米国の金融政策とドル高を気にするマーケット
日本時間で翌午前3時にFOMCの声明文が発表される予定です。
声明文から、事実上のゼロ金利解除に向けて「忍耐強く」とした文言が外されるどうかについて、マーケットの関心が集まっています。
また、それに加えて、最近、ドル高が米国の輸出産業に悪影響を及ぼすことを懸念して、ニューヨークダウが下落する場面が出てきていることから、特にユーロに対するドル高にもマーケットは神経質になってきており、FOMCからドル高に対して何らかの言及がないかと警戒しているようです。
もしも、米政府あるいはFRBから、ドル高に対して、なんらかの言及なされれば、もちろん短期的には、ユーロ高にはなると思いますが、長い目では結局はまたユーロ安に戻るものと思われます。