ドル高基調は変わらないか
ニューヨークダウは、前日のFOMCの結果を受けたほか、大きく上昇した反動から売りが優勢となり、前日比117.16ドル安の17,959.03ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、前日のFOMC後の低下から反発し、暫定値ながら前日比0.056%上げて1.976%で引けました。
原油価格は、先行きの需給鈍化への警戒感が根強く売られ、前日比0.70ドル安の43.96ドルで引けました。
金価格は、前日のFOMCの結果を受け、緩和的な金融政策が想定より長期化するとの見方から、当面資金流入が予想され、前日比17.70ドル高の1,169.00ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時121.04近辺まで反発しましたが、上値も重く、引け際やや反落しました。
EUR/USDは反落したものの、1.06台前半は堅く、小反発して引けました。
EUR/JPYは、EUR/USDに追随して下落後、小戻しとなりました。
FOMCの翌日ということで、調整色が強まりました。
ドル高懸念が広がってはいますが、今のところは、基本的なトレンドであるドル高基調には変わりはないものと思われます。