ドル高相場の中、一喜一憂
ニューヨークダウは、バーナンキFRB議長が講演で景気の先行きについて、やや楽観的な見方を示したことから安心感が広がって上昇し、前日比28.64ドル高の16,469.99ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、バーナンキFRB議長の発言を受け下げが一服し、暫定値ながら前日比0.008%上げて2.997%で引けました。
原油価格は、需給が緩むとの見方を手がかりとした売りが優勢となり、前日比1.48ドル安の93.96ドルで引けました。
金価格は、短期的な相場の戻りを期待した買いが優勢となり、前日比13.40ドル高の1,238.60ドルで取引を終えました。
為替相場では、バーナンキFRB議長が講演で景気の先行きについて、やや楽観的な見方を示したことから、ドルの買戻しが強まり、ドル/円は104.84近辺まで上昇、EUR/USDは1.3582近辺まで軟化しました。
EUR/JPYは、ドル/円に連れ、142.47近辺まで反発しました。
ドル高相場の中、ドル/円は反発したものの、EUR/USDは軟調気味で、本格的に反発するには、まずは下固めするための時間が必要だと思われます。