米雇用統計を控えて
金曜に、米雇用統計が発表されますので、その前哨戦とも言える今日発表される民間部門の雇用統計であるADP雇用統計と明日発表される週次の新規失業保険申請件数に注目です。
ただし、いつもいつも、みっつの指標が同じ傾向を示すというわけでなく、食い違うこともありますので、その点は、前もってご了解ください。
大事なことは、雇用統計以前に、マーケットがADPと新規失業保険申請件数を見ることによって、雇用統計に対してどういった期待を持つのか、たとえば、強い数字を期待するのか弱い数字を期待するのかを読むことです。
そして、どういうポジションにマーケットは偏るのかを推理することが大事だと思います。