今までのようには、下げきれないユーロ
ニューヨークダウは、発表された4月のユーロ圏鉱工業生産指数が0.8%と予想の0.5%を上回り、世界の景気回復が遅れるとの過度の懸念が後退し、一時120ドル近く上昇しました。
しかし、米大手格付け会社ムーディーズがギリシャ国債の格付けをジャンク級に4段階も引き下げたことから、欧州の財政懸念が再浮上し反落し、前週末比20.18ドル安の10,190.89ドルと、3営業日ぶりに反落して取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが一時120ドル近く上昇したことから上昇しましたが、格付け会社ムーディーズがギリシャの格下げを発表したことから低下し、暫定値ながら前週末比0.018上げて3.253%で引けました。
原油価格は、ニューヨークダウが一時120ドル近く上昇するなど、リスク志向の高まりから反発し、前週末比1.34ドル高の75.12ドルで引けました。
金価格は、リスク志向の高まりが利益確定売りが出たが、格付け会社ムーディーズがギリシャの格下げを発表したことから下げ渋り、前週末比5.70ドル下げて1,224.50ドルで取引を終えました。
為替相場は、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドルやクロス円は順調に上値を試していましたが、ムーディーズによるギリシャの4段階格下げが発表されると反落となりました。
しかし、従来、この手のユーロにとってネガティブな(否定的な)ニュースや要人発言などが出れば、たとえば、EUR/USDで100ポイントを軽く超す急落を見せましたが、それが今回は今までとは違って下げきれなくなってきているところに、相場環境の変化を感じます。
ここから売れば、再び反発力が出るものと見ています。
ドル/円に関しては、引き続きレンジ相場と見ています。





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