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2015/06/30

ドル/円、最後の攻防の時か

ドル/円は、買いの抵抗を受けながらも、ゆっくりと緩んでいますが、まだまだ、マーケットはアップトレンド(上昇トレンド)と見ているものと思われます。

しかも、輸入企業や機関投資家が買っていれば、さらにその確信は強まるものと思われます。

しかし、トレンドは、いつまでも続くと思いがちですが、実は必ず終わりは来ます。

今のドル/円相場が、その最後の攻防の時なのではないかと見ています。

終点手前でバスに乗る

ドル/円で、昨日、生保等の機関投資家が買いで出たもようです。

機関投資家は、誰もかれも円債運用をしていることから、利回りが出なくなり、折から円安が3年半も続いたこともあって、外国債券(外債)・外国株式(外株)での運用に本腰を入れるようになりました。

しかし、「終点手前でバスに乗る」という、相場の格言があります。

ひと相場が終わろうとする時に、相場に乗ろうとすることで、まさに、昨日の機関投資家筋は、これにあたるように思えてなりません。

ドル/円、また買いは出るか

全体的に、様子気分が強い状況です。

ドル/円は、122.73近辺の25時間移動平均線のレジスタンスで、とりあえず止められています。

日足の窓は、まだ埋められていませんので、かなり弱いと見ています。

ただ、昨日も、生保等の機関投資家の買いが出たもようですので、今日も出てくる可能性があり、これをこなさないことには下がりません。

窓埋めしたEUR/USD、窓が全く埋まらないドル/円

ニューヨークダウは、ギリシャの債務危機の可能性が高まったことで投資家のリスク回避姿勢が広がる中、全面安の展開となり、前週末比350.33ドル安の17,596.35ドルと約5ヶ月ぶり安値で終了しました。

尚、下げ幅は、2013年6月20日以来、2年ぶりとなりました。

米国債10年物利回りは、ギリシャ懸念からの逃避買いが優勢となり、暫定値ながら前週末比0.143%下げて2.330%で引けました。

原油価格は、ギリシャ懸念でリスク資産の手仕舞いの動きが強まり、前週末比1.30ドル安の58.33ドルで引けました。

金価格は、ギリシャ懸念からの逃避買いが優勢となり、前週末比5.80ドル高の1,179.00ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDの反発は、EUR/USDをショートにしていたマーケット参加者が予想以上に多かったもようで、反発は窓埋めだけでは終わらず、一時1.1278近辺まで上昇しました。

ドル/円は、窓埋めどころか、反落しました。

EUR/JPYは、窓埋め間際まで戻しましたが、日足の形状は決して良くはなく、また反落する可能性があります。

先週、ポジションが大幅に整理されたEUR/USDの反発は、しっかりしていますが、それとは対照的に、ドル/円、クロス円の下落リスクが高まっているように見ています。

本日の日経平均の動きが注目されます。

2015/06/29

どうなるユーロ

EUR/USDのこの週末を通しての印象は、下がったけれども。下げも程ほどというところです。

それよりも、先週金曜のニューヨーククローズである1.1161と今日のシドニーの寄り付き1.1003近辺で開いた窓がいつ埋まるのかの方が、目先では、注目されます。

現時点では、実際に試してみないとわかりませんが、先週、あれだけEUR/USDを売るだけ売ってしまって、少なくともロングがほとんどいなくなってしまったことや、ユーロ圏の目の上のたんこぶであるギリシャがいなくなることは、好感されるのではないかと思います。

また、ユーロ圏の景況感は、予想以上に良いことも忘れてはならないと思います。

ドル/円の買いはまやかしか?

今朝のマーケットで印象に残ったのは、ドル/円でした。

確かに、リスクオフから円買いとなったとも、EUR/JPYの投げが出たとも言われています。

しかし、先週金曜のニューヨークでは、123.40近辺から一時123.99まで買い上げられ、まさにドル買い旺盛という雰囲気が演出されていたにも関わらず、今朝のシドニーでは122.11近辺まで売り込まれました。

これにより、先週金曜の買いがまやかしだったと思わざるをえません。

不確実なマーケット

東京に入り、値頃感からの買いが、全般的に入っています。

しかし、まだ、ギリシャは、債務不履行(デフォルト)になる可能性が高くなったとはいえ、まだ今の状態は宙ぶらりんです。

従って、何も決まったわけでもなく、ここは静観しておいたほうが良いと思います。

まだまだ、不確実です。

ドル/円の買い圧力弱まる?

ギリシャ問題を警戒して、リスクオフ(リスク回避)のパターンであるドル買い円買いになっています。

EUR/USDの下落は良くわかりますが、先週末あれだけ買い気だったドル/円の下落は、意外でした。

つまり、ドル/円の買い圧力が弱まっているもようです。

2012年以来3年半続いた強いドル/円の上昇相場が終わりに近づいているものと見ています。

全体的に下げ

シドニーでは、EUR/USDのみならず、ドル/円も下落し、EUR/JPYも下げています。

ギリシャの銀行は、本日は閉鎖のもようです、

かなり不安定な状況です。

日本時間午前5時48分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 122.70-74(123.89)
EUR/USD 1.1013-14(1.1161)
EUR/JPY 135.10-15(138.37)

2015/06/28

これからの展開は(2015/06/28)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、やや反発しています。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

6月23日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング67,867枚vsユーロショート167,173枚、ネットユーロショート99,306枚(前回89,357枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング39,019枚vs円ショート126,736枚、ネット円ショート87,717枚(前回ショート116,286枚)です。

ユーロは、ネットショートが、やや増えました。

円は、ネットショートが減少傾向でした。

さて、今週ですが、まず、この週末のキリシャの債務問題に関わる動きについて確認します。

27日(土)に、ギリシャ側から財政緊縮策の賛否を問う国民投票を実施するため、30日(火)となっている金融支援の期限を1ヶ月延長するよう要請がありましたが、ユーロ圏各国はこれを認めませんでした。

そのうえで、ギリシャへの金融支援を今月末に予定どおり終わらせる方針を示し、ギリシャの債務問題に関わる協議は合意が難しい情勢となりました

つまり、ギリシャの提案はユーロ圏財務相会合で否定されたものの、即債務不履行(デフォルト)ではなく、IMFに対する多額の債務の返済期限となる30日までは、とりあえずユーロ圏側は待ちの姿勢を維持することになりました。

しかし、これでは、決着がつかない状態で月曜を迎えることになり、マーケットはこの債務問題に対する決着を催促しようと、月曜早々からEUR/USDを売り込んでくるものと思われ、EUR/USDは月曜のシドニーでは、先週金曜のニューヨーククローズ(1.1161)を大きく下回った水準から始まる、つまり下落方向に窓を開けることになると見ています。

さらに、決着がついていない以上、IMFへの返済期限である30日(火)までは、マーケットは催促相場(※)を続ける、つまり売られ続ける可能性があります。

(※)催促相場:相場自体をマーケットが望む方向に、結果が出る前に誘導する相場。金利関係では良く見受けられます。

当初、この週末で決着がつき、ギリシャネタで売り込んできた相場も、月曜には一転して買戻し入るものと見てきましたが、ユーロ圏側はとりあえずは、IMFへの返済期限である30日までは、待つことにしたようですので、材料出尽くしでの反騰は、30日ないし7月1日までお預けになったものと思われます。

ただし、もしも、ギリシャが債務不履行(デフォルト)とユーロ離脱となれば、それはさらなる売り場という見方もあると思いますが、マーケットにはもうそれほどの投げるべきロングポジションはなく、むしろショートばかりになっているものと思われます。

しかも、このネタで昨年来やっていますの、テーマとしてはステール(陳腐化)してきているものと思います。

それでも30日までは売り優勢が続くものと思われますが、実際にデフォルトするか、あるいはしないかがはっきりした時点で、まずはいったん売られるかもしれませんが、その後は買い戻しが強まるものと考えています。

つまり、「Sell the rumor, buy the fact(噂で売って、事実で買う」という相場になるのではないかと見ています。

従って、逆に申し上げれば、事実が出るまでは、売り続けるものと思われますので、買い下がりは結構、危険だと思います。

今週は、米雇用統計の発表が、7月3日(金)が米独立記念日になる関係で、一日前倒しとなって2日(木)になります。

しかし、米国の夏のホリデーシーズンの開幕を告げる独立記念日を前に力が入らない上に、その前にデッドラインを迎えるギリシャ債務問題が大きくマーケットの関心を集めていますので、今回の米雇用統計は、ちょっとかすむかもしれません。

しかも、ギリシャネタと同様に、米利上げネタもステールになってきているように思われますので、なかなか思うようにはいかないように思われます。

ということで、今週は、特に月曜から水曜はギリシャネタでEUR/USD中心、水曜のADP雇用統計から木曜まで米雇用統計でドル/円中心、金曜はニューヨーク休場で閑散という週になるのではないかと見ています。

2015/06/27

上げにも下げにもリスクのある週末

ニューヨークダウは、小幅な値動きの中、スポーツ用品大手ナイキの上昇を受け小反発し、前日比56.59ドル高の17,946.95ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、9月利上げ開始を織り込む上昇となり、暫定値ながら前日比0.066%上げて2.474%で引けました。

原油価格は、売りが先行したものの、後半は下げ渋り、前日比0.07ドル安の59.63ドルで引けました。

金価格は、売りが先行したものの、値頃感からの買いも入り反発し、前日比1.40ドル高の1,173.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドンは閑散でしたが、ニューヨークに入り、米国債利回りの上昇に連れてドル買いが強まり、一時ドル/円は123.98近辺まで上昇、EUR/USDは1.1130近辺まで下落(ドル高)しました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて137.99近辺まで下げました。

土曜日、ベルギーの首都ブリュッセルで、ユーロ圏財務相会議が開かれ、ギリシャへの金融支援の合意を目指すことになっています。

IMFに対する多額の債務の返済期限が今月末に迫っていて、債務不履行(デフォルト)への懸念が強まるなか、この会議での協議の行方には十分な警戒が必要です。

ストックホルムでのひとこと

ロンドンに駐在して1年ぐらいが経った頃、北欧出張を命ぜられ、フィンランド、スェーデン、ノルウェーに行きました。

当時、まだまだ、ディーラー2年生というジュニアの時期でした。

スェーデンでは、北欧で一番大きな銀行のストックホルム本店を訪問しました。

会って下さったのは、その銀行のディーリングルームの為替チーフディーラーでしたが、ディーラーらしい精悍な感じの方で、大きなディーリングルームを案内してくださいました。

その際、私が、北欧の通貨バスケットのメカニズムについて質問したところ、そんなことまで俺に聞くのかとご機嫌を損ねてしまいました。

そして、ひとこと、チーフディーラーから言われました。

「お前が、俺と会えるのは、お前の銀行に、ミスター宮沢(仮称)がいるからだ。覚えておけ」

大変恐縮するとともに、大先輩である宮沢氏の顔の広さに驚きました。

大先輩は、私にとっては当時雲の上の存在でしたが、情報通として広く知られていました。

しかし、まさかここストックホルムにも、これだけタイトなコネクションを持っておられるとは、思ってもみませんでした。

こうした横のつながりを世界中に張り巡らせ、貪欲に収益チャンスを狙っておられる大先輩の姿勢に、実に多くのことを学びました。

2015/06/26

ドル/円の買いは本物か

ドル/円は、売られても、買いが出て、底堅そうに見えます。

しかし、それが本当にしっかりした買いなのか、疑問に思っています。

というのも、原油安のため、例えば、先月単月の貿易赤字は2160億円と、昨年の同月の赤字9172億円の4分の1以下まで減っています。

ということは、貿易赤字によるドル買いの力が4分の1以下になっているということですから、買い支えの力は大きく後退しているものと思われるからです。

どうなるEUR/USD?

今のEUR/USDを見ています、強力なゴムひもを背中と壁に結んで、前に一生懸命に走り、どこまで進めるかを試しているように思えます。

つまり、ワーッと前に走るのですが強力なゴムひもが伸びきると、進みきれずにズルズルと戻ってきてしまうということです。

これを、相場的に申し上げれば、まさに昨日のロンドンがそうですが、ロングがほとんどいないマーケットで、力任せに売り込んでショートが一杯一杯になると、投げるロングがいないので、ズルズルと買戻しが入って、元に戻ってしまうという相場です。

まだ、今のところ、ギリシャとEUなどとの協議が続き、結論が出ていないので、やろうと思えば何度でもできるでしょうが、たとえば、協議が決裂しても、ロングがいなければ、下げ放しにはならないと思います。

あえて勝負に出るときではない?  

ギリシャとEUなどとの協議は、週末も継続するもようです。

そのため、不確実なマーケットとなり、マーケットは閑散です。

週末に合意あるいは決裂のどちらになっても、今の予定では、月曜のシドニーがどこで始まるかは、皆目見当がつきません。

あえて、勝負にでる相場ではないと思います。

オーバーウィークエンドに警戒

ニューヨークダウは、ギリシャ懸念で引けにかけて下げ幅を拡大し、前日比75.71ドル安の17,890.36ドルで取引を終えました。、

米国債10年物利回りは、上昇して始まったものの、ギリシャ懸念がある中、7年債入札の最高落札利回りが予想を下回ったことから上げ幅を縮小し、暫定値ながら前日比0.036%上げて2.400%で引けました。

原油価格は、過剰供給への懸念は根強kく下落し、前日比0.57ドル安の59.70ドルで引けました。

金価格は、ポジション調整の売りがやや優勢となり、前日比1.10ドル安の1,171.80ドルで取引を終えました。

為替相場では、ギリシャ債務問題をめぐるEUなど債権者団とギリシャ側の交渉を伺う展開が続く中、ロンドンタイムに、EUR/JPYの売り仕掛けが出ました。

これにより、ドル/円は123.32近辺、EUR/USDは1.1154近辺、そしてEUR/USD137.66近辺まで下落しました。

しかし、ほとんどロングポジションがない中での売り仕掛けであったため、売り込んだことで急速にショートにマーケット・ポジションが偏ると、その後の戻りも速く、往って来いの相場となりました。

これだけ、ギリシャ、ギリシャと騒ぐ相場になると、皆考えることがユーロ・ベア(ユーロに弱気)となるため、極短期間にショートが膨らみ、皮肉にも、たとえ下げても、昨日のように戻ってきてしまいます。

EUなどとギリシャの交渉は、週末も行われる見通しですが、週末に何が起きるかわかりませんので、オーバーウィークエンド(週越え)のポジションは、スクエア(ノーポジ)か、持つとしても、十分体力内に収めるようお勧めします。

2015/06/25

水上紀行の為替相場予報のご案内(2015/06/25)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「ドル/円:時代と共に、相場つきに変化」です。

毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://www.triauto.jp/marketblog/2015/06/m25.html

ドル/円、体質が変わってきている?

ドル/円は、先月以来、2012年以降の上昇局面にはない上下動です。

なにが、これまでと明らかに違うかと言えば、これまでは調整期間の6ヶ月前後を過ぎて、レンジの上限を上回ると、見向きもせずに上がり続けたということです。

今までの上昇局面は、短くて2ヶ月で8円、長くて8ヶ月で25円というすさまじい上げ方をしています。

しかし、先月レンジの上限であった122.04を抜けても、今のところは125.86までしか上がっておらず、その値幅は3円82銭、そして値動きは、先ほど申し上げましたように、上がったり下がったりのレンジ相場です。

着実に相場の体質が変わってきているのを感じます。

ジクジク感がユーロ安を生む

ギリシャの協議では、妥協点を見出そうとしているようで、つまり、今回がパスできたとしても、その後また新たにねだってくることは避けられないものと思われ、そうしたすっきりしないジクジク感が、結局は、ユーロ売りにつながっていくように思われます。

問題の先送りは、今回のギリシャの問題だけではなく、たとえば、しこったポジションを持っても、ジクジク感を味わうものです。

つまり、損切りに伴う痛みを避けようとするがために、ポジションを冷蔵庫に入れておくことは、気持ちも晴れませんし、だいたいからして、その問題が頭を占めて、他のことに気が回らなくなるものです。

従って、損切りは浅めにして、間違ったと思えば、切る勇気を持つことが、結局、自分のためになると思います。

今のところは、マーケットは、ユーロ安という見方が大勢を占めていますが、私は、EU、IMF、ECBの英断を期待したいと思っています。

EUR/USDは売り興味のもよう

全体的に、動いていません。

ギリシャ問題が決着が見られないためだと思われます。

ただし一部では、交渉を先読みして、EUR/USDをショートにし始めているところもあるようです。

ドル/円も、下げきれないのでロングにしているところもあります。

ドル/円、相場つきに変化か?

ニューヨークダウは、ギリシャの金融支援を巡る問題が大詰めを迎えているだけに様子見気分強い中、利益確定売りが強まり、前日比178.00ドル安の17,966.07ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウの下落を受け後半にかけて低下し、暫定値ながら前日比0.034%下げて2.374%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計では、在庫の減少は続いたものの、ガソリンや精製品の在庫が増加したことを受けて売られ、前日比0.74ドル安の60.27ドルで引けました。

金価格は、ギリシャへの金融支援を巡る協議の行方を見極めようと様子見になる中、ポジション調整の売りがやや優勢となり、前日比3.70ドル安の1,172.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、ギリシャ問題が大詰めを迎えていることから、EUR/USDの動きは限定的でした。

一方、ドル/円は、しつこく上値が試され、一時124.38近辺まで買い上げられたものの、単にロングが積み上がったに過ぎず、その後は反落しています。

ドル/円は、従来の流れからすると、上昇局面に入っていることから、買いが入りやすいことは確かですが、上げ切れなくなっている点について、相場の変化を感じます。

大きな変化は、2011年以来増加の一途をたどった貿易赤字が、昨年夏からの原油の大幅安によって、大きく減少してきていることです。

これは、タイムラグをもって、そろそろドル/円の動きに影響を与えて来るもの見ています。

原油安に影響とは、前回の上昇局面である昨年の8月から12月までのような、後ろからグイグイと押し上げる買い圧力を、今回は全く感じられないことです。

2015/06/24

ドル高円安の根本に変化?

ドル/円が、貿易赤字下、本格的に上昇トレンドに入ったのは2012年2月で、その2月の寄り付きとなる2月1日の東京寄り付きは76.27でした。

そして、昨日(6/23)のニューヨーククローズは123.94となり、その差は47円67銭になります。

つまり、3年半弱の期間で、47円以上ものドル高円安になったわけです。

ところが、この貿易赤字というドル買いにブレーキを掛ける問題が実は、すでに昨年夏から始まり、そろそろドル/円に影響が出てくるものと見ています。

それは、原油価格の急落です。

EUR/USD、ショートができていくのはこれからか?

昨日のEUR/USDの下げは、ここのところ、ユーロショートのポジションを落としてきたマーケット参加者が、ギリシャ問題が一服して、改めてユーロ圏の緩和と米国の利上げという金融政策の違いに着目した、ショートポジションのニューメークのための売り下がりという説があります。

しかし、昨日のEUR/USDの1時間足のチャートを見てみますと、まず、1.1325割れぐらいからロングのロスカットが出て急落し、いったんは1.1250近辺で下げ止まって反発したものの、その後、ほとんど戻りらしい戻りがないままに1.1135近辺まで下げており、これは、買い下がっては投げを繰り返していたとしか思えません。

そして、投げ終わって、ポジションがほぼスクエア(ノーポジ)になり、安値圏で横ばいというのが現状ではないかと思います。

相場心理とは、おもしろいもので、下げ続けている間は、安値を叩いて売り込んで行くのは躊躇されますが、下げ止まると、戻りを売ろうとしますので、ショートが出来ていくのは、これからではないかと思われます。

ドル/円はややロング?

EUR/USDは、ロングを投げるだけ投げて、ポジション的には軽そうです。

しかし、こうなると、ポジションがロングかショートに傾けても、新たにロングかショートにポジションが偏るのに過ぎず、往って来いになりやすいと思われます。

ドル/円、やや重くなっており、多少ロングではないかと思います。

いずれにしても、様子見で良いように思います。

ドル高志向強まる

ニューヨークダウは、ギリシャの金融支援協議が進展するとの期待から欧州株が上昇し、これを受けて買いが強まり、前日比24.29ドル高の18,144.07ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、パウエルFRB理事が指標次第では年内2回の利上げの可能性を指摘したことから利上げ期待が高まり、暫定値ながら前日比0.036%上げて2.409%で引けました。

原油価格は、翌日発表の米週間石油在庫統計で原油在庫が減少するとの観測が強まって買いが優勢となり、前日比0.63ドル高の61.01ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが下落したことを受けて下げ、前日比7.50ドル安の1,176.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、パウエルFRB理事が、指標次第では9月と12月の2回の利上げの可能性もあるとの見解を示したことで、ドル買いが優勢となり、一時EUR/USDは1.1135近辺まで下落、ドル/円は124.19近辺まで上げました。

EUR/JPYは、EUR/USDの下落に連れ、一時138.24近辺まで下げました。

ドル高期待が、再び強まっており、ドル買いで試すだけ試さないことには、ドルの反落もなさそうです。

しかし、私の周囲が、ドル高志向一色になってきていることが気になります。

2015/06/23

ドル/円、窓埋めの可能性

ドル/円は、高止まりしています。

ショートが切れていないようです。

6月18日に124.20近辺から123.30近辺まで、一気に下げて、1時間足で大陰線(窓)ができています。

124.20近辺まで上げて、この窓を埋める可能性があります。

EUR/USD、どう出るロンドン勢?

ロンドン勢の考えることは、今日も、いつもと同じだと思います。

EUR/USDは、東京タイムに売られたので、東京・アジア勢のポジションはユーロショートと見ることと思います。

ということは、ロンドン勢はまずは買ってくるのではないかと思います。

それで、上げきらなければ、一転して売りに回るでしょうし、マーケットが思惑通りショートであれば、しつこく買い上げてくるものと思われます。

EUR/USD、あまりロングではないか

(システムメンテナンスがあり、遅くなりました。すいません)

ギリシャ問題に関しては、急速に楽観ムードが強まり、欧州株・債券は上昇しているもようです。

為替では、昨日、1.14台に定着しなかったことや、ギリシャ問題がなくなれば、残されたテーマは、ユーロ圏と米国との金融政策の違いで、ユーロ圏は来年9月まで緩和を続けるとしているのに対して、米国は年内にも利上げとも言われており、そうするとEUR/USDは売りという見方が出てきました。

しかし、その見方が正しいなら、EUR/USDは、もっと下がっているのではないかと思います。

それが100ポイントぐらいの下げに止まり、3月13日につけた安値1.0463以降の下値を切り上げてきている戻り相場の高値圏にいるのか、まず言えることは、ロングポジションがあまりないということだと思います。

ドルの売りの勢力と買いの勢力の攻防続く

ニューヨークダウは、ギリシャ合意期待から反発し、前週末比103.83ドル高の18,119.78ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ギリシャ問題の合意期待が高まって上昇し、暫定値ながら前週末比0.117%上がって2.374%で引けました。

原油価格は、ギリシャ支援問題の進展期待から、やや買いが優勢となり、前週末比0.07ドル高の59.68ドルで引けました。

金価格は、ギリシャ問題への懸念がやや和らいだのを受けて、安全資産である金に売りが出て、前週末比17.80ドル安の1,184.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、ギリシャへの金融支援協議の行方をにらんだ展開ではあったものの、ドル/円については、ショートポジションが解消されていないため、123.42近辺まで上げ、高止まりとなりました。

EUR/USDは、再度、上値を試し、1.1410近辺まで上昇したものの、それ以上には上がれず、結局ポジション調整から1.1321近辺まで下げました。

EUR/JPYは、EUR/USDの上昇に連れて上げ、140.63近辺まで上げましたが、その後は反落となりました。

EUR/USDの1.1400近辺は、何らかの売り勢力がいるもようで、突破できません。

ドル/円は、買戻しが優勢だったものの、123.40近辺も重く、ここからそれほどは上がらないのではないかと見ています。

EUR/USDは、本来、上値を買って上がりきらなければ反落となります。

今回も反落にはなってはいますが、下値もしっかりしているところに、買いの勢力もまた存在しているものと思われ、注目されます。

2015/06/22

[6/23]日経CNBCに出演

6月23日(火)、午後5時からの日経CNBC「デリバティブ・マーケット」(再放送午後7時45分~)に出演致します。

題名は、「ドル円 長期レンジ相場へ?」です。お楽しみに。

 

どうなる、ユーロ?

当たり前のことですが、マーケットの関心は、ギリシャ問題の行方に集中しています。

まず、言えることは、ギリシャが債務不履行(デフォルト)ならびにユーロ離脱となったら、ユーロはさらに売られるという悲観的な見方で、すでに、この考え方に基づいて、ユーロショートを結構作ってきたマーケット参加者は多く、ユーロショートのポジションは多いと思います。

それは、チャートからでもわかることで、3月13日に安値1.0463をつけた後、今に至るまで、下値が切り上がってきており、マーケットが戻り売りをしていることを示す典型的なチャートパターンです。

ギリシャの問題が現実のものになった場合、もちろん、さあ来たと短期的に売り込んでくるマーケット参加者もいて一時的に下がる可能性はありますが、すでに大勢はショートに大きく偏っていますので、下がりきらなくなれば、大きな買戻しとなるものと見ています。

ドル/円、25ヶ月移動平均線

ドル/円の月足チャートを見ていて、気になったのは、25ヶ月移動平均線です。

この移動平均線が、2012年からの上昇相場をほぼずーっとサポートしてきています。

月足とこの移動平均線との関係は、月足が上昇して、この移動平均線と乖離すると、月足が足踏みして、移動平均線が上昇してくるのを待っていました。

しかし、今回の場合、月足が上げきれてはおらず、むしろ、改めて乖離の調整に入るのではないかと見ています。

つまり、ドル/円は、下落するのではないかと見ています。

警戒の週   

本日は、ユーロ圏緊急首脳会談、そして25日(木)にはEU首脳会議があり、ギリシャ問題も山場を迎えています。

しかし、まだマーケットには、ユーロショートは多く、結局のところは、ユーロは自律的に上がるのではないかと見ています。

一方、ドル/円は、早朝買われましたが、反落し、決して強くありません。

いずれにしましても、全体的に警戒感を強めておくことが必要な週だと思います。

全体的に上昇

シドニーでは、ドル/円も、EUR/USDも上げています。

そのため、EUR/JPYも上昇しています。

日本時間午前5時36分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 122.96-02(122.64)
EUR/USD 1.1375-80(1.1347)
EUR/JPY 139.90-97(139.16)

2015/06/21

これからの展開は(2015/06/21)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

週足のチャートの形状からすると、大きく下がる可能性があると見ています。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

6月16日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング82,714枚vsユーロショート172,071枚、ネットユーロショート89,357枚(前回137,974枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング64,760枚vs円ショート145,424枚、ネット円ショート80,664枚(前回ショート116,286枚)です。

さて、今週ですが、6月16日時点のシカゴIMMポジションで、ユーロショートは89,357枚(前回137,974枚)となり、さらに6月末の欧米の中間決算に絡んで、ユーロショートの手仕舞いが進んでいます。

円は、前回円ショートが増えましたが、一転して円ショートは80,664枚(前回ショート116,286枚)と減少しています。

つまり、6月末に向けて、着実にポジション調整は進んでいると現段階では言えます。

しかし、実勢値では、ユーロで言えば依然上値は重く、ドル/円の下値は堅い印象ではありますが、EUR/USD、ドル/円のそれぞれの日足を見てみますと、EUR/USDでは、着実に下値を切り上げています。

そして、一方、ドル/円は日足の形状も弱くいずれも、ドル安方向に向かうのではないかと見ています。

今週は、明日22日(月)にはユーロ圏緊急首脳会議、25日(木)にはEU首脳会議と、ユーロ圏ではあわただしい動きが予想されます。

議題はもちろんギリシャ問題となると思われますが、そろそろギリシャに対して、最終的な結論がで出るものと見ています。

結論的には、ギリシャの債務不履行(デフォルト)・ユーロ離脱ということになるものと見ており、この予想が正しければ、発表直後こそ、一時的に売られる可能性はありますが、ユーロ圏にとって目の上のたんこぶだったギリシャが離脱することになるため、結局は、ユーロ買いになるものと思われます。

しかも、中間決算に向けて、EUR/USDの買い戻しが続いている中、反発がこれまで限られていたのは、特に戻りでユーロを売り上がっているマーケット参加者が多く、ユーロショートのポジションがマーケットの中に分散してあるものと思われますので、そうしたショート筋のポジションの買い戻しが、大きく出ることになると見ています。

このEUR/UDの買い戻しは、ユーロ安期待の失望買いも加わり、大きく入るものと考えています。

たぶん、実際、ギリシャの離脱が決まれば、理屈で言えば、ユーロは下げるのではないかというご意見は結構あるかと思いますが、ユーロ売りの相場は、すでに、1年以上やってきており、テーマはステール(陳腐化)しているのに、ショートポジションは、まだ結構マーケットに残っていると考えますと、ユーロの下落は限られているものと思われます。

一方、ドル/円ですが、5月26日に、それまでの118円~122円のレンジを上抜き、6月5日には125.86の高値をつけました。

しかし、その後、黒田日銀総裁の「ここからさらに円安はありそうにない」という発言もあり、10日には122.46まで反落しました。

そして、123円台中心に横ばいとなり、一時124.46まで上昇したものの、すぐに反落し、先週末は122.64で引けています。

2012年以降、ドル/円は、かなり強い上昇トレンドの中にあり、上昇と調整を繰り返してきました。

その間、6ヶ月前後のタイトなレンジ相場の後には、急激なドルの上昇となり、上げ幅は上げの規模が小さい時でも、8円幅はありました。

しかし、今回は、レンジ上限の、122.04を上抜いても、上げは125.86までで上げ幅は3円82銭止まり、その後は上げるどころか上値が重くなり反落の可能性すらあります。

ドル/円の日足のチャートを見る限り、左の山より右の山が低い、いわゆる変形ダブルトップになってきていますので、現状、下落のリスクが出てきているように見ています。

EUR/JPYについては、EUR/USDの上げが速いか、ドル/円の下げが速いかで、目先の方向性は出てくるものと思われますが、基本的に、EUR/USDのボラティリティー(価格変動率)のほうが、ドル/円のそれよりも高いため、EUR/JPYは、上昇するものと思われます。

2015/06/20

ドル安、忍び寄る?

ニューヨークダウは、ギリシャ金融支援協議の先行き不透明感が強まる中、積極的な買い材料もなく4日ぶりに反落して、前日比101.56ドル安の18,014.28ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FRBが利上げ幅は低くかつゆっくりとしたものになると示唆したことから、暫定値ながら前日比0.073%下げて2.261%で引けました。

原油価格は、ギリシャ問題を警戒して反落し、前日比0.84ドル安の59.61ドルで引けました。

金価格は、ギリシャ問題を警戒して買いが出た一方、目先の利益確定売りも出て、方向感ははっきりせず、前日比0.10ドル安の1,201.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドンタイム、買い気だったドル/円は、ニューヨークの寄付きから売られ、122.56近辺まで下げました。

EUR/USDも、ロンドンタイムに売られて(ドル買い)いましたが、ニューヨークに入り買いに転じ(ドル売り)ました。

尚、EUR/JPYは、ほぼ横ばいでした。

日足で、ドル/円とEUR/USDを見てみますと、ドル安方向に行きたがっているように見えます。

ドル安進行に必要なのは、きっかけだけのように思われます。

オーストラリア

オーストラリアのシドニーからシンガポールに飛んだことがありました。

飛行機は離陸後、すぐに内陸部に入りました。

つまり、オーストラリアを横断するコースを飛行機は取りました。

オーストラリアは、米国本土とほぼ同じ面積ですから、それを横断するとなると、延々と内陸部上空を飛ぶことになります。

それでわかったことは、オーストラリアの内陸部は、ほとんど土漠(どばく)で、人間が快適に生活できるのは、沿岸部に限られているということでした。

しかし、この土漠に、地下資源が豊富に眠り、またその資源を大量に需要する中国が近くにあることが、この国を先進国に押し上げたと言えます。

また、オリンピックともなると、人口が2,100万人ほどの国にもかかわらず、メダルラッシュに沸きます。

スポーツを大いに振興していることもあるとは思いますが、国あるいは国民に活力があることを感じずにはいられません。

マーケットでも、すでにオーストラリアは、先進国の一員とみなしており、実際AUD/USDは、インターバンクでも活発に取引されています。

ネックとしてあえて申し上げれば、中国への依存度が高いことから、ご存知のように、中国経済が低迷すると、もろにその余波を受けやすい点であり、AUDを見るには、中国経済の動向に注意を払う必要があるわけです。

2015/06/19

為替発言に注目集まる日銀総裁記者会見

この後、黒田日銀総裁の午後3時30分頃から記者会見が予定されています。

今回は、同氏が、6月10日に、「ここからさらに円安はありそうにない」と発言したことで、為替に関する発言に注目が集まっているようです。

その件について、今朝も、ディーラー仲間と話していて、彼が、「黒田さんも、懲りたと思う」と言っていましたが、私は、黒田氏は、財務省の財務官(為替政策の最高位)にいたことも考えると、自分の発言が、マーケットに与える影響がどれだけのものがあるかは、十分承知の上での発言と見ています。

したがって、「ここからさらに円安はありそうにない」という発言は、本音だと思っています。

EUR/USD、ステールしたマーケットの見方

昨日のユーロ圏財務相会合では、ギリシャ問題に進展はありませんでした。

むしろ、ギリシャが債務不履行する方向に憶測は向かったようです。

しかし、それにもかかわらず、EUR/USDは、日足ベースでは、ジリ上げとなりました。

これが、マーケットの見方がステール(陳腐化)している時の反応です。

ポジションがユーロ売りに偏りすぎて、もう素直な、言い換えれば、字面通りの反応が出来なくなっています。

ドル/円、短期的にはショートか?

ドル/円は、昨日のニューヨークで売り上がってしまった可能性があります。

そのため、目先は、ショート筋の買戻しが先行しそうです。

ただし、日足で見てみますと、123.25前後も移動平均線が集まってきており、上値も重いものと思われます。

EUR/USDは、ニューヨークタイムに反落していますが、日足で見ると、順調に上げてきています。

ドル安基調変わらずか?

ニューヨークダウは、FRBによる金融引き締めが緩やかになるとの期待が広がり、5月28日以来3週間ぶりの高値をつけて、前日比180.10ドル高の18,115.84ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウの上昇を受けて上げ、暫定値ながら前日比0.032%上げて2.349%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前日比0.53ドル高の60.45ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前日比25.20ドル高の1,202.00ドルで取引を終えました。

為替相場では、メルケル独首相がギリシャ支援延長報道を否定したことから。EUR/USDは、1.1437近辺の高値から1.1340近辺まで急落しました。

それに連れ、EUR/JPYも、140.65近辺の高値から139.63近辺まで下げました。

尚、ドル/円は、ニューヨークオープン後、一時122.47近辺まで下げましたが、その後、123.16近辺まで反発しました。

ユーロ圏財務相会合で、ギリシャ問題に進展はありませんでした。

IMFのラガルド専務理事は、ギリシャは、このままで行けば7月1日には債務不履行(デフォルト)になると発言しています。

全体的には、ドル安基調は続くものと見ています。

尚、本日は、黒田日銀総裁の記者会見が予定されています。

2015/06/18

本日のユーロ圏財務相会合に警戒

EUR/USDは、シカゴIMMポジションでも、ユーロショートになっており、6月末の欧米の中間決算に向けて、買戻しが、通常6月初旬から入るという話を、何度かしてきました。

しかし、今年は、ギリシャの債務不履行やユーロ離脱の問題があってか、ユーロが上がると執拗な売りにあってきました。

ただし、6月1日以降それでは、上がらなかったかと言えば、そんなことはなく緩やかに上げています。

6月1日の寄り付きが1.0957、そして、昨日のニューヨーククローズが1.1336となり、緩やかながら約380ポイントの上昇をしてきました。

そして、今日のユーロ圏財務相会合によっては、ユーロ高に拍車がかかる可能性があり、警戒が必要です。

ドル/円に動きが出るか

もしかすると、ドル/円は、今日動きが出るかもしれません。

もちろん、昨日も長い上ヒゲを出していますが、そうではなく、もっと一方向の動きが出るのではないかと考えています。(下げか?)

ひとつの理由として、日足で、5、10、25日移動平均線が収束してきていることが上げられます。

しかも、実体(ロウソク足の寄り付きと引けの間の太い部分)の短い日足が、すでに、今日で6営業日も続いているからです。

ドル/円、下がればまだ買いが出るか?

EUR/USDが、強めです。

一方、ドル/円は朝方の上げ分を戻しています。

しかし、ドル/円は下がれば、輸入企業や投資家の買いが待っているでしょうから、下げきることは難しいものと思われます。

むしろ、EUR/USDが上げの可能性を秘めていると見ています。

肩透かしのFOMC

ニューヨークダウは、FOMCで、利上げペースは緩やかにとどまるとの見通しが示されたことから続伸し、前日比31.26ドル高の17,935.74ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FOMC前は高く暫定値ながら前日比0.009%上げて2.318%で引けました。しかしイエレンFRB議長は年内利上げの可能性は示唆していたものの、市場が予想する9月利上げは一歩後退したことから低下しました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計を受けて戻り売りが強まったものの。FOMC後、EUR/USDが上げたことから買いが入り、前日比-0.05ドル安の59.92ドルで引けました。

金価格は、通常取引の終了がFOMのC結果発表前で、前日比4.10ドル安の1,176.80ドルと軟調で引けましたが、FOMC後、EUR/USDが上昇したことから上げに転じました。

為替相場では、FOMC声明は予想以上に慎重姿勢が強く、イエレン議長の会見も同様の雰囲気となったため、利上げ期待からドル高になっていた相場は、大幅反落となりました。

そして、今日は、ギリシャの債務不履行ならびにユーロ離脱につながるかもしれないユーロ圏財務相会合があります。

いろいろな意味で山場に差し掛かっています。

2015/06/17

水上紀行の為替相場予報のご案内(2015/06/17)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「ドル/円:上昇トレンドにはなれず、再びレンジ相場か」です。

毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://www.triauto.jp/marketblog/2015/06/m17.html

タンカーは、簡単には曲がれない

相場が、一方向に大きく動いた相場であればあるほど、その後の相場の転換期には時間が掛かるものです。

それを、「タンカーは、簡単には曲がれない」とたとえています。

つまり、タンカーという巨体が、方向転換をするためには、余程大きく曲がらないと曲がりきれません。

しかも、曲がりきるためには、それ相応の時間を要します。

今、EUR/USDもドル/円も、そんな局面にあるのではないかと見ています。

続く貿易赤字の大幅減少

今朝、財務省は、5月の貿易収支を発表し、2160億円の赤字(昨年同月9172億円の赤字)となりました。

これを、今年1月から4月の単月合計である7026億円の赤字と合わせて、本年1年間の赤字を試算してみますと、22046億円の赤字となり、昨年の通年の赤字127813億円の約6分の1となります。

原因は、昨年の7月頃から原油が急落し、105ドル近辺から、今年の冬場には、一時45ドル割れまで下げています。

これによって、貿易赤字が大幅に減少し、それはつまりは、ドル買い圧力を大幅に後退させる結果を生むのだと思います。

FOMC待ちは、まだまだこれから

FOMCを控えて、閑散です。

ユーロは、何かにつけて売られています。

しかし、売っている割には下がっていないように思われます。

ドル/円も、上がってはきますが、伸びません。

FOMC待ち

ニューヨークダウは、FOMC声明発表を翌日に控えていったん買い戻す動きが強まり、前日比113.31ドル高の17,904.48ドルと3営業日ぶりに上昇して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ギリシャ情勢の行き詰まりから逃避買い(利回り低下)が強まり、暫定値ながら前日比0.048%下げて2.308%で引けました。

原油価格は、翌日に米週間石油在庫統計の発表を控える中、原油在庫の減少が続くとの見方から買われ、前日比0.45ドル高の59.97ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上値が重たかったことに連れて下げ、前日比4.90ドル安の1,180.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドンタイムに、EUR/USDはいったん上値を試し1.1329近辺まで上昇しましたが、そのレベルでは、逆に戻り売りが強烈に出て、ニューヨークでは1.1205近辺まで反落しました。

しかし、その後は、1.12台半ばに戻しました。

ドル/円は、非常に限定的な動きを続けましたが、EUR/JPYの売りに押され、一時123.29近辺まで下げました。

EUR/JPYは、ロンドンタイムにいったん139.99まで上昇しましたが、ニューヨークに入り138.25近辺まで下落し、その後は、138円台後半にやや反発しました。

17日にFOMCを控える中、荒っぽい方向感のない相場が続きました。

2015/06/16

EUR/USD、安易にショートになっていないか

EUR/USDは、1.1300に結構まとまった売りがあるようで、6月11日以降、触ってはいません。

しかし、先週金曜日以降、上が重いと売り込んできますが、そのたびごとに反発するということを繰り返しており、今日の東京でもいったんは小緩んだものの、またジリ高になってきています。

これを値動き分析的に申し上げれば、1.1300に売りがあるため、それを「壁にして売っている」マーケット参加者が多く、その結果、マーケットのポジションがショートになっているということだと思います。

つまり、売っている方は、下がらなくても、上値の重い1.1300を超えたらロスカットすれば、ロスは限定されると見ているということです。

ドル/円の上昇トレンドの終焉は近い?

大きな意味で、ドル/円の上昇トレンドは、2012年2月から始まり、3年半経った現在でも、まだ一見すると続いているようにも見えます。

しかし、個人的には、3年半の上昇トレンドは、終焉を迎えようとしている可能性があると見ています。

これまでの、上昇と調整の繰り返しからなる上げ相場の原動力は、膨大な貿易赤字だと見ていましたが、昨年の夏場から今年の冬場に掛けて、原油価格が105ドル近辺から45ドル割れまで急落しました。

これにより貿易収支の赤字を大幅に圧縮してきており、今後原油価格も二番底を形成する可能性が高いこともあり、年間の貿易赤字を試算してみても、大幅に減少する可能性があると見ているからです。

ただし、下には、輸入企業や投資家筋の買いもありますので、戻り売りが賢明だと思います。

ドル買い先行か

EUR/USDは、1.1300を警戒しているため買えず、売り(ドル買い)がやや先行しています。

しかし、買戻しで、1.12台前半から上げてきている相場だと思われ、それほどロングでもないため、下がらないのだと思います。

ドル/円は、ややショートのようで、買い気になっています。

かと言って、ここから新規に買えばロングにもなると思われます。

ドラギECB総裁発言は、結局はEUR/USDの買いで反応

ニューヨークダウは、ギリシャ債務問題をめぐる交渉の先行き不透明感が嫌気されて売られ、前週末比107.54ドル安の17,791.30ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ギリシャ懸念強まって低下、暫定値ながら前週末比0.034%下げて2.358%で引けました。

原油価格は、過剰供給の懸念は根強く売られたものの、EUR/USDが反発したことからやや買い戻され、前週末比0.44ドル安の59.52ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前週末比6.60ドル高の1,185.80ドル取引を終えました。

為替相場では、注目されたドラギECB総裁は、「ギリシャの銀行に支払い能力がある限り、流動性の供給は続ける」と述べました。

しかし、それとは直接関係なく、長らく続いてきたユーロ売り相場自体がステール(陳腐化)してきているため、ポジションの調整からジリ高となり、一時1.1294近辺まで上昇しました。

また、ドル/円は、発表された6月のニューヨーク連銀製造業景気指数が-1.98(予想6.00)、そして5月の米鉱工業生産指数が-0.2%(予想0.2%)と共に悪かったことを受け、ややドル売りが強まりました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて上昇しました。

今週は、まだ17日にイエレンFRB議長、19日に黒田日銀総裁が、それぞれ発言しますので、引き続き注目です。

2015/06/15

ロンドンに過度の期待は禁物

ギリシャ協議が、週末物別れに終わったことで、ギリシャの債務不履行、さらにはギリシャのユーロ離脱は、時間の問題との懸念が強まり、東京タイム午前中、EUR/USDは、一時1.1195まで下げました。

この一件で、気になるのは、東京タイムに東京勢がユーロベア(ユーロに弱気)にどっぷりと浸かって、しかも実際に戻りも弱いことから、ロンドンタイムに向けてショートをキープしていると思われることです。

つまり、東京勢では潰せなかった下値をロンドンに潰してもらおうと期待しているのではないかということです。

しかし、ロンドン勢は、ご存知のようにそれ程人の良い連中ではなく、東京がショートを持って待っていると気づけば、なんのためらいもなく、東京勢のショートをスクイズ(ショートポジションの崩し)をしてくることは、想像に難くないと思われます。

EUR/USD、動くタイミングは近いか?

EUR/USDの日足を見ますと、上から

1.1267近辺  5日移動平均線
1.1234近辺  10日移動平均線
1.1172近辺 120日移動平均線
1.1162近辺  25日移動平均線  

という具合に複数の移動平均線が収束してきています。

ということは、動き出すタイミングが近づいていることが示唆されています。

ユーロ、ギャップ埋まらず

ドル/円は、シドニータイムからは反発しています。

EUR/USDは、今のところ、先週末と今日のシドニーで開いたギャップ(窓)は埋まりません。

EUR/JPYも、依然ギャップは埋まりません。

要は、それだけ、ユーロに対して弱気だということだと思います。

全体的に軟化

シドニーでは、ドル/円とEUR/USDの両方が、軟化しています。

そのため、EUR/JPYも軟化しています。

なにかにつけて、押し下げたがっています。

日本時間午前5時25分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 123.19-25(123.40)
EUR/USD 1.1221-26(1.1265)
EUR/JPY 138.26-36(139.03)

2015/06/14

これからの展開は(2015/06/14)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは下落を再開しています。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

6月9日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング52,643枚vsユーロショート190,617枚、ネットユーロショート137,974枚(前回165,512枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング42,440枚vs円ショート158,726枚、ネット円ショート116,286枚(前回ショート85,693枚)です。

さて、今週ですが、既に土曜日のコメントでもお伝えしましたように、6月9日時点のシカゴIMMポジションは、繰り返しになりますが、以下のようになりました。

ユーロ 137,974枚のネットショート(前回165,512枚のネットショート)
円   116,286枚のネットショート(前回85,693枚のネットショート)

ユーロは、1.10台~1.13台でのもみ合いの中で、ポジションの決済が進んだことがわかります。

つまり、例年の中間決算の時と同じように既存のポジションの手仕舞いが進んできていたものの、それ以上に執拗な売りが出ているため、なかなか大きな反発には至っていないということです。

しかし、まだ13万8千枚ほどのユーロショートは残っているため、買いは出るものと思われます。

一方、驚きはドル/円で、今月末に中間決算が迫っているにもかかわらず、円ショートが増えています。

従って、これから、円売りポジションの手仕舞いが入る可能性高いと見ています。

ところで、今週は、主要国・地域の中銀首脳の発言が続きます。

15日(月)ドラギECB総裁が欧州議会委員会の公聴会で発言
17日(水)イエレンFRB議長記者会見
19日(金)黒田日銀総裁記者会見

この中では、イエレンFRB議長はドル高への懸念を何度も発してきています。

また、先週、黒田日銀総裁は「ここからさらに円安はありそうにない」と発言しています。

これは、言い換えれば、「ここからさらにドル高はありそうにない」ということになると思います。

日米の中銀トップは、ドル高に懸念を示しているのに対して、これまでドラギECB総裁は、沈黙を保っています。

しかし、第1四半期の米国とユーロ圏の数値で、奇妙なことが起きています。

速報値で米国は前期比+0.2%、ユーロ圏が+0.4%と、景気が悪いはずのユーロ圏の方が良く、さらに改定値では、米国はさらに-0.7%に下方修正したのに対して、ユーロ圏は改定値も+0.4%と変わらずという結果でした。

そして、米国のGDPの下方修正は、貿易赤字の拡大によりました。

つまり、景況感が予想と現実が違っている上に、特にユーロに対して、極端なドル高になっていることから貿易不均衡が起きているということです。

こうした歪みは正されるものと思われますが、まずは月曜のドラギECB総裁の発言が注目されます。

ドラギ氏が総裁になって以降、ECBによってユーロは上がるも下がるも完全にコントロールされてきたと言えます。

懐かしいところでは、2012年7月の同氏の「ユーロ圏を守るために、何でもする用意がある。信じてほしい」という発言により、それまで売り込まれていたEUR/USDは一転して上昇となりました。

そういう意味では、これまで、ユーロが売られ過ぎ、買い過ぎに対しては、はっきりと意志を示してきましたので、今のような歪みに対しても是正を唱えてくれる総裁だと信じたいと思います。

そして、ドラギ総裁の出方によって、イエレン議長、そして黒田総裁の発言も変わってくると思います。

今週は、そういう意味では、中銀総裁バトルの1週間になるのではないかと見ています。

尚、ドラギ氏が、月曜に米国に負わせている過度の貿易赤字に関して、ECBも懸念を共有するといった発言が出れば、EUR/USDは、本格的に上昇を始めると思います。

もしも、無視するなら、さらにユーロ安になると思いますが、既に申し上げていますように、欧米間に歪みが生じていることや欧米の中間決算絡みのユーロ買いも出ていますので、下げは限られるものと見ています。

ドル/円に関して、先週の黒田日銀総裁の「ここからさらに円安はありそうにない」発言は、米国とも歩調が合っているものと思われ、いずれ下落するものと見ています。

ただ、今の段階では、下がれば輸入企業や投資家筋の買いが待っているものと思われ、安値は売れず、戻り売りに徹する必要があると思われます。

EUR/JPYに関しては、ドル安相場に、もしなるのであれば、EUR/USDの上昇がドル/円の下落を上回るものと思われ、上昇するものと見ています。

2015/06/13

意外なシカゴIMMポジションの増減

ニューヨークダウは、ギリシャの債務問題を巡る不透明感が強まり、欧州の株式相場が軒並み下落しことを受けて下げ、前日比140.53ドル安の17,898.84ドルで取引を終えています。

米国債10年物利回りは、下げて上げての相場で、暫定値ながら前日比0.011%上げて2.388%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアが増産を示唆したとの報道を受けて下落し、前日比0.81ドル安の59.96ドルで引けました。

金価格は、売りが先行したものの、EUR/USDが買われたことを受けて支えられ、前日比1.20ドル安の1,179.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドンでのドル買いは、ニューヨークに入りドル売りに転じ、一時ドル/円は123.14近辺まで下落、EUR/USDは1.1296近辺まで上昇しました。

さて、最新になる6月9日時点のシカゴIMMポジションが発表になっています。

ユーロ 137,974枚のネットショート(前回165,512枚のネットショート)
円   116,286枚のネットショート(前回85,693枚のネットショート)

ユーロは、1.10台~1.13台でのもみ合いの中、ポジションの決済が進んだことがわかります。

例年のこの時期の通り、決済が進んでいたことがわかりますが、売りがきつく、決済しても大きな上げには今のところつながっていないことがわかります。

一方、ドル/円は、6月末の中間決算が迫っているにもかかわらず、円ショートが増えています。

ユーロにしても、円にしても、これから月末に向けて手仕舞いが続くものと見ています。

ロンダ

ロンドンに駐在して間もなく、昔からの友人が、私の休暇に合わせてロンドンに来て、一緒にスペインの地中海沿岸に面したコスタ・デル・ソル(太陽海岸)へ旅行に出掛けたことがありました。

さすがに、コスタ・デル・ソルは、太陽が一杯で、太陽を求めて北ヨーロッパからの観光客で海辺は一杯でした。

ここで、目のやり場に困るのは、年配女性だけでなく、十代のお嬢さん達も、水着の上をつけず、太陽をふんだんに浴び、また気にする風もなく、そのままボール遊びなどに高じていることでした。

それだけ、北ヨーロッパの冬場は、どんよりとした鉛色の空が来る日も来る日も続き、北の人々はそれだけ太陽に飢えているということです。

こうした人たちが冬の東京を訪れると、カラッとした晴天が続くことに、大変驚き感激します。

さて、話はスペインに戻りまして、二人でレンタカーを借りて、エキゾチックでしかも素晴らしい建築美のアルハンブラ宮殿や、地中海と大西洋が接するジブラルタル海峡を巡り、そして一番感激したのが、ロンダ(Ronda)という町でした。

木が1本も生えていない灰色の険しい山をいくつも越え、緑豊かな日本とは全く異なった過酷な景色に、自分も遠くまで来たものだと思いました。

そして、山の頂上にある町ロンダに着きました。

垂直の崖の上に町があり、崖っぷちに家々が建ち並び、また崖自体を彫り抜いて造った立派な橋があって、なかなかの見ものでした。

なんで、こんな険しい山の頂上に町があるかと言えば、イスラム軍の侵攻から逃れるためで、他の地中海北岸の山間部にも、山の頂に集落がよく見受けられます。

イスラム教とキリスト教という異なる宗教が、町の立地にまで大きく影響していることは、宗教に鷹揚な日本人には、なかなかわからないところではあります。

しかし、そうしたバックグラウンドを知った上で旅することが大切だと思います。

それは、また為替取引を行なう上でも、取り扱う通貨のバックグラウンドを知ることが大事であることに、相通じます。

こんな、笑えないジョークがあります。

国際会議で、大臣クラスのパーティーがあり、日本の大臣がカナダの大臣と会話する機会がありました。

日本の大臣曰く、「貴国(カナダ)は、いつ米国の州になるのでしょうかな」

カナダの大臣は笑みを浮かべて、「それは、貴国(日本)の次ですな」

このような相手国の事情を、前もって知ろうともしていないことは、為替をトレードをする者にとっては、あってはならないことだと思います。

2015/06/12

ロンドンの出方は?

今日のロンドンですが、ドル/円では、東京・アジア勢のポジションがあまりどちらへも偏っていないと見てなにもやらないか、あるいは、昨日は買ってダメだったので、売ってくる可能性があります。

しかし、たぶん方向性はあまり見い出せないものと思われます。

一方、EUR/USDでは、なにかにつけて、ユーロ売りをマーケットはしたがっているようです。

従って、ロンドンも売ってくるのかもしれません。

ユーロの手仕舞いはまだか?

現状、シカゴIMMの為替ポジションで一番大きいのは、ユーロのネットショート165,512枚(6月2日時点)です。

これまでも、何度も、6月末の欧米中間決算のために、このマーケットに存在しているポジションは手仕舞われるとお話ししてきましたが、今年は、いつになっても上値が重く、いったいどうなっているのかと思いたくなります。

ただし、テクニカルでご説明しますと、週足で、25日移動平均線が現在1.1194近辺まで上から降りてきていて、それが上に行こうとする力を抑えているためとも説明が出来ます。

しかし、この時期のシカゴIMMポジションの過去の推移を見直してみても、存在していたポジションは、6月末に向けて減っていることは事実で、今年の場合、ギリギリまで、引き付けて手仕舞うのではないかと、今考えています。

気になるドル/円

マーケットからやる気が感じられません。

ドル/円も、EUR/USDも、上もダメ、下もダメという状況ですから、基本的には、なかなか手出しはできない感じです。

しかし、あえて言えば、ドル/円の1時間足のチャートを見ると、ジリ高になっており、またショートになってきている感じはします。

売り上がるようですと、またロンドンにショートスクイズ(ショートポジションの崩し)される可能性があります。

 

為替はやや膠着するか

ニューヨークダウは、発表された5月の米小売売上高は、予想通りの1.2%と良い結果だったことや欧州株が総じて上昇したこともあって上昇し、前日比38.97ドル高の18,039.37ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米小売売上高が予想通り良かったものの、欧州債券利回りの低下につれて下げ、暫定値ながら前日比0.105%下げて2.379%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの下落に伴い下げ、前日比0.66ドル安の60.77ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に伴い下げ、前日比6.20ドル安の1,180.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米小売売上高が予想通り良かったことから、一時124.19近辺まで上昇しましたが、その後は123円台半ばに緩みました。

EUR/USDは、同じく米小売売上高の結果を受け、下値トライが本格化し、一時1.1182近辺まで下げましたが、下値も堅く、結局1.12台半ばに戻しました。

EUR/JPYは、138円台で横ばいでした。

ドル/円に関しては、前日の黒田日銀総裁の「ここからさらに円安はありそうにない」発言により、ロング筋は投げ、マーケットにはショート筋だけが残ったことから、ショートカバー(買戻し)が続きました。

その過程で、良い米小売売上高の結果が出たことで、一時124円台乗せまで上伸しましたが、買戻しが一巡すると、123円台に戻しました。

下は下で、輸入企業や投資家の買いもまだ待っているものと思われ、とりあえず、123円台中心の揉み合いが続くものと見ています。

EUR/USDについては、上値が重かったことから、下値を試しましたが、下値も堅かったことを確認した格好です。

6月末の欧米の中間決算を前に、ポジションはユーロショートが多いのにもかかわらず、未だに重いEUR/USDに、正直なところ、ちょっと困惑気味ですが、これから月末に向けて、ユーロの買戻しが起きると、依然として考えています。

2015/06/11

ドル/円、ショートは切れていないか

今日の東京タイム午前のドル/円については、ジリ高になっています。

つまり、黒田日銀総裁の昨日の発言を受けて、ロング筋は既に投げ、残っているのは総裁発言を素直に受けとめたショート筋だと見ています。

そのために、下がらずジリジリと上げてきているのだと思います。

そして、これから上がると、さらに段階的に売り上がってくるマーケット参加者が出てくるため、上げは止まらないのではないかと見ています。

自己防衛本能

マーケット心理のひとつですが、昨日の黒田日銀総裁の唐突なしかもある意味断定的な発言に対して、マーケット参加者の心理は、出来るだけそのことを過小評価しようとしていたように思います。

これは、ある種本能的な、パニックに陥らないようにするための自己防衛だと思います。

しかし、この自己防衛は、得てして、リスク回避のタイミングを遅らせる結果となることが多く、ですので、少なくとも、起きた事象がどれぐらいのリスク度にあるかは、ご自身の尺度で構いませんので、たとえば、レベル1なのかレベル3(どっちが深刻かは、ご自分で自由に決めてください)なのか判断してみてください。

昨日の黒田日銀総裁の発言については、私自身は、5段階のリスクレベルのうち、一番リスクの高い方のレベル4あるいは5ぐらいで受け止めています。

ドルの試し買い?

一晩過ぎても、全体的にドル安はさらには進行せず、今日は朝からややドルが買い気になっています。

また、ドル/円で言えば、やはり下げたところでは、輸入企業や投資家筋からの買いも出ているものと思われます。

一方、EUR/USDは、昨日上げたとは言え、相変わらず上値は重い状況です。

中間決算で手仕舞いのユーロ買いが出やすいこの時期に、なぜここまで重たいのか疑問です。

相場は、今までとは違った景色に

ニューヨークダウは、ギリシャの金融支援問題の進展期待や原油高に加え、ドル安になったことも支援材料となり上昇し、前日比236.36ドル高の18,000.40ドルと5営業日ぶりに反発して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、欧州債の利回り上昇に加えて、ニューヨークダウが大幅高となったこともあり上げ、暫定値ながら前日比0.047%上げて2.486%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計によれば、在庫が大幅な減少が続いており、過剰供給への懸念が緩んで上昇し、前日比1.29ドル高の61.43ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが強含んだことを受け上昇し、前日比9.00ドル高の1,186.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、東京時間の黒田日銀総裁の「ここからさらに円安になると思わない」発言で、大荒れ相場となりました。

海外に入り、一時ドル/円は122.46近辺まで下落、EUR/USDは1.1385近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、ドル/円の下落に連れ、138.43近辺まで下げました。

一晩過ぎても、ドル/円は安値圏を維持しており、様子見気分は強そうです。

しかし、今回の黒田発言の意味は大きかったと考えています。

FRBのドル高懸念にも呼応した発言だったのではないかとも見ています。

尚、目先は、下がれば、輸入企業や投資家筋の買いが出るものと思われますので、すぐに急落を続けるというわけではないと思いますが、過去3年半続いた長期のトレンド相場からレンジ相場への転換の可能性があります。

詳しくは、本日のインヴァスト証券主催セミナーでお話いたしますので、ご都合がつくようでしたら、どうぞご覧ください。

セミナーの詳細は、以下をご覧ください。
http://www.invast.jp/seminar/detail/2015/06/0611/

本日当日のお申し込みでも視聴可能です。

2015/06/10

水上紀行の為替相場予報のご案内(2015/06/10)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「主要通貨:相場がガラリと変わりやすい時期到来か」です。

毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

補足、ドル/円はさらに大きなレンジ相場へ?

確かに、EUR/USDについては、まさに大転換がある可能性はあると見ていますが、ドル/円については、大転換というよりも、むしろ3年続いたトレンド相場のあとのレンジ相場に入ると見ておくべきかと思います。

ドル/円は、2012年以来、上昇と揉み合いの繰り返しをやってきました。

この上昇と揉み合いを通してみれば、2012年以来上昇トレンドが約3年間続いてきたということになります。

そして、貿易赤字も原油安によって大幅に減る見通しとなっていることから、今までの上昇が失速し、大きなレンジ相場に入るのではないかと見ています。

6月、7月

この6月末前後は、単に中間決算での既存ポジションの手仕舞いといういわば会計処理に止まらず、相場の大転換が起こる時期でもあると言えます。

たとえば、2010年の欧州債務危機の時も、6月初旬までユーロは売られ続けましたが、6月第1週から反転し、それが、単なる中間決算に伴う手仕舞い止まらず、翌2011年5月まで上昇が継続したという相場の大転換となった時期がありました。

実際、最近のユーロでは、FRBの利上げ観測、ECBの緩和姿勢やギリシャの債務不履行懸念など、もう言い尽くされたような材料をマーケットは依然後生大事にしています。

しかし、そうした価値観が、ガラッと変わるような時期でもあることに注意を要します。

尚、その大転換の可能性は、円にも例外的ではないと思います。

ユーロの1日のサイクルは今日も繰り返すのか

東京オープン前から、EUR/USDはじめユーロは全般に強めです。

これで東京がユーロを買えば、ロンドンは売り、そしてニューヨークは買うというサイクルを今日もやるのでしょうか。

あまりに、生産性がないように思います。

ドル/円は、重くはありますが、安値では売れない通貨です.。

建設的でない相場展開となる

ニューヨークダウは、早期の米利上げに対する警戒感から方向感の乏しい展開が続き、前日比2.51ドル安の17,764.04ドルと小幅続落して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、欧州債利回りが上昇していたことや、米利上げ期待から上昇し、暫定値ながら前日比0.034%上げて2.435%で引けました。

原油価格は、本日発表予定の米週間石油在庫統計を前に、在庫は減少が続くことが見込まれていることから買戻しが強まり、前日比2.00ドル高の60.14ドルで引けました。

金価格は、アジア株や欧州株の下落や、欧米の長期金利が依然として不安定なこともあって、逃避的に買われ、前日比4.00ドル高の1,177.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドンタイムから、EUR/JPYが売り込まれ、それに押されて、ドル/円は123.86近辺、EUR/USDは1.1214近辺まで下落、EUR/JPY自体も139.36近辺まで下げました。

しかし、ニューヨークが本格稼動すると、いずれも反発し、ドル/円124.44近辺、EUR/USD1.2905近辺、EUR/JPY140.41近辺まで値を戻しました。

ロンドンがデイトレでEUR/JPYを売り仕掛けし、それにドル/円、EUR/USDも売りで巻き込まれ、しかしニューヨークに入ると押し戻されるという、あまり建設的でない相場でした。

日本株の世界でも外人の益出し(利食い)で、ここのところ、株価が下げてきているような地合いですので、為替もまだユーロロングポジションがマーケットに結構残っている以上、遅かれ早かれ手仕舞いが本格化するものと見ています。

2015/06/09

EUR/JPYの上昇の仕方は?

現在のEUR/JPYのバランスの良い上昇は、たぶんこのまま続き、145.00~146.00近辺を見ることになるのではないかと思います。

本来、これだけクロス円が強く上昇するには、ドル/円の強い上昇がなくてはなりません。

今回も、その意味からも、ドル/円の強い上昇を期待しましたが、ドル/円の1990年頃からの月足を見てみますと、127円前後が長期では強い抵抗線になっており、簡単に上抜くことは難しいように思われます。

一方、EUR/USDは、既に申し上げておりますように、欧米の中間決算の絡みで、今年はユーロ買いが出る可能性が高く、そうなると、ユーロ高でEUR/JPYが上昇するのではないかと、現在見ています。

ユーロ、中間決算絡みの取引は本格化?

既に、申し上げておりますが、欧米勢の6月末の中間決算に伴い、損益の確定のために、既存のポジションの手仕舞いは、今年の場合、シカゴIMMポジションで見てみますと、ユーロのショートであることがわかります。

しかも、先週6月2日時点でもユーロのネットショートは165,512枚もあり、手仕舞いが遅れています。

加えて、先週末の米雇用統計が予想外に良かったことから、依然として、ポジションは減っていないものと思われます。

そして、6月末まであと15営業日ほどになってきていますので、これから、手仕舞いが淡々と行われるものと見ています。

ドル/円、反発気味

東京オープン直後は、ニューヨークタイムの流れに沿って進む場合と、ニューヨークの流れに逆行する場合の二つがありますが、今日のドル/円は、逆行して入って来ています。

この時間、124.68近辺に10時間移動平均線が急速に下りてきてレジスタンスになっています。

さらに、その上には、124.74近辺に90時間移動平均線のレジスタンスがあります。

時間をかけても、10時間移動平均線を上抜けられないと、反落の可能性が高まります。

テクニカル的に、ドル/円反落、EUR/USD反発

ニューヨークダウは、FRBの年内利上げやギリシャ債務問題を警戒して下げ、前週末比82.91ドル安の17,766.55ドルと4月2日以来ほぼ2ヶ月ぶりの安値で取引を終えました。 

米国債10年物利回りは、調整の動き中心となり低下し、暫定値ながら前週末比0.025%下げて2.382%で引けました。

原油価格は、中国の貿易統計で輸入額が落ち込んだことから、中国の需要が鈍るとの見方が広がって売られ、前週末比0.99ドル安の58.14ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前週末比5.50ドル高の1,173.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、1時間足で先週金曜の米雇用統計発表時となる午後9時台にできたドル/円では大陽線、EUR/USDでは大陰線を埋める(これを窓を埋めると言います)動きとなりました。

いずれの窓もニューヨークタイムには埋められ、さらに続伸となりました。

また、日足で、ドル/円、EUR/USDを見てみますと、ドル/円は、高いところで、ほぼ同じ長さの陽線と陰線が出現しており、当面の高値を見た格好となっています。

一方、EUR/USDは、6月2日からの上昇が、先週金曜の米雇用統計でいったん水を差された格好になりましたが、昨日再び踏み上げたことで上昇再開の可能性が強まっているものと見ています。

まだまだ、欧米の中間決算に絡んだユーロ買いは出るものと思われます。

尚、すぐにホワイトハウスから否定されましたが、「オバマ米大統領がドル高が問題だと発言した」とする一部報道がありました。

2015/06/08

EUR/USD、下げそうでいて下がらないか

EUR/USDの日足のロウソク足を見ると、さらに下がるような形状をしています。

そのため、今日のロンドン勢も、まずは売ってくる可能性があります。

ただし、5日、10日、25日、90日、120日、200日の各移動平均線が収束してきています。

しかし、まだ完全には収束しきれてはおらず、むしろ、目先は、下限の1.1030近辺にある90日移動平均線と上限の1.1208近辺にある200日移動平均線に挟まれ、上下いずれにも大きくレンジブレイクするのは、まだ難しいものと見ています。

ドル/円、近い将来、下落に転ずるか

ドル/円について、実は、昨日、週間レポートを書いた後、改めて考えてみました。

まだ、今すぐにという訳ではないと思いますが、2012年以来の上昇相場に対して大きな調整が入る可能性があると考えるに至りました。

その代り、いったん130円を試すことによって、マーケットがロングに大きく偏る必要があり、上攻めをしっかりやらないと下がるのも中途半端になるものと思われます。

そして、誰をもこれは買うしかないと思い、相場に引きこまれるような何かが起きる必要があると思います。

気になる今日発表された日本の実質GDP

日本の第1四半期実質GDP・2次速報値は、前期比年率3.9%と予想の2.8%を上回りました。

日経平均は、高く始まっていますが、ドル/円は買ったものの上値が重たかったようで、やや軟化しています。

ファンダメンタルズが良くて円高という流れは、もう随分ご無沙汰です。

しかし、今日のような良い結果は、後で効いてくる可能性があります。

全体的に軟化

シドニーでは、ドル/円、EUR/USD、EUR/JPY、いずれも軟化しています。

意外と重い印象です。

日本時間午前5時38分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 125.56-61(125.605)
EUR/USD 1.1092-98(1.1118)
EUR/JPY 139.30-39(139.64)

2015/06/07

これからの展開は(2015/06/07)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは反落していましたが、金曜に反発しています。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

6月2日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング49,471枚vsユーロショート214,983枚、ネットユーロショート165,512枚(前回171,740枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング46,681枚vs円ショート132,374枚、ネット円ショート85,693枚(前回ショート62,224枚)です。

ユーロは、依然、ネットショートが高水準です。

円は、ネットショートが増加傾向です。

さて、今週ですが、先週末の予想外に良い結果だった米雇用統計直後のマーケットのリアクションをドル/円、EUR/USDの反応幅を、15分足で見てみますと、ドル/円は約110ポイントの上昇、EUR/USDは約205ポイントの下落でした。

あくまでも、個人的な印象ではありますが、非農業部門雇用者数が28.0万人と予想22.6万人を大幅に上回った割には、発表に対して反応した値幅と時間が限定的だったように思います。

また、発表直後に大きく動いた後の値動きが、不自然に感じています。

ドル/円はやや緩んだ後高止まり、EUR/USDはやや戻した後は安値圏となり、それがニューヨーククローズまで続いたということです。

これらの相場展開を値動き分析から読んでみますと、まず、ドル/円は、雇用統計発表後、ショート筋の買戻しが殺到し急上昇しました。

高値圏では、ショートもないことはないですが、高値圏をブレイクするほどには偏りはなく、横ばいのまま引けたという展開でした。

また、EUR/USDについては、雇用統計発表後、ロング筋の投げが殺到し急落しました。

安値圏では、ロングも残ってはいましたが、安値圏をブレイクすることはできず、横ばいのまま終えました。

いずれにしても、先週の金曜の雇用統計では、ドル/円ではショート筋が買い戻して、EUR/USDではロング筋が投げて終わった相場で、翌週への方向性を示唆して終わった相場ではないと思います。

たとえば、ドル買いを示唆するなら、ドル/円はどこまでも高値を追って高値引けするでしょうし、EUR/USDはどこまでも安値を追って安値引けすることになると思われます。

それが、ワッと上がった後は高値圏で横ばいのドル/円と、ワッと下がった後は安値圏で横ばいのEUR/USDを見る限りでは、単に損切りで終わった相場に過ぎないと思っています。

したがって、今週の週初から、ドル/円の上方向、EUR/USDの下方向を試すことになると、ポジションは、ドル/円では持ち値の悪いロングが、そしてEUR/USDでは持ち値の悪いショートが、急速に膨らむ可能性があると思われます。

特に、この時期に欧米勢の中間決算に絡んだポジションの手仕舞いが例年起きますが、シカゴIMMポジションを見る限りでは、今年の場合、ユーロショートが多いため(6月2日時点、ネットショート165,512枚)、この買戻しはまだ続くものと見ています。

ドル/円に関しては、6月2日時点のネットショートが85,693枚と増えてきて(ドル買い)いますが、さらに増える可能性はあります。

しかし、126円~130円に掛けても、かなりの売りが待ち構えているものと思われます。

尚、EUR/USDは、日足で見ますと、5、10、25、90、120日といった複数の移動平均線が収束してきており、近い将来どちらかにブレイクするものと見ていますが、個人的には上ではないかと見ています。

EUR/JPYにつきましては、上げに向っての形状は良く、日柄調整が済めば、さらに上昇するものと見ています。

2015/06/06

来週に向けて、暗中模索

ニューヨークダウは、発表された米雇用統計では、失業率が5.5%(予想5.4%)ならびに非農業部門雇用者数が28.0万人(予想22.6万人)となり、マーケットは非農業部門雇用者数の大幅増加に好感し、年内の利上げ観測が強まり、前日比56.12ドル安の17,849.46ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、強い米雇用統計受け、年内利上げ期待高まり、暫定値ながら前日比0.101%上げて2.408%で引けました。

原油価格は、5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比で予想を超えて増え、これを受けて相関性のあるEUR/USDが下落し、これに連れて下げ、前日比1.13ドル高の59.13ドルで引けました。

金価格は、5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想外に増加したことから、米利上げの可能性が高まり、EUR/USDは下落し、これを受けて、前日比7.10ドル安の1,168.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、発表された米雇用統計では、非農業部門雇用者数の大幅増加が好感され、ドルは全面高となりました。

ドル/円は一時125.71近辺まで上昇、EUR/USDは一時1.1049近辺まで下落しました。(ドル高)

また、EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、一時139.03近辺まで下落しました。

その後は、いずれも、やや反転して、落ち着きました、

米利上げムードが再び強まりました。

125円台がこのまま維持できれば、改めて上値を試すことになるものと思われます。

一方、EUR/USDでは、欧米勢の中間決算に絡んだドル買いが出やすい時期に、このままドル売りが維持できるかが注目されます。

ロンドンの為替ディーラー

ロンドンの為替ディーラーは、基本的に中卒で、そこからたたき上げていくのが普通です。

完全に徒弟制度です。

そして、その中で頭角を現していっったものが、生き残っていきます。

また、転職の社会ですから、腕が良いとなると他行でより良い条件を示されれば移っていきます。

こうして、もともとのチームがバラバラになっていくことで、人脈が広がり、情報交換を頻繁に行っています。

そうして、頭角を現してきた20代のディーラーと話したことがありますが、もちろんパブは欠かせない情報交換の場ではありますが、それにも増した不動産購入熱が強く、20代ですら、家を持っているのはあたり前と言っていいでしょう。

さらに、30代ぐらいになると、投資用の物件も2~3件は持っているのか、ザラです。

このように、実に堅実で、金があるから使ってしまおうというところはありません。

それは、社会人になれば、親からの一切の援助はないという社会環境であるからだとも言えます。

親離れ、子離れした社会です。 

2015/06/05

決戦、米雇用統計

マーケットは、対米雇用統計シフトになっています。

つまり、ドル/円もドル高気味、EUR/USDのユーロ安気味(ドル高)です。

どうしてもドル高にしたい勢力もいるでしょうしょうし、ドル安にしたい勢力もいるものと思います

個人的には、ドル/円もドル高、EUR/USDもドル安(ユーロ高)になる可能性はあると思っています。

ユーロ一服か

ドル/円は、6月3日に135.07の高値を付えて、一服感がでいましたが。昨日再び1.1380まで、上昇しました。
売りも売りで、結構出ていたえもようです。

5月18日以降、ふたたび、ユーロ売りがかさみ。大幅に下げましたが、これが次の踏み上げのパワーとなりショートの積み上がりとなりました、

そして、ショートがパンパンとなったところで、大々的なショートカバーが、欧米の中間決算が入りやすいに6月に入ったばかりの6月2日に出て上げを加速させることになりました。

直近では、はは調整モードに入っていますが、これもまた上がるために必要なショートの積み上げだと思います。

ユーロ一服か

米雇用統計を控えて体力温存   

今夜の米失業率を控えて、閑散です。

昨日の海外での動きも、ポジション調整だと思います。

今日発表までは、様子見強く、いったん発表されると大騒ぎになるものと思われます。

十分体力を持っている必要があります。

 

買いすぎたが、EUR/USD

(遅くなり、すいません)
ニューヨークダウは、米雇用統計発表を翌日に控える中、FRBによる利上げ警戒が強まって前日比170.69ドル安の17,905.58ドルと、約1ヶ月ぶりに18,000ドルの大台割れとなった。、

米国債10年物利回りは、欧州債利回りがニューヨーク時間にかけて下げに転じたことから、下げに転じて、暫定値ながら前日比0.057%下げて2.307%で引けました。

原油価格は、翌日開催されるOPEC総会では、減産は見送られるという見方が強く、供給過剰が当面続くとの懸念が強まり、前日比1.64ドル安58.00ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが反落したことを受け。売りが優勢となり、前日比9.70ドル安の1,175.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、欧州債利回りの大幅上昇を受け、ロンドンタイム堅調に推移し、一時1.1379まで上昇したものの、利回り上昇が一服して低下に転じると反落し、EUR/USDは1.1223まで下げました。

ドル/円は、124円台前半を中心に横ばいとなりました。

EUR/JPYは、高値圏を維持していましたが、結局、終盤、139.66近辺まで軟化しました。

このところ順調な上げを見せたEUR/USDへのマーケット参加者の参入が急激に増加したことで、EUR/USDは反落となったものと思われます。

今日の米雇用統計で仕切り直しです、

2015/06/04

トレンド相場のサイクル

トレンド相場には、サイクルがあることです。

揉み合い、上昇、揉み合い、下押し、反発(上昇)、揉み合いを繰り返していることがわかります。

特に、トレンド相場となると、一日でこのサイクルが収まるほど、回転が速くなる傾向があります。

また、一般的に言えることは、他のマーケット参加者のポジションを潰して儲けようとするデイトレのロンドン勢がポジション調整の役目を果たし、トレンドフォロワー(トレンド追随型)のニューヨークがトレンドを形成する役割を果たすことになりがちです。

EUR/JPY、上げはこれから?

EUR/JPYの日足のチャートを見てみますと、4月14日の安値126.08から上昇し、5月18日には136.96の高値をつけています。

そして、5月26日にいったん133.11まで下げた後、踏み上げ、6月3日に140.14をつけています。

これにより137.14近辺にあった200日移動平均線の重要なレジスタンスを上方向にブレイクしています。

上げのターゲットは、146円近辺と思われます。

 

クロス円が上がるひとつのパターン

EUR/USDは、やや上値が重いです。

ドル/円も、買い気が強まっています。

その結果、EUR/JPYも買い気です。

ドル/円とEUR/USDが交互に動いて、EUR/JPYが上がっている感じです。

EUR/USD、続伸

ニューヨークダウは、EUR/USDの上昇により、米輸出企業の収益への悪影響が和らぐとの観測から買われ、前日比64.33ドル高の18,076.27ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ギリシャ合意への期待から欧州債利回りに連れて上げ、暫定値ながら前日比0.010%上げて2.362%で引けました。

原油価格は、原油需給の緩んだ状態が当面続くとの観測から売りが優勢となり、前日比1.62ドル安の59.64ドルで引けました。

金価格は、欧米の株式相場が総じて上昇したことから、リスク懸念が後退し売りが優勢となり、前日比9.50ドル安の1,184.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、ECB理事会とドラギECB総裁の記者会見は予想通りで、さしたる反応はなかったものの、オランド仏大統領がギリシャの債務問題とEUなど債権者側の交渉に関し、まもなく合意に達すると発言したため、交渉進展への期待感が高まり、EUR/USDは、一時1.1285近辺まで上昇しました。

ドル/円は強含みで推移したものの、EUR/USDの上昇(ドル売り)に連れて反落となり、124.68近辺の高値から123.97近辺まで下げました。

EUR/JPYは、EUR/USDに追随して上昇しました。

結局、EUR/USDは続伸しましたが、上げはまだ続くものと見ています。

現在、リーディングマーケット(相場を主導するマーケット)はニューヨークであり、ニューヨークになるとトレンド性の動きになりますが、その前のロンドンは、他のマーケット参加者のポジションを切らせようとすることに終始しており、決して建設的ではありません。

それだけに、トレンド性のある、ニューヨークの方が、今は、トレーディングがやりやすい時だと思います。

2015/06/03

水上紀行の為替相場予報のご案内(2015/06/03)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「ユーロドル:欧米の中間決算の手仕舞い開始か?」です。

毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

ユーロ買いは続く?

欧米勢の中間決算絡みで、今年は既存のポジションがユーロショートに大きく偏っているということが正しければ、昨日のユーロ買いだけでなく、今後、少なくとも半月ぐらいはユーロ買いが続くものと見ています。

中間決算の処理からのユーロ買いのため、新たにポジションが出来るのではなく、あくまでも、既存のポジションを手仕舞う(決済)することから、決してポジションが膨らむわけではありません。

逆に、ポジションが減っていくわけですから、いくらユーロ買いが出たからといって、マーケットが買い過ぎているということにはなりません。

しかし、そこを勘違いしているマーケット参加者は意外に多く、ユーロが買い上げられるのを目の当たりにして、マーケットはさらにロングになっていると見て果敢に売りで攻めてくるマーケット参加者がいます。

ドル/円、上げは一服か

ドル/円は、一昨日と昨日で、高さの同じくらいの陽線と陰線が高いところで並びました。

これは、目先の天井を見た形状と言われており、一時的にせよ、下がる可能性があります。

ただし、生保など機関投資家や輸入企業が買い遅れているもようですので、下げてもほどほどの可能性があります。

一説には、そうした買いが、すでに123.50近辺に入ってきているとも聞きました。

今日は、ECB理事会

マーケットは、どう手をつければ良いのかわからないようで、様子見気分が強くなっています。

特に、EUR/USDは、300ポイント近く上がってしまったので、なおさらです。

しかも、本日は、ECB理事会にドラギ総裁の記者会見もありますので、手が出しづらいものと思われます。

ドル/円は、125円で達成感を持ったマーケット参加者と、まだ行くと見ているマーケット参加者がにらみ合っている感じです。

欧米勢の中間決算に絡んだ手仕舞いスタートか?

ニューヨークダウは、長期金利上昇への警戒感から反落し、前日比28.43ドル安の18,011.94ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ギリシャ合意への期待で欧州債に連れて大幅上昇となり、暫定値ながら前日比0.083%上げて2.262%で引けました。

原油価格は、EUR/USDが反発したことや、原油在庫が引き続き減少を見込まれる翌日発表の米週間石油在庫統計を控えて買いが優勢となり、前日比1.06ドル高の61.26ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが反発したことを受け、買戻しが優勢となり、前日比5.70ドル高の1,194.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、昨日のEUR/USD急上昇について、ギリシャ債務問題で、独仏首脳やECB総裁など債権者側が緊急会合を開いたとか、ギリシャも改革案を提出したとか、ドイツ国債をはじめユーロ圏各国債の利回りが急上昇したなど、いろいろ理由が上げられました。

しかし、これらの理由は、後付けだと思います。

以前から申し上げています、欧米勢の6月末の中間決算を控えて、既存のポジション(今回の場合は、EUR/USDのショート)の手仕舞いが起きたのだと思います。

また、これが、昨日1日で終わるものではなく、短い年でも半月、場合によっては、相場が反転してしまい、8月頃まで続く場合もあります。

この時期は、相場観がどうかではなく、単に決算に絡んで、手仕舞いをしているだけに過ぎないことを、よく理解しておくことが大切です。

ドル/円は、EUR/USDの急騰にあおられ、反落しました。

ドル/円は、一昨日と昨日で、高いところで、同じ長さの陽線と陰線が並んで出ていますので、いったん上げは一服するかもしれません。

EUR/JPYは、強いレジスタンスであった137.15近辺の200日移動平均線を上抜いており、さらに上昇するものと見ています。

EUR/USDにしても、EUR/JPYにしても、引きつけて押し目買いが良いように思います。

2015/06/02

リバースヘッドアンドショルダー

EUR/JPYは、1月16日から、137.00近辺をネックラインとするリバースヘッドアンドショールダー(上下に逆のヘッドアンドショルダー)ができていて、現在右のショールダーを完成しつつあると見ています。

正式に、リバースヘッドアンドショルダーが完成するには、137.14近辺の200日移動平均線を上方向にブレイクする必要がありますが、決して不可能とは思いません。

ドル/円、EUR/USDに分解して考えるよりも、EUR/JPYとして見た方が、見やすいのではないかと思います。

ただ、言えることは、クロス円が本気で上がる時には、やはりドル/円が腰を入れて上がらないことには始まらないと思います。

「高いところだから買えないので売る」

ドル/円は、125.00を手前にして、高値圏を維持しています。

これを、値動き分析的に申し上げれば、「高いところだから買えないので売る」という論法で、ショートポジションが溜まるということが起きているのだと思います。

この論法で売れば、一時的に下がることもありますが、結局また戻してきてしまいます。

しかも、戻り売りをすればするほど、ショートポジションは膨らみ、結局どこかでは、大きな買戻しに繋がってしまいますので、警戒が必要です。

 

「高いから売る」はトレンド相場では危険

ドル/円は、昨日のISM製造業景気指数の発表までは、まったく相手にもされていなかったものの、いざISMが予想を上回ったとなると、寄ってたかって買われ、しかも高止まりしました。

この急騰からわかることは、たぶん動かない間に、高いところなので買えないので、ショートができたものと思われます。

ショートだったからこそ、良い結果の指標に驚き、買い戻しが殺到したものと思われます。

ですので、また今、125.00手前で、高いから買えないので売るということを繰り返せば、再び踏み上げることになると思います。

ドル安円安は継続か

ニューヨークダウは、発表された4月の個人支出が0.0%と予想の0.2%を下回った一方、5月のISM製造業景気指数は52.8と予想52を小幅に上回るなど強弱入り乱れ、前週末比29.69ドル高の18,040.37ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ISM製造業景気指数が予想を上回ったことから上昇し、暫定値ながら前週末比0.060%上げて2.181%で引けました。

原油価格は、EUR/USDが下落したことや、5日開催予定のOPEC総会での据え置き観測が多かったことから売られ、前週末比0.10ドル安の60.20ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが売られたこと受けて下げ、前週末比1.10ドル安の1,188.70ドルで取引を終えました。

為替相場では、ISM製造業景気指数が予想を上回ったことが好感して、ドル/円は、一時124.91近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、ギリシャ債務不安が強まる中を売られ、一時1.0887まで下げたものの、その後は1.09台前半に反発しました。

EUR/JPYは、ロンドンタイムに、一時135.13近辺まで売られましたが、その後反発し、ニューヨークでは、一時136.59近辺まで上昇しました。

東京、ロンドンと、小動きを続けたドル/円でしたが、ISM製造業景気指数の発表をきっかけに一変し、基本的にトレンド相場の中にいることを再確認しました。

一方、EUR/USDは、思惑錯綜しました。

6月末の欧米の中間決算に絡んで、既存のポジションの手仕舞いがこの時期に出やすいということは、周知のことのようで、それに乗ろうとする者もいれば、そこで急激にポジションが偏ることを狙って、その崩しに入る者などいろいろいるように思われます。

ただし、クロス円が総じて強いところを見ると、EUR/USDも上昇を再開するものと見ています。

2015/06/01

東京タイムにできたポジションは?

今朝の9時台のドル/円の買いトライ、EUR/USDの売りトライというドル買いトライは、攻めきれずに、やや反転しています。

まず、現在のドル/円、EUR/USDそれぞれのポジション状況を値動きから見てみますと、まずドル/円は、124.20の売りが結構あったようですが、確かにその売りを飲み込んでしまったため、かなり重くなっている感じです。

一方、EUR/USDも随分しつこく売られたため、ショートになっているようで、買戻そうとするため下がりづらくなっているようです。

東京タイムでも、こんな状況だったことから、東京・アジア勢のポジションがいかなる状況か、ロンドン勢に読まれるのは、それほど時間はかからないのではないかと思います。

気になる、東京午前9時台のフィーバー

マーケット関係者に確認しましたところ、まず、EUR/USDについては、特に何かがあったわけではなく、あえて言えば週末にギリシャ問題で進展がなかったということが上げようと思えば上げられるということでした。

また、ドル/円については、124.20近辺に売りが結構あったようですが買いが引かず上抜いたようです。

つまり、ドル高になっているわけですが、週末の雇用統計を控え、通常ドル買いが強まるという傾向を踏襲しているようです。

ただし、気になるのは、こうした一連の動きが、東京タイムの午前9時台という、東京勢のポジションが偏りやすい時間帯に起きていることです。

重たいユーロ

EUR/USDは、週末ギリシャ問題で進展がなく、5日にIMFへの支払期限が迫っているということから、東京オープン前から、売り優勢となりました。

最新のシカゴIMMポジションレポートによれば、ユーロのネットショートは依然多く、今週以降、欧米の今月末の中間決算に絡んで損益の確定のための、買戻しが強まるものと見ています。

それが、入ってくるのは、ロンドン以降と思われます。

ドル/円は、堅調です。

 

全般に軟調

シドニーでは、ドル/円もEUR/USDも、先週末比やや軟化しています。

そのため、EUR/JPYも緩んでいます。

日本時間午前5時35分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 124.03-14(124.14)
EUR/USD 1.0975-89(1.0993)
EUR/JPY 136.23-33(136.46)

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