気になるEUR/JPY
EUR/JPYは、週足の三角保ち合い(もちあい)が本当に収斂してきており、上下いずれかに抜ける可能性が高いと見ています。
EUR/JPYを構成するドル/円とEUR/USDを分けて見てみますと、EUR/USDは、やはりECBのユーロ高牽制発言がいつ出るかわからないという状況である以上、買い気は強いけれども、それほど買い上げられるものではないと思います。
一方、ドル/円は、2月初めから101.00~104.00近辺を中心としたレンジ相場が続いてきましたが、下がると輸入企業からのドル買いが引かず、下がりづらくなっています。
こうした動きづらいEUR/USDと、恒常的にドル買い圧力のあるドル/円が合成されたEUR/JPYは、上昇するものと見ています。