止まらぬソブリンリスクの高まり
ニューヨークダウは、一部企業の好調な業績を受けた買いと、前日に2年3ヶ月ぶりの高値を付けたことから目先の利益確定売りが交錯し、前日比7.34ドル安の11,491.91ドルと小幅反落して取引を終えました。
米国債10年物利回りは、格付け大手ムーディーズが、アイルランドの格付けを5段階引き下げたことを受け、資金の逃避先として買われ(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.089%下げて3.334%で引けました。
原油価格は、アイルランド格下げの影響でEUR/USDが下落したことに連れて下げたものの、その後EUR/USDが下げ止まり、またニューヨークダウが底堅かったため反発し、前日比0.32ドル高の88.02ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に下げたものの、下値では買いが根強く反発し、8.20ドル高の1,379.20ドルで取引を終えました。
為替相場は、格付け大手ムーディーズが、アイルランドの格付けを5段階引き下げたことを受け、EUR/USDはロング筋の投げに1.3200を割り込んで、一時1.3133近辺まで下落しました。
ドル/円は、EUR/USDの下落(ドル高)を受けて、いったん84.20近辺まで上昇したものの、米国債利回りが低下したことから反落となり、一時83.81近辺をつけました。
要は、マーケットに残っているポジションが、いろいろな材料をきっかけにして解消方向に動いているだけで、決して前向きとは言えません。
しかし、EUR/USDが、1.3200を割り込んでニューヨークを終えたことの意味は大きく、Xmas後を展望して、さらなる下落の可能性は高まっているものと思われます。
ドル/円については、あくまでもレンジ内での動きに終始していますが、日足で、5、10、25、90日移動平均線が収斂を続けており、その先には、新たな相場が待っていると見ています。
その方向は、ドル安円高ではないかと考えています。
尚、EUR/JPYも、買われても買われても下げてくるところに、ユーロ安円高の予兆を感じます。





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