4月相場を既に意識か
ニューヨークダウは、海外での株高を好感して大幅に続伸し、前週末比263.65ドル高の17,976.31ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、全体的に明確な方向感はなく、暫定値ながら前週末比0.012%下げて1.949%で引けました。
原油価格は、イランの核問題を巡る欧米諸国との枠組み協議の合意期限を月末に控え、原油需給が先行き緩むことを意識した売りがやや優勢となり、前週末比0.19ドル安の48.68ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが下落したのに連れて下げ、前週末比15.40ドル安で1,185.30ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル高相場となったものの、引け際ドル/円は120.05-10近辺の小緩み、またEUR/USDは1.0830-35近辺に小反発しました。
ただし、ドル高方向をテストするスタンスは変わらないものと思われ、ドル/円で言えばレンジの上限である3月10日の高値122.03、EUR/USDで言えばレンジの下限である3月16日1.0470を、今後試していくものと見ています。
いずれにしましても、4月相場を既に意識した動きになっています。