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2010/01/12

市場での存在感増す中国

ニューヨークダウは、前日取引終了後発表された非鉄大手アルコアの決算が期待したほどよい内容ではないと受け止められ急落したほか、米政府が大手金融機関への課金を検討しているとの報道を受け、企業業績に対する懸念が強まりました。

また、中国人民銀行(中央銀行)が金融機関が中銀に預け入れる預金準備率の引き上げを発表したことから、市場からの余剰資金の吸収で中国経済が減速すれば、米景気にもマイナスとの思惑が出たことも売りを誘い、前日比36.73ドル安の10,627.26ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、中国人民銀行が預金準備率を引き上げ金融引き締めに動いたことから、世界的な景気回復に対する警戒感から、債券への逃避買い(利回り低下)が強まり、暫定値ながら前日比0.103%下げて3.715%で引けました。

原油価格は、中国人民銀行が預金準備率を引き上げたことで、中国の景気抑制への懸念から売りが強まり、前日比1.73ドル安の80.79ドルで引けました。

金価格は、中国人民銀行の預金準備率引き上げ発表で利益確定売りが強まり、前日比22.00ドル安の1,129.40ドル安で取引を終えました。

為替相場でも、中国人民銀行が預金準備率を引き上げると発表したことで、リスク回避の動きから円買いが進みました。

個人的には、昨日のドル/円、クロス円の下落も、レンジ相場の中での動きの一貫と捉えていますが、戻りが極めて弱く、安値圏に張り付いた状態ですので、ここは様子見で良いように思います。

レンジ相場は、思わせぶりな上げ下げをしますので、それに引き込まれないようにすることが大事ではないかと考えています。

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