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2011/03/31

ドル/円、クロス円、上昇は本物か

ニューヨークダウは、翌日の米雇用統計の発表を控えて、模様眺めムード強く、積極的な売買は見送られ、方向感に乏しい動きに終始し、前日比30.88ドル安の12,319.73ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回り、コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁が年後半に利上げの可能性があるとしたことが伝わり、暫定値ながら前日比0.026%上げて3.461%で引けました。

原油価格は、中東・北アフリカ情勢が引き続き緊迫する中、供給不安を背景に上昇し、前日比2.45ドル高の106.72ドルで引けました。

金価格は、中東・北アフリカ情勢不安から安全資産としての買いが優勢となり、前日比15.00ドル高の1,439.90ドルと終値ベースで過去最高値を記録し、取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、82円台後半での横ばい推移が続きましたが、コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁が、FRBが年後半に利上げの可能性があるとの認識を示したこともあって83円台前半に定着しました。

これを受け、ドルは円以外の通貨に対しても強まり、EUR/USDは1.4160近辺まで下落(ドル買い)しました。

クロス円も一時軟化しましたが、ドル/円の買いが強まったことから、反発気味となっています。

ドル/円、クロス円の上昇が本物か、厳しく試されていますが、従来であれば上げて下げるとそのまま腰砕けになるところが、今回は踏みとどまっており、腰は強いもの見ています。

昨日、買いの強かったEUR/USDではありますが、依然1.3950-1.4250近辺のレンジ内にいるものと思われます。

ドル/円、クロス円、底堅めの過程か

本日は、多くの日本企業の決算日でしたが、海外ファンドについても四半期決算のため、ドル/円、クロス円のロングの利益確定売りを、東京時間に大きく実施したもようです。

マーケットは、ドル/円、クロス円が上げても、結局振り落とされていることを繰り返しているため、ファンドの利食い売りに、今回もまた下げるのかと疑心暗鬼になり、売り込んできたものと思われます。

しかし、ドル/円、クロス円ともに、底堅めした後、再び上値を試すものと見ています。

2011/03/30

ドル/円、クロス円、高止まり

ニューヨークダウは、発表された3月の米ADP雇用統計が20.1万人と予想の20.8万人を若干下回ったものの、米雇用情勢の改善が確認されたことから、今週末に発表される3月の雇用統計も良好な内容になるのではないかとの期待が高まって上昇し、前日比71.60ドル高の12,350.61ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、四半期末を前に利回りは低下し、暫定値ながら、前日比0.052%下げて3.435%で引けました。

原油価格は、発表された週間石油在庫統計によると、原油在庫は295万バレル増と予想の180万バレル増を上回ったことが嫌気されて下落し、前日比0.52ドル安の104.27ドルで引けました。

金価格は、4日続落していたこともあり値頃感からの買戻しが入り、前日比7.40ドル高の1,424.90ドルで取引を終えました。

為替相場は、ドル/円、クロス円は、日足ベースで高止まりとなりました。

今までであれば、上値を攻めればロングになり振り落とされていたものが、高値圏を維持したこと自体、今までの需給環境とは変わってきているものと見ています。

ドル/円、クロス円の上げは、まだまだこれからだと考えています。

一方、EUR/USDですが、結局反発はしてはいるものの、方向感がはっきりしません。

ドル/円、いつになく上げの可能性

東日本大震災の影響で、東北地方中心に部品メーカーの生産がストップしているため、輸出企業は輸出のメドが立ちづらくなっているようです。

このため、輸出企業は新年度の為替予約の見通しが立たず、日頃ドル/円の上値を抑えている、同企業のドル売りオーダーが細っているもようです。

つまり、一時的かもしれませんが、ドル/円相場を左右する実需のドル余剰(ドル売りが強い)状況が崩れ、ここ半年間の中では、最もドル/円が上げる可能性があるのではないかと見ています。

2011/03/29

円全面安

ニューヨークダウは、前日大幅安となった消費関連株などに買い戻しが入り、前日比81.13ドル高の12,279.01ドルと今年の高値である12,391.25ドルを付けた2月18日以来、約1ヶ月半ぶりの高値圏で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ブラード・セントルイス連銀総裁がQE2(量的緩和政策)の縮小の可能性を示唆したことから金融緩和策の終了時期が早まるとの見方が強まり上昇し、暫定値ながら前日比0.056%上げて3.487%で引けました。

原油価格は、リビア情勢が不透明な中、供給不安から買いが入り、前日比0.81ドル高の104.79ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウが堅調な中、安全資産としての需要が減り続落し、前日比3.80ドル安の1,417.50ドルで取引を終えました。

為替相場は、ブラード・セントルイス連銀総裁による「出口の開始方法と開始時期について議論するのが自然」といったQE2(量的緩和政策)の縮小の可能性を示唆したことから、ドル買いが強まり、ドル/円は上昇、EUR/USDは下落(ドル高)となりました。

EUR/USDについては、格付け大手S&Pが、ギリシャとポルトガルの格付けを引き下げたことも、響いたもようです。

しかし、EUR/USDは、1.4050近辺より下には下げきれず反発となる一方、ドル/円は上昇を続けたことから、EUR/JPYなどクロス円が上昇し、EUR/JPYは116.38近辺まで上昇し、116.00近辺の強いレジスタンスをニューヨーククローズでも上抜きました。

結果的には、円の全面安となっています。

円については、3月16日につけた史上最安値76.25からの反動がまだ続いていると見た方が良さそうです。

よくわからない時のクロス円

対ドル相場が、はっきりしません。

こういう時は、クロス円などクロスの売買が盛んになるのが定石です。

買い気の強いEUR/USDと動きづらいドル/円から、EUR/JPYは116.00を試すのではないかと見ています。

2011/03/28

方向感定まらぬ相場

ニューヨークダウは、発表された2月の米個人消費支出が0.7%と予想の0.5%を上回り、一時50ドル超の上昇となりましたが、その後は、東日本大震災による原発事故や中東・北アフリカ情勢に対する先行き懸念から下落し、前週末比22.71ドル安の12,197.88ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、2年債入札は低調で2年物利回りは上昇したものの、10年債は方向感がなく、暫定値ながら、前週末比0.004%下げて3.435%で引けました。

原油価格は、緊張のリビアでは、反政府組織が勢力地域を拡大し、さらに米政府当局者が反政府組織の原油輸出は制裁措置の対象外と報じており、原油供給不安が後退したことから続落し、前週末比1.42ドル安の103.98ドルで引けました。

金価格は、リスク回避姿勢が後退したことや、EUR/USDが軟調地合であることから続落し、前週末比6.30ドル安1,421.30ドルで取引を終えました。

為替相場は、ドル/円は高値圏で横ばいが続きました。

上は、輸出企業のドル売りオーダーが控えていることから上がりきれないものの、下げきれないのもドルショートのポジションが出来ているためだと思われます。

一方、EUR/USDは、昨日の東京早朝、そしてニューヨークオープン早々に、下値を試しましたが下げきれず、ショートカバーとなりました。

今のところ、上値も限られそうですが、同様に下値も限られそうです。

EUR/USD、売り気だが、下も堅い

EUR/USDは、米国の出口戦略という新しいテーマが登場してきましたので、目先ユーロ売りドル買いで試そうとするものと思われます。

事実、本日の東京早朝に1.4020近辺まで下げました。

その後反発しましたが、以前下げを狙っているものと見ています。

しかし、1.4000の心理的抵抗線に加えて、1.3949近辺の25日移動平均線のサポートはなかなかきついものと思われますので、それ以下にすんなりとは下落しないものと見ています。

2011/03/27

EUR/USD、10日移動平均線を下回ってオープン

EUR/USDは、1.4040-43近辺でシドニーが寄り付き、本日1.4087近辺にある10日移動平均線を下回っています。

先週金曜のニューヨーククローズとの間で出来たギャップを埋める動きがでる可能性はありますが、基本的には、下げやすくなっているものと見ています。

サポートは、1.4000の心理的抵抗線と、1.3949近辺の25日移動平均線です。

これからの展開は(2011/03/27)

ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足を見てみましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※画面レーアウトが変わっています。ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/?anticache=1297547080

先週前半76.00を割り込んだもの週後半には76.00台に反発しました。

個人的には、ここから再度下値を試すのではないかと見ましたが、マーケットは思った以上にショートになっていたようで、さらに反発となりました。

ここから、さらに反発するのか、あるいは反落するのかについては、U.S.Dollar Indexを構成する6通貨(EUR、JPY、GBP、CAD、SKR、CHF)のうち57.6%という最大の比率を占める、EUR/USDの行方が大きく影響を与えるものと思われます。

EUR/USDについては、日足が先週金曜時点で1.4148近辺にあった5日移動平均線を下回ってきており、5日移動平均線自体も下向きになってきています。

次のサポートは、先週金曜時点で1.4081近辺にあった10日移動平均線ですが、金曜のニューヨークローズが1.4087となっていることから、このまま行くと日足は10日移動平均線をも下回る可能性が高そうです。

また、週足ベースでは、2008年7月以来、上値を切り下げて下値も切り下げるという下落トレンドに中にあって、現在その下落トレンドの中の2010年6月の安値からの反発過程にあって、下落トレンドの上限付近に来ています。

つまり、上に抜けていくにしても、長期的にも相当な力がいる上に、短期線を見ても、目先買いが息切れしてきています。

そして、先週金曜、マーケットをにぎわせたのは、プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁の発言です。

同総裁は、政策当局は近い将来出口戦略が必要になるという発言しましたが、現在の事実上のゼロ金利政策を1年半かけて2.5~3.5%に引き上げるという具体的な手順まで例示しており、これはマーケットの反応をFRBが見ようとしたのではないかという憶測が出ています。

ということは、米国も利上げという観測が強まれば、ドル買いとなり、EUR/USDは一時的に下落するものと思われます。

ただし、週足からさらに読み取れることは、ここ2週間ぐらいの値幅で、当面高値圏を形成するのではないかということです。

また、先週金曜のプロッサー総裁発言を受け、米国債10年物利回りもドル/円も上昇しましたが、確かに米国債利回りの上昇を受け、ドル/円も投機的には買われる可能性はあります。

また、震災の影響で、生産がストップしている輸出企業も多いとも聞きますが、今週が期末の週であることから、輸出企業のドル売りや期末に絡んだ利益送金などのドル売り円買いも多いと思われますので、引き続き上値は重く、結局横ばいになるものと思われます。

尚、3月15日時点のシカゴIMMポジションにつきましては、ユーロは、ユーロロング81,574枚vsユーロショート33,221枚、ネットユーロロング48,353枚(前回ロング46,316枚)。

同時点の円は、円ロング52,484枚vs円ショート17,959枚、ネット円ロング34,525枚(前回ロング30,230枚)となっています。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

ユーロも円も、ややポジションは減っていますが、それほど特筆すべきことはなさそうです。

2011/03/25

連銀総裁のタカ派発言にドル高

ニューヨークダウは、企業向けソフト大手オラクルが市場予想を上回る決算を発表したことが好感されたほか、発表された米第4四半期GDP・確報値が3.1%と予想の3.0%を上回ったことや、ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値は67.5と予想の68.0を下回ったものの、依然高水準と受け止められ買い安心感となり、前日比50.03ドル高の12,220.59ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁の政策当局は近い将来出口戦略が必要になるとの強気発言をきっかけに上昇し、暫定値ながら前日比0.031%上げて3.435%で引けました。

原油価格は、プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁のタカ派発言を受け、EUR/USDが下落し、これに押されて続落し、前日比0.20ドル安の105.40ドルで引けました。

金価格は、プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁のタカ派発言を受け、EUR/USDが下落し、これに押されて続落し、前日比8.70ドル安の1,426.20ドルで取引を終えました。

為替相場は、EUR/USDは、ロンドンでは上値トライが先行(ドル売り)しましたが、USD/CHF(ドル/スイスフラン)でのドルの上昇がユーロ買いに水を差し反落となりました。

ニューヨークに入っても、EUR/USDは下げ渋っていましたが、プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁の政策当局は近い将来出口戦略が必要になるとの強気発言を受け、ロングの投げが集中し、一時1.4055近辺まで下落し、ドル/円も連れて81.49近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、ニューヨーククローズが1.4086-89近辺となり、かろうじて1.4081近辺にある10日移動平均線を上回ってはいますが、1.4148近辺にある下向きになってきている5日移動平均線を下回っており、目先売りが強まるものと思われます。

ドル/円に関しましては、米国債10年物利回りが上昇してきていることが気がかりです。

ミズラン(Mizlin) Part.162 

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

すし屋の中川 用賀店
住所:東京都世田谷区上用賀5-16-21
電話:03-3709-7164

意地が悪いようですが、美味しいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

砧(きぬた)公園の近くのおすし屋さんです。

結構、高級感のあるお店ですが、こちらの1日10食限定のランチ、寿司懐石「楽宴」(1,500円)は、大変お得です。

コースは、以下の通りです。

食前酒の梅酒
おつまみ
茶わん蒸し
前菜3種
にぎり9カン
手巻き1本(具は選べます)
お吸い物
アイスクリーム
抹茶

十分堪能させていただきました。

電話でも、予約ができるとのことです。

また、桜の季節には、期間限定の「お花見弁当」(1,350円)も、事前予約で受け付けています。

EUR/USD、改めて上値テストか

EUR/USDは、22日(火)に1.4249の高値をつけた後、昨日には一時1.4053まで下落、しかしその後1.41台後半に反発しています。

下がダメだから上という訳でもありませんが、膠着相場から抜け出そうと、再度昨年11月4日の高値1.4283をテストするのではないかと見ています。

2011/03/24

EUR/USD、ブルとベアの攻防続く

ニューヨークダウは、半導体大手マイクロン・テクノロジーなどのIT関連企業が発表した四半期決算が市場予想を上回り、今後の決算発表に対する楽観的な見方が広がったことから、前日比84.54ドル高の12,170.56ドルと続伸して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが堅調に推移し、リスク回避の動きが後退したことから、暫定値ながら前日比0.054%上げて3.404%で引けました。

原油価格は、中東情勢の緊迫化を背景に上昇して始まったものの、次第に利益確定売りが優勢となり、前日比0.15ドル安の105.60ドルで引けました。

金価格は、中東情勢の緊迫化が続いていることや、欧州債務問題への懸念が強まる中、買いが先行しましたが、その後は利益確定売りが強まり下落に転じ、前日比3.10ドル安の1,434.90ドルで引けました。

為替相場では、EUR/USDは、昨日、スペインの銀行格下げやポルトガルの政局混乱を背景に売られたものの、1.4051近辺にあった10日移動平均線に下落をプロテクトされ、その後ECBの利上げ観測が強まったことや、ブリュッセルで始まったEU首脳会議を前に売りに警戒感が出たことから買い戻されました。

EUR/USDは、いったんは上を見たかに見えましたが、さらに上伸させようとする勢力も根強くいるようで、下は1.4050近辺、上は昨年11月4日の高値1.4283のどちらに抜けるか、攻防が続きそうです。

ドル/円は、介入警戒感も依然強く、しかし上がれば輸出企業の売りも出てくるため、動きが取れない状況のようで、狭いレンジでの値動きに終始しそうです。

格付け引き下げ報道に、リスク回避の動き

米格付け大手ムーディーズは、スペインの銀行30行の格付けを引き下げました。

これを受けて、リスク回避のドル高円高になっています。

EUR/USDは、目先1.4051近辺に10日移動平均線、そして、1.3914近辺に25日移動平均線のサポートがあります。

2011/03/23

EUR/USD、下落の可能性高まる

ニューヨークダウは、福島原発の事故をめぐって、東京都が都内の浄水場から放射性物質が検出されたと発表したことや、ポルトガルの緊縮財政策が議会で否決される見通しとなってユーロ圏諸国の債務懸念が再燃したことから下落したものの、その後は買い戻しが入って反発し、前日比67.39ドル高の12,086.02ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された2月の米新築住宅販売件数が25.0万件と予想の29.0万件を下回り、またポルトガル議会が緊縮予算案を否決するとの観測もあって低下したものの、FRBによる米国債購入が市場の期待ほどでも無かったことから上昇に転じ、暫定値ながら前日比0.022%上げて3.348%で引けました。

原油価格は、リビア政府軍が依然として市民に向けて発砲しているもようで買いが強まり、前日比0.78ドル高の105.75ドルで引けました。

金価格は、リビアやイエメンなど中東情勢の緊迫化が続いるほか、ポルトガルの緊縮財政策が議会で否決される見通しとなってユーロ圏諸国の債務懸念が再燃したことから買いが強まり、前日比10.40ドル高の1,438.00ドルと終値ベースでも過去最高値を更新して取引を終えました。

為替相場は、ポルトガル議会が緊縮予算案を否決するとの観測に、EUR/USDは下落し、ニューヨーククローズが1.4086-89近辺となったことで、昨日当初1.4153近辺にあった5日移動平均線を大きく下回りました。

さらに、本日の東京オープンが5日移動平均線を下回ると、売りが強く示唆されるものと思われますので、注目です。

ドル/円は、昨年9月15日の介入後、3営業日の間高止まりした後下落に転じましたが、今回も18日の介入後、昨日までで、既に3営業日の間高止まりしており、ドル余剰(ドルが余っている)の需給相場に変化がなければ、再び軟化する可能性が出てくるものと見ています。

EUR/USD、いったん様子見か

EUR/USDは、下は1.4153近辺にある5日移動平均線が鋭角的に上を向いており、当面の強いサポートです。

しかし、この水準を今日のニューヨーククローズあるいは明日の東京オープンで下回ると、サポートを日足の実体で下に割ったことになり、売り圧力が強まるものと思われます。

いったん様子見で良いように思います。

生涯プロフェッショナル [FOREX PRESS][The FxACE]

外国為替取引ニュースサイト、FOREX PRESS で連載中のThe FxACE(ザ・フェイス)~ディーラー烈士伝~は、為替ディーラーの経歴を持つ方々に、自身の生き様や相場に対する考え方などをインタビューするコーナーです。

その The FxACE に、弊社水上紀行が取り上げられました。

前・中・後編の3部作です。

The FxAce 水上紀行 「生涯プロフェッショナル」

The FxACE~ディーラー烈士伝 | Forex Press

【Forex Press 関連リンク 】

2011/03/22

EUR/USD、ドル/円、上げも限られてきたか

ニューヨークダウは、アイルランドの大手銀行をめぐって利払い遅延の噂が出たことで、ユーロ圏諸国の債務懸念が再燃したものの、日本の原発問題への不安感が和らいでいることもあり、売り買いは交錯し、前日比17.90ドル安の12,018.63ドルと4営業日ぶりに小幅に反落して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、特に米経済指標の発表もなく、ニューヨークダウも小動きが続いたことから、静かな展開が続き、暫定値ながら前日比0.002%下げて3.326%で引けました。

原油価格は、リビア情勢の混迷続いていることから続伸し、前日比1.88ドル高の104.97ドルで引けました。

金価格は、リビアやイエメンなど北アフリカ・中東情勢が緊迫化が続いていることから逃避買いが出ましたが、EUR/USDが下落したことから上値も重く、前日比1.20ドル高の1,427.60ドルで取引を終えました。

為替相場は、EUR/USDは、ニューヨークに入り、アイルランドの銀行債務問題への懸念を受けて売られました。

EUR/USDは、昨年11月4日の高値1.4283のレジスタンスを試そうとしていただけに、水を差された感があります。

上値攻めから形勢が、逆転する可能性もありますので、警戒が必要です。

一方、ドル/円は、介入を意識して81.00に絡んで狭い値幅での展開が続いていますが、国内の需給関係がドル余剰(ドルが余っている)である以上は、時間が経過すればするほど、ドルは余り売り圧力になっていくことには、注意を要します。

また、昨年9月の介入後にもありましたが、介入を装って買いで一気に仕掛けて売り抜こうとする向きがいることも、忘れてはならないと思います。

尚、この仕掛けを、インターバンクでは、「なんちゃって介入」と呼んでいます。

EUR/USD、依然上値を試す過程

EUR/USDは、昨日に引き続き昨年11月4日の高値1.4283のレジスタンスを試す過程にあるものと見ています。

しかし、この1.4283近辺は、日足ベースでのレジスタンスだけではなく、週足ベースのでは下降トレンドの上限近くにもあたり、かなりの抵抗が予想されます。

ただし、いくら強いレジスタンスだからと言っても、絶対に抜けないというわけではありませんので、柔軟に対応する必要があります。

2011/03/21

ドル/円様子見、EUR/USD上値トライ

ニューヨークダウは、米通信大手AT&Tが欧州通信大手ドイツテレコムの米携帯電話部門買収で合意するなど大型企業買収のニュースを受けて、投資意欲が高まり大幅続伸し、前週末比178.01ドル高の12,036.53ドルと続伸し、約1週間ぶりに12,000ドルの大台を引け値で回復し取引を終えました。

米国債10年物利回りは、福島原発事故が安定化の兆候を見せ始めていることから上昇し、暫定値ながら前週末比0.053%上げて3.321%で引けました。

原油価格は、福島原発事故が安定化の兆候を見せ始めていることから反発し、前週末比1.26ドル高の102.33ドルで引けました。

金価格は、福島原発事故が安定化の兆候を見せ始めていることから買戻しが続き、前週末比10.30ドル高の1,426.40ドルで取引を終えました。

為替相場は、ドル/円は介入警戒感から下げ渋りましたが、本邦輸出企業のドル売りオーダーも下りてきていたもようで、マーケットのショートカバーも吸収され、上値も限られました。

一方、EUR/USDは、高値圏にいることが意識され売りが先行しましたが、売ったことでショートになり、下げ切れず買い戻しとなり、一時1.4239近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、昨年11月4日の高値1.4283がレジスタンスになっており、これを上抜けるかどうかをしっかりと試さないことには、その次の段階には進めないものと見ています。

EUR/USD、上値試さなくては、次がない

昨年11月4日の高値1.4283がレジスタンスになっています。

これを抜けて続伸するのか、抜けきれないあるいは達することも出来ずに反落するか、どちらかになるわけですが、いずれにしても、まずはしっかり上値を試さないことには、結論は出ないと思います。

2011/03/20

ユーロ高でオープン

EUR/USDの買いが強まっています。

ドル/円も、やや強めです。

そのため、EUR/JPYが強含みです。

その他のユーロクロスも、全般に強めです。

これからの展開は(2011/03/20)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足を見てみましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※画面レーアウトが変わっています。ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/?anticache=1297547080

76.00のサポートが割れてきていて、ドル安が進行する可能性を強めています。

ここから反発する可能性も、もちろんありますが、次の74.00のサポートを目指す可能性の方が高いのではないかと見ています。

なぜなら、U.S.Dollar Indexを構成する個別の通貨ペアで見てみますと、Index全体の57.6%を占めるEUR/USDが、週足ベースのウェッジ(楔形)・フォーメーションを先週上抜いて引けて、上昇(ドル安)が示唆しています。

また、構成比率は3.6%と低いですが、ドル安の先行指標となるUSD/CHF(ドル/スイスフラン)が先週最安値を更新してきていることもドル安が進行する可能性を示しているように思います。

そして、構成比率が13.6%を占めるドル/円も注目に値します。

ドル/円は、先週金曜、G7が電話会議で協調介入を合意し、政府・日銀は東京で推定2兆5千億円(約312.5億ドル)とも言われる大規模なドル買い円売り介入を実施し、さらに欧州時間ではBOEとECB、北米時間にはFED(ニューヨーク連銀)とBOC(カナダ中銀)が協調介入に参加しました。

しかし、それにも関わらず、東京時間の介入開始時の79.50近辺から、欧州時間につけた高値82.00まで約2.50ほど上げたにもかかわらず、そこからニューヨーククローズに向けてゆっくりと反落し、高値から80.60まで1.40も下げており、一日の間に上げた分の半値以上を戻しました。

しかも、昨年9月15日の単独介入では介入額が2兆1249億円と1日あたりの介入額としては過去最大でしたが、先週金曜の政府・日銀の介入はこれを上回っていながら高値圏を維持できなかったことに、ドル売り圧力の強さがわかります。

政府・日銀も、単独介入が効果がないと認識して、今回はG7各国に要請し協調介入の形をとったものと思われますが、結果的には、根本的なドル余剰(ドルが余っている)の需給関係という体質を改善しない限り、ドル/円の下落は収まらないものと思われます。

尚、前回の単独介入が9月、今回の協調介入が3月であることから分かることは、本邦の多くの企業の9月の中間決算と、3月の本決算では、円買い需要が高まり、そのままにしておくと円高になるため、政府・日銀が企業にドル売り円買いをする場を与えるためにドル買い介入しているとも言えます。

したがい、全体的なドル安は続くものと思われます。

3月15日時点のシカゴIMMポジションにつきましては、ユーロは、ユーロロング86,506枚vsユーロショート40,190枚、ネットユーロロング46,316枚(前回ロング62.294枚)。

同時点の円は、円ロング52,603枚vs円ショート22,373枚、ネット円ロング30,230枚(前回ロング16,656枚)となっています。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

3月15日時点のポジションは、ユーロと円のいずれも、特段大きすぎるわけでもなく、適量とは思います。

ユーロについては、その後上昇したことからロングが増えている可能性はあります。

ドル/円に関しては、急激な円高とその後の協調介入で、結果的にはあまりポジションは変わっていないのではないかと見ています。

2011/03/18

名ばかりの協調介入だったのか

ニューヨークダウは、G7の合意を得て、日米欧が円売りの協調介入に踏み切ったことを好感しました。

またリビア政府が即時停戦を求めた国連安保理決議を受諾し、すべての軍事行動を停止すると発表したことに加えて、JPモルガン・チェースなど大手銀行が相次いで増配を発表したこともあって上昇し、前月比83.93ドル高の11,858.52ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リビア政府軍が停戦宣言を出したことやG7の協調介入を受けて上昇しましたが、リビア政府軍が砲撃しているとの観測や、日本の原発事故への懸念から低下し、暫定値ながら前日比0.009%上げて3.264%で引けました。

原油価格は、G7による協調介入実施で買い気だったものの、リビア政府が即時停戦を求めた国連安保理決議を受諾し、すべての軍事行動を停止すると発表したことで、リビア情勢の沈静化への期待で売りが優勢となり、前日比0.35ドル安の101.07ドルで引けました。

金価格は、G7による協調介入が実施されたことから小緩んだもの、不透明感も依然として残るため買いがぶり返し、前日比11.90ドル高の1,416.10ドルで引けました。

為替相場は、昨日、日銀は東京で推定2兆5千億円(約312.5億ドル)とも言われる大規模なドル買い円売り介入を実施し、これを受けて、欧州時間ではBOEとECB、北米時間にはFED(ニューヨーク連銀)とBOC(カナダ中銀)が介入に参加したもようです。

ただし、海外の中銀の介入額は少額だったもようで、マーケットへの影響はほとんどなく、むしろゆっくりとドル/円は下落しました。

基本的に、現在のG7各国は、為替相場は市場実勢に任せるというスタンスですから、今回は、大きな震災に見舞われた日本の要請だったので協調に合意したものの、腰は入っていないものと見ています。

この海外でのドル/円の反落の流れは、来週に引き継がれるものと思われます。

尚、EUR/USDが1.4181-84近辺でニューヨーククローズしており、週ベースのウェッジ(楔形)・フォーメーションを上にしっかりと抜いており、この上昇は来週も継続しそうです。

ミズラン(Mizlin) Part.161

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

ニイハオ
住所: 東京都渋谷区西原2-27-4 升本酒店 2F
電話:03-3465-0747

意地が悪いようですが、美味しいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

京王新線幡ヶ谷駅で降りて、甲州街道から西原商店街に入り、しばらく行った酒屋さんの2階にお店はあります。

店内は清潔感たっぷりで、テーブルの間隔も余裕があって落ち着きます。

まずは、腸詰を頂きましたが、生ビールに良く合います。

さて、餃子ですが、日本らしく焼き餃子、中国らしく水餃子を頂きました。

餃子は、他に揚げ餃子もあります。

いずれも1個づつが小ぶりで、丸っこい感じです。

焼き餃子は、皮がこんがり香ばしく焼けているけれども、モチモチです。

水餃子は、さらにモチモチ感があって、満足満足です。

紹興酒のロックを飲みつつ、美味しく頂きました。

そして、〆には小ラーメンが、お勧めです。

為替介入の効果は、いかに

日本は輸出立国のため、輸入企業が海外へ支払うドルよりも輸出企業が海外から受取るドルの方が多く、基本的にはドルが余って(ドル余剰)いて、ドルを売る必要がある状況です。

そうしたドル余剰の需給構造ですから、為替介入という形で人為的にドルを買っても、反発は一時的で、再び下落してしまうことになるものと見ています。

2011/03/17

ドル/円、G7電話会議後の反応に注目

ニューヨークダウは、福島第一原発で使用済み核燃料の冷却を目的とした放水活動が進展したことから警戒感がやや和らぎ、また発表された3月のフィラデルフィア連銀景況指数が43.4と予想の30.0を上回ったことから4日ぶりに反発し、前日比161.29ドル高の11,774.59ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、全体的にリスク回避の動きが一服したため上昇し、暫定値ながら前日比0.084%上げて3.254%で引けました。

原油価格は、リスク回避が一服したことに加え、バーレーンやリビアなど中東情勢緊迫化から買われ、前日比3.44ドル高の101.42ドルで引けました。

金価格は、リスク回避が一服したことに加え、バーレーンやリビアなど中東情勢緊迫化から反発し、前日比8.10ドル高の1,404.20ドルで取引を終えました。

為替相場は、ニューヨークでは、ドル/円、クロス円は横ばい、EUR/USDは上値をトライしたものの今のところ1.40台半ばも重い状態です。

日本時間本日午前7時から実施されるG7財務大臣・中央銀行総裁による緊急の電話会議では、史上最安値を更新したドル/円が日本経済の新たな不安要因となっていることから、共同声明を公表し、急激な円高を防ぐ日本の為替介入を認める姿勢を示すもようです。

ただ、この電話会議については、すでに昨日のロンドン以降、マーケットでは知られていることであり、もしG7の共同声明を期待して、ドルロングが出来ていれば、声明発表後、いったん買われても、急激にロングが膨らむことになるため、上げは長続きせず反落する可能性があります。

G7共同声明発表後の相場の値動きから、マーケットのポジション状況がどうなっているのか、注意して見てみたいと思います。

ドル/円、レンジがスライドか

昨年10月以来の80-84円近辺のレンジが、昨日のニューヨーククローズが79.60となったことで、下にブレイクしました。

これにより、レンジが4円円高にスライドして76-80円近辺になったのではないかと、イメージしています。

2011/03/16

ドル/円、史上最安値を大幅更新

ニューヨークダウは、発表された2月の米住宅着工件数が47.9万件と予想の56.7万件を下回ったことや、エッティンガー欧州委員が福島第一原発事故に関して「事実上制御不能にある」と述べたことが伝えられました。

それに加えて、在日本米国大使館が在留米国人に避難勧告の範囲を半径80キロ圏まで広げたことが伝わると、一気に値を下げ、前日比242.12ドル安の11,613.30ドルと終値の年初来安値を更新し、3日続落で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、エッティンガー欧州委員の発言をきっかけに、福島第一原発事故への懸念が深まり、債券の逃避買いから利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.104%下げて3.199%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計でガソリン在庫が大幅に減少していたことで買いが強まりましたが、エッティンガー欧州委員の発言で、福島第一原発への懸念が深まったことから、上げ幅を縮小し、前日比0.80ドル高の97.98ドルで引けました。

金価格は、いったん反発したものの、エッティンガー欧州委員の発言で、福島第一原発への懸念が強まり上げ幅を縮小し、前日比3.30ドル高の1,396.10ドルで取引を終えました。

為替相場は、ドル/円が1995年4月19日につけた史上最安値である79.75を割り込み、一時76.25まで大急落を演じました。

これを受け、クロス円も急落しています。

レパトリ(資金の本国回帰)など理由はなんとでもつけれますが、この一方的な下落を見る限りでは、ここ5ヶ月間の80.00-84.00近辺のタイトなレンジ相場の中で膨らんだロングポジションが、史上最安値が更新されたことで一気に投げに出たものと思われます。

本日の東京では、財務省からトークアップ発言(円安誘導発言)も出るでしょうし、マーケットも神経質になっているものと思われ、乱高下が予想されますので、十分警戒が必要です。

たぶん、輸出企業の売りオーダーは、80.00近辺まで下がってくるものと思われ、これが上値をキャップ(蓋)することになると思われます。

相場は、タイトなレンジ相場から、ダイナミックなトレンド相場に転換した可能性がありますので、柔軟に相場を見ることが大切です。

ドル/円、過去5ヶ月間のレンジをブレイクか

ドル/円は、過去5ヶ月間の80.00-84.00近辺のレンジ相場からトレンド相場への転換点に差し掛かっているものと見ています。

こうした状況では、柔軟に相場に対応するスタンスが必要だと考えています。

2011/03/15

試される円高方向

ニューヨークダウは、東日本大震災による被害拡大や原発事故に対する懸念が強まり、一時300ドル近く下げ、前日比137.74ドル安の11,855.42ドルと、約1ヶ月半ぶりの安値で取引を終えました。

尚、FRBはFOMCで、現行の量的緩和政策の継続などを決めましたが、市場ではおおむね予想通りと受け止められました。

米国債10年物利回りは、東日本大震災による原発事故の深刻化を受けて、逃避買い(利回り低下)が優勢となりましたが、ニューヨークダウが下げ渋る動きも見せたことから下げ幅を縮小し、暫定値ながら前日比0.059%下げて3.298%で引けました。

原油価格は、東日本大震災による原発事故の深刻化を受けてリスク回避の動きが強まり大幅に下落し、前日比4.01ドル安の97.18ドルで引けました。

金価格は、東日本大震災による原発事故の深刻化を背景に世界同時株安の状況となっていることから、手仕舞いの売りが強まり、前日比32.10ドル安の1,392.80ドルで引けました。

為替相場は、ドル/円は、基本的に、需給関係がドル余剰(ドルが余っている)であるため、ほっておくとドル売りが湧いてくる状況にあります。

昨日は、東日本大震災による原発事故が、大きく海外でも報道され、特にクロス円での円売りが、東京タイムで出ましたが、結局円安方向への反発は限られ、ロンドンタイムから、クロス円はロングの手仕舞いから売られ、それに押されるようにドル/円も下落しました。

ドル/円、クロス円の下げてからの戻りが弱かったことから、マーケットのポジションはそれほどショートにはなっていないものと思われます。

したがい、ドル/円は、この下、80.50と80.00の心理的抵抗線や1995年4月19日につけた史上最安値79.75といったサポートはあるものの、今後試していくものと思われます。

原発事故は、円売りなのか?円買いなのか?

福島第一原発事故の深刻化を、米英勢は相当の関心を持って見ています。

ご参考まで、米英の新聞・TV等のHPをご紹介します。
英語を読むまでもなく、目で見て彼らの関心の高さが分かります。

米紙
http://www.nytimes.com/
http://asia.wsj.com/home-page
http://www.washingtonpost.com/
英紙
http://www.ft.com/home/asia
http://www.timeslive.co.za/
http://www.independent.co.uk/
TV・情報会社
http://edition.cnn.com/
http://www.marketwatch.com/?siteid=&avatar=seen
http://www.bloomberg.com/
http://www.reuters.com/

2011/03/14

原発事故と震災被害状況を注視

ニューヨークダウは、東日本大震災が日本や世界の経済に与える影響への懸念から、一時140ドルを超える下落をしましたが、地震の影響の広がりを見極めたいとの雰囲気もあって引けにかけて下げ幅を縮め、前週末比51.24ドル安の11,993.16ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、東日本大震災を受けニューヨークダウが下落したことから、債券買い(利回り低下)が強まりましたが、本邦の保険会社などが保険金の支払いのため米国債を売却するのではとの思惑もあり、その後やや反発し、暫定値ながら、前週末比0.046%下げて3.356%で引けました。

原油価格は、東日本大震災を嫌気した売りが出ましたが、サウジがバーレーンに派兵すると報じられるなど、中東情勢の緊迫化も意識され下げ渋り、前週末比0.03ドル高の101.19ドルで引けました。

金価格は、東日本大震災や中東情勢の緊迫化から買われ、前週末比3.10ドル高の1,424.90ドルで取引を終えました。

為替相場は、ドル/円、クロス円は、本邦企業が在外資産を売却して国内に資金を環流させる、いわゆるレパトリの思惑はあったものの、それほど大きく下げることもなく安値圏を維持しました。

EUR/USDは、ジリ高に推移し、一時1.4002近辺まで上昇した後、高値圏での推移です。

東日本大震災への海外の関心は高く、彼らが注目しているのは、原発事故の推移と各地の被害状況だと思われ、こうした状況が悪くなればなるほど、円買いと受け止めるものと思われます。

マンデー、ダル・マーケット

月曜でダルな(けだるい)せいもあって、ロンドンは小動きです。

しかし、海外の新聞社や、TV局のウェッブページを見ても、日本の震災で埋め尽くされています。

海外勢も、ブルーな(憂鬱な)気分なのではないかと思われます。

2011/03/13

円高で、週がオープン

ドル/円、クロス円が、先週金曜のニューヨーククローズ比、円高でスタートしています。

ただし、週初によくあるギャップをあけてオープン後、ギャップを埋めようとする動きは既に出ています。

また、EUR/USDが高く始まっているのも、先週末を流れを汲んだ動きだと思われます。

これからの展開は(2011/03/13)

国内観測史上最大の地震、東北・太平洋沖地震の発生が、ドル/円あるいはクロス円にどれだけの影響を及ぼすかが、注目されます。

先週金曜段階では、実質的には、上の実需の売りオーダーを「地震だから円売り」とばかりに短絡的に投機筋がドル買い円売りして飲み込んだことが、反落の直接の原因だったと見ています。

しかし、少し長めには、巨大地震発生に伴って、たとえば、保険会社が保険金支払のために円資金を調達をするために対外資産を取り崩すといったドル売り円買い、つまりレパトリ(資金の本国回帰)が本格化するのではないかという憶測が出ています。

それを想起させるのは、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の後、同年4月19日にドル/円は79.75の史上最安値をつけたからです。

それでは、本当に保険会社は、レパトリのためにドル売り円買いをするかということですが、少なくとも今日明日すぐは起きないでしょうし、保険会社自体、ここ何年か、為替リスクをヘッジしており、ヘッジ率は1995年に30%前後だったのに対して、現在80%近くに引き上げられているもようです。

したがい、地震に絡んで新たにドル売り円買いには過度に期待は持たないほうがよいと思います。

ただし、今回の巨大地震発生前から申し上げていますように、ドル/円は、ドル余剰(ドルが余っている)の需給相場であり、また3月は多くの企業が決算期末を向かえ、海外からの利益送金としてのレパトリが発生しやすい状況にあります。

平成22年度は、日系企業は、アジアの好景気に支えられリーマンショックから立ち直り、アジア中心に海外で収益を上げていますので、海外からの利益送金に伴う円買いは増えるものと考えられます。

そこに、マーケットのセンチメントが、巨大地震発生とともに、ドル安円高志向が強まれば、下落の可能性は高まるものと思われます。

また、テクニカル的には、昨年10月以来、月足は横ばいを続けてきましたが、値幅が収斂してきており、80.00-84.00近辺のレンジのどちらかにブレイクする可能性が高まっています。

特に、過去2ヶ月の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)の値幅が、1月が81.14-82.04=0.90、2月が81.78-82.11=0.33と狭くなっている上に、80.00-84.00近辺のレンジの下限に寄ってきており、レンジをブレイクするなら、下落方向ではないかと見ています。

ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足を見てみましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※画面レーアウトが変わっています。ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/?anticache=1297547080

76.00のサポートが未だブレイクされていません。

やや反発の可能性もありますが、結局は下落するものと思われます。

また、3月8日時点のシカゴIMMポジションにつきましては、ユーロは、ユーロロング98,171枚vsユーロショート35,877枚、ネットユーロロング62.294(前回ロング51,308枚)。

同時点の円は、円ロング43,205枚vs円ショート26,549枚、ネット円ロング16,656枚(前回ロング41,274枚)となっています。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

ユーロは、さらにユーロロングが増えており、警戒水域に入っています。

先週、後半の下落は、このユーロロングの多さによるところも大きかったように思われます。

ただし、チャート的には、まだ上に引っ張られる力が働いていますので、結論的には、1.3750-1.4050近辺のレンジになるのではないかと見ています。

一方、円は、円ロングが先週末より減っています。

先週金曜にドル/円が反落するまでは、ドル高円安基調だったことから、円ロングの解消が進んだもようです、

しかし、円ロングが解消されたことで、逆に円高に向かいやすくなったものと思われます。

尚、EUR/JPYなどクロス円つきましては、目先はレンジ相場が続く可能性がありますが、ドル/円がレンジを下に割り込んで下げるようですと、クロス円も下げるものと思われます。

2011/03/11

巨大地震、相場を揺るがす

ニューヨークダウは、東北・太平洋沖地震を受けて売りが先行したものの、前日の大幅下落の反動に加え、原油価格の下落を好感した買いが優勢となり、前日比59.79ドル高の12,044.40ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、東北・太平洋沖地震を受けて、本邦保険会社が保険金請求の支払いに備えて保有する米債を売却しているという観測に上昇し、暫定値ながら前日比0.037%上げて3.395%で引けました。

原油価格は、東日本巨大地震を受け、日本経済の停滞により原油需要が一時的に減少するとの見方から売りが強まり、前日比1.54ドル安の101.16ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが上昇に転じたことや、東日本巨大地震からリスク回避の買いが入り、前日比9.30ドル高の1,421.80ドルで取引を終えました。

為替相場は、東北地方を中心とする国内観測史上最大の地震、東北・太平洋沖地震の発生を受けて、ロンドンでは、ドル/円は上昇し、それに伴って、クロス円も上昇しました。

しかし、ドル/円の83円台に並ぶ実需筋のドル売り円買いオーダーを飲み込むことになり、そのため急速にドル/円のロングポジションが積み上がった結果、大きく反転下落となり、一時81.65近辺まで下げました。

EUR/USDは、一時1.3751近辺まで下押しされましたが、そこから反転上昇となり、ニューヨークの引け際には、一時1.3914近辺まで反発しました。

これを受け、一時112.91近辺まで下落していたEUR/JPYは、一時113.97近辺まで反発となりました。

日本での大地震の発生が、円だけでなく、他の通貨やプロダクツ(投資対象)のそれまでの相場の構造を変貌させており、相場観の再構築が必要とされているように思われます。

ミズラン(Mizlin) Part.160

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

とうふ屋うかい 東京芝店
住所: 東京都港区芝公園4-4-13
電話:03-3436-1028

意地が悪いようですが、美味しいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

六千坪を擁する八王子・高尾の「うかい鳥山」と同じグループが東京・芝に出した日本料理のお店です。

東京タワーの足元に、二千坪の敷地もあるお店があるとは、知りませんでした。

全室、日本庭園に面した個室になっており、とても落ち着きます。

いろいろお料理は出ますが、お豆腐屋さんですから、名物もお豆腐に因んだもので、ひとつは、カリッと揚げた油揚げに田楽味噌をつけ、ネギをたっぷりと巻いて頂く揚げ田楽です。

そうして、もうひとつは、豆水とうふという豆乳出汁の湯豆腐です。

うかがった日は、冬晴れのポカポカ陽気で、中庭を眺めつつ、一献傾けご馳走を頂き、本当に良い気分になりました。

地震なのに、ドル/円は上昇後反落

「地震だから円売り」という精神論から円売りし過ぎると、輸出企業のドル売り円買いオーダーを飲み込み、急速にドルロング円ショートとなり反落するということだと思います。

そうした過程を経た上で、どうなるかが注目されます。

2011/03/10

ユーロ圏諸国のソブリンリスク、再燃か

ニューヨークダウは、中国の景気減速懸念に加え、格付け大手ムーディーズによるスペインの格付け引き下げ、そして発表された週次の米新規失業保険申請件数が39.7万件と予想37.6万件よりも悪化したことから大幅続落し、前日比228.48ドル安の11,984.61ドルと、1月31日以来約1ヶ月半ぶりに12,000ドルを割り込んで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米新規失業保険申請件数が市場予想より悪化したことで逃避買い(利回り低下)が強まり、暫定値ながら前日比0.104%下げて3.364%で引けました。

原油価格は、ムーディーズがスペイン格下げを発表したことなどから、グローバルに株式市場が軟化したことから、利益確定売りの動きが広がり、前日比1.68ドル安の102.70ドルで引けました。

金価格は、ムーディーズがスペイン格下げを発表したことなどから、グローバルに株式市場が軟化したことから、利益確定売りが先行し、前日比17.10ドル安の1,412.50ドルで取引を終えました。

為替相場は、ムーディーズによるスペインの格付け引き下げにより、EUR/USDは下落(ドル買い)、それを受けてドル/円も上値を試したものの上げきれず、結果として、EUR/JPYの下落となりました。

スペインの格付け引き下げが、この3月、4月の、ポルトガル、スペインの国債償還と入札(借り換え)に、どれぐらい影響を与えるのか見ていく必要があります。

EUR/USDは、テクニカル的には、2月16日からの上昇が強かったため、まだ上昇の勢いは残っていますので、下落したとばかりに売り込むと、逆に反発力が強くなる可能性があり、要注意です。

ドル/円に関しては、買戻し的に上げてきましたが、83.00以上は輸出企業という実需筋の売りがまだまだ出てくるものと思われ、上昇にあまり伸びはないように思われます。

また、ドル/円との相関性が高いとされる米国債10年物利回りが急低下していますが、それがドル/円相場に反映されていないのも気になります。

EUR/JPYは、EUR/USD次第だと思われます。

EUR/JPY、ロスカットの売り

格付け大手ムーディーズよるスペインの格付け引き下げの報に、ユーロは全般に下落しています。

EUR/JPYは、3月3日の急上昇後の安値114.55を下回り、ロスカットの売りが出ているもようです。

114.20近辺に200時間移動平均線のサポートがあります。

これは、結構抵抗してくるものと思われます。

しかし、それを割り込むと、急上昇のスタート点である113.40近辺を目指すものと思います。

2011/03/09

EUR/JPYに注目

ニューヨークダウは、中東・北アフリカ情勢の先行き不透明感が根強いため、原油高が引き続き重しとなる中、新規材料も乏しく、小幅な値動きに終始し、前日比1.29ドル安の12,213.09ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リビア情勢悪化に加え、10年債入札が好調だったことから低下し、暫定値ながら前日比0.082%下げて3.466%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計では、原油在庫が252万バレル増と予想以上に増加したことから、一時104ドルを割り、前日比0.64ドル安の104.38ドルで引けました。

金価格は、中東・北アフリカ情勢の緊張が続いていることから買い先行しましたが、原油価格の下落を受け軟化し、前日比2.40ドル高の1,429.60ドルで取引を終えました。

為替相場は、EUR/USDは、ロンドンでは、ポルトガルやギリシャの国債利回りが上昇したことから売りが先行しましたが、ポルトガル国債の入札が無事に通過したことで買い戻しとなり、ニューヨークに入ってからは、横ばいとなりました。

ドル/円も値動きは限られ、その結果、EUR/JPYも膠着相場が続きました。

しかし、EUR/JPYについては、動き出すタイミングが、昨日より今日の方が高くなってきているものと見ています。

動く方向については、定かではありませんが、114.60-115.45あたりのいずれかレンジブレイクした方向につくというスタンスで良いように思われます。

尚、本日午前5時に、RBNZ(ニュージーランド中銀)が政策金利を、予想の0.25%を上回って0.50%の引き下げを決定し、現行の3.00%から2.50%に引き下げました。

これを受けて、NZD/USD、NZD/JPYが、一時急落しましたが、その後幾分戻しています。

2011/03/08

EUR/USD、本日の東京オープンに注目

(システム・メンテナンスに伴い、記事の掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます)

ニューヨークダウは、OPECが増産の可能性を検討していると報じられ原油価格が下落したことや、米金融大手バンク・オブ・アメリカの強気な業績見通しを背景に買われ、前日比124.35ドル高の12,214.38ドルと3営業日ぶりに反発して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、次回3月15日に開催される米FOMCで、緩和姿勢に変化がみられるとの観測から金利上昇圧力となり、暫定値ながら前日比0.028%上げて3.540%で引けました。

原油価格は、OPECが増産の可能性や、米国が戦略石油備蓄放出などが報じられたことから売りが強まり、前日比0.42ドル安の105.02ドルで引けました。

金価格は、原油の上昇が一服し、ニューヨークダウが堅調に推移したことで安全資産としての需要が後退し、前日比7.30ドル安の1,427.20ドルで引けました。

為替相場は、OPECの原油増産協議の報道に、全体的にドルの買い戻しとなりました。

特に、EUR/USDは、昨日のニューヨーククローズが1.3903-05近辺になったことで、2月16日以来の上昇をサポートしてきた、昨日1.3934近辺にあった5日移動平均線を下回って引けています。

もしも本日の東京オープンでも、5日移動平均線を下回り、さらに5日移動平均線自体も、今までの鋭角的な上昇から水平ないし下向きになると、下落の可能性が高まりますので、警戒が必要です。

ドル/円については、引き続き動きづらそうです。

また、過去6営業日の間に日々の値幅が収束し、動き出す可能性のあったUSD/CAD(ドル/カナダ)は、結局小動きで終わりましたが、本日も引き続き動き出す可能性がありますので、注意が必要です。

2011/03/07

まだまだ根強いドル安センチメント

ニューヨークダウは、リビアで政権側と反体制側の戦闘が一段と激しくなっていることから、原油価格の高騰に歯止めが掛からない中、景気への悪影響を懸念した売りが優勢となり、前週末比79.85ドル安の12,090.03ドルと2営業日続落して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、売買交錯後小幅上昇し、暫定値ながら前週末比0.020%上げて3.510%で引けました。

原油価格は、リビア情勢の緊迫化から、一時106.95ドルと2年5ヶ月ぶりの高値水準つけましたが、その後軟化し、前週末比1.02ドル高の105.44ドルで引けました。

金価格は、リビア情勢の緊張が続いていることに加えて、ギリシャ国債が格付けを引き下げらたことから、一時1445.70ドルと史上最高値を更新し、前週末比5.90ドル高の1,434.50ドルで取引を終えました。

為替相場は、EUR/USDは、上値を試し、1.4036近辺まで上昇しましたが、格付け大手ムーディーズが、ギリシャ国債の格付けを3段階引き下げたことから反落となり、1.3966近辺まで緩みました。

ドル/円も、82.00割れを試しましたが下げきれず、82円台前半に値を戻しました。

昨日のドル安は、中途半端に終わりました。

しかし、特に、EUR/USDは、ギリシャの格付けが3段階引き下げられても、70ポイント程度の反落で済んだことから、マーケットのセンチメントは引き続きドル安方向を向いていることを物語っているように思われます。

2011/03/06

静かな週の始まり

静かな、週の始まりです。

ドル/円も、EUR/USDも、EUR/JPYも、やや買い気です。

AUD/JPY買い気ですが、利下げ観測のあるNZD/JPYは、軟化しています。

これからの展開は(2011/03/06)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足を見てみましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W

U.S.Dollar Indexの日足
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/?anticache=1297547080
(※週足、日足ともに、画面レーアウトが変わっています。ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

先週、77.00のサポートを下に抜け、週足で見ても、次のサポート76.00を目指しているものと思われます。

また、日足で見ると、下げ方が着実で、売り圧力の強さを感じます。

ただし、76.00近辺のサポートもきつそうで、いったんの反発を見るかもしれませんが、流れ的には、そのまま反発というよりも、再び76.00を試すことになると見ています。

したがい、基本的に、ドル安基調は続くものと思われます。

気になるのは、USD/CHF(ドル/スイスフラン)とUSD/CAD(ドル/カナダドル)です。

USD/CHFは史上最安値を更新中ですし、USD/CADは2007年11月につけた最安値0.9056近辺を目指しています。

いずれも、緊迫化する中東・北アフリカ情勢からのリスク回避の動きと思われます。

リスク回避という点から言えば、ドル/円も下落しても良さそうなものですが、なかなか下がらないところがドル/円らしい動きです。

先週も、ドル/円のストキャスティックスが買いになったとたんに、2日(火)から海外ファンドが、ドル/円を買い始めており、金曜には83.09まで買い上げられました。

しかし、その上げの過程で、83.00の輸出企業の売りオーダーを飲み込んだことで、マーケットのポジションが短時間でロングに偏ったため下げに転じ、引け値は82.32と結局上ヒゲを長く出した格好になり、ドル/円はいったん上を見たのではないかと見ています。

ドル/円は、基本的には、ドル余剰(ドルが余っている)の需給相場であり、なおかつ、3月は期末絡みの円買いが出るため、結局は下がるものと見ています。

マーケットでは81.00-84.00近辺のレンジ相場という意見が多いですが、既に過去5ヶ月間もそのレンジ内にいて、直近の1月、2月の月足は、さらに実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)が収束してきており、上げか下げかいずれかに動きやすくなっています。

個人的には、需給から言って、ドル安円高方向ではないかと考えています。

一方、EUR/USDは、トリシェECB総裁が4月にも利上げを行う可能性があることを示唆したことからユーロ買いの言い訳ができましたが、テクニカル的にも上だと思われます。

いったん2月2日に1.3862の高値をつけた後、2月14日に安値1.3489まで沈み込み、そこからジワジワと再び踏み上げて2月2日の高値付近まで上昇し、いわゆるウエッジ(楔形)・フォーメーションをとなり、そして2月2日の高値を上抜きました。

これにより、(それまでの高値1.3862-安値1.3489)+1.3862=1.4235近辺が、テクニカル上のターゲットになってきているものと見ています。

そのためには、まずは、1.40台に定着できるようになることが課題です。

EUR/JPYは、先週金曜の高値116.00を突破できるかですが、ドル/円の動きが鈍いため、EUR/USD次第だと思われます。

3月1日時点のシカゴIMMポジションにつきましては、ユーロは、ユーロロング83,104枚vsユーロショート31,796枚、ネットユーロロング51,308枚(前回ロング45,598枚)。

同時点の円は、円ロング62.396枚vs円ショート21,122枚、ネット円ロング41,274枚(前回ショート27,746枚)となっています。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

ユーロは、ネットのロングが5万台に乗っており、買い過ぎ感が出てきていますが、さらに先週後半にユーロは上昇したことから、ユーロロングが一段と増えた可能性がありますので、警戒が必要です。

円は、前週の2月22日の段階で、ネットポジションは円ショートになっていたのが、一週間で大幅に円ロングに転換しており、この円の買い過ぎが円高進行にブレーキを掛けたものと思われます。

尚、先週後半のドル/円の反発で、多少円ロングは減ったものと思われます。

2011/03/04

結局は、ドル売り相場か

ニューヨークダウは、発表された2月の米雇用統計で、失業率が8.9%と予想の9.1%より改善したものの、非農業部門就業者数が19.2万人と予想の19.5万人ほどには伸びず、売り材料となりました。

さらに、リビア情勢の悪化を受け、原油価格が反発したことから売りが強まり、一時178ドル安まで下落し、結局、前日比88.32ドル安の12,169.88ドルと3日ぶりに下落して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リビア情勢の緊迫化をうけて原油価格が高騰し、またニューヨークダウが大幅安となったことを受けて、逃避買い(利回り低下)が入り、暫定値ながら前日比0.069%下げて3.486%で引けました。

原油価格は、リビア情勢の緊迫化が再び原油供給不安を呼び反発し、一時104.60ドルの高値をつけた後、前日比2.51ドル高の104.42ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウが下落したことで逃避的な買いが強まり、一時1,432.80ドルまで上昇した後、前日比12.20ドル高の1,428.60で取引を終えました。

為替相場は、ドル/円は、米雇用統計の失業率の改善を材料に買いトライとなり、ショート筋のストップロスを巻き込みながら、一時83.04近辺まで買い上げられました。

しかし、83.00近辺にあった本邦輸出企業のドル売りオーダーを飲み込んでしまったことから、急速にロングにポジションが偏ったもようで、一転して下落となり、82.20近辺まで下げました。

EUR/USDは、1.4000突破を狙い、1.4006近辺まで買われましたが、1.40台を維持しきれず、1.39台後半に緩んで横ばいとなりました。

EUR/JPYは、116.00近辺を試しましたが伸びず、反落となりました。

ドル/円は、日足で、上ヒゲを長く出し、いったん上を見たのではないかと見ています。

基本的には、ドル余剰(ドルが余っている)需給相場の上に、3月の期末決算絡みの円買い需要もあり、再び下落するものと見ています。

EUR/USDは、1.40台定着には、まだ時間が必要のようですが、堅調な相場展開であり、上昇は続くものと思われます。

EUR/JPYは、EUR/USDが上昇できれば、116.00を本格的に突破する可能性が高まるものと見ています。

ミズラン(Mizlin) Part.159

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

魚河岸酒場 ザ・築地 人形町店
住所: 東京都中央区日本橋人形町1丁目19-1 石井ビル1F
電話:03-3249-1146

意地が悪いようですが、美味しいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

人形町で、22年間お勤めになっていて、この地のお店を知り尽くした方に、連れて行って頂いたお店です。

お店の仕入れ担当が築地の有力仲卸に必死に食い込んでいて、良いお魚を確保しているそうです。

店員さんがキビキビしていて、気持ちがいいです。

お刺身の中でも、特に、白身のお魚が、抜群です。

また、西京焼きも美味しく、かつ人形町の有名粕漬け店よりも、お手頃な値段です。

煮魚や焼き魚も美味しいですが、お魚以外にもオムレツや炒飯など、いろいろなメニューが楽しめます。

また、ランチでも有名で、各種丼物、定食の中でも、穴子3本・イカ・海老・ご飯1.5倍のビックリ天丼は、評判とのことでした。

2011/03/03

目先は本日発表の米雇用統計に注目

ニューヨークダウは、発表された雇用指標である週次の米新規失業保険申請件数が36.8万件と予想の39.5万件より改善し、さらに景気指標である2月のISM非製造業景気指数が59.7と予想の59.3を上回ったことを好感して大幅高となり、前日比191.40ドル高の12,258.20ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米新規失業保険申請件数やISM非製造業景気指数の改善を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.089%上げて3.559%で引けました。

原油価格は、政権側と反体制側の対立が続いているリビアについて、周辺国などが仲裁に動いていると報じられたことから、リビア情勢に対する懸念がやや後退したため小反落し、前日比0.32ドル安の101.91ドルで引けました。

金価格は、原油の上昇が一服したことで利益確定売りが強まったほか、米新規失業保険申請件数が改善したことでニューヨークダウが大幅上昇となったこともリスク回避ムードを後退させ、前日比21.30ドル安の1,416.40ドルで取引を終えました。

為替相場は、トリシェECB総裁が4月にも利上げを行う可能性があることを示唆したことから、EUR/USDならびにEUR/JPYなどユーロクロスが急上昇し、レンジを上方にブレイクしたものと見ています。

一方、ドル/円は、トリシェ総裁発言によるEUR/JPYの上昇に押し上げられ、また米新規失業保険申請件数やISM非製造業景気指数が予想より良かったことから、ドル/円と相関性の高い米国債10年物利回りが上昇し、一時82.51近辺まで上昇し、その後も高止まりとなっています。

この上昇により、ドル/円も上方にレンジブレイクしたとも言えますが、買ってきているのが海外ファンドに対して、売っているのが本邦輸出企業という実需筋であるため、結局先月2月と同じように、ある程度まではファンド筋の力ずくの買いに押し上げられても、結局売り放しの実需筋にはかなわず、いずれ反落するのではないかと見ています。

しかも、今月は、多くの日本企業が決算を向かえ、期末絡みの円買い需要も加わるものと思われますので、円安が進行するのは、それほど簡単ではないものと思われます。

いずれにしましても、目先は、本日発表の2月の米雇用統計に注目です。

2011/03/02

今日明日がレンジブレイクの山場か

ニューヨークダウは、発表された2月の米ADP雇用統計が21.7万人と予想の17.5万人を上回ったものの、原油高が相場全体の重しとなり、上昇幅は小幅にとどまり、前日比8.78ドル高の12,066.80ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、2月のADP雇用統計が予想を上回ったことや、ベージュブックで景気の改善が示されたことから上昇し、暫定値ながら前日比0.078%上げて3.470%で引けました。

原油価格は、原油やガス生産拠点の多いリビア東部で反体制派と政府軍による戦闘が激化していると報じられたほか、イランやサウジアラビアなど他の有力産油国にも政情不安が広がり、一時102.41ドルまで上昇し、前日比2.60ドル高の102.23ドルで引けました。終値で100ドル台乗せとなるのは、2008年9月以来となりました。

金価格は、リビア東部での空爆報道など、緊張が高まっていることから、逃避先として買われ、前日比6.50ドル高の1,437.70と、昨日に続き終値での最高値を更新して、取引を終えました。

為替相場は、EUR/USDが、一時1.3890近辺まで上昇し、1.3670-1.3870近辺のレンジを上抜き始めています。

まだ、ニューヨーククローズでは、クリアには抜けてはいませんが、流れとしては、引き続き上値を試すことになりそうです。

ドル/円は、81.50-82.50近辺のレンジを下に抜こうとしましたが、昨日のところは跳ね返されています。

しかし、日足ベースでは、ドル/円も、動き出すタイミングが近づいてきているものと見ています。

EUR/USDもドル/円も、今日明日がレンジブレイクするかの山場だと思われます。

2011/03/01

重い、EUR/USD、ドル/円の上値

ニューヨークダウは、原油価格が反発し、一時100ドルに近づき、世界景気への不透明感が再び強まったことから売りが優勢となり、前日比168.32ドル安の12,058.02ドルで引けました。

米国債10年物利回り、中東・北アフリカ情勢の懸念が広がったことから、買いが強まり(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.028%下げて3.400%で引けました。

原油価格は、リビアやイランでの地政学リスクにより買いが強まり、前日比2.66ドル高の99.63ドルで引けました。

金価格は、リビアやイランでの地政学リスクが原油価格を押し上げたことで逃避的な買いが入って上昇し、前日比21.30ドル高の1,431.20ドルと終値ベースでの最高値を更新して取引を終えました。

為替相場は、中東、北アフリカの緊張から、リスク回避のドル高円高となり、それまで上値を試していたEUR/USD、ドル/円が下落に転じ、EUR/USDは1.3762近辺、ドル/円は81.78近辺まで反落となりました。

これを受けて、EUR/JPYも112.74近辺まで下落しました。

EUR/USDは、1.3800を挟んだ揉み合いが、すでに4営業日続き、あまりに2月2日の高値1.3862突破に時間が掛かると、反落の可能性が急速に高まりますので、下落に警戒が必要です。

昨日段階で1.3785近辺にあった5日移動平均線が水平になり、かつ日足の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)が5日移動平均線を割り込むと下落しやすくなりますので要注意です。

ドル/円は、82.22近辺まで上昇しましたが、輸出企業の売りをこなしきれず反落となりました。

ショートポジションがある程度こなれてきているものと思われ、下落を再開する可能性があります。

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