月末の乱高下
ニューヨークダウは、方向感の乏しい中、小幅続落し、前日比55.52ドル安の17,690.46ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、4~6月期の米雇用コスト指数が弱い内容だったことを受け、9月の利上げ期待が後退し、暫定値ながら前日比0.072%下げて2.187%で引けました。
原油価格は、過剰供給懸念が拭えず続落し、前日比1.40ドル安の47.12ドルで引けました。
金価格は、4~6月期の米雇用コスト指数が弱い内容だったことを受け、FRBによる金融引き締めへの警戒感が和いだことから買いが入り、前日比6.40ドル高の1,095.10ドルで取引を終えました。
為替相場では、4~6月期の米雇用コスト指数が弱い内容だったことをきっかけに、124.37近辺まで強含んでいたドル/円は、123.52近辺まで反落した後、123.90近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、ミューヨークオープン直後から買われ、一時1.1113近辺まで上昇したものの、高値をつけた後反落となり、1.0965近辺まで下げました。
EUR/JPYは、EUR/USDに追随して上下しました。
月末の薄いマーケットでの乱高下でした。
しかし、この激しい売り買いにあまり深い意味はないものと見ています。