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2010/05/10

EU等当局の対応に、マーケットの審判はいかに?

ニューヨークダウは、ユーロ圏諸国が域内で財政危機に陥った場合に備え、IMFと合わせて7,500億ユーロ(約91兆円)の緊急融資制度の創設を合意、またECBのトリシェ総裁は、ユーロ圏の国債などの買い取りプログラムを開始したことを明らかにし、そして日米欧の中銀がドル資金のスワップ協定を再締結したことなどを受けて上昇し、前週末比404.71ドル高の10,785.14ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ユーロ安定化策の発表でユーロ圏諸国の財政危機に対する過度の悲観が後退し、暫定値ながら前週末比0.115%上げて3.541%で引けました。

原油価格は、EUのユーロ安定化策の発表を受けて反発し、前週末比1.69ドル高の76.80ドルで引けました。

金価格は、EUのユーロ安定化策の発表で世界的に株式市場が買い戻され、安全資産の買いは巻き返しが強まり、前週末比9.60ドル安の1,200.80ドルで取引を終えました。

為替相場は、矢継ぎ早のEU等当局の対応に、東京からロンドンに掛けて、EUR/USDはじめ円以外の通貨の対ドル、ドル/円、クロス円、すべて上昇し、ドル安円安相場となりました。

しかし、ニューヨークに入り、EUR/USDの反落が目立ち、マーケットが心底から、これでユーロ安に終止符が打たれたとは見ていないことがわかります。

EU等当局が、これだけてんこもりの対策を一気に前倒しで発表したのには、一昨年のリーマンショックに端を発し金融危機に至った教訓があってのことだと思います。

しかし、かなりの手持ちのカードを一遍にさらけ出したことが、吉と出るか、これからのマーケットの審判に託されるものと言えます。

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