ドル/円、大きな分かれ目か
今日は、日銀の金融政策決定会合、その後黒田日銀総裁の記者会見、そして、明日はFOMC、その後イエレンFRB議長の記者会見と、日米それぞれの金融政策の方向性を再確認する局面となりました。
すでに、ECBは、3月5日に量的緩和を決定し、ユーロ圏と米国との金融政策の方向性の違いが確認されると、EUR/USDは、500ポイントを上回る下落となりました。
それだけに、日米の今日明日つまびらかになる各々の金融政策の方向性によっては、ここのところ膠着していたドル/円相場にも、大きな変動が出る可能性があります。
大きく見れば、昨年の8月以来となる、ドル/円の上昇相場は、まだ否定されてはおらず、日米の金融政策の違いが明らかになれば、ドル/円は、大きく踏み上げる可能性があると見ています。