クロス円の巻き戻しに警戒
ドル/円は、昨年12月8日の高値121.84が上にブレイクしてしまうと、2012年来の上昇相場が強烈だっただけに、同じような上昇幅を持つことになる可能性があります。
その時、気をつけなければならないのは、EUR/JPYはじめクロス円のショートの巻戻しです。
ここのところ、ドルは円以外の通貨に対して早くドル高となり、ドル/円はレンジで動かなかったため、クロス円としては下落となりました。
それが、レンジ期間で動かないという大前提にあったドル/円が今度は強烈に上昇を始めるようですと、クロス円の進行方向が180度転換するリスクがありますので、十分な警戒が必要です。