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2012/08/31

明確な方向性が示されないままでの越週

ニューヨークダウは、注目されたバーナンキFRB議長の講演では、必要なら追加金融緩和に動くとの姿勢を改めて示し、追加緩和への期待をつないだとの見方が広がり、前日比90.13ドル高の13,090.84ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、バーナンキFRB議長は講演で、雇用に関して深刻な懸念を示すなど、QE3(第3弾量的緩和策)に十分含みを残す内容だったことから、暫定値ながら前日比0.077%下げて1.547%で引けました。

原油価格は、バーナンキFRB議長は講演で追加緩和の姿勢を継続したことから、EUR/USD、ニューヨークダウともに上昇したことから買いが優勢となり、前日比1.85ドル高の96.47ドルで引けました。

金価格は、バーナンキFRB議長は講演で追加緩和の姿勢を継続したことから、EUR/USDが上昇したことから買いが優勢となり、前日比30.50ドル高の1,687.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、ロンドンタイムに、クーレECB専務理事が条件付きながらECBが短期債市場の介入を検討していると述べたことから、1.2600近辺まで上昇していたところに、バーナンキFRB議長が講演で追加緩和の姿勢を継続したことから、一時1.2637近辺まで上昇しました。

しかし、その後は、買いは続かず、1.2558近辺まで反落となりました。

ドル/円は、バーナンキFRB議長の講演に対して、最初は追加量的緩和の明確な示唆がなかったと捉えられ、いったん78.54近辺まで上昇しました。

しかし、その後緩和期待が維持されたという見方が強まり、78.19近辺まで反落しました。

結局、ニューヨーククローズは、EUR/USD1.2579-80近辺、ドル/円78.38-40近辺、EUR/JPY98.58-60近辺となり、明確な方向性を示されないままでの越週となりました。

来週以降も、イベントが続きますが、柔軟な対応が求められます。

ミズラン(Mizlin) Part.237

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。

魚まみれ 眞吉
東京都渋谷区渋谷1-10-12 1F
03-6418-8318

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

全く、飛び込みで入ったお店でした。

まだ、開店前にも関わらず、快く招き入れてくれた店長さんには、感謝しきれませんでした。

まずは、冷たいビールを、一気飲み。

プハー!やっぱり、夏はビールが美味い!

早速、お刺身の盛り合わせを頂きましたが、鮮度が良くて美味しかったです。

そして、日本酒を頂きました。

日本酒に詳しい友人も知らないような銘柄が揃えてあって、順番に飲んでいきました。

どれも、良い味です。

お腹も減っていて、バッテラを食べたり、結構ボリュームのあるものを頂きました。

店長さんはじめスタッフの皆さんの感じも良く、偶然入ったお店でしたが、大当たりでした。

そして、お勘定の段となり、あれだけ飲んで食って、ひとり4千円にはびっくりでした。

また、是非、お邪魔します。

無理をしないこと

バーナンキFRB議長の講演を前に、十分注意しておかなければならないことは、FOMCなど米国の金融政策の決定に絡んだ局面では、相場が乱高下することが多く、大変リスクが高いということです。

上下に大きく振らされた挙句に方向が決まることも、決して珍しくなく、こうした局面でリスクを取る、つまりポジションを取ることは、大変危険です。

ポジションをスクエア(ノーポジ)にするか、ポジションを持つにしても、十分ご自身の体力内に収まるサイズに絞ることが賢明です。

また、今回の場合、いろいろなイベントがこれからも続くだけに、本日の講演でトレンドが決定するとは考えにくく、その点からも、無理をしないことが肝心だと思います。

まだ、期待通りには動かない相場では

今のマーケットの大勢の期待は、ECBが国債買い入れを再開し、FRBがQE3(第3弾量的緩和を実施して、その結果ユーロ高ドル安の相場になるということではないかと思います。

そうでもなければ、EUR/USDは、1.25台で現在高止まりしていないと思います。

しかし、その相場観が、大勢意見となっているとしたら、ポジションはユーロロング・ドルショートとなっており、反転する力を持ってきているのではないかと思われます。

はっきりした方向性は、今日のバーナンキFRB議長の講演では出ず、ポジションに偏りができていれば、その逆に相場は動くものと見ています。

バーナンキFRB議長の講演に過度の期待は禁物か

本日のジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の講演では、QE3(第3弾量的緩和策)に触れるか見方は半々という意見もあります。

しかし、エコノミストの間では、来週7日(金)には米雇用統計の発表が控えており、本日の講演では、議長は多くを述べることはないだろうとしています。

確かに、今日ジャクソンホールで行われるのは、中銀関係者の経済シンポジウムであり、具体的にFOMCが金融政策を発表する場ではないことは確かです。

したがい、講演に対して過度の期待は持たない方が良さそうです。

2012/08/30

バーナンキFRB議長の講演、とうとう今日となる

ニューヨークダウは、欧州の景気指標悪化や債務問題への警戒感の高まったことに加え、翌日のバーナンキ米FRB議長の講演をポジション調整の売りが強まり、前日比106.77ドル安の13,000.71ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、翌日のバーナンキ米FRB議長の講演を控えリスクを回避しようとする動きから低下し、暫定値ながら前日比0.024%下げて1.627%で引けました。

原油価格は、「アイザック」がハリケーンから熱帯低気圧へ勢力を弱めたことや、翌日のバーナンキ米FRB議長の講演を控えポジション調整の売りが強まり、前日比0.87ドル安の94.62ドル安で引けました。

金価格は、翌日のバーナンキ米FRB議長の講演を控えポジション調整の売りが強まり、前日比5.90ドル安の1,657.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、翌日のバーナンキ米FRB議長の講演を控えポジション調整の売りが強まり、一時1.2488近辺まで下落しました。

それに連れて、EUR/JPYも98.04近辺まで急落する場面がありましたが、ドル/円については、78.50-65近辺での狭いレンジでの取引が続きました。

注目されるジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の講演もとうとう本日となり、後は結果を待つばかりとなりました。

今更、ジタバタしても仕方がありませんし、結果発表後は、かなりの乱高下が予想されますので、ポジションをスクエア(ノーポジ)にするか、あるいは十分ご自身の体力内に収めておくことをお勧めします。

尚、講演は、日本時間午後11時からの予定となっています。

明日のバーナンキ議長の講演がターニングポイントか

EUR/USDは、先週21日(火)から23日(木)に掛けて上昇後、限られた値幅の中での横ばい推移となっており、逆に近々、上げか下げか、いずれかの方向に動き出す可能性が高まっています。

また、上昇をサポートしてきた短期の移動平均線である5日移動平均線は、これまでの上昇から水平ないしやや下向きになりかけており、その点では反落の可能性を示唆しています。

これらのことから確認されることは、やはり明日の米ジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の講演が、次の方向性を決めるタイミングになる公算が高いのではないかと思われます。

マーケットのQE3(第3弾量的緩和策)への期待は、相当高いものと思われますが、最近発表される米経済指標が良いものが続いていることを考えれば、バーナンキFRB議長としても、切り札は残しておきたいのではないかと考えます。

したがい、明日の講演では、バーナンキFRB議長はQE3には触れず、その結果、リスクを回避するためのドル買い円買いが強まるのではないかと見ています。

投資家の動向が相場を作る

9月からの為替相場がどんな相場になるかは、あくまでも、政府系ファンドや年金基金などグローバルな投資家が資本をどのように通貨間で移動させるかによって決まります。

なぜなら、こうした資本移動はある期間、一方的なフロー(流れ)になるからこそ、トレンド相場が形成されるからです。

まず、申し上げられるのは、資本移動の中心になるのは、流動性(交換のしやすさ)という点で、1位、2位を争うドルとユーロです。

投資家による資本移動の額は半端ではありませんので、こうした流動性の高い通貨間で資本を移動させるのが中心となります。

したがって、ドルを通貨とする米国とユーロを通貨とするユーロ圏のどちらに資本を置いておく方が安全かということが、資本移動を決定する大きなポイントになります。

現状ドルに置いておいた方が安全だと、私が投資家なら思います。

ジャクソンホールを目前に過熱感後退

昨日発表の7月の米中古住宅販売件数成約指数が前月比2.4%と予想の1.0%を上回ったことから、明日のバーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演でQE3に言及するという過度の期待感が後退したようです。

そのため、リスクを回避するドル買い円買いが強まっているもようです。

特に、AUD/USD、AUD/JPYの売りが目立ちます。

ドル/円も、クロス円の売りに押されているところはありますが、それほど落ちる感じはありません。

2012/08/29

気になる、EUR/USDの重さ、ドル/円の堅さ

ニューヨークダウは、バーナンキ米FRB議長の講演を金曜に控え、様子見気分強く閑散となり、小幅な値動きに終始し、前日比4.49ドル高の13,107.48ドルとわずかに反発して取引を終えました。

尚、ニューヨークの午後に発表となった米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、経済活動は大半の地区と部門で緩やかに拡大が継続としているものの、製造業の弱さも指摘していたことから、反応は限定的でした。

米国債10年物利回りは、バーナンキ米FRB議長の講演を金曜に控え、様子見気分強く、小幅な動きに終始し、暫定値ながら前日比0.017%上げて1.651%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で、原油在庫が予想外に大幅な増加となったことから、売りが優勢となり、前日比0.84ドル安の95.49ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの売りが優勢となり、それに連れて下落し、前日比6.70ドル安の1,663.00ドルで取引を終えました。

為替相場では、もう少し上値を試すのではないかと見ていたEUR/USDでしたが、上値トライは限られ軟化に転じました。

一方、ドル/円は、78.50以下は堅く、反発となりました。

マーケットの足元の関心事は、31日(金)のジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の講演に集中していますが、現状のEUR/USDの上値の重さ、ドル/円に底堅さを見ていますと、EUR/USDの上げやドル/円の下げには限りがあるように思われます

底堅くなってきているドル/円

最近、財務省が発表した昨年7月から今年の7月までの13ヶ月間の月別貿易収支を見ました。

それによりますと、13ヶ月間のうち、黒字の月は4ヶ月、残りの9ヶ月は赤字でした。

その原因は、世界景気の停滞による輸出の低迷と原発停止に伴う代替燃料の液化天然ガス(LNG)の大幅な輸入増だと言えます。

これにより、ドル建ての輸入代金を支払うためにドル買い需要が増え、今まで黒字続きだった貿易収支は、赤字の月の方が増えるようになりました。

これが、意味することは、ドル/円の下値は、以前の比べて格段に堅くなってきているものと思われます。

今のところ、輸入企業も、押し目買いが中心で、高値を買ってくることがないため、大きく上がることはありませんが、今後、需給関係でドル不足(ドル買い需要が強い)が続くようであれば下がらなくなり、輸入企業もいずれは高値を買ってくるようになるものと思われます。

上値を試したがっているEUR/USD

EUR/USDは、上を試さないわけにはいかなくなっているもようです。

しかし、9月半ばまでイベントが続く中で、相場が一方向にどんどん進行するとは考えにくく、どこかの水準まで上がると反落するものと思われます。

また、2008年のリーマンショックによって、ユーロ圏は多大なダメージを受けました。

そのダメージからユーロ圏が回復するには、日本のバブルの崩壊後の20年以上に及ぶ景気低迷期と同じような、相当な時間を要するものと思われ、それだけにその通貨であるユーロが、そう簡単に上昇を続けるとは思えません。

したがって、この上げは単なる調整的な反発に過ぎないものと思われます。

上げようとすればするほど、その後の反落が大きなものになるものと見ています。

再びドル安円安方向トライか

EUR/USDは、昨日下を攻めたところ、1.2675のオプションを大きく買う動きが出て、それに関連してスポット(いわゆるFX)でもEUR/USDが買われました。

そんなところに、ドラギECB総裁のジャクソンホール欠席の報が流れ、南欧諸国の国債買い取りの可能性が高まり一段高となりました。

マーケットは前回の高値である1.2589、さらに1.2600を試したがっているようです。

一方、ドル/円は、ファンド筋がまた上方向をトライしたいようです。

2012/08/28

方向感定まらない相場

ニューヨークダウは、発表された6月のケースシラー住宅価格指数は0.50%と予想の-0.05%を大きく上回った一方、8月の米消費者信頼感指数は60.6と予想の66.0を下回り、強弱まちまちの経済指標を受けて小動きに終始し、前日比21.68ドル安の13,102.99ドルと小幅続落して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された米消費者信頼感指数が予想以上に弱かったことから低下したものの、週末にバーナンキFRB議長の講演を控え様子見気分は強く、暫定値ながら前日比0.015%下げて1.635%で引けました。

原油価格は、アイザックが熱帯低気圧からハリケーンに発達し、製油所の稼動に懸念が高まり売られましたが、EUR/USDが上昇したことが下支えとなり、前日比0.86ドル高の96.33ドルで引けました。

金価格は、週末のバーナンキFRB議長の講演待ちの中、利益確定売りは強まったものの、QE3(第3弾量的緩和策)に対する期待は強く下支えされ、前日比5.90ドル安の1.669.70ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドラギECB総裁は多忙を理由に、週末の米ジャクソンホールで行われる中央銀行当局者のコンファレンスに出席しないことを明らかにしたことが、ユーロ買いにつながったもようです。

欠席がユーロ買いにつながったのは、9月6日のECB理事会で南欧国債買い取り策決定への期待が強まったためのようです。

いずれにしましても、ポジションが一方に偏るとそれを解消する方向にしか動かない、方向感の定まらない相場です。

ドル/円は、動きづらい展開が続いています。

まだまだ、決め打ちできない相場か

ユーロ圏諸国の債務問題の改善、米国の追加金融緩和といったテーマに対する期待感が、8月後半、ユーロ高やドル安円高の相場を生んだものと思われます。

しかし、期待感は期待感であり、実際になっているわけではなく、つまりは、投機のなにものでもありません。

これから、8月31日(金)のバーナンキFRB議長講演(米ジャクソンホール)を皮切りに、9月6日(木)のECB理事会、7日(金)の米雇用統計、12日(水)・13日(木)の米FOMC、14日(金)・15日(土)のユーロ圏財務相会合、EU財務相会合などのスケジュールが続きます。

これらをある程度こなしていかないと、先は見えてこないものと思われます。

まだまだ決め打ちはできず、フットワーク良く売り買いするしかないように思います。

下がるか、EUR/JPY

ドル/円は、確かに重くなっていますが、78円台前半も買いがいるようですので、あまり大きくは下がらないものと見ています。

しかし、EUR/USDをはじめ円以外の通貨が対ドルで下げやすくなっているため、AUD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPY等クロス円は全般にわたり、下げ余地があると見ています。

個人的には、昨日からEUR/JPYの下落を見ていますが、昨日まで4日間、値幅が収束し、本日レンジブレイクして下落を始めようとしていますので、97.00近辺までは少なくとも下がるのではないかと考えています。

ただし、まだ、相場の方向性が決まっているわけではなく、単にドル売り円売りをして出来たポジションを手仕舞う動きが出ているのに過ぎませんので、利が乗れば着実に利食うことが大切だと思います。

既存ポジションの調整入る

ドル高円高になっています。

特に、ニュースがあったわけではなく、きっかけは、GBP/USDのロングのストップロスがついたことによるポンドの下落(ドル買い)のようです。

次いで、EUR/USDの1.2490にあったロングのストップロスついて、下げ(ドル高)が加速し、クロス円も下げました。

そして、ドル/円も押されて下落となりました。

先週来出来たドル売り円売りポジションが切らされているだけで、特に方向性がはっきりしているわけではないと思います。

2012/08/27

待ちの相場続く

ニューヨークダウは、目新しい手掛かり材料が乏しい中、目先の利益を確定する売りが優勢となり、前週末比33.30ドル安の13,124.67ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、今週金曜の米ジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の講演を控えて様子見気分が強かったものの、追加金融緩和への期待感も根強く低下し、暫定値ながら前週末比0.036%下げて1.651%で引けました。

原油価格は、熱帯低気圧「アイザック」がメキシコ湾岸の石油生産に与える影響は限られるとの見方が広がり、需給逼迫懸念が後退し、目先の利益確定売りが強まり、前週末比0.68ドル安の95.47ドルで引けました。

金価格は、FRBが早期に追加金融緩和に動くとの観測が根強く資金流入が続き、前週末比2.70ドル高の1,675.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドン休場で、ニューヨークも小動きだったものの、全体的には、ややドル高気味となりました。

また、ドル/円の動きが限定的となる中、EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで重くなり(ドル高)、そのためクロス円は反落気味となりました。

結局、昨日は、金曜のバーナンキFRB議長の発言待ちといった相場でした。

しかし、来週9月7日(金)に米雇用統計の発表を前にして、バーナンキ議長がどこまで踏み込んだ発言をジャクソンホールでできるか疑問です。

動きが出るか、EUR/JPY

EUR/JPYの日足を見てみますと、ここ4日ほど値幅が収束してきており、そろそろ動きが出そうです。

ドル/円自体は、下値も堅い代わりに上値も重く、あまり大きく動くようには思えません。

したがい、EUR/USDで動きが出ることによってEUR/JPYが動き出すのではないかと見ています。

EUR/USDの日足を見てみますと、現在高値圏で拮抗状態です。

しかし、EUR/USDの実勢値が1.2517近辺にある5日移動平均線を下回ってきていることから、下げる可能性の方が高いように見ています。

つまり、EUR/JPYは、下がるのではないかと考えています。

ドル/円、地銀の動きにヒント?

ドル/円が今回78円台前半に下がったところで、地銀(地方銀行)の買いが目立ったということでした。

さらに、詳しく聞いてみると、いろいろな地方の地銀がバラバラとドル買いを入れてきたようです。

あくまでも、私の推理ですが、この地銀のドル買いは、LNG(液化天然ガス)の輸入に基づくものではないかと考えています。

と言いますのも、調べてみますと、輸入元になっているLNG会社というのは、海に面したところであれば、全国いろいろなところにあるようです。

東日本大震災による原発停止によって、こうしたLNG会社のLNG輸入量は大幅に伸び、それにともなうドル建ての輸入代金の支払いも相当増えているものと思われます。

そして、地方に散在するLNG会社が、輸入代金をドルにするのは、日頃から密接な関係にあるその地方の地銀になるのではないかと考えます。

いろいろな地方の地銀がバラバラとドル買いするということは、今迄には考えられなかったことであり、LNGが絡んでいると見るのは、あながち的外れではないのではないかと見ています。

ドル/円、買戻し強まる

ドル/円は、先週23日(木)、追加の金融緩和の可能性に触れたFOMC議事録を受けて、一時78.23まで下落しました。

しかし、78.50以下では、輸入企業のドル買いのみならず、通常珍しい地方銀行からのドル買いも出ていたもようで、短期の投機筋はそこを売ってショートになってしまったようです。

そして、今朝、中国が景気対策をとるという観測が流れ、リスクが回避されたとしてドル安円安となり、ドル/円は買戻しに上昇となりました。

ただし、今日はロンドン休場のため、午前10時頃の仲値の後は、動きが鈍ってくるものと見ています。

2012/08/26

週明け早々から、既に気になる週末イベント

シドニーは、先週のニューヨーククローズとほぼ同じ水準でオープンです。

本日のロンドンは、夏休みの終わりを告げるバンクホリデー(※)で、休場です。

(※)バンクホリデー:英国の公休日の多くが、銀行が法律に従って休業するので、こう呼ばれています。大抵が月曜日です。

これを受け、東京も閑散なマーケットになる可能性があります。

今週は、米ジャクソンホールでの、31日(金)のバーナンキFRB議長と1日(土)のドラギECB総裁の講演が注目されます。

これからの展開は(2012/08/26)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

先週は、ドル安方向に進行しましたが、週末いったん買戻しとなっています。

再びドル安方向を試すのか微妙なところです。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

8月21日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング45,986枚vsユーロショート169,918枚、ネットユーロショート123,932枚(前回ショート137,810枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング43,584枚vs円ショート32,413枚、ネット円ロング11,171枚(前回ロング30,704枚)となっています。

ユーロのネットショートは若干減り、円のネットロングも減っていますが、相場に影響するような大きなポジションの変化はありませんでした。

9月は、3日(月)の米レイバーデーが明けると、それ以降、例年欧米勢の下期が始まり、相場がトレンド相場になりやすい傾向にありますが、今年の場合、米レイバーデー前後に以下のようにイベントが続きます。

8月31日(金)バーナンキFRB議長講演(米ジャクソンホール)
9月3日(月)米レイバーデーでニューヨーク休場
9月6日(木)ECB理事会
9月7日(金)米雇用統計
9月12日(水)ドイツ憲法裁によるユーロ圏救済基金(ESM)の是非についての判決
9月12日(水)・13日(木)米FOMC
9月14日(金)・15日(土)ユーロ圏財務相会合、EU財務相会合、トロイカ調査団によるギリシャ緊縮財政策内容承認の最終期限(予定)

尚かつ、現在、マーケットの関心は、いくつかあると言えます。

ひとつは、ここにきて盛り上がりを見せている米FOMCによる追加の金融緩和の可能性、またギリシャの緊縮策緩和を独仏が受け入れるのかという問題、そしてECBは過剰債務国の国債買い入れを再開するかなど、上記に上げましたいろいろなイベントとも絡みあってくるものと思われます。

それは、言い換えれば、イベントもあり過ぎ、懸案事項もあり過ぎの状況で、結局上げか下げかといったクリアな方向性は、イベントが一巡しないと出てこないものと思われます。

ただ、マーケットは、9月が12月前後に向けてのトレンド相場が始まる月と自覚しているもようで、すでにそれを先取りするかのように、先週などユーロ買いドル売りを仕掛けてきました。

しかし、繰り返しになりますが、これだけいろいろなイベントが控えているだけに、まだ今の段階でクリアなトレンド相場の方向が上げ下げかを判断することは難しいと思っています。

一連のイベントが終わる9月15日あたりまでは、結局は揉み合いが続くものと思われ、今週は月末の週であり、また今週の最大のイベントであるジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の講演が金曜に控えていますので、あまり無理をしないことが肝心だと考えています。

また、ドル/円に関しましては、月末週は通常、輸出企業、特に自動車会社からのドル売りが強まる傾向にありますので、ドル/円はやや重くなるものと見ていますが、最近は輸入企業の買いも引かなくなっていますので、たぶん78.00を割ることは難しいのではないかと見ています。

ただし、ひとつ気になっているのは金価格で、週足で見てみますと2011年7月頃から形成されている大きな三角保ち合い(もちあい)を上に抜こうとしており、これが実際となると、金との相関性の高いEUR/USDが上昇する可能性があり、その点には、十分な注意が必要だと思っています。

金価格の週足
http://futures.tradingcharts.com/chart/DG/W?anticache=1345933839

2012/08/24

EUR/USD、秋以降の方向性の模索は続くか

ニューヨークダウは、バーナンキFRB議長が米下院議員宛の書簡で、追加緩和の可能性に言及していたことから、FRBが近い将来に追加緩和へ踏み切るとの見方が強まったことなどから反発し、前日比100.51ドル高の13,157.97ドルと5営業日ぶりに上昇して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、下げが先行しましたが、ECBが債券購入プログラムで、利回りのバンド目標の設定を検討しているとの報道に反発し、暫定値ながら前日比0.005%上げて1.683%で引けました。

原油価格は、約3ヶ月半ぶりの高値圏にあったため、目先の利益を確定する動きがやや優勢となり、前日比0.12ドル安の96.15ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上げも一服したことから利益確定売りも出ましたが、ECBが債券購入プログラムで利回りのバンド目標の設定を検討しているとの報道や、バーナンキFRB議長が米下院議員宛の書簡で追加緩和の可能性に言及していたことから下げ渋り、前日比0.10ドル高の1,672.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、やや買い気ながら、小動きに終始しました。

一方、EUR/USDは、独ギリシャ首脳会談でギリシャの緊縮策緩和をめぐる結論が先送りされたほか、一部でギリシャの一時的なユーロ圏離脱計画が報じられたことから、一時1.2482近辺まで売られました。

しかし、ECBによる過剰債務国の国債買い入れなど政策期待がなお根強く、1.2561近辺まで戻す場面もありましたが、結局1.2505-15近辺に落ち着きました。

EUR/USDの上げはいったん一服しましたが、根強く秋以降のユーロ高を見ているマーケット参加者もいるようですので、来週も高値圏での攻防は続くものと思われます。

ミズラン(Mizlin) Part.236

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。

龍口酒家 本店
東京都渋谷区幡ヶ谷1-3-1ゴールデンセンターB1
03-5388-8178

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

日本の銀行にいた頃の先輩ふたりと三人で、再訪しました。

3か月に一度、食事をしようと始まった会も、もう1年半ぐらいになりました。

後輩ということもあって、私が、お店を決める係になっています。

今回のお店が、おまかせの中華ということで、先輩方もとても楽しみにしてくださっていました。

最初は、いつものように叉鶏(大山鶏の炙り焼き)が出ました。

やはり、美味しいです。

今回初めて出たのは、餃子と猪肉の肉だんごでした。

餃子は、とても上品な味で、なかなかでした。

猪肉の肉だんごも、臭みもなく、美味でした。

いつもお馴染みの、まこもだけや、黄にらとベーコンの炒めもの、そして炒飯も、何度食べても食べ飽きません。

本当に、こちらは、自信を持って知り合いに紹介できるお店です。

下期スタートを前に、鼻息荒いEUR/USD

欧米勢の下期のスタートとなる9月を前に、すでに、スタートダッシュを掛けようとする動きになっています。

9月から12月上旬あたりまで、はっきりとしたトレンド相場になる傾向が例年ありますので、早く波に乗ろうと競り合うのもわからないではありません。

ただし、あまりにユーロ高のトレンド相場を狙ったばかりに、ポジションがロングに偏り過ぎて、下期のトレンドがユーロ安トレンドに切り返すことも十分考えられます。

したがい、あまりムードに振り回されないようにすることが、大事だと思います。

続騰するか、EUR/USD

昨日に続いて、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの日足を見てみますと、5月の中旬にできたギャップ(窓)を昨日埋めたことがわかります。

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ここから、ドルが続落するかどうか、今日が重要になっています。

言い換えれば、EUR/USDが続騰するかどうか、今日はっきりするものと見ています。

尚、EUR/USDについては、1.2623近辺に5ヶ月移動平均線が、鋭角的に下げてきていますので、これがかなり強いレジスタンスになるものと思われます。

重くて堅いドル/円

昨日の海外では、EUR/AUDやEUR/GBPといったユーロクロスの買戻しが目立ちました。

特に、EUR/AUDの買戻しが目立ち、EUR/USDが買い気(ユーロ買い)なのに対して、AUD/USDは下落(AUD売り)しました。

一方、ドル/円は、上値も重いですが、78円台前半も堅く、下がりづらくなっています。

液化天然ガスを中心に輸入増が、影響しているものと思われます。

2012/08/23

やや小康状態

ニューヨークダウは、前日発表されたFOMC議事録で追加緩和に前向きな姿勢が示されましたが、セントルイス連銀のブラート総裁がテレビインタビューで「古い話だ」と述べ、市場の緩和期待に水を差したこともあり、前日比115.30ドル安の13,057.46ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、世界的な景気減速懸念やニューヨークダウが軟調に推移したことから、逃避買い(利回り低下)が強まり、暫定値ながら前日比0.021%下げて1.671%で引けました。

原油価格は、ニューヨークダウが100ドル超下落するなど軟調な動きだったこともあり、利益確定売りが強まり、前日比0.99ドル安の96.27ドルで引けました。

金価格は、FRBに引き続き、各国の追加緩和期待が高まる中、資金の流入が続き、前日比32.30ドル高の1,672.80ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、セントルイス連銀のブラート総裁の「(前日発表のFOMC議事録は)古い話だ」と述べ、市場の緩和期待に水を差したこともあり、78.70近辺まで反発する局面もありましたが、その後は78.40-50近辺に緩んで横ばいとなりました。

EUR/USDは、一時さらに上値を試そうと1.2589近辺まで上昇しましたが、1.26台には乗り切れず、その後は1.2560-70近辺に軟化しました。

今週火曜からのドル安相場が、とりあえず一服した格好ですが、本日は金曜で、来週に向けた方向性が試される可能性は十分にあり、予断を許しません。

尚、今日の独ギリシャ首脳会談、そして明日の仏ギリシャ首脳会談の結果には、注意が必要です。

U.S.Dollar Indexも、変化のサイン点滅

ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの日足を見てみますと、ドルは非常に重要な局面に来ていることがわかります。

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

これによりますと、5月半ばから、変形のダブルトップを形成してきましたが、昨日のクローズが81.497となったことで、ほぼネックラインまで下げてきており、ここから、さらに下げるようですと、大幅なドル安になる可能性があります。

U.S.Dollar Indexの構成のうち、ユーロが全体の57.6%(円は13.6%)を占めている関係上、U.S.Dollar Indexでのドル安とは、主にEUR/USDでの大幅上昇を意味するものと思われます。

EUR/USD、依然としてロングになっていないか

EUR/USDは、まだロングになっていないものと見ています。

なぜなら、一昨日のECBによる過剰債務国の国債買取の一件、そして昨日のFOMC議事録での追加の金融緩和観測の盛り返しと続き、基本的には、ショートカバーが2日連続して出たことによる上昇だと思うからです。

目先、気になっているのは、現在1.2619近辺にある5ヶ月移動平均線の強いレジスタンスをしっかりと上抜くかどうかということです。

逆に言えば、この水準を上抜くことができるか、マーケットが本格的に試さないことには、反落も限られると思います。

これからの相場の方向、要検討

昨日発表されたFOMC議事録で、多くのFOMCメンバーが早期に追加金融緩和に踏み切ることに前向きな姿勢を示したことから、8月31日(金)のジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の講演が、一層注目されることになりました。

また、9月6日(木)のECB理事会、そして9月12日(水)、13日(木)の米FOMCといったイベントも、重要さを増しています。

以前から申し上げていますように、12月初旬に向けた下期のトレンド相場の開始は、早ければ8月末、より可能性が高くなるという意味では9月3日(月)のレーバーデー明け以降と思われますが、今回はFOMCを見てからになりそうです。

注目通貨ペアEUR/USDだと思いますが、そのトレンド方向については、今のところ依然ユーロ安を見ていますが、これからのイベントを消化しながら、方向を調整していきたいと思います。

2012/08/22

FOMC議事録発表でドル全面安

ニューヨークダウは、欧州株式相場の下落を受けて下げたものの、発表されたFOMC議事録で、多くのFOMCメンバーが早期に追加金融緩和に踏み切ることに前向きな姿勢を示したことを受けて下げ幅を縮め、前日比30.82ドル安の13,172.76ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表されたFOMC議事録を受けて、9月のFOMCでのQE3(第3弾量的緩和策)実施への期待が強まり大きく低下し、暫定値ながら前日比0.107%下げて1.692%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で原油在庫が予想外の大幅減少となったことに加え、FOMC議事録を受けて追加の金融緩和観測が盛り返したことから買いが優勢となり、前日比0.42ドル高の97.26ドルで引けました。

金価格は、6日ぶりに反落し、前日比2.40ドル安の1,640.50ドルで取引を終えましたが、その後発表されたFOMC議事録で追加の金融緩和観測が盛り返し、EUR/USDの上昇とともに買いが強まりました。

為替相場では、発表されたFOMC議事録で、経済が大幅に改善しないかぎり、FRBは「かなり早期に」追加緩和を行う公算が大きいことが明らかとなり、ドルは全面安となりました。

しかし、ドル/円に関しては、それでも、78.00近辺の抵抗は強いものと思われ、78.00を大きく割り込んで下落することは難しいものと思われます。

一方、EUR/USDは、前日来上げ地合いになっていたところを後押しするようなFOMC議事録の発表に、当面1.2568近辺の90日移動平均線や、1.2616近辺にある5ヶ月移動平均線を試すものと思われます。

EUR/USD、まだ上値を試しきっていないか

EUR/USDの昨日の上昇は、ファンド筋のショートカバーによるものだったということで、現状、まだEUR/USDはショートポジションがなくなっただけで、ロングにはそれほどなってはいないものと思われます。

むしろ、レベル感から戻り売りが出て、新たにショートが出来ている可能性の方が高いのではないかと思います。

また、気になっているのは、EUR/USDとの相関関係の強い金価格も、昨日大きく上昇しており、EUR/USDもさらに上がる可能性があるのではないかということです。

金価格(日足)
http://futures.tradingcharts.com/chart/DG/?anticache=1345614216    

ドル/円、ファンドも短期勝負

ドル/円は、79.00以下に買いがあると聞きますが、上値が重い状況です。

どうも、買い下がっているように思えてなりません。

ファンド筋による先週14日以来の米追加金融緩和の後退をテーマとしたドル買い円売り仕掛けも、すでにファンド筋は、今週月曜には利食ってきました。

そんな中で、他のマーケット参加者がまだこのテーマでドル買い円売りをしているとしたら、依然としてドル/円のロングがマーケットに残っていることを示し、むしろ下落の可能性が高いものと思われます。

ただし、下落の可能性と申しましても、79.00も確かに堅いでしょうし、もしそれが下に割れても、78.59近辺の25日移動平均線まで下げれれば良い方なのかもしれません。    

夏休み明けの兆し

EUR/USDは、ECBによる過剰債務国の国債買取が、9月6日のECB理事会で決定されるという観測から、ファンド筋がショートカバーに出たもようです。

ただ、昨日来のEUR/USDの上昇過程では、投資家筋はユーロを売ってきているもようで、短期筋の買戻しを吸収しているようです。

また、ギリシャのサマラス首相は、今日はユンケル・ユーロ圏財務相会合議長、24日にはメルケル独首相、25日にはオランド仏大統領と会談を持つことになっており、これがまた相場の錯乱要因になる可能性があります。

いずれにしましても、夏休みが明けてきていることを感じます。

2012/08/21

期待と楽観に満ちてはいないか、マーケット?

ニューヨークダウは、欧州危機や米景気への不安後退などで、一時年初来高値に迫る展開となりましたが、ここに来て上げが急ピッチとなったため、反動から利益確定売りが強まり、前日比68.06ドル安の13,203.58ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ECBによる過剰債務国の国債買取への期待感から、欧州懸念が一服し上昇したものの、ニューヨークダウが下落に転じたことから下げ、暫定値ながら前日比0.007%下げて1.798%で引けました。

原油価格は、ECBによる過剰債務国の国債買取への期待感から、欧州懸念が一服し、EUR/USDも上昇したことから上げ、前日比0.71ドル高の96.68ドルで引けました。

金価格は、ECBによる過剰債務国の国債買取への期待感から、欧州懸念が一服し、EUR/USDも上昇したことから上げ、前日比19.90ドル高の1,642.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、ECBによる過剰債務国の国債買取への期待感に加え、週後半から本格化するギリシャの緊縮策緩和をめぐるEUとの協議にも楽観的な見方が台頭し、一時1.2487近辺まで上昇しました。

また、EUR/JPYもEUR/USDの上昇に連れ、一時99.17近辺まで上げました。

1.2250-1.2450近辺と見ていたEUR/USDのレンジが、上に抜けかけています。

しかし、期待感と楽観に満ちたマーケットセンチメントは、短期筋のユーロポジションを急速にロングに傾けることになるものと見ており、年後半の相場が本格化する9月に向けて下落エネルギーをためることになるのではないかと見ています。

一方、ドル/円は、小動きながら、上値が重くなってきています。

目先、反発しきれないと、下落の可能性が高まります。

尚、EUR/JPYは、99.88近辺に90日移動平均線がレジスタンスとしてあり、100.00の心理的抵抗線と合わせて、99.85-100.00近辺は結構きついところだと思われます。

ドル/円重く、AUD/JPY高止まり

ドル/円は、上値が重くなっています。

一方、AUD/JPYは高止まりしています。

これは、豪財務相が17日(金)に、豪ドルが高止まりするようであれば、利下げが必要とコメントしましたが、RBA(豪中銀)の議事録には、さらなる利下げを示唆するものはなかったためのようです。

AUD/USDも買い気で、EUR/USDも連れ高になっています。

EUR/USD、動き出す前の動きづらさか

EUR/USDは、昨日下を攻めて攻めきれませんでしたので、今日は上を試すのではないかと見ています。

しかし、基本的には、1.2250-1.2450近辺のレンジに依然としているものと思われますので、上を攻めすぎると、反落するものと思われます。

要は、相場が上げ方向か下げ方向か、いずれかに動き出すタイミング待ちの地合いだと見ています。

そのような地合いでは、日足の値幅が収束して行き、本当に動きづらくなりますが、裏返せば、動き出すタイミングが近づいていることを意味しています。

ただし、動き出すタイミングは、早くて8月末、本格的には9月に入ってからではないかと見ています。

ドル/円、フットワークが軽いファンド筋

ドル/円は、昨日の本邦輸出企業のお盆明けに合わせて、ファンド筋がドル/円のロングを結構利食ったもようです。

輸出企業のドル売りプラスファンドのロングの利食いで、ドル/円は緩んだようです。

そのため、今日は、ファンド筋のロングのストップロスがほとんどなくなっています。

EUR/USDは、ギリシャのアブラモプロス外相が、国際的な救済の条件である赤字削減目標について、ギリシャ政府が達成可能な歳出削減策を近く提出すると述べたことから、買い気になっています。

[08/21] FX攻略.com にコラム掲載

2012/08/21 発売の雑誌「月刊 FX攻略.com 10月号」にコラムが掲載されます。

タイトルは「元来、お金は臆病なもの」です。

月刊 FX攻略.comの最新号は、以下のリンク先から購入できます。

☆月刊 FX攻略.com 10月号

2012/08/20

マーケット、未だ本格稼働に至らず

ニューヨークダウは、目立った取引材料がない中、目先の利益を確定する目的の売りが優勢となり、前週末比3.56ドル安の13,271.64ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、先週末の水準での上下動に終始し、暫定値ながら前週末比変わらずの1.811%で引けました。

原油価格は、売り優勢で始まったものの、その後下げ渋る動きとなり、前週末比0.04ドル安の95.97ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが下落後反発したことから買いが優勢となり、前週末比3.60ドル高の1,623.00ドルで取引を終えました。

為替相場では、週末、独週刊誌シュピーゲルが、ECBが過剰債務国の国債利回りに上限を設定し、国債買取を進めると報道しましたが、これに対し、ドイツ財務省やECB自体が否定的な見解を示したことで、EUR/USDも1.2295近辺まで下押しされました。

しかし、その後は、再び買いが強まり、1.2351近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、まだ明確な方向感はありません。

引き続き、1.2300-1.2350近辺を中心とした揉み合いが続きそうです。

ドル/円は、先週初めからの上昇に、とりあえずの一服感が出ています。

ファンド筋の米FRBの追加金融緩和観測の後退を理由にした円売りも、盆休みからマーケットに戻った本邦輸出企業の新たな円買いを崩すことはできないようです。

注目、9月~12月のトレーディング期間

例年、欧米勢の下期のトレーディング期間は、おおよそ9月から12月初頭までとなります。

上期のトレーディング期間が、年末年始から6月までの間となるのに比べると、夏休みもあって、下期は9月から12月と短い期間となりますが、期間が短い分内容の濃いトレーディング期間と言えます。

今年の場合、最近の傾向通り、ユーロ安の相場が再開するものと見ています。

最初の課題は、現在EUR/USDの1.2025近辺にある堅固なサポートである200ヶ月移動平均線を下にしっかりと割り込むことができるかということです。

EUR/USD、上には限りが?

今週は、ギリシャのサマラス首相が、ベルリンとパリを訪問し、24日(金)にメルケル独首相と、25日(土)にオランド仏大統領とそれぞれ会談する予定になっています。

サマラス首相は、国際支援の条件となっている財政緊縮への取り組みを明示するとともに、緊縮策の実施期間延長の可能性を探ろうとしていますが、ドイツ政府は、ギリシャが支援条件を堅持すべきとの構えを崩していませんし、フランスも色よい返事をするとも思えません。

そんな状況下、EUR/USDが上がるのは、かなり難しいものと思われます。

それよりも、残りの8月の相場は、例年、9月第1月曜(今年は9月3日)の米レーバーデー明けから本格化する下期の相場の前哨戦となるように思われます。

そして、その試される方向は、下げではないかと考えています。

ドル/円、投機の円売り、実需の円買い

ドル/円は、先週に続き、海外ファンドの買いが目立っているもようです。

ドル買いの理由としては、米経済指標の良いものが目立ってきていて、米長期金利も上昇気味で、リスクが回避されて来ていることからの円売りのようです。

一方、先週まで休みに入っていた輸出企業も、マーケットに戻ってきており、戻り売りが増えています。

ファンド筋という投機筋の買いと、輸出企業という実需筋の売りでは、結局は、売りっ放しの実需筋に軍配が上がるものと、個人的には思います。

2012/08/19

穏やかな週の始まり

シドニーでは、ドル/円は、先週金曜のニューヨーククローズとはあまり変わりません。

EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで上昇気味(ドル安)でスタートしたため、一時クロス円は強含みでした。

ドル/円は、輸出企業の売りオーダーに上値を抑えられてはいますが、積極的にロングメイクをしない限り、まだすぐに反落する様子はありません。

一方、EUR/USDは、基本的には、引き続き1.2250-1.2450近辺のレンジと見ており、買い過ぎれば反落するものと思われます。

これからの展開は(2012/08/19)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

最近の中では、ドル安圏内にいますが、あまりはっきりした方向性はありません。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

8月14日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング43,152枚vsユーロショート180,962枚、ネットユーロショート137,810枚(前回ショート131,711枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング55,983枚vs円ショート25,279枚、ネット円ロング30,704枚(前回ロング27,539枚)となっています。

いずれも、あまり変化はありませんが、夏休みが明けて、ユーロのネットショートが再び増えそうな感じがします。

逆に、円は、円安になってきていますので、円のネットロングが減る可能性があります。

ドル/円は、米国債の利金(利息)の円転(円買い)の期日である8月15日前後から、買いが強まっており、それまでの上値を抑えていた要因がなくなったことも、今回の円安の原因になっているものと思われます。

先週末の段階では、かなり買い気が強く、すぐに反落する気配はありません。

一方、79円台後半から80円台は、輸出企業のドル売りオーダーも続くため、先週の金曜日のニューヨーククローズであった79.55から一気に上げるのは難しいものと見ています。

目先は、ジリ高になるものと見ていますが、この買いの強さが、ファンド筋によって演出された米景気の回復期待からの円安だとしたら、あまりついては行きたくはありません。

尚、80.00前後は、テクニカル的にもまた心理的にも、そう簡単には抜けられないものと見ています。

一方、EUR/USDは、目先は方向感があまりはっきりしておらず、1.2250-1.2450近辺のレンジが続くものと見ています。

しかし、9月に入ってくると、ユーロ売りのトレンド相場が再開するものと見ており、その前段階として、レンジ期の最終段階となる、日足の値幅がかなり収束する過程を、この8月後半に行うのではないかと見ていますが、早ければ、8月最終週あたりから、下落を開始する可能性もありますので、警戒が必要です。

また、今週金曜には、独ギリシャ首脳会議、日時は未定ですが、仏ギリシャ首脳会議が予定されています。

6月の再選挙でサマラス・ギリシャ首相が公約した財政赤字削減目標の達成を従来の2年から4年に延長することを、独仏が飲まないとなると、それきっかけに、夏場にいったん関心がそれていたユーロで新たな下落相場が始まる可能性があります。

EUR/JPYは、ドル/円が強含む限り、追随して上昇する可能性はありますが、これもまた9月に入ると反落するものと見ており、あまり深追いはしたくありません。

2012/08/18

8/21(火)、日経CNBCに出演

8月21日(火)、午後5時からの日経CNBC「デリバティブ・マーケット」(再放送午後8時06分~)に出演致します。どうぞ、お楽しみに。

2012/08/17

堅調なドル/円の動向に注目

ニューヨークダウは、発表された8月のミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が73.6と予想の72.3を上回るなど良好な米主要経済指標が相次いでいることから、米景気への懸念が後退し、前日比25.09ドル高の13,275.20ドルと続伸し、約3ヶ月半ぶりの高値を2日連続で更新して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が予想を上回る内容となったものの、調整の動きが先行し、暫定値ながら前日比0.021%下げて1.814%で引けました。

原油価格は、ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が予想を上回る内容となったことや、中東情勢の緊迫化が懸念され、前日比0.41ドル高の96.01ドルで引けました。

金価格は、原油価格やニューヨークダウの上昇基調が続いていることにつれて買いが強まりましたが、上値は重く、前日比0.20ドル高の1,619.40ドルとほぼ横ばいで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、買いが引かない状態が続きましたが、ポイントの79.50を超えても跳ねるわけでもなく、やはり輸出企業の売りが依然として上には並んでいるものと思われます。

しかし、調整らしい調整の下げがないところを見ると、短期筋は、上の輸出企業の売りが見えるだけに、売り上がってショートになっている可能性があり、すぐに反落することは難しそうです。

高値を買い上げるような買い方をしてロングができてこない限り、下がりそうもありません。

EUR/USDは、結局、方向感がはっきりしないまま、ニューヨークはクローズしており、依然として、1.2250-1.2450近辺のレンジ相場に終始するものと思われます。

EUR/JPYは、堅調なドル/円に引っ張られている格好です。

来週も、ドル/円の動向には目が離せません。

ミズラン(Mizlin) Part.235

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。

魚河岸料理 うち田
住所:東京都世田谷区太子堂4-28-6 サダン太田ビル1F
TEL:03-5430-3711

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

魚好きの友人に連れて行ってもらいました。

こじんまりとしたお店ですが、中に入った途端、ここは美味そうだと感じる雰囲気を持ったお店でした。

寡黙なご主人ですが、決して機嫌が悪いわけではないようです。

料理は真剣勝負と心得ているのを感じました。

お邪魔した数日前も、食材を求めて北海道の羅臼(らうす)まで行ってこられたそうで、その時に調達したほっけを焼いて頂きました。

血抜きが完璧で、臭みは一切せず、美味い!

また、ご主人のお母上も、近くで小料理屋をやっていらっしゃるそうで、そちらから取り寄せたおふくろの味も楽しめます。

この日は、茄子とピーマンの味噌炒めを頂きましたが、大変美味でした。

ドル安円安が進行するか

ロンドンに入り、再びドル安円安(※)が、強まりました。

(※)ドル安円安:EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで買い(ドル安)、ドル/円、クロス円も買い(円安)。リスクが回避された時のパターン

積極的にドル売り円売りで、仕掛けてきたもようです。

特に、ドル/円が、79.40-50近辺を上抜くことができるか、注目されます。

ドル/円、ショートカバーからロングメイクに転換か

ドル/円は、基本的には、ショートカバー(ドル売りの買戻し)で上げてきたものと思われますが、ここに来て、ロングメイク(新規のドル買い円売り)で攻め始めたように見ています。

79円台は、輸出企業のドル売りオーダーもかなりあるものと思われ、それを買い上げれば、結構なドルロング(円ショート)ポジションができるものと思われます。

こうして円売りポジションができてきたことにより、ドル/円は重くなり、クロス円はバラツキはあるものの下げてきています。

ドル/円は、79.44近辺に90日移動平均線、そして79.50は心理的抵抗線でもあり、79.40-50近辺は、かなり強いレジスタンスだと思われますので、この水準が超えられないままに時間が経過すると、反落する可能性が高まるものと見ています。

2012/08/16

ドル/円、依然ショートが残っているもよう

ドル/円は、高止まり状態が続いています。

上がる過程で買戻しも出ているものと思われますが、輸出企業の売りオーダーが上にあるため、それを壁に新たに売り上がっているマーケット参加者もいるようです。

そのため、依然マーケットにショートポジションが残っている関係に、下がらなくなっているものと思われます。

本来は、一気に上がって、ショートが一掃されれば下げやすくなりますが、そうしたロスカットがなかなか出ないのがドル/円の特性です。

まだ夏休み相場続く

ニューヨークダウは、IT大手シスコシステムズの好決算を受けて買いが広がり、前日終値比85.33ドル高の13,250.11ドルと反発、5月2日以来約3ヶ月半ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが堅調に推移したことから、利益確定売り(利回り上昇)が優勢となって上昇し、暫定値ながら前日比0.019%上げて1.835%で引けました。

原油価格は、ニューヨークダウが底堅く推移したことから買いが優勢となり、前日比1.27ドル高の95.60ドルで引けました。

金価格は、メルケル独首相が「ドイツは、ECBを支持している」と述べたことでECBの国債購入への期待感が高まり、EUR/USDが上昇したことから続伸し、前日比12.60ドル高の1,619.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、まだショートがマーケットに残っているようで、底堅い動きが続いています。

ショート筋が、買い戻さない限りは、まだ下げづらいものと思われます。

EUR/USDは、メルケル独首相が「ドイツは、ECBを支持している」と述べたことでECBの国債購入への期待感が高まり、一時1.2372近辺まで反転上昇しました。

ドル/円は、やっとブル(強気)になってきたようですが、買うだけ買わないとまだ下がらないと思われます。

EUR/USDは、方向感ははっきりせず、依然1.2250-1.2450近辺でのレンジ相場だと思われます。

ドル/円、ショートスクイズが必要か

ドル/円の上げのペースが、早まってきました。

ショート筋が、79.20前後から、ショートを買戻し始めているもようです。

これで、ロンドンに入り、ショートスクイズ(※)が本格化して、逆にロンドン勢中心に短期筋のポジションがロングになれば、上げ止まるものと見ています。

(※)ショートスクイズ:意図的に相場を持ち上げて、他のマーケット参加者のショートポジションを損切らせることにより、利益を得るトレード手法

いずれにしても、本気で買ってロングにならないと下がらないと思います。

ショートが切れていないドル/円

ドル/円の79円台には、輸出企業のドル売りオーダーがかなりあるものと思われます。

しかし、それが見えるあるいは噂として聞こえてくるため、マーケットは戻り売りを先行させ、ポジション的にはショートになっていることが、相場を下げづらくさせているものと思われます。

ショート筋が、しっかりと輸出企業のドル売りオーダーを買うことによって、ショートカバーをしない限り、下がるものも下がらないのが今の状況だと見ています。

ドル/円の場合、実需のオーダーがあることもありますが、値幅が狭い分、なかなかそう簡単にポジションを切らないことで、すっきりとしない相場になりがちです。

堅調なドル/円に他の通貨も追随か

ドル安円安(※)に、なっています。

(※)ドル安円安:EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで買い(ドル安)、ドル/円、クロス円も買い(円安)
         リスクが回避された場合のパターン

今日の場合は、リスクが回避されたというわけではなく、ドル/円がジリ上げとなってことから、クロス円が追随して買われ、それに押されてEUR/USDなども上げているということだと思います。

つまり、夏枯れ相場の中で、ドル/円のショートポジションをあぶり出そうとする動きが出ているのに過ぎないのではないかと見ています。

2012/08/15

EUR/USDに動きが出る可能性も

ニューヨークダウは、発表された8月のニューヨーク連銀製造業景気指数が-5.85と予想の7.00を大きく下回った一方、7月の米鉱工業生産指数0.6%と予想の0.5%より改善するなどまちまちな結果だったことから、前日比7.36ドル安の13,164.78ドルと小幅に反落して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を下回ったことや、7月の米消費者物価指数が前月比0.0%と予想の0.2%より低下したことから追加緩和期待が強まったものの、米鉱工業生産指数が改善したこともあって、結局調整的な動きとなり、前日比0.074%上げて1.812%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で、原油、ガソリン在庫の大幅減少が続いたことで買いが強まり、前日比0.90ドル高の94.33ドルで引けました。

金価格は、発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を下回ったことや、米消費者物価指数が予想より低下したことから追加緩和期待が高まり、前日比4.20ドル高の1,606.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンに入ってから買いが強まり、一時98.05近辺と、7月18日以来約1ヶ月ぶりの79円台に乗せましたが、その後発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数が悪化したことから、78.59近辺まで反落しました。

しかし、上にある本邦輸出企業の大量の売りオーダーを見て、ショートポジションを持っているマーケット参加者も少なくなく、その後は反発し、ニューヨークの引け際には78.99近辺まで戻しました。

EUR/USDは、ロンドンタイムから売られ、ニューヨークでは一時1.2264近辺の安値をつけました。

EUR/USDは、先週末から値幅が収束してきており、動き出す可能性が出ています。

下げ方向ではないかと見ています。

EUR/USD、再び試すか、200ヶ月移動平均線

月足でEUR/USDを見てみますと、現在1.2025近辺にある200ヶ月移動平均線が強いサポートになっていることがわかります。

1回目のトライは、2010年の6月7日に試されましたが、当時200ヶ月移動平均線のあった近辺の1.1876で跳ね返されました。

そして、2回目のトライが、今年の7月24日の1.2042がその時の下落過程での最安値で、当時200ヶ月移動平均線があった1.2023近辺まで行きつけませんでした。

このように、200ヶ月移動平均線は、堅固なサポートではありますが、7月のトライ以降の戻しも限られていることから、9月に入り12月前後まで続く欧米勢の下期のトレーディング期間が始まると、再度この200ヶ月移動平均線を試すものと思われます。

輸出メーカーの長期休暇中のオーダー事情

今週のようなお盆休みの時、輸出メーカーのドル売りオーダーをどうなっているかですが、基本的には通常以上の売りオーダーを銀行に預けてくるのが一般的です。

特に、ここのところのドル/円のように、戻りが限られていると、その傾向は強まります。

なぜなら、輸出メーカーの財務担当者が売りオーダーを入れていなかったり、あるいは入れた売りオーダーの額が少なかったりする中で、もし休み中に、ドル/円が意外な上昇を見せ、しかもその後反落してしまったとすると、財務担当者は、社内的に示しがつかなくなってしまいます。

そんなわけで、お盆休みや正月休み、あるいはゴールデンウィークは、輸出メーカーは売りオーダーはしっかりと入れてくることになります。

ドル/円はショートで下げづらそう

ドル/円は、堅調です。

79.00以上に、輸出企業の売りオーダーがあることは、周知のことと思われ、79.00を壁にしてショートにしているため、逆に下がりづらくなっているように思われます。

つまり、しっかり上を買わないことには、下がらないのではないかと見ています。

尚、AUD/USD、AUD/JPYが重くなっているのは、発表された8月の豪ウエストパック消費者信頼感指数が96.6と前月の99.1を大きく下回ったためのようです。

2012/08/14

依然、投機の相場

ニューヨークダウは、発表された7月の米小売売上高は0.8%と予想の0.3%を大きく上回ったことから買いが強まったものの、ここにきて急速に上昇してきたことから利益確定売りに上値を抑えられ、前日比2.71ドル高の13,172.14ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された米小売売上高が予想を大きく上回ったことから、追加緩和期待が後退し上昇となり、暫定値ながら前日比0.065%上げて1.729%で引けました。

原油価格は、発表された米小売売上高が予想を大きく上回ったことから、3日ぶりに反発したものの 上値も重く、前日比0.70ドル高の93.43ドルで引けました。

金価格は、発表された米小売売上高が予想を大きく上回ったものの、米追加緩和期待も後退したため売りが強まり、前日比10.20ドル安の1,602.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、予想を上回る米小売売上高に、一時78.93近辺まで上昇しましたが、79.00以上の売りオーダーもかなりあることから、買いは続かず、小反落となりました。

EUR/USDは、欧州時間に、一時1.2385近辺まで上昇しましたが、その後は反落となりました。

昨日、堅調だったクロス円も、EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで下落に転じ、さらにドル/円が下げると、一転して重くなりました。

夏休みの時期でも、まことしやかな理由によって、相場は動きはしますが、マーケットの主役が投機筋である以上は、相場は長くは続きませんので、利が乗れば着実に利食うことが大切です。

あぶくの相場

2008年のリーマンショックの前までは、高金利通貨がひしめき、金利差狙いの高金利通貨買い低金利通貨売りの、いわゆるキャリートレードが盛んに行われていました。

特に、マーケットに方向性がはっきりしない時には、「困った時の高金利通貨買い」とされていました。

今日の、ドル/円、クロス円の買いを見ていますと、当時を彷彿(ほうふつ)させるものがあります。

ということは、今の相場はあぶく(バブル)のような相場だと思われ、その気になって、ドル/円、クロス円のロングを持ち続けるとどこかでは足元をすくわれるリスクがあると思います。

したがい、流れに乗るにしても、利が乗れば着実に利食うことは忘れてはならないと思います。

相場が方向性を持って動き出すのはいつ?

相場が一方向にトレンド性をもって再び動き出すのは、早くて8月末、本格的には、9月3日(月)のレイバーデーが明けてからだと思います。

それまでは、完全に休んで、体力を温存するか、トレードするにしても、バントやヒットと言った単打狙いで、着実に体力をつけておくことだと思います。

相場には、トレンドの相場、レンジの相場のそれぞれがあり、そうしたその時々の相場の地合いに自らを合わせていくことが必要です。

トレンド相場の時のレンジ相場対応、レンジ相場の時のトレンド相場対応といったチグハグな対応は、大きな損失につながりますので、くれぐれも、今の相場がトレンド相場なのか、あるいはレンジ相場なのかを見極めるように心がけることが大切です。

ドル/円、クロス円、堅調

本日は、ドル安円安(※)です。

(※)ドル安円安:EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで上昇(ドル安)、ドル/円、クロス円も上昇(円安)。
         リスクが回避された時のパターン

中でも、注目は日足の値幅が収束し、上げ方向に動き始めているGBP/JPYです。

ただし、お盆休みの真っ最中の薄いマーケットですの、利が乗ればしっかり利食うことだと思います。

2012/08/13

気がつけば、全体的にレンジ相場

ニューヨークダウは、発表された日本の第2四半期実質GDPが年率で1.4%と予想の2.3%を下回ったことで、世界景気の減速が意識されたこともあって売られ、前週末比38.52ドル安の13,169.43ドルと反落して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウの下落につれ低下したものの、その後反発となり。暫定値ながら前週末0.005%上げて1.663%で引けました。

原油価格は。発表された日本のGDPが予想を下回るなど需要減を警戒して、利益確定売りが先行し、前週末比0.14ドル安の92.73ドルで引けました。

金価格は、利益確定売りに押され小幅に反落し、前週末比10.20ドル安の1,612.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、スペイン国債ならびにイタリア国債の利回りが低下したことや、EUR/AUDで大きく買いが入ったこともあり、一時1.2373近辺まで上昇しました。

ドル/円は、一時78.17近辺まで売り込まれたものの、その後は反発となりました。

EUR/USDは、動いているようでいて、あくまでも1.2250-1.2450近辺のレンジ内での動きに終始しているものと見ています。

ドル/円もまた、78.00-78.50近辺でのタイトなレンジが続きそうです。

尋常でないドル/円の下値の堅さ

ドル/円は、上値もかなり重いですが、下値も相当堅くなっているように思われます。

この下値の堅さは、原発が停止しているため、液化天然ガス(LNG)を大量輸入していることが大きいのではないかと思われます。

これまでの膨大な貿易黒字をチャラにするほどの量のLNGを輸入しているということは、ドル建ての輸入代金を支払うために、大量のドル買いが起きていることで、下値も堅くなっているということだと思います。

こうなると、ドル/円は、上は輸出企業のドル売り、下は輸入企業のドル買いに挟まれて、これまで以上に動かなくなる可能性があるのではないかと見ています。

しかも、日本は脱原発に向かおうとしているわけで、代替エネルギーとしてLNGに当分頼らざるを得ないとすれば、LNGは長期に相場に影響を与える大きな要因だと認識しておくべきではないかと思われます。

流動性の低い時期は要警戒

流動性(交換のしやすさ)の低い今の時期でも、それなりには相場は動きますので、思わずトレードしたくなります。

しかし、流動性がないだけに、動き出すと相場が止まらなかったり、不規則な動きになって、思わぬロスを出してしまうリスクがありますので、ここは割り切って、様子見で行くことが賢明かと思います。

相場は、やはり、十分なマーケット参加者がいて、十分な流動性があればこそ、安心してトレードができるというものです。

そうした環境に恵まれない時期は、1年の中でも夏休みとかXmasのホリデーシーズンとか必ずありますので、そういう時期は無理をしないことです。

またしても、ユーロ圏で問題発生

ユーロ圏による救済の条件として、イタリアやスペインなどの被支援国からの要請が必要です。

しかし、イタリアのグリリ財務相は、週末、「イタリアは欧州救済基金を必要としていない」と述べ、要請を拒んでいます。

このため、ユーロが全体的に売られています。

ドル/円は下げかけましたが、戻しました。

2012/08/12

若干ドル高円高

シドニーは、先週末のニューヨーククローズと比べて、若干ドル高円高です。

しかし、今週は、夏休み真っ最中の閑散なマーケットになりそうです。

その間、短期の投機筋が中心の取引になるものと思われます。

そのため、上げても売り戻され、下げても買い戻される相場になるものと思われ、方向感ははっきりしないものと見ています。

これからの展開は(2012/08/12)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドル高の調整局面が続いており、動きにくそうです。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

8月7日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング46,742枚vsユーロショート178,453枚、ネットユーロショート131,711枚(前回ショート138,994枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング55,883枚vs円ショート28,344枚、ネット円ロング27,539枚(前回ロング32,254枚)となっています。

ユーロもドル/円も、多少の変化はありますが、大勢に影響はありません。

今週は、日本のみならず海外でも、夏季休暇のピークとなるものと思われます。

薄くなったマーケットで、短期の投機筋の仕掛けが入る可能性もありますが、それよりも9月に欧州危機を巡る協議が再開するまでの休戦ムードが高まって夏枯れの閑散相場になる可能性の方が高いものと見ています。

ただし、だからと言って油断は禁物で、定期的なレートチェックは怠らないようにしておくべきかと思います。

11月後半から12月前半に向けたトレンド性のある相場は、8月最終週あたりから前兆が現れる可能性はあります。

しかし、本格的には、9月の第1月曜日、今年の場合は9月3日の米レーバーデーが明けると本格化するものと見ています。

米レーバーデー明けは、学校の新学期が始まるのと同時に、欧米の投資家筋が下期のトレードを始める時期でもあります。

レーバーデー明けで即動き出す時と、やや様子見して9月後半から動き出す場合もありますが、今年はレーバーデーが明けたらすぐに動き出すのではないかと見ています。

そして、テーマは、やはり欧州危機に絡んだものとなって、ユーロは下落を再開するものと思われます。

逆に言えば、8月半ばは、欧米当局者も大口投資家も活動を止めている中、マーケットに残っているのは、売れば買い戻さなくてはならない、買えば売り戻さなくてはならないという宿命を持つ短期の投機筋が中心ですので、相場は一方向には進みづらいものと思われます。

したがって、この際、9月からのトレンド相場に備えてしっかり休んで体力を温存するか、トレードをするにしても、レンジディールに徹するべきではないかと思われます。

してはいけないことは、相場が本番となる9月になる前に、体力を消耗してしまうことで、これは厳に慎むべきかと思います。

相場は人を焦らしますが、待つのも相場です。

2012/08/10

引き続き節操のない相場が続くか

ニューヨークダウは、中国の7月の貿易統計で輸出が急減速したことから、中国景気の勢いが急速に鈍っているとする見方に上値が重くなる場面もありましたが、欧米当局が追加金融緩和に踏み切るとの観測が根強く買いが優勢となり、前日比42.76ドル高の13,207.95ドルと、5月2日以来約3ヶ月ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、中国の輸出が急減速したことから、景気の先行き懸念が強まり、暫定値ながら前日比0.031%下げて1.657%で引けました。

原油価格は、中国の輸出が急減速したことや国際エネルギー機関(IEA)が来年の世界需給見通しを引き下げたことから反落し、前日比0.49ドル安の92.87ドルで引けました。

金価格は、欧米当局が追加金融緩和に踏み切るとの観測が根強く、これを受けて買いが強まり、前日比2.60ドル高の1,622.80ドルで取引を終えました。

為替相場では、中国の7月の貿易統計で輸出が急減速したことやスペイン国債の利回りが上昇したこともあって、リスク回避のドル高円高(※)となりました。

(※)ドル高円高:EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルで売り(ドル高)、ドル/円、クロス円も売り(円高)。リスクを回避しようとする時のパターン。

昨日注目していたEUR/USD、EUR/JPY、AUD/USD、AUD/JPY、いずれも売り込まれましたが、マーケット参加者の大方が短期の投機筋であるため逃げ足も速く、大口の買戻しが入るとそれに右ならえとなり、一気に反発となりました。

来週も、基本的には、短期の投機筋中心の相場が続くものと思われ、節操のない相場が続きそうです。

ミズラン(Mizlin) Part.234

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。

肉のSATOH 佐藤肉店
住所:長野県 北佐久郡軽井沢町中軽井沢16-1
TEL:0267-45-5363

意地が悪いようですが、おいしいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

Part.81でご紹介したお店を再訪しました。

この日、東京は、35.5℃という猛暑でしたが、このお店のある中軽井沢は日中こそそれなりには暑かったものの、湿気がなく、とても過ごしやすい天気でした。

今回、こちらにお邪魔したのは、信州プレミアム牛肉を買い求めるためでした。

信州プレミアム牛肉は、オリジナル食材のブランドづくりをすすめる長野県の、新たなブランドとして生まれました。

脂肪が滑らかで口溶けが良く、柔らかさと風味に優れています。

今回は、それをステーキにして食べようと、かなり分厚く切ってもらいました。

そして、峠を越した、群馬県側の北軽井沢のコンドミニアムに宿泊しました。

北軽井沢は、軽井沢と違って、ワイルドな自然に囲まれているのが気に入って、今まで何度も訪れています。

特に、秋の紅葉シーズンは素晴らしい景色です。

夕暮れ時になると、夏とはいえ、空気は涼しいを通り過ぎて寒いぐらいでした。

夕飯は、ステーキに、野菜サラダとバケット、そして赤ワインを頂きました。

ステーキは、本当に柔らかくて、脂もしつこくなく、大変美味でした。

結構な量をペロリと頂き、満足満足でした。

”obon”

”obon”、つまり日本のお盆休みは、東京市場が薄くなると、欧米市場、特に米国人トレーダーの間にはよく知られた時期です。

この他、年末年始、ゴールデンウィークも、東京が手薄になることは、彼らはよく知っています。

したがって、その時期を狙って暗躍するわけですが、お盆休みの頃は、彼らの多くもまたお休みに入るため、彼らにとっては新年度入りしたばかりの年末年始や、特段彼らには関係ないゴールデンウィークの頃の攻撃に比べると比較的穏やかだと言えます。

ただし、来週15日(水)は、米国債の利払いの期日となっており、それを前後して円買いが強まる可能性はあります。

ユーロ、ロングポジションは解消したか

EUR/USDは、週前半の7日(火)に1.2443の高値をつけましたが、昨日は一時1.2267まで下げ(ドル高)、EUR/JPYも7日に97.82の高値つけたものの、昨日には96.33まで下げています。

特に、EUR/USDは、週前半に1.24台に乗せたことから、目先もう一段の上昇を狙って、マーケットはロングになったものと思われます。

しかし、結局上げきれなかったことから、ロングを手仕舞う動きが強まったものと思われます。

問題は、ロング筋は、既にポジションを解消してしまったのかどうかということになりますが、戻りの弱さからするとまだ完全には解消されてはいないものと思われます。

また、同様に上値が重いことから、AUD/USDあるいはAUD/JPYでも、ロングが完全には解消していないものと思われます。

リスク回避傾向に警戒

ドル/円は横ばいです。

一方、EUR/USDなど円以外の通貨は対ドルで重く(ドル高気味)なっています。

そのため、クロス円も頭打ち(円買い気味)です。

全体的にリスクを回避するためのドル高円高傾向となっており、週末のこともあり、警戒が必要です。

2012/08/09

一部通貨ペアに動きが出る可能性あり

ニューヨークダウは、目先の利益を確定する動きがやや優勢となりましたが、欧米の金融当局による追加金融緩和観測が引き続き相場の下支えとなり、前日比10.45ドル安の13,165.19ドルと5営業日ぶりに小幅に下落して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された週次の米新規失業保険申請件数が36.1万件と予想の37.0万件より下回ったことから上昇し、暫定値ながら前日比0.044%上げて1.693%で引けました。

原油価格は、発表された週次の米新規失業保険申請件数が好調だったことからで原油の需要見通しが改善し買いが入りましたが、3ヶ月ぶりの高値圏とあって利益確定売りが出やすく上値を抑え、前日比0.01ドル高の93.36ドルで引けました。

金価格は、様子見気分強く、商いも低調で、前日比4.20ドル高の1,620.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDが、最後にやや買い戻されたものの、一時1.2267近辺まで売り込まれたのが、印象的でした。

1.24台には今週前半乗りましたが、それ以上の上げに対するフォローが、今のところありません。

ドル/円に関しては、方向感がありません。

尚、EUR/USD、EUR/JPY、AUD/USD、AUD/JPYは、本日動き出す可能性がありますので、注意が必要です。

ユーロは明日動く?

日足で見てみますと、EUR/USDとEUR/JPYが、ここ4日間値幅が収束してきており、動き出すタイミングが近づいていると見ています。

その動くタイミングは、たぶん今日ではなく、明日の可能性が高いものと見ています、

逆に言えば、今日は値幅は限られるか、動いたとしても、往って来いになる可能性が高いと思われます。

今が夏休みの時期とあって、ユーロにとっては、ここのところの欧州危機の中でも、比較的平穏な時期ではないかと見ています。

したがい、ユーロ危機を材料に積極的に攻めるというよりも、調整的な買戻しが優勢になるものと見ており、明日動くとすれば、上げではないかと見ています。

場つなぎの高金利通貨買いか

発表された7月の豪失業率が5.2%(予想5.3%)、雇用者数が前月比14.0万人(予想10.0万人)、そして、7月の中国の消費者物価指数は1.8%(予想1.7%)となり、いずれもAUDにとってフェーバー(有利)な結果だったことから、AUD/USD、AUD/JPYは買い気が強まっています。

EUR/USDなど他の通貨が方向感を失っている中、AUDのように政策金利が3.5%もある通貨には、金利稼ぎの買いが入りやすいと言えます。

夏枯れの相場であればあるほど、それをしのぐため、こうした高金利通貨買いの傾向は強くなりやすいと言えます。

ただし、あくまでも、場つなぎの高金利通貨買いである以上、次のトレンド相場が始まってしまえば、多くの場合終わってしまう相場であることも割り切っておく必要があります。

AUD、経済指標の結果次第

AUD/USD、AUD/JPYは、日本時間午前10時30分発表の7月の豪雇用統計と同月の中国の消費者物価指数の結果次第のようです。

7月の豪雇用統計のうち、失業率の予想は5.3%、雇用者数の予想は前月比10.0万人です。

また、7月の中国の消費者物価指数は、予想1.7%となっています。

AUDは、基本的には堅調地合いですので、良い結果にはよりAUD買いで反応するものと思われます。

2012/08/08

方向感のはっきりしない相場続く

ニューヨークダウは、欧米の追加の量的金融緩和策への期待が引き続き相場を支えたものの、約3か月ぶりの高値圏にあることもあり上値も重く、前日比7.04ドル高の13,175.64ドルと小幅高で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、10年債の入札が不調だったことから上昇し、暫定値ながら前日比0.021%上げて1.649%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で、原油在庫が市場の予想以上に減少し、需給の引き締まり観測から買われたものの、一時EUR/USDが売られたことから上値も重く、前日比0.32ドル安の93.35ドルで引けました。

金価格は、夏枯れ相場の中、持ち高調整目的の買いがやや優勢となり、前日比3.20ドル高の1,616.00ドルで取引を終えました。

為替相場では、キングBOE総裁の「追加金融緩和の緊急性は必要としない」との発言にGBP/USD、GBP/JPYは急上昇、EUR/GBPは急落(ポンド高)となりました。

これを受けて、ドル/円、EUR/USDもやや反発気味となりました。

しかし、いずれにしましても、方向感ははっきりしません。

そういう時だけに、金利の高い通貨は買われやすいものと思われます。

ドル/円、精神論的な海外ファンドの円安志向

昨日から、海外ファンド筋が、消費税増税法案をめぐる日本の政局混乱を材料に、再び円売りを仕掛けてきていると申し上げましたが、ドル/円は、下げてきています。

この夏枯れ相場の中、国内の短期プレーヤーの動きも限られていることから、こうして下がってくるのは、輸出企業からのドル売り円買いや、米国債の利金(利息)の円転(円買い)といった実需のフローが間断なく静かに出ているためだと思われます。

しかし、長期的に、海外ファンド筋は依然円安を見ているものと思われ、今回が失敗に終わったとしても、執拗に円安に持っていこうとするものと思われます。

そうした局面では、その時点で実際に円から流出するフローがあるのかを確認した上で、円売りすべきか否かを判断することが大事です。

マーケットはフリーズ

今日の東京マーケットは、まさにフリーズ(凍る)してしまったようで、ほとんど動いていません。

例年、夏休みが過ぎて、トレンド性を持って相場が動き出すのは、9月の第1月曜、今年で言えば9月3日(月)の米レイバーデー明けです。

レイバーデーが明けると、米国では、学校の新学期になり、またトレーダーにとっても下期のスタートとなります。

レイバーデー翌日から即動きだした例も過去にはありますが、レイバーデーはあくまでも動き出す目安で、その前後、特にレイバーデー後に動きやすいと見ておくのが良いように思います。

こうして、トレンド性のある相場は、11月後半から12月前半まで続いて手仕舞いになることが多いと言えます。

円安を狙うファンド筋

ファンド筋が、消費税増税法案をめぐる日本の政局混乱を材料に、再び円売りを昨日あたりから仕掛けているもようです。

しかし、たとえ消費税が可決できないから円売りだという論法で円安を狙うとしても、ファンド以外で実際に円売りのフローが発生することはまずないと思います。

したがい、ファンド筋が力づくで、円安に持って行っても、高値圏の維持は長続きしないものと思われます。

また、EUR/USDは、1.2450にオプション・トリガー(手前で売り、抜けると買い)があり、とりあえず上値を抑えられています。

2012/08/07

全体的に夏枯れ相場か

ニューヨークダウは、ボストン連銀のローゼングレン総裁がFRBは国債購入など追加の金融緩和に踏み切るべきだと述べたことや、欧州債務問題への警戒感の後退を背景に3営業日続伸し、前日比51.09ドル高の13,168.60ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ECBの国債購入への期待が強く、逃避買いが緩み(利回り上昇)、暫定値ながら前日比0.059%上げて1.625%で引けました。

原油価格は、ボストン連銀のローゼングレン総裁がFRBは国債購入など追加の金融緩和に踏み切るべきだと述べたことや、EUR/USDが上昇したことから3日続伸し、前日比1.47ドル高の93.67ドルで引けました。

金価格は、夏季休暇を取る市場参加者が多く、利益確定やポジション調整を目的とした売りが出て、前日比3.40ドル安の1,612.80で取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、消費税増税法案をめぐる日本の政局混乱を受け、ドル買い円売りが優勢となり、一時78.73近辺まで上昇しましたが、それ以上は依然として売りがあるもようです。

EUR/USDは、やや上値を試しましたが、それほどの伸びはなく、反落気味です。

基本的は、夏枯れ相場となっており、あまり無理をする時ではないように思われます。

ロンドン勢に衰え?

ロンドン勢は、基本的には、東京あるいはアジア勢のポジションがどちらに偏っているかということだけに関心があり、ロングに偏っていると思えば売り込んできますし、ショートに偏っていると思えば買い上げてきます。

つまり、既存のポジションを投げさせることによって、収益を上げるチャンスを狙っていると言って過言ではありません。

特に、今の時期は、基本的にマーケットは、短期の投機筋によって構成されており、言ってみれば、投機筋同士の潰し合いとなりがちです。

その点において、マーケットのポジションを嗅ぎ分ける嗅覚にたけたロンドン勢は、これまで優位に立っていたと言えます。

しかし、最近、ロンドン勢が今までのように、マーケットのポジションを崩そうとしても崩し切れずに自滅するケースが増えており、やはりリーマンショック後、ロンドン勢も体力が落ちてきているのを感じます。

まもなく、RBAの政策金利決定

本日は、日本時間午後1時30分にRBA(豪中銀)の政策金利決定(予想据置)が予定されています。

RBAは、既に利下げを続けてきており、ここで金利据置ともなれば、マーケットは逆にその結果を好感して、買いが入る可能性があります。

加えて、季節的に閑散期に高金利通貨が買われやすいこともあって、AUD/JPYないしAUD/USDが上昇しやすいものと見ています。

EUR/USDにつきましては、1.24近辺で高止まりしており、上げる可能性は依然として高いと見ています。

またしても重いドル/円

ドル/円が重くなっています。

基本的には、先週金曜の予想外に良かった米雇用統計を受け、ドル/円を短期の投機筋が買ってしまった上に、米国債の利金(利息)の円転(円買い)も入ってきているためだと思われます。

今のところ、78.00以下での介入の可能性もあるために、ドル/円のロングは出来やすく、ショートは出来にくいという状況だと思われます。

いずれにしましても、ロング筋がいったんどんと投げないことには、戻りも限られるものと思われます。

2012/08/06

ドル/円、金曜の上げを全戻し

ニューヨークダウは、欧州市場の落ち着きを受けて、前週末比21.34ドル高の13,117.51ドルと小幅続伸し、5月3日以来3ヶ月ぶりの高値を更新して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、利益確定に低下したものの、ニューヨークダウが堅調だったことやECBへの期待が根強く小幅反発し、暫定値ながら前週末比0.002%上げて1.565%で引けました。

原油価格は、EUR/USDが堅調に推移したことを受け続伸し、前週末比0.80ドル高の92.20ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが堅調に推移したことを受け続伸し、前週末比6.90ドル高の1,616.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、先週末の7月の米雇用統計において、予想を上回った非農業部門雇用者数を受けて上げた部分を、昨日全戻ししており、かえって上値の重さを確認した格好です。

一方、EUR/USDは、昨日の東京の寄り付きが1.2427-28近辺と1.2400を上回った後、1.2342近辺まで下押しされました。

しかし、再び買いが優勢となり、1.2429近辺まで反発し、ニューヨーククロースは、1.2400に絡んだ水準となり、基本的には、底堅さを感じます。

EUR/USDは、どこまで上に戻すかを確認する局面にあると思われます。

クロス円は、やや重いものの、再び買いが強まるものと見ています。

サンワード貿易主催セミナー(東京・大阪)に出演

サンワード貿易主催 FX・CXセミナー“為替のプロが教える FX「勝利の哲学」”で、セミナー講師を務めます。

今回は、東京(8月25日(土))、大阪(9月8日(土))の2会場での開催になります。

為替のプロが教える FX「勝利の哲学」(講師・水上紀行)

  • 相場で勝利する「哲学」とは?
  • 定評あるストラテジストの現在の相場観とは?
〔大阪会場〕

【開催日時】 2012年09月08日(土)11:30~(11:00開場)
【開催場所】 AP梅田大阪 4F
【参加費用】 無料
【詳細/申込】 大阪会場

セミナーの詳細/お申し込みは、以下のサンワード貿易セミナー情報サイトをご覧下さい。

◆サンワード貿易セミナー情報サイト (大阪会場)
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/o20120908/index.html

◆サンワード貿易トップページ
http://www.sunward-t.co.jp

セミナー情報 [サンワード貿易]

方向感がはっきりしなくなったらキャリートレード

AUD/USDあるいはAUD/JPY、NZD/USDあるいはNZD/JPY、ZAR/USDあるいはZAR/JPYと言った高金利通貨を買って低金利の通貨を売るのが、相場の閑散期のしのぎ方というお話をしました。

リーマンショック以前は、高金利通貨は結構あり、日本の個人投資家層の多くが、高金利通貨買い、円(低金利通貨)売りのキャリートレード(※)を盛んにやっていました。

(※)キャリートレード:金利の低い通貨で資金調達し、金利の高い通貨で運用して利ざやを稼ぐ手法

しかし、リーマンショックとともに、世界的に金利は急低下し、キャリートレードは後退しました。

しかも、リーマンショックの直後は、クロス円が大暴落となったことは、今でも記憶に新しいところです。

このように、キャリートレードには、怖い一面があることも確かですが、相場の方向性がはっきりしなくなった時にやる分には、妙味はあると思います。

ただし、ロスカットオーダーは、忘れずに入れておくことです。

8月は調整相場か

これまで、特に欧州危機のリスクを回避しようとするユーロ売りドル買い円買いが中心になっていました。

しかし、8月はそれを調整しようとする動きが中心になるものと見ており、これまでとは逆のユーロ買いドル売り円売りとなるのではないかと考えています。

ただし、ドル/円は、78.00-79.00近辺の狭いレンジに収まるものと思われ、円売りとは、クロス円での円売りが中心になるものと思われます。

尚、調整相場からまた前向きな相場に転換するのは、早ければ8月最終週あたりの可能性もありますが、本格的には9月第1週月曜の米レイバーデー明け以降となるものと見ています。

EUR/USD、1.2400を上抜いて東京オープン

EUR/USDは、本日の東京オープンが1.2427-28近辺となったことにより、1.2400を日足の実体で上抜いて寄り付いています。

これによって、EUR/USDは、1.2600近辺までの上昇の可能性が出てきました。

ただし、ユーロ圏諸国の債務・金融危機に対して、マーケットは依然神経質ですので、欧州から悪いニュースが出れば、売りが強まりロング筋が投げさせられる局面があると思われます。

したがい、ユーロをロングにしても、利が乗れば着実に利食うことが必要だと思われます。

2012/08/05

全体的に先週末比やや強含み

本日は、シドニーはバンクホリデーのため休場です。

ウエリントン市場では、先週末のニューヨークに比べて、ドル/円も、EUR/USDも、そしてEUR/JPYもやや強含みです。

基本的には、EUR/USDは上値を試し、EUR/JPYなどクロス円も上げ方向を試すことになるのではないかと見ています。

ドル/円に関しましては、上に実需等の売りがあるため、上げにも限りはあるものと思われます。

これからの展開は(2012/08/05)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

方向感がはっきりしなくなっています。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

7月31日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング41,327枚vsユーロショート180,321枚、ネットユーロショート138,994枚(前回ショート155,066枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング55,373枚vs円ショート23,119枚、ネット円ロング32,254枚(前回ロング25,061枚)となっています。

7月31日現在では、ユーロショートが若干減り、円ロング多少増えた程度であまり変わりませんが、先週金曜のユーロの上昇により、ユーロショートが減っている可能性はあります。

先週8月1日(水)以来、米FOMC、ECB理事会、米雇用統計といった一連のビッグイベントを通過して、結果的には、ドル/円は、78円台前半中心に揉み合い、EUR/USD、EYR/JPYはやや売られた後、米雇用統計の予想外に強い結果に、リスクが回避されたとしてユーロ買いドル売り円売りとなり、総じてよくわからない相場になりました。

こうしたビッグイベントが続くと、個別に反応できても、総合的にはどう反応すれば良いかわからず、方向感がはっきりと出てこなくなることがよくあり、今回もそんな状況ではないかと思われます。

しかも、今が夏休みが真っ盛りの時であることも考え合わせますと、マーケットに残っているのは、売れば買い戻さなければならない、あるいは買えば売り戻さなければならない宿命を負っている短期の投機筋ばかりですので、相場が一方向に向かうことはかなり難しいものと思われます。

決して積極的に相場に出るという時ではないものと思われます。

それでも、スペインがどうした、イタリアがどうしたといった話は出てくる局面もあって、思わず相場に飛び込みたくなることはあると思われますが、利が乗ればさっさと利食うことが必要だと思います。

あと、「閑散相場は金利差狙い」とも、トレーダー間ではよく言われていますので、AUD/JPYあるいはAUD/USD、NZD/JPYあるいはNZD/USD、そしてZAR/JPYあるいはZAR/USDなどの買いも良いかもしれません。

【ご参考】豪、NZ、南アの政策金利
(※これら政策金利に基づいて預金金利は低く決まりますので、これらの数値はあくまでも目安です)

AUD 3.50%
NZD 2.50%
ZAR 5.0%

2012/08/03

イベントが終わり、投機色の強いマーケットになるか

ニューヨークダウは、発表された7月の米雇用統計で、失業率は8.3%と予想の8.2%よりやや悪化したものの、非農業部門雇用者数が16.3万人と予想の10.0万人を大幅に上回り、米景気への懸念が後退し、前日比217.29ドル高の13,096.17ドルと5月3日以来3ヶ月ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想以上の増加を示したことを受けて逃避買いが一服し上昇に転じ、暫定値ながら前日比0.089%上げて1.567%で引けました。

原油価格は、発表された米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想以上の増加を示したことを受けて急反発し、前日比4.27ドル高の91.40ドルで引けました。

金価格は、発表された米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想以上の増加を示したことやEUR/USDが上昇したことを受けて急反発し、前日比18.60ドル高の1,609.30ドルで引けました。

為替相場では、発表された7月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を大きく上回ったことから、米景気後退懸念や前日のドラギECAB総裁会見への失望からリスクを回避しようとして出来ていたドル買い円買い(※)ポジションを手仕舞う動きが強まり、ドル/円もEUR/USDなど円以外の通貨の対ドルも買い戻され、そのためクロス円が上昇しました。

(※)ドル買い円買い:EUR/USDなど円以外の通貨を対ドルで売り(ドル買い)、ドル/円、クロス円も売る(円買い)、リスクを回避しようとするパターン。

EUR/JPY、AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPYについては、動くタイミングが金曜以降くると見ていましたが、円安という形でレンジを上方にブレイクして実際となりました。

ただし、ドル/円は、ニューヨークの引け際、反落気味となっており、クロス円がさらに上昇するためには、EUR/USDなど円以外の通貨が対ドルでさらに上昇することが必要だと思われます。

いずれしましても、8月1日からの米FOMC、ECB理事会、米雇用統計という三連発のビッグイベントを終えましたが、明確な方向性は見出せず、基本的には、薄い夏休みのマーケットの中、投機筋が暗躍する相場になりそうです。

あまり、無理をしないことが一番だと思います。

ミズラン(Mizlin) Part.233

ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店紹介のコラムです。   

ブラジリアン居酒屋BANCHO(バンチョー)
住所:東京都世田谷区三軒茶屋2-13-9
電話:03-5486-5488

意地が悪いようですが、美味しいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。

三軒茶屋の国道246号線(通称にーよんろく)と世田谷通りに挟まれた三角州は、とても魅力的な飲み屋街です。

たぶん、戦後の闇市時代から続く一角だと思いますが、入り組んだ小路のそこここに、個性に満ちたお店がいろいろとあり、目移りしてしまうほどです。

今回ご紹介のBANCHOもそんなお店のひとつで、ブラジルのBBQ(バーベキュー)であるシュラスコが美味しいお店です。

お邪魔した日は、真夏の暑い日で、炉辺近くの席しか空いてなく、これは相当暑いかと思いきや、意外と大丈夫で、夏らしく、ワインを飲みながら、お肉をガッツリと頂きました。

また、ブラジル風オムレツや、レバーペーストも美味でした。

お店の人も、お客さんも若い人が中心で、店全体に活気があって、とても楽しいひとときを過ごしました。

米雇用統計、新たな方向性をマーケットは見出すか

本日発表の7月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数は10万人と予想されていますが、一部では8万人程度にとどまるという見方も出ています。

しかし、マーケットが求めているのは、米FRBの追加金融緩和ですので、予想に反して8万人となれば、緩和期待は高まり、少なくともドル/円では、ドル売りが強まるものと思われます。

ただし、過去2日間の結果とそれに対するマーケットの反応を見ていますと、実に場当たり的で、これに本日の米雇用統計の結果が加わったとしても、明確な方向性は出ないのではないかと見ています。

したがい、米FOMC、ECB理事会、米雇用統計という三連発のビッグイベントを終えて、マーケットは本格的に夏休みに入る可能性があるというのが、私の見方です。

もちろん、マーケット参加者は、相場を動かそうとするものと思われます。

しかし、投資家筋が夏休みに入り、投機筋が相場の中心的な存在となっている以上、売ったら買い戻さなければならない、買ったら売り戻さなければならないという投機筋の宿命がある以上、相場は一方向には向かいにくいと考えています。

狭いレンジに押し込められたドル/円の行方

ドル/円は、78.00以下にしっかり割り込むと、政府・日銀の介入の可能性は濃厚だと見ています。

ただし、その見方は、決して少数意見ではなく、多くのマーケット参加者がそう見ているため、少なくともショートポジションは積み上がってはいないものと思われます。

そして、むしろ、介入があって上がったところを売り抜こうと、ロングで待ち構えているマーケット参加者もいるものと見ています。

それに加えて、輸出企業のドル売りは出遅れており、79円台で売りオーダーを並べている上に、8月に入り米国債の利金(利息)の円転(円買い)需要もあるということは、たとえ介入が入ったとしても、上値には限りがあるものと思われます。

こうした状況からすると、ドル/円は、狭いレンジの中で不規則に上下する可能性があり、警戒が必要です。

噂は噂

本日発表予定の7月の米雇用統計のうち、非農業部門雇用者数は10万人と予想されていますが、一部では8万人程度にとどまるという見方も出ており、それもあって。ドル/円は重くなっているようです。

それを受け、昨日来、動く可能性が出ている、EUR/JPY、AUD/JPY、CAD/JPYも重くなっています。

しかし、やはり雇用統計の結果を見てみないと、本当のところはわかりません。

今の段階は、待つしかありません。

2012/08/02

一連のイベント最終日、相場は方向性を見出すのか

ニューヨークダウは、スペイン支援などを目的とした国債購入について、ドラギECB総裁は具体的な規模や時期を明言しなかったうえ、購入該当国の要請など条件付きの部分もあることが嫌気され、前日比92.18ドル安の12,878.88ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、スペイン支援などを目的とした国債購入について、ドラギ総裁は具体的な規模や時期を明言しなかったうえ、購入該当国の要請など条件付きの部分もあることが嫌気され逃避買い(利回り低下)となり、暫定値ながら前日比0.048%下げて1.476%で引けました。

原油価格は、スペイン支援などを目的とした国債購入について、ドラギ総裁は具体的な規模や時期を明言しなかったうえ、購入該当国の要請など条件付きの部分もあることが嫌気され、前日比1.78ドル安の87.13ドルで引けました。

金価格は、スペイン支援などを目的とした国債購入について、ドラギ総裁は具体的な規模や時期を明言しなかったうえ、購入該当国の要請など条件付きの部分もあることが嫌気され、前日比16.60ドル安の1,590.70ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドラギECB総裁が国債買い取りの可能性に言及したことを受けて、EUR/USDはいったん7月6日以来1ヶ月ぶりとなる1.2406近辺まで買われました。

しかし、買い取りが公開市場操作を通じた新たな措置で、すぐに稼働しないことや、稼働に当たっても条件が付けられたことが嫌気され大幅な下落に転じ、一時1.2134近辺まで下落しました。

この間、ドル/円は、78.20前後で揉み合ったことから、EUR/JPYは、EUR/USDの変動をもろに受けた格好となり、高値96.99近辺と安値94.93近辺の間で荒っぽい展開となりました。

これで、一昨日の米FOMC、昨日のECB理事会とドラギECB総裁の記者会見といったイベントをマーケットは消化し、残るは本日の7月の米雇用統計の発表です。

この雇用統計の結果によって、相場が方向づけされるのか、あるいはある一定レンジ内で揉み合う夏休み相場となるかが注目されます。

尚、日足の値幅が収束してきていた、EUR/JPY、AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPYのうち、EUR/JPYは下落気味となっていますが、他の3つのクロス円は今日あたり方向がはっきりしてくるものと思われます。

一部クロス円、動き出すタイミングは近いか

EUR/JPY、AUD/JPY、NZD/JPY、そしてCAD/JPYは、ここ4日ばかり、日足の値幅が収束して横ばいになっています。

これは、相場が上げ方向か下げ方向かに動き出すタイミングが近づいていることを示しているものと見ています。

たぶん、そのタイミングは、一連のイベントが終わる明日以降に到来するものと思われます。

離れにつく(レンジブレイクした方向につく)というスタンスが良いのではないかと見ています。

信任問われるECB

7月26日(木)、ドラギECB総裁は「ユーロ防衛のため責務の範囲内であらゆる手段を講じる」と発言しました。

これを受け、市場ではECB理事会で、ECBが国債買い入れを再開するといった具体的な措置が打ち出されることを期待しています。

もしも、具体的な措置が打ち出されなければ、マーケットは失望し、従順な仮面をかなぐり捨て、一気に反抗的になるものと思われます。

その意味から、今日のドラギ総裁の発言は大変重要です。

ドラギ総裁にしても、ここでマーケットを味方につけるか、はたまた敵に回すかによって、今後の政策運営がやりやすくなるか否かが決まってくるものと思われます。

意外に動きのあるマーケット

格付け大手S&Pが、キプロスの格付けを引き下げたことが、EUR/USDの売りが一時強まった原因だったようです。

また、ドル/円は、安住財務相が、「円市場は過大評価されている」とするIMFの見方と同じであると発言したことで、買われたもようです。

ドル/円の上げ方は、短期筋が多少ショートになっていて、買戻しが出ている動きのように思われます。

今日もECB理事会、明日は米雇用統計があるわりには、マーケットに動きがあります。

2012/08/01

連日続くイベントに振り回されない

ニューヨークダウは、FOMCが金融政策の現状維持を決めたことで失望感が広がり、前日比32.55ドル安の12,976.13ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FOMCが金融政策の現状維持を決めたことからやや失望感が広がり、暫定値ながら前日比0.051%上げて1.519%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で、原油在庫が予想外に大幅減少となったため、買いが優勢となり、前日比0.85ドル高の88.91ドルで引けました。

尚、FOMCの結果に対しては、やや上値が重くなった程度の反応でした。

金価格は、FOMCを前に調整売りが優勢となり、前日比7.30ドル安で取引を終えました。

そして、FOMCが金融政策の現状維持を決めたことから、時間外では下落となりました。

為替相場では、FOMCが現状維持を決めたことに失望して、全体的にポジション調整のドル買いが強まりました。

少し金融緩和への期待が強すぎた感があります。

しかし、まだ今日はECB理事会、明日は米雇用統計と続きますので、あまりその途中の相場に一喜一憂しても仕方がないのではないかと思います。

すべてが終わった時、マーケットがどういったスタンスを取るかを見極めることが大事ではないかと見ています。

今日はなんと言っても、FOMC

マーケットは、QE3(第3弾量的緩和策)を期待しており、中でも、MBS(米政府保証付き住宅ローン担保証券)の買入れが決まると、かなりマーケットは好感するものと思われます。

通貨の中では、ドル/円は、とりあえず素直な反応を示すものと思われますが、EUR/USDは、明日にECB理事会を控えているため、反応は、中途半端なものになるのではないかと見ています。

また、金曜には、月間最注目指標である米雇用統計も控えていますので、結局は、一連のイベントが終わらないことには、動くにも動けないものと思われます。

加えて、時期的には、一連のイベントが終わって、さあ夏休みということになるかもしれませんので、要は、すべてイベントが終わったところで、相場の形勢を見るしかないのではないかと考えています。

ドル/円、78.00が割れてきたけれど...

ドル/円は、78.00が割れてきたことから、通貨当局からトークアップ発言(※)が出るものと見ていましたが、今のところ発言はなく、もう少し引きつけてから発言をして効果を高めようとしているのかとも思われます。

(※)トークアップ発言:ドル高円安に誘導する発言により相場を持ち上げよとする通貨当局の手法

しかし、ポジション的に、それほどショートになってはいないところで、さらに下がるようだと、短期筋が買い下がってロングになっている可能性がありますので、ロングがたまってさらに下落の原動力になる前に、せめてトークアップ発言だけでもしておいた方が良いように思います。

そして、本当に下げさせたくないのなら、やはり実弾介入に出るべきかと思います。

FOMC待ちのマーケット

米FOMC待ちの、動意の乏しいマーケットです。

しかし、ドル/円の上値は、相変わらず、重い状態です。

EUR/USDは、先週後半上昇した後、今週に入り高値圏で横ばいです。

たぶん、明日のECBの結果によっては、動きが出るのではないかと見ています。

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