ドル/円、堅調
ニューヨークダウは、4営業日連騰した後の利食いに押されて反落し、前日比26.99ドル安の18,285.40ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、FOMC議事録では6月利上げの可能性は低いと見ていることが明らかとなったため低下し、暫定値ながら前日比0.041%下げて2.248%で引けました。
原油価格は、発表された米週間石油在庫統計では、原油在庫の減少が続き、需給の緩みが解消するという見方から買われ、前日比0.99ドル高の58.98ドルで引けました。
金価格は、ギリシャへの金融支援を巡る協議が難航していると伝わって逃避的に買われ、前日比2.0ドル高の1,208.70ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドン以来ジリ高が続き、ニューヨークに入り、一時121.47近辺まで上昇し、その後は121.30近辺での保ち合い(もちあい)となりました。
EUR/USDは、1.1070~1.1145近辺で、揉み合いでした。
EUR/JPYは、133.91近辺からジリ高となり、一時134.85近辺まで上がりました。
昨日のロンドンオープン直後、大口のドル売りポジションのロスカットが入り、その後は、相場は全体的に小動きに終始しました。
その中では、ドル/円の堅調さが目立ちました。
122.00を、再度テストすることになるものと見ています。