NYC後、週初から買いで飛ばし過ぎでは
ニューヨークダウは、製薬や通信業界での再編期待を背景に買われ、前週末比87.28ドル高の16,448.74ドルと反発して取引を終えました。
米国債10年物利回りは、欧米が発表したロシアへの追加制裁が、ロシア経済に衝撃を与える内容ではなかったことから利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.042%上げて2.704%で引けました。
原油価格は、発表された3月の中古住宅販売成約指数が3.4%と予想の1.0%を大きく上回り、原油需要が増えるとの見方が強まって上げ、前週末比0.24ドル高の100.84ドルで引けました。
金価格は、欧米が発表したロシアへの追加制裁が、ロシア経済に衝撃を与える内容ではなかったとして、逃避買い需要が後退し、前週末比1.80ドル安の1299.00ドルで取引を終えました。
為替相場では、まず、ロンドンタイムにEUR/USDが上昇し、一時1.3879近辺の高値をつけました。
そして、ニューヨークに入り、ドル/円が102.63近辺まで踏み上げ、それに連れて、EUR/JPYも142.14近辺まで上昇しました。
イベント・経済指標発表が盛りだくさんの週が始まったばかりの月曜から派手に買いが出ましたが、果たして今週通して買いが続くことができるのか疑問です。
ただし、上げたばかりの昨日の今日ですので、もう一段上げを目指す可能性はあります。