あせらず、その時を待つ
ニューヨークダウは、ケースシラー住宅価格指数、シカゴ購買部協会景気指数、消費者信頼感指数など各種経済指標の公表を受け、米景気の先行きに対する見方をめぐり売り買いが交錯する展開となり、前日比4.99ドル高の10,014.72ドルで終えました。
米国債10年物利回りは、日本株や中国株が売られたことで米国債への質への逃避の動きが出て、暫定値ながら前日比0.062%下げて2.467%で引けました。
原油価格は、シカゴ購買部協会景気指数Iが予想を下回ったことなどでニューヨークダウが軟調に推移、米景気回復の遅れによる原油需要減への懸念が広がり、前日比2.78ドル安の71.92ドルで引けました。
金価格は、シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回ったことをきっかけに、ニューヨークダウが軟調に推移したことで、安全資産買いが出て、前日比11.10ドル高の1,250.30ドルで取引を終えました。
為替相場では、徐々にながらドル高円高方向に向かっています。
ただし、上げては下げの繰り返して、決して一本調子ではありません。
短期的な投機的売買が中心になっているためだと思います。
来週あたりから、方向性がはっきりしてくると思われますので、ここはあせらずに行くしかないと思います。