続くか、ユーロ安ドル高円高
ニューヨークダウは、米景気の回復期待が続き、相場を下支えし、前日比26.33ドル高の11,559.49ドルと続伸し、リーマンショック以前の2008年8月28日以来約2年4ヶ月ぶりの高値で取引を終えました。
米国債10年物利回りは、プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁が景気回復のペースが続けば、FRBの米国債購入も縮小すると述べたことを受け上昇し、暫定値ながら前日比0.031%上げて3.334%で引けました。
原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で原油在庫が予想以上の減少となったことから上昇し、前日比0.66ドル高の90.48ドルと終値としては2年2ヵ月ぶりの90ドル台で引けました。
金価格は、Xmas休暇を控え薄商いの中、利益確定売りが優勢となり、前日比1.40ドル安の1,387.40ドルで取引を終えました。
為替相場は、またしても、EUR/USDは、ニューヨークで下落し、クローズが1.3098-01近辺となったことで、1.3090近辺にある200日移動平均線のサポートに絡んでいます。
また、ドル/円は、ニューヨーククローズが83.56-59近辺と、83.67近辺の25日移動平均線のサポートを下回っています。
そして、EUR/JPYは、109.45-48近辺でニューヨークが引け、11月30日の安値108.33を目指すものと思われます。
引き続き全体的に、静かに下がるものと見ています。
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