トレーディングはライオンのように
トレンドレス(方向感のない)な相場は、まだ続くものと思われます。
たとえば、昨日のEUR/USDにしても、海外ファンドが仕掛けて1.43台で売って、1.41台ではしっかり買い戻すという動きに出ており、売りが引かない状況が続いたため乗せられた他のマーケット参加者も少なくなかったものと思われます。
しかし、そうして乗せられて売ったところを、仕掛けた方が利食うという相場ですから、たとえ乗せられたとしても、下げ止まるなり上げ止まったら、早々に手仕舞いすることが必要です。
そうでなければ、ここはあえて喧嘩せず、様子見に徹することが賢明かと思います。
相場は、儲けやすい時、儲けにくい時、決して一様ではありません。
儲けにくい時に体力をいかに消耗せず、ここ一番の儲け時にどれだけトレーディングに集中できるかというメリハリがあってこそ、結果がついてくるものと思います。
トレーダーは、獲物を追うライオンに似ています。