貿易赤字の不思議
昨日、ドル/円は、下を試そうとする投機筋によって売られ、119.22まで下落しました。
しかし、そのあたりは、国内の輸入企業からの買いが結構出たもようで、その後投機筋の買戻しに、一時119.98まで反発したもようです。
この一事を見ても、いかにドル/円が貿易赤字に影響を受けているかがわかります。
しかし、その貿易赤字によって恒常的にドル買いが出ているはずなのに、実際のところは、時折急にドル買いが強まり大きく上昇するトレンドを形成するかと思えば、その後はなぜか6ヶ月前後のレンジ相場を作るということは、たぶん相場のサイクルが影響しているものと思いつつも、不思議なことです。
貿易赤字の不思議