ミズラン(Mizlin) Part.230
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。
そば処 角弥(かどや)
住所:群馬県利根郡みなかみ町幸知189-1
電話:0278-72-2477
意地が悪いようですが、美味しいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。
以前から、一度、自分の苗字と同じ水上(読みはみなかみ。私はみずかみ)に行ってみたいと思っていて、とうとう、今回、行って参りました。
水上は、群馬県と新潟県の県境にある一ノ倉沢に代表される急峻な岩壁によって知られる谷川岳の群馬県側の麓にある町です。
高速を降り、町に入ると、あっちにも、こっちにも、水上の文字が躍り、なんかこそばいような気持でした。
車を宿に置き、今回お目当ての角弥さんに、早速向かいました。
角弥さんは、結構大きなお店でした。
まずは、舞茸の天ぷらとカツ玉(カツ煮)をつまみに、ビールと冷酒「谷川岳」を頂きました。
舞茸の天ぷらはハーフサイズでしたが、十分1人前はありました。
そして、メインには、へぎそばの直盛り(じかもり)を頂きました。
へぎそばは、一般的に玉盛りといって、板の上に小分けにして出てきますが、こちらでは、直盛りの方が茹で上がりからの時間が短く量も多いことから、直盛りをお勧めしているそうです。
つけ汁は、色が薄めのそばつゆがついてきますが、これ以外に、かも汁・とろろ汁・舞茸汁・ゴマだれ汁がお好みで頼むことができます。
私は、かも汁を頼みましたが、結構うまかったです。
へぎそばの量は、二人前で十分三人前はありましたが、きれいに平らげました。
宿に戻ると、宿の方から、「今日は、水上さんという名前の方がお泊りになるということで、楽しみにしていましたよ」と言われると、やはりうれしいものです。
調子に乗って、「水上紀行(みなかみきこう)」というお土産品はないですかとお尋ねしましたがそれはないそうです。
そのかわり、道の駅水上町水紀行館というのがあることがわかり、東京への帰り道、そこに寄ってお米を買って帰りました。