G20財務相・中央銀行総裁会議に注目
昨日、今日と、G20財務相・中央銀行総裁会議がワシントンで開催されています。
ユーロ圏諸国の債務危機に対応するため、IMFが目指す4000億ドル(約32兆円)超の資金基盤強化が最大の焦点となっており、今回の会議で大筋合意に達する見通しです。
これが合意となると、ユーロ圏諸国の債務危機回避、つまりリスクが回避されたとして、EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで買われ(ドル売り)、ドル/円、クロス円が買われる(円売り)可能性があります。
共同声明は、日本時間21日(土)未明に採択されますので、金曜のニューヨークタイムの薄くなったマーケットで動きが出る可能性がありますので、十分な警戒を要します。