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2015/07/31

油断できないEUR/USD

EUR/USDは、日足で見ても、季節的に見ても、当面横ばいかと見ていました。

しかし、EUR/USDの戻りが限られてきていることや、EUR/USDと相関関係にある原油や金の価格も相変わらず、下落傾向にあることを考え合わせますと、少なくともEUR/USDの戻りは限られ、さらに申し上げるなら、一段安もあり得るのではないかと、現在考えています。

つまり、いったん急落後リバウンドはしたものの、まだ二番底を確認していないという状況です。

季節は夏休み、皆の関心が薄れた時が、実は下落方向に危ないのではないかと、現在考えています。

8月の利金の円転

8月になると話題になるのは、「利金の円転」です。

利金とは、米国債で運用した時につく利息です。

これは、年間4回支払いがあり、2月、5月、8月、11月ですが、中でも、マーケットに一番影響を及ぼすとされるのが、マーケットが最も閑散となる8月と言われています。

こういう円買いが8月にはあるということは、一応頭に入れておいてください。

ポジション調整のドル売り?

ドル買いをし過ぎたのか、ドル/円は軟化、EUR/USDは上げて(ドル売り)います。

7月の月末の金曜日という状況下、前向きな取引がなされるとは思えません。

やるとすれば、既存のポジションの手仕舞いであり、それが、ドル売りなのだと思います。

年間でも、もっとも閑散となる時期のひとつです。

無理をしないことです。

レンジ相場は続くか

ニューヨークダウは、発表された米第2四半期実質GDP・速報値は2.3%(予想2.5%)となりましたが、一時的な弱材料となったものの、徐々に消化され、前日比5.41ドル安の17,745.98ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油が再び下落したことからインフレ期待が後退し、暫定値ながら前日比0.023%下げて2.263%で引けました。

原油価格は、原油の在庫減を背景に買いが優勢となったものの、新規の買い材料に乏しく利益確定売りが出て、前日比0.27ドル安の48.52ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが売られるのに連れて下げ、前日比4.60ドル安の1,088.70ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ショートが買い戻されていないままにGDPを迎え、GDPの発表をきっかけに買いが集中し、一時124.58近辺をつけました。

結構長い攻防の末、結局反落となり、一時124.09近辺まで下げました。

一方、EUR/USD、EUR/JPYは、ジリ安を続けました。

大きな意味で、レンジ相場は続くものと見ています。

2015/07/30

ビッグプレーヤーと東京オープン

本日は「見方変更」を致しましたが、この件につきまして、ご説明させて頂きます。

まず、今日の午前9時台の見方に誤りがあった原因は、なにがあったかですが、今日のように、東京午前9時台になって、ワッと買ってくるのは、一般的には、東京勢の見方が買いに偏った時で、これは結構あることです。

しかし、今日の場合は、いつもと様子が違っていたことに段々とわかってきました。

今日の場合は、ここのところドル/円が下落気味だったことから、ショートにしていたビッグプレーヤーが、自分の相場観が違っていることに気づき、ロスカットしようと買ってきたものと思われます。

ドル/円、見方変更

どうも買いが引きませんので、ショートカバーだと思われます。

ロンドンは見逃さない

日本時間午後9時と同時に、よーいドンとばかりに、ドル/円は買われました。

そもそも、よーいドンで買いが強まることなど、あまりにも人為的で、まさにドル買いトライしていますということをあからさまにする手口です。

たぶん、買い方の理由は、今日であれば、本日発表予定の米第2四半期GDPへの期待なのだとは思います。

しかし、それに至るこれからの道のりについて、考えていないように思われてなりません。

つまり、東京勢が、午前9時台から買い上げたことは、米GDPに至る前に参戦してくるロンドン勢には、筒抜けだと思われます。

ドル買い相場だが...

ドル/円は、124.00トライからスタートです。

EUR/USDも売りとなっており、つまりは全体的にドル買い相場となっています。

ただ、いつものことながら、日本時間午前9時台に、ある方向を攻めると、ポジションが偏ってしまう傾向があります。

そして、結局、反動が後でやってくることが多く、本日も、その点には、警戒が必要です。

後ろ向き優先の相場か

ニューヨークダウは、次回会合での利上げのヒントが示されなかったFOMC通過後の安心感から買い戻しが入り続伸し、前日比121.12ドル高の17,751.39ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油高で上昇し、暫定値ながら前日比0.031%上げて2.281%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で、原油在庫が予想外の大幅減少となったことで買い戻しが強まり、前日比0.81ドル高の48.79ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDで売りが優勢となったため、軟調に推移し、前日比3.40ドル安の1,093.30ドルで取引を終えました。

為替相場では、FOMC声明の中で、次回会合での利上げのヒントが示されなかったためいったんドル売りが優勢となりましたが、景気や雇用への判断が引き上げられたことから、利上げに近づいたとの見方からドル買いが再び強まりました。

ドル/円ではショート、EUR/USDではロングが残っているようですと、ポジションを切らせようとする動きが出そうです。

月末前日で、しかも夏休み本格化目前ともなれば、前向きなトレードよりも後ろ向きのトレードが優先されるものと思われます。

2015/07/29

買ってくるか、ロンドン

ドル/円は、123.60近辺から123.33近辺まで下げた後に、下げたことを確認して戻り売りをしてショートになっているように思われます。

その後の、反発過程でも、戻り売りが出ているように思われ、ショートが戻り売りで増えるという格好になっているものと見ています。

たぶん、今日のロンドンは、東京タイムになにが起こり、ポジションがショートになっているか、極めて簡単に見分けてくるものと思われます。

したがい、昨日以上に確信を持って、買い上げてくるものと思われます。

8月相場はもうすぐ

昔、ロンドンの知り合いのディーラーに、ロンドンのディーラーが夏休みを取るのはいつだと聞いたことがありました。

彼曰く、「やはり、子供の学校があるから、8月が多い」という、実に納得する返事がかえってきました。

つまり、南半球はわかりませんが、北半球は、8月に夏休みが集中し、それはディーラーとて、同じだということです。

したがい、8月のマーケットは、特に前半は参加者も減り、方向感の定まらないレンジ相場になりやすいと言えます。

ドル/円、クロス円、売ってしまった感じ

どうも、ドル/円も、クロス円も売ってしまったという感じがしてなりません。

上昇するリスクがあると思われますので、警戒が必要です。

下げへの期待感が、急速に膨らんでしまったように思います。

レンジと見るのが、賢明なような気がします。

目先はレンジの可能性、しかしその後は?

ニューヨークダウは、前日までの大幅下落を受けた買い戻しが入り、6営業日ぶりに反発し、前日比189.74ドル高の17,630.33ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが反発したことから上がり、暫定値ながら前日比0.032%上げて2.250%で引けました。

原油価格は、ニューヨークダウが反発したことから買戻しが入りましたが、翌日にFOMCを控えているため、ポジション調整が出て、前日比0.59ドル高の47.98ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの売りが強まったことから下げ、前日比0.20ドル安の1,096.70ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドンタイムに、ドル安調整が全般に入り、ドル/円は123.79近辺まで上昇、EUR/USDは1.1022近辺まで下落しました。

ニューヨークに入ってからは、やや反転後揉み合いとなりました。

ちょっと、方向感がはっきりしなくなりました。

目先は、様子見で良いと思います。

ただし、基本的には、ドルの需給は余剰(ドル売り圧力)なってきているものと思われ、いずれは下がるものと依然として見ています。

EUR/USDについては、売り疲れ感はあるもの思われ、買いすぎれば反落するものの、その後、再び買いがぶり返すものと思われます。

2015/07/28

ドル/円ショート、あぶり出されるか?

ドル/円は、戻りで売り上がってしまったもようです。

そのため、マーケットは依然ショートのため、下がるどころ上がってしまっています。

今日の、午前中123円台前半でできたショートが解消しない限り、下がらないと思われます。

もちろん、ロンドンも、その変異はすぐに気づくことになったと思いますので、買い上げてショートのロスカットを誘う動きになるものと思われます。

ドル/円、まだ円安派も多そう

今朝の経済番組で、ある有名な為替の専門家が出てきて、依然として強気で見ている人もいるのを知って、ホッとしました。

あまりにみんなが、ドル安を声高に言うようであれば、マーケットがショートになってしまい、下がるものも下がらなくなるものですが、まだ、ドル高で見ているマーケット参加者も多そうです。

現状のいわゆる横ばい状態から、ポジションが溜まっていくとしたら、ドルショートが溜まるのか、ドルロングが溜まるのかが見物です。

個人的には、ロングが溜まる方が、慣れないショートが溜まるよりは多いのではないかと思います。

下げきらないドル/円

ドル/円の東京オープンは、123.27-28近辺でした。

一方、25日移動平均線の水準は123.26近辺となり、東京オープンでは、25日移動平均線を下回ることはできませんでした。

これを理由に、上値を再トライする可能性があります。

目先、123.32近辺に、25時間移動平均線のレジスタンスがあります。

続くかドル安

ニューヨークダウは、中国株の急落を受け、リスク回避姿勢が強まり、5営業日続落し、前週末比127.94ドル安の17,440.59ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、中国株急落で逃避買い(利回り低下)が強まり、また米利上げ期待も後退し、暫定値ながら前週末比0.045%下げて2.218%で引けました。

原油価格は、米国で石油リグの稼働数が増加に転じたことを受け、供給過剰懸念が強まり下落し、前週末比0.75ドル安の47.39ドルで引けました。

金価格は、中国株が急落したことや、EUR/USDが上昇したこともあって上げ、前週末比10.90ドル高の1,096.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円の下落は、後づけ的には、中国株急落を背景とするリスク回避とされているようですが、要はマーケットのポジションがロングに偏っていたため、断続的に投げが続いたものと思われます。

しかし、安値が123.01近辺だったことで、123.00近辺には依然として、新規の買いが待っているもようですので、まだ安値を売り込むのは難しそうで、戻り売りに徹することだと思います。

尚、ニューヨークのクローズが123.24-26近辺となり、123.29近辺にある25日移動平均線を下回ってきています。

そして、さらに今日の東京が、オープンが25日移動平均線を下回ってくると下げやすくなると思われますので注目です。

EUR/USDも上げました(ドル売り)。

多分に、投資家あるいは大口投機筋による、夏休み前のポジション調整の可能性が高いように思われます。

ただ、昨日、強い抵抗線である1.1042近辺の25日移動平均線を上抜いていますので、上げやすくはなってきたものと見ています。

2015/07/27

ロンドンの出方は?

これから始まるロンドンでは、まずはドルが下がっているので、マーケットはドルショートと見て、ドル買いで攻めてくるものと思われます。

ただし、それ程ドル買いが進まなければ、一転してドル売りで攻めてくると思います。

しかし、ドル/円の123.30近辺のサポートを下抜く反面、EUR/USDの上値がきつくて抜けきれなければ、結果的には、ユーロを売って、EUR/JPYの売りになる可能性があると見ています。

もちろん、その逆に、ドル/円が下がりきらず、EUR/USDが上抜けるという可能性もありますが、EUR/USDについては、ここのところ、ギリシャ問題などで揉み合っただけに、今、目新しい材料もないこともあって、動きづらいものと思われます。

下がるか?ドル/円、

ドル/円は、ドルブル(ドルに強気)派も多く、抵抗を見られると思いますが、やはり、私は、原油安が引き起こした、貿易赤字の激減ということは、かなり大きなインパクトを相場に与えるものと見ています。

なぜなら、これまで3年半、貿易赤字が急増していく中、ドル/円は約45円もの上昇を見ました。

しかし、原油価格が、昨年の7月から今年3月までの間に、1バレル105ドルから45ドル割れまで急落したことは、もちろんドル高への影響が、貿易赤字急増の時に11ヶ月ぐらいのタイムラグがありましたので、今回も、昨年7月からの原油安ですので、1年経った今頃までかかるのではないかと見てきました。

そして、そろそろ、ドル安が実際のものになるのではないかと見ています。

ドル/円、ゆっくり反落

ドル/円は、東京オープン前にいったん買われたものの、再び売り気になっています。

ただし、下には買いも控えていることと思われますので、あまり売り急ぐとショートになり、反発を買いかねません。

下げるのなら、じっくりとした攻めが必要です。

「せいてはことを仕損じる」だと思います。

ドル安気味

シドニーでは、ドル安気味です。

ドル安が継続するのか注目です。

日本時間午前5時30分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 123.65-70(123.76)
EUR/USD 1.0983-90(1.0977)
EUR/JPY 135.83-92(135.86)

2015/07/26

これからの展開は(2015/07/26)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、反落しています。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

7月21日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング65,728枚vsユーロショート178,704枚、ネットユーロショート112,976枚(前回107,781枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング50,899枚vs円ショート113,213枚、ネット円ショート62,314枚(前回ショート47,371枚)です。

ユーロのネットショートは、若干増えています。

円のネットショートも、増加気味です。

さて、今週ですが、ユーロも円も、シカゴIMMのポジションのネットショートは若干増えましたが、先週全般には、ユーロも円もドル安方向を攻めようとしていました。

しかし、EUR/USDで申し上げれば、下限が1.0929近辺の10日移動平均線、上限が1.1052近辺にある25日移動平均線からなる複数の移動平均線によって挟まれ、身動きが取れませんでした。

ただし、まだ日足の形状は、しっかり上を向いていますので、今週は改めて上値を試すことになると思います。

一番ユーロ相場の転換に影響を及ぼすのは、ユーロのフロー(資金の流れ)をつかさどる投資家筋の動きだと思われます。

彼らは、ユーロ圏にリスクがあるとして、昨年の5月以降、大挙して資金をユーロからドルへ移動させました。

これが、ユーロ安の原因だったと言えます。

したがって、たとえば、FRBが利上げしたとしたら、それを材料出尽くしとして、今度はドルからユーロへ資金を移動させることになれば、EUR/USDは上昇するとも考えられます。

しかし、逆に、金価格と原油価格については、引き続き下落しており、これを考えますと、安易にEUR/USDが上昇するとも言い切れず。

ベストな見方としては、買い材料と売り材料に挟まれて、当面レンジ相場が続くものと見ておいてはどうかと思います。

一方、ドル/円ですが、依然として、ドルブル(ドルに強気)な見方は強いようです。

実際7月9日から反発しました。

しかし、7月15日以降、頭の丸いラウンディング・トップになっており、このまま上げきれないと、反落する可能性が高まります。

場合によっては、今週中にはそうした局面が出てくるのではないかと見ています。

先週財務省によって発表された1月~6月の貿易赤字は、昨年同期比の77%減となっており、実需による今までのドル買い需要が大幅な減少を見せています

これの相場への影響は、原油価格が下落に転じた昨年7月から1年程のタイムラグ持って、そろそろ影響が出てくるものと考えます。

2015/07/25

ドル安気味ではあるものの

ニューヨークダウは、弱い中国製造業指標や発表された6月の米新築住宅販売件数48.2万件と予想の54.8万件を下回ったことが嫌気され、前日比163.39ドル安の17,568.53ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、年内は0.25%程度の1回の利上げを見込んだ、FRBのスタッフ予想が誤って漏れたことを受けて低下し、暫定値ながら前日比0.007%下げて2.261%で引けました。

原油価格は、供給過剰懸念が根強く、売りが優勢となり、前日比0.31ドル安の48.14ドルで引けました。

金価格は、根強い戻りに押されて軟化し、前日比8.60ドル安の1,085.50ドルで取引を終えました。

為替相場では、FRBのスタッフ予想が誤って漏れたことを受けてドル売りが強まったもようです。

ドル/円は、一時123.60近辺まで下落、EUR/USDは1.0992まで上昇しました。

しかし、その後は、やや戻しました。

ドル/円は、日足でラウンディング・トップ(頭の丸い形状)の形成を続けています。

これは完成すると下げやすくなり、来週のどこかのタイミングで下落するものと思われます。

EUR/USDは、買いが強まっているものの、上には、1.1036近辺の90日移動平均線、1.1045近辺の120日移動平均線、1.1052近辺の25日移動平均線といったレジスタンスが並んでいます。

従って、まだすんなりと上抜けするのは難しいのではないかと見ています。

ペセタ/スイス

1992年の夏に、スペインのバルセロナでオリンピックが開催されました。

一般的に、オリンピック開催国の通貨は、オリンピック会場やホテルの建設などの特需が発生するため、強くなる傾向があります。

ご多分に漏れず、当時のスペインの通貨であるスペイン・ペセタ(以下ペセタ)も、金利が高いこともあって強くなりました。

このチャンスを逃すまいと、低金利のスイスフランを調達し、高金利のペセタで運用しました。

これは、いわゆるキャリートレードです。

為替のポジションとしては、調達したスイスフランを売り、ペセタを買うという、つまりペセタ買いスイスフラン売りになります。

これを、スワップ取引によって、1ヶ月先に期日を延ばして、金利収入を得ました。

期日が到来する1ヶ月後、まだ相場がペセタ高に行きそうであれば、期間を1ヶ月先に延ばし、新たに金利収入を得ました。

ただ、東京にいてはペセタの情報など、ほとんど入ってこない中でポジションが持てたのは、飛び込みで知り合いになった、スペインの首都マドリッドにあるスペインの銀行から情報を得ることができたからでした。

最初は、ディーリングマシンで相手を呼び、これこれこういう見方から、ペセタがスイスフランに対して強くなると考えているがどうかと、率直に聞いてみました。

先方は、実に快く質問に答えてくれ、まだまだペセタ高は続くとのことでした。

そこで、では早速ペセタを対スイスフランで買いたい、期日は1ヶ月先のアウトライト(先日付の受け渡し)でと聞くと、すぐにプライスが出て、早速取引は成立しました。

それからも、定期的にペセタの相場動向を聞きました。

ところが、海外からスペインへの資金流入が激しくなり、ある日、突然、スペイン中銀が流入規制を発表したからたまりません。

一気にペセタ売りが強まり、折角評価上大きく儲かっていた利益はほとんどなくなりました。

青くなって、そのスペインの銀行に、もうペセタ高は終わったのかと問い合わせたところ、いやいやまだ続くから心配はいらないという返事が返ってきました。

ここは、彼の言を信じることにして、ポジションを継続したところ、流入規制が出る前より、さらにフェーバー(有利)になりました。

しかし、もうオリンピックの開幕が近づいてきており、開催国通貨のピークは開幕日前後にくるというジンクスもありましたので、そのスペインの銀行を呼んで、手仕舞にしたいのでプライスをくださいと頼みました。

彼は、実にフェアな(公正な)プライスを出してくれて取引は成立し、2ヶ月に及ぶキャリートレードは終了しました。

彼に、心からお礼を言って、お別れしました。

これが、インターバンクのつきあいです。

2015/07/24

相場つきは、貿易黒字の時代に後戻りか

ドル/円の日足を見てみますと、7月9日からの反転後、7月14日頃から。ラウンド・トップを形成してきています。

ラウンド・トップは、丸い天井を形成するもので、これが完成すると、大きく下げることが多いと言えます。

なんでこんなにしつこいのかと思うほどの買いの強さは、まさにドル売りが強かった貿易黒字の時代に似ています。

これからの相場のリズムは、ジリジリと上げてストンと落ちる可能性が高く、これを、体に刷り込むことが大切です。

貿易赤字の大幅減少に

昨日、財務省は6月の貿易統計速報を発表しました。

その中で、1月~6月期の貿易収支は、17251億円と前年同期比約77%もの減少となり、3年半ぶりの低水準となっています。

つまり、ドル買いの原動力となる貿易赤字は大幅に減ってきています。

このまま貿易赤字の減少が続くことになると、ここ3年半続いたドル高円安もかなり大きな修正が入るものと思われます。

ドル/円、ブルベアのせめぎ合い

ドル/円は、やや買い気ではあります。

しかし、ブル(強気)派とベア(弱気)派がせめぎ合っているものと思います。

EUR/USDは、やや買い気です。

しかし、1.10台前半から半ばにかけては、複数の移動平均線が並んでおり、なかなかすんなりとは上抜けないと思います。

ドル安は続くか?

ニューヨークダウは、工業製品・事務用品の3Mや建設機械のキャタピラーなどの低調な第2四半期決算が相次ぎ下落し、前日比119.09ドル安の17,731.95ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株が冴えない上に、原油安も続いていることから低下し、暫定値ながら前日比0.052%下げて2.271%で引けました。

原油価格は、供給過剰懸念が強まり下落し、前日比0.74ドル安の48.45ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前日比2.60ドル高の1,094.10ドルで取引を終えました。ただし、時間外取引になると、再びマイナスに転じました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨーク直後に買われ、一時124.19近辺まで上昇しましたが、高値を維持できず、123.73近辺まで反落となり、その後は123.85近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、ロンドンで上昇した後、ニューヨークでは、一時1.1018近辺の高値をつけた後、高値圏を維持しました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて上昇し、ニューヨークでは、一時136.43の高値をつけた後は、136.10前後での保ち合い(もちあい)となりました。

ドル/円は、依然買い意欲も強いですが、上げづらくなってきました。

マーケットの大勢は、年内、あわよくば、9月に米利上げを見ているための円安志向だと思われますが、買っても上がり切ることができず、軟化を繰り返しています。

米利上げの話も、既に1年以上前からの話であり、ステール(古臭い)になっているものと見ており、実際に利上げが実施されても、一時的な上昇に止まるものと思われます。

EUR/USDは、上がりましたが、1.1035近辺から1.1067近辺に掛けて、日足の移動平均線複数続き、なかなかすんなりとは抜けないものと見ています。

2015/07/23

ユーロ買いにためらう投資家?

EUR/USDは現状レベルにいますが、その大きな理由は、ユーロのフロー(資金の流れ)を動かすべき投資家が、既に大幅にユーロ売りドル買いにはなっているものの、それをユーロ買いドル売りに転じようとしていないからだと思われます。

投資家とは、政府系ファンド、ペンションファンド(年金運用機関)、また中央銀行などといったお堅い人たちを言いますが、ユーロへドルから資金移動させることに、未だ躊躇しているものと思われます。

つまり、踏み切れないでいるものと思われ、踏み切るきっかけとなるものがあれば、彼らは、怒涛の資金移動を始めてもおかしくはないと思われます。

これまで、彼らが一番ドルからユーロへの移動を拒んでいたのは、もちろギリシャ問題であり、次は、ユーロ圏の景況感がどれほどのものかという疑念ではないかと思われます。

ドル/円、下落の可能性

ドル/円は、まだまだ「ジリジリ上げのストンと下げ」の繰り返しだと思います。

一昨日(21日)のストンは、1時間足の規模でしたが、徐々にもっとスケールの大きなストンが近々あるように、見ています。

日足で見てみますと、今回7月9日からのドル上げをサポートしてきたのは、5日移動平均線です。

今や、5日移動平均線は水平になり、上げる力が弱まってきて、どこで日足が急落してもおかしくはないと思っています。

東京午前9時台

ドル/円、EUR/JPYは、買いになっています。

東京午前9時台の動きは、東京マーケットの総意が表されることが多く、言い換えれば、短期的にポジションが偏る傾向があります。

今日の午前9時台も総意だとしたら、ドル/円、EUR/JPYをみんなで買っている可能性があります。

この時間帯がどう終わるか注目です。

ドル安基調は続くのか

ニューヨークダウは、四半期決算を発表したアップルやマイクロソフトなどIT株が売られましたが、引け際下げ渋り、前日比68.25ドル安の17,851.04ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、利上げ期待が根強い一方、原油が50ドルを割り込んでおり、インフレ期待は後退で、暫定値ながら前日比0.002%上げて2.327%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で、原油在庫が予想外の増加となったことが嫌気されて下落し、前日比1.67ドル安の49.19ドルで引けました。

金価格は、年内の米利上げで金に資金が流入しにくくなるとの見方から下落基調が続き、前日比12.00ドル安の1,091.50ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、前日海外の下げを意識され、下げ止まってジリ高となると、戻り売りが出てマーケットはショートになったため、買戻しが強まり、一時124.15近辺まで上げました。

その後、ショートカバー(買戻し)が一巡したもようで、やや緩みました。、

EUR/USDは、一時1.0869近辺まで下げましたが、即反転し、往って来いとなりました。

EUR/JPYは、反発し、一時135.48近辺まで上昇しました。

相場全体にドル安基調になれるかが課題です。

2015/07/22

水上紀行の為替相場予報のご案内(2015/07/22)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「主要通貨:当面レンジは続きそうだが、それだけに新しい材料候補には注目」です。

毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://www.triauto.jp/marketblog/2015/07/m22.html

EUR/USD、レンジ相場か?

EUR/USDは、現在、日足で5本の移動平均線(5、10、25、90、120日)が収束する中に、昨日から入ってきています。

それが意味することは、EUR/USDがレンジ相場になる可能性が出てきているということです。

移動平均線の中の下限は、1.0883近辺の5日移動平均線です。

上限は、1.1083近辺の25日移動平均線です。

ジリジリストンへの転換か?

今日、既に書いていることですが、少なからず興奮を覚えましたので、繰り返させて頂きます。

ドル/円の動きが、貿易黒字下での上昇相場と同じジリジリストン(ジリジリ上げてストンと落ちる)になるのは、2011年以降の貿易赤字下の相場ではごく稀なことでした。

ところが、昨年の7月から原油価格は急落し、それにより、貿易赤字は大幅に圧縮されました。

今回、原油が落ち始めたのが、昨年の7月ですから、それから考えると、今月で、丸一年になるわけで、もう十分、為替に原油安の影響が反映されるタイミングがやってきたものと思っても良いように思います。

もがけばもがくほど、やられやすい相場か

ユーロは、全般に今度は、上を試そうとしています。

しかし、下げがだめだったから、今度は買いでというのも、ちょっと短絡的だと思われます。

じっくりと、相場を考える時だと思います。

ドル/円は、やや重くなっています。

小さな予兆を忘れずに

ニューヨークダウは、発表された四半期決算が減収減益だった機械・航空関連のユナイテッド・テクノロジーズやIBMが大きく下げたことを受けて下落し、前日比181.12ドル安の17,919.29ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米利上げに対する行過ぎた期待が一服し、暫定値ながら前日比0.043%下げて2.329%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの反発を受けて上げ、前日比0.21ドル高の50.36ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDは反発したものの、戻り売りは続き、前日比3.30ドル安の1,103.50ドルで取引を終えました。

為替相場では、ここのところ、ドル高志向が強まり、ドル/円では124.47近辺まで上値を試され、EUR/USDでは前日のニューヨークで1.0808近辺まで下値を試されました。

しかし、まずEUR/USDがロンドンタイムから買戻しが入り始め、ニューヨークに入ると1.0968近辺まで反発しました。

ドル/円は、ニューヨークタイムに入り、ロングの投げが本格化し、123.76近辺まで下落しました。

先週末から始まった、原油・金の下落に端を発したEUR/USDの下落は、原油・金はいまだ下落の可能性はあるものの、モメンタム(勢い)を失っているEUR/USDのマーケットでは、単にショートを膨らませるだけの結果となったもようです。

しかし、結局、EUR/USDのオーバーソールド(売り過ぎ)となり、後は、自律的な反発となりました。

ドル/円も、かなりのWell Bid(強い買い気)が続きましたが、結局は反落となり、先週末以来のジリジリ上げは、昨日にはストンと落ちとなりました。

この「ジリジリ上げて、ストンと落ちる」というパターンは、貿易黒字下の典型的なパターンであり、静かに貿易収支が赤字から黒字に転換してきていることの予兆ととるべきではないかと見ています。

夏の最中の相場だけに、まだレンジ相場を逸脱できない可能性は高そうではありますが、静かにフレッシュな材料が現れてきていることを感じます。

2015/07/21

ドル/円、ロング改めショート?

ドル/円は、下がる気配がありません。

じーっと高値圏に張り付いているのを見れば、マーケットは、ロング改め、ショートと見るべきなのでしょう。

これから、しばらくしてロンドンが参入してきますが、ドル/円は上がっているので、マーケットはロングだと見て、まずは売ってくる可能性が高いと思います。

しかし、それでも下がらなければ、今度は、本格的に上値を試してくるものと見ています。

ドル/円、ファンドの買い?

ドル/円がジリ高になっています。

しかし、どうしても、マーケットがそれほどショートにしているとは思えません。

敢えて言えば、この丁寧な買い方からすると、マーケットがロングメイク(ロングを作る)をしているのではないかと思われます。

こうした、少しでも持ち値を良くしようと、ジワジワと買い進むのが得意なのは、米系ファンドで、彼らが、買ってきているのではないかと見ています。

円安気味

ドル/円が、買い気です。

EUR/USDは、横ばいです。

結果として、EUR/JPYが買い気です。

円安志向が高まっているように思われます。

原油・金、下落続く

ニューヨークダウは、企業業績への期待感から反発し、前週末比13.96ドル高の18,100.41ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、利上げ期待が高まる中上昇し、暫定値ながら前週末比0.031%上げて2.378%で引けました。

原油価格は、供給過剰懸念が根強く、また米利上げ観測も高まる中下落し、一時50ドルを割り込み、結局前週末比0.74ドル安の50.15ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが軟化したのを受け下落し、時間外取引では一時1,080.00ドルと2010年2月12日以来、約5年5ヶ月ぶりの安値を付け、前日比25.10ドル安の1,106.80ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、1.0870近辺を、ロンドン、そしてニューヨークと二度にわたって試されたものの、上抜けることはできず、その後一時1.0808近辺まで下落しました。

EUR/USDと相関性の高いとされる原油価格は一時50ドル割れ、金価格は一時1,080.00ドルと下げており、EUR/USDの下落リスクも高まっているものと見ています。

ドル/円は、EUR/USDの下落(ドル高)を受け、ジリ高となったもようです。

ドル/円は、下がりづらくなっていることは事実ですが、それほどどんどん上がるというものでもないように見ています。

2015/07/20

To wait and see the market.

ドル/円の月足を見ての印象ですが、120円~126円ぐらいのレンジを、半年あるいは年内一杯はやるのではないかと思います。

まだ、上昇するという見方も根強いですが、やはり、貿易赤字が原油安によって大幅に減少したこと、しかもここにきて、原油価格がさらに下落する可能性が出てきていることを考えますと、貿易収支は黒字転換する可能性すら出てきています。

これまで、約3年半で45円以上ものドル高円安となっただけに、相場が反転するには、どうしても時間がかかるものと見ています。

それまでは、「To wait and see the market.」(待って見ているマーケット)なのだと思います。

EUR/USD、下げのメド

EUR/USDの日足を見てますと、実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)ベースで、5月26日に1.0877の安値をつけています。

そして、今回、7月16日の実体安値が1.0874になったことで下回り、さらに、翌17日の実体安値が1.0829となったことで、着実に下げてきています。

こうなると、目先のメドは、4月22日に実体安値1.0725となります。

しかし、その水準は、単なる通過点となり、4月13日に実体安値1.0566も試し、そして当面のターゲットである、実体安値1.0484を目指すものと思われます。

アジアは、ドルブルか

やや、ドル高です。

意外に、シドニーは、先週末のニューヨーククローズとの間で窓が開かず、意外でした。

しかし、センチメントは、やはりドルブル(ドルに強気)だったもようです。

ただし、アジアタイムで熱くなると、ロンドン勢がポジションを崩そうとしてきますので、警戒が必要です。

 

先週末とあまり変わらず

シドニーでは、ドル/円も、EUR/USDも、EUR/JPYも、
どれも、先週末のニューヨーククローズとあまり
変わっていません。

EUR/USDが、下がっていないところが、正直意外です。。

日本時間午前5時32分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 123.99-05(124.07)
EUR/USD 1.0832-38(1.0829)
EUR/JPY 134.33-43(134.36)

2015/07/19

これからの展開は(2015/07/19)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、上昇しました。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

7月14日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング62,676枚vsユーロショート170,457枚、ネットユーロショート107,781枚(前回99,266枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング49,167枚vs円ショート96,538枚、ネット円ショート47,371枚(前回ショート63,629枚)です。

ユーロのネットショートは、若干増えています。

円のネットショートは、減少しています。

さて、今週ですが、相場の方針転換をします。

この週末に出た、ひとつの記事が気になっています。

その記事の概略は以下の通りです。

先週金曜、COMEX(ニューヨーク商品取引所)で、金価格が、一時1トロイオンス1,129.6ドルと約5年3ケ月ぶりの安値をつけた後、前日比12.0ドル安の1,131.9ドルで引けました。

さらに、原油も一時1バレル50.14ドルと約3ケ月ぶりの安値をつけ、結局前日比0.02ドル安の50.89ドルで引けました。

金価格の下落の原因は、イエレンFRB議長が議会証言で年内利上げを示唆したこともあって利上げを意識した売りだったと説明されています。

原油に関しては、ユーロなどに対するドル高が原因とされています。

しかし、金にしても、原油にしても、それ以前の問題として、地合いがかなり悪かったことは、否めません。

金価格は、2012年から2013年にかけて、1800ドル近辺から1200ドル近辺まで急落しています。

原油価格は、2014年の夏から今年の春に掛けて、105ドル近辺から45ドル割れまで急落しています。

それほど、間を置くこともなく二大商品相場が急落していることには、実は以前から非常に気になっていただけに、今回の同時下落は、今後大きな下落の前兆なのではないかと見ています。

しかも、金価格も原油価格も、EUR/USDと相関性が高いとされており、これら二大商品相場が崩れることは、EUR/USDの下落の可能性をも意味するわけで、注目されます。

ギリシャ問題も峠を越え、目先、EUR/USDもレンジ相場になる可能性があると見ていましたが、このまま、金も原油も下がることになると、EUR/USDも二番底をつけにいくことになり、当初考えていた1.08レベルより低いレベルまで下落する可能性があります。

特に、原油価格が、今二番底をつけにいっており、前回安値の3月19日の安値(日足の引け値ベース)43.96ドルをテストする可能性があります。

また、金価格も、約5年3ケ月ぶりの安値をつけてきていますので、続落する可能性は高いと思います。

尚、金と原油という二大商品相場が、2012年以降、相次いで下落している原因は、まだ良くわかっていません。

しかし、言えることは、金や原油から資金が流出する一方、ドルは、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexを見る限りでは、高値圏を維持しており、資金の受け皿になっているものと思われます。

従って、今後、金や原油売りが続くようであれば、特にEUR/USDでのドル買いは続くものと考えます。

ドル/円に関しましては、いまだにレンジ相場と見ており、あまり方向感のない動きを続けるものと思われます。

EUR/JPYについては、ドル/円に明確な方向性が出ない分、EUR/USDの影響を受けて、下落するものと見ています。

2015/07/18

なかなか固まらぬ、EUR/USDの下値

ニューヨークダウは、週末を控えて利益確定売りが相場の重しとなり、前日比33.80ドル安の18,086.45ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油下落が続く中、インフレ期待は高まらず低下し、暫定値ながら前日比0.009%下げて2.342%で引けました。

原油価格は、供給過剰懸念が根強い中、EUR/USDが下落したことから売り優勢となりましたが、夏場のガソリン需要も期待され買戻しも入り、前日比0.02ドル安の50.89ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比12.00安の1,131.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、124.00近辺で横ばい推移でした。

EUR/USD、EUR/JPYは、ギリシャ情勢の落ち着きが逆に米利上げ期待に結びついてきているようで、ニューヨークに入り下落(ドル高)を続け、引け間際には、EUR/USD1.0826近辺、EUR/JPY134.28近辺をつけました。

米利上げなら、ドル/円でもというところですが、ドル/円が上値が重いため敬遠され、ユーロ売りドル買いが主流になったもようです。

EUR/USDの下値も、なかなか固まりません。

初めてのアメリカ 

7月というと、初めてアメリカへ行った時のことが思い出されます。

それは、ロンドンに駐在していた頃で、私のいた銀行のニューヨーク支店へ北米各支店のディーラーが集まってミーティングが開かれ、それにオブザーバーとして参加した時のことでした。

ミーティングの内容は、残念ながら全く覚えていませんが、折角アメリカに来たのだからと訪れた2都市でのことは未だによく覚えています。

まず、最初に訪れたのは、シカゴでした。シカゴへ行った目的は、CME(Chicago Mercantile Exchange)、いわゆるシカゴの先物市場を見に行くことでした。

確かに、ピットと呼ばれる丸い立会場に、赤や緑のジャケットを着たフロアトレーダー(場立ち)がひしめき合い、手のサインで売買を活発にやっていました。

ここでは、米国債10年物であろうが、ドル/円であろうが、豚であろうが、トウモロコシであろうが、動くプロダクツ(投資対象)があれば、そのピットにフロアトレーダーが移っていくという、実に合理的というか、なんでも動けばいいという感じでした。

フロアトレーダーは顧客の注文をマーケットにつないでいますが、自己勘定で、つまり自分でポジションを持って相場を張るローカルズと呼ばれる個人トレーダー達も、このフロアのブース(仕切り席)に陣取っています。

彼らローカルズは、投機的に動きますが、それがマーケットの流動性を高めているという効果があります。しかし、時としては、猛威を奮って相場の乱高下を生む仕手筋でもあります。

そして、もうひとつの都市は、首都ワシントンでした。

アメリカの政治の中枢であるワシントンには、是非行ってみたく訪問しました。

ワシントンの中心に、モールと呼ばれる地区があり、その端の小高い丘にあるワシントン記念塔を背に正面に議事堂を遠くに臨むと、その手前に広々とした緑地を挟んで、両側にスミソニアンの美術館・博物館等が並び、その全体のスケールの大きさに、思わず「ドルは買い!」と思いました。

ただ、当時のワシントンは、ちょっと中心部からはずれるだけでも、治安がかなり悪く、首都ですらアメリカの抱える陰の部分があることを知りました。

ところで、モールを訪れた時、あまりの暑さに売店でビールの大を頼んだところ、バケツのような紙コップで出されたのには笑いました。

2015/07/17

ドル/円の買い筋は?

ドル/円は、今月の9日(木)午前8時頃の120円台後半から上昇を始め、本日17日の午前2時台の124.23近辺まで上昇を続けました。

その間の値幅が約4円ですから、良く上がったと思います。

この間に、一番気になったのは、誰が買っているのかということです。

外人筋が値を吊り上げ、上がったところで、外人勢が売り抜けて、本邦勢が高値を掴ませられることもあり得ると考えています。

夏休みも相場のひとつの要素

今は、夏休みシーズンです。

7月は、まだそれでも相場に動きはありますが、8月ともなれば、夏休みは本格化し、相場はさらにレンジ相場の色彩を強めることになるのではないかと見ています。

一度、ロンドンのディーラーに、夏休みのピークはいつかと聞いたことがありますが、子供の学校の関係があるから、やっぱり8月だなという答えが返ってきて、実に生活感を感じたことがありました。

トレーディングにもメリハリが必要ですので、休める時には休むことが、次の大相場の時の活力源になると思います。

売り上がっていないか、ドル/円

ドル/円のジリ高は続いています。

依然としてショートだと思われます。

EUR/USDは、下げ渋ってきています。

1.08台で、底を形成できるかが課題です。

ドルの上値をしっかり試すことが必要か

ニューヨークダウは、第2四半期決算で好業績を上げた企業に買いが入って反発し、前日比70.08ドル高の18,120.25ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、イエレンFRB議長が年内利上げを示唆しているものの、発表された7月のフィラデルフィア連銀景況指数が5.7と予想の12.0を大きく下回ったことからほぼ横ばいで、暫定値ながら前日比0.002%上げて2.354%で引けました。

原油価格は、需給は緩んだ状態が続くという見方が引き続き重荷となり、前日比0.50ドル安の50.91ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下げに連れて下落し、前日比3.50ドル安の1,143.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、イエレンFRB総裁は、議会証言で、年内利上げの方針を改めて強調しました。

これを受け、ドル/円はジリ高を続け、一時124.18の高値をつけました。

EUR/USDは、ドラギECB総裁の会見が始まると、一時1.0855近辺まで売り込まれました。

会見後は、いったん1.0926近辺まで反発しましたが、再び1.0880近辺に緩みました。

ドル高基調が続いています。

ドル/円は、上に売りがあることで、返って思い切ったショートカバー(買戻し)が出ないため、ジリ高が続いています。

EUR/USDも、ロング(ドルショート)の解消が遅れているように思われます。

いったんドルショートが解消されれば、動きが身軽になるものと見ています。

2015/07/16

インターバンクの変質

インターバンク(銀行間)は、2008年のリーマンショック以降、激変しています。

インターバンクでの、オーダー状況や、売買情報の交換などを他の銀行と行うことはご法度になりました。

もちろん、他の顧客等に、オーダー状況を伝えることは出来ません。

インターバンクでの親睦パーティーも情報交換の場となるため、やってはいけないという笑えないことも起きています。

EUR/USDは、ロングか

どうもEUR/USDは、ロングになっているように思われます。

そのため、戻りの極めて弱い、じり安のチャートになってきています。

東京時間は、それでももつのかもしれませんが、ロンドンに入ってくると、下値を試してくるものと思われます。

私自身は、あまり強気でもなければ、弱気でもなく、レンジ相場がしばらく続くと見ていますが、あまりロングのポジション調整が進まないようであれば、下落幅が大きくなる可能性はあると思います。

ドル/円は、そろそろロングになるか

ドル/円は、ドル買い気分が強まっているようです。

ただ、基本的には、マーケットがショートだったため、ここまで買戻しが断続的に出て、上がってきたものと思われます。

しかし、ここから買うということは、今度はロングポジションが積み上がるということだと思われます。

レンジ相場の中で、下がるとショートが増え、上がるとロングが増えるために、相場が反転するものと思われます。

ドル買い方向を試すか

ニューヨークダウは、ギリシャ議会が金融支援の条件である財政改革案を可決するか結果待ちであったり、イエレンFRB議長が下院の議会証言で年内の利上げに改めて意欲的であったことなどが重荷となり、前日比3.41ドル安の18,050.17ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、イエレンFRB議長の議会証言は概ね変化は無く、暫定値ながら前日比0.049%下げて2.352%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計で原油在庫は大幅減少となっていたものの、過剰供給への懸念は根強く、前日比-1.63ドル安の51.41ドルで引けました。

金価格は、イエレンFRB議長が議会証言で、年内の利上げ開始は可能との認識を改めて示したことから、EUR/USDが売られたのを受け下落し、前日比6.10ドル安の1,147.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、イエレンFRB議長が改めて年内利上げ開始に意欲的であったため、ドル/円は123.97近辺まで買われ、EUR/USDは1.0930近辺まで下落しました。

ただし、ドル/円は、その後、123.66近辺まで下げました。

しかし、123.08近辺の25日移動平均線を、123.03まで上げてきている5日移動平均線が、近々上抜くものと思われ、これにより目先のサポートとはなって上値を試す可能性があります。

EUR/USDは、日足を見る限り、改めて、目先下値を試すことになりそうです。

つまり、ドル/円はレンジ上限(125.00)、EUR/USDなレンジ下限(1.0800)を試すものと思われます。

ただし、基本的には、レンジを大きく抜くのは難しいように見ています。

2015/07/15

水上紀行の為替相場予報のご案内(2015/07/15)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「主要通貨:レンジ相場が本格化するか」です。

毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://www.triauto.jp/marketblog/2015/07/m15.html

ドル/円、ショートか

どうも、ドル/円の値動きを見ていますと、マーケットがショートになっているように思われてなりません。

ドル/円は、先週水曜、120.41まで急落後、上げに切り返し、昨日には123.74まで反発しました。、

そして、その後、一時122.92まで下げた後、再び反発し、現状、123.40近辺にいます。

しかし、上値も重いため上がりはしていないものの、どうもマーケットのポジションがショートになっているようで、買いが引かず、下がる気配がありません。

FOMCは利上げを決定するのか

今日、明日は、イエレンFRB議長の議会証言が予定されています。

今月のFOMCの後には、同議長の記者会見はなく、また来月のジャクソンホールにも、同議長は出席しません。

したがい、先日の年内の利上げ示唆を確認するには、実際のところ、今日、明日の議会証言しかないことになり大変重要な議会証言だと言えます。

今日、明日の同議長の議会証言ではっきりしなければ、利上げ観測は後退するものと思われます。

目先、中国のGDPに注目

本日は、イエレンFRB議長の議会証言があります。

しかし、その前に、日本時間午前11に発表される中国の第2四半期GDP(予想6.8%)が注目されているようです。

株式市場が特に注目しているようですが、為替でもAUDが気にしています。

なぜか、ユーロが売られてきました。

イエレンFRB議長の議会証言に注目

ニューヨークダウは、ギリシャ情勢への警戒感が後退する中、米企業決算に対する期待から買いが入り続伸し、前日比75.90ドル高の18,053.58ドルと3週間ぶりに18,000ドル台を回復して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された6月の米小売売上高が-0.3%と予想の0.3%を大きく下回り、米利上げ期待は後退して低下し、暫定値ながら前日比0.056%下げて2.397%で引けました。

原油価格は、イラン核協議が合意となりましたが、輸出再開には時間がかかるため当面は需給への影響は限られるとの見方が強まり上げ、前日比0.84ドル高の53.04ドルで引けました。

金価格は、イエレンFRB議長の議会証言を15、16日に控え、年内の利上げ開始が意識され、金への資金流入が細るとの見方が強まり下げ、前日比1.90ドル安の1,153.50ドルで取引を終えました。

為替相場では、BOE(英中銀)のカーニー総裁が議会証言で「利上げ時期は近づいている」と発言したことを受け、GBP/USDが急騰し(ドル安)、これに連れてEUR/USDも上昇しました。

ドル/円は、発表された米小売売上高が想を大きく下回り、一時122.92近辺まで下落しましたが、買いも引かず、その後123円台前半に戻しました。

この冴えない小売売上高から、EUR/USD、一時1.1083近辺まで上昇しました。

いろいろな材料が出て、そのたび毎に上げ下げしていますが、長続きはしませんでした。

典型的な、レンジ相場での上げ下げに過ぎないものと思われます。

とはいうものの、今日明日のイエレンFRB議長の議会証言には注目です。

2015/07/14

次の相場は?

今日の、東京マーケットでは、よくあるこではありますが、東京午前9時台にドル/円の高値を見、EUR/USDの安値を見て、その後はドル/円は反落、EUR/USDは反発となりました。

東京オープンと同時に、多くのマーケット参加者が同じことをするために、非常に短期間に、今日のドル/円で言えば買い過ぎ、EUR/USDで言えば売り過ぎとなったものと思われます。

さてこれからの、ロンドンですが、ドル/円にしても、EUR/USDにしても、基本的にはレンジだと思われますので、レンジブレイク的に、ドル/円であれば、上値を試せば反落し、EUR/USDであれば下値を試せば反発するものと思われます。

レンジの期間は結構、長いかもしれません。

ドル買い円売りは続くのか

今週これからの予定で見てみますと、以下のように中銀総裁関係の発言等が目立ちます。

5日(水) 日銀金融政策決定会合、黒田日銀総裁記者会見、イエレンFRB議長下院金融委員会で議会証言
16日(木)ECB理事会、ドラギECB総裁記者会見、イエレンFRB議長の上院銀行委員会での議会証言

中でも、先週末年内の利上げの可能性を示唆した、イエレンFRB議長の議会証言が、15日、16日の2日間続けて行われるため、これらへの注目度が高まっているようです。

特に、ドル/円でその機運は高まっているもようで、ジリ高となっています。

ただし、ここで、気を付けておかなくてはならないので、たとえば、イエレン議長の強気の発言に、ドル高円安になるにしても、それが一時的なものに終わらず、継続するには、実際に円からドルへの資金の移動が続かなければならないということです。

東京、順張りでテスト

東京オープン前から、ドル/円は買い、EUR/USD、EUR/JPYは売りで狙っていて、さらに東京オープン直後、その動きが強まるものと見ていました。

今のところ、思いのほか、ドル/円の上値が重く、EUR/USD、EUR/JPYの下値は堅そうです。

しかし、マーケットのセンチメントは、ドル/円の上値、EUR/USD、EUR/JPYの下値を試したがっています。

問題は、東京オープン後1時間のトライによってできたポジションは、往々にして、東京午後、あるいはロンドンタイムに調整されがちだという点につきましては、注意しておく必要があります。

主要通貨は、結局はレンジか

ニューヨークダウは、ギリシャ支援をめぐるユーロ圏首脳会議の合意を好感して3営業日連続で上昇し、前週末比217.27ドル高の17,977.68ドルと、約3週間ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ギリシャ合意期待と米利上げ期待が再び浮上して上昇し、暫定値ながら前週末比0.042%上げて2.439%で引けました。

原油価格は、イラン核協議が合意に近いとの観測から下落し、前週末比0.54ドル安の52.20ドルで引けました。

金価格は、ギリシャ合意への期待や中国株下げが一服し、逃避買いが後退し、前週末比2.50ドル安の1155.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、ギリシャ金融支援交渉の再開合意を受けて、リスクが回避されたとして、ドル/円は上昇し、一時は123.53近辺をつけました。

一方、EUR/UDは、合意後、いったんリスクが回避されたとして、1.1197近辺まで上昇しましたが、その後、ECBの量的緩和策継続に関心が移って反落となり、一時1.0995近辺をつけました。

EUR/USDは、動いているようでいて、日足で見ると限られた動きです。

ドル/円は、7月8日の急落の反動上昇であって、これがすなわち、上昇トレンドに転換するものではないと見ています。

ただし、ドル/円の形状は、上値を試す格好にはなっていますので、目先はまずは上値トライからだと思います。

2015/07/13

いまだ続くユーロ圏首脳会議

ユーロ圏首脳会議開始前のメルケル独首相の談話で、「(ギリシャに対する)信頼を失っている」という発言が、とても印象に残っています。

先週末、ギリシャは、それまでとは、打って変わって、EUが考えている案とほぼ同じ内容の提案をし、それにより、急速に緊張は緩み、リスクが回避された(リスクオン)として、ドル売り円売りとなって、ドル/円もEUR/USDもEUR/JPYも上昇しました。

しかし、週末、ギリシャの翻意によって、ユーロ圏諸国は態度を軟化するかと思えば、むしろ不信感を強めてしまったかに見えます。

今回のドイツは、本気で決着をつけてくるのではないかと見ています。

ドル/円、下落のタイミング待ちか

ドル/円の週足を見てみますと、5月18日の週から上昇を開始し、6月1日の週に125.86の高値(正確には6月5日)をつけました。

しかし、その翌週となる6月8日の週には反落し、一時122.46の安値をつけました。

この間、上昇のサポートであった5週移動平均線より、各週足の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)よりは上にありました。

しかし、6月15日の週以降今まで、週足の実体は5週移動平均線は下回っており、やはりドル/円は下がると考えています。

小動き

ユーロ圏首脳会議に時間を要していることから、シドニータイムではいったん窓を開けて、リスク懸念から、ドル高円高となり、EUR/USD、EUR/JPY、ドル/円下落しました。

しかし、ユーロ圏首脳会議では、改革案に盛り込まれている年金制度の見直しや付加価値税の税率の引き上げなどの項目について、ギリシャが今月15日までに法制化することになっていることが好感され、反発となりました。

その後は、様子見気分が強まり、小動きに収支しています。

静観です。

 

リスク、改めて発生

ユーロ圏首脳会議は、日本時間の12日午後11時すぎから始まり、ギリシャが要請している新たな金融支援について協議を始めるかどうかを議論しています。

シドニーでは、ドル/円も、EUR/USDも、EUR/JPYも、リスクがまた発生していることから先週末比軟化(ドル買い円買い)しています。

日本時間午前5時31分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 122.32-35(122.85)
EUR/USD 1.1091-97(1.1156)
EUR/JPY 136.85-98(137.02)

2015/07/12

これからの展開は(2015/07/12)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、やや軟化しました。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

7月7日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング66,161枚vsユーロショート165,427枚、ネットユーロショート99,266枚(前回100,035枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング46,070枚vs円ショート109,699枚、ネット円ショート63,629枚(前回ショート78,822枚)です。

ユーロのネットショートは、前回とあまり変わっていません。

円のネットショートは、やや減り気味で。

さて、今週ですが、今日(12日)日本時間正午現在、ギリシャへの新たな金融支援の協議を始めるかどうかを決めるユーロ圏財務相会議は、ギリシャが支援を受ける前提として示した構造改革案が不十分だとする意見が相次ぎ、議論がまとまらなかったことからいったん終了し、日本時間の12日午後6時から、再開することになりました。

ユーロ財務相会議では、ドイツやフィンランドなどから改革案の内容が不十分だといった声が相次ぎ、またギリシャが改革案を確実に実行に移すためにどのような措置を取るべきか議論がまとまらなかったもようです。

尚、財務相会議のあとにはユーロ圏19ヶ国と、EU28ヶ国の首脳会議が相次いで開かれることになっており、12日の交渉期限ギリギリまで予断を許さない状況です。

しかし、気持ちの上では、これからレンジになっていくのではないかと見ています。

これは、週間見通しというよりも、もっと長めの話になりますが、実は、以下は先日ある方からご質問を受けた時の回答を基礎に書いたものです。

ドルの総合的な強弱を示す、U.S.Dollar Indexの週足を見てみましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickに
チェックしてください)

これで見てみますと、昨年の7月頃から始まったドルの上昇トレンドが、今年の冬場に高値をつけた後、横ばいになっています。

U.S.Dollar Indexは、レンジになってきているEUR/USDを上下ひっくり返した格好であることがわかります。

このインデックスの構成で一番大きいのは57.6%を占めるユーロで、二番目は13.6%の円で、これら2通貨で全体の71.2%を占めています。

いずれにしましても、このインデックスから予想されることは、今後レンジ相場が続く可能性が高いと思われます。

EUR/USDについては、すでに、3月頃からレンジ相場に入っており、レンジ相場の初期の荒っぽい上下動から段々に落ち着いてきています。

ギリシャの問題が落着すると、さらに落ち着いたレンジ相場になるものと思われます。

ラフに、1.0800~1.1600ぐらいのレンジで見ています。

昨年の5月依頼、1年前後続いた、ベア(弱気)相場ですので、マーケットも同方向を見るマーケット参加者が増え、素直には動かない、言い換えれば、ある一定方向にワンウェイ(一方通行)には動かなくなっているものと思われます。

一方、ドル/円は、まだ、レンジ相場に入りかけたばかりですので、これから荒っぽい上下動を始めるものと思われます。

ドル/円は、一時的には、上は124円台までの上げ、下は長い目では109円近辺まで下げる局面もあると見ています。

下げ余地の方がはるかに大きいのは、貿易収支の赤字が大幅に減少してきているためで、ここ3年程の間あった、貿易赤字によるドル/円を押し上げる力が相場自体にはなくなり、今後押し上げるどころか、むしろ買い支えることにも無理が来るものと見ているためです。

相場が落ち着いてくると、115円~120円近辺、あるいは113円~118円ぐらいのレンジに収まるのではないかと見ていますが、それは、結構乱高下した後のことではないかと思われます。

従って、ドル/円は、当面、中国株が波乱含みのこともあって、レンジ相場と言っても、結構荒っぽい上下動になると見ています。

こうしたレンジ相場は、1年ぐらいは続くものと見ています。

尚、EUR/JPYも、結局、荒っぽいレンジ相場になるのではないかと見ています。

2015/07/11

まだまだ油断できない中国株の動向

ニューヨークダウは、中国株安の一服やギリシャ支援交渉決着への期待を背景に大幅続伸し、前日比211.79ドル高の17,760.41ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、中国株安の一服やギリシャ支援交渉決着への期待に加え、イエレンFRB議長が年内利上げが適切とのスタンスを再表明したこともあって上昇し、暫定値ながら前日比0.080%上げて2.401%で引けました。

原油価格は、国際エネルギー機関(IEA)が発表した7月の月報で、過剰供給の解消には一段の価格下落が必要との見方を示したことが嫌気され、前日比0.04ドル安の52.74ドルで引けました。

金価格は、中国株安の一服やギリシャ支援交渉決着への期待を背景に、逃避買い需要が後退し、前日比1.30ドル安の1,157.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、中国株一服、ギリシャ金融支援交渉の進展期待を背景にリスクが回避された(リスクオン)とするドル売り円売りが強まり、具体的には、ドル/円、EUR/USD、EUR/JPYいずれも上昇しました。

ドル/円については、122.50超えでショートのストップロスが出たもようで、一時122.88近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、一時1.1216まで上昇後反落し、1.1150近辺で落ち着きました。

EUR/JPYは、一時137.28まで上昇後反落し、136.90近辺で落ち着きました。

ギリシャのEUに対する譲歩が、今まで積み上がっていたリスクヘッジのポジションの手仕舞いを誘ったものと思われます。

今週末にギリシャ問題が一応の決着を見る可能性はありますが、中国株については、まだまだ手離しでリスクが回避されたとは言えず、火種は来週に持ち越されるものと思われます。

ボリショイサーカス    

ボリショイサーカスは、有名なロシアのサーカス団ですが、熊などの猛獣たちの演技では、定評があります。

随分昔になりますが、ボリショイサーカスの猛獣使いがインタビューに応えて話してくれたことが、とても印象に残っています。

それは、猛獣たちの練習を一日たりとも欠かすと、彼らは演技をすっかり忘れてしまうということでした。

人間は、そこまですぐに忘れることはないにしても、遠からず当てはまるところがあります。

たとえば、私の場合、ジンクスがあって、1週間なりの休暇の後、マーケットに戻ってきたばかりの時は、必ずと言って良いほど相場観が全くあたらなくなっています。

つまりは、仕事を忘れて休暇を楽しんだのは良いのですが、感覚が完全に鈍くなってしまい、使い物にならなくなっているということです。

この状態を1日ぐらい経ると感覚が戻ってきますが、こういう時に、繰り返しの大切さを感じます。

繰り返しによって、感覚が研ぎ澄まされ、無意識のうちに次の相場展開が読めたり、前もってリスクから回避することができたりするようになれると考えています。

ですので、PCや携帯で一通貨ペアのレートを必ず毎日一回見るといった簡単なことからで良いと思いますので、繰り返しやってみることをお勧めします。

きっとお役に立つと思います。

繰り返しを長続きさせるコツは、決して無理をしないことです。

2015/07/10

ドル/円、ロンドンは売ってくるか?

ドル/円は、朝から買戻しが強まり上昇しました。

これで、ショートポジションの買い戻しが進み、ポジション的には、スクエア(ノーポジ)の状況になったものと思われます。

しかし、今日の場合、上げの過程で買い過ぎているもようで、昼過ぎ頃から上値が重くなってきています。

そして、これから参入してくるロンドン勢ですが、上がっているので、東京・アジア勢はロングと見て売ってくるものと思われます。

憶測と期待のマーケット

マーケットは、今度は、上海株の回復やギリシャ問題解決への期待から、リスクが回避されたとするリスクオンからのドル売り円売りを始めているように見えてなりません。

そして、それにより、EUR/USDのロング、ドル/円のロングが溜まってきているように思います。

ただ、上海にしてもギリシャにしても、実際に解決したわけではありません。

単に、憶測と期待だけで動いている相場に過ぎませんので、期待がはがれれば、反落することは避けられないと思います。

ドル/円、やや緩む

早朝、ギリシャ提案が、欧州委員会の案に類似していることから、妥結は近いという憶測を呼び、リスクオン(ドル売り円売り)になったもようです。

しかし、東京オープンと共に。ドル/円の売り(円買い)が、強まった感じです。

輸出企業の売りが出ている可能性があります。

ただし、5時間移動平均線といった短期戦はまだ上向きのため、まだすぐには落ちないかもしれません。

上も重いドル/円

ニューヨークダウは、前日急落した上海株の下げ止まりを受けて買い戻しが入り、前日比33.20ドル高の17,548.62ドルと小反発して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、上海株の急反発を受けリスク回避が一服して上昇し、暫定値ながら前日比0.107%上げて2.300%で引けました。

原油価格は、上海株の急反発を受け、買戻しが優勢となり、前日比1.13ドル高の52.78ドルで引けました。

金価格は、上海株の急反発を受け、逃避買いが後退し、前日比-4.30ドル安の1,159.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、東京での断続的な戻り売りに、ショートになったもようで買戻しが強まり、一時121.57近辺まで上昇したものの、121.50以上の売りも引かず、その後、小緩んで横ばいとなりました。

EUR/USDは、一時1.1125近辺まで上昇したものの、エストニア中銀のハンソン総裁が 「ギリシャのユーロ離脱の可能性は、否定できない」と述べたことから反落となりましたが、さらにニューヨークに入り、1.0091近辺まで下げました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて下げ、一時133.01近辺をつけました。

ドル/円は、東京からロンドンに掛けて、買いが引かず、122.00近辺までの反発によってショートカバー(買戻し)しないと反落もないと見ましたが、121.50以上の売りが引かず、頭が抑えられました。

ドル/円は、今度は、反落の可能性があると見ています。

2015/07/09

今日のドル/円

今日のドル/円を見ていますと、人間の習性なのですが、下がっている間は売れないものですが、下げ止まると、戻り売りが出ます。

また、それは決して、ひとりではなく、多くのマーケット参加者が同じように戻り売りをするため、非常に短期間でショートポジションが膨らむことになります。

これにより、下がらなくなり、ジリ高となります。

そして、上がると同時に新たな戻り売りも出てきますので、上がっても上がっても、ショートは切れず、それが今となっても続いているため、高止まりとなっています。

沈黙のECB

FRBはドル高懸念を言及するのに、ユーロをコントロールしているECBが、最近全くユーロについて発言していません。

たぶん、ECBとしては、ユーロ安を放置し、ここにきて景況感が良くなってきているユーロ圏経済を後押ししたいものと思われます。

FRBはドル高を望ます、一方、ECBはユーロ高を望まないという、両者の均衡を図るとするなら、それはEUR/USDがレンジ相場になってくれれば良いわけで、FRBがドル高がいやだといっても、ECBは何も言わないということが、相場の均衡を生んでいるのではないかと見ています。

したがって、EUR/USDがレンジ相場になるという選択肢もあるのではないかと、現在考えています。

ドル/円、目先は揉み合いか

ドル/円は、輸入企業か、機関投資家、あるいは一部投機筋が、値頃感から買ってきているようです。

ただし、上は上で、戻り売りが投機筋から出ているものと思われ、売り買いにらみ合いというところです。

昨日のサポートであった121.25近辺の25日移動平均線は、今やレジスタンスに変わっています。

120.62近辺の120日移動平均線は、まだ日足の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)では割れていませんので、依然としてサポートになっています。

あとは、これからどちらのポジションに偏るかですが、偏った逆に相場は進むものと見ています。

ドル/円、まだ下落途上か

ニューヨークダウは、上海株の下落を嫌気したことや、ニューヨーク証券取引所がシステム障害で約3時間半にわたり取引を停止したことも投資家心理を悪化させ急落し、前日比261.49ドル安の17,515.42ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、上海株の下落に加え、公表されたFOMC議事録で利上げに慎重姿勢が示されたこともあり低下し、暫定値ながら前日比0.062%下げて2.196%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で在庫が増加したことから売りが優勢になり、前日比0.68ドル安の51.65ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが上げたことを受け、買いが強まり、前日比10.90ドル高の1,163.50ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ドルの買い支えとなっていた貿易赤字が大幅に縮小しているという状況に、上海株の急落というきっかけを得て、急落した格好です。

値頃感からの買いは出るものと思いますが、まだ下落の途上にいると見ています。

引きつけて、戻り売りが良いように思います。

EUR/USDは、確かに上がりましたし、上げ余地はまだありますが、レンジ相場の域は脱し得ないと見ています。

EUR/JPYは、下落過程にありますが、目先、133.43近辺にある90日移動平均線のサポートをしっかり、割り込む必要があります。

2015/07/08

水上紀行の為替相場予報のご案内(2015/07/08)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「主要通貨:長引くギリシャ問題へのトレード上の対応は?」です。

毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://www.triauto.jp/marketblog/2015/07/m8.html

下がるか?ドル/円

財務省は、今朝、5月の国際収支状況(速報)を発表し、うち貿易収支は473億円の赤字と、前年同月の6987億円の赤字から大幅に改善しました。

昨年の7月以来、大幅な原油安になり、貿易収支自体には、昨年の暮れ頃から赤字幅縮小が顕著になり、今年3月には、小幅ながら黒字になり、そして5月は赤字と言っても小幅で、昨年同月と比較すると、単月ながら15分の1まで減少しています。

昨年7月の原油価格の急落以降、既に丸一年が経ち、貿易赤字も顕著に赤字幅が縮小してきている以上、貿易赤字によるドルを買い支える力はなくなっているものと思われ、後は、どのタイミングで下落するかを待つだけになっているように思います。

下落の開始は、もうそう遠くはないように思っています。

まだまだ、リスクがいっぱい

ドル/円、EUR/USDのチャートを見ていますと、まだ下が固まっていない格好をしています。

リスク回避の、ドル買い円買いだと思います。

ただし、EUは、11日(土)財務相会談12日(日)に首脳会議を行い、そこで何らかの結論が出るもようです。

11日、12日が週末だということで、それを考えると、オーバーウィークエンド(週末越え)のポジションは、極力減らすかスクエア(ノーポジ)にすることが賢明かと思います。

EU、ギリシャに怒る   

EUは、ギリシャに交渉の期限を12日と言明したもようです。

また、今まで、離脱の規定がなかったものも、作るようです。

要は、もう離脱を前提で、EUは動き出しているもようです。

ギリシャは、EUを相当怒らせたということだと思います。

今後、リスク回避のドル買い円買いが主流か

ニューヨークダウは、欧州株安に加え中国株の売りが先行したことから売られたものの、ユーロ圏の首脳会議が12日に開催されると伝わると買いが優勢になり、前日比93.33高の17,776.91で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、前半ギリシャと中国の不透明感から低下したものの、後半はギリシャ合意の期待感から下げ幅を縮小し、暫定値ながら前日比0.029%下げて2.256%で引けました。

原油価格は、ギリシャ情勢が依然不透明な上、中国株も下落が続く中、前半は続落したものの、後半は買戻しが優勢となり、前日比0.20ドル安の52.33ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比20.80ドル安の1,152.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円、EUR/USD、EUR/JPY、いずれも売られ、ドル/円122.01近辺、EUR/USDは1.0916近辺、EUR/JPY133.51近辺をつけました。

しかし、その後、ギリシャが、新再建案を翌日提出することが伝わると、各通貨ペアは買戻しとなり、ドル/円122.65近辺、EUR/USD1.1052近辺、EUR/JPYは135.43近辺まで反発後、やや軟化しました。

昨日は、結局戻しはしたものの、今後の相場の方向性が、リスク回避のドル買い円買いになる可能性を示唆したものと思われ重要です。

2015/07/07

わが痛恨のレンジ相場

日足のドル/円を見ても、EUR/USDを見ても、思うことは、レンジ相場になってくれるなよと思います。

昔、相場には、トレンド相場とレンジ相場があり、私はもともと、滅法トレンド相場に強かったものの、レンジ相場には弱く、レンジ相場にはかなり慎重になりました。

トレンド相場で、ただロングポジションを持ち続けることによって、大儲けしましたが、その後、その相場がこれからも続くと思ったところで、誤算が生まれ、たった3円幅しか動かないレンジ相場で、物も言えないほどの損失を出しました。

それから、3ヶ月間の沈黙の末、満を持して、次の相場がトレンド相場だと賭け、そして、たまたまの偶然で、その大きな損失を埋めることが出来ましたが、この時、うれしいより、自分がいかに阿呆だったかと思うばかりでした。

こまったギリシャ

これまで、ギリシャは、債務不履行(デフォルト)して、ユーロも離脱し、ユーロ圏にとっては、目の上のたんこぶがなくなり、そして加えて、ユーロ圏の景況感も良いことから、EUR/USDは大きく反発すると見てきました。

しかし、昨日の国民投票で、緊縮策反対に国民の6割もの支持を得たことで、ああこれは、私のストーリーは、近日中に日の目を見ることはないと思いました。

言ってみれば、借金で首が回らなくなっているのだから、節約したらと言えば、節約なんかしたら苦しいからだめ、それよりも、借金を棒引きしてくれないか。

その方が、お互いのためになるとまで言う始末で、まさに、「盗人、猛々しい(たけだけしい)」ばかりではないかと思われます。

ドル高、再来の可能性

ギリシャとEUなど債権団との関係は、泥沼化していきそうで、そうなるとEUR/USDは下落(ドル高)を再開する可能性があります。

一方、昨日、ギリシャの国民投票で反対派に勝利となったことで、日経平均が大幅に下げましたが、本日は持ち直していることから、ドル/円も反発気味です。

ドル/円の121円台はかなり買いがあるもようです。

また、9月米利上げ説も、根強いようですので、ドル/円の買いは出きやすいようです。

気がつけば、戻り売りか

ニューヨークダウは、ギリシャが前日実施した国民投票で、EUなどが金融支援の条件として要請した財政緊縮案への反対票が6割を超えたことから、ギリシャの債務問題への警戒感が強まり、前週末比46.53ドル安の17,683.58ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ギリシャの国民投票を受け逃避買い(利回り低下)が出て、暫定値ながら前週末比0.094%下げて2.289%で引けました。

原油価格は、ギリシャの債務問題への警戒感が強まったことや、中国株の不安定な動きから押し下げられ、前週末比4.40ドル安の52.53ドルで引けました。

金価格は、ギリシャの債務問題への警戒感が強まったことや、中国株の不安定な動きから、リスクを回避しようと買われ、前週末比9.70ドル高の1,173.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、123.00を試す動きが、ロンドンとニューヨークと続きましたが届かず、その後122.33近辺まで反落しました。

EUR/USDは、ニューヨークオープン直後、一時1.1002近辺まで下げましたが、1.1000を割り込むことはできず、1.1091近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、135.00から136.00近辺で、往ったり来たりでした。

ギリシャの国民投票の結果が出たばかりのため、落ち着きのない展開でした。

ただし、ドル/円にしても、EUR/USDにしても、週足ベースで見てみますと、決して強くはなく、むしろ今後下落する可能性の方が高そうです。

いずれも、基本スタンスは、戻り売りで良いように思います。

2015/07/06

EUR/USD、試すか二番底

EUR/USDは、25週移動平均線が依然下向きである以上、週足の方向性は、二番底を試しに行くのではないかと、改めて考えています。

これは、財政緊縮策への反対が賛成を大きく上回り、ギリシャ政府は今後、EU側に対し、追加の支援を強く求めていくとみられます。

しかし、協議は相当難航が予想され、それは、新たなユーロ売りを誘うことになるものと思われます。

個人的には、二番底をしっかり形成した上で、反発に転ずるというストーリーを考えています。

ドル/円、買い方向の資金の流れは継続的にあるのか

ドル/円は、シドニータイム、ギリシャのチプラス政権が推す財政緊縮策に反対が賛成を大きく上回ったことから、リスク回避の円買いで、121.85近辺まで緩みました。

しかし、そこから、本邦個人投資家層の押し目買いが大きく出た上に、ショート筋の買い戻しもあり、122.59近辺まで大きく反発しました。

先週金曜のニューヨーククローズが122.86ですから、まだ窓は埋まってはいないものの、現在も高値圏を維持しています。

ただし、レベル感だけで買っているマーケット参加者が増えるということは、下がりやすいということを意味しているものと思われ、警戒が必要です。

 

今後のギリシャ

ドル/円は、早朝の122円割れは、本邦個人投資家層が、積極的に買ったため、値を戻しているようです。

ギリシャについては、EUは、今後スペインの総選挙もある関係で、譲歩することはできず、相手にしなくなるものと見られています。

また、EUには、ユーロ離脱の規定がなく、ギリシャはEUに居座るものと思われます。

しかし、対外支払いは先細りであり、今後、ギリシャ国民の批判は、EUから、チプラス政権に移る可能性があります。

財務相、勝利宣言

ギリシャ財務相が、反対で勝利宣言しました。

シドニーでは、ドル/円も、EUR/USDも、EUR/JPYもやや下げています。

日本時間午前5時06分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 121.82-90(122.86)
EUR/USD 1.0900-056(1.1118)
EUR/JPY 136-47-59(136.53)

ギリシャ国民投票、反対優勢

ギリシャ内務省が日本時間午前4時発表したところによりますと、開票率58%余りで緊縮策に反対が61%に上り、賛成を大きく上回っています。

シドニーでは、ドル/円も、EUR/USDも、EUR/JPYも下げています。

日本時間午前4時54分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 121.88-93(122.86)
EUR/USD 1.1013-18(1.1118)
EUR/JPY 136-47-59(136.53)

2015/07/05

これからの展開は(2015/07/05)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、引き続き反発気味でした。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

今回は、6月30日分になりますが、7月5時点で、アップデートされていません。

適宜、上記URLにてご確認をお願い致します。

【ご参考】

前回6月23日分は、以下の通りです。

6月23日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング67,867枚vsユーロショート167,173枚、ネットユーロショート99,306枚(前回89,357枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング39,019枚vs円ショート126,736枚、ネット円ショート87,717枚(前回ショート116,286枚)です。

さて、今週ですが、明日(月曜)未明に判明する、EUなどが金融支援の条件としている財政緊縮策の受け入れの賛否を問うギリシャの国民投票次第です。

今のところ、賛成と反対が拮抗状態で、予断を許さない状況です。

投票結果は、明日6日未明にはわかるようですが、その直後のマーケットがどのような反応するか予測するのも大事ですが、それはもういろいろな方が予測しているものと思われますので、もう一歩引いて、週足ベースで今後を見てみたいと思います。

まず、注目のEUR/USDですが、週足では、25週移動平均線が1.1098近辺まで下りてきて、依然として下を向いていることで、EUR/USDの反発を抑えられており、たとえ反発しても、1.1400近辺を上抜くのは、難しそうです。

それよりも、25週移動平均線が依然下向きである以上、週足の方向性は、二番底を試しに行くのではないかと思われます。

これで、一番底である3月13日の安値1.0463が割れて続落するか、二番底をしっかり形成できたら反発するのかのどちらかだと思います。

また、ここから、直接上がることも、国民投票の結果いかんでは、考えられますが、5月15日の高値1.1468近辺を上抜くには、かなりのパワーがいると思います。

以上、3種類のパターンの中では、個人的には、二番底をしっかり形成した上で、反発に転ずるというストーリーを考えています。

なぜなら、二番底をしっかり作らないと反発力も出ませんし、しかし、ユーロ圏の景況感が良くなってきている以上、二番底を割って、続落することは難しいように思います。

また、直接上昇には、既に申し上げましたように、相当のパワーが必要だと思われ、いったん下げて、ショートが膨らんでからの反発の方が、現実的ではないかと思います。

次に、ドル/円ですが、5月28日にそれまでのレンジ上限であった122.04を上抜き、週足でも実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)で122.04を上抜きました。

そして、6月5日には125.86の高値をつけました。

しかし、そこからは反落し、6月30日には、一時121.93をつけました。

確かに、依然として130円をめざすという見方も多いようですが、個人的には、原油安に伴う貿易赤字の大幅減によって、ドルの買い圧力が弱まり、2012年からの上昇トレンドは、最後に近づいているものと見ています。

しかし、だからといって、一転急落ではなく、119.50~124.50近辺での上下動がしばらく続けるのではないかと見ています。

そして、その後、結局は、貿易赤字の大幅減が効いてきて、ドルの反動安になるものと見ています。

EUR/JPYについては、確たる方向性はありませんが、上記のように、EUR/USDとドル/円がそれぞれに上下すると、それに連れて上下するとは思います。

しかし、今の相場はドル中心だと思われますので、レンジが続くものと思います。

2015/07/04

月曜早朝待ち

ニューヨークダウ、米国債10年物利回り、原油価格、金価格は、米独立記念日の振替休日であったため休場でした。

為替相場は、5日(日)にギリシャの国民投票を控えて、一時リスク回避の円買いが強まりました。

しかし、その後は、調整色強まり円安方向にやや戻しました。

とにかく、国民投票の結果が出ないと、始まらない感じです。

大英帝国の末裔達 

各為替市場の中で、ロンドン市場が最大であることは、既にご存知のことと思います。

ロンドン市場で最も多く参加しているのは、もちろんイギリス人ですが、ロンドン市場に限らず、世界各地で活動するイギリス人を目にすると、彼らはやはり大英帝国の末裔(まつえい)だと思います。

UAE(アラブ首長国連邦)のドバイの投資顧問会社でも多くのイギリス人が働いていますし、日本でも金融関係で多くのイギリス人を目にします。

また、ケニヤ生まれのケニヤ育ちのイギリス人にも会ったことがありますが、要は、彼らの頭の中の世界のスケールは、日本人が思う世界のスケールより小さく、だからこそ世界各地で全く自然に活動しているのだと思います。

それは、世界中に植民地を展開し「日の沈まぬ国」と呼ばれた大英帝国が、現代のイギリス人に残した財産だと思います。

第2次大戦後、ほとんどの植民地は英国から独立していきましたが、人的なコネクションや商取引の交流は絶えることなく存在しており、単に英国をユーラシア大陸の西にある島国と捉えるのは現実的ではないと、個人的には考えています。

こうした何も無理せずワールドワイドに活動するイギリス人が多いことが英国の強みとなっているのに加えて、ロンドンの地理的優位性があるため、ロンドン外国為替市場が世界最大となるのは理にかなっていると思います。

今回は、英国について取り上げましたが、英国に限らず、世界を見ていく上でステレオタイプ(定型的な見方)にこだわらず、多角的に見ていくことが、通貨取引をする上で、大変重要だと思っています。

2015/07/03

月曜未明に、場外乱闘か?

今日は、確かに、ロンドンに入ると、ロンドン勢が投機的なEUR/GBPの売買をする可能性はあります。

しかし、基本的には、動かないのではないかと見ています。

尚、日曜のギリシャの国民投票の結果は、早ければ月曜の日本時間2時頃、あるいは4時頃には判明するもようで、月曜未明に場外乱闘がある可能性が高そうです。

場外乱闘とは、たとえば、月曜午前2時に、今とは全然違う300ポイントとか400ポイント離れたところで取引が発生することです。

激しい死に対する抵抗か

ドル/円は、先月末、121.93まで突っ込んだものの、そこから反発し、昨日には、123.71近辺まで上げました。

しかし、依然として、私は下を見ています。

ただし、過去3年半の間に、約45円も上昇したエネルギッシュなトレンド相場が終焉を迎えるには、それなりの時間が掛かると思います。

ある本で目にした、「死を目前とした時、生命体は激しく死に対して抵抗する」のようなものではないかと思います。

働き者の欧米系

ほとんど動意はありません。

今日のように米独立記念日でニューヨークが休場となると、それをエクスキューズ(言い訳)にして、何もやらなくなるのは東京です。

その点、ロンドンは、それでも、EUR/GBPなどで仕掛けて、マーケットを動かそうとします。

また、昔、「金曜の午後は、ニューヨークの連中はやらない。レイジー(怠惰だ)」と憤慨していたバンカーズトラスト、ニューヨークのドル/円ディーラーもいました。

欧米系は、働き者です。

やはり、注目は日曜日のギリシャ国民投票

ニューヨークダウは、発表された6月の米雇用統計では、失業率は2.3%(予想5.4%)、非農業部門雇用者数は22.3万人(予想23.3万人)となりました。

しかし、週末のギリシャの国民投票に向けてポジション調整が優先され、前日比27.83ドル安の17,730.08ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米雇用統計及び連休前の調整でやや下げ、暫定値ながら前日比0.038%下げて2.384%で引けました。

原油価格は、非農業部門就業者数の伸びが、予想を下回ったことから、買いが先行したものの、その後売りに押され、前日比0.03ドル安の56.93ドルで引けました。

金価格は、一部ではギリシャに関する協議再開に向け楽観的な観測もあり、リスクが回避されたとして売られ、前日比5.80ドル安の1,163.50ドルで取引を終えました。

為替相場では、発表された米雇用統計では、非農業部門就業者数の伸びが予想を下回り、これを受けて、発表前123.75近辺まで買い上げられていたドル/円は、122.96近辺まで反落後、安値圏を維持しました。

EUR/USDは、米雇用統計発表後上下しましたが、その後は横ばいでした。

EUR/JPYは、ジリ高推移でした。

結局、日曜にギリシャの国民投票を控え、やはり中途半端な米雇用統計です。

今日は、米国は独立記念日の振替え休日です。

ニューヨークは、お祭り気分の花火大会で終えると思います。

2015/07/02

危険な週末

今日これからのロンドンタイムでは、いつものイベント前のEUR/GBPに仕掛けが入ったり、あるいは、ドル/円の先週末から今週月曜に掛けてできた窓を埋める動きが出るかもしれません.

しかし、今日の米雇用統計に向けてのポジション調整は、全体的には一巡したように思われます。

また、今日は米雇用統計、明日は夏休みを告げる米独立記念日のお休み、5日(日)はギリシャの国民投票と続きます。

このように、イベントが続く時に良くあることですが、どのイベントにもピントを合わせきれず、総じてピンボケになってしまうことがあります。

しかも、日曜日は、ギリシャの国民投票ですから、おちおちポジションを持ってオーバーウィークエンド(週越え)などできません。

ドル高の理由

今日のドル高の理由としては、まず昨日発表されたADP雇用統計など米経済指標が良かったことから、本日の米雇用統計も良いだろうということが上げられます。

さらに、5日(日)のギリシャの国民投票も、結局うまくいくという、楽観論からドル買いになっているもようです。

また、ドル/円については、122円割れを狙ったショートがまだ切れていないようです。

ドル/円は、先週金曜のニューヨーククローズである123.89と月曜のシドニーオープンの122.74近辺との間に窓が開いていますので、これを埋めようとする動きが強まる可能性があります。

ドルは全般に買い気

ドル/円の買い気の強さが、気になりました。

クロス円は、多少強めではありますが、このドル/円の買い気には関係していないようでした。

結局、全般にドル買いが強いことから、ドル高によるものと思われます。

問題は、なぜ今ドル高なのかが、なぞです。

週末に向けて、いろいろ

ニューヨークダウは、ギリシャとEUが共に交渉継続に含みを持たせたことや、発表された6月のADP雇用統計23.7万人と予想の21.8万人を上回ったことから翌日の米雇用統計に対する期待が高まり、前日比138.40ドル高の17,757.91ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ADP雇用統計が予想を上回ったことから上昇し、暫定値ながら前日比0.072%上げて2.426%で引けました。

原油価格は、発表された週間在庫統計で、在庫が予想に反して増加したことを受けて大幅安となり、前日比2.51ドル安の56.96ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落を受けて下げ、前日比2.50ドル安の1,169.30ドルで取引を終えました。

為替相場では、ADP雇用統計が予想より良かったことや、ギリシャ情勢をめぐる楽観的な見方が強まり、ドルは買われ、ドル/円は123.24近辺まで上昇、EUR/USDは1.1042近辺まで下げ(ドル高)ました。

EUR/JPYは、EUR/USDの下げに連れ、136.03近辺まで下げました。

今日は米雇用統計、そして、明日が夏のホリデーシーズンを告げる米独立記念日となります。

今日の米雇用統計で一定の方向性は示されても、明日は全米各地で花火大会(Fire Work)が行われるなどお祭り気分が高まり、そして、週末日曜にはギリシャの国民投票へとつながるわけで、正直に言って、ポジションを長くはホールド(保有)しづらいものと思われます。

従って、今日は、うまく波に乗れたとしても、週内では手仕舞っておいたほうが良いように思います。

2015/07/01

水上紀行の為替相場予報のご案内(2015/07/01)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「ドル/円:機関投資家の再来が、為替相場にもたらすもの」です。

毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

ドル/円、戻り売りでショートか

ドル/円は、戻り売りをしてしまったようで、下がらなくなってしまいました。

どうしても、戻りの過程に入ると戻り売りが出やすく、そして、現在122.40までも下がらなくなっていることに、ロンドン勢が気づけば、買い上げてショートスクイズ(ショートポジションのあぶり出し)しようとするものと思われます。

ただし、これで、下攻めが終わったわけではないと思っています。

しかし、明日には米雇用統計も控えている状況では、新規に攻めるよりも、既存ポジションを整理するほうが優先されるものと思われます。

下が堅いから買っていないか?

昨日の、ロンドン・ニューヨークでの122.00割れトライを見ますと、かなりの買いが下で待っていることがわかります。

そして、マーケットが、下は堅いから買いだと、心変わりしてきているようです。

実際、今日の東京オープン以降、下は堅いと悟って、買い始めているように思われます。

この心変わりがあってこそ、マーケットがロングになり、下の岩盤を潰すエネルギーが出てくると見ています。

 

ドル/円、もっと反発しても良さそうなものだが

ドル/円は、昨日、ロンドンタイムとニューヨークタイムに、二度も122.00割れを試して失敗し、それなりにショートになったものと思われます。

しかし、戻りも限られています。

つまり、上値も重いということではないかと思います。

EUR/USDは、やや緩んでいますが、崩れる感じはありません。

宙ぶらりん

ニューヨークダウは、世界的な株安に一服感が出て、前日比23.16ドル高の17,619.51ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ギリシャ懸念もやや後退し、ニューヨークダウも落ち着いてきたことから下げも一服し、暫定値ながら前日比0.024%上げて、前日比2.348%で引けました。

原油価格は、イランと米欧など6ヶ国が核開発問題を巡る交渉期限を1週間延長したことで、イランからの供給増加に対する警戒感が後退し、前日比1.14ドル高の59.47ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの戻り売りに押され下落し、前日比7.20ドル安の1,171.80ドルで取引を終えています。

為替相場では、ドル/円は、122.00割れをロンドンでも、ニューヨークでも試しましたが、結局、昨日のところは輸入企業や生保等などの機関投資家の買いを潰せず、やや反発して引けました。

まだまだ、下値をたたいて攻めるのは、時期尚早のようです。

戻りを売り、下がれば買戻しを繰り返しながら、下方向への突破のタイミングを待つことではないかと思います。

EUR/USDは、未だにギリシャの状況が宙ぶらりんのため、はっきりとした方向感はありません。

尚、フィッシャーFRB副議長が、ドル高に対して強い懸念を繰り返したもようです。

この発言は、特に、EUR/USDを対象としているものと思われ警戒が必要です。

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