ドル/円はレンジブレイクの時か
ドル/円は、改めて、レンジを上方向にブレイクさせようとする機運が高まっているように思われます。
ただし、12月8日の高値121.85近辺、あるいは丸めれば122.00が上にブレイクしなければ、まだレンジが上に抜けたとは確認できないと思います。
そして、貿易赤字に転落して以降、これまでで3回のレンジ相場を経験していますが、レンジの期間は6ヶ月前後と長く、現状まだ4ヶ月目に入ったところで、まだ日柄が足りないと思われます。
もちろん、絶対に6ヶ月前後の調整期間が必要という訳ではありませんが、米雇用統計の発表を金曜に控えて、どうもファンド筋などの投機筋が無理矢理、相場を持ち上げようとしているように思えてなりません。