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2010/05/31

ドル/円、クロス円、引き続き上値トライか

昨日は、英国がバンク・ホリデー、米国がメモリアル・デーで、ロンドン・ニューヨークは休場でした。

EUR/USDなど円以外の通貨の対ドル、ドル/円、クロス円は、いずれも高値圏にいましたが、欧州大陸市場のクローズ前後に、ポジション調整と思われる売りが強まり、一時全体的に下げましたが、その後は、値を戻しました。

日足で見ますと、特にドル/円、クロス円は、上値を試しきれていないもようで、本日も再度上値をトライする可能性があります。

しかし、上げきれなければ、一転して下落のエネルギーに変わるものと思われます。

2010/05/30

全体的に心持ち下げてのスタート

EUR/USDなど円以外の通貨の対ドル、ドル/円、クロス円は、いずれも心持ち下げての週のスタートです。(ドル高円高気味)

本日は、英国がバンク・ホリデー、米国がメモリアル・デーで、ロンドン・ニューヨークが休場となるため、小動きに終始するものと思われます。

今のところ、静かです。

これからの展開は

月曜は、ロンドン・ニューヨークが休場となるため、あまり大きな動きにはならず、本格的なマーケットの始動は、火曜となるものと思われます。

それでは各通貨ペアの方向性を見るために、ドル/円、EUR/USD、EUR/JPYの週足をざっくりと見てみますと、まず、ドル/円に関しては、明確な方向性はなく、横這い推移になるものと思われます。

EUR/USDとEUR/JPYに関しては、先週後半いったんの反発を見たものの、依然として、週足の傾向は下向きとなっており、底打ち感がでていません。

しかも、EUR/USD、EUR/JPYは、週足の重要サポートを下に切れたままになっています。

これらから、ドル/円は横這い推移となる可能性があるのに対して、EUR/USDとEUR/JPYは再び下がる可能性があるのではないかと考えています。

見方の切り口を変えて、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足を見てみますと、
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W (上がドル高、下がドル安)

88.00がレジスタンスにはなっていますが、先々週は週足が陰線でしたが、今週は週の後半EUR/USDなどで調整的なドル売りとなったにも関わらず週足は陽線で引けており、まだまだドル高トレンドが続いていることがわかります。

尚、5月25日時点のシカゴIMMのポジション(NON-COMMERCIALのLONGとSHORTのネット)は、
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

ユーロショートが106,736枚、ポンドショートが75,079枚、円ショートが10,258枚と、ユーロショートが突出していますが、純粋な投機だけでなくヘッジも入ってきているものと思われます。

つまり、ユーロの先安感は、まだ強いと考えられます。

尚、今週の金曜発表予定の5月の米雇用統計で非農業部門就業者数が50万人程度増えるという予測も出ており、これが現実のものとなると、リスクが回避されたとして、ドル安円安方向に向かう可能性がありますで、この点には注意が必要です。

さらに加えて、週末には韓国・釜山で開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議で欧州不安へどのような対応が示されるかも注目されます。

2010/05/28

調整の調整

ニューヨークダウは、発表された5月のシカゴ購買部協会景気指数が59.7と予想の61.0を下回り、加えて格付け会社フィッチ・レーティングスが、スペインの信用格付けを最上級の「トリプルA」から「ダブルAプラス」に1段階引き下げたことから、リスク回避の動きが再び強まり、前日比122.36ドル安の10,136.63ドルと反落して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、5月のシカゴ購買部協会景気指数など米経済指標が振るわなかったことや、フィッチがスペインを格下げしたことなどからリスク回避の動きが強まり低下し、前日比0.076%下げて、3.285%で引けました。

原油価格は、フィッチがスペインを格下げしたことなどからリスク回避の動きが強まり、利益確定売りが出て、前日比0.58ドル安の73.97ドルで引けました。

金価格は、利益確定売りが先行しましたが、フィッチがスペインを格下げしたことで、急速にリスク回避の動きが強まり、前日比0.60ドル高の1,215.00ドルで取引を終えました。

為替相場、ニューヨークに入り、それまで強含みだった、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドル、ドル/円、クロス円は、ニューヨークダウが安く寄り付いたことで反落、それに追い討ちをかけるように、予想を下回るシカゴ購買部協会景気指数、そして格付け会社フィッチによるスペインの格下げが続き、特に、EUR/USDの下落が目立ちました。

ドル/円は、他の通貨でのドル買いに追随し、いったん下げた90円台後半から91円台乗せまで反発して引けました。

来週月曜は、英国がバンク・ホリデー、米国がメモリアル・デーで、ロンドン・ニューヨークは休場となります。

週末になにもなければ、月曜は、あまりはっきりした方向性は出ないのではないかと見ています。

ミズラン(Mizlin) Part.119

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

洋食エリーゼ
住所:東京都新宿区四谷1-4-2
TEL:03-3357-6004

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

JR四ッ谷駅を新宿方面に出て、新宿通りと並行して一本右に、しんみち通りという飲食店街があります。

かれこれ35年ぐらい前に、この近くの大学に入学して以来、私にとっては学生時代の毎晩行きつけの飲み屋街でした。

大学の寮が学内にあり、クラブの練習が終わって出撃、深夜寮に戻るまで毎晩飲んでいました。

しんみち通りも、時を経るに連れ、お店はどんどん変わり、私の学生時代のお店は、今はほとんどありません。

そんな中、しんみち通りの入ってすぐ右に多少装いは変わったものの、今も健在、いやそれ以上に人気のあるのが、こちらエリーゼです。

人気のオムライスが、懐かしいです。

30数年の年月が経っても、美味しさは変わりません。

メンチカツ、ビーフトマト、ビーフしょうが焼き、ビーフスタミナ、サーモンバター焼きなど、目移りします。

どれも、食べたい。

こちらのエリーゼから、20~30メートル先の右手に、今は跡形もなくなくなりましたが、「バッカス」という大き目のバーがあり、学生でも手頃に飲めることから、連日学生達で大賑わいでした。

そこが私の青春だったような気がします。

その頃からあるエリーゼを目にすると、あの頃を思い出し、今でも甘酸っぱい想いにかられます。

2010/05/27

中国当局の否定発言に反発したけれど

ニューヨークダウは、前日のユーロ圏債券の保有高を減らすとの報道を、中国国家外貨管理局が「全く事実無根」との声明を発表し、その上で、中国がEUとIMFが打ち出した金融市場安定策を支持する姿勢を強調したことから、10,000ドルの大台を再び回復し、前日比284.54ドル高の10,258.99ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが280ドル超値上がりしたことから、米国債への逃避買いは一服し(利回り上昇)、暫定値にながら前日比0.161%上げて3.350%で引けました。

原油価格は、中国がユーロ圏債券の保有を見直しているとの報道を中国政府が否定したことで市場に安心感が広まり上昇し、前日比3.04ドル高の74.55ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウが急伸する中、これまで安全資産の逃避買いが利益確定売りに押され、前日比0.90ドル安の1,214.40ドルで取引を終えました。

為替相場は、中国がユーロ圏債券の保有を見直すとの前日の報道を中国当局が否定したことで、ニューヨークダウも急反発し、リスク回避のEUR/USDなど円以外の通貨の対ドル、ドル/円、クロス円でのショートポジションの買い戻しが集中しました。

ただし、EUR/USDの週足で言えば、それまでの週足の実体としての安値である2008年11月17日の週の寄り付き1.2526までも戻していませんし、また、EUR/JPYの週足で言えば、それまでの週足の実体としての安値である2009年1月26日の週の寄り付き114.09までも戻しておらず、現段階ではあくまでも調整の域を脱していません。

ドル/円に至っては、最近のレンジ内の動きに終始しています。

一昨日から昨日に掛けての中国ネタは、今のところ、これまでの相場を転換するには至っていないものと見ています。

2010/05/26

ユーロに新たな懸念

ニューヨークダウは、発表された4月の米耐久財受注が2.9%(予想1.4)、そして4月の米新築住宅販売件数が50.4万件(予想42.5万件)と、いずれも大幅改善となり、これを受けて堅調に推移しました。

しかし、中国が外貨準備に占めるユーロの割合を減らすことを検討していると伝わり、ユーロは対主要通貨で下落したのに連れ反転下落し、前日比69.30ドル安の9974.45ドルで取引を終えました。

終値ベースで10,000ドルの大台を割り込んだのは2月8日以来約3ヶ月半ぶりとなりました。

米国債10年物利回りは、発表された米新築住宅販売が強い内容だったことや、アジア、欧州などの株式市場が堅調だったことから利回りは上昇しましたが、ニューヨークダウが終盤に下げが加速したことから、上げ幅を縮小し、暫定値ながら前日比0.031%上げて3.189%で引けました。

原油価格は、アジア、欧州の株式市場が下げ止まっていたことで、ショートカバーが強まり、前日比2.76ドル高の71.51ドルで引けました。

金価格は、信用懸念が根強く安全資産への買いは継続され、前日比15.40ドル高の1,213.40ドルで取引を終えました。

為替相場は、中国が外貨準備に占めるユーロの割合を減らすことを検討しているとの観測は、ユーロ安には効きました。

2001年9月11日の米同時多発テロがきっかけとなり、翌年2002年初頭から2008年まで、EUR/USDは約7500ポイントの上昇を見ましたが、そのユーロの買い手の主だったところは、中東、ロシア、そして、中国でした。

その中国が、外貨準備に占めるユーロの割合を減らすとなれば、そのマーケットに与える影響は無視できません。

また、EUR/JPYの下落も止まらず、この影響は他のクロス円にも波及するものと思われます。

特に、今日、明日は、トレンド性をもって動く週後半だけに、警戒を要するもの思われます。

2010/05/25

往って来い

ニューヨークダウは、欧州の金融システム不安が拡大するとの懸念や朝鮮半島情勢の緊張が嫌気され、一時前日比292ドル安まで急落したものの、引けに掛けて買い戻され、前日比22.82ドル安の10,043.75ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、欧州に対する懸念が消えず、逃避的な買い(利回り低下)が先行し、暫定値ながら前日比0.029%下げて3.165%で引けました。

原油価格は、欧州への懸念が根強く、景気回復への不透明感が強まる中、売りが強まり、前日比1.46ドル安の68.75ドルで引けました。

金価格は、欧州への警戒感が根強く、ニューヨークダウ大幅安となり、逃避買いが出て続伸し、前日比4.00ドル高の1,198.00ドルで取引を終えました。

為替相場は、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドル、ドル/円、クロス円、いずれも朝方急落したニューヨークダウがその後大きく反発したことを受け、往って来いとなりました。

これにより、通貨ペアの多くが、下ヒゲを長く出し、一見すると、目先の底値確認とも取れないことはありませんが、たとえ反発しても、上値は限られるのではないかと見ています。

ただし、懸念材料は、朝鮮半島情勢の行方で、悪化するようであれば、円は地政学的リスクから売られる局面は出てくるものと思われますので、半島情勢には十分な警戒が必要です。

2010/05/24

さらなるドル高円高の可能性

ニューヨークダウは、発表された4月の米中古住宅販売件数は577万件と予想の560万件を上回りましたが、政府による税控除の申請期限前の駆け込み需要と分析する向きが多く、反動減が懸念されました。

一方、スペイン中銀が経営難に陥った貯蓄銀行カハスールを公的管理下に置いたとの22日の報道をきっかけに、同国の他の金融機関も経営難に陥っているのではないかとの不安や、金融機関救済のために同国政府の財政が一段と悪化するとの懸念も強まり、前週末比126.82ドル安の10,066.57ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、スペイン中銀が貯蓄銀行カハスールを管理下に置いたことを材料に、欧州の金融システムに対する不安感が強まって、逃避買い(利回り低下)が強まり、前週末比0.037%下げて3.201%で引けました。

原油価格は、リビア石油相がOPECは価格下落について懸念を明らかにしたことから小反発し、前週末比0.17ドル高の70.21で引けました。

金価格は、スペイン中銀による貯蓄銀行カハスールの管理下入りをきっかけに、再びユーロに売りが強まる中、逃避買いが強まり、前週末比17.90ドル高の1,194.00ドルで取引を終えました。

為替相場は、スペイン中銀が貯蓄銀行カハスールを管理下に置いたことにより、まずはユーロ売りとなりましたが、リスクを回避するため、結局はドル買い円買いとなりました。

EUR/USDは、1.2300近辺にサポートがありますが、結局、それを下抜き、5月19日の安値1.2144を試すことになるように思われます。

そうなるとリスク回避のドル買い円買いは強まり、特にEUR/JPYなどクロス円の下げ圧力が強まるものと見ています。

EUR/JPYは、5月20日の安値109.47近辺が、注目です。

2010/05/23

ややドル高円安でオープン

ややドル高円安で、オープンしています。

しかし、基本的には、クロス円は、下落リスクがあるものと、個人的には見ています。

あまり円売りで追随するのは、リスクがあるように思われます。

これからの展開は

ここのところ、ギリシャの債務問題が、他の南欧諸国の財政問題に波及して、ソブリンリスク(政府債務の信用リスク)が危ぶまれ、そしてこれらの国に貸し出している欧州金融機関のクレジットリスク(信用リスク)への不安となって、欧州から米国などへ大量の資金移動が起きたことは、EUR/USDが、今月だけでも約1,200ポイントも一時下落したことからも分ります。

また、単に米国債に流れただけでなく、EUR/AUD、EUR/CADなどユーロクロスを通じ資源国通貨にも流れ、また金などにも流れました。

しかし、ここにきて、米経済指標の不振が続きました。

たとえば、週次の米新規失業保険申請件数が、47.1万件と予想の44万件に比べ大幅に増加したり、5月のニューヨーク連銀製造業景気指数が19.11(予想30.0)と前回31.86から急低下しており、これまで、マーケットの関心が欧州の財政懸念・信用懸念に向いていたのが、米国景気にも向き始めています。

全体的に不透明感が増す中、ここにきて株や金や原油といったリスク資産から米国債といった安全資産への逃避となってきています。

また、これまで保有してきたポジションを、とりあえず手仕舞おうとする動きになったのが、先週木曜のユーロ高円高相場の真相だったようです。

こうなると、為替相場は、一昨年のリーマンショックに端を発して金融危機に至った時の動きを踏襲する可能性が出てきています。

つまり、リスク回避のドル高円高です。

もちろん、これまでも、ドル高円高できましたが、AUD/JPYやNZD/JPY、CAD/JPYは堅調にきていたのが、先々週後半から下落が本格化してきており、全面的なドル高円高になるのではないかと見ています。

先週木曜以来、反発しているユーロですが、既存のユーロのショートポジションの手仕舞いであれば、長続きはせず、再びユーロ売りになるものと思われます。

問題は、ドル/円で、金融危機の時も大幅な円高になっており、今回再び円高に大きく動く可能性もあると思われます。

そういう意味では、24日(月)、25日(火)、北京で開かれる米中戦略・経済対話が、気になるところです。

2010/05/21

マーケットの関心は、欧州から米国に移るか

ニューヨークダウは、世界的な株安連鎖の流れを受けて大きく値を下げ、一時150ドル近く下げて、10,000ドルの大台を割り込みました。

しかし、ドイツ議会が欧州の金融安定化策を承認したことに加え、前日に米上院で可決された金融規制改革法案が最終的には懸念されたほど金融機関に厳しい内容にならないとの観測が広まったことなどから急反発し、前日比125.38ドル高の10,193.39ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが10,000ドルを割ると一時3.10%まで低下したものの、その後ダウが反発したことから3.23%台を回復し、暫定値ながら前日比0.024%上げて3.236%で引けました。

原油価格は、ニューヨークダウの下落に69.00ドルまで一時下げましたが、ダウの動きが落ち着くと揉み合いとなり、前日比
0.76ドル安の70.04ドルで引けました。

金価格は、一時1,166ドル台と5月5日以来の安値水準を記録し、前日比12.50ドル安の1,176.10ドルと4日続落して取引を終えました。

為替相場は、ニューヨークダウが下げると、ドル/円、クロス円も下値を試しました。

その後、ダウが反発すると値を戻しましたが、ドル/円、クロス円の戻りは限られました。

前日のニューヨークでのユーロ高円高相場の真相は、ビッグプレーヤー(大口の投機筋)が、手持ちのユーロ売りポジションと円売りポジションを大きく手仕舞ったためだったもようで、相当の額の手仕舞いとその巻き添えとなったその他のプレーヤーの相当の額のロスカットが出たものと思われます。

その翌日の昨日は、ニューヨークダウには神経質にはなりましたが、マーケットはかなり痛んでおり、結局は大きな動きにはなりませんでした。

それよりも、これまでのマーケットのテーマであった債務問題で揺れる欧州から、もしかしたらまずいことになっているかもしれない米国に関心が移る可能性がありますので、米国の動向にも十分な注意が必要ではないかと見ています。

ミズラン(Mizlin) Part.118

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

強羅アサヒホテル メインダイニング
住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-59
TEL:0460-82-3555

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

Part.116の続きになります。

お蕎麦を食べて、ほろ酔い加減で、強羅公園の向かいのこちらのホテルに戻りました。

チェックインは午後2時からでしたが、天候も悪く疲れてもいたので、時間を潰そうと、ロビーのソファーでテレビなど見てボケ―っとしていたところ、ホテルの方が、もうお部屋のご用意ができましたのでどうぞと言ってくださり、午後1時にチェックインさせて頂きました。

部屋に荷物を置き、浴衣に着替えて午後2時には温泉へ。

もちろん、こんな時間に温泉に入る人はおらず、貸切状態でのびのびとお湯につかりました。

柔らかくて、いいお湯です。まさに極楽です。

たっぷり湯につかって、部屋に戻り、冷たいビールを頂き、また極楽。

見るでもなくテレビをつけ、2時間もののサスペンスかゴルフ中継があると、またぐっと週末気分が高まります。

そして、新聞など流し読みして、完璧にリラックス気分となりました。

午後6時、メインダイニングへ。

非常にきれいなダイニングルームです。

そして、お料理が凝っていて、なおかつ目を見張るほど、どれもとても美味しかったです。

お手頃な宿泊料金にもかかわらず、お料理、お部屋、温泉どれも、とても満足でした。

そうそう、食事中、隣の席に、著名な歌手であり作曲家である某氏が現れたのには、びっくりしました。

どうも、こちらは芸能人の常宿のようです。

2010/05/20

ユーロ高円高

ニューヨークダウは、18日発表された独政府の空売り規制は、金融市場の混乱に歯止めを掛けることを意図したものでしたが、逆に同国の金融機関の財務懸念を裏付けた格好となり、かえって信用不安が強まりました。

また、同国の空売り規制がフランスなど他のユーロ圏諸国との調整なしに導入されたことが明らかになったことで、域内の足並みの乱れが表面化し、欧州の危機対応能力を疑問視する見方も広がって、投資家がリスク回避の姿勢を強め、今年最大の下げ幅となる前日比376.36ドル安の10,068.01ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、欧州株が軟調だったことに加えて、ニューヨークダウも大幅安となり、質への逃避から買われ(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.157%下げて3.211%で引けました。

原油価格は、欧州の景気低迷が世界的な原油需要にマイナスとの見方が広がり、一時64.30ドルまで売られましたが、EUR/USDの上昇に連れ値を戻し、前日比1.86ドル安の68.01ドルで引けました。

金価格は、欧州株やニューヨークダウが軟調に推移したことで安全資産買い圧力がありましたが、EUR/USDが反発したことやニューヨークダウの下げ渋りとともに利益確定売りが強まり、前日比4.50ドル安の1,188.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、ニューヨークダウの下落、米国債利回りの低下に、相関性の強いドル/円、クロス円の下落が目立った一方、EUR/AUDなどユーロクロスの買戻しが集中したことから、EUR/USDが急反発しました。

これまでの主役通貨であったユーロでの買戻しと、それまで脇役通貨に甘んじていた円が円高で一躍センターステージ(舞台中央)に踊り出たことが、主役通貨の交替なのか、あるいは、ひと相場の終わりを告げるサインなのか、今のところ判断が難しいところではあります。

しかし、今月だけで約1,200ポイントの下落を見たユーロは、欧州で起きた諸々の原因があってのことでわかりますが、ドル/円のここに来ての下落は、リスク回避の円買いとか、ニューヨークダウの下落、米国債10年物利回りの低下だけで、このまま続くものか判断がつきかねます。

いずれにしても、東京では、ドル/円、クロス円は、さらに売られるものと思いますが、一方で、急速にショートがたまるのではないかと見ています。

2010/05/19

相場が粗くなる

ニューヨークダウは、前日、独政府が空売り規制を発表したことから、マーケットの自由度を狭められるとの警戒感が強まり、一時約180ドル安まで続落し、結局前日比66.58ドル安の10,444.37ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米FOMC議事録の発表とともに米FRBが米経済見通しを上方修正したことで逃避的な債券買いの動きは後退(利回り上昇)し、暫定値ながら前日比0.024%上げて3.370%で引けました。

原油価格は、EUR/USDが反発したことや、米FOMC議事録とともに発表された米経済見通しがやや上方修正されたことから、7日ぶりに反発し、前日比0.46ドル高の69.87ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの反発から、安全資産買いに巻き返しの動きが強まり、前日比21.50ドル安の1,193.10ドルで取引を終えました。

為替相場は、ロンドンタイム、前日の独政府による空売り規制の発表を受けて、欧州株が下落したことから、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドル、ドル/円、クロス円、いずれも下落となりましたが、ECBの介入観測に、EUR/USDなどが大きく反発しました。

このEUR/USDの上昇(ドル売り)を受けて、ドル/円が一時91.00割れまで下落しましたが、その後は反発しています。

シカゴIMMのポジションでもわかりますように、ユーロショートのポジションがかなり膨らんでおり、過敏にマーケットが反応するようになってきています。

ユーロの下落トレンドは、依然変わってはいないと見ていますが、振幅は激しくなりそうですので、値頃感からの戻り売り押し目買いには、注意が必要だと思われます。

2010/05/18

トレンド イズ フレンド

ニューヨークダウは、発表された4月の米住宅着工件数が67.2万件と予想の65万件を上回り、1年半ぶりの高水準となったことから、堅調に推移しました。

ところが、独政府が国内市場で取引されている大手金融株やユーロ圏各国国債の空売りを一時的に禁止するとの報が伝わると、EUR/USDは急落し、これを受けてニューヨークダウも反落となり、前日比114.88ドル安の10,510.95ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された4月の米生産者物価指数が前月比-0.1%と予想を0.1%を下回り、インフレリスクの後退で米FRBは長期的に低金利政策を継続するとの観測が広がったことや独政府の空売り規制発表を受け、EUR/USDが急落したことから、質への逃避としての買いが強まり(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.141%下げて3.346%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの約4年ぶり安値水準への下落と、それを受けたニューヨークダウの反落から、リスクマネーが逃避し、前日比0.67ドル安の69.41ドルで引けました。

金価格は、手掛かり難で、前日比13.50ドル安の1,214.60ドルで引けました。ただ、EUR/USDの急落でニューヨークダウが反落したことから、時間外取引では、一時1,230ドル近辺までの反発がありました。

為替相場は、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドル、ドル/円、クロス円の買戻しが先行しましたが、独政府が空売り規制を発表すると状況は一変し、EUR/USD中心に全体的に大幅な下落となりました。

買戻し局面では、単に買い戻していただけではなく、買い先行で上値を試したロング筋もいたようで、そうしたロング筋の投売りが下げを加速させたもようです。

独政府の空売り規制発表は、ユーロが非常に不安定となっているところに、追い討ちをかけた形となり、調整局面は早々と終え、トレンド方向への動きを再開させるきっかけとなりました。

やはり、トレンド相場では、調整局面を考えるよりも、ディーラー言葉で「トレンド イズ フレンド(トレンドが友達)」とあるように、トレンドを追うことを優先させることが重要だと改めて痛感した次第です。

2010/05/17

目先、全体的に買戻しの可能性も

ニューヨークダウは、財政悪化に対処するためギリシャやスペインなどが相次いで緊縮財政の方針を発表しましたが、それによる欧州の景気後退懸念から、一時184ドル安まで下落しました。

しかし、過去2営業日の急落を受けた押し目買い意欲も根強く反発し、結局前週末比5.67ドル高の10,625.83ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、質への逃避が後退したことから上昇し、暫定値ながら前週末比0.034%上げて3.487%で引けました。

原油価格は、リスクマネーが原油相場から逃避する動きが続き、前週末比1.53ドル安の70.08ドルで引けました。

金価格は、いったんは上昇したものの、ニューヨークダウが下げ渋ると買いが後退して、利益確定の動きに押され、前週末比0.30ドル高の1,228.10ドルで取引を終えました。

為替相場は、19日(水)に大量の国債償還を控えるギリシャに対して、18日(火)にEUの融資実施が伝えられたことがきっかけとなり、EUR/USDはじめ円以外の通貨の対ドル、ドル/円、クロス円、いずれも買戻しとなりました。

日足を見ますと、下ヒゲを長く出しており、目先はやや反発の可能性はあるものと思われます。

しかし、主役通貨であるEUR/USDの下落が、これによって打ち止めになったとは言えず、ショートポジションの調整が済めば、再び下落を再開するものと見ています。

この間、方向感のないドル/円に関しては、91-94円近辺での揉み合いを続けるのではないかと考えています。

2010/05/16

ややドル高円高方向にギャップを開けてオープン

オセアニアマーケットは、若干、ドル高円高方向にギャップを開けて、オープンです。

オープン後、やや値を戻しています。(ややドル安円安)

ただし、相場の流れは、ドル高円高方向と見ています。

これからの展開は

サルコジ仏大統領は、机をこぶしでたたきながら「(防衛策は)すべての国が関与すべきだ」と強調し、「それができないなら、フランスはユーロに対する態度を考え直さなければならない」とユーロ離脱の可能性を示唆したことは、政治の駆け引きには必要だったかもしれません。

しかし、後にこの発言は否定されたとはいえ、マーケットはEU主要国間の不協和音を察知し、さらにユーロからの逃避行動を強める結果になるものと思われます。

これは、単に投機筋のユーロ売りにとどまらず、投資家筋のユーロからの逃避行動をさらに加速させるものとなる見ています。

ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足を見てみますと、
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W (上がドル高、下がドル安)

86.00のレジスタンスも上抜いて先週引けており、ここから88.00、90.00を段階的に目指すものと思われます。

90.00は、かなり強い抵抗線ですので、一遍に上抜くのは難しいものと思われますが、そこまでは一本調子に上昇するものと思われます。

そして、U.S.Dollar Indexの構成比の中で57.6%と最も大きな割合を占めるEUR/USDが、今渦中にあることもあって、ドル高の牽引役となるものと思われます。

EUR/USDは、先週末のニューヨーククローズは1.2360となり、それまでの週足の実体のサポートであった、2008年11月17日(月)の東京の寄り付き水準である1.2526を大きく下回り、新たに売りサインが点灯しました。

当面の目標は、1.1900-1.2000近辺と見ています。

また、気になる5月11日時点のシカゴIMMのポジションですが、
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm
(NON-COMMERCIALのLONGとSHORTのネット)

ユーロが113,890枚のショート、ポンドが72,188のショート、円が34,669枚のショートとなっており、ユーロショートがダントツに大きくなっており、これは大いに気になるところではあります。

しかし、ユーロのショートポジションが多いのは、純粋な投機ポジションもありますが、それ以上にいろいろなユーロ資産のリスクヘッジのためのショートも多いと思われ、EU諸国の財政問題が落ち着かない限りは、なかなかユーロショートのポジションは減らないものと思われます。

むしろ、EUR/USDがさらに下落すれば、一段とヘッジ的なショートポジションは増える可能性があります。

2001年の米同時多発テロに端を発した、2002年から2008年にかけてのドルからユーロへの資本流入があり、この間、約7,500ポイントものユーロ高になりました。

今は、その逆で、つまりユーロからドルへの逃避的な資本流出が昨年12月頃から始まったばかりで、既に約2,700ポイントの下落はしているものの、投資家の逃避行動はいったん始まるとそう簡単には終わりませんので、まだまだユーロ安は続くと見たほうが良いかと思われます。

一方、ドル/円は、方向感の定まらない中、91.00-94.00近辺のレンジが続くのではないかと見ています。

もちろん、EUR/JPYが売られれば、一時的には下押しされるものと思いますが、結局は戻してくるのではないかと考えています。

EUR/JPYについては、EUR/USDの動き次第ですが、EUR/USDの下落の可能性は高く、それに連れて、EUR/JPYも下がると見るのが素直ではないかと見ています。

2010/05/14

EUR/USD、新たに売りサイン

ニューヨークダウは、ギリシャの財政危機に端を発する欧州経済の先行き不安を嫌気して全面安となり、加えて中国のインフレ加速への警戒感も強く、一時245ドル安まで下げて、結局前日比162.79ドル安の10,620.16ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウや商品相場が大幅安となったことで質への逃避から債券買い(利回り低下)となり、暫定値ながら前日比0.073ドル安の3.453ドルで引けました。

原油価格は、欧州の緊縮財政策がユーロ圏の成長にマイナスとの見方が広がり、リスク回避の動きからリスクマネーが逃避し、前日比2.79ドル安の71.61ドルで引けました。

金価格は、一時1,249.70ドルの史上最高値を更新するも、利益確定売りに反落し、前日比1.40ドル安の1,227.80ドルで取引を終えました。

為替相場は、サルコジ仏大統領がスペイン紙に対し、条件付きでユーロ圏から離脱する可能性を示唆したとの報もあり、ユーロは全面安となりました。

EUR/USDは、1.2357-60近辺という安値圏でニューヨークがクローズし、それまでの週足の実体のサポートであった、2008年11月17日(月)の東京の寄り付き水準である1.2526を大きく下回り、新たに売りサインが点灯しました。

当面1.1900-1.2000近辺がターゲットとなるものと見ています。

これを受けて、ドル/円、クロス円も下落しましたが、ドル/円に関しては、やはり方向感がはっきりせず、その後反発となりました。

あくまでも、EUR/USDが主役通貨であり、ドル/円は脇役通貨であることが、このことからもわかります。

ミズラン(Mizlin) Part.117

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

人形町 今半(いまはん) 
住所:東京都中央区日本橋人形町2-9-12
TEL:03-3666-7006

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

人形町今半は、明治28年(1895年)本所に創業者の半太郎が牛鍋屋として開業し、その後すき焼、しゃぶしゃぶ、日本料理の専門店となりました。

今半の名前の由来は、 明治時代牛肉を食べられるようになった頃、政府から認められた牛の食肉工場が今里町(現、芝白金付近)にあり、今半は今里町から来た牛肉だけを使用していますという意味と当時流行った今様(いまよう)という語句の「今」という文字に、創業者の名前の「半太郎」から「半」を取って、屋号を「今半」としたと言われています。

さて、今半と言えばなんと言ってもすき焼きです。

老舗の風格漂う人形町本店あるいは支店で大変美味しく頂くことができますが、今回はグーっとコスト・パフォーマンス良く、おうちですき焼きが楽しめる、今半のすき焼きのたれ(割下、わりした)をご紹介しましょう。

こちらの割下は、本醸造醤油を使用し保存料は無添加です。

もちろん、割下ですので甘くはありますが、あまりしつこくはありません。

いろいろな市販の割下を試してみましたが、今半の割下が一番美味しいと個人的には思っています。

これであれば、おうちの近くのスーパーでも手に入りますし、お肉もご予算に合ったものでリーズナブルに、身近にすき焼きが楽しめます。

2010/05/13

ユーロ、大きな節目を迎える

ニューヨークダウは、一部欧州諸国の財政懸念が依然ありEUR/USDが下落したことや、サブプライムローン関連商品の販売に絡んで、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーのみならず、JPモルガン・チェースやシティグループなど金融機関全般に対する米当局の責任追及が本格化するのではないかとの観測などが強まり、前日比113.96ドル安の10,782.95ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが大きく値を下げたことが質への逃避が復活し債券買い(利回り低下)となり、暫定値ながら前日比0.043%下げて3.528%で引けました。

原油価格は、欧州通貨に対してドル高が強まったことから、前日比1.25ドル安の74.40ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDやGBP/USDの下落(ドル高)が進んだことがドル代替資産としての金への売り圧力となり、また、前日のスペインに続いてポルトガルが財政再建策を発表したことがリスク回避の動きを後退させたことから、前日比13.90ドル安の1,229.20ドルで取引を終えました。

為替相場は、ギリシャをはじめとする南欧諸国の債務問題が早期には解決しないという懸念をマーケットは拭い去れず、それが如実に、EUR/USDなど欧州通貨の下落、ドル高円高となりました。

本日は金曜で、今日のニューヨーククローズで週足が確定します。

EUR/USDは、週足の実体のサポートが、2008年11月17日(月)の東京寄り付き水準である1.2526となっており、これを下回ってクローズすると、当面1.1900-1.2000近辺がターゲットなるものと思われます。

ドル/円に関しては、クロス円が売られれば、下げるとは思いますが、基本的に方向感がはっきりせず、レンジ相場が続くものと思われます。

2010/05/12

EUR/USD、サポートへの過剰期待を懸念

ニューヨークダウは、米ハイテク大手の明るい業績見通しやユーロ圏の第1四半期の実質GDPは前期比0.2%増(予想0.1%)を記録し、欧州経済の緩やかな回復傾向が確認されたこともあり、前日比148.65ドル高の10,896.91ドルで取引を終えました。

尚、不正取引の疑いで検察当局から捜査を受けていると伝えられた金融大手モルガン・スタンレーは下落しました。

米国債10年物利回りは、明日の30年債入札を控えて需給懸念があったことや、欧州債券の混乱が落ち着いたことやニューヨークダウが上昇したことで質への逃避買いが後退し、前日比0.046%上げて3.569%で引けました。

原油価格は、発表されたEIA週間石油在庫統計で、原油在庫が4週連続での増加だったことから売りが強まり、前日比0.72ドル安の75.65ドルで引けました。

金価格は、時間外取引では1,249.20ドルまで買われて、史上最高値を再び更新し、前日比22.80ドル高の1,243.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドンタイムにいったん反発を試みたEUR/USDでしたが、結局、1時間足のサポートレベルである1.2600手前まで反落しました。

この他、週足の実体のサポートが、2008年11月17日(月)の東京寄り付き水準である1.2526にもあり、これらが意識されていることが、買い先行になっている原因だと思われます。

しかし、サポートを意識し過ぎるがために、ロングポジションが積み上がることになれば、返って、下落リスクが出てくるものと思われます。

ドル/円は、強めではありますが、日足で見る限り、方向感ははっきりしません。

2010/05/11

投資家のユーロからの逃避行動は続くか

ニューヨークダウは、依然としてギリシャなど一部欧州諸国の財政に対する懸念は払拭されておらず、また発表された4月の中国の消費者物価指数が前年同期比2.8%上昇(予想2.7%)となり、中国のインフレ加速に対する警戒感も重しとなり、前日比36.88ドル安の10,748.26ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回り、前日並みの水準での揉み合いに終始し、暫定値ながら前日比0.013%下げて3.527%で引けました。

原油価格は、ニューヨークダウに連動して推移し、結局前日比0.43ドル安の76.37ドルで引けました。

金価格は、根強いユーロ圏への不安感から買われ、前日比19.50ドル高の1,220.30ドルと引け値ベースでの高値を記録して取引を終えました。

為替相場は、いったんは、ニューヨークで、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドル、ドル/円、クロス円、いずれも買われました。

しかし、一昨日のようにEU当局がいかに大々的な対応策を打ち出しても、今回のギリシャだけではなくその他南欧諸国の債務問題が簡単には片付かないというマーケットの不安感は沈静化されておらず、再び全体的に下落に転じました。

特に、EUR/USD、EUR/JPY、EUR/GBPでのユーロ安が目立ち、ユーロ不信の根深さを感じます。

いったん欧州が危ないと感じた投資家筋が、そう簡単には逃避行動を止めることはないと思われ、主に安全でかつ流動性の高いドルに資金はシフトを続けるものと思われます。

2010/05/10

EU等当局の対応に、マーケットの審判はいかに?

ニューヨークダウは、ユーロ圏諸国が域内で財政危機に陥った場合に備え、IMFと合わせて7,500億ユーロ(約91兆円)の緊急融資制度の創設を合意、またECBのトリシェ総裁は、ユーロ圏の国債などの買い取りプログラムを開始したことを明らかにし、そして日米欧の中銀がドル資金のスワップ協定を再締結したことなどを受けて上昇し、前週末比404.71ドル高の10,785.14ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ユーロ安定化策の発表でユーロ圏諸国の財政危機に対する過度の悲観が後退し、暫定値ながら前週末比0.115%上げて3.541%で引けました。

原油価格は、EUのユーロ安定化策の発表を受けて反発し、前週末比1.69ドル高の76.80ドルで引けました。

金価格は、EUのユーロ安定化策の発表で世界的に株式市場が買い戻され、安全資産の買いは巻き返しが強まり、前週末比9.60ドル安の1,200.80ドルで取引を終えました。

為替相場は、矢継ぎ早のEU等当局の対応に、東京からロンドンに掛けて、EUR/USDはじめ円以外の通貨の対ドル、ドル/円、クロス円、すべて上昇し、ドル安円安相場となりました。

しかし、ニューヨークに入り、EUR/USDの反落が目立ち、マーケットが心底から、これでユーロ安に終止符が打たれたとは見ていないことがわかります。

EU等当局が、これだけてんこもりの対策を一気に前倒しで発表したのには、一昨年のリーマンショックに端を発し金融危機に至った教訓があってのことだと思います。

しかし、かなりの手持ちのカードを一遍にさらけ出したことが、吉と出るか、これからのマーケットの審判に託されるものと言えます。

2010/05/09

ドル安円安方向にギャプを開けてオープン

EUは昨日、緊急財務相理事会を開き、欧州単一通貨ユーロの導入国がギリシャのように資金難に陥った際に緊急支援を行うための基金「欧州安定メカニズム」の詳細を協議し、ユーロ圏首脳は創設で合意したもようです。

これを好感して、オセアニアでは、ドル/円、クロス円、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドル、すべてギャップを開けて上昇して、オープンしいます。(ドル安円安)

ただ、この手の話で、月曜のオセアニアで前週末に比べて、ギャップを開けて上昇することは良くありますが、ただし、長続きせず下落に転ずることも多く、ちょっと慎重に見たいところです。

これからの展開は

報道でも、ギリシャの債務問題からギリシャ危機という表現に変わり、ギリシャに貸し出している欧州系金融機関の信用リスクをも不安視されてきています。

また、問題はギリシャにとどまらず、PIGS諸国(ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン)にも波及する懸念が出ており、一昨年のリーマンショックに端を発した金融危機以来の危機に、EUは直面しています。

欧州諸国は、一昨年の金融危機で金融機関同士が相手の金融機関の信用に疑心暗鬼となり、資金の出し手がいなくなって大混乱となり、政府が金融機関を救済するため、大量の資金注入をしました。

しかし、それによって今度は政府自体が債務問題を抱えることになり、財政面で弱い国からその後遺症があらわになったということだと思われ、今回の問題が簡単には終わらない深刻さあると見ています。

そういった状況だけに、一時的な小康状態はあるにしても、根本的にはユーロからの資金逃避は今後も続くと見るのが素直だと考えています。

それでは、資金の逃避先はどこかということになりますが、最も流動性の高いドルに向かうことはまず間違いないと思います。

確かに、5月4日時点のシカゴIMMのユーロポジションは、103,402枚のユーロショート(ドルロング)ととんでもない額になっていますが、これは危機対応のヘッジと捉えれば、決して大き過ぎない額ではないかと、個人的には思っています。

シカゴIMMポジション
(NON-COMMERCIALのLONGとSHORTのネット)
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

一方、解説的には比較的安全な円にも、資金が向かうとされています。

しかし、これは、5月4日時点のシカゴIMMのポジションでも円ショート(ドルロング)が65,612枚と円としては大きかったために、その投げが先週木曜に円買いとして起きた円高であって、ヘッジとしてのユーロショート(ドルロング)の積み上がりとは意味合いが違うものと見ています。

従いまして、対ドルでの円高はあっても、それほどは進行しないのではないか、むしろここから円高志向でドル売り円買いをすると、返ってドル/円の反発のエネルギーが出るのではないかと考えています。

2010/05/07

傷を癒して、来週は再スタート

ニューヨークダウは、発表された4月の米雇用統計では、失業率は9.9%と予想の9.7%より悪化したものの、非農業部門就業者数は29.0万人と予想の19万人を大幅に上回りました。

しかし、雇用統計の結果はあまり材料視されず、ギリシャなど一部欧州諸国の財政不安が根強く、前日の乱高下の後を受けて引き続き神経質な展開となった中、売りが先行して大幅続落し、前日比139.89ドル安の10,380.43ドルと、2月26日以来約2ヶ月半ぶりの安値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、強い米雇用統計の結果やニューヨークダウの下落を受けて売り買い交錯し、暫定値ながら前日比0.022%上げて3.416%で引けました。

原油価格は、欧州債務危機が世界的な景気回復を阻害し石油需要を押し下げるとの懸念から続落し、前日比2.00ドル安の75.11ドルで引けました。

金価格は、欧州発の信用収縮の気配も出てくる中、逃避的な資金の流れが続き、前日比13.10ドル高の1,210.40ドルで取引を終えました。

為替相場は、改善の見られた米雇用統計の結果には反応は鈍く、むしろリスクを回避するため、一時ドル買い円買いが強まりました。

しかし、前日、ドル/円、クロス円、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドル、すべてで、ロングのロスカットが集中したその翌日だけに、マーケット自体が痛んでおり、多少の上下はあっても、大きな動きにはなりませんでした。

週末に、傷を癒し、来週は改めて相場も再スタートとなるものと思われます。

ミズラン(Mizlin) Part.116 

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

蕎麦処 かつまた
住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
TEL:0460-82-2852

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

箱根登山鉄道強羅駅からそれほど遠くはなく、強羅公園に向かう坂の途中に、お店はあります。

日頃、土日も仕事がそれなりにあって、完全に休息を取るという意味では、私にとっては、この月に一度の小旅行です。

今回は、前回から5週間と間が開き、もう行く寸前はヘロヘロでした。

東京から強羅は2時間くらいと近く、ホテルに車を預けて、ちょっと喫茶店で時間を潰し、開店と同時に入店しました。

休日モードで、まずは天ぷらと板わさで一献傾けました。

天ぷらは、カラッと揚がっていて美味しいです。

板わさは、箱根の麓の小田原の蒲鉾ですから、言うまでもありません。

舌が温まったところで、ざるそばを頂きました。

腰があって、美味です。

薬味とともに、天かすが出るのが変わっていました。

そうこうしているうちに、あっという間に満員になりました。

かなりの人気店のようです。

こじんまりしたお店ながら、トイレが広くて清潔なのも、人気の秘訣かもしれません。

2010/05/06

リスク回避は、やはりドル買い円買い

ニューヨークダウは、ギリシャをはじめポルトガルやスペインといった他の南欧諸国にも信用不安が広がり、ユーロはドルや円など対主要通貨で急落したのをきっかけに、売り一色となり、一時過去最大となる998.50ドル安の9,869.62ドルまで下落しました。

結局、前日比347.80ドル安の10,520.32ドルで取引を終えましたが、場中の998.50ドル安は、証券会社の誤発注があったとの見方も出ています。

米国債10年物利回りは、逃避的な買いが集まり、一時2009年12月2日以来の低水準をつけ、暫定値ながら前日比0.138%下げて3.401%で引けました。

原油価格は、各国の緊縮財政による景気後退が懸念され売りが続き、前日比2.86ドル安の77.11ドルで引けました。

金価格は、財政不安を背景とした財政緊縮懸念から逃避買いが続き、前日比22.30ドル高の1,197.30ドルで取引を終えました。

為替相場は、ギリシャをはじめとした欧州諸国のソブリンリスクに対する不安が止まりません。

一昨年のリーマンショックに端を発した金融危機の時の相場に似て、ドル高円高方向に相場が動いたことは、大きなリスクを回避する時の資金移動は、やはり、ドル買い円買いだということのようです。

しかし、一夜にして、これだけEUR/USDなど円以外の通貨の対ドル、ドル/円、クロス円、すべてが、暴落に近い急落をしたことで、マーケットには、それだけこれら通貨ペアでのロングが残っていたことが分ります。

この急変動で、マーケットは目が慣れていませんので、乱高下しやすくなっているものと思われ、十分な警戒が必要です。

2010/05/05

収拾つかぬユーロ

ニューヨークダウは、ギリシャで政府による厳しい歳出削減に抗議するゼネストが全土で発生し、首都アテネではデモ隊の火炎瓶で少なくとも3人が死亡するなど事態は混迷の度合いを深めました。

また、米格付け大手ムーディーズが、ポルトガル国債の信用格付けを引き下げ方向で見直すと発表したことから、債務危機の拡大の懸念が一気に高まり、前日比59.94ドル安の10,866.83ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回り、ユーロ圏加盟国の格付け引き下げ懸念から逃避的な買い(利回り低下)が入り、暫定値ながら前日比0.046%下げて3.545%で引けました。

原油価格は、ユーロ圏の財政懸念が拡大し、世界的な景気回復の重しとなる可能性が懸念され大幅続落となり、前日比2.77ドル安の79.97ドルで引けました。

金価格は、ソブリンリスクが警戒される中、EUR/USDが一段安となった局面では売りが強まりましたが、次第に押し目買いが優勢となり、前日比5.80ドル高の1,175.00ドルで取引を終えました。

為替相場は、ギリシャで緊縮財政に反対するゼネストで死者が出たことや、ムーディーズがポルトガル国債を格下げ方向で見直したことを受け、EUR/USDをはじめ円以外の通貨の対ドルが急落し、それを受けクロス円も下落、そしてクロス円の売りに押されてドル/円も下落というドル高円高相場となりました。

渦中のEUR/USDについては、下落が止まらなくなっており、どこで止まるかと見るよりの、まだ下がると見ておくべきかと思います。

とは言え、EUR/USDの週足で見る限りでは、1.2500近辺がとりあえずの下げのメドになるのではないかと見ています。

ドル/円に関しては、93.00近辺をホールド(維持)出来るかが課題です。

2010/05/04

下落止まらぬユーロ

ニューヨークダウは、 ギリシャ支援など欧州財政問題を巡る不透明感が改めて意識されたほか、EUR/USDが急落したことによるドルの一段高に押し下げられたことや、中国人民銀行が2日に預金準備率の引き上げを発表したことで、休場明けの中国株が下落したこともあり、前日比225.06ドル安の10,926.77ドルと、5営業日ぶりで11,000ドルを割り込み、下げ幅としては今年2番目の大きさで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ギリシャをはじめユーロ圏各国の信用不安がおさまらず、商品市場やニューヨークダウからの資金逃避に低下し、暫定値ながら前日比0.086%下げて3.596%で引けました。

原油価格は、ユーロ圏のソブリンリスクが収まらない中、ニューヨークダウが大幅反落したことや、EUR/USDが下落したこともあり下落し、前日比3.45ドル安の82.74ドルで引けました。

金価格は、ギリシャを中心にポルトガルやスペインのソブリンリスクが引き続き意識されたほか、EUR/USDが下落したこともあり売られ、前日比14.10ドル安の1,169.20ドルで取引を終えました。

為替相場は、ユーロ圏各国の債務懸念を背景に、EUR/USDを中心として円以外の通貨が対ドルで急落(ドル高)となり、EUR/USDは1.3000近辺の重要ポイントを割り込んできています。

これを受けて、クロス円も下落し、それに押されてドル/円も下げましたが、ニューヨーククローズ前から、ドル/円は反発してきています。

EUR/USDが1.29台に突入したことでドル高相場になり、ドル/円の反発の原因となっているもようですが、昨日失敗して95.00テストを再開する可能性があります。

ドル高の原因は、明らかにユーロにありますが、ややパニック的なユーロ売りになってきています。

2010/05/03

ドル/円、上昇継続できるか

ニューヨークダウは、ユーロ圏財務相会合で、ギリシャに対し国際通貨基金(IMF)と協調して3年間で総額約1,100億ユーロ(約14兆円)の融資が決定されたことや、発表された4月の米ISM製造業景気指数が60.4と(予想59.8)、2004年6月以来、5年10ヶ月ぶりの高水準を記録したことなどを受け急反発し、前週末比143.22ドル高の11,151.83ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された経済指標が米景気の回復が続いていると認識されたほか、ギリシャ支援が実施に向けて動いていることやニューヨークダウの上昇から上げ、暫定値ながら前週末比0.035%上げて3.688%で引けました。

原油価格は、ニューヨークダウの上昇を受け、一時は年初来高値を更新し、前週末比0.04ドル高の86.19ドルで引けました。

金価格は、ギリシャのソブリンリスクは後退に向かいつつあるものの、そのほかの国の財政悪化も引き続き懸念され、前週末比2.60ドル高の1,183.30ドルで取引を終えました。

為替相場は、ドル/円は上昇し、94.58近辺にある週足ベースのレジスタンスである90週移動平均線に絡んできています。

ただし、週足のため、週中で一時的に上回ったとしても、今週末のニューヨーククローズを見てみないことには、抜けたかどうかは、今のところはっきりしません。

また、目線を替えれば、日足ベースで見ますと、日足の実体の高値である4月2日の94.60をひとつ目の山とするダブルトップのふたつ目の山を形成するのか、あるいは上に踏み上げるかの重要な局面に来ており注目されます。

一方、EUR/USDは、依然として底値が固まっておらず、1.3000-1.3400近辺のレンジが続くものと思われます。

クロス円では、EUR/JPY、GBP/JPYが重い反面、AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPYの堅調さが目立つなど、要は、欧州通貨のクロス円の弱さとその他のクロス円の強さが明暗を分けています。

2010/05/02

EUとIMF、ギリシャへの融資決定

ユーロ圏16ヶ国は、日本時間5月3日(月)日本時間未明に緊急の財務相会合を開き、財政危機に陥ったギリシャに対し、国際通貨基金(IMF)と協調し、3年間で総額約1,100億ユーロ(約14兆円)の融資を行うことを決めました。

これを受けて、オープンしたオセアニアマーケットでは、EUR/USD、EUR/JPYなどは、ユーロ高方向にギャップ(隔たり)を作りました。

しかし、それ程の上昇ではないような印象を受けています。

これからの展開は

この週末のイベントであるユーロ圏財務相会合ですが、5月2日(日)日本時間午後11時から、ブリュッセルで開催されます。

今のところの観測としては、ギリシャに対して、3年間で総額1,200億ユーロ(約15兆円)規模の融資実行を決定する方向にあるということですが、マーケットがこの1,200億ユーロを十分と見るか不十分と見るかどうかで、月曜一番のオセアニアマーケットの動きが決まってくるものと思われ、週初は警戒が必要です。

次に、U.S.Dollar Indexの週足を見て、先週日曜の段階では、ふたつの可能性があると考えました。
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W (上がドル高、下がドル安)

ひとつは、再び上値をチャレンジするけれども、伸びきらずダブルトップを形成する可能性、もうひとつは、前週までの3週間でブルフラッグを形成し、3月22日の高値を突破し上に踏み上げる可能性でした。

先週金曜が引けた段階では、ヒゲの部分としては高値を更新していますが、実体部分としては3月22日の週の引けの部分とあまり変わらず、先週日曜の段階で考えたふたつの可能性のどちらになるかは、まだはっきりしていません。

ただし、個人的には、まだドルの上昇の可能性があると見ています。

それは、U.S.Dollar Indexを構成する割合の半分以上を占めているユーロは、週足で見る限りまだ底値が固まっておらず、1.3000近辺までの下落の余地が残されていると見るからです。

一方、ドル/円は、週足で94.76近辺まで下りてきている90週移動平均線が上値を抑えており、これをすんなりと上抜くのはかなり難しいと思われます。

つまり、EUR/USDには下落リスク(ドル高)があり、ドル/円は上値が抑えられるとすると、EUR/JPYは下がるということになるのではないかと見ています。

それに加えて、日本はゴールデンウィークで、3日(月)~5日(水)まで東京が休場になるわけですから、ドル/円、クロス円については、海外勢に好き勝手をされる可能性があり、この点も警戒が必要です。

尚、シカゴIMMの4月27日時点でのポジションを見てみますと、
(NON-COMMERCIALのLONGとSHORTのネット)
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm


LONG15,018-SHORT64,795=SHORT 49,777枚 (微減)

ユーロ
LONG34,462-SHORT123,475=SHORT 89,013枚 (増加)

ポンド
LONG11,634-SHORT66.300=SHORT 54,666枚 (やや増加)

ユーロのショートポジションの増加が目立ち、さすがに売り過ぎの感があります。

したがい、EUR/USDが下落するとは見ていますが、ショートポジションが多いことから、EUR/USDは下げ放しではなく、下落しても戻してくる可能性が高そうです。

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