EUR/USDに続落の可能性
ニューヨークダウは、注目の米FOMCでは、景気認識を上方修正しつつ超低金利政策の維持を表明したことから買い安心感が広まりました。
ただし、FOMCでホーニグ委員が異例の低金利継続に反対票を投じたことから、上値も抑えられ、前日比41.87ドル高の10,236.16ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、FOMCでホーニグ委員が異例の低金利継続に反対票を投じたことからは急上昇し、前日比0.025%上げて3.644%で引けました。
原油価格は、ギリシャ国債が売られたことからリスク回避色が強まり売られ、前日比1.04ドル安の73.67ドルで引けました。
金価格は、ギリシャ国債への不安が広がり、商品市況からリスクマネーが逃避したことに加え、ドル高も影響し、前日比13.80ドル安の1,085.70ドルで取引を終えました。
為替相場は、米FOMCでホーニグ委員が異例の低金利継続に反対票を投じたことからドル買いとなりました。
特に、ドル/円が90.00近辺まで回復したことと、EUR/USDが一時的とはいえ1.4000を下に割ったことが印象的です。
しかし、ドル/円の日足の恰好は、未だに決して良くはなく、底固めにまだ時間が掛かりそうです。
一方、EUR/USDは、1.4000がしっかり下に切れてくると、さらに1.3800近辺までの下落の可能性が出てくるものと見ています。