「米雇用・景気後退懸念」が新テーマになるか
ニューヨークダウは、発表された11月の米雇用統計で失業率は9.8%と予想の9.6%より悪化、さらに非農業部門就業者数は3.9万人と予想の14.5万人を大きく下回りました。
これを受けて、取引時間の大半は軟調に推移したものの、大型減税の期限延長など景気下支え策への期待が強まり、前日比19.68ドル高の11,382.09ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、不調の米雇用統計の内容に逃避買い(利回り低下)が出ましたが、その後、サービス業の景況感が改善したことが判明すると逃避買いは一服し、暫定値ながら前日比0.023%上げて3.011%で引けました。
原油価格は、弱い雇用統計でEUR/USDの上昇を受けて続伸し、前日比1.19ドル高の89.19ドルで引けました。
金価格は、弱い雇用統計でEUR/USDの買いが進み、これを受けて続伸し、前日比16.90ドル高の1,406.20ドルと終値では1ヶ月ぶりの高値水準で取引を終えました。
為替相場は、失望的な米雇用統計の結果に、まず、ドル/円が下落し、クロス円も下げましたが、その後、EUR/USDが上昇(ドル売り)の遅れを取り戻し、クロス円も買いが強まりました。
しかし、引け際、再びドル/円の売りが強まり、クロス円はやや反落気味で引けました。
9月からの下期のトレーディングシーズンは、例年12月初旬から中旬で終了しますが、ここに来て、改めて「米雇用・景気後退懸念」という新テーマで、12月中旬まで残り少なくなった期間を攻めるのかどうか、しばらくマーケットを観察する必要がありそうです。
ただし、ドル/円については、Xmasは日本勢にとっては、オペレーション上ほとんど影響はありませんので、さらにドル安円高で下値を試す可能性は高いものと思われます。





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