罪作りなECB
EUR/USDは、昨日急上昇した後、いったん緩んだものの、本日のアジアタイムに入ってからは、また買い気が強くなっています。
しかし、ECBのトークダウン(発言で相場を下げる)は、まだ終わったとは言えず、ここで急にブル(強気)になって買い上げたところで、発言が出れば、急反落となります。
また、この上がってきた段階でも、ECB関係者のトークダウン発言があると信じ、ショートにする人間が多くなると、今度は下がらなくなり、皮肉にもさらに上昇してしまうことになります。
そういう意味で、買っても売っても、なかなか浮かばれない相場だと思われ、結局、相場自体が動かなくなってしまう可能性すらあるものと見ています。