も、菱形のダイヤモンド・フォーメーションを下に抜けかけています。

全体的に、今週は下落リスクが高いものと思われます。

これからの展開は

先週日曜の「これからの展開は」で、「ドル/円の下落が相場を先導する可能性が高くなっている」と見ましたが、先週は逆に一時97.00の高値をつけるなど反発してしまいまた。

しかし、個人的には、潜在的なドル/円の下落の可能性は、依然としてあるものと見ています。

ただし、現状では、ドル/円が主導するというよりも、EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで先行して下落する可能性が高まってきているように思われます。

それが、現実となれば、クロス円もまた下落するものと見ています。

特に、下落リスクが高まっているのは、GBP/USDであり、6月1日を起点とする酒田五法でいうところの「三山」(さんざん)」を形成してきているように思います。

「三山」とは、「大天井を形成する骨子の線。相場おおいに上伸し、さらに買い人気旺盛でありながら、いわゆる上げこじれて同じ位置に上下運動を繰り返す場合。おおよそ三山を構成するのに1ヶ月以上を要するものとされる」(「酒田五法は風林火山」日本証券新聞社編著より)

上下動を繰り返しただけでなく、その上下動の期間も、既に1ヶ月を過ぎており、下げ始める可能性が高いものと思われます。

この形状は、GBP/JPY、AUD/USD、NZD/USD、NZD/JPYなどでもはっきり見受けられるだけでなく、多少の変形型をも加えると、円以外の通貨の対ドルや、クロス円全般に言えることだと思われます。

2009/07/03

GBP/USD、GBP/JPYの下落リスクに警戒

米国が独立記念日の振り替え休日のため、ニューヨークの株式・債券などの市場が休場となりました。

為替市場もニューヨークは休場となりましたが、電子取引により、本来のニューヨーククローズ時間まで、ボリューム的には少ないながらも、取引は横這いに続きました。

本来のニューヨーククローズ時間にあたる現地時間午後5時(日本時間午前6時)の時点の各通貨ペアの水準で特筆すべきは、GBP/USDとGBP/JPYで、まずGBP/USDは1.6331-35近辺での引けとなり、1.6376近辺にある25日移動平均線を前日に引き続いて下回って引けています。

また、GBP/JPYは156.82-90近辺での引けとなり、157.48近辺にある10日移動平均線を、これもまた前日に引き続いて下回っており、いずれも下落リスクが出てきていますので、十分注意する必要があります。

目先のサポートは、GBP/USDでは、上げてからの安値圏である1.6190-00近辺、GBP/JPYでは、155.00近辺と154.00-10近辺にあります。

ミズラン(Mizlin) Part.72  

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。

魚三酒場(うおさんさかば)
住所:東京都江東区富岡1-5-4
TEL:03-3641-8071

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

安くておいしい新鮮な魚やつまみにお酒とくれば、行列が絶えないのもわかります。

結構、回転も良く、並んでも15~20分くらいで中に入れることもありますが、タイミングとの勝負ですので、待ち時間の長さは保証の限りではありません。

大人数は、無理です。ひとりかふたり、多くても三人で行くところです。

お店に入ると、コの字型のカウンターが二列並び、お隣さんとの間隔は結構いっぱいいっぱいですが、そこはそれお互いあうんの呼吸で間合いを取っていて、それぞれの空間を保っているところが大衆酒場らしい雰囲気です。

そして、正面の壁一面に、お品書きの短冊が所狭しと貼り付けられていて、壮観です。

どれだけ安いかといえば、たとえば、なみなみつがれた冷のコップ酒が一杯180円とか、「たこの吸盤」が100円といった具合です。

中トロも脂が乗っておいしく、赤魚の煮付けも、酒の肴にはもってこいです(各400円前後)。

うにも、箱で600円ぐらいです。

このお店の注文スタイルは独特で、注文をしている途中で「えーと、それに...」とかつまずくと、店員さんは踵を返し、それまでに聞いた注文を調理場にどんどん通してしてしまいます。

そして、その後の注文は、別途新規に受け付けます。

さらに、おもしろいのは、注文の品ができてくると、店員さんが大声で「やきはま(焼き蛤)注文の方!」と叫び、手を上げたお客さんに渡ります。

注文の品にお客さんの返事がないと返品、だれかが「それ、こっちで受けるよ」と別のお客さんが言えば、そのお客さんに回って、そのお客さんの勘定になるという実にどんぶり勘定のおもしろいシステムです。

皆、店員さんとのそうしたやりとりを楽しみながら一杯やるようなネアカなお店です。

最後の〆におすすめなのは、「ぶりつゆ(100円)」で、ぶりの良いダシが出ていて一品です。

2009/07/02

リクイディション(手仕舞い)

ニューヨークダウは、発表された6月の米雇用統計で、非農業部門就業者数が-46.7万人と事前予想の-36.3万人より下回ったことから、米雇用情勢の悪化を嫌気して200ドル超急落し、システム障害があったため15分延長の後、暫定値ながら前日比223.32ドル安の8,280.74ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、6月の雇用統計の悪化から利回りは低下し、暫定値ながら、前日比0.042%下げて3.495%で引けました。

原油価格は、EUR/USDがドル高方向に振れたことが嫌気されたほか、6月の雇用統計が悪化したことで原油需要の低迷が長引くとの見方が強まり、前日比2.58ドル安の66.73ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDがドル高方向に振れたことでドルの代替資産としての魅力が低下し、前日比10.30ドル安の931.00ドルで取引を終えました。

為替市場は、米雇用統計の悪化をきっかけとして、本日の米独立記念日から始まる夏休みシーズンを前に、既存にあったEUR/USDなど円以外の通貨の対ドルのロングや、ドル/円、クロス円のロングといった、手持ちポジションのリクイディション(手仕舞い)が本格化しました。

EUR/USDについては、ECB理事会が政策金利を1.0%に据置いたことから、ECBは現在の金利水準は適切と強調しながらも、将来の引き下げの可能性も否定しなかったと捉えられ、売り材料となりました。

本日は、ニューヨークは休場となり、相場の動きも限定的かもしれませんが、今後の方向性は、EUR/USDなどや、ドル/円、クロス円は下落方向となるのではないかと見ています。

2009/07/01

夏休みシーズン前の最後の大イベント、米雇用統計に注目

ニューヨークダウは、発表された6月の米ADP雇用統計が-47.3万人(予想-39.4万人)と減少幅が前月実績を下回り、昨年10月以来最小となり、米雇用情勢の悪化に歯止めが掛かりつつあることを示されました。

さらに、6月の米ISM製造業景況指数が44.8(予想44.6)と6ヶ月連続で改善したことから、米景気の早期回復に楽観的な見方が広がり、一時133ドル高まで上伸し、結局前日比57.06ドル高の8,504.06ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、あまり変わらず、暫定値ながら前日比0.006%上げて3.538%で引けました。

原油価格は、週間石油在庫統計でガソリン在庫の増加が示され売り優勢となり、前日比0.58ドル安の69.31ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが150ポイント近い上昇を記録するなどドル安が進んだため、ドルの代替資産として見直し買いが入り、前日比13.90ドル高の941.30ドルで取引を終えました。

為替市場では、中国がイタリアで開催されるG8で新準備通貨の議論を求めたとのニュースが出たこともあって、逃避的な買いがユーロに集まり、ユーロは対ドル対円対ポンドなどで強さが目立ちました。

本日は、明日の米独立記念日から始まる夏休みシーズン前の最後の大イベントである米雇用統計の発表に注目です。

これである程度の今後の方向性が見出されるものと思われます。

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