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2011/11/30

中銀の協調行動発表にFXマーケット傷む

ニューヨークダウは、日米欧の6中央銀行(日、米、ECB、英、カナダ、スイス)がドル資金の供給拡大を決めたことを好感し、前日比490.05ドル高の12,045.68ドルと約2週間ぶりに12,000ドル台に回復して取引を終えました。

また、中国人民銀行(中銀)が預金準備率をほぼ3年ぶりに引き下げ金融緩和方向に転じたことも、買いを誘いました。

米国債10年物利回りは、日米欧の6中央銀行によるドル資金の供給拡充での協調が発表されたことにより、リスクが回避されたとして売られ(利回り上昇)、暫定値ながら前日比0.080%上げて2.072%で引けました。

原油価格は、中国人民銀行が預金準備率を引き下げて金融緩和を開始したことや、日米欧の6中央銀行によるドル資金の供給拡充での協調が発表されたことにより強含み、前日比0.57ドル高の100.36ドルで引けました。

金価格は、中国人民銀行が預金準備率を引き下げて金融緩和を開始したことや、日米欧の6中央銀行によるドル資金の供給拡充での協調が発表されたことにより上昇し、前日比31.40ドル高の1,750.30ドルで取引を終えました。

為替相場では、日米欧の6中央銀行によるドル資金の供給拡充での協調が発表されたことにより、売られ気味だったEUR/USDは反転急上昇し、一時1.3533近辺をつけました。

このEUR/USDの上昇(ドル安)を受けて、ドル/円も反落し、一時77.29近辺をつけました。

一方、クロス円は上昇し(円安)、全体的にも、中銀の協調行動発表によってリスクが回避されたとしてドル安円安のフォーメーションとなりました。

しかし、実際のところは、ユーロ圏諸国の債務危機を理由にドル買い円買いでマーケットが攻めていたところに、中銀の協調行動が発表され、ロスカット的なドル売り円売りが集中したものと思われます。

これにより、マーケットが傷んだものと思われ、今日のところは動きが鈍くなるものと見ています。

リスクを警戒するマーケット

ロンドンに入り、EUR/USDなど円以外の通貨は対ドルで下落(ドル買い)、ドル/円も、ややドル買いになっています。(ドル高)

一方、クロス円は売られています。(円高)

つまり、リスクを回避する時のパターンであるドル高円高になっており、マーケットが何らかのリスクを警戒しているものと思われます。

まず、思いつくのは、EU財務相理事会が具体的な合意に達することができるかということです。

また、昨日実施されたイタリアの国債入札で、利回りが8%近くまで急伸し、ユーロ導入以来の最高水準に上昇したことで、本日のイタリア国債の動向も気掛かりです。

ドル/円、ファンドの買い戻し一巡か

ドル/円の日足チャートを見ますと、実体ベースで10月31日から11月7日頃までの78.00前後の高値圏とほぼ同じ水準で横ばいを始めています。

今回11月24日からの上げが、11月末に決算を向かえるファンド筋のショートポジションの手仕舞いによるものであれば、本日が末日となり、11月決算の買戻しは一巡します。

一方、78円台は、依然として本邦輸出企業のドル売りオーダーが控えていますので、売りは継続し買いは後退する、つまり下落するのではないかと思われます。

まだまだ、ドル/円が、上げに本格的に反転するには、時間が掛かるものと見ています。

投資家、ユーロに対して依然懸念か

ユーロ圏財務相会合で、EFSFの規模拡大やギリシャ向けの80億ユーロの融資などが決定されましたが、EUR/USDはさほど大きな反応にはなっていません。

それよりも、投資家によるユーロからAUDやNZDへの資金の移動が目立っており、EUR/AUD、EUR/NZDが下落しています。

投資家が、例年、年末のこの時期になっても資金移動をすることは珍しく、ユーロ圏諸国の債務危機が収束するとは見ていないものと思われます。

また、逃避先をAUDやNZDにするところに、特にAUDの地位向上を感じます。

2011/11/29

方向感定まらぬマーケット

ニューヨークダウは、年末商戦の好調な滑り出しを受け、さらに原油相場の上昇で買われましたが、欧州情勢の先行き不透明感や米航空大手アメリカン航空と親会社のAMRが連邦破産法11条を申請したことが相場の重荷となり、前日比32.62ドル高の11,555.63ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された米消費者信頼感指数が56.0と予想の44.0よりも強かったことで上昇したものの、欧州債務懸念が根強く、さらにS&Pが大手銀行を軒並み格下げしたことから上げが縮小し、暫定値ながら前日比0.012%上げて1.986%で引けました。

原油価格は、発表された米消費者信頼感指数が予想外に強かったことに加え、イランの首都テヘランの英国大使館で大規模な反英デモが起きたことから買いが強まり、前日比1.58ドル高の99.79ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの方向感定まらなかったことを受け揉み合い、前日比4.40ドル高の1,718.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、ユーロ圏財務相会合の結果は、未だに発表されてはおらず、EUR/USDも上下に激しく動きましたが、結局は方向感は定まっていません。

そのことは、ドル/円にも言え、結局77.80-78.00近辺で横ばい推移となっています。

EUR/USDは、ユーロ圏財務相会合の結果が良いことを前提にしているものと思われ、予想外に良くなければ売りが強まるものと思われます。

ドル/円に関しては、本日は月末日ですので、輸出企業のドル売りが強まる可能性がありますので、注意が必要です。

投機筋のマーケット 

ドル/円は、東京タイム、ファンド筋の11月末決算絡みの買いが大きく出ました。

これに対して、思いのほか追随して買ったマーケット参加者が多かったもようで、その後下落に転じました。

また、EUR/USDも、本日開かれるユーロ圏財務相会合に期待した買いが出ましたが、重くなっています。

こうして、ドル/円が下げ、EUR/USDも重いことから、EUR/JPYはじめGBP/JPY以外のクロス円は下げています。

こうした動きを見ていますと、今のマーケットが基本的に投機筋中心のマーケットであることがわかります。

つまり、もう、年末に入ってきて、投資家筋は動かず、投機筋ばかりのマーケットになっているため、短期的にマーケットのポジションがショートになれば上がり、ロングになれば下がるというレンジ相場となってきています。

ロングになるか、EUR/USD 

先週金曜、イタリアが実施した国債入札が不調に終わり、同2年物国債の落札利回りがユーロ導入後の最高となったことや、格付け大手S&Pがベルギーの格付けを引き下げたことから、一時安値1.3213まで下落し、ユーロベア(ユーロに弱気)になって、ポジションもショートになりました。

しかし、昨日オセアニア時間に、IMFがイタリアを救済するとの観測が強まり、ショートの買戻しが集中し、ポジション的には軽くなりましたが、今度は、ユーロ圏財務相会合への期待から、ロングに偏る可能性があります。

そして、そうなると、今度は、改めて1.3200前後を試すエネルギーを得ることになるものと見ています。

つまり、下値を潰すには、マーケットがショートになっても、買戻し圧力ばかりが強まりますが、マーケットがロングになって下のサポートを割り込めば、ロングのロスカットが執行され下げが加速することになります。

これが、大きく下落する仕組みと見ており、特に最近のEUR/USDの下落に反発がつきものになっているのは、マーケットが売り先行になっていることが原因と見ています。

手仕舞い中心のマーケット 

ドル/円は、月末も明日に迫り、11月末が決算日となるファンド筋の買戻しが出ているもようで、上げています。

一方、輸出企業の売りオーダーも段階的にあり、上げの勢いも抑えられています。

いろいろなプロダクツ(投資対象)で、決算絡みの動きが出ており、たとえば、これまで売り込まれていたユーロ圏諸国の債券が買われ(利回り低下)、逃避先となっていたドイツ国債が売られる(利回り上昇)といった動きも出ています。

12月も、Xmas前は引き続き、こうしたポジションクローズの動きが主流になるものと思われます。

2011/11/28

ユーロ、またしても売り過ぎの調整か

ニューヨークダウは、米クリスマス商戦が好調なスタートとなったことや、29日(火)のユーロ圏財務相会合や30日(水)のEU財務相理事会を控え、市場では欧州債務問題に関する追加対策が示されるとの観測が浮上し、債務危機への懸念も緩んでいたことから、前週末比291.23ドル高の11,523.01ドルと、5営業日ぶりに反発して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、クリスマス商戦が好調なスタートとなったことや、欧州債務危機への懸念も緩んでいたことから、利回りは上昇したものの、欧州に対する懸念は依然として根強く、上げ幅を縮小し、暫定値ながら前週末比0.012%上げて1.976%で引けました。

原油価格は、米クリスマス商戦が好調なスタートとなったことや、欧州債務危機への懸念も緩んでいたことから、買いが強まったものの、その後利益確定売りに伸び悩み、結局前週末比1.44ドル高の98.21ドルで引けました。

金価格は、米クリスマス商戦が好調なスタートとなったことや、欧州債務危機への懸念も緩んでいたことから買い戻しが優勢となり、前週末比26.00ドル高の1,714.50ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDもドル/円も、ユーロ圏財務相会合やEU財務相理事会を控えて、欧州債務問題に関する追加対策が示されるとの期待が強まり、リスクが回避されたとして、ドル安円安となりました。

EUR/USDは、ロンドンタイム、ショートカバーが続き、1.3396近辺まで上昇しましたが、ニューヨークに入り、それも一巡し、1.3300近辺まで反落しました。

ドル/円も、ニューヨークに入り、ショートカバーに、一時78.24近辺まで上昇しましたが、その後は、78.00割れ近辺に落ち着きました。

あくまでも、いずれもポジション調整と思われ、これで世の中が急に変わるものとも思われず、特に、EUR/USDは、財務省会合等を終えると下落を再開するものと思われます。

ドル/円は、まだしばらく買い気が強いものと思われますが、実需が売り続けていることを考えれば、それ程長くは高値圏を維持できないものと思われます。

EUR/USD、まだポジションは軽いか 

IMFのスポークスマンは、「イタリア政府と融資に関する議論はしていない」と述べましたが、特段、そのことで、EUR/USDは下がりませんでした。

このことから、EUR/USDは、まだそれほどにはロングにはなっていないものと思われます。

もう少し、高止まりの時間が続いてくるとロングも出来てくるものと見ています。

また、本日予定されているベルギーとフランスの国債入札で、利回りが上昇するようであれば、売り圧力は強まるものと思われます。

いつまでどこまで買い支えられるかドル/円

今回のような、海外筋主導のドル/円の買いトライには、いつも同じような傾向があって、7~10営業日ぐらいの間は、買い続けます。

そして、それでも上げきれなくなると、ロングの投げに入ります。

今回の場合、先週の23日(水)からの買いトライですので、米雇用統計の発表のある今週末の2日(金)ないし来週6日(火)ぐらいまでは、踏ん張るのではないかと見ています。

しかし、その間も輸出企業は売り続けていますので、それ以上は高値圏を維持するのは難しいものと思われます。

ショートになりやすいEUR/USD

EUR/USDが高止まりしている理由は、表向き、IMFによるイタリア救済観測だけでなく、明日のユーロ圏財務相会合や明後日のEU財務相理事会でユーロ圏各国がお互いに財政をサポートしあうことが話し合われることへの期待とされているもようです。

しかし、それ以前に、先週金曜日時点で、ユーロのマーケットポジションがショートになっていたことが、早朝出た上記のようなショート筋にはネガティブな材料に買戻しとなって、高止まり状態を作っているというところが真相のようです。

やはり、EUR/USDは、すぐにショートになりやすいということを今回も示しているものと思われます。

したがい、売りから入っても、利が乗れば着実に利食い、次のチャンスを待つことが大事だと思われます。

2011/11/27

IMF、イタリア救済か?

EUR/USDは、IMFがイタリアを救済するとの観測から、先週末の引け値(1.3242)に比べて、大きく反発しています。

チャート的には、1.3200前後の大関門を下に突破するには、この程度の揺り戻しはあっても、仕方がないように思います。

ドル/円は、EUR/USDが上昇(ドル安)したため、下げています。

クロス円は、上げています。

こtれからの展開は(2011/11/27)

ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足を見ておきましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※画面レーアウトが変わっています。ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/?anticache=1297547080

週足、日足それぞれを見る限り、前回10月前後の高値80.50近辺を試すものと思われます。

尚、シカゴIMMポジションは、11月27日現在、11月22日時点のデータがアップデートされておりません。

URLを掲載致しますので、後日ご覧になってみてください。

【ご参考】

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

11月15日時点で、ユーロは76,147枚のユーロショート、円は33,680枚の円ロングでした。

今週は、U.S.Dollar Indexでも示唆されていますが、とりあえずドル高方向を試すものと見ています。

つまり、ドル/円では上昇、EUR/USDでは下落(ドル高)方向を目指すものと思われます。

ただし、ドル/円は、78.00手前から78円前半そしてそれより上も、輸出企業のドル売りオーダーは続くものと思われ、買い手の主役が、海外の投機筋である以上、上がりきらなくなると投げに転じるものと見ています。

一方、EUR/USDは、先週の週足の引け値が1.3242になったことにより、10月3日の週の寄り付き1.3357を大きく割り込んでおり、1.3000を目指すものと思われます。

日足ベースでは、まずは、10月3日の実体安値である1.3175を、日足の実体で下に割り込むことが必要です。

尚、例年であれば、欧米勢の決算前の手仕舞い相場となる時期になってきていますが、ユーロ圏諸国の債務危機が沈静化する様子はなく、むしろ悪化している感もありますので、Xmas直前まで神経質な相場が続く可能性があります。

今年の夏休みシーズンにECB幹部が、「夏休みを取っている場合じゃない」と述べましたが、Xmasを控えて、またしても「Xmas休暇を取っている場合ではない」という、休暇が大好きな欧州人にとっては断腸の思いのXmasシーズンになるかもしれません。

2011/11/25

当面、ドル高相場か

ニューヨークダウは、感謝祭明けから本格スタートした米国での年末商戦が好調な滑り出しと報じられたことなどから、一時100ドル超上げました。

しかし、イタリアが実施した国債入札は不調に終わり、2年物国債の落札利回りが、ユーロ導入後の最高となったことや、格付け大手S&Pがベルギーの格付けを引き下げたことから、売りが優勢となり、前営業日比25.77ドル安の11,231.78ドルと、4日続落で取引を終えました。

尚、感謝祭と週末の狭間に当たるため、午後1時までの短縮取引でした。

米国債10年物利回りは、ドイツや英国など欧州債の利回りが上昇する中、連れて上げ、暫定値ながら前営業日比0.080%上げて1.964%で引けました。

原油価格は、短期的な戻りを期待する買いが優勢でしたが、欧州債務問題への警戒感が根強かったほか、ニューヨークダウが売りに押されたこともあって上値も重く、前営業日比0.60ドル高の96.77ドルで引けました。

金価格は、クリスマス商戦への期待感も出て、買い戻しが優勢でしたが、欧州債務問題に対する懸念が根強く戻り売りに押され、結局前営業日比10.30ドル安の1,688.50ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは安値が1.3212近辺となり、9月8日からの下落時に下げ止まった1.3200近辺は、さすがに一発では突破はできませんでした。

最近のEUR/USDの習性を見ていますと、こうして下げ止まるととりあえず買いが強まる傾向がありますが、たぶん戻して1.33台前半あたりではないかと思われます。

それよりも、週足で見ますと、ニューヨーククローズが1.3236-40近辺となったことで、10月3日の週足の寄り付き1.3357を大きく下回っており、流れとしては1.3000方向を目指すものと見ています。

ドル/円は、海外勢が、EUR/USDの下落(ドル買い)に連れて、本邦輸出企業の売りオーダーを飲み込みながら、かなり買ったものと思われます。

しかし、海外勢の買いはあくまでも投機ですので、時間が経過しても上げきれなくなるとロングを持ちきれなくなって、手仕舞ってくるものと思われます。

当面、78円台前半がかなり重いものと思われます。

クロス円は、とりあえず、ドル相場になっているため、方向感ははっきりしません。

ミズラン(Mizlin) Part.197

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

龍水楼(りゅうすいろう)
住所:東京都千代田区神田錦町1-8
電話:03-3292-1001

意地が悪いようですが、美味しいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

Part.7でご紹介しました子羊のしゃぶしゃぶ「シャンワンヤロウ」とデザートの三不粘(サンプチャン)、そしてご主人の口上が名物のお店に、久しぶりに行ってきました。

Part.7にご興味があるようでしたら、以下をご覧ください。
http://www.banya-mktforecast.jp/main/2008/04/mizlinpart7_1086.html

久しぶりでしたが、ご主人は覚えていてくださっていて、一緒に行った連中に、「説明は、彼(私)から聞きなさい」などと冗談を言っておられました。

しかし、相変わらずエネルギッシュな口上は、何回聞いても飽きません。

笑うくだりももうわかっているのに、また笑ってしまいます。

まさに、ご主人はエンターテイナーです。

10種類の薬味を混ぜて頂く、子羊のしゃぶしゃぶは、変わらず美味です。

そして、デザートの三不粘(サンプチャン)も、淡い甘さで美味しく頂きました。

こちらに、知り合いを連れていって、彼らが喜ぶのを見るのが好きです。

EUR/USD、しっかり割れるか1.3300

EUR/USDの1.3300の攻防が続いています。

1.3300がしっかりと割れると、おおまかには、1.3200が次のターゲットです。

さらに、細かく言えば、日足の実体で、10月3日の引け値1.3175をしっかり割ると、さらに下落する可能性が高まります。

今のところ、1.3300よりほんの少し上で浮遊していますが、1.3300のオプション・トリガーの防戦買いをしているため、少しでも反発すると、防戦側が買った分を売り戻しているためだと思われます。

リスク回避のドル買いか

米感謝祭と週末の狭間のマーケットながら、全体的にドル買い気味になりました。

ドイツ国債入札の札割れ、日経平均株価の低迷という状況下、リスクを回避するにはドル買いということなのかもしれません。

ドル/円は、10月31日の介入による上昇後、11月18日に76.58まで反落したもののそこからは下げきれず、徐々に底堅めしてきたところを、輸入企業の買いにファンド筋も乗ってきたものと思われます。

ただし、77.50以上は、輸出企業の売りオーダーもかなりあるものと思われ、なかなかすんなりとした上げにはならないものと思われます。

一方、EUR/USDは、1.3300のオプション・トリガー(手前で防戦買い、下に切れるとストップロス)をブレイクすると、1.3200近辺を目指すものと思われます。

しかし、最近のEUR/USDは、なにしろユーロベア(ユーロに弱気)で見ているマーケット参加者が多いため、すぐにオーバーソールド(売り過ぎ)になり、反発します。

したがい、売りでエントリーして利が乗ればしっかり利食い、次の売り場を待つという姿勢が大事だと思われます。

5・10日(ことうび)相場

本日は、5・10日(ことうび)で輸入企業からのドル買いが多く、ドル/円は上げています。

しかし、77.50以上は、輸出企業のドル売りオーダーがかなりあるものと思われ、どこまで買い上げられるか注目です。

また、EUR/USDなど円以外の通貨も対ドルで売られ(ドル買い)となっており、総じてドル高基調です。

尚、安住財務相が、「円高や投機的な変動が看過できないと判断すれば躊躇なく対応する」と述べています。

2011/11/24

クロス円、さらに下がるか

ニューヨークは、感謝祭のため、休場でした。

ロンドンでは、EUR/USDは堅調に推移していましたが、ドイツのメルケル首相が、フランスとイタリアの両首脳と会談した際、「ユーロ共同債」構想について必要ないと発言したことを受け、一転して下落し、一時EUR/USDは1.3316近辺、EUR/JPYは102.70近辺の安値をつけました。

その間、ドル/円は、概ね77.00-20近辺で上下しました。

本日も、昨日の米感謝祭の祝日と明日の週末に挟まれた日だけに、特に米国では引き続き休みを取るマーケット参加者も多いことと思われます。

しかし、日足で各通貨ペアを見る限りでは、ドル/円は方向感がない中で、EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで下落(ドル高)基調にあり、その結果、クロス円がさらに下落する(円高)可能性は高いものと思われますので、その点には注意が必要です。

ロンドンのデイトレ通貨、EUR/GBP

ロンドンに入り、EUR/GBP(ユーロ/ポンド)が、活発に取引されていました。

EUR/GBPは、今日の米感謝祭のようにニューヨークが休場で他の通貨ペアの動きが鈍くなっても、ロンドンではデイトレーディングが活発に行なわれます。

EUR/GBPは、1999年にユーロが誕生してできたクロスですが、それまでのクロスの中で最も取引されていたGBP/DEM(ポンド/マルク)が生まれ変わったようなものですから、ユーロのクロスの中では、最も活発に取引されています。

ユーロベアのマーケット

昨日、1.3400を割り込んで1.3320まで下げたEUR/USDは、東京では、ジリ高となりました。

これは、IMMのユーロポジションが恒常的にショートになっていることからもわかりますが、多くのマーケット参加者が、ユーロに対してベア(弱気)のため、ユーロショートが膨らみやすいことを示しているものと思われます。

そのため、下げきれなくなると、大なり小なりの買戻しが起きているものと思われます。

ただし、ショートポジションがそれなりにこなれれば、下げ余力が出てくるものと思われ、要は、下げの地合では早く売って、利が乗れば着実に利食い、また次の売り場を待つというスタンスでいることが大事だと思います。

ドル/円、投機筋は実需にはかなわない

昨日のドイツ国債入札の札割れを受けてEUR/USDが下落(ドル買い)し、それに連れて、ドル/円も上昇しましたが、東京に入れば、輸出企業のドル売りに、簡単に上げのスタート点まで戻しています。

こういう状況を見るたびに、ドル/円では、投機筋は実需にはかなわないという思いが募ります。

下には、輸入企業の買いが待っているだけに、ドル/円の膠着は、続くものと思われます。

したがって、ドル/円が小動きの中、EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで上げ下げすれば、それに連れてクロス円も上げ下げすることになるものと見ています。

2011/11/23

ドイツ国債入札札割れでユーロ下落

ニューヨークダウは、ドイツ連銀(中銀)が実施した新発10年物国債の入札で、金融機関の応募が調達予定額を大幅に下回る異例の「札割れ(ふだわれ)」となったことから、欧州債務問題を巡る懸念が改めて強まったことや、中国の11月の購買担当者景気指数が2009年3月以来の低水準となり、世界的に景気が減速するとの懸念も出たことから売られ、前日比236.17ドル安の11,257.55ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ドイツ国債入札が札割れしたことで売られ(利回り上昇)ましたが、米7年債入札が好調だったことをきっかけに買いが強まり(利回り低下)し、暫定値ながら前日比0.035%下げて1.882%で引けました。

原油価格は、ドイツが実施した10年物国債入札が予定額に達せず札割れとなったことで、欧州債務問題への警戒感が強まり売られ、前日比1.84ドル安の96.17ドルで引けました。

金価格は、ドイツが実施した10年物国債入札が予定額に達せず札割れとなったことで、欧州債務問題への警戒感が強まり売られ、前日比6.50ドル安の1,695.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドイツが実施した10年物国債入札が予定額に達せず札割れしたことから、EUR/USDが売られ(ドル買い)、一時1.3320近辺まで下落しました。

それを受けてドル/円も、一時77.57近辺まで上昇しましたが、その後77.30近辺まで反落しました。

その結果、EUR/JPYが下落となり、一時103.05近辺まで下げました。

また、EUR/JPY以外のクロス円も下落となりました。

EUR/USDは、1.3400をニューヨーククローズが1.3340-43近辺となったことで割り込んでおり、当面1.3200近辺を目指してさらに下落するものと思われます。

そして、EUR/USDの下げに連れて、EUR/JPYも103.00をしっかりと割り込むものと思われます。

ドル/円は、77.50以上は輸出企業からの売りも結構出るものと思われ、なかなか上げは伸びないのではないかと見ています。

再び、ユーロに焦点か

アジアタイム、EUR/USD、EUR/JPYが下落したのは、ベルギーの新聞社が、金融大手デクシアの救済計画は実行不可能と報じたためだったようです。

ヨーロッパタイムに入り、欧州勢も、一時EUR/USD、EUR/JPYを売ってきました。

一方、米国サイドでは、1.2兆ドルの財政赤字削減案の策定を目指した米議会の超党派特別委員会は去る21日(月)に、23日(水)の最終期限を前に協議の決裂を宣言しました。

しかし、合意できなかったことでトリガー(引き金)条項が発動され、2013年1月から強制的に1.2兆ドルの歳出が削減されることになり、大手格付け会社は現時点では静観しており、ドルの売り浴びせは起きていません。

つまり、またユーロに焦点が当たりやすくなっているものと思われます。

テクニカル的には、ドル/円、EUR/USD、EUR/JPYは、日足が収束してきていて、動きが出る可能性がありますし、クロス円は全般に日足ベースで重くなっていますので、米感謝祭前日ではあるものの、動くとすれば、EUR/USD、そしてEUR/JPYをはじめとするクロス円の下落ではないかと見ています。

気になるクロス円の重さ

クロス円が重くなっているのが、気に掛かります。

特に、直近では、AUD/JPY、NZD/JPYに下げ圧力が掛かっています。

AUD/JPYは、それでもまだ週足のサポートである9月26日の週の引け値74.42近辺を下回ってはいませんが、NZD/JPYは、週足のサポートであった10月3日の週の寄り付きを、既に先週、週足の実体で下回っています。

そして、EUR/JPYは、日足が収束してきていて動く可能性が出てきていることなどを考えますと、クロス円の下落の可能性には十分警戒する必要があると見ています。

主要3通貨ペア、動き出す可能性

東京休場のアジアマーケットは、閑散です。

しかし、ドル/円、EUR/USD、EUR/JPYともに、日足が収束しており、動き出す可能性があります。

既に、EUR/USDとEUR/JPYは、売り気になっており、このまま下がるのかもしれません。

ドル/円については、いつもと同じく膠着感が強いことから、動き出すまでにまだ時間が掛かる可能性があります。

2011/11/22

既にお休みモード

ニューヨークダウは、発表された米第3四半期実質GDP・改定値は2.0%と予想の2.5%を下回ったことや、スペインの国債入札で落札利回りが上昇したことから下落し、前日比53.59ドル安の11,493.72ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された米第3四半期実質GDP・改定値が下方修正されたことや、ニューヨークダウが軟調に推移したことから低下し、暫定値ながら前日比0.029%下げて1.926%で引けました。

原油価格は、IMFが新たな短期資金融資制度の新設を発表したことや、EUR/USDが落ち着いた動きとなったことを受け、1.09ドル高の98.01ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが落ち着いた動きとなったこともあり、値頃感からの買い戻しが優勢となり、前日比23.80ドル高の1,702.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、ロンドンタイム、ポジション調整と思われる買いが強まり、一時1.3568近辺まで上昇しましたが、ニューヨークに入って小緩み、その後は横ばいを続けました。

ドル/円は、米第3四半期実質GDP・改定値が下方修正されたものの売りにはならず、逆に一時77.14近辺まで上昇しました。

その後は高値圏で揉み合いましたが、結局77.00割れまで反落しました。

EUR/USDにしても、ドル/円にしても、米感謝祭が近づき、既にお休みモードに入ってきているのか、値動きに勢いがありません。

現状、積極的に攻める地合ではないものと思われます。

リスクがとれなくなった欧州勢

昨日、EUR/USDが激しく売られた後反発したのは、ユーロ買いエマージング(新興国)通貨売りが、大きく出たためのようです。

これまで欧州の銀行などは、ユーロ売りエマージング通貨買いを活発に行なってきましたが、ユーロ圏自体の状況が悪化していることから、銀行自体がリスクをとれなくなってきているもようです。

そのため、今までキャリーしてきたユーロショート・エマージング通貨ロングのポジションを解消するために、ユーロ買いエマージング通貨売りを行なっているもようです。

消えぬ介入期待

東京午前の「日銀による50兆円規模の外債購入、為替介入になり我々の考えに合わない」とする安住財務相発言により、50兆円という規模と多様な円安対策の手法が考えられているという見方から、ドル/円の買いが強まりました。

しかし、もともと本邦勢が買い下がってロングになっている相場だけに、その後はジリ安となりました。

当局は、ドル/円は投機筋が売り込んでいるため、頭が重く下げてくると見ているように発言等からうかがえますが、実際は、介入警戒ならぬ介入期待からロングが解消しないことが、上値を重くさせている一番の理由だと思われます。

投機筋による売り攻めと本邦通貨当局が相場を見ている限りは、なかなか反発は難しいものと思われます。

安住財務相発言にドル/円上昇

安住財務相の「日銀による50兆円規模の外債購入、為替介入になり我々の考えに合わない」との発言で、ドル/円が上昇しました。

この発言に至る経緯は、10月28日に開催された第1回国家戦略会議で、円高是正に向けて、50兆円規模の「金融危機予防基金」の創設が、岩田日銀前副総裁から提案されました。

つまり、日銀が円で外債を50兆円購入し、損失を財務省が負担する仕組みで、為替市場介入と、それに伴う非不胎化政策(金融緩和策)と同様の効果が得られるとしています。

しかし、介入権限は財務省にあることから、「我々(財務省)の考えに合わない」という発言となったもようです。

マーケットでは、50兆円という規模と多様な円安対策の手法が考えられているという見方から、ドル/円の買いが強まったもようです。

2011/11/21

ポジション手仕舞い優先の為替マーケットか

ニューヨークダウは、欧州債務懸念に加え、米財政赤字削減に関する超党派協議が難航していることを嫌気して大幅反落となり、前週末比248.85ドル安の11,547.31ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、欧州債務懸念に加え、米赤字削減問題への懸念も重なり、逃避買い(利回り低下)が強まって、暫定値ながら前週末比0.045%下げて1.965%で引けました。

原油価格は、欧州債務懸念に加え、米赤字削減問題への懸念も重なり、リスクを回避しようとする動きが強まり、前週末比0.75ドル安の96.92ドルで引けました。

金価格は、欧州債務懸念に加え、米赤字削減問題への懸念も重なり、リスクを回避しようとする動きが強まり、ニューヨークダウも大幅安となる中、利益確定売りが強まり、前週末比46.50ドル安の1,678.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、ユーロ圏諸国の債務問題や米財政赤字削減をめぐる協議が難航していることを背景に、リスクを回避しようとするドル買い円買いの動きが、ロンドンタイムに見られましたが、ニューヨークに入ると一転し、ドル安円安気味となりました。

その他にも、ハンガリーがIMFなどに金融支援を要請したことも伝わりましたが、反応薄でした。

本来、これだけリスクを回避しようとするドル高円高の材料が出れば、その方向に進みそうものなのに進まなかったところに、今の地合が積極的にポジションを作る時期ではなく、既存のポジションの手仕舞いが優先される時期であることを示していると思われます。

尚、ニューヨーククローズ間際に、米超党派委員会の委員長が、財政赤字削減策で合意に至らなかったと発表するとの報が伝わり、再びドル高円高気味となりましたが、あまり大きな動きには今のところなっていません。

ファンド筋、ユーロで売り仕掛け

イタリア債、スペイン債の利回りが高めなのを受けて、ファンド筋が、EUR/USD、ユーロクロスを売ってきたもようです。

ただし、売り手がファンド筋ということで、本当のところは、スペイン新政権への期待や合意できない可能性のある米財政赤字削減策を理由にできたユーロロングのストップロスを狙った、短期的な売り仕掛けだと思われます。

EUR/USDは、1.3400近辺が結構強いサポートとなっており、この水準をしっかり割り込むことができるかが、目先の課題だと見ています。

しかし、23日(水)は米財政赤字削減策の合意期限ではありますが、翌24日はホリデーシーズンの開幕を告げる米感謝祭の祝日ですので、イベントはあるものの、マーケットは新規にポジションメイクするよりもポジションを手仕舞う方向に動きやすい地合にあるものと思われます。

ドル/円、マーケットはロングか

ドル/円が、基調として、再び重くなっています。

ユーロ圏諸国の債務問題、23日(水)の期限までに合意できない可能性が出てきている米財政赤字削減策などリスクがあることから、逃避先として円が買われやすくなっていると解説されそうな相場です。

しかし、1時間足の値動きを見る限りでは、戻りが弱いジリ安で、マーケットのポジションは、ロングになっている動きだと思われます。

つまり、売りで攻めている相場ではなく、買い下がっている相場のため戻りが弱く、結局下げやすくなっているのだと見ています。

覆面介入が実施されているかどうかは定かではありませんが、介入の可能性があるために、さらにショートにしづらく、ロングになりやすい相場とも言えます。

米財政赤字削減策、期限までに合意できない?

米民主党当局者は超党派委員会で財政赤字削減策を23日(水)の期限までに合意できないことを示唆したもようです。

これにより、一般的には、リスクを回避しようとドル買い円買いになるところですが、ドル/円にしてもEUR/USDにしても、やや重くはなっていますが、小動きです。

今日が月曜ということもありますが、24日(木)の米感謝祭が控えていることも多分に影響しているものと思われます。

尚、期限まで合意できないと現段階で示唆するのは、政治的駆け引きとも言えると思います。

2011/11/20

動意乏しいマーケット

シドニーは、EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで動意が乏しい中、ドル/円重くなっています。

このため、クロス円がやや下げています。

しかし、全体的には静かな週の始まりで、今週23日(水)に米議会の超党派委員会における債務削減の合意期限を控えてはいるものの、それ以上に24日(木)の米感謝祭に関心が向かっているように思われます

[11/21] FX攻略.com にコラム掲載

2011/11/21 発売の雑誌「月刊 FX攻略.com 2012年01月号」にコラムが掲載されます。

タイトルは「マーケットが見えてくる値動き分析」です。

月刊 FX攻略.comの最新号は、以下のリンク先から購入できます。

☆月刊 FX攻略.com 01月号【雑誌】

☆月刊 FX攻略.com 01月号【デジタル版】

これからの展開は(2011/11/20)

ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足を見ておきましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※画面レーアウトが変わっています。ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/?anticache=1297547080

週足、日足共に、リスクを回避しようとドル高傾向にあります。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

11月15日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング24,048枚vsユーロショート100,195枚、ネットユーロショート76,147枚(前回ショート54,257枚)。

同時点の円は、円ロング49,916枚vs円ショート16,236枚、ネット円ロング33,680枚(前回ロング28,077枚)となっています。

ユーロのネットショートが増え、円のネットロングも増えています。

その後も傾向的には、ユーロ安ですし、円高でもありますので、11月15日時点でのポジションにあまり変化はないものと思われます。

今週は、イタリア・スペインの国債利回りの推移が引き続き気になる一方、23日(水)に米議会の超党派委員会における債務削減の合意期限を控えており、ユーロ圏情勢だけでなく、米国情勢にもマーケットは神経質になるものと思われます。

そのため、これまでのユーロ安傾向だけでなく、米議会での債務削減案がなかなか合意できなければリスクを回避しようとするドル高円高にもなりかねず、特にドル/円は下押しされる可能性はあります。

ただし、24日(木)には、ホリデーシーズンの開幕を告げる米感謝祭となり、週後半は米国では休みを取るマーケット参加者も増えるものと思われますが、23日(水)までに米議会で合意ができないと混乱を呼びそうです。

米国人とレーダーにとって、米議会での債務削減策の合意と、年に一度遠くにいる家族も戻ってきて家族皆で祝う感謝祭のどちらがより重要かが試されるものと思われます。

個人的には、感謝祭が優先され、米議会での合意は、23日までにはなされるのではないかと考えています。

また、たとえ23日までに合意に至らず、ドル高円高になっても、中途半端なものになる可能性があると見ています。

2011/11/18

米感謝祭を控え手仕舞い優先か

ニューヨークダウは、イタリアとスペインの国債利回りの上昇が一服したことが好感され、前日比25.43ドル高の11,796.16ドルと3日ぶりに反発して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、欧州債務問題への懸念がいったん後退し、米国債への逃避買いも一服したことから、暫定値ながら前日比、0.043%上げて2.004%で引けました。

原油価格は、前日に5ヶ月半ぶりの高値を付けた後とあって、目先の利益確定の動きが優勢となり、前日比1.41ドル安の97.41ドルで引けました。

金価格は、イタリア国債利回りが危険水域とされる7%を下回って推移したこともあり小反発し、前日比4.90ドル高の1,725.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドンタイム、ドル/円は下値を試し76.58近辺まで下げ、EUR/USDは上値を試し1.3614近辺まで上げました(ドル売り)が、ニューヨークに入り反転し、結局往って来いの相場となりました。

昨日は、全体的にもポジション調整からドル安方向に向かいましたが、ポジション調整が一巡すれば戻してしまい、マーケットにモメンタム(勢い)がなくなってきていることを感じます。

来週は、23日(水)に米議会の超党派委員会における債務削減の合意期限を控えていますので、確かに予断を許しません。

しかし、その翌日24日(木)にはホリデーシーズン(休暇シーズン)の開幕を告げる米国の感謝祭となるため、結局相場は積極的に新規のポジションメイクをすることよりも、手持ちのポジションの手仕舞いが優先されるものと思われます。

ミズラン(Mizlin) Part.196

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

フランス料理 ル・ジャルダン 
住所:東京都世田谷区砧公園1-2 世田谷美術館内
電話:03-3415-6415

意地が悪いようですが、美味しいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

こちらは、都立の砧(きぬた)公園の中にある世田谷美術館に併設したレストランです。

砧公園は、もともとゴルフ場だったこともあって、一面芝生の広々とした公園で、ロンドンかニューヨークの公園にきたような感じがします。

また、春には、桜が咲き乱れ、それは見事です。

お店の名前のル・ジャルダンは、フランス語で「庭」という意味で、公園にあるレストランですから、まさしくピッタリな名前です。

こちらのレストランの大きな窓からは、緑豊かな公園が一望でき、本格フレンチを頂きながら、とてもリッチな気分が味わえます。

ワインも充実しており、週末の昼下がりにほろ酔い気分になるのも、良いものです。

こちらでは、ウェディングパーティーも受け付けており、きっと思い出に残る素晴らしいひとときを過ごすことができることと思います。

尚、世田谷美術館改修工事に伴い、2011年10月1日~2012年2月末日まで、レストランは休業となりますので、ご注意ください。

金曜海外のこの水準、政府・日銀の対応は?

週末金曜の海外時間に、ドル/円はしっかりと76円台後半に下げてきましたが、それに対して、政府・日銀はどう対応するのか注目されます。

政府・日銀がなにもしなければ、待ってましたとばかりに、投機筋がドル売りで喰らいついてくることは想像に難くなく、かと言って表立って介入をすれば、単独介入を好まない海外の通貨当局から批判を浴びることになることから、結局覆面介入ということになるのかもしれません。

しかし、覆面介入は、入っているのか入っていないのかわかりませんので、下げ止まるとやっぱり介入が入っているのかと押し目買いに安心感を与えてしまう分、マーケットのロングポジションは解消しづらく、余計に相場を重くさせてしまいます。

ある意味、ドル/円は押し目買いという蟻地獄に落ちてしまったようにすら思います。

76.00割れまで下げてしまうと、また大量介入でもない限り、上がってくるのにはかなりの労力がいるものと思われます。

EUR/USD、気になるマーケットの感応度

EUR/USDは、例年、9月の最初から始まる英米勢中心の下期のトレンド相場が、11月後半から12月前半には終わり、それからXmasまではレンジ相場になるのが一般的です。

ただし、今年の場合は、始まりは例年と同じ時期である9月8日に1.4000を日足の実体で割って下落で始まりましたが、10月4日に1.3145の安値をつけた後、今度は10月27日の高値1.4248まで大きく反発し、そしてまた昨日には1.3421まで下落するという、かなり荒っぽい上下動となりました。

この上げ下げに振り回されたマーケット参加者も多いものと思われ、そうなるとXmasまでのレンジ相場になる時期が早まる可能性があります。

気になっているのは、昨日のイタリアに続き、スペインの10年物国債の利回りも「危険水域」とされる7%に接近したわりには、EUR/USDが下落しなかったことで、これはマーケットの感応度が鈍ってきているサインではないかと見ています。

EUR/USD、リスク回避の売り買い

EUR/USDの1.34台前半の底堅さが気になり、調べてみましたところ、欧州の投資家のレパトリ(資金の本国回帰)に伴うユーロ買いが出ているためのようです。

つまり、ユーロ圏自体がおかしくなってきているため、欧州の投資家がリスクをとれなくなってきており、これまで新興国などに投資していた資金を手元に戻してきているもようです。

また、一方では、ユーロ圏以外の地域の投資家は、ユーロ圏諸国の債務問題からユーロから逃避しようと、EUR/USDが戻れば売りが出やすい状況です。

これは、これで欧州以外の投資家のレパトリの売りとなっており、要はリスク回避のための売り買いが交錯しています。

2011/11/17

意外に底堅いEUR/USD

ニューヨークダウは、イタリアに続き、スペインの10年物国債利回りも「危険水域」とされる7%に接近したことから、欧州債務問題が深刻化するとの懸念が改めて強まり売られ、前日比134.86ドル安の11,770.73ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、欧州債務懸念が依然として根強くニューヨークダウが大きく下落したことや、米議会の超党派委員会が債務削減で合意できないとの見方もあり低下し、暫定値ながら前日比0.035%下げて1.965%で引けました。

原油価格は、欧州債務問題が深刻化するとの懸念から、利益確定売りが強まり、前日比3.77ドル安の98.82ドルで引けました。

金価格は、欧州を取り巻く不透明感が強く、リスク回避の観点から、投資家が保有資産に占める現金比率を高めるために売りが強まり、前日比54.10ドル安の1,720.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、反発気味で推移していましたが、スペインなどの国債利回りが上昇し、欧州債務問題が深刻化するとの懸念が改めて強まったことから、反落となりました。

ただし、出た材料のわりには1.34台前半は意外に底堅く、この水準を下抜くことが出来るかが、目先の課題です。

ドル/円は、76.90近辺に覆面介入との噂もあり下がりませんが、上値も重く、動きづらい展開です。

しかし、クロス円が重くなってきていますので、クロス円に押されてドル/円も下押しされる可能性がありますので、注意が必要です。

覆面介入が上げづらい相場を演出か

ドル/円は、76.90に政府・日銀の覆面介入の買いがあるという噂があり、実際にも下げ渋っています。

しかし、反発する様子もないことから、マーケットは買い下がってロングになっているものと思われます。

覆面介入の観測が出て以来、それまで以上にドルロングポジションの解消がしづらくなったものと見ており、上値の重い展開は長期化するものと思われます。

これで、当局が許容できない水準までドル/円相場が下げてくると、ショートになっているマーケットを反転させるのには少額の介入で済み、また効果的です。

しかし、大きくロングになっているマーケットを買い支えるには、これまで以上の大量介入をしなければなりませんし、効果も限定的です。

ある意味、当局が上げづらい相場を演出しているとも言えます。

EUR/USD、長期的には下落はまだ途上?

ドル/円、EUR/USD、EUR/JPYの週足を比べてみてわかる共通点は、目先下値を試そうとしていることです。

それでは、ドル/円、EUR/USD、EUR/JPYのうち、どれがもっとも大きく下がる可能性があるかですが、EUR/USDが一番、EUR/JPYが二番、そしてドル/円の順ではないかと見ています。

なぜなら、EUR/USDは、ユーロ圏諸国の債務問題というテーマもある上に、テクニカル的にも2008年7月以来の下向きの波動の中にあって、1.2000割れあたりまでの下げ余地があると見ているからです。

ドル/円は、本邦通貨当局の大量介入によって防戦される可能性が十分あり、介入が入れば、もちろんEUR/JPYにも円売りは波及し反転を余儀なくされるものと思われます。

しかし、いずれの通貨ペアも、下値をしっかりと試さないことにはその後の反転も中途半端なものになるものと見ています。

下がるか?ドル/円、クロス円

EUR/USDは、目先、1.3400にオプション・トリガーがあり、手前では防戦的なユーロ買いが出やすくなっているようです。

ただし、トリガーが下に抜けると、損切りの売りとなります。

ドル/円は、ねちっこい動きになっています。

しかし、日足の実体で見ると、徐々に重くなっており、下がりやすくなっているように思われます。

クロス円も、日足で見る限り、下げやすいと見ています。

2011/11/16

先が見えない欧州債務問題

ニューヨークダウは、原油価格が一時約5ヶ月半ぶりの高値をつけたことから、個人消費や企業業績に悪影響を与えるとの懸念からの売りが出たほか、引け際格付け大手フィッチが欧州債務問題が更に拡大すれば米銀への悪影響は避けられず、格付け見通しを脅かすと述べたことから下落が加速し、前日比190.57ドル安の11,905.59ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、フィッチが欧州債務問題が更に拡大すれば米銀への悪影響は避けられず、格付け見通しを脅かすと述べたことで低下し、暫定値ながら前日比0.042%下げて2.004%で引けました。

原油価格は、カナダの石油パイプライン大手のエンブリッジ社が、コノコフィリップスから一部権利を購入した石油パイプラインの輸送先をオクラホマ州クッシングからメキシコ湾岸へ変更を発表したことにより、WTI原油への需要がより高まるとの期待感が強まって上伸し、前日比3.22ドル高の102.59ドルで引けました。

金価格は、欧州懸念根強く、利益確定売りに押されて下落し、前日比7.90ドル安の1,774.30ドルで取引を終えました。

為替相場では、反発気味だったEUR/USDは、フィッチが欧州債務問題が更に拡大すれば米銀への悪影響は避けられず、格付け見通しを脅かすと述べたことから反落(ドル高)となりました。

ドル/円は、これに連れて買いが強まりましたが、クロス円は反落(円高)しています。

欧州債務問題への懸念は止まず、リスクを回避しようとするドル高円高の動きはとまりません。

ポジションニングが難しいEUR/USD

EUR/USDは、一時1.3428近辺まで下落しましたが、イタリア国債、フランス国債のドイツ国債との利回り格差が縮小したことで、買戻しが強まりました。

しかし、それはあくまでも、表向きの理由で、マーケットがユーロがおかれている状況が悪いだけに、ユーロショートになりやすくなっていることが、こうしたショートカバーを起こしやすくしているものと思われます。

今のユーロを囲む諸状況は悪く、それだけにマーケットはユーロベア(ユーロに弱気)になりやすくなっており、短期的にショートポジションが出来やすい環境にあります。

しかし、戻りは、じっくりと売りで待っている投資家筋がいますので、上値はキャップ(フタ)され、ショートカバーが一巡すれば、再び下がりやすくなるマーケットだと見ています。

リスク回避のドル高円高進行中

EUR/USDは、11月10日の安値1.3483を下回ってきています。

こうなると、1.3400、1.3200といった節目を、段階的に試していくことになるものと思われます。

1.3200は、結構強いサポートですが、それをしっかり割り込んでくると、1.3000割れを目指すことになるものと思われます。

一方、ドル/円は、反発力が弱く、77.00近辺に絡んでいるため、EUR/JPYなどクロス円がさらに下押しされる可能性が高くなっています。

EUR/JPYは、10月4日の安値100.80を目指すものと思われます。

EUR/USD、再度下値テストか

昨日発表された11月のニューヨーク連銀製造業景気指数は0.61%(予想-2.2%)、10月の米小売売上高は0.5%(予想0.3%)といずれの米国の景気指標も予想を上回って改善しました。

その一方、ユーロ圏諸国の債券は、昨日軒並み売られ(利回り上昇)、イタリア国債に至っては、危険水域とされる7%台で引けており、米国とユーロ圏の明暗がはっきりとしてきています。

その結果、EUR/USDはジリ安が続いています。

11月10日の安値1.3483を、試すことになるものと見ています。

2011/11/15

EUR/USD、下げ止まるとショートカバーに注意

ニューヨークダウは、発表された11月のニューヨーク連銀製造業景気指数は0.61%(予想-2.2%)、10月の米小売売上高は0.5%(予想0.3%)といずれも予想を上回り改善は見られたものの、イタリアなど欧州の信用不安が引き続き重しとなり、売り買いが交錯し、前日比17.18ドル高の12,096.16ドルと小幅に反発して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、欧州懸念が根強く、逃避買いが優勢(利回り低下)となりましたが、その後ニューヨークダウが買い戻されたこともあり下げ幅を縮小し、暫定値ながら前日比0.009%下げて2.047%で引けました。

原油価格は、発表されたニューヨーク連銀景気指数や米小売売上高が予想を上回ったこともあり、買いが強まり、前日比1.23ドル高の99.37ドルで引けました。

金価格は、発表されたニューヨーク連銀景気指数や米小売売上高が予想を上回ったこともあり、買いが強まり、前日比3.80ドル高の1,782.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、イタリア国債の10年物利回りが再び危険水域とされる7%を上回り、欧州の信用不安に対する懸念から売りが強まりました。

しかし、EUR/USDは、11月10日につけた安値1.3483を下回るなどの決定的な下落にはならず、このまま安値圏に停滞すると、ショートポジションが膨らみやすくなるものと思われますので、反発に警戒が必要です。

ドル/円も、下げきれませんが、本邦勢がポジション的にはそれ程ショートにはなっていないことや、クロス円が日足ベースで下げてきていて、ドル/円の上値を抑えてくることを考えれば、戻りは限られるものと思われます。

ドル/円、親方日の丸トレーディング

逃避先通貨として、再び円に関心が集まっているようです。

しかし、逃避先通貨としての円を買うというのは、トレーディングとしては生産性は低いと思わざるを得ません。

つまり、下がる時は、ジリジリとしか下がらないのに対して、介入が入れば一気に上に持っていかれますから、いかにショートにすることが実りが少ないかということです。

それよりも、ジリ安に耐えながらロングをキープし、介入が入れば売り抜くというトレーディングの方が、ある意味、賢いと言えます。

しかし、その前提は、あくまで本邦通貨当局が介入をしてくれるということによって成り立つトレーディング、いわば親方日の丸トレーディングであることを忘れてはならないと思います。

通貨当局がこの局面で、円高阻止を放棄することはないと思いますが、買い下がってロングポジションをキープするのがオールマイティーだとはゆめゆめ思わぬことです。

リスクを本能的に回避しようとするマーケット

ドル/円とEUR/USDの日足のチャートを見てみますと、いずれも下を試す可能性が高いものと見ています。

そして、その結果としてEUR/JPYはじめクロス円は下落するものと思われます。

つまり、通貨の動きがドル高円高になろうとしていることから、逆説的には、回避したいリスクが存在していることを示しているものと思われます。

ユーロ圏諸国の債務問題、米国景気の後退懸念といった、このところ恒常的にあるリスクのうちのどれかか、あるいは新たなリスク要因なのかは定かではありませんが、何かに対して特にリスクが膨らんできている可能性があります。

つまり、沈没する船から、いち早くネズミたちが逃げだすような、ある意味本能的にリスクを回避しようとする行動にマーケットが出ているように思えてなりません。

EUR/USD、投資家筋動く

EUR/USDの1時間足で見ますと、11月1日以降、1.3850前後で戻りがキャップ(フタ)されていたことがわかります。

これは、投資家筋の売りが出てたためのもようで、彼らは、安値は叩いてきませんが、戻りはしっかり売ってきています。

そして、昨日のシドニーで1.3800に乗せてきた時にも、売ってきました。

投資家が動く理由にはふたつあり、ひとつには投資妙味がある通貨へ動く時で、そしてもうひとつには保有している通貨にリスクがあり、それから逃避しようとしている時です。

今回のユーロ売りは、まず間違いなく、後者の場合だと思われます。

2011/11/14

欧州をにらんだ動き

ニューヨークダウは、イタリアの5年債入札では予定上限の30億ユーロの調達に成功しましたが、落札利回りがユーロ導入後の最高水準となったこともあって、市場の不安を払しょくするには至らず、その後、スペイン10年債の利回りが3ヶ月ぶりに6%台に乗せたことが嫌気され、利益確定売りが先行し、前週末比74.70ドル安の12,078.98ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、欧州債務懸念が依然として根強く、逃避買いが強まり(利回り低下)、暫定値ながら前週末比0.020%下げて2.036%で引けました。

原油価格は、米欧株式相場の下落に連れて下落し、前週末比0.85ドル安の98.14ドルで引けました。

金価格は、欧州債務問題の先行き不透明感が根強いなか株式相場が下落したのを受け、換金売りが出て、前週末比9.70ドル安の1,778.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、イタリアのみならず、スペインやフランスなどの国債も売られた(利回り上昇)ことを受け、軟調に推移しました。

一方、ドル/円は、一時76.82近辺まで売られましたが、介入を警戒して、76円台を積極的に売っていくマーケット参加者は少なく、結局77円台前半に押し戻されました。

ドル/円は、なかなか一筋縄では下がりません。

重いドル/円

ドル/円は、77.00に覆面介入の買いがあると噂されていましたが、それにも関わらず、吸い寄せられるように77.00近辺に下げました。

覆面介入の買いがあるということから、マーケットのポジションはショートにならず、むしろロングになっているものと思われます。

77.00はまだ完全には切れていませんが、この水準がしっかりと切れてくると、76.00割れを試すことになるものと見ています。

基調的に、EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで重く(ドル高)、そしてクロス円も重い(円高)状況です。

本日のイタリア国債5年物入札以外にも、来週23日(水)が米財政赤字削減に関する議会の超党派協議の合意期限となっているなど、目先リスクが存在していることから、リスクを回避しようとするドル高円高のパターンになっているものと思われます。

尚、リスク回避のクロス円の売り(円買い)も、ドル/円を重くさせるものと見ています。

フランス国債の利回り動向にも警戒

先週金曜からのユーロの買戻しは一巡したもようです。

そして、改めて、イタリア国債、そしてフランス国債の利回り動向が注目される可能性が高そうです。

イタリア国債は、既に一時危険水域とされる7%台に乗せたことで、先週ユーロ売りのきっかけとなりましたが、ここにきて、フランス国債の利回り上昇懸念も浮上しています。

というのも、フランスの銀行が、ユーロ圏諸国の銀行の中でも段違いに多い6000億ユーロを超すイタリア、スペイン、ギリシャ国債を保有しているためで、今後これらの国の国債利回りが悪化(上昇)すれば、即フランスの銀行の信用不安、そしてフランス国債の利回り上昇、さらにユーロ売りへとつながっていくものと思われます。

したがい、EUR/USDにしても、基本的には売りで良いと思われます。

しかし、ユーロが下がると見ているマーケット参加者が多いだけに、短期間にユーロショートがたまりやすい状況は今週も続くものと思われますので、イタリア国債、フランス国債の利回りが上昇したら、早く売って、利が乗れば、着実に利食うことが大事だと思います。

覆面介入の買いの噂

ドル/円は、やはり77.00に覆面介入の買いがあるという噂になっているもようです。

しかし、またそれを頼って、マーケットがドル/円を買いますようであれば、逆に下落の可能性が高まります。

EUR/USDは、シドニーで先週金曜のニューヨーククローズとの間にギャップ作って高く始まりました。

しかし、ESFS(欧州金融安定基金)によるESFS債入札に関わる疑惑が報道されたことから軟調になり、ギャップを埋めています。

2011/11/13

EUR/USD、ショートカバー先行

EUR/USDは、先週末比、ギャップをあけてユーロ高で、シドニーは始まっています。

先週、イタリア国債が危険水域と言われる7%台に乗ったことから、マーケットセンチメントがベア(弱気)に傾き、ポジション的にもショートが残ったままで週越えとなり、本日のシドニーで、ショートカバーが出ているもようです。

ドル/円は、77.00を割り込むかが、注目されます。

しかし、値動きを見る限りでは、77.00には、何か(覆面介入?)がいる感じです。

これからの展開は(2011/11/13)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足を見ておきましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※画面レーアウトが変わっています。ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/?anticache=1297547080

週央、イタリア国債利回りが、危険水域とされる7%台に乗せたことから、ドルは上昇しましたが、その後反落し、あまり方向感ははっきりしません。

尚、シカゴIMMポジションは、11月13日現在、11月8日時点のデータがアップデートされておりません。

URLを掲載致しますので、後日ご覧になってみてください。

【ご参考】

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

11月1日時点で、ユーロは60,060枚のユーロショート、円は25,904枚の円ロングでした。

EUR/USDについては、イタリアの問題など欧州に関わるネガティブな材料が出てくるため、マーケットのポジションがどうしてもユーロショートになりやすく、結局先週も売り込んで下げきれず週末買戻しとなっています。

ただし、1.38台後半からは、投資家筋と思われる売りでキャップ(フタ)されているも可能性があり、上昇は抑えられるのではないかと見ています。

ユーロショートになりやすい相場だけに、売って下がればしっかり利食って、次の戻り売りのチャンスを待つというスタンスが必要だと思われます。

ただし、23日が米財政赤字削減に関する議会の超党派協議の合意期限となっており、前回8月は債務上限引き上げですったもんだした挙句に米国債の格下げを招いただけに、協議の進捗状況によってはドル売りが強まる可能性がありますので、この点については注意が必要です。

こうしたユーロ圏諸国の債務問題や米財政問題といったリスクを回避するという論法から、特に海外勢の円買いが強まる可能性があります。

しかも、ドル/円は、国内勢の介入期待が強いことから、買い下がってマーケットのポジションがロングになっているもようで、先週ジリ安傾向を強めており、今週は77.00を割り込んでさらに下がる可能性が高いものと見ています。

そこを、安住財務相の「納得がいくまで介入する」という発言のとおり、政府・日銀が介入で買い支えてくれば、反発もありえますが、介入がないと下げ止まらない可能性があり、警戒が必要です。

ドル/円は、下げるのはジリ安で、上げるのは介入で大きく一気に上がるというパターンが続く限り、買い下がり先行で跳ねたところを売り抜くというトレーディングスタイルは続くものと思われ、マーケットがロングになって下がるところを大量介入で買い支えるという繰り返しはなかなか断ち切れないものと考えます。

つまり、本格的な反発は、すぐには来ないものと思われます。

2011/11/11

薄氷の上に立つドル/円

ニューヨークダウは、イタリア上院が財政安定法案を可決したことを受け、同国の財政再建の遅延が回避できるとの見方が浮上したことから、欧州株式が上昇し、連れて買いが優勢となり、前日比259.89ドル高の12,153.68ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ベテランズデー(退役軍人の日)で休場でした。

原油価格は、イタリアの債務問題への警戒感が和らぎ、欧州株式が上昇したことから買いが広がり、前日比1.21ドル高の98.99ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前日比28.50ドル高の1788.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、イタリア上院が財政安定法案を可決したことを受け、一時7%台に上昇していたイタリア国債10年物利回りが6%台半ばまで低下したことから、週末であったこともあって買戻しが優勢となり、一時1.3793近辺まで反発しました。

ユーロがこのまま反発を続けるほど、状況が大幅に好転するとも考えにくいですが、マーケットのセンチメントがユーロ高を待望しているように思われ、下がるにしても、まずは買うだけ買ってからになるのではないかと見ています。

ドル/円は、APEC財務相会合の声明が介入のけん制を示唆する内容だったことや、日米首脳会談を週末に控えて介入しづらかったこともあってか、当局の下支えがない中、ここのところ買い下がってロングになっていたマーケット参加者の一部が、投げに出たもようで、一時77.05近辺まで下げました。

ドル/円は、非常に崩れやすくなってきているものと思われ、来週初の寄付きが77.00を下回るかが注目されます。

ミズラン(Mizlin) Part.195

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

花柚(はなゆ) 
住所:静岡県伊東市大室高原4-353   
電話:0557(51)1595

意地が悪いようですが、美味しいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

Part.1でご紹介した、伊豆高原のおそば屋さんです。

最近、ご無沙汰してしまい、久々の訪問となりました。

正午の開店を待って、店先のベンチでボーっとしていたら、こちらのマスターがひょっこり現れました。

私が、「すいません。ご無沙汰してしまって」と言うと、にこやかに「元気だったら、いいよ」とお言葉を返して頂き感激でした。

こちらのマスターは、もともと食品関係の会社を経営されていたそうです。

その会社を息子さんに譲り、ご本人は、奥様とともに、今のおそば屋さんを始めたそうです。

そうしたら、そのお店が、伊豆屈指のおそば屋と呼ばれるまでになったのですから、凄い方です。

今回も、お店オススメの「冷やし天ぷらそば」を頂きました。

細く切られたおそばは喉越しも良く、大きな海老の天ぷら2本は軽く揚がり、何度食べてもたまらない美味しさです。

いつも、美味しくて一目散に食べてしまい、あっという間に食べ終わってしまうのが悔しいですが、止まりません。

これからも、お邪魔させて頂きますので、どうぞよろしくお願いします。

ユーロ圏諸国、低迷の道はまだこれから

EUR/USDは、イタリアとギリシャの挙国一致内閣への期待感から下げ渋っているもようです。

ここのところ、なにかにつけて、EUR/USDは、何かにすがろうとしています。

しかし、今度こそと期待するたびに、EUR/USDはロングになり、新たな下落のエネルギーを蓄えることになっているように思われます。

日本のバブル崩壊による低迷は、20年以上にもなっています。

そのバブルの崩壊以上のとてつもないダメージを、リーマンショックによってユーロ圏諸国は受けているのですから、そんなに簡単に問題が解決すると考える方が、むしろ現実的ではないと思われます。

低迷の道は、まだこれからと思われます。

ドル/円、通貨当局の誤解

東京タイム、隠密介入の買いがあると噂されている77.50近辺まで下げた後、心持ち反発しました。

ただ、急反発するような力強さは全く感じられず、やはり買い下がってロングになっている相場だと思われます。

通貨当局がマーケットを誤解をしていると思う点があります。

それは、ドル/円の下落は、投機筋が売り込んでいるためだとしているところです。

しかし、その実態は、どこかでは、通貨当局が、ドル買い介入をしてくれるという介入期待があることから、買い下がってポジションがロングになっているマーケット参加者が多く、そのため相場が重くなっていると見ています。

買い下がって重くなっている相場は、売ってショートにしている相場と違い反発力が極めて弱く、それを買い支えるために大量介入をせざるをえなくなっています。

この悪循環を断ち切るには、マーケットをショートにさせて反発力を持たせることが必要ですが、どこまで下がってから反発に転ずるかわからないだけに、そのリスクを通貨当局が取るのは難しいものと思われます。

したがって、このロングのために上がらないマーケットのジレンマは続くものと思われます。

憶測を呼ぶ、覆面介入

政府・日銀は、10月31日に実施したドル買い介入のように実施を宣言する一般的な介入方法から、長期にわたりその実施を公表しない、いわゆる覆面介入に方針転換し、すでにその方法で介入を実施しているとの見方が強まっています。

覆面介入は、やったということを広く知らしめるアナウンスメント効果はありませんが、マーケットを疑心暗鬼にさせ常に通貨当局の動向を警戒させておくことができます。

また、介入に対する海外からの批判をかわすことが狙えると、当局は見ているようです。

本日も、77.50近辺にそうした買いがあるという憶測が出ています。

安住財務相は本日の閣議後の記者会見で、「(覆面介入の有無については)答えられない。言ったことは行動するつもりでいるし、それ以上でもそれ以下でもない。今回も(マーケットを)注視しているということだ」と述べています。

買い下がりのマーケットで、覆面介入をすれば、さらにロングがたまりやすいのではないかと懸念されます。

2011/11/10

重たいドル/円

ニューヨークダウは、イタリア国債の利回りが7%を下回ったことや、イタリアの与党が野党との連立受け入れを検討していると伝わったほか、発表された週次の米新規失業保険申請件数が39.0万件と予想の40.0万件を下回って改善したこともあって買いが強まり、前日比112.92ドル高の11,893.86ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、イタリア国債の利回りが7%を下回ったことや、新規失業保険申請件数が改善したことから上昇し、暫定値ながら前日比0.096%上げて2.057%で引けました。

原油価格は、イタリア国債の利回りが7%を下回ったことや、新規失業保険申請件数が改善したことから買いが強まり、前日比2.04ドル高の97.78ドルで引けました。

金価格は、イタリア国債の利回りが7%を下回ったことから、利益確定売りが強まり、前日比32.00ドル安の1,759.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、イタリア国債の利回りが7%を下回ったことで買戻しが強まりましたが、1.36台は上値も重く、結局1.3600前後に落ち着きました。

要は、昨日の売り過ぎの調整が入ったものと思われ、下落のトレンドは変わってはいないものと見ています。

ドル/円は、買い下がりが先行しているものと思われ、上値が重く戻りが限られています。

ロングは、簡単には解消されないものと思われますので、さらに下落する可能性があります。

ドル/円、買い下がり先行のマーケット

ドル/円は、買い下がりをして、上がったところを売り抜くというトレーディングが盛んに行なわれているもようで、そのために、上値が段々と重くなってきています。

これで下がればまた買いが入るものと思われますが、これを繰り返していると、マーケットがどんどん重くなって、逆に下がりやすくなりますので、警戒が必要です。

買い下がり先行は、介入が入れば大きく利食える反面、マーケットが恒常的にロングになるため、本当の意味での反発力は出てきません。

力強い反発力を持つためには、マーケットがショートになる必要があります。

しかし、今のところ、海外勢が売り込んででもこない限り、なかなかショートにマーケットのポジションが大きく偏ることはむずかしく、急上昇は介入以外では、まずなさそうです。

EUR/USD、1.3600を日足の実体で割り込んだ意義

EUR/USDが、1.3600を割り込んで、1.3542で昨日ニューヨーククローズした意義は、大きいと見ています。

1.3600を日足の実体で上抜いたのが10月10日ですから、それからほぼ1ヶ月間、ヒゲですら下回ることはできませんでした。

つまり、それだけ強いサポートだったと言えます。

しかし、ここにきて、ギリシャという欧州でも周辺国の問題ではなく、ユーロ圏で第3位の経済規模を誇るイタリアがおかしくなっているわけですから、圧倒的にドルよりユーロが不利な立場となったと思われます。

さらに、ここのところ、マーケットの主役が投機筋であったことから、下げきれずにいましたが、昨日イタリア国債の利回りが危険水域の7.0%を超えたことで、リスクを回避しようと投資家筋がユーロ売りで動き出したもようで、往ったり来たりの相場から一方向に進む相場になるものと見ています。

もちろん、ここのところのEUR/USDに良く見られたような、下げ止まると買いが強まる可能性はありますが、それは一時的だと考えています。

イタリア国債、国内機関投資家からも売りか

過去にもアイルランドとポルトガルの国債利回りが7%を超えた後に上昇に歯止めがかからなくなり、EUなどから資金繰りのための融資を受けたことから、7%は危険水域とされていました。

その7%を、昨日、イタリア国債が超えたことから、リスク回避色が強まり、昨日の海外では投資家筋からのユーロ売りが強まりました。

本日は、国内の機関投資家筋からもイタリア国債売却の動きが出ているもようです。

ユーロ圏諸国の中でも、メジャーな国の国債急落(利回り上昇)だけに、ギリシャを大きく上回る問題の波及が予想されます。

2011/11/09

EUR/USD、投資家筋のリスク回避の資金移動か

ニューヨークダウは、欧州の清算・決済機関LCHクリアネットが、イタリア国債取引の証拠金率を引き上げたことがきっかけとなり、イタリア10年物国債の利回りが危険水域とされる7.0%を超え、一時7.4%台まで上昇したことから、欧州債務問題が深刻化するとの警戒感が強まり、前日比389.24ドル安の11,780.94ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、イタリア国債の利回りが危険水域とされる7%台に乗せる中、逃避買いが強まり(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.115%下げて1.962%で引けました。

原油価格は、イタリア国債の利回り上昇でリスク回避から売られ、前日比1.06ドル安の95.74ドルで引けました。

金価格は、イタリア国債の利回り上昇でリスク回避から売られ、前日比7.60ドル安の1,791.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、イタリア国債の利回りが危険水域とされる7%台に乗せたことにより、ユーロ圏の債務危機の拡大が改めて意識され、1.3800近辺から、戻りらしい戻りのないままに、一時1.3522近辺まで売られました。

EUR/USDの戻りが限らた下げから、いわゆるスペック(投機筋)だけではなく、リスクから逃避しようとする投資家筋によるユーロからドルへの一方向の資金移動があったものと思われます。

ニューヨーククローズも強いサポートであった1.3600を割り込み、1.3540-43近辺での引けとなったことで、当面、1.3400近辺を目指すものと思われます。

ドル/円は、小動きではありましたが、クロス円での売り浴びせを受けながらも、連れ安にはならず、むしろジリ高となったことから、こじっかりはしているものと思われます。

気が早いですが、Xmasまでの動きは?

例年、英米勢の下期のトレーディングシーズンは、9月前半から始まり11月後半から12月前半で終わるのが、一般的です。

今年の場合、EUR/USDを例にして申し上げますと、始まりは例年の時期と変わらず、9月8日に1.4000を日足の実体で割り込んで、ユーロ圏諸国の債務問題を材料に、売りで始まりました。

しかし、10月4日に1.3145の安値をつけるまでは順調な下落を見せましたが、その後反発に転じ、10月27日には1.4248の戻り高値をつけ、現在は反落して1.3800近辺となっています。

問題は、下期のトレーディングシーズンの終わりが遅くても11月後半から12月前半ですので、今年の場合、これから残りは揉み合ったまま終わってしまう可能性があります。

特に、投資家筋の動きが、今年の場合、非常に鈍く、その意味からも、たとえば、このまま1.3600-1.4100近辺のレンジでXmasを迎える可能性もあるのではないかと、現在考えています。

介入だけで円高は止まらないのか?

ドル/円は、10月31日の介入が、1日あたりの介入額としては過去最高の約7.5兆円となりましたが、その後の78.00近辺の膠着状態は5営業日で終わり、再び軟化してきています。

昨年9月15日以降の3回の介入額の合計が7兆3303億円ですが、それより多い今回の約7.5兆円の介入の効果がたった5営業日で終わってしまうのかと思うとむなしいものを感じます。

確かに、ユーロ圏諸国の債務問題や米景気の後退懸念などのリスクがある以上、円は逃避先通貨として買われるという状況にあり、「介入だけで円高は止まらない」ということになりますが、これで再び円ブル(円に強気)になって良いものかと考えています。

というのも、2007年7月からの下落過程は、段々に下げ幅と反発幅を弱めており、ほぼ終了に近いと見ているからです。

ここからは、すぐに大幅反発は出来ないにしても、底値圏を形成する過程を経て、その後反発に転ずるのではないかと見ています。

円もユーロも、スペック中心

ドル/円は、昨日の海外で、いったんロングの投げが一巡したもようです。

しかし、今日になり新たに買い下がって、ロングポジション出来てきているようで、そのため重くなっているもようです。

EUR/USDは、イタリアの財政問題を材料に、ショートポジションが出来てしまったことから下がらなくなり、買い気となっているようです。

ドル/円にしても、EUR/USDにしても、要はマーケット参加者がスペック(投機筋)中心となっているため、ポジションの偏りの逆にしか相場が動かなくなっているという格好です。

2011/11/08

ドル/円、当局の買いが引く?

ニューヨークダウは、ベルルスコーニ伊首相が財政安定法案を成立させた後に辞任すると表明し、イタリア政局が安定化するのではないかとの期待感が強まり上伸し、前日比101.79ドル高の12,170.18ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ベルルスコーニ伊首相の辞任が伝わったことから上昇し、暫定値ながら前日比0.036%上げて2.073%で引けました。

原油価格は、IAEAによって提出されたイランに関する報告書で、イランは国産で核兵器を製造していると指摘していたことや、ベルルスコーニ伊首相の辞任が伝わったことから買いが強まり、前日比1.28ドル高の96.80ドルで引けました。

金価格は、イランの核兵器製造懸念やベルルスコーニ伊首相の辞任が伝わったことから買いが強まり、前日比8.10ドル高の1,799.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、77.90-78.00近辺にあった本邦通貨当局もしくは準公的機関と思われる買いが引いたことから、一時77.59近辺までの下落となったもようです。

結局、「介入では円高は止められない」との見方が、今回にも当てはまって続落するのか、ここからが通貨当局の正念場だと思われます。

EUR/USDは、ギリシャの次期首相に前ECB副総裁のパパデモス氏就任するとの観測や、ベルルスコーニ伊首相が財政安定法案を成立させた後に辞任すると表明したことで、リスクが回避されたとして、ユーロ買いドル売りとなりました。

しかし、ユーロ圏諸国の債務問題は、そうそう簡単には収拾するものではないものと思われますので、ユーロの上昇は一時的なものと思われます。

スイスは、円の先行指標?

CHF(スイスフラン)と言えば、9月6日にSNB(スイス中銀)が、EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)の1.2000にフロア(最低為替レート)を設定すると決定したことにより、それまでのCHF高から相場は大幅にCHF安に転換しました。

一種の強力介入です。

それから約2ヶ月間膠着していた相場に動きが出てきています。

正確には、11月4日からEUR/CHFが上昇しています。

なにやら、10月31日に約7.5兆円の大量介入後、膠着しているドル/円の行く末を見るようで、少しEUR/CHFの動向には注意をしておいた方が良いように思われます。

EUR/USD、テクニカルには売りを示唆

EUR/USDの日足チャートによりますと、本日の東京寄り付きが1.3758-61近辺となり、サポートである1.3764近辺にある25日移動平均線をやや下回っており、再び下値を試す可能性があります。

サポートは、昨日の安値である1.3682近辺、そして11月1日の安値1.3608近辺になります。

昨日、イタリア国債の利回りが過去最高となったように、イタリアの問題が深刻になってきていますので、危機感から投資家筋が売ってくるようであれば、EUR/USDは1.3600を素直に割り込んでいくものと思われます。

投機筋の売りは一時的に効いても長続きしませんので、やはり投資家の動向がポイントになるものと思われます。

EUR/USD、投資家筋の売りが必要

EUR/USDは、昨日の海外では、イタリア国債の利回りが過去最高になったことから下げました。

しかし、下げきれず、そこにシュタルクECB理事の「債務危機はこの先1~2年間で沈静化するだろう」との発言にショートカバーとなりました。

この一連の動きからわかることは、マーケットを主導しているのが、売ったら買い戻す必要のある投機筋だということです。

ということになりますと、レンジ相場が続くことになります。

ただし、売ったら長期間売りっぱなしの投資家筋も、戻りでは売りたがっているもようですので、むしろ投機筋が下がらないと見て買い上げて、投資家筋の売り玉を飲んだ方が下げやすくなる可能性があります。

2011/11/07

EUR/USD、投機筋先行のマーケット

ニューヨークダウは、イタリア国債の利回り上昇受けて下落しましたが、シュタルクECB理事が債務危機の早期解決の見通しを示したことを受けて反発し、前週末比85.15ドル高の12,068.39ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、欧州懸念根強く、逃避買いが続き(利回り低下)、暫定値ながら前週末比0.016%下げて2.017%で引けました。

原油価格は、ギリシャの債務問題を巡る懸念が後退したと受け止められ、買いが強まり、前週末比1.26ドル高の95.52ドルで引けました。

金価格は、欧州債務問題への根強い懸念から逃避先として買われ、前週末比35..00ドル高の1,791.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、ロンドンタイム、欧州債務危機がユーロ圏3位の大国イタリアに波及するとの懸念から、1.3681近辺まで売り込まれました。

ニューヨークに入り、シュタルクECB理事が、「債務危機はこの先1~2年間で沈静化するだろう」と発言したことから反発し、一時1.3812近辺をつけ、1.37台後半に落ち着きました。

EUR/USDは、ギリシャの次はイタリアが狙い目と売られていますが、基本的に投機筋の売りのため、下げ切れなければ一転して買戻しとなりますので、やはり利が乗れば着実に利食うことが大切だと思われます。

ドル/円に関しては、大量介入の影響から膠着が続いています。

EUR/USD、売られやすいだけに、手堅さも必要

EUR/USDを日足のチャートで見てみますと、上は1.3871近辺の10日移動平均線のレジスタンス、下は1.3747近辺の25日移動平均線のサポートに挟まれていました。

1.3747近辺のサポートは、きついところではありましたが、ギリシャに次いでイタリアの問題も浮上してきていることもあり、現在、このサポートを割り込んで下方向を試し始めています。

次のサポートは、11月1日の安値1.3608になります。

ただし、気をつけなくてはならないことは、マーケットのセンチメントがイタリアのような売り材料もあって、ベア(弱気)に偏りやすくなっていますので、ショートがたまって反発する可能性があります。

したがい、売りで攻め利が乗ったところは、手堅く利食うことも大切だと思われます。

ドル/円、膠着はまだ続くのか

先週月曜の政府・日銀による大量介入以来、ドル/円は、78円台前半で膠着しています。

しかし、ユーロ圏諸国の債務問題や米国の景気後退懸念という状況が変わらない以上、再び、逃避先通貨として円が買われるか、そろそろ試されるのではないかと見ています。

結論的には、ドル売り円買いでテストされても、失敗に終わるのではないかと考えています。

理由としては、今回の介入額が約7.5兆円と飛びぬけて大きく、市場からドルを大量に吸収していることや、ドル安円高志向がマーケット参加者の中で多くなっていること、そして海外勢が既に介入時に戻り売りをしてショートになっていると思われるからです。

それでは、上昇の可能性はあるかと言えば、上には輸出企業のドル売りが待ち構えており、上げにも限界があるものと思われます。

したがい、結局は限られたレンジ内での取引が、依然として続くのではないかと見ています。

EUR/USD、関心はギリシャからイタリアへ

EUR/USDは、ギリシャの与野党が大連立で合意と発表され朝方上がりましたが、その後は、軟化してきています。

マーケットの関心は、ギリシャからイタリアに移ってきているもようです。

イタリアも、政局が不安定で、今後材料視される可能性が高そうです。

2011/11/06

ギリシャ、大連立で合意

日本時間7日未明に、パパンドレウ首相率いる与党・全ギリシャ社会主義運動と最大野党・新民主主義党が大連立で合意と発表されました。

これにより、パパンドレウ首相は辞任します。

これを受けて、EUR/USDは、やや強めです。

ドル/円は、依然78.15近辺で、横ばいです。

冬時間でのショートコメント掲載時間について

ニューヨークが明日11月7日(月)から冬時間(標準時)に移行します。

それに伴い、朝のショートコメントの掲載時間は午前7時20分頃となりますので、何卒ご了解ください。

これからの展開は(2011/11/06)

週末に入り、ギリシャの内閣信任投票が実施され、賛成多数で内閣は信任されましたが、財政再建断行のため連立政権樹立で調整に入っており、流動的です。

そして、ここにきて、急速に注目視されて来ているのがイタリアで、財政再建でIMFの監視を受けることが決まり、ベルルスコーニ政権への打撃は避けられない状況です。

IMFの監視を受け入れたのは、財政再建策の妥当性をIMFからも認められれば、市場の不安を払拭することが出来るという思惑のようです。

しかし、追加の財政再建策については閣内でも意見の対立があり、収拾がつかなくなっているもようです。

このように、ユーロ圏諸国の債務問題は、収束するどころか、逆に拡大の様相を示しており、やはりEUR/USDは、再度下落となるものと見ています。

ただし、ある意味、わかりやすい相場だけに、すぐにユーロを売りすぎてしまうことから、ショートポジションの調整が出やすく、この調整をこなしては下げるということを繰り返すのではないかと思われます。

当面は、日足の実体で、1.3600を割り込むことが課題だと思われます。

一方、ドル/円については、先週31日(月)の政府・日銀による介入額が約7.5兆円と言われています。

昨年9月15日からの3回の介入額の合計が7兆3303億円(内訳:昨年9月15日2兆1249億円、3月18日6925億円、8月4日4兆5129億円)ですから、過去3回を合わせた額と同じかそれ以上となっており、いかに大量のドルを市場から吸い上げたかということです。

こうなると、まさに31日以降の相場が示すとおり、相場が動かなくなってしまいます。

しかも、介入額が半端ではありませんので、膠着相場は長引くものと思われますし、過去の介入で、介入で上げたところが絶好の売り場とばかりに、海外勢が今回も売っていたもようですが、時間が経過しても下がらなくなると、海外勢は買戻しを余儀なくさせられるものと思われます。

ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足を見ておきましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※画面レーアウトが変わっています。ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/?anticache=1297547080

下げから反発しており、80.00方向(ドル高)に向かうものと見ています。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

11月01日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング26,311枚vsユーロショート86,371枚、ネットユーロショート60,060枚(前回ショート76,512枚)。

同時点の円は、円ロング43,671枚vs円ショート17,767枚、ネット円ロング25,904枚(前回ロング54,279枚)となっています。

ユーロショートは、先々週大きく買い戻されたと思われますが、先週初、パパンドレウ・ギリシャ首相の国民投票構想に再度売られ、その後火曜時点よりさらに増えたものと思われます。

円は、1日としては過去最大、しかも前回の倍近い額の介入に、さすがに円ロングが減っています。

2011/11/04

結局、依然欧州問題が関心の的

ニューヨークダウは、G20首脳会議で欧州債務問題の危機回避に向けた進展がなかったことからの失望感から、売りが優勢となり、前日比61.23ドル安の11,983.24ドルと3日ぶりに反落して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、欧州への懸念は根強く、逃避買い(利回り低下)も出て、暫定値ながら前日比0.038%下げて2.035%で引けました。

原油価格は、欧州への警戒根強いが強まったものの、米雇用統計の底堅さに下げ渋り、前日比0.19ドル高の94.26ドルで引けました。

金価格は、欧州危機への警戒感は強かったものの、米雇用統計が底堅い内容となったことから、米金融緩和期待の後退もあり、利益確定売りに押され、前日比9.00ドル安の1,756.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、ギリシャ政府は、国民投票を実施しないと発表したことが好感され、EUR/USDはいったん1.3867近辺まで上昇しました。

しかし、G20首脳会議で、欧州側が期待した各国からのEFSFへの参加表明がなかったことから、債務危機の克服に向けた包括策への懸念が台頭し、EUR/USDは1.3710近辺まで反落しました。

また、ギリシャの内閣信任投票も、日本時間5日朝実施される予定で、不信任となれば、市場不安が再燃する可能性があり、予断を許しません。

一方、ドル/円は、引き続き膠着はしていますが、やや買い気が強まってきており、政府・日銀の大量介入によりドルが大きく市場から吸い上げられた効果が出てきているように見ています。

ミズラン(Mizlin) Part.194

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

Singapore style rice noodle (星州米粉、シンガポール スタイル ビーフン) 
場所:ロンドンやニューヨークの中華のレストランやテイクアウト

意地が悪いようですが、美味しいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

これは、ビーフンを小エビや野菜とともにカレー粉で炒めたもので、私の大好物です。

カレー粉の香ばしい風味が、食欲をそそります。

シンガポールは、中華系、マレー系、インド系などからなる多民族国家ですので、カレー味のビーフンはその多民族性を象徴するようなお料理だと思います。

ロンドンやニューヨークの中華のレストランやテイクアウトでは、とてもポピュラーなお料理で、どこにでもありますし、まずハズレがありません。

それなのに、なぜか日本でこのお料理を出す中華料理屋さんが少なく、美味しいのにどうして日本で広まらないのか、いつも不思議に思っています。

ニューヨークのテイクアウトでは、大きな紙の箱にたっぷり押し込むように入れてくれて、コストパフォーマンスも抜群です。

因みに、米国は、日本と同じで、テイクアウト(Take Out)と言いますが、英国ではテイクアウェイ(Take Away)と言います。

11/08(火)、日経CNBCに出演

11月08日(火)、午後5時からの日経CNBC「デリバティブ・マーケット」(再放送午後8時06分~)に出演致します。どうぞ、お楽しみに。

月間最注目指標、米雇用統計への反応は?

ここのところ、ギリシャを中心に欧州の話題が相場の中心となり、どちらかと言えば、米国は陰に隠れていた印象です。

しかし、本日は、グローバルに月間で最も注目される米雇用統計の発表です。

昨日、ECBが、政策金利を1.50%から0.25%下げて1.25%とし、多少予想はされてはいたものの、ある意味、トリシェ前ECB総裁からドラギ新総裁への交代を印象づける結果となりました。

また、バーナンキ米FRB議長は、昨日、記者会見で「経済見通しには著しい下方リスクが存在する」としており、ECBの利下げの決定とともに、米国もまた金融緩和の道を歩む可能性があります。

そうした状況だけに、本日の米雇用統計は、金利面では大変重要です。

しかし、為替に関しては、欧州も利下げで、たとえば米雇用統計も悪くて、米国も金融緩和となっても、2極間の金利差に大きな変更はなく為替相場にはそれほどの影響を与えない可能性があります。

したがい、本日の米雇用統計についても、あまり上げとか下げとか決め打ちして見ないほうが良いように思われます。

尚、それでは、ドル/円はどうかということになりますが、ドル/円がこれだけ膠着化していますので、あまり大きな動きは期待できないものと思います。

ドル/円、介入によるドルの吸収力

ドル/円は、ここのところ膠着状態を続けてきました。

昨年の9月15日以来の3回の介入においては、昨年9月15日(単独介入、介入額2兆1249億円)はその後反落、3月18日(協調介入、同6925億円)はその後さらに反発、そして8月4日(単独介入、同4兆5129億円)はその後反落という結果で、単独介入はその後反落となっています。

前回8月4日の場合は1日あたりの介入額がそれまでの過去最大となりながら反落していますが、その後2ヶ月半にわたって横ばい推移となり、市場からのドルの吸収額が大きかったことが作った相場だと言えます。

そして、今回10月31日の介入で、前回の倍近い推定7.5兆円の介入を政府・日銀が実施したことにより、8月4日を大きく上回る額のドルを市場から吸収をしている以上、少なくとも前回並みの膠着相場にならざるをえないと見ています。

そうしたことを繰り返すことによって、ドル/円の下値は固まっていくものと考えています。

しかし、そのためには、相当の時間がかかり、その間には、下値を試される局面も多々あると思いますが、下を攻めるパワーもここのところ減退してきているように思われ、時間を掛けながらも底値形成をするものと見ています。

EUR/USD、ギリシャの内閣信任投票を前に様子見か

本日行なわれるギリシャ議会での内閣信任投票を控えて、EUR/USDは動きづらい展開となっています。

内閣信任案が可決されるかは、未だに不透明な状況です。

今のところ、様子見するしかなさそうです。

しかし、ギリシャには振り回されている1週間です。

2011/11/03

EUR/USDは反発できるのか

ニューヨークダウは、ECBの予想外の0.25%の利下げに加え、ギリシャが財政赤字削減策を問う国民投票を実施しない見通しになったといった報道を受け、前日208.43ドル高の12,044.47ドルと、4営業日ぶりに12,000ドルの大台を回復して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ギリシャの国民投票回避への期待感で逃避買いが後退し(利回り上昇)、暫定値ながら前日比0.079%上げて2.065%で引けました。

原油価格は、ギリシャの国民投票が実施されないとの期待感が強まり、前日比1.56ドル高の94.07ドルで引けました。

金価格は、ギリシャの国民投票が実施されないとの期待感が強まったことから、リスク許容度が高まり、前日比35.50ドル高の1,765.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、ECBが予想外の0.25%の利下げを実施し、ドラギ新ECB総裁が緩やかなリセッション(景気後退)の可能性にも言及したことから、いったん1.3660近辺まで下落しましたが、その後ギリシャの国民投票が回避される見通しが強まり、1.3854近辺まで反発しました。

EUR/USDの上げが、これ以上に強まるかどうは、EUR/USDのポジション状況次第だと思われます。

つまり、まだショートが多く残っていれば、反発はさらに続きますし、一方既にショートカバーの大方が済んでいて、むしろロングを新規に作ろうとするならば、上げも限られるものと思われます。

そのあたりは、値動きを見ながら判断する必要があります。

尚、ギリシャの国民投票回避の報が伝わっているわりには、EUR/USDの戻りが鈍い印象です。

ドル/円については、大量介入によってドルが市場から大きく吸収された後遺症は、膠着相場として依然続いています。

EUR/USD、マーケットポジションはショートか

ロンドンに入り、EUR/USDは、下押ししましたが、下がりきれずにやや反発しています。

もちろん、買いオーダーもあるとは思いますが、それ以上に、既にEUR/USDのポジションが、ショートになっているためだと思われます。

これが、ポジションがロングであれば、勢いのある下げになりますが、これだけ下げがつかえているところを見ると、少なくともロングではないと思います。

目先、1.3630-1.3830近辺のレンジで、ショートポジションがこなれるのを待つことになるのではないかと見ています。

EUR/USD、ヨーロッパで、さてどう動くか

パパンドレウ・ギリシャ首相が、12月4日か5日の国民投票の実施を撤回しなかったことから、これから始まる欧州マーケットでの、EUR/USDが、どのような動きをするか注目されます。

先週のEU首脳会議前は、マーケットが既にユーロに対してベア(弱気)になってショートだったことから、合意されると買戻しが大きく入りました。

しかし、ショートカバーも先週27日(木)には一巡し、今週に入り、今度はパパンドレウ首相が国民投票を持ち出したことから、ロング筋が投げさせられました。

そして、現状のポジションですが、昨日から下げ渋りだしており、またショートになりはじめている可能性があります。

そういう意味では、今日の欧州マーケットで、しっかり1.3600を割り込んでいけるか、また1.3800を大きく上回って反発しないかで、EUR/USDの下げ余地が十分あるかどうかがわかるものと思われます。

EUR/USD、欧州マーケットに警戒

ギリシャは、12月4日か5日の国民投票を固持し、EU側はギリシャ向けのつなぎ融資80億ユーロについては凍結し、国民投票での可決が支援継続の条件になると、ギリシャにプレッシャーをかけています。

この件につきましては、欧州マーケットは、まだ完全には織り込んではいないと思われます。

今日の欧州マーケットでの、EUR/USDの動向に警戒が必要です。

2011/11/02

ギリシャ首相、国民投票実施を固持

ギリシャは、12月4日か5日に国民投票を実施するもようです。

これ対してEU側は、包括策を受け入れない限り、融資はしないとしています。

EUR/USDはじめ円以外の通貨が対ドルで、下落しています。(ドル高)

クロス円も下げ(円高)、リスクを回避しようとするドル高円高になっています。

気を揉む、緊急会談の結果

ニューヨークダウは、発表された10月の米ADP雇用統計が11.0万人と予想の10.0万人を上回り、米雇用情勢が改善しているとの見方から買いが先行しました。

また、バーナンキ米FRB議長は記者会見で、必要なら追加の金融緩和に踏み切る用意があると述べたことが買い安心感を誘い、前日178.08ドル高の11,836.04ドルと3営業日ぶりに反発して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、欧州への懸念が緩み、上昇して始まったものの、依然としてギリシャの国民投票実施への懸念が根強くその後低下し、暫定値ながら前日比0.004%下げて1.985%で引けました。

原油価格は、ADP雇用統計が予想を上回ったことや、欧州への懸念も緩み買い戻しが先行しましたが、その後ギリシャの国民投票実施への懸念が根強く伸び悩み、前日比0.32ドル高の92.51ドルで引けました。

金価格は、ADP雇用統計が予想を上回ったことや、欧州への懸念も緩み買い戻しが先行しましたが、その後ギリシャの国民投票実施への懸念が根強く伸び悩み、前日比17.80ドル高の1,729.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、今のところ、フランス・カンヌで行なわれている、パパンドレウ・ギリシャ首相を交えた緊急会談の情報は入ってきていません。

しかし、EUR/USDは前日の下げから、いったんは1.38台前半まで回復したものの、ギリシャへの80億ユーロの第6回目融資が延期になるのではとの不安感が強まり、1.37台半ばへ軟化しています。

EUR/USDは、緊急会談の結果に加え、本日は、ECBの政策金利決定ならびにドラギECB総裁の記者会見、そしてG20首脳会議(4日まで)が予定されており、神経質な相場になりそうです。

一方、ドル/円は、膠着していますが、本日は、文化の日で東京が休場になる中、政府・日銀が休み返上で為替相場を監視し、必要とあれば行動に出るのか、注目されます。

EUR/USD、緊急会談の行方やいかに

EUが合意したギリシャの債務削減などの包括的な対策について、ギリシャのパパンドレウ首相は、これを受け入れるかどうか国民投票を行なう意向を示し、内閣も、これを支持することを決定しました。

それに対して、メルケル独首相とサルコジ仏大統領は、ドラギECB総裁、ラガルドIMF専務理事、EU当局者らと、本日、緊急会談を開催することを決定し、パパンドレウ首相を招集するもようです。

緊急会談は、フランスのカンヌで日本時間翌午前1時半頃から開始され、パパンドレウ首相は翌午前4時半頃に合流する予定となっています。

この時間帯は、米国ではバーナンキ米FRB議長の記者会見(翌午前3時15分より)も予定されていますので、情報が錯綜し、かなりの乱高下となる可能性があります。

ギリシャの国民投票については、パパンドレウ首相に翻意を促すことができるかどうかで、特にEUR/USDの相場展開は大きく変わることは、あえて言うまでもないことですが、十分な警戒が必要です。

ドル/円、試される当局の本気度

ドル/円は、78.10近辺になると、誰とはわかりませんが、しつこく買いが出ているようで、売ることに対して警戒感が強まっているもようです。

そうした状況からしますと、「納得いくまで介入したい」と語った安住財務相の発言が実施されているのではないかと想起されます。

言い換えれば、本邦通貨当局の本気度は高いものと思われます。

既に、投機筋は79円方向への戻りの過程で、かなりしつこく売っており、ポジションはショートになっているものと思われますので、ここは当局が踏ん張れるかどうかというところです。

ここで、78.00を守りきれずに崩れるか、守りきって跳ね返すかで、相場の形勢は大きく変わります。

高まる、ユーロ下落の可能性

ギリシャ内閣は、パパンドレウ首相が提案したEUなどによる支援策受け入れの是非を問う国民投票の支持を決定したもようです。

ギリシャ国民は、支援策の条件となる改革や緊縮財政には強く反発していますが、一方ユーロ圏からの離脱も経済崩壊を招くと望んでいません。

つまり、痛いのはいや、でもユーロ圏にはいたいというエゴの塊になっています。

そうした状況下で、ギリシャ国民が支援策受け入れにイエスを投じるか、はなはだ疑問です。

ユーロ下落の可能性は高いと見ています。

2011/11/01

EUR/USD、ギリシャの国民投票に、足元すくわれる

ニューヨークダウは、EUなどが金融支援の条件として要求する財政赤字削減策について、ギリシャのパパンドレウ首相が国民投票を実施する意向を表明したことで、ギリシャ問題の先行きに対する懸念が再燃、売りが加速し、前日比297.05ドル安の11,657.96ドルと大幅に続落して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ギリシャの国民投票実施を巡って欧州債務懸念が再燃し、逃避買い(利回り低下)が強まり、暫定値ながら前日比0.130%下げて1.984%で引けました。

原油価格は、ギリシャ首相が国民投票を実施する意向を示したことで、リスクを回避しようとする動きが強まって下落し、前日比1.00ドル安の92.19ドルで引けました。

金価格は、ギリシャ首相が国民投票を実施する意向を示したことで、リスクを回避しようとする動きが強まって換金売りに下げ、前日比13.40ドル安の1,711.80ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、ギリシャのパパンドレウ首相が国民投票を実施する意向を表明したことで、大きく売られましたが、かろうじて1.3600を下にブレイクはしませんでした。

しかし、ギリシャの国民投票問題の今後の展開次第では、再び、1.3600を下回って崩れる可能性がありますので警戒が必要です。

1.3600が日足の実体でブレイクすると、1.3400近辺、1.3200近辺を段階的に試すことになるものと見ています。

ドル/円は、大量ドル買い介入により、ドルが市場から吸収されているため、動かなくなっています。

介入当日、上がったところを売り込んだ投機筋が、どこまでこの動かぬ相場に耐えられるか注目されます。

ドル/円、大量介入で膠着

昨日の政府・日銀による介入金額について、10兆円との朝日新聞報道をご紹介しましたが、日経新聞では7~8兆円規模と報道しています。

いずれにしても、1日としては過去最大規模であることに変わりありませんが、新聞社も、関係者からのヒアリングに基づく推測ですので、正確には、財務省が月末に発表する「外国為替平衡操作の実施状況」を待たねばなりません。
http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/feio/monthly/index.htm

ドル/円は、大量介入により、ドルが市場から大きく吸収されたため、動かなくなっています。

ドルを売った投機筋は、時間の経過とともに、あぶり出されることになるものと見ています。

EUR/USD、新たな方向性への模索始まる

EUR/USDは、政府・日銀介入による昨日のドル/円の上昇に連れて下落(ドル買い)しましたが、予想以上に値崩れしていることが印象的です。

先週木曜にEU首脳会議で合意されたばかりなのに欧州債務問題への懸念が再燃したことや、欧州諸国の国債に多額の投資を行っていた米大手金融MFグローバル・ホールディングスが連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したことが嫌気されているもようです。

これで、10月26日の安値1.3798を割り込むと、1.3700近辺の25日移動平均線のサポートを試すことになるものと思われます。

つまり、EUR/USDは、ショートカバーが済み、新たな方向性を見出そうと、既に模索を始めているように思われます。

大規模介入、ボディーブローのように効いてくるか

新聞報道によりますと、昨日の政府・日銀の介入規模は、1日としては過去最大の10兆円に達したもようです。

これが、どれだけ大きいかを、昨年9月以来の3回の介入額と比較して見ますと、昨年9月15日が2兆1249億円、今年3月18日が6925億円、そしてこれまでの1日としては過去最大だった8月4日が4兆5129億円で、3回合計でも7兆3303億円でした。

つまり、過去3回分の介入額を上回る介入を昨日1日で実施しており、これによって相当額のドルが市場から吸収されており、ドルの需給はかなりタイトになっているものと思われますので、ドルはなかなか下がりづらくなっているものと思われます。

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