ドル/円、力強い上昇で越年
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
ニューヨークダウは、発表された週次の米新規失業保険申請件数発表が43.2万件と予想の46.0万件より改善し、ゼロ金利政策の解除に対する警戒感が高まって反落し、前日比120.46ドル安の10,428.05ドルと約1週間ぶりに10,500ドルを割り込んで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、週次の米新規失業保険申請件数が改善したことで、景気回復と金利正常化に対する期待感が更に強まり、一時3.91%台まで上昇し、暫定値ながら前日比0.049%上げて3.835%で引けました。
原油価格は、週次の米新規失業保険申請件数の良好な結果に、景気回復に対する期待感が強まり、前日比0.08ドル高の79.36ドルで引けました。
金価格は、米新規失業保険申請件数の発表により、ドルが再び上昇したことで伸び悩み、前日比3.70ドル高の1,096.20ドルで取引を終えました。
為替相場も、同様に週次の米新規失業保険申請件数が改善したことをきっかけに、ドル買いが強まりました。
特に、米国債利回りが上昇したこともあって、ドル/円の上昇が素直で、これを受け、クロス円も上昇傾向となりました。
ドル/円は、力強い上げで越年しており、年明けのマーケットが始まる4日(月)は、まずは買いからとなりそうです。
これに対して、投機筋や輸出企業の出方が注目です。