ロンドン勢も素直にドルを買うのか?
ロックハート・アトランタ連銀総裁が、9月の利上げ開始に前向きな認識を示したしたことを受けて、東京でドル/円上昇、EUR/USD下落したことが、どうにも気になります。
東京は、単にロックハート発言を受けてドル高になった前日のニューヨークの延長線上にいるだけで、このまま、ロンドンもそれに素直に乗ってくるとは考えにくいように思えるからです。
なぜなら、ロンドン勢は、東京タイムに買われていたら、それは東京・アジア勢はロングになっていると見て売ってきますし、逆に東京タイムに売られていたら、東京・アジア勢はショートになっていると見て、買ってきます。
なぜなら、彼らは、自分の売り買いが相手の利食いに充てられることを、プロフェッショナルとして極度に嫌うためです。
« EUR/USD、ロンドンのショートスクイズに警戒 | トップページ | 水上紀行の為替相場予報のご案内(2015/08/05) »