米貿易収支に注目
今日は、BOEの金融政策の決定、ECBの金融政策の決定、また明日の米雇用統計を占う意味では週次の米新規失業保険申請件数の発表など、重要イベントが続きます。
しかし、それ以上に気になっているのは、1月の米貿易収支の発表です。
2月8日(金)に発表された昨年12月の米貿易収支は、-385億ドルと赤字幅が前月から2割縮小し、約3年ぶりの低水準となりました。
この赤字縮小を主導したのが、「シェール革命」に伴う石油の輸入減ならびに輸出増でした。
そして、本日の発表が、前回同様に赤字幅が予想より少なかった場合、ドル買いは強まるでしょうし、米貿易収支という指標自体の重要度が増すことになると見ています。