マーケットは、決してロングにはなっていないのでは?
今日の相場は、日銀の追加緩和をきっかけに、ショート筋のロスカットの集中によって急騰しました。
そのため、買戻しが一巡してほぼスクエア(ノーポジ)になっても、マーケットはロングにはなっておらず、そのため下がりません。
レベル感から無理に戻り売りをすると、返ってショートになり上がってしまいますので、流れには逆らわないことだと思います。
今日一杯は、高止まりするものと見ています。
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今日の相場は、日銀の追加緩和をきっかけに、ショート筋のロスカットの集中によって急騰しました。
そのため、買戻しが一巡してほぼスクエア(ノーポジ)になっても、マーケットはロングにはなっておらず、そのため下がりません。
レベル感から無理に戻り売りをすると、返ってショートになり上がってしまいますので、流れには逆らわないことだと思います。
今日一杯は、高止まりするものと見ています。
未だに、日銀の金融政策決定会合の結果待ちです。
その間、ドル/円は、BID気味(買い気)が続いています。
要は、追加緩和期待が強いことを示しています。
これで、追加緩和が決定されれば、ドル/円は前回の高値110.09突破を狙ってくるものと思われます。
ドル/円は、現在、無理なく高止まりしています。
それを考えますと、どうもあまりロングが積み上がってはいなんものと思われます。
しかし、本日は、日銀の金融政策決定会合があり、一説には、消費者物価指数の目標値である2%を撤回して、追加緩和をするという観測もあります。
場合によっては乱高下も予想されますので、次の展開への判断は、黒田日銀総裁の発言を聞いてからではないかと思います。
ドル/円で言えば、上に売りがあり、EUR/USDであれば下には買いがあるという状況のようです。
しかし、ドル/円で言えば、GPIFの話も出てきたり、米GDPが結果も良かったことを考えれば、押しはあっても、じっくりと上がりそうです。
一方、EUR/USDは、月末でユーロ圏は貿易黒字のため、ユーロ圏の企業から輸出に絡んだユーロ買いも出やすいようです。
しかし、やはり、米国とユーロ圏の金融政策のスタンスが違うため、結局はジリ安になりそうです。
ニューヨークダウは、発表された米第3四半期GDP・速報値が3.5%と予想3.0%を上回ったことや、クレジットカード大手のビザの決算が市場予想を上回ったことも好感され反発し、前日比221.11ドル高の17,195.42ドルと、9月24日以来、約5週ぶりの高値で取引を終えました。
米国債10年物利回りは、低下気味で始まったものの、ニューヨークダウ上昇に連れ反発し、暫定値ながら前日比0.011%下げて2.307%で引けました。
原油価格は、EUR/USDの下落に連れて売られ、前日比1.08ドル安と81.12ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて売られ、前日比26.30ドル安で1,198.60ドル安で取引を終えました。
為替相場では、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が31日にも、新しい運用比率の目安を発表する予定で、運用資産のうち、国内債券を現行の約60%から中長期的に35%に下げる一方、国内株式を25%に上げる見通しです。
さらに、海外株式も積み増して、株式と債券との割合を半分ずつにするとの日経新聞の報道に、ドル/円は一時109.46近辺まで上昇しました。
本日のGPIFの発表内容によっては、一段の上昇も考えられます。
しかし、すぐにそうしたフロー(資金移動)が発生するとは考えづらく、多分にセンチメント先行と思われますので、買い過ぎれば反落の可能性は高まるものと思われます。
また、本日は、日銀の金融政策決定会合もあり、こちらも注目です。
EUR/USDは、一時1.2547近辺まで下げていますが、その後1.26台に戻しており、下値は依然堅そうです。
ドル/円は、依然高値圏にいます。
無理なく、高止まりしていることが、気掛かりです。
ロンドンは、既に申し上げましたように、東京タイム、高いところにいたので、マーケットはロングと見て、まずは売ってくるようには依然思っています。
しかし、ロンドンが売り込んできても、それは、マーケットがショートになるだけであれば、その後反発してしまう可能性があります。
東京に入ってから、さらにドル買いが全般に強まっており、ドル/円もご多分に漏れず、買い気です。
こうなると、また気になるのが、ロンドン勢の出方です。
東京タイムにドル/円が上がっていれば、ロンドン勢はマーケットはロングと見て売ってくるものと思われます。
そして、ドル/円が下がるようであれば、さらに追撃的に売ってくるでしょうし、下げきれなければ今度は本気で買ってくるものと思われます。
FOMCによる量的緩和終了の決定の報に、ドルは全面高の展開となっています。
米労働市場改善とのコメントもあり、来週金曜の雇用統計が意識されているようです。
こうなると、ドル/円では前回高値110.09、EUR/USDで言えば前回安値1.2501が試される可能性があります。
一番気になるのは、EUR/USDで欧米投資家筋が、改めてEUR/USDを売り始めるかということです。
ニューヨークダウは、FOMCの声明を受けて早期利上げへの警戒感が強まり反落、前日比31.44ドル安の16,974.31ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、量的緩和終了に合わせて「相当期間」の低金利が適切という文言も残したことから上げきれず、暫定値ながら前日比0.023%上げて2.319%で引けました。
原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で原油在庫は増加していたものの、思ったほどの増加でもなかったことから、買い戻しが優勢となり、前日比0.78ドル高の82.20ドルで引けました。。
金価格は、FOMCで、FRBが量的金融緩和による証券購入を終了を決めれば、金市場への資金流入が減るとの見方から売りが優勢となり、前日比-4.50ドル安の1,224.90ドルでした。通常取引後に公表されたFOMC後の声明が市場の予想より景気配慮のトーンが弱かったと受け止められると、一段安となりました。
為替相場では、FRBがFOMCで、量的金融緩和策に伴う証券購入を停止すると決めたことを好感し、ドル/円は108.96近辺まで上昇、EUR/USDは1.2631近辺まで下落となりました。
ドル/円は依然買い気は強く、EUR/USDも安値圏に定着しています。
こうなると、ドル/円では更なる上昇、EUR/USDでは更なる下落を挑んでみないことには、収まらないものと思われます。
本日は、日本時間翌午前3時にFOMCの結果発表が予定されています。
尚、今回は、イエレンFRB議長の記者会見はありません。
今日のようなビッグイベントの前、マーケットは鳴りを潜めると思いがちですが、意外とロンドン勢は、元気です。
要は、デイトレのディーラーたちの集団ですから、ビッグイベントまでの間の、つかの間の時間でも、稼ごうとしています。
良くあるのは、EUR/GBPでの仕掛けです。
現状、ドル/円も、クロス円も基本的にはBID(買いが強い)です。
量的緩和が終了しても低金利は継続するという楽観的な見方が強まり、新規の買いよりも、ショートポジションの買い戻しが出ているものと思われます。
しかし、実際に、今日のFOMCで量的緩和の終了が決定されマーケットがいかに反応するかを見てみないことには、本当のところはわかりません。
FOMCの結果発表は、日本時間の翌30日午前3時ですので、ポジションはスクエア(ノーポジ)にするか、十分体力内に収めることが大切です。
EUR/USDが、下げづらくなっているのは、インターバンクでも気になっているようです。
しかし、考えてみれば、シカゴIMMの最新となる10月21日時点のネットのユーロショートは159,371枚と、かなりショートに偏っているだけに、買戻し気味になりがちなのかも知れません。
また、ドル/円も、なかなか下がらず、形としては、リスクが回避されたとしてのドル安円安になっています。
つまりは、今日のFOMCの結果には、マーケットは楽観的になっているということでしょうか。
ニューヨークダウは、堅調な米企業決算や発表された10月の米消費者信頼感指数が94.5と予想の87.0を大きく上回ったことを好感して4営業日続伸し、前日比187.81ドル高の17,005.75ドルと、終値ベースで今月3日以来、約1ヶ月ぶりに17,000ドル台を回復して取引を終えました。
米国債10年物利回りは、FOMC待ちではあったものの消費者信頼感指数が強い内容だったことやニューヨークダウが堅調だったことから、暫定値ながら前日に0.034%上げて2.294%で引けました。
原油価格は、発表された10月の米消費者信頼感指数が予想を大きく上回ったことに支えられ、前日比0.42ドル高の81.42ドルで引けました。
金価格は、FOMCの結果待ちで、前日比0.10ドル高の1,229.40ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された9月の米耐久財受注が-1.3%と予想0.5%を大きく下回ったことから、107.70近辺まで反落しましたが、そのご再びジリ高となり、108.10台に回復しました。
EUR/USDは、耐久財受注が予想より悪かったことで、一時1.2765近辺まで上昇し、その後は反落気味でした。
EUR/JPYは、ジリ高で推移し、一時137.80近辺をつけました。
本日のFOMCに対しては、量的緩和が終了しても、低金利は維持されるだろうといった楽観ムードが強いもようです。
しかし、いずれにしても、実際出てみないことには、なんとも言えません。
FOMC発表は、翌30日午前3時で、時間的にも、リスクは高く、十分な警戒が必要です。
EUR/USDは、上を試すだけ試すものの、失敗に終わり、再び、1.2600、そして1.2500が試されるのではないかと見ています。
ただし、日足の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)の寄り付きなり引け値なりが戻り実体高値である1.2836を超えてくるようであれば、踏み上げる可能性が出てきます。
しかし、現段階では踏み上げはかなり難しいものと見ています。
ドル/円は、現在、108.00にオプション絡みの超大口の売りオーダーがあるという観測があります。
確かに、108.00がつきそうでつかないので、いずれにしても売りはありそうです。
ただし、その情報が広まれば広まるほど、戻り売りをするマーケット参加者も増えると思います。
そのため、むしろ下がらなくなる可能性がありますので、注意が必要です。
FOMCを今日、明日に控えて、様子見ムードは強そうです。
そんな中、ドル/円の買い気が強まってはいます。
ドル/円は、ややショート気味なのかもしれません。
108円台も買ってくるか注目です。
ニューヨークダウは、FOMCを控えて様子見姿勢が強まり、前週末比12.53ドル高の16,817.94ドルと小幅ながら3営業日続伸で取引を終えました。
米国債10年物利回りは、FOMCを控えて様子見姿勢が強まり、暫定値ながら前週末比0.012%下げて2.257%で引けました。
原油価格は、ゴールドマン・サックスが2015年の相場見通しを74ドルに引き下げたことから売りが強まったものの、その後買戻しが入り、前週末比0.01ドル安の81.00ドルで引けました。
金価格は、FOMCを控えて様子見気分が強い中、戻り売りが強まり、前週末比2.50ドル安の1,229.30ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円もEUR/USDも、なんとも動きづらそうなマーケットです。
では、29日のFOMCを終えたら、動きやすくなるかといえば、そうとも言い切れません。
目先は、レンジに終始するものと見ています。
総じて、レンジの中で蛇行している相場だと思います。
たとえば、EUR/USDですが、10月3日に1.2501まで下落後、15日に1.2887まで反発、そして23日1.2614まで下落、しかし翌日から反発気味です。
一言で言ってしまえば「往ったり来たり」をしながら、だんだんに振り子の振れが狭まっているような印象を受けます。
まだ、荒っぽさも残していますので、油断はできませんが、長い目で収束方向に向かっているように思われます。
日本は一段の緩和可能性がある一方、米国は引締め方向だという政策スタンスの違いがある以上、ドル高円安だという見方があります。
しかし、私は、常々思うのですが、相場が一方向に動くには資金のフロー(流れ)が、必ずいると思っています。
政策スタンスの違いでは、投機筋の一時的なドル買い円売りを生んでも、実際に機関投資家などがドル買い円売りをするとは考えづらく、トレンドを作るフローは発生しないと思います。
ドル/円のフローは、基本的に、輸出と輸入のネットから発生するドルの過不足によって生じていると考えています。
シドニータイムに、一時ドル/円が上がっていたのは、週末にECBが発表した欧州銀のストレステストの結果、主要行には問題がなかったとマーケットが評価したからのようです。
その結果、リスク回避が遠のき、特にEUR/JPYで買いが強まったためでした。
その後、いったん緩みましたが、今のところ下げ止まっています。
ただし、やや重そうな感触です。
シドニーでは、ドル/円が、強含みです。
一方、EUR/USDは、前週末のニューヨークとあまり変わりません。
そのため、EUR/JPYは上げています。
日本時間午前5時53分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 108.35-37(108.15)
EUR/USD 1.2676-801(1.2672)
EUR/JPY 138.36-40(137.04)
まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)
U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379
ドルは、横ばい推移です。
次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。
シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm
10月14日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング60,188枚vsユーロショート219,559枚、ネットユーロショート159,371枚(前回ショート155,342枚)です。
尚、同時点の円は、円ロング26,634枚vs円ショート98,372枚、ネット円ショート71,738枚(前回ショート101,147枚)です。
ユーロのネットショートはあまり変わっていません。
円のネットショートは、結構減りました。
さて、今週ですが、ドル/円で申し上げれば再度上値を試すのか、EUR/USDで申し上げれば再度下値を試すのかということが注目点になるものと見ています。
個人的には、ドル/円、EUR/USDのいずれにしてもレンジ相場が続くのではないかと見ています。
今週は、28日~29日の米FOMCで量的緩和が終了する見込みになっています。
しかし、マーケットでは、かなり織り込まれているもようです。
ただし、31日の日銀の金融政策決定会合では緩和維持が予想され、日米の政策スタンスの違いから、ドル買い円売りが強まるという見方はあります。
しかし、今のマーケットからはそうした熱気は感じられず、たとえ、ドル買いが強まったとしても、10月1日の前回高値110.09を大きく上回ることは難しいように思われます。
その根拠は、8月、9月の時のような、パワフルな上昇圧力は今の相場にはないと思われるからです。
2012年初頭以来、中には2012年10月から2013年5月まで上昇が続いたことはありますが、これはアベノミクスのスタートという異例の事態だったためだったと思われます。
しかし、それ以外は、急上昇は2ヶ月間、調整が6ヶ月間前後ということを繰り返しており、現在は、8月、9月の2ヶ月間の上昇終えた後の
調整期間に入っているものと思われ、それが正しければ、レンジ相場が続くと見るべきではないかと思います。
また、EUR/USDでも、1.2500を底値に、レンジ相場が当面続くように思われます。
しかし、将来的には、1.2215前後の200ヶ月移動平均線を目指すものと見ています。
EUR/JPYについては、当面はレンジ相場を続けるものと思われます。
ニューヨークダウは、マイクロソフトやプロクター・アンド・ギャンブルなど好調な米企業決算を受けて続伸し、前日比127.51ドル高の16,805.41ドルと、半月ぶりの高値で取引を終えました。
米国債10年物利回りは、低下して始まったものの、その後ニューヨークダウの上昇に連れて反発気味となり、暫定値ながら前日比0.004%下げて2.268%で引けました。
原油価格は、持ち高調整や利益確定売りが出て下落し、前日比1.08ドル安の81.01ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが強含みだったことを受け買われ、前日比2.70ドル高の1,231.80ドルで取引を終えました。
為替相場では、動意と乏しいマーケットの中、ドル/円は横ばい推移する一方、EUR/USDが強含みだったため、EUR/JPYはジリ高で推移しました。
ドル/円は高止まりですが、上げに今一つ元気がない印象です。
EUR/USDは、下げそうで下がりません。
EUR/JPYは、強めといいながら、上にはレジスタンスもならんでいます。
目先は、引き続き動意の乏しいマーケットが続きそうです。
私は、運転するのが好きです。
実際に運転するのは、交通の便利な東京に住んでいるだけにあまりありませんが、小旅行をする時に運転すると、実にいい気分転換になります。
いろいろな国で運転しましたが、やはり一番スリリングだったのは、イタリアでした。
とても2台が並走できないような狭い道でも、果敢に追越を掛けてきて冷や汗ものでした。
パリの凱旋門の巨大なランナバウト(サークル)も、ランナバウトの中に外からブレーキも掛けずに車が飛び込んできて、命がけでした。
ドイツのアウトバーン(制限速度無しの高速道路)では、追い越し車線を300キロぐらいで走るポルシェとかベンツとかBMWがいて、170~180キロで追い越し車線を走っていてバックミラーで遠く地平線にパッシングが見えたなと思うと、あっという間にグワーッと近づいてくる時は、かなり焦りました。
英国も、結構飛ばしますが、それとは別に、田舎道に「Ford(浅瀬)」という標識があり、橋がなく車で小川を突っ切れというまたなんとも英国的で好きでした。
米国は、意外にスピード制限が厳しく、都市部および近郊のハイウェイでは、55マイルですから90キロぐらいにスピードは制限されています。
広い国だけに、のんびり走ろうということかもしれません。
車に対して求めるものも国により違い、米国は日本と同じでオートマ車が主流なのに対して、欧州は現在でもマニュアル車が主流です。
欧州の人達の車へのこだわりを感じます。
また、日本、英国、香港、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドなどのように左側通行もあれば、米国、欧州大陸をはじめその他多くの国が右側通行というような具合で、オートマ慣れした米国人が英国でマニュアル車を左側通行で走ると、たぶんパニックに陥るのではないかと思います。
日常的なことでも、ことほど左様に、いろいろな習慣、ルールがある世界では、やはりお互いを認め合うというところから始めることが必要だと思います。
EUR/USDの昨日の形状は、寄せ線(上下にヒゲを出し、寄り付きと引け値が近いロウソク足)でした。
前々日、前日と陰線が出て、そして昨日下ヒゲが出ていることから、短期的に下を確認した可能性があります。
つまり上昇するという可能性も考えられます。
ただし、上がるかもしれない、下がるかもしれないという、疑心暗鬼の「かも」の相場は、無駄骨を折ることが多く、注意が必要です。
マネースクウェア・ジャパン(M2J)主催のWEBセミナーに出演いたします。
講演タイトルは「円安傾向はこれからも続くか?短期/長期両面のアプローチ」です。
日時:2014年11月14日(金) 20時30分~21時30分
会場:PC・スマートフォン・タブレット
参加条件:どなたでもご参加いただけます
講師:株式会社ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ ストラテジスト
バーニャ マーケット フォーカスト 代表 : 水上 紀行 氏
参加費:無料
定員:500名様
(お申込者多数の場合は、その時点で受付終了となる場合も
ございますので予めご了承ください。)
http://www.m2j.co.jp/seminar/seminardetail.php?semi_seq=2311
ドル/円は、ふたつの可能性を考えています。
ひとつは、10月1日につけた高値110.09突破を狙って続伸を続けるということです。
そして、もうひとつは、8月、9月の上昇トレンド相場が終わり、レンジ相場に転換していると見るものです。
私自身は、後者のトレンド相場からレンジ相場に移ったばかりのレンジ相場の荒っぽく上下する初期段階にいると見ています。
ドル/円が反落してきています。
それに連れ、クロス円も下げてきました。
更なる上昇を期待して、ロングになっていたような感じがします。
中途半端な押し目買いは危険かもしれません。
ニューヨークダウは、建設機械メーカーのキャタピラーなど米大手製造業の好決算を受けて急反発したことに加え、中国とユーロ圏の10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)・速報値が前月の確報値から小幅に上昇したこともあり、前日比216.58ドル高の16,677.90ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、リスク回避が後退したことから上昇し、暫定値ながら前日比0.058%上げて2.275%で引けました。
原油価格は、世界的な景気減速懸念が後退し、ニューヨークダウも大幅高となる中、買いが強まって、前日比1.57ドル高の82.09ドルで引けました。
金価格は、ニューヨークダウが大幅に上昇したこともあって、逃避買いが後退し、前日比16.40ドル安の1,229.10ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、EUR/USDの上昇に連れて上げた部分もありますが、ドル/円自体も売り上がってしまったようで、断続的にショートの買戻しが続き、一時108.35近辺まで上昇しました。
EUR/USDは、一時買いで動意もありましたが、結局横ばいに終始した格好です。
EUR/JPYは、一時137.00近辺まで反発しました。
ドル/円の反発が、10月1日の高値110.09を上抜いて再上昇しようとする上げなのか、あるいは、トレンド相場からレンジ相場に移ったばかりの荒っぽい上下動なのか、どちらか悩ましところではあります。
しかし、個人的には、トレンド相場からレンジ相場に移ったばかりの乱高下だと見ています。
ただし、ここから、戻り売りが増えるか、買い上げが増えるかで、相場の展開は変わるものと思われます。
ドル/円の買い気が引きません。
戻り売りを、かなりやってしまったような気がします。
このままの状況で、ロンドン勢がマーケットに参入してくると、東京タイムに上がっているので、まずは東京・アジア勢はロングと見て売ってくるものと思われます。
しかし、多分、これだけ買い気が強いと、それほどしつこく下を攻めずに一転して上を試すことになるものと思われます。
EUR/USDは、1.2710近辺で、5日移動平均線と25日移動平均線がデッドクロスしています。
つまり、新たに売りのサインが出ています。
これまでユーロ圏の景気後退に伴うECBの追加緩和見通しからEUR/USDを売ってきた欧米の投資家筋は、今回急速に高まった米国の景気後退懸念に対して、いったん様子を見るものと考えました。
しかし、米株が落ち着きを取り戻してきていることもあって、改めてECBの追加緩和に目が向いてきているようです。
ドル/円は、あえて107円台を買いたいという人はいないもようです。
それよりも、追加緩和が依然予想されているユーロの売り興味が強まっているようです。
結局、欧米の投資家は、ユーロ売り方針を変えないもようです。
EUR/USDの戻り売りが良いのではないかと見ています。
ニューヨークダウは、原油価格の急落やカナダの銃撃事件を受け、リスク回避姿勢が強まって反落し、前日比153.49ドル安の16,461.32ドルと4営業日ぶりに下落して取引を終えました。
米国債10年物利回りは、発表された9月の米消費者物価指数が前年比1.7%と予想の1.6%を若干上回ったことから上昇しましたが、ニューヨークダウが反落したため下落に転じ、暫定値ながら前日比0.002%下げて2.220%で引けました。
原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で原油在庫が大幅に増加したことから売りが強まり、前日比1.97ドル安の80.52ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが下落したことを受けて下げ、前日比6.20ドル安の1,245.50ドルで取引を終えました。
為替相場では、発表された9月の米消費者物価指数予想を上回り、ドル高傾向でした。
EUR/USDが下げ続け(ドル高)、引き際には1.2637近辺まで下げました。
ドル/円は、一時107.37近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、一時135.43まで下落しました。
ドル高基調ですが、まだレンジの域を脱しません。
手堅くやることが、重要かと思います。
ロンドンがまずどう出るかを予測することは、意外と簡単です。
大雑把で良いですが、前日より高ければ売り、安ければ買いで入ってくる傾向があります。
どうしてかと言いますと、前日より高ければ、東京・アジア勢はロングになっているものと考え、そのロングを切らせようとして、売ってきます。
逆に、前日より安ければ、東京・アジア勢はショートにしているものと考え、そのショートを切らせようと買ってきます。
なぜ、そうした儀式をやるのかと言いますと、彼らの売り買いを、相手の利食いに使われるのが、どうしてもプロのディーラーとしてのプライドが、許さないのだと思います。
2014/10/21 発売の雑誌「月刊 FX攻略.com 12月号」にコラムが掲載されます。
タイトルは「備えあって憂いなし」です。
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☆月刊 FX攻略.com 12月号
ドル/円はじめ多くの通貨ペアの相場が、レンジ相場になってきているものと見ています。
レンジ相場は、値動きが狭いようでいて、結構損失を出しやすく、危険な相場です。
レンジ相場の初期段階での自覚症状は、連続して損失を出すようになることです。
損失が連続するようであれば、自分の腕のせいにせず、相場つきが変わったとして、レンジ対応のトレードスタイルに切り替える必要がありあます。
ドル/円は、しっかり高値圏を維持しています。
EUR/USDは、今のところ底堅い状況です。
EUR/JPYは、横ばいです。
つまり、膠着状態です。
ニューヨークダウは、ECBによる追加金融緩和策への期待感や米アップルの堅調な決算を受けて買われ、前日比215.14ドル高の16,614.81ドルと3営業日続伸して取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが大幅高になるなど、リスク回避が後退して上昇となり、暫定値ながら前日比0.002%上げて2.223%で引けました。
原油価格は、翌日発表される米週間石油在庫統計を控えて伸び悩み、前日比0.10ドル高の82.81ドルで引けました。
金価格は、ECBが社債購入を検討しているとの報道や、FRBの利上げ期待が後退する中、中央銀行の緩和姿勢継続への期待が強まり、前日比7.00高の1,251.70ドルで取引を終えました。
為替相場では、ECBが社債の買い入れを検討していると一部で報じられると、EUR/USDの売りが加速し、一方ドル/円はジリ高となりました。
その後、ドル/円は同ECBの報道を否定する一部報道も出て揉み合う場面もありましたが、しかしドル買いは再び強まり、EUR/USD1.2714近辺まで下落、ドル/円は107.01近辺まで上昇しました。
ドル/円は、ここからさらに上昇するのは、トレンドが下向きのため、難しく、むしろ反落の恐れがあると見ています。
EUR/USDは、二番底を試すことになりそうです。
EUR/JPYは、レンジの域を脱しません。
ドル安相場になっています。
ドル/円も、USD/CHFも軟化し、EUR/USDも、GBP/USDも、AUD/USDも、NZD/USDも上昇(ドル安)しています。
今まで、長らく続いた、ドル高相場の手仕舞いが幅広く出ている可能性があります。
そんな中で、主役中の主役を演じるのは、ドル/円かUSD/CHFではないかと見ています。
ドル/円は、昨日、高く寄り付き、小さな上ヒゲを作った後、反落気味となりました。
そして、今日も上値が重くなっています。
月足を見てみますと、今の階段状の相場はなにか繰り返しが起きていると思えてなりません。
それは、輸入企業の輸入決済(輸入代金の支払い)のサイクルが大きく相場に影響しているものと見ています。
ドル/円、クロス円が、重くなっています。
昨日、買い過ぎているように思われ、場合によっては、大きく下げる可能性があります。
少なくとも、ドル/円、クロス円は買い下がらないほうが良いと思います。
要注意です。
ニューヨークダウは、企業決算への期待から先週までに売られ過ぎた銘柄を買い戻す動きが優勢となり、前週末比19.26ドル高の16,399.67ドルと続伸して取引を終えました。
米国債10年物利回りは、横ばいで推移し、暫定値ながら前週末比0.005%下げて2.188%で引けました。
原油価格は、景気の先行き懸念が強まる中、売り優勢で始まったものの。結局往って来いとなり、前週末比0.04ドル安の82.7ドルで引けました。1
金価格は、EUR/USDの上昇傾向を受け、買い戻しが優勢となり、前週末比5.70ドル安の1,244.70ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円はジリ高後ジリ安そしてジリ高、EUR/USDはジリ高後小緩み、EUR/JPYはジリ安後ジリ高と、全くバラバラな動きで、方向感がはっきりしません。
しばらく様子見で行くのが賢明かと思います。
東京タイムは、ドル/円、クロス円で、円安がジリジリと進行しました。
しかし、ロンドンオープン前後から頭打ちになっています。
ロンドン勢にとってみれば、ジリ高のマーケットは、ロングポジションが積み上がっているとしか判断しないものと思われます。
本日は所用があり、席を外しますが、午後戻りましたらショートコメントを致しますので、よろしくお願いします。
(所用があり、早めに掲載します)
EUR/USDですが、今年の5月、ドラギECB総裁が「6月に追加緩和を検討する」と発言して以来、この10月3日につけた安値1.2501まで、約1400ポイントの下落を見ました。
そして、そこから反発気味となり、10月15日には1.2887まで反発しました。
今年8月からの下落が一本調子だったことから、このまま引き続き反発するのはかなり難しいものと思われます。
目先の相場の可能性が高いのは、1.2500-1.2800近辺でのレンジではないかと思います。
(所用があり、早めに掲載します)
ドル/円は、リスクが後退したと見ているようで、引き続き買い気です。
しかし、日足チャートを見る限り、10月7日から大きく下げた後の反発の域を脱しているとは思いません。
もし、東京タイムに買い上げるだけ買い上げてしまうと、ロンドン勢は東京・アジア勢がロングになっているものと見て、売り込んでくる可能性は高いと考えます。
上げに失敗するとなると、前回安値105.20近辺も視界に入れる必要があると見ています。
ドル/円、クロス円は、先週金曜のニューヨーククローズと今日のシドニーとの間で窓が開いています。
多分、ドル/円の107円超えにショートのストップロスがあったものと思われ、これをつけに行ったのだと思います。
しかし、世界景気の後退懸念も、エボラ出血熱の感染拡大も、話が終わったわけではありません。
今回の窓は、結構早く埋まるように思われます。
シドニーでは、ドル/円が、上昇しています。
そのため、EUR/JPYも上げています。
EUR/USDは、やや緩んでいます。
日本時間午前5時39分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 107.24-26近辺(106.87-90近辺)
EUR/USD 1.2746-49近辺(1.2758-60近辺)
EUR/JPY 136-70-73近辺(136.35-41近辺)
まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)
U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379
ドルは、反落気味です。
次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。
シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm
10月14日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング60,158枚vsユーロショート215,500枚、ネットユーロショート155,342枚(前回ショート146,212枚)です。
尚、同時点の円は、円ロング22,839枚vs円ショート123,386枚、ネット円ショート101,147枚(前回ショート112,551枚)です。
上記14日時点のIMMのポジションは、パニックが起きた15日の前日のものであるため、あまり前回と変化はありませんが、15日以降ポジションが大幅に変わった可能性があります。
さて、今週ですが、世界経済の先行き懸念ならびにエボラ出血熱の感染拡大懸念でパニックになった相場は、いったん落ち着きを取り戻してきました。
しかし、世界経済の先行懸念にしてもエボラ出血熱の感染についても、決して解決した問題ではなく、とりあえず一服したのに過ぎません。
こうした時、投資家の立場になって考えてみることが、大事です。
投資家筋がここまで大きく資金を移動させてきたのは、ユーロ圏の景気後退から、ユーロからドルでした。(ユーロ売りドル買い)
それが、今度は、アメリカの経済指標も悪くなり、FRB内からも量的緩和の先送りが示唆されるなど、もしかしたらアメリカも悪いかという懸念が出ました。
そして、エボラ出血熱の広がりが人の移動を制限し、世界経済に悪影響を及ぼすという不安も出てきています。
そこで、投資家筋は、ユーロからドルに移していた動きをどうするのか、検討するものと思われます。
投資家とは、政府系ファンドやペンションファンド(年金運用機関)、また少し性格が違いますが外貨準備をシフトさせる中央銀行などが上げられます。
要するにお堅い人たちですので、即断はせず、十分検討した上で結論を出します。
しかし、ひとたび結論を出すと、今年の5月からのEUR/USDの下落でもお分かり頂けますように、ひたすら資金を動かしますので大きなトレンドを作ります。
ですので、今回の一連のパニックを、彼らがどう捉えるのか注目しています。
ただし、投資家筋は、これまでのユーロ売りドル買いはいったんストップするかあるいは緩めて検討に入るものと思われます。
そして、既に申し上げましたように、結論を出すまでには時間が掛かると思いますので、当面レンジ相場になるのではないかと見ています。
一方、ドル/円ですが、ドル/円の資金のフロー(流れ)を作っているのは、実需であり、今は貿易収支が赤字である以上、ドル買いのフローが出やすくなっています。
しかし、現象的には、1~2ケ月の急騰、5~6ヶ月の停滞というサイクルを繰り返しており、最近では8月~9月に急騰し、10月に入り反落してきています。
この反落は、急騰後の停滞(レンジ)に入る時点で、過去にもある程度の反落を見ていますので、今回も同様のことが起きるのではないかと見ています。
ということは、10月から数えて、5~6ヶ月ですから、来年の2月か3月あたりまでは、レンジではないかと思われます。
EUR/JPYは、EUR/USDもドル/円もレンジ相場になるとすれば、もちろんレンジ相場になるのではないかと見ています。
ニューヨークダウは、発表された9月の米住宅着工件数は101.7万件(予想100.8万件)、そして10月のミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が86.4(予想84.0)といずれも良好だったことを受け、世界的な景気減速に対する警戒感が和らぎ、ほぼ全面高となり、前日比263.17ドル高の16,380.41ドルと7営業日ぶりに反発し、取引を終えました。
米国債10年物利回りは、リスク回避の動きが一服し反発し、暫定値ながら前日比0.041%上げて2.197%で引けています。
原油価格は、上昇して始まったものの、その後伸び悩み、前日比0.05ドル高の82.75ドルで引けました。
金価格は、逃避買いが一服してやや軟化し、前日比2.20ドル安の1,239.00ドルで取引を終えました。
為替相場では、パニックの三段階説である、初日パニック発生直後で動揺、2日目のまだ神経過敏だか値動きには落ち着きが戻る、そして3日目はかなり正常化するという典型的なパターンを踏襲したような3日間でした。
ドル/円は、じり高が続き、引け際、一時106.94近辺をつけ、106.53近辺にある10週移動平均線を上回って引けました。
EUR/USDは、やや上値が重くなり、週足で見ても、これまで急角度で下げてきていただけに、なかなか反発しきれませんでした。
EUR/JPYは、134.75近辺にあった90週移動平均線にサポートされた形で、週を終えました。
尚、ドル/円は、日足、週足いずれを見ても、まだまだ上値は重く、依然として高いところは買えないものと思われます。
軽井沢と言えば長野県ですが、私の行く北軽井沢は群馬県です。
年に3~4回は、行っていると思います。
軽井沢側の中軽井沢から峠を越えて行きますが、途中、浅間山が間近に見えるスポットがあり、なかなかの絶景です。
軽井沢が、木々の木洩れ日に浮かび上がる瀟洒な別荘のイメージなら、北軽井沢は全く違い、ワイルドな自然の中にあって別物です。
北軽井沢は、古くは地蔵川村と呼ばれていましたが、草軽電鉄(既に廃線)の駅名が1927年に地蔵川駅から北軽井沢駅に改称されたのがきっかけとなり、地名として定着したようです。
この周辺には戦後満州から引き揚げて来た人たちなどが入植して開墾した農地が広がっています。
夏場に行くと、国道沿いに農家の直売場が出ており、トウモロコシ、ズッキーニ、キャベツ、ナス、ピーマン、きゅうりなど安くて新鮮な野菜が手に入り、他では味わえない美味しさです。
また、北軽井沢の全景を眺めようとするならば、二度上峠(にどあげとうげ)に上ると、眼下に北軽井沢の森林、草原そして農場が広がり、左手正面には浅間山、右手奥には白根山が眺望できます。
特に、秋の紅葉の頃(10月半ば~11月初め)は、葉が一面黄色くなり見事な眺めです。
日本じゃないようなこの雄大な眺めを見ると、本当にリフレッシュします。
今日は、ニューヨーククローズを見てみたいと思います。
今日金曜日のニューヨーククローズは、日足だけでなく週足が確定する日です。
ドル/円で申し上げれば、10週移動平均線が106.46近辺ですので、これを上回って引けるどうかが重要です。
可能性としては、下回るのではないかと見ています。
日足のチャートを見てみますと、10月6日からのダウントレンドはまだ続いており、ここからVの字カーブを描いて反発する可能性は、まだ低いと思われます。
目先、戻しても、106円台後半がやっとではないかと見ています。
今日のところは、106円台前半を中心とした揉み合いではないかと思います。
改めて来週は下を攻め、下値の堅さを確認しない限り、その後の本格的な反発も難しいものと思われます。
ドル/円は、頭打ちです。
136円台後半は重いものと思われます。
EUR/USDは、1.2759近辺に5日移動平均線が上向きであります。
基本的に1.26~1.29近辺のレンジと見ていますが、現時点では、下のサポートが強そうです。
ニューヨークダウは、世界的な景気減速に対する根強い懸念から続落したものの、セントルイス連銀のブラート総裁が量的緩和解除の先送りを示唆したことから値を戻し、前日比24.50ドル安の16,117.24ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ニューヨークダウの下げが一服したことから利回りの下げも一服し、暫定値ながら前日比0.016%上げて2.152%で引けました。
原油価格は、早朝の時間外取引で節目となる80ドルを一時下回ったものの、オープンすると買戻しが強まるなど乱高下の末、前日比0.92ドル高の82.70ドルで引けました。
金価格は、ニューヨークダウの下げが一服したことから、逃避買いも緩み、前日比3.60ドル安の1,241.20ドルで取引を終えました。
為替相場では、パニック2日目となり、やや落ち着きを取り戻したものの、ロンドンオープン後、リスク回避の円買いが強まり、ドル/円、クロス円が下落しました。
しかし、結局は下げきれず、ニューヨークオープン後、セントルイス連銀のブラート総裁が量的緩和解除の先送りを示唆したことを受け、反発となりました。
結局、往って来いの相場でしたが、その実、投機筋の売り仕掛けと下げきれないので買戻しという相場だった見ています。
本日は、パニック後3日目となり、また週末も控えていることもあり、相場はより落ち着いてくるものと見ています。
ただし、どうにか相場を動かしたい投機筋が改めて仕掛けてくる可能性もありますので、油断は禁物だと思われます。
相場が一夜にして大きく動くと、相場のトレンドが変わったのかと思案される事と思います。
トレンドとは、一定のフロー(流れ)が続く限り、その方向に進むものと私は考えています。
そして、ドル/円の場合、フローを作っているのは実需です。
現在は、貿易赤字になっているため、円売りのフローとなっています。
一般に円を買っているのは投機筋であり、そのため円買いは長続きせず、どこかのタイミングで手仕舞いの円売りが出るものと見ています。
ドル/円は、とりあえず、小動きに終始しています。
今週いっぱいは、現在いる106.00近辺で停滞する可能性はあると思います。
しかし、週足で見てみますと、現在いる106.00前後は座りがあまり良くないように見ています。
このまま現在の水準で推移すると、レベル感からのロングがまた積み上がる可能性があります。
パニックマーケットの翌日で、マーケットは未だ過敏になっています。
しかし、投げるべきポジションは大方投げられたマーケットのため、小動きです。
パニックは、油断するからこそ起きるものです。
しかし、いったんパニックが起きてしまえばマーケットは身構えていますので、新しい材料が入ってこない限り動きは限定的です。
ニューヨークダウは、発表された10月のニューヨーク連銀製造業景気指数は6.17(予想20.95)、そして9月の米小売売上高は-0.3%(予想-0.2%)と悪化したことを受け、堅調とみられていた米景気の先行きに悲観的な見方が広がったほか、エボラ熱感染拡大報道もあり急落し、一時前日比460ドル安となりました。
しかし、その後値を戻し、結局前日比173.45ドル安の16,141.74ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数及び小売売上高が悪化したことから、米経済に対する不安感が強まって低下し、一時2%を下回る場面もあった後、暫定値ながら前日比0.065%安の2.132%で引けました。
原油価格は、米経済に対する不安感が強まり、一時急落後反発し、前日比0.06ドル安の81.78ドルで引けました。
金価格は、米経済に対する不安感が強まり、逃避買いが強まり、前日比10.50ドル高の1,244.80ドルで取引を終えました。
為替相場では、予想外に悪いニューヨーク連銀製造業景気指数などの発表を、マーケットはサプライズをもって受け止め、一時ドル/円は約1円80銭急落、EUR/USDは約220ポイント急騰と、最近としてはまれに見る大きな反応を示しました。
こうした急落・急騰は、ストップロスの集中により発生しますが、いかにマーケットポジションが、ドル/円であればロング、EUR/USDであればショートに偏っていたことがうかがい知れます。
しかし、その後、ある程度ドル/円は買い戻され、EUR/USDは下げており、ストップロスが一巡したことを示しているものと思われます。
ここからですが、マーケットのポジションもかなり軽くなったものと思われ、多少の上げ下げはあるとは思いますが、基本的には動きづらくなるのではないかと見ています。
尚、米景気に対するマーケットの見方が、どう変化するか注目されます。
ドル/円の1時間足チャートを見てみますと、上げたり下げたりうねっていて、本当に、ついこの7月までいたレンジ相場に後戻りしてしまったと思わずにはいられません。
8月から9月にかけてのダイナミックな相場が、どうしてこんなに様変わりしてしまうのか、不思議なくらいです。
今日は、ドル/円はレンジ、EUR/USDは二番底狙い、結果EUR/JPYは下落で見ています。
ただし、ある程度、その方向のポジションも出来ていると思われますので、ロンドン勢によるEUR/USDショートのロスカット狙いもありそうです。
EUR/USDは、10月3日に一番底をつけ、その後反発はしたものの重くなっています。
これは、典型的な二番底を試す時の形状です。
1.2500が割れるかどうかはわかりませんが、少なくとももう一度、1.2500は試されるものと見ています。
尚、ロンドン勢は、東京タイムに、EUR/USDが下がっているので、マーケットはショートと見て、まずは買ってくるのではないかと思われます。
本日は、5・10日(ごとうび)にあたり輸入企業のドル買いが仲値に向けて出ていると思われます。
問題は、午前10時頃の仲値決めが終わった後も買い気が強いかどうかです。
個人的には、レンジ相場に入ったものと見ていますので、上もつかえるものと見ています。
静かです。
ニューヨークダウは、世界経済への警戒感が根強く、相場の先行き不透明感から売られ、前日比5.88ドル安の16,315.19ドルと、4月半ば以来約半年ぶりの安値を更新して取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ユーロ圏の先行き懸念は根強く逃避的な資金が流入して低下し、暫定値ながら前週末比0.085%下げて2.196%で引けました。
原油価格は、世界経済への懸念がロスカット売りを加速させ、前日比3.90ドル安の81.84ドルで引けました。
金価格は、世界経済への懸念から逃避買いが続き、前日比4.30ドル高の1,234.30ドルで取引を終えました。
為替相場では、EUR/USDは、発表された10月の独ZEW景況感指数が-3.6と予想の0.0を下回ったことを受けて1.2640近辺まで急落し、EUR/JPYも連れて135.20近辺をつけました。
このユーロの急落は、ドル/円の下落にも波及し、一時106.67近辺まで下げました。
ユーロ圏景気懸念から下げ止まっていないEUR/USD、レンジ相場に再び戻す可能性のあるドル/円、結果としてEUR/JPYの下落という構図になりつつあるように見ています。
とは言え、EUR/USDは、まずは1.2500のサポートを下抜けないことには始まりません。
ドル/円は、2012年の2月以来、独特の上昇をしています。
つまり、2012年10月からの上昇が8ヶ月間と長いことは例外として、上昇はほぼ2~3ケ月間が一般的であり、調整期間は5~6ヶ月間であるということです。
これにより、何らかのドル買いのフローが、定期的に発生している可能性が高いのではないかと考えています。
注意に値するのは、このドル買いのフローが発生したのは、2011年の東日本大震災の翌年からだということです。
ということで、今のドル/円の上げと調整の期間には、今や主な輸入品となっている液化天然ガス(LNG)の輸入が絡んでいるのではないかと考えています。
今のドル/円相場のような下げの目安がはっきりしない相場では、押し目買いは避けた方が良いように思います。
また、トレンド相場からレンジ相場に変わったばかりだと、今の相場を見ており、このレンジ相場の初期段階では、かなり荒っぽい上下度をしますので、十分な警戒が必要です。
そして、相場から受ける売り気あるいは買い気を、素直に受け入れることが大事です。
目先のドル/円で言えることは、少なくとも売り込まない限り、反発はないものと見ています。
ドル/円は、買いで待っていた実需筋が、東京オープン前後の安いところで買ってきたもようです。
EUR/USDも、戻り売りが出ています。
しかし、ドル/円では買い下がったところもある一方、EUR/USDは売り上がったところもあるようです。
ドル/円は上げ方向に、ユーロドルは下げ方向にすんなりと戻しません。
ニューヨークダウは、世界的な景気不透明感や第3四半期の米企業決算に対する警戒感から、前週末比223.03ドル安の16,321.07ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、コロンバスデーで休場でした。
原油価格は、需給緩和懸念が意識され、前週末比0.08ドル安の85.74ドルで引けました。
金価格は、ニューヨークダウの急落を受け、逃避資金が流入し、前週末比8.3ドル高の1,230.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、引け際、EUR/USDが1.27台半ばへ急上昇したことを受け、ドル/円も107.00を割り込んで106円台後半に下落しました。
ドル/円は、106.37近辺にある200ヶ月移動平均線が、目先の強いサポートではありますが、マーケットのポジションは、未だにロング気味のようですから、場合によっては、105円台後半まで突っ込む可能性があります。
EURJPYは、上げたといっても。まだレンジ内ですので、それほどの反発にならないものと思われます。
したがい、EUR/JPYは、続落する可能性があります。
ドル/円の下落に連れ、EUR/USDも反発(ドル安)気味となっています。
これが、EUR/USDにとって、本当の動きなのか注目されます.
個人的には、下がらなくはなるけれど、反転上昇するというよりも、むしろ揉み合いになるのではないかと見ています。
なぜなら、基本的なドル売り意欲は衰えてはおらず、戻りでは、依然売りが待っているものと思われるからです。
ドル/円の週足を見てみますと、今日を含めてほぼ3日間、戻りらしい戻りがないままに下げてきています。
この戻りのない週足の形状を見る限り、そう簡単には反発しそうもありません。
急反発するのであれば、急落して、その後急激に踏み上げることによってできる長い下ヒゲが形成される必要があります。
それが形成されない上に、戻りの弱い今の状況からすると、ロングポジションがまだ残り、加えて、新規の押し目買いも出ているものと思われます。
早朝から、ドル/円、クロス円の売りが強まりました。
米国のドル高容認姿勢に変化が見られることによるものと思われます。
これにより、マーケットは、売り先行になりました。
今のところ戻りも弱く、下サイドのテストが終わったとは考えにくいと見ています。
先週金曜のG20で、ルー米財務長官が声明で通貨安誘導を牽制し、ここにきて、米国のドル高容認姿勢に変化が見られました。
しかし、シドニーでは、ドル売りにはややなっていますが、今のところ、左程のことはありません。
ただし、東京、ニューヨーク休場と薄いマーケットでの売り仕掛けも予想され、警戒が必要です。
日本時間午前5時42分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 107.55.57(107.65)
EUR/USD 1.2630-32(1.2625)
EUR/JPY 135.83-87(135.91)
まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)
U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379
いったん、ドル高はピークアウトしています。
次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。
シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm
10月7日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング61,467枚vsユーロショート207,679枚、ネットユーロショート146,212枚(前回ショート137,525枚)です。
尚、同時点の円は、円ロング24,837枚vs円ショート137,388枚、ネット円ショート112,551枚(前回ショート120,878枚)です。
ユーロも円も、7日の段階では、ネットショートは依然高水準でした。
さて、今週ですが、10日まで開催されたG20(20ヶ国・地域、財務相・中央銀行総裁会議)では、ルー米財務長官が声明で「各国は為替水準を目標にせず、通貨切り下げ競争を回避すべきだ」と通貨安誘導を牽制するなど、ここにきて、米国のドル高容認姿勢に変化が見られます。
これを受け、今週は、月曜が体育の日で東京が休場、そして同日はコロンバスデーでニューヨークも休場と3大マーケットのうちふたつの市場が休場という薄いマーケットの中、週初早々から相場は荒れそうです。
先週末の状況はどうだったかと申しますと、ドル/円はドル安、EUR/USDはユーロ安ドル高となっていました。
ドル/円については、目先さらに下落するものと見ています。
というのも、2012年の前半以降、ざっくりと申し上げて、ドル/円は短期間では急上昇しますが、それからやや緩んだ後、長い揉み合いを繰り返しており、今回の8月~9月の上昇後、改めてまた長めのレンジ相場となる可能性があります。
この階段状の上昇の原因がなんなのか、そのヒントとして、今のところ、今の日本は貿易赤字国であることや、2012年以降の短期上昇長期停滞という相場展開が、貿易黒字の時代の相場の動き方とは違うものと見ています。
一方、EUR/USDですが、これまで通貨安競争に乗ってユーロショート、ドルロングが膨らんできただけに、反動が起きる可能性があります。
しかし、ここのところのドル/円相場とは違い、EUR/USDの戻りでは、まだまだ欧米投資家の売りが待っていますので、たぶん買い上げ過ぎると反落も大きくなるものと思われます。
ドル/円が下落し、ユーロ/ドルも下落すことになれば、EUR/JPYは、結局さらに下がることになるものと思われます。
ニューヨークダウは、ハイテク企業の業績見通しの下方修正をきっかけに企業決算への警戒感が広がり続落となり、前日比115.15ドル安の16,544.10ドルと、約2ヶ月ぶりに安値を更新して取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ニューヨークダウの下げを受け低下し、暫定値ながら前日比0.026%下げて2.288で引けました。
原油価格は、値頃感や持ち高調整の買いがやや優勢になり、前日比0.05ドル高の85.82ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比3.60ドル安の1,221.70ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は重い展開が続き、一時107.62近辺まで下げました。
EUR/USDもロンドンに入り、ジリ安となり、引け際には1.2605近辺まで下げました。
EUR/JPYは、EUR/USDの下落に連れて下げ、引け際に135.84近辺をつけました。
世界経済に関する懸念が強まり、リスク回避のドル買い円買いとなっているもようです。
来週も、この動きから始まるのではないかと見ています。
上信越自動車道碓氷橋(うすいばし)は、軽井沢方面に向かう途中、横川のサービスエリアを過ぎたところにあります。
これが、私のお気に入りの橋で、スイス橋と勝手に呼んでいます。
なぜ、スイス橋と呼んでいるのかと申しますと、橋自体の優美なデザインといい、周りの針葉樹林との調和といい、私が昔スイスで見た橋とそっくりだからです。
ですので、毎回、この橋を渡る時には、心の中で小さな海外旅行をしています。
橋は、逆Y字型の主塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接つないで支える構造になっています。
これが、優美さを橋に与えています。
こうした大規模な構造物が自然の中に建設されても、周囲の環境との調和が図られると、構造物自体が周りに溶け込み、すんなりと環境になじんでいます。
美観のある風景は、人の心を豊かにしてくれると思います。
今でも残念だと思っていることは、バブル景気の時に、箱モノばかり作るのではなく、なぜ全国のありとあらゆる電線を地中に埋めなかったのかということです。
電線を地中に埋めただけでも、日本の街並みの景観は、いたるところで素晴らしくなったことだろうと思います。
欲にかられて、見えなくなっていたのかもしれません。
EUR/USDを日足で見てみますと、10月3日に大きめの陰線、翌営業日の6日に大きめの陽線が出ており、酒田五法でいう「底値確認の形状」になっています。
さらに、週足で見てみましても、このままの水準で今日のニューヨークが終われば、長めの陰陽線がならび、同じく「底値確認の形状」となります。
日足は上向いてきており、また5週移動平均線も実勢値に近づいていることから、ここのところの下げ一辺倒から様子が変わってきているものと思われます。
しかし、それで、ポジション調整狙いの買いが出て、ロングが溜まれば、また下がる力も出てくるものと思われます。
ドル/円は、1時間足の値動きを見ると買い下がっているように思われます。
ワーッと買い上げようとするのですが、上値は重く、上ヒゲを出して、緩んできています。
レベル感から買い下がるということはよくあることですが、単にロングポジションができて、返って重くなるだけです。
ロンドンは、ロング潰しを狙ってくる可能性があります。
ドル/円、クロス円が、重くなっています。
昨日の海外での下げで、買い下がってしまったようです。
レベル感から買い下がるということはよくあることですが、単にロングポジションができて、返って重くなるものです。
反発力を出るためには、マーケットがショートにならなければなりません。
ニューヨークダウは、世界経済の先行きに対する懸念からリスク回避の動きが強まって大幅に下落し、前日比334.97ドル安の16,659.25ドルと反落し、約2ヶ月ぶりの安値で取引を終えました。
米国債10年物利回りは、値頃感もあり上昇し、暫定値ながら前日比0.008%下げて2.313%で引けました。
原油価格は、欧州や中国など世界経済の先行き懸念が高まり売られ、前日比1.54ドル安の85.77ドルで引けました。
金価格は、ニューヨークダウの急落を受け逃避買いが強まり、前日比19.30ドル高の1,225.30ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時107.53近辺まで下落し、その後も横ばい推移となりました。
EUR/USDは一時1.2791まで買われましたが、その後1.2700割れまで反落しました。
それを受けて、EUR/JPYも、反落となりました。
ドル/円は、さらに107円台から106.00台後半を目指す可能性はあるものと見ていますが、EUR/USDについては、1.2791近辺までの反発で上値テストも終わった可能性があります。
つまり、EUR/USDについては、戻すだけ戻したのではないかと思われます。
結論的には、EUR/JPYが下がる可能性があります、
ドル/円は、108.00を下回ってきていますが、かなり弱い印象です。
ドル/円が上昇する過程で、200ヶ月移動平均線の特性についてお話したことがあります。
その特性とは、ドル/円の上昇は、200ヶ月移動平均線でピタッと止まるというよりも、今回の場合で言えば、110円から112円あたりまでオーバーシュート(行き過ぎ)する可能性がありますが、その後反落して200ヶ月移動平均線に絡みつくというものでした。
現在200ヶ月移動平均線は、106台半ば近辺にあり、ここまでは戻す可能性があります。
2011年の東日本大震災により国内の原発はすべて停止し、その後、代替エネルギーとして液化天然ガス(LNG)が大量に輸入されています。
この結果、2011年以降、貿易収支は黒字から赤字に転換し、年々赤字額は増加しています。
そして、この貿易赤字の増加がドル/円相場における円安進行に大きく影響しているもようです。
しかも、平均的に円安が続くのではなく、短期的なトレンド相場と長期のレンジ相場が2011年年末以降繰り返されている点は、不思議です。
ドル高一服という見方が強まっています。
ドル/円では、依然として本邦輸入企業は買い遅れているもようで、下がれば買いが出そうです。
しかし、ついこの前までのようなBID(買い)の強さは、今のマーケットでは感じられません。
EUR/USDは反発しており、EUR/JPYも堅調です。
ドル高一服か
ニューヨークダウは、FOMC議事要旨を受けて早期利上げへの警戒感が弱まり、3営業日ぶりに反発して、前日比274.83ドル高の16,994.22ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、FOMC議事録を受け低下し、暫定値ながら前日比0.025%下げて2.314%で引けました。
原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で、原油とガソリン在庫が大幅に増加していたことで売りが優勢となり、前日比1.54ドル安の87.31ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前日比6.40ドル高の1,206.00ドルで引けました。
為替相場では、ドル/円は米国債利回りが上昇したことに連れて一時108.74近辺まで上げたものの、低金利政策の長期化を示唆するFOMC議事録要旨が発表されると、一転して108.05近辺まで下落しました。
EUR/USDは、ジリ高でしたが、FOMC議事録要旨が公表されると上げ足を強め、一時1.2749近辺まで上昇し、これを受けてEUR/JPYも一時137.94近辺まで上げました。
8日の相場のように、荒っぽく上下する相場を見ますと、改めて、相場がトレンド相場からレンジ相場に移ってきているのを感じます。
レンジ相場の初期段階では、振り回されて、思わぬ損失を被りやすくなりますので、くれぐれも警戒する必要があります。
いったん様子見するのもよろしいかと思います。
本日、財務省によって発表された8月の国際収支(国境を越える財やサービス、資金の流れを体系的に示すもの)によりますと、輸出入のネットである貿易収支は、8318億円の赤字となり、赤字額は前年同月比で12%増えました。
これは、8月として比較できる1996年以降で最大の赤字額でした。
ただし、円安のお陰で、海外投資から受け取る利子・配当金を表す所得収支の黒字がいつもより多かったため経常収支は黒字でした。
ある意味では、成熟国家の国際収支とも言えますが、日本のように、貿易取引やサービスにより外貨を稼がなくては、実質的に収入を稼げない国にとっては、貿易収支の赤字は、実に深刻な問題です。
ドル/円は、買い気がぶり返しています。
しかし、9月17日以降の高値圏での揉み合いの形状は、だんだん上がらなくなり、大きな振幅へと変わっていることから、相場がトレンド相場からレンジ相場に転換したものと見ています。
そして、トレンド相場からレンジ相場に転換した直後は、かなり荒っぽい上下動を繰り返しますので、結構トレンド相場で儲けた利益をレンジ相場の初期段階で減らしたり、飛ばしたりしてしまうことが多く、非常に危険です。
十分な警戒が必要です。
ドル/円は、107円台に入ると、買えなかったマーケット参加者の買いがすかさず入ってきているようです。
そのため、少なくとも、東京時間は買いが強いのではないかと思われます。
しかし、全体的に調整色を強めていますので、海外に入ってからも、ドル/円の買いが強いかは不透明です。
尚、現在米国債利回りが急低下していますが、これは行き場を失った資金が米国債に流入してきているためのようです。
ニューヨークダウは、世界経済の先行き懸念を背景にほぼ全面安となり続落、前日比272.58ドル安の16,719.33ドルと約2ヶ月ぶりの安値で取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが大幅安になるなどしたため逃避買い(利回り低下)が強まり、暫定値ながら前日比0.081%下げて2.339%で引けました。
原油価格は、世界的な景気減速で、需要が細るとの見方から売りが優勢となり、前日比1.49ドル安の88.85ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが強めに推移したことを受け、前日比5.10ドル高の1,212.40ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円な、東京タイムに、安倍首相が国会答弁で円安について、「プラス、マイナス両面がある」と語ったことが円安けん制と受け止められ、下落を開始しました。
下がる過程では、買い下がったマーケット参加者も多かったようで、戻りらしい戻りがないままに下げ、ニューヨークタイムには、一時107.82近辺まで下げました。
EUR/USDも、発表された8月の独鉱工業生産が前年比-2.8%と予想の-0.5%を下回りましたが、あまり下がらず、むしろその後ジリ高となり、一時1.2682近辺をつけました。
全体的に、ここのところのドル安地合いの調整となりました。
まだ、マーケットは、ドルの買い下がりを繰り返しているもようで、こういうときは、なかなか反発力はでないものと思われます。
ドル買い一辺倒から、マーケットのセンチメントがロング志向もいて、またショート志向もいるような状況にならないとなかなか反発できないのではないかと見ています。
輸入価格高騰で、マイナスの影響を受ける企業がある。
家計、中小規模事業者にデメリットが出てきている。
ドル/円は、黒田日銀総裁が午前の国会で、「経済の実態を反映し為替が動くことは経済全体としてマイナスではない。 円安で経済全体に問題が生じているわけではない」と述べたことから、買戻しが強まり、一時109.23近辺をつけ、その後は、109.00-20近辺で揉み合いです。
昨日来の急落が、今朝の黒田総裁の発言はあったとしても、108円台から109円台に反発した意義は大きいと思います。
昨日以来のロングポジションの多くが、昨晩の海外でロスカットしているものと思われ、さらに現状の底堅い保ち合い(もちあい)状態を考えますと、ショートポジションが出来ているように思われます。
したがって、下押しはあっても、結局は上がるのではないかと見ています。
ドル/円相場は、レンジ相場に入ってしまったようです。
レンジ相場について、簡単にお話ししておきますと、今年の8月18日頃から10月1日にまで続いた、一本調子の上昇トレンドが、その後上げ下げが激しくなったことで、現在レンジ相場の可能性が高まりました。
そして、先週金曜の米雇用統計での急上昇しながらも週末を挟んだ月曜の大きめの反落で、レンジ相場入りの可能性がより確かなものになりました。
レンジ相場の初期段階は、荒っぽい動きをしますので、要警戒です。
10月に入り、株も債券も調整入りしており、その一環としてのドル買いの調整が入ったもようです。
ここのところのドル/円の日足チャートがレンジ相場を示唆していましたが、やはりそういう状況のようです。
8月後半から始まったトレンド相場とは違い、丁寧なトレードが必要です。
無理は禁物です。
ニューヨークダウは、世界景気の先行きに対する慎重な見方から、前週末の買い戻しの勢いは続かず反落となり、前週末比17.78ドル安の16,991.91ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、全体的に利益確定売りとなったのに連れ低下し、暫定値ながら前週末比0.016%下げて2.418%で引けました。
原油価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前週末比0.60ドル高の90.34ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前週末比14.40ドル高の1,207.30ドルで取引を終えました。
為替相場では、先週末発表された良好な米雇用統計を受けてできたドル買いポジションの調整相場となり、大幅なドル安となりました。
ただし、申し上げておりました短期的な調整相場になったものと思われ、ポジション調整一巡後は再び上昇するものと思われます。
特に、ドル/円はレンジ相場だと思われ、狼狽的な安値売り高値買いは避けることが賢明かと思います。
EUR/USDは、先週金曜の米雇用統計の良い結果を受けて、急落後は、底値圏で横ばいとなっています。
ほとんど反発しておらず、余程、米雇用統計後にロング筋が投げて、安値圏に張りついており、現状のポジションがほぼスクエア(ノーポジ)であることがわかります。
最近のEUR/USDの戻りの弱い下落基調の中で、一番目を引くのは、戻りで00あるいは50近辺までに戻そうとすると、そこをカウンターパンチ的に売り込まれ反落していることです。
こうした戻り売りの主役は、欧米の投資家だと見ています。
ドル/円は、マーケットのセンチメントは結構ブル(強気)になっていますので、買い下がりやすくはなっています。
そこで、今日もロンドンの出方が気になります。
彼らの定石を踏めば、高いレベルでロンドンを迎えると、上がっているので、マーケットはロングということで売り込んでくるものと思われます。
ロンドン勢が読んだ通り、マーケットがロングであれば、ロンドン勢はしっかりと下を試してくるものと思われます。
東京オープンと共に、ドル売りが強まっています
しかし、ドル高基調は、変わらないようです。
下がったら買いとはいうものの、押し目買いに押し目なしです。
やはり、余程ヒヤッとするような、要人発言や事件でドルが売り込まれる時でもなければ、良い買い場がないようです。
シドニーでは、ドル/円が、小緩んでいます。
、
一方、EUR/USDは、前週末のニューヨークとあまり変わりません。
EUR/JPYも、やや緩んでいます。
日本時間午前5時42分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 109.69-72(109.78)
EUR/USD 1.2510-13(1.2514)
EUR/JPY 137.23-27(137.38)
10/1(水)22時30分~23時30分、ラジオNIKKEI「北野誠のFXやったるで!」に出演しました。
出演した番組は、Uストリームで配信されています。視聴するには以下↓のリンクをクリックしてください。水上は開始14分30秒過ぎ頃に登場します。
音声のオンデマンドも配信されておりますので、ご利用ください。
(音声のみ)10月1日放送分
Podcast や iTunes の配信について、詳しくはラジオNIKKEIのサイトをご覧下さい。
まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)
U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379
ドルは上昇を続けています。
次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。
シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm
9月30日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング67,030枚vsユーロショート204,555枚、ネットユーロショート137,525枚(前回ショート141,965枚)です。
尚、同時点の円は、円ロング29,910枚vs円ショート150,788枚、ネット円ショート120,878枚(前回ショート105,422枚)です。
ユーロのネットショートは、やや減っていますが、大勢には影響ないと思います。
円のネットショートは、着実に増加しています。
さて、今週ですが、金曜のニューヨークを終えた段階で、ドル/円は押し目買い、EUR/USDは戻り売りで良いのではないかと考えました。
ただし、ドル/円については、まだ、短期的なレンジ相場の中にいることも否定しきれないところがあり、高いところは買えないものと見ています。
現在、ドル/円は、5日移動平均線と10日移動平均線がサポートとして、109円台前半にあります。
一方、EUR/USDは、5日移動平均線がレジスタンスとして、1.25台後半にあります。
したがい、少なくとも、ドル/円であれば109円台前半の押し目まで、EUR/USDであれば1.25台後半の戻りまで、まずは引き付けてエントリーすることを狙うべきかと思います。
しかし、ドル/円で押し目らしい押し目がなく、EUR/USDで戻りらしい戻りがない場合は、ドル/円では追っかけ買い、EUR/USDは底値売りも決断しなければなりません。
そのためには、臨機応変な対応が必要だと思います。
要は、トレンド相場のエントリーは、結構難しく、ある意味、踏ん切りが良さが必要とされます。
尚、それぞれの通貨ペアの週足を見てみますと、ドル/円はきれいな上昇トレンドの中にいて、直近のサポートである5週移動平均線は、108円台前半にあります。
EUR/USDも下落トレンドにいますが、直近のレジスタンスである5週移動平均線が1.27台後半とやや実勢値と乖離しているのが気になります。
いずれにしましても、これら週足から示唆されていることは、ドル/円は上昇トレンド、EUR/USDは下落トレンドに今のところまだいるということです。
週足の状況から見ても、基本的には、トレンドフォロー(トレンド追随型)であることが必要だと思います。
ただし、マーケットに過熱感が出るようであれば、いったんは冷静にポジションを手仕舞うことも必要だと思います。
EUR/JPYは、ドル高相場の中で円あるいはユーロに対するドルの強弱の違いによって、変動しているのに過ぎないと思います。
目先は、EUR/USDの下落の方がドル/円の上昇より早くなりそうで、136.00方向に下がる可能性が高そうですが、結局はレンジ相場だと思います。
ニューヨークダウは、発表された9月の米雇用統計では、失業率は5.9%と予想の6.1%より改善したほか、非農業部門雇用者数が24.8万人と予想の21.5万人を上回ったことが好感されて上昇し、前日比208.64ドル高の17,009.69ドルと、3日ぶりに17,000ドル台を回復して取引を終えました。
米国債10年物利回りは、強い米雇用統計で上昇するも、利上げの時期が早まるという見方は限られたことから一転して軟化し、暫定値ながら前日比0.011%上げて2.436%で引けました。
原油価格は、米雇用統計の改善したことを受けてEUR/USDが下落したのに連れて下げ、前日比1.27ドル安の89.74ドルで引けました。
金価格は、米雇用統計の改善したことを受けてEUR/USDが下落したのに連れて下げ、前日比22.20ドル安の1,192.90ドルで取引を終えました。
為替相場では、好調な米雇用統計の結果に、ドルは全面高となりました。
ドル/円は一時109.90近辺まで上昇した一方、EUR/USDは1.2500近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、ドル高相場となったため、137円台前半で横ばい推移でした。
ドル/円は、雇用統計発表前に、いったんレンジに入るのではないかと見ました。
しかし、ドル/円自体の反発も強いことや、EUR/USDが昨日安値をさらに更新したことなどを総合しますと、ドル高相場継続と見るべきかと思います。
したがい、引き続き、ドル/円は「下がったら買い」、EUR/USDは「上がったら売り」の方針でよいのではないかと、現在考えています。
「趣味はなにかあるの?」とある人から聞かれたことがありました。
全く無意識に「旅行です」と答えましたが、あとになって、「そうだ。趣味は旅なんだ」と、自分で自分自身に納得してしまいました。
中学の頃から旅行が好きで、高校の時には同級生と関西をヒッチハイクして周り、大学1年の時、念願の海外旅行をしました。
私の初めての海外旅行は、ギリシャでした。
きっかけは、クラブの先輩で史学部に在籍していた人から、ゼミの旅行で行くけど行かないかと誘われたためで、高校時代「世界史の水上」と呼ばれていましたので、一も二もなくジョインしました。
ギリシャへは南回りで、確か途中パキスタンのカラチで給油し(機外には出られませんでした)、15~16時間掛かったと思います。
アテネに到着し、外気を吸ってみて、ああ外国も同じ空気なんだと、実に素朴な感動を覚えました。
それから1ヶ月間、ギリシャ本土そしてエーゲ海を旅し、古代ギリシャの遺跡を巡り、素朴でおいしいギリシャ料理を食べ、松脂入りの白ワイン・レチーナやウーゾという強い蒸留酒を飲んだくれ、心から旅を満喫しました(よく考えたら飲んではいけない歳でした)。
大学3年の時は、バックパックを背負って一人で西ヨーロッパ(当時は、まだ冷戦中で東欧は簡単には行けませんでした)を、やはり1ヶ月間旅行し、各地の人情に触れました。
就職してからは、一人で白馬にスキーに行き、仕事のように1週間滑ったり、職場の若手で一泊旅行に行ったりしていましたが、就職して5年目突然のロンドン転勤で、また旅行癖に火がつき、プライベートの旅行・出張を合わせると随分いろいろ行きました。
東京に戻っても、出張で、ロンドンに1ヶ月行ったり、ニューヨークに1ヶ月行ったり、アジア・オセアニア・ヨーロッパ大陸などに行ったりしていました。
そして、ニューヨークへ転勤。
そこでわかったことは、アメリカはあまりに巨大で旅行をするより家の近所で楽しむのに向いていて、ヨーロッパは2時間ぐらいのフライトで、全く違う言語・文化に出会えるため旅行に向いているということでした。
そして、外銀時代も、会議で香港・シンガポール・カリフォルニアなどに行っていました。
個人的には、食いしん坊のためヨーロッパが好きで、最近もイギリス(ここはあまりおいしくありませんが)やフランス・スペイン・イタリア・ドイツなどに出掛けて行くことがあります。
というわけで、こうした旅好きが、外国為替にはまっている大きな理由ではないかと思う今日この頃です。
最近、米雇用統計の前日がECB理事会で、ECB理事会の結果やドラギECB総裁の記者会見での発言に一喜一憂して、米雇用統計までエネルギーが持続していないような気がします。
しかし、今回、ドル/円は、まだ、上昇トレンドを見ているマーケット参加者は多く、特に指標が良ければ、買ってくると思います。
しかし、レンジ相場に入ったものと思われますので、109円台はかなり重いのではないかと思われます。
ただし、2月から7月に掛けてのタイトレンジから外れてからの米雇用統計だけに、これまでとは違う躍動感のある反応になる可能性もありますので、新鮮な目で見る必要もあります。
9月17日に108円台に乗せてからの上げ分を、10月1日、2日の2日間で一時戻しています。
この形状は、トレンド相場からレンジ相場に入る際によく出る形です、
結論的には、また素直には動かないレンジ相場に入ってしまったものと思われます。
ただし、これは上昇過程における、一時的な踊り場のようなものではないかと見ています。
ドル/円は、東京オープン前後から威勢がいいですが、どこまで続くか疑問です。
いずれにしても、109.00が遠く感じます。
EUR/USDも、ECBも終わって、気が抜けたようになっています。
マーケットがECBに期待した大規模な資産購入がなかったことが、失望につながったもようです。
ニューヨークダウは、ECBが発表した金融緩和策に対する失望感から売られた後買い戻しが入り、前日比3.66ドル安の16,801.05ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米雇用統計を控え反発し、暫定値ながら前日比0.050%上げて2.436%で引けました。
原油価格は、ここのところの急落の反動で、短期的な戻りを期待する買いがやや優勢となり、前日比0.28ドル高の91.01ドルで引けました。
金価格は、米雇用統計の発表控え様子見気分が強まって、方向感の無い展開となり、前日比0.40ドル安の1,215.10ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロング筋のポジション解消が進んだものと思われます。
EUR/USDは、ECBが発表した金融緩和策に対する失望感から買われ、一時1.2699近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、ドル/円の下落を受け、一時136.87近辺まで下落しましたが、その後はやや戻しています。
ドル/円は、今日発表の雇用統計次第ではないかと思われます。
しかし、ドル/円の動きがダイナミックになってきているため、相場を大掴みで見ることが大事だと思います。
EUR/USDは、戻りが1.2699近辺だったことから、やはり00や50といった節目に戻り売りオーダーを入れる傾向がある欧米投資家筋の売りが1.2700にあるものと思われますので、注意が必要です。
ロンドン勢の定石を踏めば、今日は下がっているので、マーケットはショート、したがって買い上げてショートスクイズ(ショートポジションの崩し)をまず狙ってくるものと、思われます。
しかし、今日の東京・アジア勢のポジションはロングだと思われますので、ロンドン勢が買っても上がり切らなければ、マーケットがロングであることを察知し、一転して売りで攻めてくるものと思われます。
要は、ロンドン勢の関心は、マーケットのポジションがどちらに偏っているかということです。
そして、偏っているポジションを切らせて利食うというのが、彼らの日々の戦法です。
ドル/円は、多くのマーケット参加者が、この上げに乗りたいという気持ちでいることは、よくわかります。
しかし、その気持ちが大勢を占めるようになると、マーケットポジションも大きくロングに偏り、皆の期待とは逆方向へ、今回の場合では下落につながるものと思われます。
これは、決して長期のドル高トレンドを否定するものでありません。
ただ、買い過ぎているため、調整が必要になっているということです。
ドル/円は、109.00絡みです。
エボラが話題にもなっています。
世界的な人の移動が鈍り、景気後退を呼ぶのではと懸念されています。
為替にはどう反応するのか、各通貨の動きを見ても、まだ明確ではありません。
ニューヨークダウは、発表された9月の独製造業PMI(購買担当者指数)が49.9(予想50.3)となったことや、9月のISM製造業景気指数が56.6(予想58.5)なるなど、欧米共に予想を下回ったことで、景気の先行きに対する警戒感が高まったほか、エボラ出血熱の感染者が米国内で初めて確認されたことも投資家心理を冷やし、前日比238.19ドル安の16,804.71ドルと3日続落して、1ヶ月半ぶりの安値で取引を終えました。
米国債10年物利回りは、早期米利上げ期待が後退し大幅に低下し、暫定値ながら前日比0.100%下げて2.389%で引けました。
原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で原油在庫が減少していたことから買いが優勢となったものの、その後ニューヨークダウが大幅安となったことを受け反落し、前日比0.43ドル安の90.73ドルで引けました。
金価格は、ニューヨークダウが大幅安となったことを受け逃避的に買われ、前日比3.90ドル高の1,215.50ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された9月のADP雇用統計が21.3万人と予想の20.5万人を上回ったものの110.00を触ることはできず、その後反落となり、一時108.86近辺まで下げました。
EUR/USDは、1.2600絡みで横ばいが続きました。
そのため、EUR/JPYは、ドル/円の下げに連れて、一時137.37近辺まで下げました。
ドル/円は、本邦勢が9月は中間決算で動けなかったのが、10月に入り下期が始まり、スタートダッシュを掛けたため、東京では110.08近辺まで上昇したものの、持ち値の悪いロングができてしまい、ニューヨークに入って出たISM製造業景気指数が悪かったことなどもあり、ロング筋の投げ相場になったものと思われます。
ドル/円は下がったら買い、EUR/USDは戻ったら売りの方針は変えていませんが、本日はECB理事会、ドラギECB総裁の記者会見、明日は米雇用統計の発表とビッグイベントが続くことから、波乱も予想されますので、今週のところは様子見で良い様に思います。
また、今日、日経平均がニューヨークダウの下落を受けて下がる可能性もあり、特にドル/円の下げには注意が必要です。
ドル/円にしろ、EUR/USDにしろ、非常にきれいなトレンドを描きながら、ドル高方向に向かっています。
しかし、今回、EUR/USDは、すでに、5月から1400ポイント以上落ちているのに、なんか値動きが詰まったような展開で、感覚的に不完全燃焼を起こしています。
やはり、取扱高が増えているためなのでしょうか。
さて、今日のドル/円は、とりあえずは、110円をつけて、今のところ達成感が出ているようですが、それでも下がりませんので、結局はまた次の買い場探しということになりそうです。
ドル/円は、110円に接近しています。
このビッグイベントを、明日明後日に控えた現状で、まだ買いが強いというのは、ひとつには、買い遅れたマーケット参加者の買いや、売り上がってつかまっている別のマーケット参加者に買戻しが入ってきているのだと思われます。
また、ビッグイベントの前だけに、自らにとってアゲンストな結果が出た場合のヘッジの意味から買っているマーケット参加者もいると思います。
いずれにしましても、BID(買い)が強い状況が続いており、110円にあるとするオプション絡みのドル売りなど、意に関せずといった感じです。
様子気分の強いマーケットです。
その中、ドル/円は、買い気です。
一方、EUR/USDは、1時間足で見ますと、不自然な横一文字を、既に8時間ほど続けています。
下げて戻したところでの横一文字ですから、売りオーダーがかなり上に入っているのかもしれません。
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