そろそろ意識される6月末の英米中間決算
ニューヨークダウは、発表された5月の米小売売上高が-1.2%と予想の0.2%を大きく下回ったことから、売りが先行しましたが、欧州諸国に対する財政懸念の一服や、新興国での順調な経済成長を背景に買いが優勢となり、前日比38.54ドル高の10,211.07ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、弱い小売売上高に逃避的な買いが入り(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.085%下げて3.235%で引けました。
原油価格は、弱い小売売上高により、利益確定の売りが強まり、前日比1.70ドル安の73.78ドルで引けました。
金価格は、米小売売上高が予想外のマイナスとなったことから反発し、前日比8.00ドル高の1,230.20ドルで取引を終えました。
為替相場は、予想外のマイナスとなった米小売売上高に、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドル、ドル/円、クロス円、いずれも下落(ドル高円高)にはなったものの下げきれず、その後通貨ペアにより強弱はあったものの反発しました。
特にこれまで主役通貨であったEUR/USDが下げきれずに上昇したことと、ドル/円が、下げが他の通貨ペアに比べても一時的で回復が早かったことが、印象に残りました。
来週から6月後半に入り、英米勢の6月末中間決算に絡んだ、手持ちポジションの手仕舞いの動きが活発になるものと思われます。
特に昨年末以降のユーロの下落トレンドによって積み上がってきたユーロショートの手仕舞いの動きが本格化する可能性があり、これには警戒が必要です。





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