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2015/03/31

気になるロンドン勢

これから入ってくるロンドン勢は、ドル/円は上がっているからマーケットはロングという論法で、いったん売ってくるのではないかと見ています。

と同時に、EUR/JPYも売ってきそうです。

なぜなら、依然として、彼らはEUR/USDを中心に考えていると思うからです。

彼らが、単なるトレーダーのロングメイクで、ドル円が上がっていると見て、売るだけ売って、それでも下がらなければあとは、彼らの買戻しが上昇への道筋を作ってくれるものと思われます。

主役の交代?

ドル/円とEUR/USDの間で、主役の交代が起きるのではないかと、しつこく考えています。

今年の年頭から、EUR/USDは、1500ポイントの下落を見ましたが、3月24日時点のシカゴIMMのネットショートは、220,963枚と昨年5月の下落開始以来で最大レベルとなっています。

一方、ドル/円は、昨年の8月以来の20円もの急上昇は、昨年の12月8日にピークアウトし、それからほぼ丸4ヶ月間、レンジ相場を続けてきました。

ドル/円は、2011年に貿易赤字に転落して以降、調整期間は半年前後ということで、早ければ来月にも、上昇を再開する可能性があると見ているからです。

ドル/円、期末日で輸入決済多いか 

ドル/円は、ニューヨーククローズあたりから、やや緩んでいます。

しかし、今日は期末日のため、通常の5・10日(ごとうび)と同様に、午前10時頃の仲値に向けて、輸入企業のドル買い(輸入決済)が多い可能性があります。

一方、EUR/USDは、横ばいです。

1.0800がサポートになっているようです。

 

4月相場を既に意識か

ニューヨークダウは、海外での株高を好感して大幅に続伸し、前週末比263.65ドル高の17,976.31ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、全体的に明確な方向感はなく、暫定値ながら前週末比0.012%下げて1.949%で引けました。

原油価格は、イランの核問題を巡る欧米諸国との枠組み協議の合意期限を月末に控え、原油需給が先行き緩むことを意識した売りがやや優勢となり、前週末比0.19ドル安の48.68ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが下落したのに連れて下げ、前週末比15.40ドル安で1,185.30ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル高相場となったものの、引け際ドル/円は120.05-10近辺の小緩み、またEUR/USDは1.0830-35近辺に小反発しました。

ただし、ドル高方向をテストするスタンスは変わらないものと思われ、ドル/円で言えばレンジの上限である3月10日の高値122.03、EUR/USDで言えばレンジの下限である3月16日1.0470を、今後試していくものと見ています。

いずれにしましても、4月相場を既に意識した動きになっています。

2015/03/30

重めのEUR/JPY

EUR/JPYが緩んできているため、EUR/USDもドル/円も重くなっています。

ただし、EUR/JPY自体、EUR/USDのような資本取引やドル/円のような実需取引がそれほどあるとは思えません。

単に投機的に売られているのに過ぎないものと思われます。

投機的である以上、そう長くはポジションは持ちきれず、今のように売りでトライしているのであれば、どこかのタイミングで、利食いなり損切りなりのためのショートカバー(買戻し)を行わざるをえません。

EUR/USD、東京タイム午前9時台の売り

3月24日時点のユーロのネットショートが、220,963枚と、昨年5月からがEUR/USDの下落局面の中で最高水準となっていることが気になっていました。

しかし、今日の東京オープンと同時に、さらに東京・アジア勢が売ってきました。

その東京・アジア勢の売りが、単なる値頃感(レベル感)からの売りだとしたら、今日のロンドンタイムに、ロンドン勢によりショート・スクイズ(ショートポジションの崩し)される可能性は高いのではないかと思われます。

なおかつ、不安に思っていることは、東京・アジア勢がユーロを売ってきた時間が、東京・アジア勢が思いのたけを振り絞る日本時間の午前9時台だということです。

 

東京はユーロ売ってきているが

EUR/USDが、売られています。

それを受け、EUR/JPYも、下げています。

ユーロのシカゴIMMはネットショートにかなり傾いているのが気がかりです。

ドル/円は、ジリ高です。

期末直前で静かか

シドニーでは、心持ち円安気味です。

EUR/USDは、ほぼ変わらずです。

明日が期末であることで、静かなのだと思います。

日本時間午前5時27分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 119.22-25(119.15)
EUR/USD 1.0887-95(1.0890)
EUR/JPY 129.81-90(129.70)

2015/03/29

これからの展開は(2015/03/29)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、高値圏でレンジ入りした可能性があります。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

3月24日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング50,148枚vsユーロショート271,111枚、ネットユーロショート220,963枚(前回ショート193,774枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング39,156枚vs円ショート85,061枚、ネット円ショート45,905枚(前回ショート48,054枚)です。

ユーロは、ユーロのネットショートが大幅増加となっています。

円は、微減ではありますが、さらにネットショートが減っています。

さて、今週ですが、一番目を引いたのは、シカゴIMMのユーロのネットポジションでした。

ユーロのネットショートが、3月24日時点で220,963枚(前回3月17日は193,774枚)と、昨年5月以来の下落局面での最大規模のショートになっていることです。

しかも、3月24日前後の相場展開は、3月13日の1.0463の安値をつけた後の1.10台への反発過程であり、明らかに戻り売りの出やすい過程であったということです。

つまり、1.10近辺よりも低い持ち値のショートが膨らんでいると思われることです。

確かに、現状、EUR/USDの戻りは重いですが、このような持ち値の悪いショートが積み上がってきていることは、気に留めておくことが必要です。

尚、同時点の円のネットショートは、45,905枚(前回3月17日は48,054枚)と少なく、マーケットへの影響度は限られるものと思われます。

また、今週は、本邦勢の本決算の期末期初、欧米勢の第1四半期決算の期末期初が、火曜、水曜と続きます。

特に期初の水曜は、気持ちも新たに「さあやるぞ!」とばかりにマーケットに後先考えずに飛び込んでくるマーケット参加者が、傾向的に、多い時であるということです。

そして、金曜には3月の米雇用統計の発表があり、結果によっては、大きく相場が振れる可能性があります。

このように、今週は、結構、特にEUR/USDは下げづらく、むしろ反発する可能性が高い一方、ドル/円は、ポジションがほとんどないも同然の状況下で、さあやるぞと期初あるいは米雇用統計の結果で、ワッとどちらかにポジションが偏ると反動が大きそうです。

いずれにしても、期初の気負いが出やすいときですので、今週は、あまり思いこまないで、相場に臨機応変に対応できるように、身軽になっていることが大事ではないかと見ています。

また、米雇用統計の発表がある金曜は、欧州がイースター休暇となるため、マーケットが薄くなり、乱高下する可能性がありますので、十分注意する必要があります。

2015/03/28

期末を控えて、方向感は出ず

ニューヨークダウは、イエレンFRB議長の講演を受け、FRBの将来の利上げペースが緩やかになるとの見方が強まり、上げ幅を拡大し、前日比34.43ドル高の17,712.66ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された米第4四半期GDP・確報値が2.2%と予想の2.4%を下回ったことや、FRBの早期利上げ観測が後退していることから低下し、暫定値ながら前日比0.026%下げて1.963%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアによるイエメンへの空爆による供給懸念がやや後退したことや、イラン核問題への進展期待もあって売りが強まり、前日比2.56ドル安の48.87ドルで引けました。

金価格は、サウジアラビアによるイエメンへの空爆による不安がやや後退したことから売られ、前日比5.00ドル安の1,200.70ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、119.00-30近辺を中心に横ばいが続きました。

EUR/UDSは、買戻しから、1.0854近辺から一時1.0948近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れ、129.32近辺から一時130.41近辺まで上げました。

為替は全般に、消化試合のような相場展開でした。

相場が一方向に動き出すタイミングは、期末を過ぎて、やはり金曜の米雇用統計になるのではないかと見ています。

Mind the gap.

ロンドンに駐在していた頃、支店のある金融街のシティーまで自宅から、地下鉄で通勤していました。

シティー駅につくと、毎日、何かを注意しているらしい放送が繰り返し流れていましたが、最初に聞いた時には、唸り声にしか聞こえず、なんだろうと思っていました。

それが、だんだんイギリス英語がわかるようになると、その放送が"Mind the gap(マインド ザ ギャップ)"と言っていることがわかるようになりました。

"Mind the gap"を意訳すると、「電車とホームの間が開いていますのでご注意ください」という日本の駅員さんも良く使う言葉でしたが、"Please"をつけるわけでもなく、実にぶっきらぼうな放送でした。

海外に行くと、なんと日本のサービスは細やかなのかと改めて思います。

一度、取引上のことである英系銀行香港のオーストラリア人担当者と喧嘩したことがありましたが、客を客とも思わぬ態度には、本当に腹が立ちました。

あとは、あきらめているのは、ロンドンやニューヨークの中華料理店で、中国人のウェイトレスは愛想笑いもなく全く無表情で、よくそれでやっていけるなと思うほどでした。

ただ、都市部はそんな感じではありますが、田舎に行くと、実に人懐っこく、ホッとすることも事実です。

2015/03/27

ドル/円のバーストは来週か?

私は、通常、5、10、25、90、200日の移動平均線を見ています。

ドル/円は、現在、5、10、25、90日移動平均線が収束してきています。

しかし、これら4本の移動平均線は、それらの収束度合いから言って、まだ完全に収束しきってバースト(破裂)するまでには十分には至っていません。

バーストのタイミングは来週になるものと見ています。

来週は、火曜から水曜が期末期初、そして金曜に米雇用統計がある注目の週であり、確かに相場がバーストする可能性は高そうです。

期末期初の注意点

本邦の多くの企業や銀行の決算期末である3月31日が近づいています。

日本の銀行の場合、何時で期末から来期の期初に切り替わるかと言えば、一般的には、昔、取引時間帯があった頃の後場の引け時間である午後3時30分を、今期と来期の切り替え時としています。

本邦勢が決算で動けない期末の時期を狙って、相場を一方向に動かそうとする海外勢がいます。

そして、やっと期末日になり、今期と来期の切り替え時を過ぎると、堰を切ったように、邦銀勢はマーケットになだれ込むということは、よく見られる光景です。

しかし、そこが、海外勢にとっては利食い場となることが多く、十分な警戒が必要です。

ドル/円、腰はしっかり

期末が近づいていることもあって、静かなマーケットです。

ドル/円、高値圏にいますが、腰がしっかりしている感じです。

EUR/USDは、昨日のロンドン以降、下落しました。

しかし、ニューヨークの終わり頃から底堅くなっています。

下がれば買いが湧くドル/円

ニューヨークダウは、サウジアラビアによるイエメンへの軍事介入で中東情勢緊迫化したことから4営業日連続で下落し、前日比40.31ドル安の17,678.23ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、7年債の入札が不調だったことから上昇し、暫定値ながら前日比0.070%上げて1.995%で引けました。

原油価格は、中東情勢緊迫化から上昇し、前日比2.22ドル高の51.43ドルで引けました。

金価格は、中東情勢の緊迫化に伴い逃避買いが強まり、前日比7.70ドル高の1,205.70ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、東京午後から、ドルロングポジションのストップロスが断続的に出て、ロンドンタイムには118.33近辺まで下落しました。

しかし、今度はマーケットはショートになってしまったようで、反発に転じ、ニューヨークタイムには、一時119.43近辺をつけ、往って来い(いってこい)となりました。

EUR/USDも、ドル/円の下落を受けて、ロンドンタイムには、1.1052近辺まで上昇(ドル安)しましたが、そこから反落となり、ニューヨークタイムには、一時1.0856近辺まで下げました。

EUR/JPYは、ドル/円とEUR/USDに挟まれてもみくちゃとなりましたが、結局EUR/USDの下落に連れ、一時129.53近辺まで下げました。

決算期末の薄いマーケットでの、仕掛け相場だったと見ていますが、結果的には、ドル/円は下がれば買いが湧いてくることを確認した格好となりました。

期末日は、来週火曜ですので、まだ時間的に余裕があることから、仕掛けが再び入る可能性があります。

しかし、ドル/円については、来月を視野に、買い場を探すスタンスで良いのではないかと見ています。

2015/03/26

ドル/円、ロンドン勢に警戒

これから、ロンドン勢が入ってきますが、通常ロンドン勢は、東京が売っていればマーケットはショートと見て、買ってきます。

今日もまた、同じ論法で買ってくる可能性もあります。

ただし、今日の下げ方は、マーケットがロングになっていたために、戻りが弱くなっていて、サポートを次々と破ってきています。

こうなると、買いを先行させずに、そのままたたみかけるように売ってくる可能性がありますので、警戒が必要です。

 

ドル/円、レパトリの売りか

ドル/円が、再び重くなってきました。

3月末の決算に向けて、レパトリ(資金の本国回帰)のドル売りが出ているものと見ています。

もう、月末日まであと4営業日ですので、指値オーダーで待つよりも、成行で、期末まで売らなければならない分を売ってきているものと思われます。

大きな額を一気に売って、相場を崩さにように、小出しで売ってきている感じです。

3月末に向けた動き

日本の企業や銀行が、3月末で本決算となるところは多いですが、それだけでなく、欧米勢も3月末が四半期末となるため、既存のポジションを落とす動きが出やすくなっているようです。

しかし、ドル/円のポジションは、EUR/USDのポジションより軽く、その上、国内勢でドル/円のポジションを持っているところもそれほど多くはないため、大きな動きにはなりにくいようです。

そんな中、米国サイドからのドル高懸念が出てきているため、海外勢中心にドル/円の売りが、海外時間に出ているようです。

そうして、ドル/円のショートができていくのではないかと見ています。

期末に向けて、ドルは重い展開か

ニューヨークダウは、発表された2月の米耐久財受注-1.4%と予想の0.2%を大きく下回ったことを受け、景気の先行きに対して警戒感が強まって大幅下落し、前日比292.60ドル安の17,718.54ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、5年債の入札が不調だったことから上昇し、暫定値ながら前日比0.054%上げて1.927%で引けました。、

原油価格は、EUR/USDが強含みに推移したことを受け続伸し、前日比1.70ドル高の49.21ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの買いが優勢となったことを受け上昇し、前日比5.60ドル高の1,197.00ドルで取引を終えました。

為替相場では、耐久財受注が予想を大きく下回ったことからドル売りが強まり、ドル/円は一時119.23近辺まで下落、EUR/USDは一時1.1015近辺まで上昇(ドル安)となりました。

その後、ややドル高方向に戻したものの、ドルの上値が重い展開が続きました。

また、エバンズ・シカゴ連銀総裁がFRBによる6月利上げの可能性について、低インフレなどの課題を踏まえ、時間をかける必要があると発言し、早期利上げ観測が後退するなど、ドル高調整につながるような発言が米当局者から相次いでいます。

ドル/円は、本邦勢の3月決算の期末も近づいていることから、レパトリ(資金の本国回帰)のドル売りも出やすくなっており、今月末までは重い展開が予想されます。

一方、EUR/USDは、米当局者からの相次いでドル高懸念が表明され、下げづらくはなっていますが、戻りも限られそうです。

2015/03/25

米国のドル高懸念の意図は?

ここにきて、米国サイドからドル高懸念が出て、マーケットはおびえ、そしてドルの売り戻しに出ています。

しかし、ユーロ圏のデフレ問題は解消したのか、あるいは日本の貿易赤字は黒字転換したのかという根本問題になると、なにも基調に変化がないことに気づきます。

米国は、米製造業保護と言っているようですが、実はもっと違うところにあるように思います。

米国の意図がわかってくれば、本来のドル高基調に戻るのではないかと見ています。

貿易赤字の不思議

昨日、ドル/円は、下を試そうとする投機筋によって売られ、119.22まで下落しました。

しかし、そのあたりは、国内の輸入企業からの買いが結構出たもようで、その後投機筋の買戻しに、一時119.98まで反発したもようです。

この一事を見ても、いかにドル/円が貿易赤字に影響を受けているかがわかります。

しかし、その貿易赤字によって恒常的にドル買いが出ているはずなのに、実際のところは、時折急にドル買いが強まり大きく上昇するトレンドを形成するかと思えば、その後はなぜか6ヶ月前後のレンジ相場を作るということは、たぶん相場のサイクルが影響しているものと思いつつも、不思議なことです。

貿易赤字の不思議

投資家、実需にドル売り遮られたか

昨日のドル安方向を狙った動きは、鳴りを潜めています。

EUR/USDの上は投資家の売り、ドル/円の下は輸入企業の買いが待ち構えていたのではないかと思います。

そうした売り買いで、ピシャリと止められた感じです。

静かです。

 

ドル高懸念だけでは、相場のフローはできないもの

ニューヨークダウは、高値警戒感から続落し、前日比104.90ドル安の18,011.14ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、2年債入札で最高落札利回りが予想を下回ったことから低下し、暫定値ながら前日比-0.041%の1.871%で引けました。

原油価格は、買いが強まりましたが、EUR/USDの売りが強まったことから、上げは小幅に限られ、前日比0.06ドル高の47.51ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの売りが強まったものの、続伸し、前日比3.70ドル高の1,191.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、ニューヨークに入り、改めてドル安方向がテストされ、ドル/円は119.22近辺まで下落、EUR/USDは1.1029近辺まで上昇しました。

しかし、ドル売りトライは長くは続かず、その後、一転してドル買いとなり、ドル/円は119.98近辺まで反発、EUR/USDは1.0890まで反落となりました。

EUR/JPYは、EUR/USDの動きをなぞるような動きなり、高値131.51近辺、安値130.35近辺をつけました。

米当局者からドル高懸念が、一昨日も出ていたことから、ドルの調整的な下落への期待感はまだ薄れてはいないものと思われ、再度ドル売りで試してくる可能性はあります。

しかし、それほど大きくドル売り方向に偏るほどにはマーケットポジションはロングにはなっていないように思われ、ドル売りをすればするほど、マーケットはドルショートになるように見ています。

2015/03/24

ドル/円、上昇再開の時期は近いか

ドル/円は、4月に動くのではないかと、現在考えています。

2011年に貿易赤字になって以来のドル高相場で、調整期間は3回ありました。

その3回の調整期間は、6ヶ月前後で、その後再び上昇トレンドに復帰しています。

この3月中、上を抑えていた、レパトリ(資金の本国回帰)のドル売りも、3月末で終わることもあり、12月から数えて5ヶ月目の4月にも上昇トレンドが再開する可能性は高いのではないかと、現在見ています。

ドル買いポジション解消の動きは本格化するか

昨日、フィッシャーFRB副議長は、ドル高が金融緩和の効果をある程度相殺する可能性があると述べたようです。

これにより、EUR/USDなどでドルロングの解消が進んでいます。

ここからは、全般にわたるドルの下落がさらに進行するのかが、注目されます。

しかし、個人的には、本格的な手仕舞いのタイミングは、欧米勢の6月末の中間決算前の、5月後半から6月前半まで引っ張るのではないかと見ています。

 

外資系、暗躍?

期末を控えた、典型的な閑散相場です。

この時期、特に邦銀ディーラーは、損益をぶらすなと主計から指示されていて、大きく売ったり買ったりは、できなくなります。

そんな動けない邦銀勢を尻目に、外資系銀行が投機的に相場を動かすこともしばしばです。

そして、痺れを切らして、4月に入って早々、邦銀勢が飛びこんできたところが、米銀はじめ外資系の利食い場になることが、過去結構ありました。

 

調整続く為替相場

ニューヨークダウは、材料に乏しい中を小反落し、前週末比11.61ドル安の18,116.04ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、フィッシャーFRB副議長が年内利上げの可能性は示唆したものの、利上げまでの道筋はなだらかとはならないと述べ、慎重姿勢を堅持したことから低下し、暫定値ながら前週末比0.024%下げて1.906%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの上昇を受け買われ、前週末比0.88ドル高の47.45ドルで引けました。

金価格は、米利上げ期待が後退する中、買い戻され、前週末比3.10ドル高の1,187.70ドルで取引を終えました。

為替相場では、フィッシャー米FRB副議長が利上げに慎重姿勢を示したことから、ドル売りが強まりました。

ドル/円は、一時119.58近辺まで下げ、一方EUR/USDは一時1.0971近辺まで上げ(ドル安)ました。

なお、EUR/USDの上昇に連れ、EUR/JPYも131.35近辺まで上昇しました。

ドル/円については、3月末の期末決算を控え、レパトリ(資金の本国回帰)からの円買いが出ていることも上値を重くさせているものと思われます。

2015/03/23

[3/25]ラジオNIKKEI「北野誠のFXやったるで!」出演

3/25(水)22時30分~23時30分、ラジオNIKKEI「北野誠のFXやったるで!」に出演しました。

出演した番組は、Uストリームで配信されています。視聴するには以下↓のリンクをクリックしてください。水上は開始14分20秒過ぎ頃に登場します。

「新年度入りで動き出す!?注目のドル・円・ユーロ、それぞれの道」+ツキイチ延長戦やで!

音声のオンデマンドも配信されておりますので、ご利用ください。

(音声のみ)3月25日放送分

Podcast や iTunes の配信について、詳しくはラジオNIKKEIのサイトをご覧下さい。

EUR/USD、投資家動向が重要

EUR/USDは、3月16日に1.0470近辺まで下げた後、調整モードに入っています。

確かに、その前も1月26日に1.1097近辺まで下げた後、ほぼ1ヶ月間、調整的横ばい相場をやっていますので、今回も同じような調整相場になる可能性はあります。

ただ、気になるのは、下げ相場をやっては調整相場を繰り返していると、多くのマーケット参加者が同じようなパターンを相場が繰り返すと見るようになり、そうなると、ほどほどの戻りでは売るようになるために、マーケットのポジションは簡単にショートになって、下げづらくなります。

そうしたショートのポジションが溜まりやすい中で、昨年5月から下げ続けてこられたのも、それは、投資家の存在があるからで、これからも投資家動向には、十分な注意が必要です。

レパトリの威力は?

期末が迫り、ドル/円は、期末要因から、重くなっているもようです。

つまり、レパトリ(資金の本国回帰)に伴う円買いが出ているものと思われます。

レパトリについて、もっと詳しく申し上げますと、決算に絡んで、機関投資家が海外で運用していた投資資金を国内に戻すといったことや、 海外拠点での利益を日本の本社に送金するといったことです。

しかし、貿易赤字となった2011年以来、貿易赤字によるドル買いが、一方では出ていることから、レパトリの円買いの威力は、恒常的にドル売りが出ていた貿易黒字だった頃に比べると、かなり減少しているものと見ています。

 

ドル高懸念が再び材料視

材料難の中、先週金曜のニューヨーク時間午後に発せられた、ふたりの米地区連銀総裁からのドル高懸念が、シドニータイムに特にEUR/USDで材料視されたもようです。

しかし、東京に入ると、今度は、いったん戻していたドル/円で、売りがぶり返し、その結果、EUR/JPYが売られています。

ただし、それほど、大きな動きにはなっていません。

尚、本日開催の独・ギリシャ首脳会談が、注目されています。

 

ドル安だが...

シドニーでは、先週金曜の流れを汲んで、ドル安気味です。

しかし、国内の実需は、ドル/円が下がっているので買ってくるのではないかと見ています。

日本時間午前5時39分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 119.85-89(120.08)
EUR/USD 1.0838-42(1.0819)
EUR/JPY 129.93-98(129.83)

2015/03/22

これからの展開は(2015/03/22)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、FOMC後、上下に激しく振れました。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

3月17日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング56,329枚vsユーロショート250,103枚、ネットユーロショート193,774枚(前回ショート181,073枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング44,496枚vs円ショート92,550枚、ネット円ショート48,054枚(前回ショート59,387枚)です。

ユーロは、ネットショートが増えましたが、FOMC後減ったものと思われます。

ドル/円は、ネットショートが減っています。

さて、今週ですが、ドル/円は、本邦勢の期末日は、正確には来週の火曜に控えており、今週は動きづらい週になる可能性があります。

そして、先週18日(木)のFOMC以降の上げ下げの激しい相場展開からは、特に目立った方向性を、個人的には、現在見出すことができないでいます。

先週のFOMCでは、「忍耐強く」の文言が削除されたものの、インフレ見通しが引き下げられ、さらにイエレンFRB議長は記者会見で、「ドル高は低インフレの長期化を意味する」とドル高牽制発言が出て、ドルは全面安となりました。

しかし、翌日には反発、そして金曜は、途中までドルに強気でしたが、米金利低下を受けて反落というように、マーケットのセンチメントはめまぐるしく変わっています。

こうした腰の据わっていない相場では、ある程度の上下動はあっても、方向感ははっきりしないものと思われます。

ただし、敢えて申し上げれば、期末絡みのレパトリ(資金の本国回帰)による円買いが強まる可能性はあります。

一方、EUR/USDは、1月26日に1.1097まで突っ込んだ後、約1ヶ月間調整相場、つまりレンジ相場になったように、3月13日に1.0463まで突っ込んだ後のレンジ相場に当面なるのではないかと見ています。

もちろん、マーケットセンチメントは、依然ユーロに対してベア(弱気)ではあるかと思いますが、さすがに、2月26日からの一方的な下落によって、ポジションがショートに偏っていて、そのポジション調整に1ヶ月ぐらいはかかるのではないかと見ています。

EUR/JPYも、3月4日から、二番底を試す動きとなり、一番底であった1月26日の安値130.15近辺を3月11日には下回り、さらに3月13日には126.92まで下げた後は、ポジション調整に入っています。

そして、欧米勢にとっても、3月末は、第1四半期の決算となりますので、新たに相場を試すというよりも、利益確定の買戻しが出ると考えた方が、現実的ではないかと思われます。

したがって、今週は、総じてポジション調整色が強まる週ではないかと見ています。

2015/03/21

[3/20] ネットマネーにコラム掲載

「月刊 ネットマネー」(産経新聞出版)で,「水上紀行のFX最強攻略術」を連載中!

2015/03/20 発売の最新号は、以下のリンク先から購入できます。

☆月刊 ネットマネー 5月号

[3/20] FX攻略.com にコラム掲載

2015/03/20 発売の雑誌「月刊 FX攻略.com 5月号」にコラムが掲載されます。

タイトルは「貿易黒字 vs 貿易赤字」です。

月刊 FX攻略.comの最新号は、以下のリンク先から購入できます。

☆月刊 FX攻略.com 5月号

腹を割って話す

昔、よく政治家が外遊する時に使った言葉です。

しかし、海外では通用しません。

とことん主張し合って、妥協点を見出すというというのが、見知らぬ同士の交渉のやり方ですから、腹を割って、いくら自分はこう思っているということが本音だと語っても、そうですかで終わってしまいます。

相手には、相手の求める利益があり、少しでも多く利益を得ようとします。

もっと極論すれば、ダメもとでも主張して、自分の主張が通れば儲けものだと考えています。

また、主張してこそ自分の存在感を誇示できるということで、なにしろよくしゃべり、アピールします。

こうしたことは公式な場だけではなく、私的な生活の中でもあります。

日本に帰国が決まった日本人家庭が、家の家具類を職場の同僚や友人に誠意を込めた値段で売ろうとすると、いろいろと売り物の痛み方などについて指摘されて値下げを求められ、とまどったという話があります。

こういった点にも、はじめに主張ありきの社会であるかないかの違いがあります。

しかし、日本は日本だけでは生きてはいけません。

妥協(compromise)も受け入れられる柔軟性が必要だと思います。

金利安の為替への影響は?

ニューヨークダウは、世界的な低金利政策を意識して上げ、前日比168.62ドル高の18,127.65ドルと、約2週間ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、早期の利上げ期待が後退して低下し、暫定値ながら前日比0.042%下げて1.927%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの上昇に連れ上げ、前日比1.76ドル高の45.72ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れ上げ、前日比15.60ドル高の1184.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、米金利低下を受けて、全般にドル安となりました。

ドル/円は、いったんロンドンタイムに、121.18近辺まで上昇していましたが、そこから反落し、一時119.89近辺まで反落しました。

EUR/USDは、1.06台から上昇をはじめ、ニューヨークでは、一時1.0880近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、EUR/JPYに連れ、129円近辺から、130.69近辺まで上昇しました。

FOMCの利上げの時期が後ずれするだけでなく、利上げペースも緩やかになる可能性が出てきており、昨年来のドル高基調の相場の根本を見直す必要があるかもしれません。

しかし、ドル/円については、実需のドル買い意欲が依然としてあることも、無視できないものと思われます。

2015/03/20

ドル/円、3月決算明けは上げ?

ドル/円は、日足の値動きが収斂して、一昨日下げましたが、下げ幅は、121.41から119.29ですから、2円12銭でした。

しかし、それだけ下げたといっても、昨年8月以来形成しているウェッジ(楔形)・フォーメーションが、崩れたことにはなりません。

つまり、まだウェッジ・フォーメーションは健在ですので、まだ、上下いずれかにブレイクアウトする可能性は十分にあります。

4月にトレンド性の動きを示すのは例外的ではありますが、ドル/円の需給を考えますと、上げではないかと見ています。

 

ドル高に警戒感も

インターバンクとも話しましたが、FOMCという目先のビッグイベントも終わり、マーケットは、次の新しい材料待ちのようです。

テクニカル的にも、たとえば、ドル/円は、120.04近辺の25日移動平均線と、120.85近辺の5日移動平均線あるいは121.08近辺の10日移動平均線に挟まれています。

また、EUR/USDは、1.0670近辺の5日移動平均線と1.1007近辺の25日移動平均線に挟まれており、いづれも動きづらくなっています。

その上、イエレンFRB議長もドル高に懸念を表明しており、さらに動きづらくさせています。

動きづらそうなマーケット

閑散です。

一昨日のFOMC後の大荒れ相場、そして昨日の反転相場と続き、マーケットは少々疲れ気味のようです。

また、FRBがドル高に警戒してきているということも、動きづらくさせているのかもしれません。

次の展開は、来週になってからかもしれません。

ドル高基調は変わらないか

ニューヨークダウは、前日のFOMCの結果を受けたほか、大きく上昇した反動から売りが優勢となり、前日比117.16ドル安の17,959.03ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、前日のFOMC後の低下から反発し、暫定値ながら前日比0.056%上げて1.976%で引けました。

原油価格は、先行きの需給鈍化への警戒感が根強く売られ、前日比0.70ドル安の43.96ドルで引けました。

金価格は、前日のFOMCの結果を受け、緩和的な金融政策が想定より長期化するとの見方から、当面資金流入が予想され、前日比17.70ドル高の1,169.00ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時121.04近辺まで反発しましたが、上値も重く、引け際やや反落しました。

EUR/USDは反落したものの、1.06台前半は堅く、小反発して引けました。

EUR/JPYは、EUR/USDに追随して下落後、小戻しとなりました。

FOMCの翌日ということで、調整色が強まりました。

ドル高懸念が広がってはいますが、今のところは、基本的なトレンドであるドル高基調には変わりはないものと思われます。

2015/03/19

これからの海外は?

これから、ロンドン勢が入ってきますが、彼らの出方を考えてみたいと思います。

ドル/円に関しては、ドル/円はまだ昨日のロンドンより低いので、マーケットはショートとばかりに買ってくるのではないかと見ています。

また、EUR/USDも、EUR/JPYも、反発する気配がなく、ロングになっているものと思われます。

ロンドン勢は、いつもと同じように、マーケットに残るポジションを一掃することで、利益を出そうとするものと見ています。

 

東京午前9時前後

私は、日本時間午前9時前後の相場をあまり信用していません。

ほとんど、毎日、この時間にさあやるぞとばかりに一方向を攻めることが多く、その結果、非常に短期間にポジションが一方向に偏ってしまうからです。

今日も、昨晩のFOMCの決定、ならびにイエレンFRB議長の発言により、長いヒゲを出すほどに、ドル/円は売られ、EUR/USDやEUR/JPYは買われました。

しかし、これで、相場を潰し切れなければ、今度は、東京・アジア勢がロンドン勢の餌食になるのは、まず避けられないものと思われます。

 

まずは、ドル/円の売りから

イエレンFRB議長の記者会見頃に、多くの通貨ペアが、オーバーシュート(行き過ぎ)の上ヒゲや下ヒゲを出しており、相当量のロスカットが出たものと思われます。

そのため、マーケット全体に、傷んでいるため、静かなマーケットになっていましたが、静かにドル安方向を試し始めています。

ドルの下値を試すだけ試してみないことには、話が始まらないという格好です。

ドル/円の売りが強まっています。

FOMC、意外な展開に

ニューヨークダウは、FOMC声明で利上げを慎重に探る姿勢が示されたことが好感され大幅に反発し、前日比227.11ドル高の18,076.19ドルと、約2週間ぶりに18,000ドルの大台を回復して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FOMCの金利見通しが引き下げられたことから低下し、暫定値ながら前日比0.135%下げて1.916%で引けました。

原油価格は、売りが先行しましたが、FOMCで金利引き上げ期待が後退すると買いが膨らんで上げに転じ、前日比1.20ドル高の44.66ドルで引けました。

金価格は、取引時間内は比較的落ち着いた値動きで、前日比3.10ドル高の1,151.30ドルで終えましたが、時間外取引では、FOMCの金利見通しが引き下げられたことから、利上げ期待が後退し、大幅高となりました。

為替相場では、FOMCでは、「忍耐強く」が削除されたものの、インフレ見通しが引き下げられたことからドル安となりました。

さらに、イエレンFRB議長の記者会見では、「ドル高は低インフレの長期化を意味する」とドル高牽制発言が出て、さらにドルは全面安となり、一時ドル/円は119.30まで急落、EUR/USDは1.1043近辺まで急騰しました。

EUR/JPYもEUR/USDの上昇に連れ、一時131.74近辺まで急上昇しました。

全面的にドル安になったことから、いかにマーケットがドル高を期待していたかがわかります。

まだ、ドル高の調整は続くものと思われ、今しばらく、様子見で良いように思われます。

2015/03/18

ドル/円、ウェッジ・フォーメーションほぼ完成か?

ドル/円の日足を見てみますと、ここのところの膠着は、既に8日目を迎えています。

しかも、明日未明には、FOMCの政策決定とイエレンFRB議長の記者会見も控えており、相場が大きく動く可能性があるものと見ています。

昨年8月以来の上昇トレンドは、ほぼ45度の上昇を続けてきている一方で、上限は122.00近辺で抑えられているという、いわゆるウェッジ(楔形)・フォーメーションがほぼ完成しようとしています。

一般的に、ウェッジ・フォーメーションが完成すると上に放れるとされていますが、実際どうなるか見物です。

 

米国の金融政策とドル高を気にするマーケット

日本時間で翌午前3時にFOMCの声明文が発表される予定です。

声明文から、事実上のゼロ金利解除に向けて「忍耐強く」とした文言が外されるどうかについて、マーケットの関心が集まっています。

また、それに加えて、最近、ドル高が米国の輸出産業に悪影響を及ぼすことを懸念して、ニューヨークダウが下落する場面が出てきていることから、特にユーロに対するドル高にもマーケットは神経質になってきており、FOMCからドル高に対して何らかの言及がないかと警戒しているようです。

もしも、米政府あるいはFRBから、ドル高に対して、なんらかの言及なされれば、もちろん短期的には、ユーロ高にはなると思いますが、長い目では結局はまたユーロ安に戻るものと思われます。

ドル/円、やや買い気

ドル/円は下げそうでいて下がりません。

今は、むしろ買い気になっています。

今回のFOMCに対するマーケットの関心は、いつにも増して高そうです。

結構、FOMC後、特にイエレンFRB議長の記者会見で、荒れる可能性はありますので、十分な警戒が必要です。

NYC後、いつになくFOMCへの警戒感が強いマーケット

ニューヨークダウは、FOMCの声明発表を控え、警戒感から反落し、前日比128.34ドル安の17,849.08ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FOMCを控え様子見気分強い中やや低下し、暫定値ながら前日比0.021%下げ2.051%で引けました。

原油価格は、一時買戻したものの、翌日発表の米週間石油在庫統計を前に、在庫増への警戒感から売りが強まり、前日比0.42ドル安の43.46ドルで引けました。

金価格は、原油価格の下落が続いていることを受け、金価格でもポジション調整の売りが強まり、前日比5.00ドル安の1,148.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、FOMCを翌日に控え、ポジション調整的な動きが中心となりましたが、結局は元に戻しました。

ドル/円は、一時121.11近辺まで緩みましたが、そこから121.35-40近辺へ反発しました。

EUR/USDは、一時1.0650近辺まで上げましたが、そこから1.0590-95近辺に緩みました。

EUR/JPYは、一時129.15近辺まで上昇しましたが、その後128.50-55近辺に軟化しました。

いつも以上に、FOMCの金融政策のみならず、ここに来てドル高に対するFOMCの見方に対しても警戒感も出てきているようです。

したがい、FOMCからいかなる見解を示すか、フタを開けてみないことには、どうなることやらわからないように思われます。

ここは、身軽になって、上下どちらへも、動きやすくしておくべきかと思います。

尚、FOMCの結果が出るのが、日本時間翌午前3時、そしてそれからイエレンFRB議長の記者会見となりますので、実質的な動きは、明日のシドニータイム以降となるものと思われます。

2015/03/17

LIVE! 黒田日銀総裁会見

黒田日銀総裁の記者会見は以下からご視聴できます。

http://www.ustream.tv/channel/nikkei-channel-business

午後3時27分からの予定です。

ロンドンの関心事は?

ロンドン勢にとっての一番の関心事は、EUR/USDだと思います。

ショートの買戻しは一巡しているのか、それにまず関心を示すと思います。

これで、ショートカバーが一巡していれば、再びEUR/JPYも含めてユーロは売られるものと思われます。

その時のドル/円は、結局はまた動きづらくなるのではないかと見ています。

ドル/円、大きな分かれ目か

今日は、日銀の金融政策決定会合、その後黒田日銀総裁の記者会見、そして、明日はFOMC、その後イエレンFRB議長の記者会見と、日米それぞれの金融政策の方向性を再確認する局面となりました。

すでに、ECBは、3月5日に量的緩和を決定し、ユーロ圏と米国との金融政策の方向性の違いが確認されると、EUR/USDは、500ポイントを上回る下落となりました。

それだけに、日米の今日明日つまびらかになる各々の金融政策の方向性によっては、ここのところ膠着していたドル/円相場にも、大きな変動が出る可能性があります。

大きく見れば、昨年の8月以来となる、ドル/円の上昇相場は、まだ否定されてはおらず、日米の金融政策の違いが明らかになれば、ドル/円は、大きく踏み上げる可能性があると見ています。

 

ドル/円、相場が動くかどうかは今日次第?

ドル/円の日足も、収束して、7営業日目になりました。

本来、値幅の収束は、動き出すタイミングが近いこと示唆します。

しかし、収束してからの期間が長くなっても、上下いずれも放れず、横ばいが続くことも、たまにはあります。

今回の場合は、その見極めは、今日動くかどうかにかかわっていると見ています。

 

ユーロフィーバー、一服か

ニューヨークダウは、欧州株高やEUR/USDの買戻し(ドル安)を受けて買い戻す動きが強まり、前週末比228.11ドル高の17,977.42ドルと大幅反発し、1週間ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、翌日からのFOMCを控えやや低下し、暫定値ながら前週末比0.019%下げて2.095%で引けました。

原油価格は、世界的な供給過剰や米原油在庫の積み上がりへの懸念から売られ、前週末比0.96ドル安の43.88ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが反発したことを受け買いが優勢となり、前週末比0.80ドル高の1,153.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ニューヨークに入り、EUR/USD、EUR/JPYの買戻しが本格化し、EUR/USDは1.0619近辺、EUR/JPYは128.79近辺まで反発しました。

ドル/円は、いったんEUR/USDの上昇(ドル売り)を受けて121.09近辺まで下げた後、121.46近辺まで反発しました。

基本的には、先週末からこの月曜にかけてできたユーロショートポジションの買戻し相場でした。

ユーロ安トレンドが広くマーケット参加者の間で広がるに連れ、ポジションが一方向に偏りやすくなってきているものと思われ、段々と相場が難しくなってくるものと見ています。

こうしたひとつの相場の成長サイクルは、決して珍しいことではありません。

むしろ、それでも相場がトレンド方向に進む力を持っているかを見極めることが大事です。

ドル/円については、依然として、動き出すタイミングにはきていますが、相場自体に勢いがないと、このまま狭いレンジでの横ばい相場が続く可能性がありますので注意が必要です。

2015/03/16

EUR/JPYでショートスクイズ?

月曜日のマーケットは、前週の木金、特に金曜日にできた流れを調整するのが一般的です。

結構、マーケットは金曜に方向づけられ、その流れを汲んで、月曜のマーケットに飛び込んでくるものですが、それが結構、すでに流れに乗っているマーケット参加者の利食いのアテにされ、相場が反転することがよく見受けられます。

先週の金曜日、特に方向感のあったのは、EUR/USDのショートであり、EUR/JPYのショートでした。

これから入ってくるロンドン勢は、特に投機中心のEUR/JPYのショートスクイズ(ショートポジションの崩し)に出てくるのではないかと見ています。

嵐の前の静けさか

ドル/円は、1月16日からは、下値を切り上げ上値を切り上げ、上昇方向に着実に進み、3月10日に122.03とここのところの高値を更新しました。

そして、高値圏で横ばい状態になりました。

最近、動きが限られてはいます。

しかし、1月16日以来、あるいは、もっと長く昨年8月以来の上昇トレンドから見ますと、上に放れてもおかしくないものと見ています。

ドル/円に動きは出るか

ドル/円の日足は、収束してきており、動き出しそうではあります。

しかし、方向が、上下どちらか、今朝の東京の雰囲気からは、なんとも言えません。

ただし、油断はしないにこしたことはありません。

緊張感を持っているべきかと思います。

根強いユーロの先安感

シドニーでは、先週末比ユーロ安が続いています。

ユーロの先安感は、変わらないようです。

ドル/円は、ほぼ横ばいです。

日本時間午前5時33分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 121.41-44(121.43)
EUR/USD 1.0473-76(1.0496)
EUR/JPY 127.15-23(127.46)

2015/03/15

これからの展開は(2015/03/15)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、続騰しています。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

3月10日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング61,271枚vsユーロショート242,344枚、ネットユーロショート181,073枚(前回ショート172,389枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング32,898枚vs円ショート92,285枚、ネット円ショート59,387枚(前回ショート52,521枚)です。

ユーロも円も、ネットショートが若干増えています。

さて、今週ですが、今のEUR/USDの動きを見ていますと、昔、ディラーの先輩から言われた言葉を思い出します。

それは、「トレンド相場の場合、上げのトレンド相場であれば、自らド天井を買うつもりで買い、下げのトレンド相場であれば、自らド底を売るつもりで売る」、つまり、トレンド相場では、それぐらいの気概を持ってトレードをしないことには、相場に乗り遅れるということです。

EUR/USDは、昨年の5月から下落を続けてきました。

相場が、一方向に長期間資金が向かうためには、実際のフロー(資金の移動)が必要です。

そして、フローを作る担い手は、通貨ペアによって異なり、EUR/USDの場合は、投資家がそれに当たります。

ここで言う投資家とは、政府系ファンドやペンションファンド(年金運用機関)、また少し性格を異にしますが、外貨準備を移動させる中央銀行などを言います、

彼らは、基本的にお堅い人達のため、資金を動かす方針が決定するには、やや時間がかかりますが、ひとたび方針が決まると、怒涛のごとく、しかも長期間、資金を移動させます。

尚、今回の場合は、米国とユーロ圏の金融政策の方向性の違いがきっかけとなっているものと思われます。

そうした方針により、ユーロからドルへの一方向のフローが、昨年の5月以来続いてきているため、戻りらしい戻りがないままに下げてきていると思われます。

この投資家による資金移動は、過去にもありましたが、たとえば、2001年9月11日に発生した米同時多発テロの結果、米政府がヒステリックになったことから、米国に資金を置いておくことに危険を感じた原油代金がドルで入る中東やロシア、また膨大な貿易黒字から大きな外貨準備をドルで持つ中国といった国々は、せっせとドルからユーロへ資金を移動させたことがあります。

その時の移動期間は、2002年から2008年までの6年間にも及び、しかも動いた値幅が約7300ポイントにもなりました。

もちろん、今回の移動期間が、その時と同じぐらいの規模になるとは一概には言えませんが、しかし、ある程度長期間でしかもそれなりに大きな値幅の下落トレンドになるものと思われます。

つまり、パリティー(等価、1.0000)が、下げの終着点ではないと見ています。

いすれにしましても、EUR/USDは下げるばかりで、戻りは限られるものと思われます。

一方、ドル/円ですが、先週は、高値圏を維持しましたが、その結果、値幅が収束してきており、そろそろ動き出すものと思われます。

問題は、方向です。

現在、全般にはドル高相場になっていますので、それにしたがって、他の通貨にも、そして日経平均にも出遅れているドル/円がキャッチアップするのか、あるいは、121円台後半の上値の重さに勝てずに反落するのか、注目です。

また、EUR/JPYが下落しているのに、ドル/円は上がれるのかという疑問もあります。

しかし、これは実際の状況を見ながら、判断していくしかありません。

2015/03/14

[3/2] マネーポストにコラム掲載

「マネーポスト」(小学館)で,「水上紀行のFX相場の本質」を連載中!

連載第5回目の今回は「リスク再考」と題して解説を行っています。

マネーポスト 2015年 4/2号は、以下のリンク先から購入できます。

☆マネーポスト 2015年 4/2号

ユーロが支配するマーケット

ニューヨークダウは、EUR/USDの下落(ドル高)が、米輸出企業の業績を圧迫するとの警戒感から売りが優勢となり、前日比145.91ドル安の17,749.31ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが大幅安となる中買われ(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.002%下げて2.114%で引けました。

原油価格は、IEAが発表した3月の石油市場月報から、需給が緩んだ状態が続くとの見方が広がって売られ、前日比比2.21ドル安の44.84ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウや原油の下落から逃避的な買いが入る一方、EUR/USDが売られたことから上値も重く拮抗し、前日比0.50ドル高の1,152.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDの下げが、マーケットをドミネート(dominate、支配する)しました。

EUR/USDは、ロンドンタイムに、一時1.0634近辺まで反発しましたが上値は重く、ニューヨークに入りが下落を強め、一時1.0462近辺まで下げました。

ドル/円は、ニューヨークに入りEUR/JPYが下落したのに連れて、一時121.13近辺まで下げましたが、引け際121.40台まで反発しました。

EUR/JPYは、一時126.90まで下落後、127.40台まで反発しました。

先週の5日、ドラギECB総裁がユーロ圏諸国の国債購入などの量的緩和策を9日から実施すると表明したことに始まり、EUR/USDは1.10台から下落を開始し、それから1週間後には、一時1.0462近辺をつけました。

つまり、1週間で約500ポイントもの下落をし、ユーロの大きな変動の裏には、ドラギ総裁ならびにECBの存在があることを改めて確認した格好です。

1.0500という心理的抵抗線付近で越週となりましたが、トレンド的には、引き続き下落を続けるものと思われます。

もともと今回の下げは、2月26日から開始し、その後戻りらしい戻りがないままに下げているのは、EUR/USDの一方向への資金移動を促す投資家が、戻りを抑えていることが大きく、今度とも、彼らと同じように戻り売りスタンスでいることが大事だと思われます。

また、ドル/円ですが、高値圏で値幅が収束しており、来週の月曜あたりが、上に抜けるかどうかの判断の分かれ目だと見ています。

個人的には、上を見ていますが、EUR/JPYが重いことが、懸念材料です。

Your choice(ユア チョイス) 

ファイナンシャル・プランナーの資格を取って、もう10年ぐらいになりますが、2年毎に資格を更新する必要があります。

資格を更新するためには、継続教育研修を受けて一定の単位数を取得しなくてはなりません。

通信教育という手もありますが、折角だから、いろいろなセミナーを受けて単位を取ることにしています。

先日も、そういったセミナーを受けてきました。

その時の講師の方は、ファイナンシャル・プランナーを専門としている人で、実はそうした専業にしている人は、収入的になかなか難しいため、珍しい成功例です。

大体の人は、保険とか、不動産とかと兼業しているか、私のように単に資格として持っているのが普通です。

それだけに、その専業としてやっている方のお話を聞いみると、この人は本当にプロフェッショナルだなと感じました。

その彼女の話でなるほどと思ったのは、依頼人にファイナンシャル・プランナーとしての自分に依存させないということでした。

たとえば、どうやって貯蓄を増やすのかと聞かれれば、もちろん、現状どうなっているのかを自覚してもらったり、どうやったら増やすことができるかといったいくつかのアイデアはアドバイスしているそうです。

しかし、いったいどういった行動をとることによって貯蓄を増やすかは、ご本人に決めてもらうことにしていると話していました。

なぜなら、ご本人がどういう選択をしても、それはその人の人生だからだそうです。

相場の世界に、彼女の考え方をあてはめてみると、どうやってFXでもっと儲けるかについては、現状のご本人のトレーディングスタイルを聞いて、もっと向上するにはどういう方法があるかをいくつかアドバイスすることは確かにできます。

しかし、どの方法を選ぶかは、やはりご本人に決めてもらわなければなりません。

なぜなら、どのトレーディングスタイルを選ふにしても、それは”Your choice”(ユア・チョイス、あなたの選択)だからです。

現状や対策のアドバイスはプロとしてお手伝いはしますが、一番大事なことは、本人自身が気づくことだそうです。 

尚、ファイナンシャル・プランナーになるために勉強したことは、私個人のお金に関わるいろいろな場面で、本当に役に立っています。

是非、資格を取られることをお勧めします。

2015/03/13

壁は破られるか

ドル/円は121.50が重く、EUR/JPYは129.00が重く、いずれも売りオーダーが並んでいて、いわゆる「壁になっている」状況です。

しかし、売っても売っても買いが強まる、言い換えれば、マーケットがショートになっている状況です。

この状況のままロンドンが入ってきたら、ロンドン勢は、たぶん最初は、東京・アジア勢が買ってきたとばかりに売るかもしれませんが、買いが引かないことに気づけば、たちどころに売りから買いに転ずるものと思われます。

たぶん、現状の売りオーダーの上にはストップロスが並んできているものと思われ、いったん吹いてショートが切れないことには、緩むこともできないものと思われます。

動くか、ドル/円

ドル/円は、テクニカル的に見ますと、今日動く可能性があります。

ひとつには、121.00前後での揉み合いが続いて、5日目になってきて、値幅も収束してきています。

また、昨日、寄せ線(寄り付きと引け値が近く上下に長いヒゲが出る)が出現しており、こうした寄せ線の出現した翌日に相場が動き出す傾向があります。

そして、ここのところ、売られても売られても、買いがぶり返していることから、大きく動くとすれば、上方向ではないかと見ています。

ドル/円、実需買いか

ドル/円は、ここのところ、東京オープン前後から買いが出てきます。

やはり、実需の買いだと思われます。

EUR/JPYもやや買いですが、129.00近辺が、依然重そうです。

しかし、買いも引きません。

ドル/円の底堅さを再確認

ニューヨークダウは、発表された2月の米小売売上高が-0.6%と予想の0.3%を大きく下回り、最近高まっていた早期利上げ観測が後退したことを受けて大幅反発し、前日比259.83ドル高の17,895.22ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、30年債の入札が不調であったことから上昇し、暫定値ながら前日比0.0037%上げて2.11%で引けました。

原油価格は、原油在庫拡大を警戒して売りが続き、前日比1.12ドル安の47.05ドルで引けました。

金価格は、前日ほぼ3ヶ月りの安値をつけた反動から、小幅ながら反発し、前日比1.30ドル高の1,151.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、東京タイムに売り込まれたEUR/USD、EUR/JPYは、ロンドンタイムに入り買い戻されましたが、その後も、ショートが切れていないのか、EUR/USD、EUR/JPYは底堅く推移しました。

ドル/円は、冴えない米小売売上高に押され、一時120.66近辺まで下げましたが、その後は121.42近辺まで反発しました。

最近、下落が続いたユーロが相場の主役となりましたが、昨日は売り過ぎからの買戻しとなりました。

ただし、ユーロ安基調は依然として続いているものと思われます。

ドル/円は、EUR/USD、EUR/JPYに振り回された感はあるものの、特に、121.00より下は、実需のドル買い需要があるようで、基本的には押し目買いで良いように思います。

2015/03/12

気になるEUR/JPY

これからのロンドンですが、ロンドン勢が定石を踏んだ動きをするならば、EUR/USD、EUR/JPYは、下げているのでショート、ドル/円は上げているのでロングと見て、EUR/USD、EUR/JPYは買いから、ドル/円は売りから入ってくるものと思われます。

そして、EUR/USDが上げきれなければ売りに、ドル/円が下げきれなければ買いに転ずるものと思われます。

EUR/JPYについては、とりあえず、EUR/USDの動きに従うものと思われます。

尚、EUR/JPYは、EUR/USDのような投資家の戻り売りはなく、単に投機的なショートが集まっているだけですので、巻戻しが起きやすいという点に警戒を要します。

ドル/円の上げは、強いか弱いか

ドル/円は上向き、EUR/USDとEUR/JPYは下向きになっています。

依然として、ドル/円は、122.00近辺をしっかり上抜いていないため、割を食っている感じです。

しかし、下がらなくなっていることも事実で、そう遠くない将来、上に抜けていくものと見ています。

問題は、たとえば、昨年の8月以来の上昇相場のようなパワフルな上昇になるのか、あるいは、大幅な原油安で貿易赤字が最近減少しているのでそれほど上げが強くないのか、これは、率直に申し上げて、相場が実際動いてみないことにはわかりません。

動くか、ドル/円

ドル/円が昨日の夕刻からの拮抗状態が崩れるか、注目されます。

確かに、上がらないですが、下がりもしなくなっており、こうした収束した相場が、いずれ上下いずれかに放れる(抜ける)ものと思います。

個人的には、上ではないかと思います。

日足で見れば、短期のサポートとなる5日移動平均線も121.24近辺に切り上がってきています。

動くか、ドル/円

ユーロからの資金流出止まらず

ニューヨークダウは、EUR/USDの続落を受け、米国外で事業展開する企業の収益に対する警戒感が依然強く、前日比27.55ドル安の17,635.39ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ドル高傾向に加えて欧州債券利回りも低下していることから緩み、暫定値ながら前日比、0.023%下げて2.107%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの続落に加え、発表された米週間石油在庫統計で原油在庫が大幅に増加していたことから、売りが優勢となり、前日比0.12ドル安の48.17ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが続落したことを受け、連れ安となり、前日比9.50ドル安の1,150.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、121.40-50近辺で横ばい推移でした。

一方、EUR/USDは、戻りらしい戻りがほとんどないままに下落を続け、一時1.0511近辺をつけました。

前日のニューヨークダウが、ドル高懸念から値を下げたことから、昨日、米当局から何らかのコメントがあるかと懸念しましたが特段の発言等はなかったもようです。

EUR/JPYも、EUR/USDに連れて続落し、一時127.62近辺まで下げました。

戻りらしい戻りがないということは、もう投機筋の売買でうんぬんする相場ではなく、投資家筋が、ECBの量的緩和の実施やギリシャの不透明感から、ユーロからドルへ資金を移動し続けているものと思われます。

尚、ドル/円についても、高値圏を維持しており、近い将来、122円近辺をしっかりと上抜いていくものと思われます。

2015/03/11

三大通貨物語

今、ドル/円、EUR/USD、EUR/JPYのどの通貨ペアがリードし、またどの通貨ペアが従い、どの通貨が抗っているのか、そしてそれぞれがどうこれから向かうのか、考えてみることが重要だと思っています。

私が思うのは、ドル/円もリーディングカレンシーにはなりたがってはいますが、今のところ、EUR/USDがもっと相場を、現実的にリードしていると思います。

そのために、昨日の海外のような、EUR/USDの下落が、EUR/JPYの下げを呼び、そして、EUR/JPYの下げが、それまで上げていたドル/円を押し下げるということが起きています。

ただし、ドル/円は、たぶんどこかのタイミングで上がり出すものと思われ、そうなると、EUR/JPYは反発することになると思います。

しかし、正直なところ、今現在、既にドル/円は、結構な買い気です。

下がったら買いか

海外で売りまくられたドル/円ですが、東京に入り買いが強まっています。

こういうのを見てしまうと、ドル/円はやっぱり実需によって作られている相場だと思わざるを得ません。

つまり、今であれば、貿易収支が2011年から赤字に転落し、それによって、輸入(ドル買い)が輸出(ドル売り)を上回っているために、特に円のマザーマーケット(根拠地)である東京に戻ってきて、しかも下がっていれば、輸入が喜んで買ってくるわけで、少なくとも下支えになります。

今日のこのままの水準でロンドンに渡せば、彼らは売ってくるものと思われますので、そこを引き付けて買うことではないかと思います。

 

東京勢は買いからエントリーか

ドル/円は、オープン前売ってみたものの、味が悪かったようです。(下も堅いものと思われます)

EUR/USD、EUR/JPYについては、東京勢らしく下がっていて安いので、買ってきているようです。

つまり、どれをとっても、ロングでエントリーしているもようです。

しかし、特にEUR/USDについては、まだ下がるのではないかと思います。

ドル/円、EUR/JPYに押されて反落

ニューヨークダウは、ドル高を嫌気した売りでほぼ全面安の展開となり、前日比332.78ドル安の17,662.94ドルと、2月2日以来約1ヶ月ぶりの安値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが大幅安になった他、ECBの量的緩和の実施によりドイツ国債の利回りが過去最低水準になったことを受け、暫定値ながら前日比-0.069%下げて2.122%で引けました。

原油価格は、EUR/USDが下落したことや、ニューヨークダウが大幅安となったことを受け、前日比1.71ドル安の48.29ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比6.40ドル安の1,160.10ドルで取引を終えています。

為替相場では、ドル/円は、東京タイムに122.02近辺まで上昇しましたが、海外に入り、EUR/USDが続落したことにより、EUR/JPYの売りが強まり、これに押されるように反落し、一時120.92近辺まで下げました。

ドル/円が上値を試していた過程では、昨年12月8日の高値121.84を上抜き、上方向にレンジブレイクかと見たマーケット参加者も多かったことと思います。

しかし、ロンドンタイムに入り、EUR/JPYが強烈に売られことで、ドル/円のレンジブレイクの期待は裏切られました。

つまり、ドル/円での円安傾向とEUR/JPYの円高傾向が真っ向からぶつかり合い、昨日のところはEUR/JPYの円買いに軍配が上がりました。

これにより、EUR/JPYは、1月26日につけた一番底である130.15を下回っており、さらに続落する可能性があります。

その結果、ドル/円も、EUR/USDも共に、さらに下押しされるものと見ています。

尚、ドル/円と相関関係にあるニューヨークダウも米国債10年物利回りも低下していることには、注意が必要です。

2015/03/10

ロンドン勢の出方は?

今日もまた、ロンドン勢の出方が注目されます。

ドル/円は昨日より高く、EUR/USDは昨日よりも安くなっている以上、東京・アジア勢は、ドル/円ではロング、EUR/USDではショートと見て、ドル/円では売ってくるでしょうし、EUR/USDでは買ってくるものと見ています。

しかし、基本的に、東京にとってのマザーカレンシー(母国通貨)であるドル/円では、いろいろな需要によってドルは買われたものの、他の地域の通貨であるEUR/USDの売りは、あくまでも投機によるものと思われ、ポジション的には、EUR/USDの方がドル/円より偏っているものと思われます。

したがって、ドル/円は下げきれず、EUR/USDは反発しやすいものと見ています。

 

クロス円の巻き戻しに警戒

ドル/円は、昨年12月8日の高値121.84が上にブレイクしてしまうと、2012年来の上昇相場が強烈だっただけに、同じような上昇幅を持つことになる可能性があります。

その時、気をつけなければならないのは、EUR/JPYはじめクロス円のショートの巻戻しです。

ここのところ、ドルは円以外の通貨に対して早くドル高となり、ドル/円はレンジで動かなかったため、クロス円としては下落となりました。

それが、レンジ期間で動かないという大前提にあったドル/円が今度は強烈に上昇を始めるようですと、クロス円の進行方向が180度転換するリスクがありますので、十分な警戒が必要です。

 

ドル/円、実需買い?

ドル/円は、今日が10日で5・10日(ごとうび)にあたっているためか、午前8時台に輸入企業と思われる買いが入り、一時121.61近辺まで上げました。

しかし、買い一巡後、いったん121.40近辺まで軟化しました。

ただし、まだやや買い気です。

EUR/USDも、重くなって(ドル高)います。

ドル/円、実需買い?

ドル/円、上方にレンジブレイクの可能性高まる?

ニューヨークダウは、前週末、大幅に下げた反動で上昇し、前週末比138.94ドル高の17,995.72ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、前週末の上昇の反動で下げ、暫定値ながら前日比0.053%下げて2.188%で引けました。、

原油価格は、需給緩和の観測がやや弱まって買いが優勢となり、前週末比0.39ドル高の50.00ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDがやや反発したことから買戻しが入り、前週末比2.20ドル高1,166.50ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、依然として、昨年12月8日につけた高値121.85が上をキャップ(フタ)しています。

しかし、BID(買い気)は強く、あまり下がる感じがありません。

2011年に貿易収支が赤字に転落して以降、調整局面は3回あり、各調整期間は6ヶ月前後であったため、昨年8月から12月までの20円ほどの上昇局面の調整もまた6ヶ月前後の期間が掛かるものと、これまで見てきました。

しかし、1月16日以降、上値が切り上がり下値も切り上がってきた上に、先週木曜から上昇角度がさらに上向いて来ています。

121.85の上限をまだブレイクアウトしておらず、時期尚早かもしれませんが、私自身としましては、上昇トレンド再開のタイミングが近づいてきているように見ています。

EUR/USDですが、昨日、ロンドン勢のショートスクイズ(ショートポジションの崩し)に、1.0906近辺まで反発しましたが、そこは、投資家と思われる売りが上値をしっかりと抑え反落となりました。

EUR/USDは、戻り売りの勢力が着実に入ってきているものと思われます。

EUR/JPYは、昨日反発となりましたが、まだこれで二番底が確認したと見るのはまだ早いように思われます。

2015/03/09

EUR/JPYの反発は本物か?

EUR/JPYの日足を見てみますと、1月26日に130.15近辺の安値をつけ、その後リバウンドしたものの、また二番底をつけようと下げてきており、特に3月4日以降、下げ足を速めています。

したがい、今ここで上げようとしても、かなりの力がいるものと見ています。

ただし、日本が貿易赤字となった2011年以降の爆発的な上昇局面においては、決してありえないことではありません。

しかし、問題は、ドル/円の急上昇が現段階で起きるかどうかにかかってきます。

東京勢のポジションを推理する

東京は、いつもながら、オープン前後に、自ら手の内を明かしてしまうように思います。

今日も今日とて、ドル/円で言えば、高すぎるから売りから入り、結構売ってしまって、ショートになっているように思われます。

また、EUR/USDは、安すぎるために買いで入ってきて、結構買ってしまってロングになっているものと思います。

やはり、この東京オープン、午前9時前後がどのような動きをマーケットがしているのか、それによってマーケットのポジションがどう傾いているのかについては、よく推理することが大切です。

東京勢のポジションを推理する

レベル感からのドル売りか

東京は、ドル売りで入ってきました。

ドル/円は高くて買えないから売り、EUR/USDは安すぎて売れないから買い(ドル売り)ということだと思います。

しかし、こうして、レベル感からのドル売りは、ドルショートを作るだけだと思われます。

後で、ドル安方向に戻すものと思われます。

ユーロ安

シドニーでは、ユーロが、先週末比、対ドル対円で重くなっています。

ドル/円は、やや買い気です、

日本時間午前5時36分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 120.83-88(120.80)
EUR/USD 1.0827-30(1.0842)
EUR/JPY 130.84-90(130.97)

2015/03/08

これからの展開は(2015/03/08)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは高止まりから、上に放れました。つまり、上昇が再開したものと見ています。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

2月24日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング48,467枚vsユーロショート220,856枚、ネットユーロショート172,389枚(前回ショート177,736枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング33,944枚vs円ショート86,465枚、ネット円ショート52,521枚(前回ショート47,512枚)です。

ユーロも円も、あまり大きな変化はありません。

さて、今週ですが、先週金曜に発表された米雇用統計が、失業率が5.5%(予想5.6%)、非農業部門雇用者数が29.5万人(予想23.5万人)と、特に非農業部門雇用者数が良くドル高相場になりました。

このため、EUR/USDは、大きく売られ、一本調子に1.0839の安値をつけましたが、ドル/円は一時ドル高となり121.29をつけましたが、その後下落に転じ、120.61近辺まで下げました。

EUR/JPYは、EUR/USDの下げに連れて、130.88まで下落しました。

このEUR/USDとドル/円とのドル高方向への動き方の違いで言えることは、EUR/USDが、既に一番底である1月26日につけた安値1.1097を割り込んでいて、下げ方向の道が開けていたのに対して、ドル/円は、未だに昨年12月6日につけた一番天井である高値121.85を上抜いてはいないということが大きいと思います。

つまり、EUR/USDは下方向に既にレンジブレイクして下降トレンドに入っているのに対して、ドル/円はレンジの上限を突破できていないでいるということです。

これにより、下げやすいEUR/USDと、まだ動きにくいドル/円の関係から、EUR/JPYは目先下げやすくなっているものと思われます。

ただし、これは、ドル/円が今のところは上がりにくいということであって、いずれ、上方向にレンジブレイクし、昨年8月から12月に掛けて経験したような急上昇が再来するものと見ています。

したがい、特にEUR/JPYは、ドル/円の急上昇が再開すると大きな反発が突然発生する可能性がありますので、十分な警戒が必要です。

尚、EUR/USDですが、前日のドラギECB総裁が、今回決定した量的緩和について、少なくとも2016年9月までは行うとしたうえで、必要ならばユーロ圏の物価が上昇に向け持続的な変化を見せるまで続ける、つまり、場合によっては、2016年9月以降も量的緩和を続けると述べたことは、そんなにユーロ圏経済は深刻なのだということを示しているものと思い、ユーロ安はこれぐらいのことでは終わらないものと再確認しました。

薄日の指してきた日本と、雨模様のユーロ圏という点からも、目先は、EUR/JPYは重いものと思われます。

2015/03/07

ユーロとドルの対比、鮮明に

ニューヨークダウは、発表された2月の米雇用統計では、失業率が5.5%(予想5.6%)、非農業部門雇用者数が29.5万人(予想23.5万人)といずれも予想より改善されたことを受け、FRBによる利上げ時期が早まるとの見方が強まって売られ、前日比278.94ドル安の17,856.78ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、強い米雇用統計を受け利上げ観測が高まり、暫定値ながら前日比0.130%上げて2.246%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの下落を受けて下げ、前日比1.15ドル安の49.61ドルで引けました。

金価格は、強い結果となった米雇用統計を受け、EUR/USDが売られ、それに連れて下げ、前日比31.90ドル安の1,164.30ドルで取引を終えました。

為替相場では、発表された良好な米雇用統計を受けドルは全面高となりました。

ドル/円は、121.28近辺まで上昇しましたが、121.00以上にあった売りオーダーを飲んでしまったせいか、その後120.61近辺まで反落しました。

EUR/USDは、下落を続け、一時1.0841の安値をつけた後も、安値を維持しました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて下げ、引け際には一時130.88近辺をつけました。

ドル/円は、高値を維持しきれず反落となりました。

それに対して、EUR/USDやEUR/JPYは下げた後も安値圏を維持しており、米雇用統計の結果が与えた影響は量的緩和をしたばかりのユーロのほうが円より大きかったことがわかります。

来週初は、EUR/USD、EUR/JPYはさらに下落するものと思われます。

ペリー提督

私達のチームは、実にニューヨークらしく、”Melting Pot”(人種のるつぼ)で、WASP(※ワスプ)、アイルランド系、ドイツ系、ルーマニア系、ユダヤ系、ベネズエラ系、中国本土系、香港系、台湾系、韓国系のアメリカ人達と日本人で構成されていました。

(※)WASP(ワスプ):ホワイト(W)、アングロ(A)・サクソン(S)、プロテスタント(P)の略で、英国系白人で宗教はプロテスタントという米国の保守本流エリート層を呼びます。

WASPのやつは、海軍一家の出で、親戚から、「おまえ、(為替ディーラーなんてわけの分からないものやってて)大丈夫か?」とよく聞かれると言っていました。

彼の曾お爺さんは、ペリー提督とともに日本に来航したそうで、実家には江戸幕府から曾お爺さんに送られた品が家宝としてあるそうでした。

この話を聞いて、とんだところで日本史に触れたもんだと思いました。

また、台湾系のアメリカ人ディーラーは、小さい時、神戸にいたそうで、日本語がペラペラでした。

ところが、日中国交正常化に伴い、日本政府は、台湾人へのビザの発給・更新を認めなくなり、やむなく家族一同、米国に渡ったそうです。

そうした日本の政治に翻弄された人とも、職場を同じくしているかと思うと、複雑な気持ちでした。

こんな話を、マーケットが静かな時、同僚と語り合ったことが、今でも懐かしい思い出です。

2015/03/06

ドル高、ユーロが速いか、円が速いか

ドル/円とEUR/USDの日足チャートを比較してみますと、基本的に、ドル高地合いですので、どちらもドル高に向かう可能性は高いと思われます。

しかし、ドル/円の場合、12月8日につけた高値121.85までまだ距離がありますし、しかもこの121.85を上抜けないことには、現状のレンジ相場を本当の意味で抜けてドル高になったことにはなりません。

一方、EUR/USDは、1月26日につけた一番底である1.1097を、一昨日、下にブレイクしており、下落の可能性が高くなっています。

いまだにハードルのある通貨のドル高と、ハードルを抜けた通貨のドル高のどちらが速く進むかと言えば、やはりハードルを抜けたEUR/USDの方が速いと見るのが、素直ではないかと思われます。

ドル/円、上抜けの可能性は?

ドル/円の月足を見てみました。

少なくとも言えることは、それ程大きな反落はなさそうです。

一方、2007年7月以来、今のところ、月足の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)は、120.00より上で実体とはなっておらず、120.00が月足の大きなレジスタンスだと言えます。

これで、120.00を実体でまたいで月が終わると、レジスタンスを上抜いたということで、非常に意味は大きいと思います。

東京は閑散だが、ロンドンはなにかやる?

東京らしく、米雇用統計を夜に控えているため、様子見気分が強まっています。

ちょっと、動く気配はありません。

夜に備えて、充電中ということでよろしいかと思います。

しかし、それでも、ロンドンが入ってくると、雇用統計発表前の時間帯を狙って何かやってくるとは思います。

さて、今日は月間最注目の米雇用統計の発表

ニューヨークダウは、欧州株式相場が上げたことを好感して上昇したものの、翌日に米雇用統計の発表を控えているため上値も重く、前日比38.82ドル高の18,135.72ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ドイツ国債の利回り低下を受けて下げる局面もありましたが、米雇用統計の発表を翌日に控えていることからやや反発し、暫定値ながら前日比0.002%下げて2.115%で引けました。

原油価格は、ECB理事会を受けてEUR/USDの売りが優勢となったことや、また、中国で全人代(全国人民代表大会)が始まり、今年の成長見通しを7%前後に引き下げたこともあって売られ、前日比0.77ドル安の50.76ドルで引けました。

金価格は、ECB理事会を受けてEUR/USDの売りが優勢となったことから、利益確定の売りが強まり、前日比4.70ドル安の1,196.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ドラギECB総裁の会見を前に思惑的な売りが出て、一時120.40近辺まで上昇しましたが、その後119.96近辺まで反落後、120.10-15近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、一時的に1.1114近辺まで上昇する場面もありましたが、ドラギECB総裁が、ユーロ圏諸国の国債購入などの量的緩和策を9日から実施すると表明したことを受けて、売りが加速し、一時1.0987近辺まで下げましたが、その後は、1.1025-30近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、一時133.59まで急反発をしましたが、そこからは反落し、132.10近辺まで下げた後は、132.45-50近辺で落ち着きました。

結構、荒れた相場でしたが、結局は再びユーロ安方向を目指すものと思われます。

そして、今日は月間最注目の米雇用統計の発表です。

経験的に、ドル/円が一番動く傾向があり、結果にもよりますが、今回の場合は、上値を試すことになるものと見ています。

12月8日の高値121.85にどこまで肉薄できるか、注目されます。

2015/03/05

明日は、ドル/円が動きそう

明日は、米雇用統計の発表ですので、当たり前のことではありますが、明日は、ドル/円が動きそうです。

それでは、どちらかですが、結局は上げではないかと見ています。

ドル/円の日足を見てみますと、1月16日以来、下値が切り上がってきています。

もし、雇用統計が予想より悪くて、下押しされても、押し目で買ってみても良いかと考えています。

夏時間でのショートコメント掲載時間について  

ニューヨーク市場が3月9日(月)から夏時間に移行します。

それに伴い、ショートコメントの掲載時間は午前6時20分頃となりますので、何卒ご了解ください。

EUR/USD、ショートは軽いか

EUR/USDは、昨日、それまでの安値であった1.1097近辺を割り込み、ニューヨークは1.1077で引けました。

つまり、一番底を下回って、昨日引けており、新たに下げが示唆されました。

ECB理事会で金融政策に変更が、たとえなくても、ドラギECB総裁の一言で、相場は動くものと思われます。

昨日、下げてからの戻りも弱いことから、あまり大きくショートにマーケットのポジションが偏っていないものと思われ、戻りはひきつけて売っていって良いように思います。

 

ロンドン勢、イベント目前までトレードか

ECB理事会とドラギFRB議長の記者会見の当日となり、マーケットは模様眺めとなっています。

東京・アジア勢は、イベントがあることを言い訳にして動かないのだと思います。

しかし、たぶんロンドン勢は、イベント目前まで、しつこく売買を繰り返すと思われます。

そして、このイベント目前までのトレードされるのが、EUR/GBPになることがよく見受けられます。

ユーロ下落の催促相場か

ニューヨークダウは、利益確定売りが出て続落し、前日比106.47ドル安の18,096.90ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ビッグイベントを木曜・金曜に控え横ばいとなり、暫定値ながら前日比0.002%下げて2.117%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で原油在庫が大幅に増加したことから、売りが先行しましたが、50ドル以下は押し目買い意欲も強く押し戻され、前日比1.01ドル高の51.53ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが売られたのに連れ下押しされたものの、1,200ドル以下は底堅く、前日比3.50ドル安の1,200.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、発表された2月のADP雇用統計が21.2万人と予想の21.9万人を若干ながら下回り、ドル/円は、これを受けいったん119.47まで下落したものの、その後EUR/USDの売りが加速(ドル買い)すると、119.80近辺まで反発しました。

EUR/USDは、欧州各国のサービス業購買担当者景況指数(PMI)の弱い内容を受けて売りが加速し1.1061近辺まで下げ、2003年9月以来約11年6ヶ月ぶりとなる1.10ドル台後半をつけました。

EUR/JPYは、EUR/USDの下げに連れて、132.40近辺まで下げ続けました。

EUR/USDは、昨日既に、それまでの一番底であった1.1097近辺を割り込んでおり、ユーロに対するベアリッシュトーン(弱気ムード)は、、本日のECB理事会、並びにドラギECB総裁の記者会見に向けてさらに強まる、いわゆる催促相場(※)になる可能性があります。

従って、EUR/USD、EUR/JPYについては、更なる下落に備えておく必要がありそうです。

(※:マーケットが当局に金融政策の変更を催促する相場)

2015/03/04

信頼すべきドラギECB総裁

今、EUR/USDに、世界で一番影響力のあるのは、ドラギECB総裁だと思っています。

なぜなら、ドラギ総裁は、マーケットにECBがこれから何をしようとしているか率直に語りかけ、マーケットも彼を信頼しているからこそ、素直に従っているからです。

もし、マーケットとドラギ総裁との間に信頼関係がなかったとしたら、ユーロ圏のデフレ不況、ギリシャ問題、あるいはウクライナ問題など、山積する問題に、ユーロは暴落していたかもしれません。

それが、ECBとしてもデフレ不況克服のためにユーロ安を容認したことで、むしろ秩序だったユーロ安となったことは、ユーロ圏にとって良かったことですし、ユーロ圏がパニックにならなかったことが、他の地域にとっても良かったことだと思います。

ドル/円、ウェッジ・フォーメーションを形成中か

ドル/円の日足を見てみますと、1月16日以来、下値が切り上がってきているのがわかります。

まだまだ、今回のレンジ相場の基点であり、レジスタンスでもある昨年12月8日の高値121.85までには、距離はあるものの、このまま下値を徐々に切り上げていくと、ウェッジ(楔形)・フォーメーションを形成することになりそうです。

ウェッジ・フォーメーションが形成されると、上に抜けるのが一般的です。

しかし、それが正しいとして、それではいつ上に抜けるかは、マーケットを冷静に見ていく必要があります。

動きづらそうなドル/円

ドル/円は、ニューヨークの後半、反発しましたが、シドニータイムから軟調です。

現在、119.59近辺の90時間移動平均線で、一応サポートされています。

しかし、上も上で、119.70近辺に25時間移動平均線が下りてきています。

つまり、動きづらそうです。

週後半のイベント待ちか

ニューヨークダウは、利益確定売りが強まり、前日比85.26ドル安の18,203.37ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、大型起債に向けた動きに上昇し、暫定値ながら前日比0.040%上げて2.122%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアが米国やアジア向けの石油の輸出価格を4月から引き上げると伝わり、前日比0.93ドル高の50.52ドルで引けました。

金価格は、上値は重たかったものの、1,200ドル台を維持し、前日比3.80ドル安の1,204.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン前、119.91近辺まで買い上げられました。

しかし、ニューヨークに入り、一時119.38近辺まで反落しましたが、その後119.75近辺まで値を戻しました。

EUR/USDは、ニューヨークオープン前、1.1154近辺まで下げたところから、ニューヨークでは、1.1217近辺まで反発し、その後1.1173近辺まで緩みました。

EUR/JPYは、133.70から134.00近辺での上げ下げに終始しました。

ドル/円は、一昨日のニューヨークから昨日の東京にかけて120円台を試しましたが、上げきれず米雇用統計待ちといった状況です

EUR/USDは、1.1160以下に定着できず反発はしたものの、また下げてきており、下値を試そうとする意欲は依然として強そうです。

いずれにしましても、明日、明後日の、ECB理事会、ドラギECB総裁記者会見、そして米雇用統計の発表待ちだと思います。

2015/03/03

人の行く裏に道あり花の山

今日の東京では、ドル/円が前日のニューヨークで120円台に乗ったという結果を知るに至って、上げを確信した多くのマーケット参加者が買ってしまったためにマーケットはロングに偏り、その後自律的に反転下落しました。

「人の行く裏に道あり花の山」(人と同じ事をしていては、儲けることは出来ない)という名言があります。

要するに、人とは違う道を歩むというのが、相場で生きていくためには、大切なことだと思います。

そのためには、なによりも、マーケットセンチメント(市場心理)が読めるようになることが必要で、マーケットの大勢が今何を考えているのかを、日頃から推理するクセをつけることが大切だと思います。

ドル/円はレンジブレイクの時か

ドル/円は、改めて、レンジを上方向にブレイクさせようとする機運が高まっているように思われます。

ただし、12月8日の高値121.85近辺、あるいは丸めれば122.00が上にブレイクしなければ、まだレンジが上に抜けたとは確認できないと思います。

そして、貿易赤字に転落して以降、これまでで3回のレンジ相場を経験していますが、レンジの期間は6ヶ月前後と長く、現状まだ4ヶ月目に入ったところで、まだ日柄が足りないと思われます。

もちろん、絶対に6ヶ月前後の調整期間が必要という訳ではありませんが、米雇用統計の発表を金曜に控えて、どうもファンド筋などの投機筋が無理矢理、相場を持ち上げようとしているように思えてなりません。

東京のポジションを知る上で貴重な時間帯

東京オープン前、ドル/円は買われ、EUR/USDはやや下げました。

そして、オープン後、ドル/円は重くなり、EUR/USDはやや反発しています。

やはり、午前9時前後というのが、東京勢が何をやりたがっているのかを知る上で、貴重な時間帯だと思われます。

たとえば、ドル/円は買われてロングになっているようですので、一時的かもしれませんが、目先上がりにくいものと見ています。

さらにドル高方向を試すか

ニューヨークダウは、活発な企業の合併・買収(M&A)などが追い風となり反発し、前週末比155.93ドル高の18,288.63ドルと、3営業日ぶりに史上最高値を更新して取引を終えました。

尚、ナスダックは前週末比44.57ポイント高の5008.10と、ITバブル期の2000年3月10日以来、15年ぶりに5000の大台を回復して引けました。

米国債10年物利回りは、利上げへの期待感が根強いことや、ニューヨークダウも堅調だったこともあって上昇し、暫定値ながら前週末比0.093%上げて2.086%で引けました。

原油価格は、一時買いが強まったものの、戻り売りに押され、前週末比0.17ドル安の48.59ドルで引けました。

金価格は、利益確定売りに反落し、前週末比4.90ドル安の1,208.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、120円のオプション絡みの防戦売りになかなか120円を上抜けられず、一時119.67近辺まで反落しました。

しかし、ニューヨークダウが取引中の最高値を更新したり、米長期金利が上昇したこともあり、結局120円を突破し、120.19近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、特にロンドン勢によるショートスクイズ(ショートポジションの崩し)が入り、一時1.1240近辺まで買い上げられたものの、ニューヨークダウの上昇や米長期金利の上昇を受けて、売りが強まり、
1.1176近辺まで緩みました。

EUR/JPYは、EUR/USDの上昇に連れ、一時134.59近辺まで上昇後は、134.20-40近辺で横ばいとなりました。

ドル/円もEUR/USDも、目先ドル高方向をさらに試すものと思われます。

2015/03/02

ロンドンの出方は?

今日は、ドル/円にしても、EUR/USDにしても、先週の金曜のロンドンの水準と乖離していますので、まずは窓埋め的な動きをするものと思われます。

すなわち、ドル/円では上がっているので売りで、EUR/USDでは下がっているので買いで、ロンドン勢は参入してくるのではないかと見ています。

つまり、むざむざ、東京・アジア勢に利食わせようとはしないと思われます。

その一連の行動をして、ドル/円であれば下値が堅いこと、EUR/USDであれば上値が重いことを確認しないことには、素直に、東京・アジア勢が作った流れには乗ってこないと思います。

ドル/円、ファンドの買い仕掛け?

ドル/円は、12月8日にレンジ相場となってから、4ヶ月目に入ろうとしています。

先週金曜のニューヨークから、買いが強まり、今朝の東京でも買い優勢です。

どうも、買いの手口からすると、米系ファンドが動いているように思われます。

ドル/円が、現状三角保ち合い(もちあい)を形成していると見て、上方向にブレイクを狙っているのではないかと思われます。

 

ドル/円、120円トライ?

日経平均が強いせいか、ドル/円が買いになっています。

ただし、東京タイムの午前9時前後の動きは、マーケットが盛り上がって、ワーッと買うなり売るなりすることが多く見受けられます。

ファンドが買い上げているなら別ですが、ムードで買っているようであれば、午後反落する可能性があります。

様子を見たいと思います。

ドル安気味

シドニーでは、先週末比ドル高気味です。

特にEUR/USDが、売られています。

日本時間午前5時59分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 119.76-78(119.63)
EUR/USD 1.1177-79(1.1196)
EUR/JPY 133.83-94(133.94)

2015/03/01

3/3(火)、日経CNBCに出演

3月3日(火)、午後5時からの日経CNBC「デリバティブ・マーケット」(再放送午後7時45分~)に出演致します。

題名は、「ドル買いの条件とは?」です。お楽しみに。

これからの展開は(2015/03/01)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

依然高止まりですが、上昇再開の可能性も出てきています。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

2月24日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング45,511枚vsユーロショート223,247枚、ネットユーロショート177,736枚(前回ショート185,582枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング31,611枚vs円ショート79,123枚、ネット円ショート47,512枚(前回ショート49,091枚)です。

ユーロは、ややネットショートが減りました。

円は、ほとんど変わらずです。

さて、今週ですが、金曜に米雇用統計の発表を控えた週です。

米雇用統計までは、ドル/円は強含む週というのが定説となっていますが、過去3ヶ月を振り返ってみますと、昨年12月は確かにはっきりとした上げの傾向が見られましたが、1月、2月に関してははっきりしません。

しかし、今月に関しては、先週上げて終わっていますので、センチメント的には上値を試そうとするのではないかと思います。

しかも、2月9日以降、118.00すら割らなくなっていることで、下値が切り上がっていることがわかります。

ですので、今週はまず、120.00という心理的抵抗線を上抜こうとするものと思われます。

120.00が上抜ければ、120.50近辺が次のターゲットになると思いますが、これを上抜くかどうかは、金曜の雇用統計を見てからではないかと思います。

いずれにしても、続伸している日経平均株価に対してドル/円の出遅れ感は強く、どこかでこの乖離が修正されるものと見ています。

そして、この修正は、日経平均株価が下がることで起こるのではなく、ドル/円が上がることで起きるのではないかと考えています。

また、1月16日からの日足チャートを見ても、段階的に上げてきており、結構腰の入った上げ相場になるものと思われます。

ただし、今のレンジの上限と見ている昨年12月8日につけた高値121.85近辺を上抜いて、続伸するには、時期尚早だと見ています。

一方、EUR/USDは、二番底を試し始めています。

そして、今週の5日(木)には、ECB理事会とドラギECB総裁の記者会見が予定されています。

EUR/USDに対して、特にドラギ総裁の発言はこれまで絶大であり、今回のECB理事会後の記者会見での発言には注目する必要があります。

発言で、追加緩和に前向きであれば、マーケットは素直に受け入れ、EUR/USDは下落するものと思われます。

EUR/JPYについては、現在ドル高相場になっていますので、EUR/JPY自体には主体性はなく、ドル/円の上げEUR/USDの下げよりも早ければEUR/JPYは上昇するでしょうし、EUR/USDの下げがドル/円の上げより早ければEUR/JPYは下落するものと思われます。

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