ユーロベアの反動出る
ニューヨークダウは、週次の米新規失業保険申請件数(45.6万件)が小幅ながらも前週比(前週45.9万件)で減少したことや、中国の貿易黒字急増したことを受けて、世界景気の腰折れ懸念が後退したことに加え、トリシェECB総裁がユーロ圏の国債購入を当面続ける意向を示したことが、市場に安心感を与えたことから、10,000.00ドルを回復し、前日比273.28ドル高の10,172.53ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米国の雇用指標改善、中国の貿易黒字拡大などが相次いだことで、逃避買いが巻き戻され、暫定値ながら前日比0.145%上げて3.318%で引けました。
原油価格は、米国の雇用指標改善、中国の貿易黒字拡大などが相次いだことで、エネルギー需要の先行き懸念が緩和し、前日比1.10ドル高の75.48ドルで引けました。
金価格は、景気の先行き不安が後退したことで、逃避買いの巻き戻しが優勢となり、前日比7.70ドル安の1,222.20ドルで取引を終えた。
為替相場は、トリシェECB総裁が「ユーロは非常に信頼できる通貨」と発言したことやニューヨークダウが大幅に反発したこともあって、EUR/USDはじめ円以外の通貨の対ドル、ドル/円、クロス円、いずれも上昇となりました。
しかし、それ以前に、マーケットがユーロにベア(弱気)になり過ぎ、ポジション的にも、全体的にショートに偏っていたことが、反発の原動力になったもようです。
当面は、マーケットに残っているショートポジションが解消されて、逆にロングに傾かないとなかなか下がりきれないものと思われます。
尚、ドル/円は、91.50近辺が、かなり強いレジスタンスになっており、これを超して上昇するのは、結構きついものと見ています。





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